果南「怖い」梨子「さみしい」
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ー梨子の家ー
〜天候・雷雨〜
ザァァァァ……
果南 (今日は梨子の家に新曲の打ち合わせに来ていたのだが…)
果南「雨やばいよ…雷鳴ってるし…」
果南「私帰れるかな……」
梨子「うーん…」
梨子「…果南ちゃん、良かったら今日うちに泊まっていって欲しいな…」
梨子「今日はお父さんもお母さんもいないし…」
梨子「それに…この天気じゃ果南ちゃんも帰るの危ないよ?…」
果南「…」
果南「そうさせてもらおうかな…」
梨子「本当?ありがとう…♪」 〜夕食後〜
梨子「果南ちゃん、あとで見たいテレビがあるんだけど見てもいい?」
果南「いいよ、何見るの?」
梨子「心霊写真特集」
果南「…」
果南「急用を思い出したから帰らなくちゃ」コソコソ
梨子「…外、雨酷いよ?」
ザァァァァァ…ゴロゴロ…
果南「…」 梨子「もう夜だし…雷の音も聞こえてるから危ないよ?」
果南「…梨子ってホラー好きなの?」
梨子「あんまり人に言ったこと無いけど…結構好きなの」
果南「へぇ…」
梨子「果南ちゃん…そういうの苦手?」
果南「…いや…嫌いとか苦手とか無いよ…」
梨子「本当?じゃあお風呂入ったら一緒に見よう♪」
果南「うん…」
果南 (苦手っていうか無理…)
果南 (雷鳴ってるのにホラーとかほんとに無理…)
果南 (こういう時に怖いの無理って言えない私本当に馬鹿…) 梨子「じゃあ果南ちゃん先にお風呂入ってどうぞ、着替えは用意しておくから」
果南「…」
果南「…あのさ」
梨子「ん?」
果南「…なんでもない」
果南「お風呂入ってくる…」
梨子「?」
果南 (怖いから一緒に入ってなんて言えない…) ーお風呂ー
梨子『果南ちゃーん、着替えここに置いとくからー』
果南「ありがとう〜」
果南「…」
ザァァァァァ…
果南 (雨凄いなぁ…)
果南 (…早く髪洗ってあがろう)
果南 (…鏡見るの怖い)
果南 (後ろに誰かいるかも…)ゾクゾク
果南 (目瞑るの怖い…)プルプル 果南「ただいま…」
梨子「…果南ちゃん顔色悪いよ?大丈夫?」
果南「大丈夫…」
梨子「…お布団敷いておいたから先に横になってていいよ?」
果南「うん…」
梨子「…」
梨子「じゃあ私お風呂入ってくるね」
果南「…梨子…あのさ…」
果南「はやく帰ってきてね…?」
梨子「…」
梨子「…わかった、できるだけ急ぐから待っててね」
梨子 (…果南ちゃんもしかして…) ………
……
…
ザァァァァァ…ゴロゴロ…
梨子「ただいま、果南ちゃん起きてる?」
果南「起きてるよ…」
梨子「果南ちゃん…大丈夫…?」
果南「うん…」
梨子「…少し早いけど今日はもう寝よう?」
果南「テレビは見ないの…?」
梨子「果南ちゃん体調悪そうだから…今日はもう寝ようよ」
果南「…」
果南「私に気にしないでいいから見なよ」
梨子「お外の天気も悪いし、私も怖いから今日は見ないよ」
果南「」ピクッ
果南「…梨子は怖いの好きなんじゃないの?」
梨子「…え?」 果南「本当は怖くないでしょ」イライラ
梨子「果南ちゃん…どうしたの…?」
梨子「…怒ってる?…」オロオロ
果南「なんで怖いなんて嘘つくの?」イライラ
梨子「嘘なんてついてないよ…」
梨子「ねえ…果南ちゃん…」
果南「…」イライラ
ザァァァァァ…ゴロゴロ…
梨子「私…私は…果南ちゃんが心配で…」ウルウル
果南「…梨子に私の気持ちなんてわからないよ」
梨子「!……」
梨子「果…南ちゃ…ん…」ポロポロ
梨子「…ごめ…んなさ…い…」ポロポロ
果南「…!」 果南「…」
果南 (私…何言ってるんだ…)
果南 (梨子は…私の心配してくれただけなのに…)
梨子「果南ちゃん…ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
果南 (くだらないことでイライラして、梨子に八つ当たりして…)
梨子「ぅ…ぐすっ……」ポロポロ
果南 「…梨子、あの」
ゴロゴロ…ズドォォォォン!
ブツンッ 果南「キャーーーーーッ!!!」
梨子 (…停電!)
果南「嫌、嫌だ…暗いよ…電気…」
果南「怖い…怖いよ…」ブルブル
果南「嫌だよぉ…ぅぅ…」グスッ
梨子「果南ちゃん!」
果南「ぅ……」
果南「…梨子…梨子…どこ?…」グスッ
梨子「果南ちゃん…」
梨子 (私が…)
梨子 (私が、泣いてる場合じゃない…!) 梨子 (明かりを着けないと…!)
梨子「果南ちゃん、少しだけ待ってて!」
果南「梨子…どこ……」
果南「どこにいるの…」グスッ
梨子 (スマホのライトを…)スッスッ
ピカッ
果南「……梨子…梨子…」
梨子「果南ちゃん!」ギュッ
果南「ぅぅ…」ギュッ
梨子「…ここにいるよ」
梨子「ここにいるから…」ナデナデ
梨子「大丈夫だから…」 果南 (…私は本当に馬鹿だ)
果南 (私のせいで辛い思いをして、泣いていたのに…)
果南 (それでも…今、私を優しく抱き締めてくれてる…)
果南 (なんでこんなに優しいこの子を傷つけてしまったんだろう…)
梨子「……」ナデナデ
果南「…」ギュッ
…………ピカッ
梨子「あ、明かり付いたよ」 果南「…梨子」
梨子「果南ちゃん、落ち着いた…?」
果南「うん…」
梨子「そう…?良かった…」ナデナデ
果南「…」
果南「あのね…」
果南「ぎゅってしてくれてありがとう…」
果南「あと…酷いこと言ってごめん」 果南「梨子は私のこと心配してくれただけなのに…」
梨子「果南ちゃん…」
果南「梨子は…こんなに優しいのに…私の気持ち…わかってくれてたのに…」ウルウル
梨子「…」
果南「…本当にごめんなさい…」ウルウル
梨子「気にしてないよ…」ナデナデ
梨子「私は大丈夫だから」ギュッ
梨子「私は…果南ちゃんが元気になってくれたら、それが一番嬉しいよ」
梨子「だから元気出して?」ナデナデ
果南「……ありがとう」ギュ ………
……
…
梨子「じゃあ、電気消すね?」
果南「うん」
梨子「……おやすみなさい」
果南「おやすみ…」
果南「…」
ザァァァァァ……ガタガタ
果南 (天気…酷くなってきた…)
果南 (…嫌だなぁ…)
果南「…」
果南「…」ブルブル 果南「…梨子、起きてる?」
梨子「…起きてるよ」
果南「…」
梨子「果南ちゃん、どうかした?」
果南「………ううん、なんでもないよ。ごめんね…」
梨子「…?」
果南「……」
果南 (言えないよ…)
果南「……」ブルブル 梨子「…」
梨子「…果南ちゃん」
果南「…なぁに?」
梨子「あのね………一緒に寝て欲しいんだけど…」
果南「え…?」
梨子「ダメかな…?///」
果南「…えっと…」
果南「……」
果南「良いけど…」
梨子「ほんと?ありがとう…///」
梨子「…じゃあそっちに行くね」 果南「…どうぞ///」ファサ
梨子「えへへ…お邪魔します///」モゾモゾ
果南「///」
梨子「果南ちゃんのお布団…あったかいね//」
果南「そう…?自分じゃわかんないよ…///」
梨子「私、ちょっと寒くて…」
果南「大丈夫…?」
梨子「…果南ちゃん」
果南「ん?」
梨子「…もっとくっついてもいい?///」 果南「えぇ……///」
梨子「ダメ?///」
果南「別に…いいよ///」
ピトッ
梨子「えへへ///」
果南「…梨子、なんだか甘えん坊さんだね」
梨子「…そうかな?//」
果南「そうだよ///」
梨子「雨が降ってる日って…なんだかさみしくて…」
梨子「果南ちゃんに一緒に寝て欲しいなって…///」 果南「///」カアッ
果南「…えい///」ハグッ
梨子「きゃっ///」
果南「梨子のせいでさみしくなった…」
果南「…私もくっついて寝たい//」ギュ〜
梨子「…///」
梨子「うん…///」ギュッ 梨子「///」ギュッ
果南「///」ギュ〜
梨子「///」
果南「…」
果南 (…無言で抱き合ってるの恥ずかしい…///)
果南「///」
果南 (梨子は恥ずかしくないのかな?///) 梨子「…?///」
梨子「…///」クンクン
果南「…な、なんで匂いかいでるの?///」
梨子「果南ちゃん、私の匂いがするなぁって思って…///」
果南「それは…!梨子のパジャマ借りてるし…髪だって…///」
梨子「そっか、私のトリートメント使ってるもんね」
梨子「私の匂いと果南ちゃんの匂いが混ざって…」クンクン
梨子「…なんだか不思議な感じ///」
果南「///」カァッ
果南「そういうのずるい…///」
梨子「…ダメ?」
果南「ダメ…///」 果南「匂いかぐなら…もうぎゅってしてあげない!///」パッ
梨子「あ…」
果南「///」
梨子「果南ちゃん…」
梨子「果南ちゃん…さみしいよ…」
梨子「…ぎゅってして…?」
果南「…ダメ///」
果南「梨子が悪いんだからね?///」
梨子「むー…」
果南「///」
梨子「むー…!」プンプン
梨子「…果南ちゃんなんて知らないもん」クルッ 果南「…や…」
梨子「…」ツーン
果南「梨子…?」
梨子「…」ツーン
果南「…梨子」クイクイ
梨子「…知らない」ツーン
果南「梨子…」ツンツン
梨子「知らないもん」ツーン
果南「こっち向いてよ…」クイクイ
梨子「やだもん…」ツーン
果南「怒んないで…?」クイクイ 梨子「怒ってないもん…」ツーン
果南「…梨子…」クイクイ
梨子「…」
果南「……さみしいよ…」ギュッ
果南「…さみしいからこっち向いて…」ギュッ
梨子「ダ、ダメだもん…」
果南「こっち見てくれないとさみしい…」ギュッ
梨子 (………うぅ〜!////)キュンキュン
梨子「…」クルッ
梨子「…///」ギュ〜ッ
梨子「…また離れたら怒っちゃうからね…///」
果南「…ごめん…///」ギュ〜ッ 梨子「〜♪」ナデナデ
果南「…ねえ///」
果南「…優しく撫でないで///」
梨子「どうして…?///」ナデナデ
果南「……教えない///」
梨子「…教えて?//」ギュ〜ッ
果南「…ゃ//」ポフッ
果南「…///」ギュッ
梨子「苦しくない…?」
果南「…うん///」
梨子「♪〜///」ナデナデ
ドクン…ドクン…ドクン…
果南 (梨子の胸の音が聞こえる…) 果南 (梨子、すごいドキドキしてる…)
ドクン…ドクン…ドクン…
果南 (…///)
梨子「果南ちゃんの体…ぽかぽかして暖かいね///」ナデナデ
果南「///」ギュ〜ッ
果南「……ねえ梨子…」
梨子「?」
果南「…私が怖がってたから…一緒に寝てくれてるんでしょ?///」
梨子「…」
果南「怖くて…さびしいなって…嫌だなって思ってて…」ギュッ
果南「でも…一緒に寝て欲しいなんて言えないし…」
果南「梨子は後輩で…私の方が年上だし…」 果南「でも、梨子が一緒に寝て欲しいって言ってくれて…」
果南「嬉しかった…」
果南「すごく…嬉しかったよ…」ギュッ
梨子「果南ちゃん…」
梨子「…私は…」
梨子「果南ちゃん、さみしいのかな?って思ったら…」
梨子「…急に自分もさみしくなって…」
梨子「体が…すごく冷たく感じて」
梨子「…果南ちゃんの隣にいないとさみしくてダメみたいなの…」
梨子「…ごめんね…」ギュ〜 果南「…梨子」ポフッ
ドクン…ドクン…ドクン…
果南「頭撫でて欲しいな…///」スリスリ
梨子「…果南ちゃん、どうしたの?//」
梨子「さっきは撫でないでって言ってたのに…//」
果南「……あのね」
果南「…私ね…人に素直に怖いとかさみしいとか言ったこと無いの…」
果南「千歌達にも…鞠莉やダイヤにも言えなくて」
果南「皆は…私がそうだって気付いてるのかもしれないけど…」
果南「…とにかく自分から言ったことはないの…」 果南「…でも梨子には…」
果南「梨子には素直になりたい…」ギュッ
梨子「…」
果南「私が怖い時に助けてくれた…」ギュッ
果南「さみしい時に隣に来てくれた…」ギュッ
ドクン…ドクン…ドクン…
果南「…こうやって梨子の胸の音を聞いてると、すごく落ち着くんだ…」
果南「体の真ん中にあったかい熱が生まれて…指の先まで広がるの」ギュッ
果南「梨子が優しい気持ちで触れてくれるから…私も素直に気持ちを伝えたい…」 果南「…だから…なでなでして///」スリスリ
梨子「果南ちゃん…////」キュンキュン
梨子「///」ナデナデ
果南「んん…///」ギュ〜
梨子「///」ナデナデ
梨子「///…」ナデナデ
梨子「…」
梨子「……私ね…果南ちゃんが可愛いなって感じると胸の奥が熱くなるの」
梨子「でも…隣にいて欲しいって思って…さみしくなると体が冷たく感じて…」
梨子「体の熱が全部ここに集まってるみたい…」ギュッ
ドクン…ドクン…ドクン… 梨子「こうやって…果南ちゃんに暖めてもらわないと…」ギュ〜
梨子「さみしくて辛い…」
梨子「ダメ…さみしい…さみしいよ…果南ちゃん…」ウルウル
梨子「こんなにそばにいるのに…」
梨子「とっても嬉しいのに…なんでこんなにさみしいの…」
果南「梨子…さみしいの…?」ギュ〜
梨子「さみしい…」
果南「…………じゃあ、交代しよ!」
梨子「きゃあ!」ポフッ
果南「…今度は私の胸の音聞いて?」ギュッ トクン…………トクン…………
梨子「…とっても静か…」
梨子「私と全然違う…」
梨子「なんでこんなに静かなの…?」
果南「…梨子がこうやって優しく抱き締めてくれてたからじゃない?」ナデナデ
梨子「…そうなのかな?」
果南「わかんない…」ナデナデ
梨子「そっか…」
梨子「…わかるまで…なでなでして?//」スリスリ
果南「…いいよ♪」ナデナデ
梨子「…えへへ//」
梨子「…果南ちゃん、お姉ちゃんみたい///」 果南「お姉ちゃんに甘えていいよ?♪」
梨子「ありがとう…///」ギュ〜
果南「…さみしくなくなった?」
梨子「…わかんない」
梨子「…わかんないからずっとこうしてる///」スリスリ
果南「やっぱり梨子は甘えん坊だね///」ナデナデ
梨子「私も…甘えたい時は甘えたいって言うもん///」
梨子「…明日も甘えていい?///」
果南「いいよ♪」ナデナデ
梨子「明後日も甘えていい?///」
果南「ダメ♪」ナデナデ
梨子「……なんで…」
果南「明後日は私が甘えるから…///」ギュ〜 梨子「じゃあ私はその次に甘える♪///」
果南「…そんなに甘えん坊だとお姉ちゃん困っちゃうよ///」
梨子「さみしいんだもん…//」
梨子「………果南ちゃん…一緒にいてね?…」ギュッ
梨子「起きた時…そばにいてね…?」
梨子「果南ちゃんがいないと…さみしいよ…」
果南「…」
果南「大丈夫だよ…」ナデナデ
果南「私は梨子のおかげであったかいから…いつでもそばにおいで」ギュッ
果南「さみしい時は教えてね?」
果南「…いつもそばにいるよ♪」ギュッ
おわり |c||^.-^||「あらあら、まあまあ。停電はいいですわね」 http://i.imgur.com/N63s3Ww.jpg
http://i.imgur.com/a3IFgLG.jpg
梨子「!!?…し…っ、しいたけちゃん…♡」トローン♡
梨子「しいたけちゃ〜ん♡♡♡」ガバッ♡
しいたけ「わふんっ♡」ムギュッ
梨子「しいたけちゃん♡しいたけちゃん♡」チュッチュッ♡チュウウウ♡
しいたけ「わふ♡わふ♡あうん♡」チュウウ♡レロレロレロ♡
梨子「んん〜〜っ♡ちゅうううう♡れろれろちゅばぁ♡」ブチュウウウウウウッ♡♡♡
梨子「しいたけちゃん、愛してる♡ねぇ、シて♡」スリスリ
しいたけ「わふっ♡はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡」パンパンパンパンパンパンパン♡
梨子「あっ♡やあっ♡しいたけ、ちゃんに♡犯っ♡されっ♡るっ♡ああん♡もっとぉ♡」パンパンパンパンパンパンパン♡
梨子「イくうううっ♡イちゃうううううううう♡あああああああああああああっ♡♡♡♡♡」ビクンビクンビクン♡ >>7
この辺で、梨子が入れ替わってるようなホラー物かと思ったがそんなことはなかった
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