千歌「>>3で廃校を阻止するのだ」
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鞠莉「とにかく、これはもう決定事項だから…」
鞠莉「アナタたちはそこで大人しくしていることね」
バララララララララ…
鞠莉「…Sorry、迎えのhelicopterが来てしまいマシタ」
千歌「ま、待ってよ鞠莉ちゃん!!」
ダイヤ「まだ話は終わっておりません!」
鞠莉「Ciao〜!」
バララララララララ… 果南「鞠莉……」
梨子「一体どういうことなんだろう…」
千歌「鞠莉ちゃん…本気で言ってるのかな…?」
曜「とりあえず学校に行ってみよう!」 ―浦の星女学院・校門前―
千歌「着いた!」
梨子「あれ…校門の前に誰かいる?」
千歌「誰だろう…」
守衛A「………」
守衛B「………」 ダイヤ「見覚えのない方ですわね…」
善子「だ、誰よアレ…」
梨子「見て…銃を持ってる!」
善子「ど、どうせモデルガンでしょ…?」
ダイヤ「いえ、あれは実銃ですわね」
善子「ひぇえ…てゆーかなんでわかるのよ…」 果南「鞠莉の差し金だとしたら……小原家の犬か…」
ダイヤ「その可能性が高いでしょうね」
聖良「では、正面突破は厳しいですね…」
ダイヤ「聖良さん、裏門を確認してきていただけます?」
果南「え、多分もう抑えられてるんじゃない?」
ダイヤ「念のため、ですわ」
聖良「わかりました、皆さんはここで待っていてください」
善子「いや、生徒なんだからコソコソしなくても入れてもらえるんじゃないの?」
果南「蜂の巣になりたいなら行ってくればいいんじゃないかなん」
善子「」 千歌「鞠莉ちゃん…本気なのかな?」
千歌「本気で浦の星を…なくすつもりなの?」
曜「千歌ちゃん…」
梨子「だとしたら目的は何?」
千歌「果南ちゃんたち何か知らない?」
果南「さあね」
ダイヤ「鞠莉さんはわたくしたちにさえなかなか心を開いてくれませんでしたから…」 果南「でも…鞠莉はいつでも私たちより一歩先のことを考える。そういう子だよ」
千歌「じゃあ…何か考えがあって?」
ダイヤ「それは…わかりませんわね」
聖良「裏門、見てきました」
果南「ご苦労様、どうだった?」
聖良「駄目ですね、あっちも武装した見張りが数名」 千歌「ねぇ、本当に正門から入れないのかな?」
果南「やめたほうがいいね」
千歌「でも…鞠莉ちゃんは同じ浦の星の仲間だよ?」
千歌「仲間を傷つけるようなことするかな?」
ダイヤ「それは…」 果南「うん、可能性にかけてみるってのは嫌いじゃないよ」
千歌「果南ちゃん!」
果南「でも危険だから、行くのは私一人」
果南「ダイヤ、聖良…もしものときはみんなのことよろしくね」
ダイヤ「ええ」
聖良「」コク ――――――――――
果南「………」
守衛A「……止まれ」チャキッ
果南「は〜い」
守衛A「貴様…ここの生徒か?」
守衛B「………」
果南「そうだよ」
果南(なんかじろじろ見られてる……) 守衛A「悪いが学校はしばらく休校だ、お引き取り願おう」
守衛B「こちらレイブン1…侵入者の特徴は…」ツウシン
果南(もう一人…何処かと会話してるな…)
守衛A「聞いてるのか?」
果南「ああ、うん」
守衛B「…了解……」スッ
果南(あの手…何かのサイン?)
守衛A「…!」
守衛A「娘、動くなよ」
果南「はぁい」
果南(何が狙いなの…?)
キラッ…
果南(ん…校舎の屋上らへんで何か光っ)
バスッ バスッ
果南「」
どさっ…
ルビィ「ぴっ……!」
梨子「ぅ…撃たれ…」
千歌「果南ちゃ…むぐぅっ?!」
ダイヤ「しっ!声が大きいですわよ!」 守衛A「そっちにも誰かいるのか?!」
聖良「気づかれました、皆さん逃げましょう」
曜「でっでも果南ちゃんが」
ダイヤ「いいから早く!」
守衛B「……」ジャキ
バババババババ!!!
ルビィ「本当に撃ってきたぁ?!」
花丸「死にたくねぇずら〜!!」
善子「い〜や〜!!!」
――――――――――
ダイヤ「全員揃っていますか?」
梨子「はい…」
ルビィ「なんとか…」
聖良「追っては来ないようですね…」
ダイヤ「ひとまずは安心といったところでしょうか…」 梨子「千歌ちゃん…曜ちゃん…」
千歌「だ…大丈夫…」
曜「うん……」
梨子「無理しないで…辛いの、わかるから」ぎゅっ
曜「っ……」
善子「千歌…ヨハネがついてるからね…」ぎゅっ
千歌「よっちゃん…ぅっ…」 ダイヤ「果南っ……わたくしたちがいながら…!」
聖良「私たちは向こうの罠にまんまと引っ掛かったみたいですね…」
花丸「罠?」
聖良「ええ。果南も私たちも、正門の守衛に気をとられていましたが…」
聖良「その隙に屋上に配置されたスナイパーが果南の心臓を撃ち抜いた」
聖良「実に用意周到ではないかと」 ダイヤ「とにかく、果南を欠いてしまったのは痛いですわね…」
聖良「これは厳しい勝負になりそうです…」
――――――――――
果南「…………」
果南「……んっ…」
鞠莉「Goodmorning、果南❤??」
果南「鞠莉…」
鞠莉「相変わらずバケモノじみた生命力ね」
果南「どうも」 鞠莉「会えて嬉しいわ…果南…」
果南「私を生かしておいてどうするつもり?」
鞠莉「あぁ…そんな怖い顔しないで」
鞠莉「私は皆をunhappyにしようとか…そういう考えで行動してる訳じゃないの」
果南「じゃあ何なのさ」
鞠莉「教えてあげてもいいけど…、ひとつだけ条件があるわ」
果南「なに?」
鞠莉「私のものになって…果南」 果南「…やだ、って言ったら?」
鞠莉「果南の可愛い幼馴染…千歌と曜って言ったっけ?」
果南「鞠莉っ!!」
鞠莉「ンーまだ名前を言っただけよ?」
果南「二人に手を出したら…どうなるかわかってる?」
鞠莉「あら、どうするの?」
果南「鞠莉…お前を潰す……っ…!?」ガクッ 果南「ぅあ…っ…あ゛ぁ…!!」ズキッ
鞠莉「あーぁ、まだ安静にしてないと」
果南「ぃ……た…ぁっ…!」
鞠莉「いくらアナタの生命力がモンスターでも、粉々になった骨はそうそう治らないわよ?」
果南「鞠莉…ぃ…」
鞠莉「もう一度だけ聞くわ果南…」
鞠莉「マリーのものになってくれる?」
果南「………」 曜「千歌ちゃん…ちょっといいかな?」
千歌「うん……」
曜「隣…座るね」
千歌「………」
曜「……」
千歌「わたしのせいだ……」
千歌「チカがあんなこと言わなきゃ…果南ちゃんは……!」
曜「………」
千歌「果南ちゃ…んっ……!」
千歌「うぅ…ヒック…グスッ……」 曜「…じゃあさ、やめちゃおうか」
千歌「え……」
曜「辛いなら…逃げてもいいんじゃない?」
千歌「ょぅ…ちゃ…?」
曜「千歌ちゃんは今まで十分すぎるくらい頑張ってきたし」
曜「今逃げたって誰も文句は言わない」
曜「責めたりもしないよ」 千歌「………」
曜「このまま果南ちゃんとお別れするのも…」
曜「学校がなくなるのも…」
曜「…しょうがないんだよ」
曜「だって私たちにはもうどうしようもないもんね」 千歌「やだ……」
曜「……」
千歌「そんなのやだよ…!」
曜「………」
千歌「わたし…諦めたくない!」
曜「…そう言うの、待ってた」
千歌「曜ちゃん……」 曜「千歌ちゃんは…どうしたい?」
千歌「わたしは…果南ちゃんを助けたい!」
千歌「それで、学校も…浦の星も守りたい!」
曜「決まりだね」
千歌「うん……!」
――――――――――
ダイヤ「はぁ………」
ルビィ「お姉ちゃん…」
ダイヤ「ルビィ…もう遅いわ、早く寝なさい」
ルビィ「うん…お姉ちゃんも…おやすみ」
ダイヤ「ええ、おやすみなさい」
ルビィ「…ルビィ…お姉ちゃんに無理してほしくないよ」
ダイヤ「……わかってるわ」
ダイヤ「ふぅー……」
ダイヤ(鞠莉の考えがさっぱりわからない…もやもやしますわ)
ダイヤ(…果南……無事でいて…)
ダイヤ「ん……電話…」
ダイヤ「…鞠莉さんから?!」 鞠莉『Hello、ダイヤっ💕』
ダイヤ「鞠莉さん…あなたいったいどういうつもりですの!?」
鞠莉『Oops、電話口で叫ばないで、耳がおかしくなっちゃう』
ダイヤ「またはぐらかして!」
鞠莉『どうどう…落ち着きなさいよ。今日は用件があってかけたの』
ダイヤ「…なんですの?」
鞠莉『果南、まだ生きているわよ』
ダイヤ「果南が…?…よかった……!」
鞠莉『電話、代わるわね』 果南『ダイヤ…聞こえてる?』
ダイヤ「果南っ!怪我は?無事なんですのね?」
果南『ダイヤ…ごめん…』
ダイヤ「謝らなくてもいいですわ…あなたが無事ならそれで…」
果南『私…みんなにはもう会えそうにない』
ダイヤ「は………?」 果南『…ダイヤと話すのもこれが最後になりそうだよ』
ダイヤ「どうして…何を言ってますの?」
果南『みんなと過ごせて本当に楽しかったな』
ダイヤ「バカ言わないでくださいまし…こんな…!」
果南『あ、そうだ…千歌と曜に言っておいてくれるかな?』
ダイヤ「果南さ……っ……!」
果南『私の幼馴染でいてくれてありがとう』
果南『これからも元気でね…って』 ダイヤ「っ………」
鞠莉『…お別れの挨拶は済んだかしら?』
ダイヤ「鞠莉さん…ッ!」
鞠莉『そういうことだから、あなたたちとはもうサヨナラ』
鞠莉『あ、でも…』
鞠莉『別れの挨拶くらいは…できるかもね?』
ダイヤ「!」
鞠莉『じゃ、淡島ホテルの最上階で待ってるから』
鞠莉『Goodbye、ダイヤ』
鞠莉『…あなたたちと浦の星で過ごした時間…短かったけど、楽しかったわ』
ダイヤ「待っ……」
《通話を終了します》
ダイヤ「………」
翌日・夜明け前
善子「ふあぁ…こんな時間に呼び出して…」
梨子「鞠莉さんから連絡があったっていうのは本当なんですか?」
ダイヤ「ええ。皆さんに伝えた通りですわ」
聖良「十中八九、罠でしょうけどね」
千歌「だからって果南ちゃんを見捨てられないよ!」
曜「鞠莉ちゃんに会って、果南ちゃんを取り返そう!」
ルビィ「千歌さん…曜さん…」
花丸「二人の気持ち、わかるずら!」 ダイヤ「皆さん、こんな時間にも関わらず集まっていただけたということは…」
ダイヤ「死地に赴く覚悟を決めてきた、ということですわね」
千歌「果南ちゃんを助けたいって…その気持ちだけで飛び出してきたの」
千歌「何ができるかわからないけど、何もしないで立ち止まってられないよ!」
曜「私も…千歌ちゃんと同じ気持ちだよ!」 聖良「ふふっ…果南が羨ましいですね」
ダイヤ「本当に。こんな友達思いの幼馴染を持って…」
善子「しょーがないわね!私の唯一無二のリトルデーモンの願い、叶えてみせようじゃない!」
梨子「どこまでお役に立てるかわからないけど…やります!」
ルビィ「がんばルビィ!」
花丸「マルも!」 ダイヤ「淡島まではこちらに用意した船で乗り込みますわ」
曜「操縦はおまかせヨーソロー!」
聖良「できれば太陽が上る前に…皆さん早く乗り込んでください」
ダイヤ「あ、花丸さんはこちらに残っていただけますか?」
花丸「ずらっ?」
ダイヤ「少し…やって頂きたいことがありますので」
🛥??🌊🌊
ノξソ`>ω◎´ハ6 「ンー…」じー
鞠莉「うふっ…来たみたいね…」
鞠莉「…聞こえるかしら?」
鞠莉「イェス!予定通り、やってちょうだい!」
千歌「曜ちゃん、どう?」
曜「うん、こんな暗い中運転するのはじめてだよ」
梨子(無免許運転なのはもうツッコまないからね…)
ルビィ「…何か、聞こえない?」
善子「え、気のせいじゃないの…?」
ルビィ「ううん…レーダーに反応あり…上から何か来るっ!」
バラバラバラバラバラバラ…
善子「へ、ヘリコプター!?」 聖良「やはり待ちかまえていましたか…!」
ダイヤ「皆さん姿勢を低くして!」
ヘリパイロット『Fire!』
バババババババババ!!!
千歌「うわぁあぁぁぁあ!?!」
曜「逃げるよ、みんなしっかりつかまってて!」
千歌「わあー!すごい揺れてるー!!」
善子「曜!あんたもっと上手に運転しなさいよ!」
曜「だってそんなこといってる場合じゃ…!」
ダイヤ「目が回ってきもちわりぃ…ですわ…」おろろろ
善子「船の上で吐くなぁー!!」 梨子「わわ…なんとかしなきゃ…!」
ダイヤ「うっぷ…梨子さん、後ろのコンテナを…」
梨子「えっ?」
ダイヤ「その中のを使ってくださいまし…」
梨子「はいっ!………これは?!」
ダイヤ「バズーカーですわ」 梨子「行きます!」ジャキン
ルビィ「支えルビィ!」がしっ
梨子(弾は一発きり…確実に当てなきゃ!)
梨子「ルビィちゃん…お願いね」
ルビィ「任せルビィ!敵挙動予測開始…弾道距離計算…」ピコピコピコ
ルビィ「今だよっ!」
梨子「ふぁいやぁーっ!!!」
カッ
ドカーン…… 鞠莉「Ouch…」
鞠莉「あのシコルスキー高かったのに…」
鞠莉「ま、ここまでは想定内デース」
鞠莉「今回のために凄腕のGuardmanを雇いましたから!」
鞠莉「アナタたちにはしっかり働いてもらいマース!」
鞠莉が雇ったのは…
>>674
>>675
>>676 ポケモンがポケモンの技を受けてもすぐ回復するが人間が受けると後遺症が残る 曜「みんな、このまま着岸するよ!」
善子「それって要するに衝突よね?!」
曜「総員衝撃に備えよ!」
善子「人の話聞きなさいよ!」
千歌「うわー!やべーい!」
ルビィ「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」
がっしゃああん… 千歌「けほっ、けほっ…」
ダイヤ「めがぐるぐる〜……」
善子「完全に事故でしょコレ…」
聖良「皆さん、無事ですか?手足はちゃんとついていますね?」
梨子「聞き方がおかしいです聖良さん…」 ダイヤ「つ、着きましたわね…敵の本丸に」
曜「この上に果南ちゃんと鞠莉ちゃんが…」
千歌「…みんな、気を引き締めて行こう!」 聖良「待ってください、何か居ます…」
ルビィ「あれは…!?」
ダイヤ「ヒトカゲ!ゼニガメ!フシギダネ!」
ダイヤ「カントー御三家ですわっ!!」
ヒトカゲ「カゲェ!」
ゼニガメ「ゼニィ!」
フシギダネ「ダネフシー!」 ダイヤ「なるほど…わたくしたちの前に立ちはだかろうというのですね!」ッキラキラ
ダイヤ「いいでしょう!ここはわたくし、ポケモン博士の黒澤ダイヤがお相手いたしますわ!」キラキラ
千歌「あ、ダイヤさん復活した」
ルビィ「お姉ちゃんノリノリだよぉ…」
ダイヤ「千歌さん!わたくしの代わりに果南を…お願いしますね」キラキラ
千歌「はい!」
ダイヤ「さあ早く!行ってくださいまし!」キラキラ
千歌「ありがとうダイヤさん!」 ダイヤ「出てきなさい、わたくしのポケモンたち!」
ダイヤ「梨子さん!」
梨子「はっはい!」
ダイヤ「曜さん!」
曜「ヨーソロー!」ゞ
ダイヤ「そして善子さん!」
善子「はっ…善子いうなー…って、え゛!?」
ダイヤ「この三匹で…お相手いたしますわ!」 鞠莉「予想通り二手に分かれたわね…ふふふっ」
鞠莉「当然ホテルの中には無数のトラップを仕掛けてあるわ…そう簡単には…」
千歌「し、失礼しま〜す」
ルビィ「誰もいませんね」
聖良「油断はできません。警戒しながら進みましょう」
鞠莉「アラッ?」 鞠莉「What?ドユコト?」
部下『お嬢様!実は数時間前からセキュリティシステムに異常が発生しておりまして…』
鞠莉「なんですって…?」
部下『何者かが侵入してプログラムを書き換えた模様です!』
鞠莉「……はは〜ん」
鞠莉「一人足りないと思ったら…そういうことね…」 ――――――――――
花丸「ほいほい〜…っと…」カチャカチャ
花丸「これでOK…ずら」ッターン!
花丸「小原グループも案外サイバーセキュリティは甘いんだね」
花丸「…みんな、頑張ってね」
―――――――――― →〔りこっぴー〕♀ Lv71 かくとう/エスパー
〔ようそろ〕♀ Lv73 みず/かくとう
〔よはね〕♀ Lv62 あく/ノーマル
ダイヤ「梨子さん!『ドレインパンチ』です!」
梨子「はわわ…」ブンッ!
ゼニカメ「ゼニィ?!」バキッ
ダイヤ「曜さん!『アクアジェット』!」
曜「曜ちゃんにお任せ!」ジャブジャブ
ヒトカゲ「カゲーッ!?」
ダイヤ「善子さんは…何が使えますの?」
善子「なにも使えないわよ!」 ダイヤ「とりあえず何かやってみてくださいまし」
善子「そんなこと言われたって…」
ダイヤ「えいえいってやったらきっと何か出ますわ!」
善子「ぐ、ぐぬぬぬ…」
フシギダネ「フシャー」
善子「ええ〜い!どうにでもなれ〜!!!>>703」 善子「蕾を背負いし小さき獣よ…」
善子「アナタもヨハネと一緒に…堕天しない?」
フシギダネ「!?」
ダイヤ「効いてる!効いていますわ!」
善子「い、今のうちに!」チョップ
フシギダネ「フシャ!?」
善子「や、やった!」 フシギダネ「フシャー」(クソゥッ…やられた…)
ヒトカゲ「カゲカゲェ」(何やってやがるッ!)
フシギダネ「ダネフシー」(てめェらこそあっさりやられやがってよ…)
ゼニガメ「ゼニィ」(だがまだ諦めるわけにはゆかん)
ヒトカゲ「カゲーッ!」(そうだぜ…鞠莉ちゃんに拾ってもらった恩を返さねェとな!)
ゼニガメ「ゼニゼニ」(拙者らにはまだ奥の手がある)
ダイヤ「何か話し合ってるみたいですわね…」
善子「ここだけ切り取ったらもう何の話だか…」 ヒトカゲ「カゲェーッ!」(コイツを見ろ!)すっ
曜「ダイヤさん、あれは?」
ダイヤ「あれはメガストーンですわ!」
ゼニガメ「ゼニゼーニ」(左様。これは鞠莉お嬢様から授かりし宝)
フシギダネ「ダネフッシャー!」(俺達は最終進化を飛び越え…更なる高みへ!)
ぴかーっ…
ずぅん…
メガリザードンY「ギャオオオオオオオ!!!」
メガカメックス「グオオオオオオン!!!」
メガフシギバナ「シャアアアアアアア!!!」 メガリザードンY「ギャオオオン」(オレは上に行った奴らを追う)
メガフシギバナ「シャッ」(ああ、任せたぞ)
メガカメックス「グオンオオオン」(小童どもが、我らの力思い知れ)
梨子「あ、あわわわ…」
曜「バトル中に進化とか…ズルいぞー!」
ダイヤ「千歌さんたち…早く鞠莉さんを止めて……!」 千歌「ここが最上階の部屋だね…」
ルビィ「ごくり…」
千歌「開けるよ」
がちゃり…
千歌「鞠莉ちゃん!」
鞠莉「……ハァイ、ちかっち。意外と早かったわね」
鞠莉「優秀なお友達のおかげかしら」
千歌「果南ちゃんを返して…」
鞠莉「ン〜…せっかちさんね。もう少しマリーとお喋りしない?」
千歌「ごまかさないでよ!」 鞠莉「そもそも…」
鞠莉「『会わせてあげる』とは言ったけど『帰してあげる』とは言ってないわ」
聖良「…ならば、力尽くで奪い返すまで…!」
鞠莉「じゃ、やってみる?」
聖良「望むところッ…!!」ジャキィン キィン…!
聖良「ぐっ…!?」
ルビィ「そんなっ、聖良さんの剣が止められた…!」
鞠莉「残念ね…私が無為無策であなたたちを待っているわけないじゃない」
聖良「コイツは……!」ギリギリ…
鞠莉「この子は私が一番信頼するボディーガードなのデス!」
>>713「………」 果南「ふんっ…!」
聖良(速い…っ!)
果南「ハッ!」ギチギチギチ…
聖良「ッ……!?」
果南「………」ギチギチ…
聖良「かはっ…ぅ…ぁ………」ガクッ
ドサッ
果南「………」
ルビィ「せ、聖良さんが…ぁ…!」 千歌「果南…ちゃん…?」
鞠莉「ご苦労様、果南」
果南「大したことないよ、こんなの…」
ルビィ「果南さんが…鞠莉さんの味方に…?」
千歌「果南ちゃん…なんで…?」がくっ 鞠莉「果南、わかっているわね?」
果南「………」
鞠莉「その子たちを始末しなさい」
果南「…りょーかい」
ルビィ「ち、千歌さん、下がってください!」
千歌「やめて…果南ちゃん…果南ちゃんっ!?」 果南「ハァ…ッ!!」バキッ
ルビィ「ピギィ……ッ!?」
ルビィ(初撃が視えなかった……?)
果南「ふ……っ!」ブンッ
ルビィ「う゛っ!」ゴシャッ
果南「あれ…まだ意識あるんだ…」
ルビィ「ぐっ…けほっ……ごほっ……!」
果南「そっか、サイボーグだっけ?」
果南「殴りがいがありそうだね…!」ズドン!
ルビィ「っ゛がぁッ!!」ミシミシッ 果南「ふっ…はっ……!」ズドン!ズドン!
ルビィ「あ゛っ!がッ、ぐぇ…ぁあ゛ッ!」メキメキ…
果南「はー…しぶといなぁ…」
千歌「もうやめて…やめてよ!」ポロポロ
ルビィ「ちか…さん、ぅ…にげて…」
果南「………」
千歌「果南ちゃん!!」
果南「……千歌…」 ルビィ(今だ…!)キュイイイン…
果南「!…レーザーかぁ…」
ルビィ「最大出力です…この距離ならいくら果南さんでも…!」キュイイイン…
果南「へぇ、考えたね……じゃ、我慢比べといこうか」
ルビィ「光子力レーザー、照射っ!!!」
果南「―――――」
ルビィ「―――――」
果南「発想は悪くなかったけど…」
ルビィ「」
果南「…惜しかったね、ルビィ」
鞠莉「Excellent!」
鞠莉「黒澤家謹製のPerfectCyborgを破るとは…流石ね!」
果南「………」
千歌「ルビィちゃん…そんな……」ポロポロ
ルビィ「」
千歌「返事してルビィちゃん…ルビィちゃんっ!」ポロポロ 果南「無理だよ」
千歌「ぁ………」
果南「私の攻撃で反応炉にヒビが入ってたからね」
果南「あんな状態でレーザーを撃てば、エネルギーが逆流して壊れるに決まってる」
千歌「………」
果南「………」
千歌「果南ちゃんのバカ…っ!」ベシッ
果南「痛っ……」 果南「千歌」グイッ
千歌「ぁ…っ!?」
果南「……ごめん」ドスッ
千歌「あ…」ガクッ
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