千歌「社会って厳しいな
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上司「何度言ったらわかるんだね、君は!
この資料はもっと内容減らせと言っているだろう」
千歌「す、すみません!もう一回作り直してきます!!」
上司「早く直してこい!今日中には完成しておけよ!」
千歌「はい、すみません!」
千歌「はぁ…私なにやってるんだろ…」
浦の星を卒業して2年、東京のとある会社で働いている。曜ちゃんや梨子ちゃんのように特技も学びたい分野もなかったし働くことを決めたんだけど…
千歌「働くのがこんなに辛いとは思わなかったよ〜」
カタカタカタ………
千歌「キーボード打つのって疲れるなぁ…」
(曜ちゃんは今やオリンピック選手だし梨子ちゃんも、もうすぐコンサートやるって言ってたな。二人とも才能があっていいよね。それに引き換え千歌は…
???「こんな時間までやってるの?お疲れ様」 千歌「わぁ!絵里先輩!?」
絵里「私がいるのがそんなに変かしら?」
千歌「いや、絵里先輩は仕事終わってたので、てっきり先に帰ったと思ってました」
絵里「仕事は終わってるのだけど明日のプレゼンの確認をしておきたくてね。千歌は?」
千歌「わたしは今日の昼にやり直しを貰った資料の再編集を……」
絵里「大変ね」
千歌「でもミスをした自分が悪いので……」グゥ〜
絵里「あら、身体は正直じゃない? クスッ」
千歌「えへへ……夜ご飯食べ損ねちゃって」
絵里「ダメじゃない、それ後どのくらいで終わるの?」
千歌「あと30分くらいです」
絵里「じゃあさっさと終わらせましょ、私も半分手伝うから。終わったら何かご馳走してあげるわ」
千歌「大丈夫です、自分で終わらせます!」
絵里「先輩命令がきけないっていうの?」ジトー
千歌「よろしくお願いします」
絵里「よろしい、早く終わらせちゃいましょ。私もお腹空いたわ」
千歌「はい…」
(ノルマだけじゃなくてプラスで仕事する余裕があるなんて絵里先輩はすごいな。千歌とは全然違うよ……
カタカタカタ………
千歌「ふぅー終わった!」
絵里「お疲れ様、ご飯どこ食べに行く?」
千歌「そうですね〜時間にもよりますね…ってうわ!もう日付超えてる!帰りのバスないよ〜また泊まりかぁ」
絵里「本当ね、じゃあうちでご飯食べる?」
千歌「いいんですか?!」
絵里「もちろんよ、同居人に連絡してくるわね」プルル
千歌「はい!」
絵里「あ、もしもしー、職場の後輩が帰りのバスなくなっちゃったから今日泊まってもらってもいいわよね?……うん、ありがとう。あと、何か食事作っておいてもらえるかしら?……何でもいいわよ………じゃあ後で」ピッ
絵里「OKだって、食事作って待っててくれるみたいだわ」
千歌「ありがとうございます!」
絵里「じゃあ帰るわよ」
千歌「はい!」 〜絵里宅〜
絵里「ただいまーって、あれ?電気消えてる。千歌ちょっと待っててくれるかしら?」
千歌「はい」
チョットー……チカキタワヨーオキテー!アッテミタイッテイッテタジャナイノー………
オーイオキテー………
千歌「なんか夜遅くに申し訳ないな」
5分後
絵里「ごめんなさい遅くなっちゃって、さぁ上がって」
千歌「お邪魔しまーす」
???「いらっしゃい、お仕事お疲れ様。ごめんな寝てしもうて」
千歌「あ、あなたはμVsの……」 同居人が死んでるのを受け入れられないパティーンかとおもた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています