花陽「にこちゃんをビート板にしたい!」
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にこ「はぁ?」
花陽「にこちゃんをビート板にしたいんです」
にこ「何言ってるの?」
花陽「にこちゃんをビート板にしたいんです!」
にこ「それは聞こえてるわよ!どういう意味って聞いてるの!」
花陽「にこちゃんをビート板にして泳ぎたいんです」
にこ「はぁ?」
花陽「にこちゃんをビート板にして泳ぎたいんです!」 にこ「……あんた泳げないんだっけ?」
花陽「花陽が泳げる泳げないは関係ありません!」
にこ「関係ないって…」
花陽「花陽は今、にこちゃんをビート板にして泳ぎたいって言ってるんです!」
にこ「……」
花陽「プールで!」 にこ「…なんで私をビート板にしたいのよ!」
花陽「にこちゃんをビート板にしたいからです」
にこ「はぁ?」
花陽「あーもう!!」バン!
にこ「…な、なによ」ビクッ 花陽「花陽もう我慢できません!」ムラムラムラムラ…
にこ「どうしたの…急に………顔、怖いわよ…」
花陽「無理矢理にでもビート板になってもらいますから!」ガシッ
にこ「ちょっ……ちょっと!離しなさいよ!」ヒョイッ…
花陽「さぁ行きますよ」
にこ「ちょっと!どこに行くのよ!!下ろしなさい!!」 〜30分後〜
にこ「ちょっと!!下ろしなさいってば!」ジタバタ
花陽「屋内プールが見えてきました!もうすぐですよにこちゃん!」
にこ「下ろしなさいって言ってるでしょ!」ジタバタ
絵里『あら?花陽じゃない』
花陽「あ!絵里ちゃん!」
絵里「にこなんて脇に抱えてどこに行くの?」 花陽「にこちゃんをビート板にして泳ぎにいく所です!」
絵里「にこをビート板に?」
にこ「絵里!花陽を止めなさい!この子おかしいのよ!」
絵里「それは良い考えだわ、花陽」
にこ「はぁ!?」
花陽「そうでしょ?」 絵里「私も良いかしら?」
花陽「良いですよ!交代交代で良ければ」
にこ「ちょっと!何言ってるのよ!」
絵里「構わないわ、花陽が使った後の…にこ……そっちの方が興奮するしね…」ゾクッ…
にこ「あんた達、頭おかしいんじゃないの!?」 〜プール〜
花陽「さて、いよいよプールに来ました」
にこ「いい加減下ろしなさいよ!」
花陽「あとは……いよいよ泳ぐだけですね」
絵里「待ちなさい花陽、その前に……」
花陽「あっ!そうでした……」ポイッ
にこ「!!」
ボチャンッ!!!
にこ「ぶはっ!ちょっと!!いきなりプールに落とすんじゃないわよ!」バシャッバシャッ
花陽「ちゃんと準備運動しないといけませんね」
絵里「そうよ」
にこ「聞きなさいよ!」 〜〜〜
花陽「じゃあ、いよいよ……にこちゃんをビート板にして泳ぎます」
にこ「もう早く終わらせて……」
花陽「にこちゃん、仰向けに浮かんでください」
にこ「仰向け?」
花陽「じゃないと、にこちゃんの胸に花陽のお顔が乗せられないじゃないですか」
にこ「何言ってんのよあんた……」 花陽「にこちゃんの胸は花陽のお顔を守るクッション代わりです」
絵里「まぁ、にこ程度の胸じゃクッション代わりにはならないでしょうけどね」
にこ「どういう意味よ!」
花陽「にこちゃん、そんなのいいから早く仰向けになってください……」
にこ「はぁ?そんなのってなによ!」
花陽「にこちゃん早くしてっ!!!」
にこ「な、なんで私が怒られてるのよ!」
絵里「にこ…後がつかえてるわよ」
にこ「もう!好きにしなさいよ!」 〜〜〜
花陽「はぁ…はぁ…」バシャバシャバシャ!
にこ「んっ……ん!」ビクッ
花陽「にこちゃん!動かないで!」
にこ「あんたが私の胸に顔埋めるからでしょ!」
花陽「ビート板なんだから当たり前じゃないですか」
にこ「にこはビート板じゃないわよ!」
花陽「にこちゃん!沈んでる!」
にこ「あーもう!」 花陽「……」バシャバシャバシャ
にこ「……」
花陽「……」ギュッ…
にこ「っ!」ビクッ…
花陽「にこちゃん!また沈んでる!」
にこ「沈んでるじゃないわよ!あんたどこ触ってんのよ!」
花陽「にこちゃんのお尻です」
にこ「そんなところ揉むんじゃないわよ!」
花陽「にこちゃん!今、にこちゃんはビート板なんですよ!ふざけないでください」
にこ「ふざけてるのはあんたでしょ!!」 〜〜〜
花陽「はぁ…はぁ…」バシャバシャ……
にこ「はぁ…はぁ…」バチャバチャ……
絵里「おかえりなさい花陽」
花陽「うん、ただいま」
絵里「どうだった?」
花陽「良かったです…凄く……」
絵里「やっぱり……それは楽しみね……」ゾクッ…
にこ「はぁ……疲れた……」
絵里「にこ、次は私の番よ」
にこ「はぁ?少しは休ませなさいよ!」
絵里「ビート板に休憩なんて必要ないわ」
にこ「にこはビート板じゃないって言ってるでしょ!」 にこちゃんの胸(?)に顔をつけて泳ぐって事はニコちゃんの体は進行方向に対して横向きってことじゃん
そんなの草じゃん 〜〜〜
にこ「んっ!んーっ!」ビクッ…ビクッ…
絵里「……」バシャバシャバシャバシャ
にこ「あっ!!……くっ……あん!!」ビクッ!
絵里「何してるの?にこ……」
にこ「そ、それは……こっちの台詞よ!さっきからなんなのよ!あんた!」ハァ…ハァ…
絵里「なにって……なにかしら?」
にこ「に、にこの胸に手をやって……!」
絵里「えぇ」
にこ「……さ、先っぽばっか……いじってるじゃない…!」
絵里「先っぽって?」
にこ「っ!!」
絵里「何よ?」 にこ「この変態!!帰ったら皆に言いつけてやるんだから!」
絵里「ふん!やってみなさいよ!」
にこ「本当に言うわよ!」
絵里「言えばいいじゃない!私にどこをどうされて、どんな気持ちになったのか皆の前で話してごらんなさいよ!」
にこ「なっ!」
絵里「事細かに話せるように、もっと徹底的にやってあげましょうか?」
にこ「ちょっと!やめて!触らないで……あっ!」ゾクッ
絵里「ほら!今どうされてるの!言ってごらんなさいよ!!」
にこ「やっ!!やだぁ……やめてぇ……」ビクッ…ビクッ…
絵里「ほら!今どんな気持ちなの!」
にこ「ちょっと…!えりっ!」ビクンッ!……ビクッ
花陽「……絵里ちゃん凄い」ドキドキドキドキ… 〜〜〜
絵里「……」バシャバシャバシャバシャ……
にこ「……」
絵里「ただいま花陽」
花陽「おかえりなさい絵里ちゃん」
絵里「にこ…良かったわよ」
にこ「……」
絵里「流石にこね」 花陽「絵里ちゃんの……にこちゃんの使い方……凄かったです」
絵里「そう?」
花陽「はい!」
にこ「……」
真姫『あら?花陽?』
花陽「あれ?真姫ちゃん?」
真姫「こんなところで奇遇ね」
花陽「うん!そうだね!」
にこ「……真姫?」
絵里「あら、真姫じゃない」 真姫「あら、にこちゃんにエリーもいたんだ」
絵里「えぇ」
真姫「貴方達も泳ぎに来たの?」
花陽「うん、そうだよ!にこちゃんをビート板にしてね!」
真姫「にこちゃんをビート板に…?」
にこ「真姫!この子達おかしいのよ!何とか言って……」
真姫「奇遇ね!私も泳ぎに来たのよ、凛をビート板にして!」
凛「にゃー!」
にこ「!!」 花陽「あっ凛ちゃん!真姫ちゃんのビート板になっちゃったの?」
凛「かよちん!!そうなの!凛、真姫ちゃんのビート板になっちゃったんだ♪」
絵里「凛をビート板に……それも良いわね」
にこ「全員、頭おかしいんじゃないの!?」
花陽「そうだ!競争しない?」
真姫「競争?」
花陽「うん!真姫ちゃんと花陽のビート板、どっちが早いか競争するの」
真姫「あら、面白そうね」
花陽「でしょ?」
凛「やりたいにゃー!」
にこ「はぁ?」
絵里「なら私は審判をやるわ」
花陽「じゃあ!早速やりましょう!」
真姫「えぇ」
凛「にゃ!」
絵里「ふふ」
にこ「ちょっと!勝手に決めるんじゃないわよ!」 〜〜〜
絵里「じゃあ、ルールを説明するわね?」
花陽「はい!」
真姫「お願い」
凛「にゃ!」
にこ「……はぁ」
絵里「この50メートルプールで、先に向こうの壁にビート板がついた方の勝ちよ」
真姫「シンプルでわかりやすわね」
花陽「わかりました!」
凛「やってやるにゃ!」
にこ「なんて日なの…」 こうか
絵里「異論はない?」
真姫「オッケーよ」
花陽「はい!」
凛「やったるにゃー!」
にこ「にこはあるわ!異論あるある!!」シュッ!
絵里「ないみたいね」
にこ「ちょっと!無視しないでよ!」
絵里「では……」
真姫「っ!」フッ
花陽「っ!」フッ
凛「にゃっ!」
にこ「……もう!」
絵里「始めっ!!」 バシャーン!!!
花陽「……」バシャバシャバシャバシャ
真姫「……」バシャバシャバシャバシャ
絵里「……真姫が一歩リードしてるわね」
凛「にゃー♪」バシャバシャ
にこ「……」バシャバシャ
絵里「…ビート板の扱い方が違うわ…このままじゃ勝てないわよ……花陽」 花陽(うぅ…やっぱり真姫ちゃんは凄い……)バシャバシャバシャバシャ
真姫(花陽…まだまだね!そんなんじゃ私には追い付けないわよ)バシャバシャバシャバシャ
絵里「…………」
凛(きもちーにゃー♪)バシャバシャバシャ
にこ(早く終わって……)バシャバシャバシャ
絵里「……」
花陽(やっぱり真姫ちゃんには……敵わないよ……)バシャバシャバシャ 絵里「花陽!!」
花陽(……絵里ちゃん?)バシャバシャバシャ
絵里「貴方、先輩を使ってるんだからもっと頑張りなさい!」
花陽(……!)バシャバシャバシャ
絵里「負けたら、にこに申し訳ないわよ!」
花陽(そうだ……この勝負は花陽だけのものじゃない……)バシャバシャバシャ
にこ(はぁ?)バシャバシャバシャ
花陽(この勝負は……にこちゃんのものでもあるんだ!)バシャバシャバシャ
にこ(いや……にこはどうでも良いんだけど…)バシャバシャバシャ 絵里「加速するのよ!花陽!」
花陽(加速?)バシャバシャバシャ
絵里「右の乳頭をいじりなさい!」
にこ(はぁ!?)バシャバシャバシャ
絵里「アクセルが右!ブレーキが左よ!」
にこ(何言ってるの!あいつ!)バシャバシャバシャ
花陽(そうか!わかったよ絵里ちゃん!)グイッ!
にこ「っ!!!」ビクッ!
バシャバシャバシャバシャバシャ!
にこ「ちょっと!どこつねってるのよ!!」バシャバシャバシャ
花陽(本当だ……加速した!)バシャバシャバシャ
絵里「……そうよ花陽……にこはそう使うの……!」 真姫(あら、追い上げてきたわね?でも勝つのは私達よ)バシャバシャバシャ
凛(にゃ〜♪)バシャバシャバシャ
絵里「!……真姫達も加速した…!まだ体力を温存していたという事ね」
花陽(は、はやいよ……真姫ちゃん……凛ちゃん……)バシャバシャバシャ
にこ「ちょっと!指、離しなさい!痛い!痛いのよ!」バシャバシャバシャ
花陽(……追い抜けない!)バシャバシャバシャ
にこ「痛い痛い痛い!つねらないで!!」バシャバシャバシャ
絵里「……」
花陽(…うぅ…いつもこうだ……あの二人は……いつも花陽の前を……)バシャバシャバシャ 絵里「花陽!!」
花陽(え、絵里ちゃん…?)バシャバシャバシャ
絵里「自分の道を歩むのよ!」
花陽(自分の…道…?)バシャバシャバシャ
にこ「お願いよ…指を離して…花陽…」バシャバシャバシャ
絵里「誰かの後じゃない!貴方は自分の道を切り開くの!」
花陽(……)バシャバシャバシャ
絵里「自分の道を歩みなさい!!」
花陽(……!)バシャバシャバシャ
グイッ!
にこ「っ!!痛いわね!!それやめてって言ってるでしょ!」バシャバシャバシャ 花陽(……花陽の道を……切り開く……)バシャバシャバシャ
にこ「指を離せって言ってるの!」バシャバシャバシャ
絵里「行きなさい!花陽!!」
花陽(……うん!!)バシャ…
にこ「…っ?」バシャ…
真姫(……?)バシャバシャバシャ
凛(二人とも止まっちゃった?)バシャバシャバシャ
真姫(降参かしら?)バシャバシャバシャ
花陽「……にこちゃん!」
にこ「…な、なによ」
花陽「行くよ!」
にこ「はぁ?…どこに?」 花陽「…よいしょ」ヒョイッ
にこ「ちょ……!」フワッ
絵里(にこを持ち上げた?一体何をするつもりなの?)
花陽「絶対勝つよ!にこちゃん!」フッ…
にこ「ちょっと!何する気よ!下ろしなさいって!」
絵里(まさか……)
花陽「……」スッ
真姫(花陽……何する気?)
凛(かよちんが今更何をしたって、もう数メートルで凛達の勝ちにゃ!)
絵里(花陽……) 花陽「いっけぇぇぇぇ!」ブンッ!
にこ「なっ!!」シュッ!
絵里「!!」
真姫(なっ!)バシャバシャバシャ
凛(投げた……にゃ!)バシャバシャバシャ
絵里「考えたわね……花陽!そうよ、このレースはビート板が先についた方の勝ち」
真姫(これじゃあ!)バシャバシャバシャ
凛(追い抜かされちゃうにゃ!)バシャバシャバシャ
にこ「きゃーーー!」ヒュンッ!
真姫(だめ……今から加速しても……)バシャバシャバシャ
凛(あの早さには……かてない……)バシャバシャバシャ
にこ「ぶつかる!ぶつかる!ぶつかるぅっ!!!」
真姫(追い抜かされた……)バシャバシャバシャ
凛(そして……にこちゃんが壁に……)バシャバシャバシャ
絵里「つくわね……」
にこ「っ!」
ドンッ! 〜〜〜
花陽「はぁ…はぁ…」
真姫「花陽……」
花陽「真姫ちゃん……」
真姫「完敗よ……やるじゃない」
花陽「えへへ、そんな……」
凛「かよちん、かっこよかったにゃ!」
絵里「私も惚れ惚れしちゃった」
花陽「そんな…やめてよ皆//」 真姫「なに照れてんのよ」
凛「かよちん真っ赤にゃ〜!」
花陽「照れてません!」
真姫「そうかしら?」
花陽「そうです!」プクー
凛「膨れちゃってるにゃ!」
絵里「ふふ、可愛いわね」
花陽「もう!やめてってば!」
真姫「ふふ」
凛「あはは」
絵里「うふふ」
花陽「……はは」クスッ
四人『あはははは!あははははは!』
にこ「……本当に今日は……なんて日なの」グッタリ…
おわり もう終わってたか
乙
ビート板もバシャバシャしてるってことは抱き合ってるような形なんじゃないかって思ったけど足ぶつかるわ シュールなノリ乙
ビート凛のノリっぷりとビートにこの引きっぷりの対極が効いた
海未ちゃんをビート板にしたらすごく速そうww ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています