にこ「アイドル整体師になるわよ!」 真姫「誰が?」
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にこ「…ふーん?」パラパラ
希「どうしたん?」
にこ「ん?いやね、アイドル専門のマッサージってのがあるみたいなのよ」
真姫「?」
にこ「ホラここ、えーと…ダンスで使う筋肉を、的確に揉みほぐし……整体…きんぐん?を……」
絵里「つまり、アイドル活動で使うところを重点的としたマッサージって事ね」
にこ「そうそう」 絵里「ふぅん…いろいろなお仕事の人がいるのね」
希「ウチがそういうの覚えてたら、皆にやって上げれるのになぁ」ワキワキ
真姫「ちょっと///」
にこ「でっしょー? にこも今そう思ってたワケよ!」
希「え?」
にこ「んでー、ここよ、コレ!」
真姫「…セミナー?」
にこ「調べたんだけどー、整体師ってのはこの講習受ければ誰でもなれるらしいのよ」
希「へぇ」 にこ「っていうワケでー、誰かこのセミナー受けてみない?」
希「一人だけなん?」
にこ「そーじゃないけど、参加費…受講料って言うの? が結構取られんのよ」
絵里「受講料14000円……それぐらいなら、部費から捻出してもよさそうね」
にこ「そうそう、やっぱ本格的なアイドル活動には必要だと思うワケよ、UTXなんかじゃ専門スタッフが付いててー…」ペラペラ
希(にこっち相当憧れてるんやなぁ) 真姫「それで、誰が行くの?」
絵里「そこはやっぱり、部長のにこじゃない?」
にこ「ぬぁに言ってんのよ!にこが覚えたら、肝心のにこが受けられないでしょー?」
絵里「えぇ…」
希「うーん、ま、それは置いといても、にこっちには向いてないかもなぁ」
にこ「? 何でよ」
希「えりち、ホラ」
絵里「?」
希「ほら、握手握手♪」
にこ「?」
絵里「…あぁ」 にこ「ふにいいいい!!!」グググ
絵里「これで力入れてるの?」
にこ「っは! ハァ!?アンタこそやせ我慢なんかしなくていいのよ!」
絵里「…」
にこ「んぎぎぎぎぎ!!!」ググググ
絵里「…確かに、マッサージをするには致命的ね」
にこ「っはぁ、はぁ…」グッタリ
真姫「……」
希「せやろ?ここはやっぱりウチが―――」
絵里「……」ポワンポワンポワワーン
〜〜〜〜〜〜
希「♪」モミュ
絵里「ひゃっ///」ビクン
希「ホラえりち、マッサージやからw 動かないでリラーックスー♪」モミモミ
〜〜〜〜〜〜
絵里「……希は余計な事しそうだからダメね」
希「えー?」 絵里「…でも、そうね」
にこ「?」
絵里「私としては、できれば真姫達に講習を受けてきて欲しいわね」
真姫「えっ?」
絵里「だって、私達が覚えても来年には卒業してしまうでしょ?」
希「そやね」
絵里「それに、講習を受けるだけで施術ができるようになるって言うなら……」
にこ「あー、真姫ちゃんに聞いてきてもらえれば、そっから皆が襲われるってワケね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています