花陽「黄金米が死ぬほど食べたかったの!もう半年もパンしか食べてないとか耐えられないよ!」
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今夜の音ノ木坂洋画劇場は
全てを消すためにあの女がやってくる
証人保護プログラム発動、証人の命を守り抜け!
園田海未なら何が起きても驚かない!
園田海未VS人類
園田海未VS巨大ワニ
園田海未VSジェット機
これぞ豪快主義宣言
イレイザー この後すぐ 花陽(だ、誰か助けて.....)ジタバタ
花陽「.......」
花陽(さっきから見張りの人達が帰ってこないけど、どうしたんだろう?)
「お、お前は一体何者なんだ!?グ......」
「ぎゃあああああ!!」
花陽「え、なに!?なにが起きてるの!?」
海未「.........」スタスタ
花陽「に、忍者!?」 海未「..........」スッ
花陽「だ、誰?私達を助けにきてくれたの?」ジタバタ
海未「動かないでください」
花陽「え?何をするの?」
海未「いいから!大人しくしていてください!」
花陽「は、はい!」
海未「........」タラー
花陽「ん...冷たっ.....」 海未「さて、じゃあ服を脱いでください....」
凛「え!?」
海未「あと時計や身分証明書もです」
凛「ちょ、ちょっと、待ってよ!」
海未「いいから!急いでください!」ギロッ
凛「!!」ビクッ
凛「......は、はい」
花陽「!?このサイレンは....まずいよ!」
海未「....観客を呼んだだけです」
海未「さぁ、さっさと行きますよ」 海未「..........」ブロロ
花陽「あの、本当にありがとうございました!」
花陽「この御恩は絶対に忘れません!お礼をさせてください!なんでも言ってください!」
海未「私は仕事で証人を守っただけです、貴方がヘマを犯して狙われたのが原因だとしても」
花陽「へ、ヘマ!?いつ、私がヘマをしたっていうんですか!?」
海未「いきつけのGoHAN−YAに行ったのではないですか?それを連中に見られてしまった」
凛「かよちん!!凛に内緒でご飯食べにいったの!?凛だって!ラーメン我慢してたのに!かよちん馬鹿じゃないの!?」プンプン
花陽「だって!黄金米が死ぬほど食べたかったの!もう半年もパンしか食べてないとか耐えられないよ!」
海未「次は貴方自身の命がないことになりますよ!こんなのは一度キリです!」 海未「さて....車から降りてください」
花陽「は、はい」
凛「.........」
海未「...........」ガチャカチャ
花陽「え?待って...何を!」
\バシャーン/
凛「かよちんの車が川に!」
花陽「ちょっと待ってください!足がなくなっちゃったじゃないですか!」
海未「これでいいんです」
花陽「え?」 海未「代わりの移動手段をを用意しています、こっちへ」
海未「もう会うことはないと思いますが、貴方達のことは監視しています」
海未「賢くちゃんと隠れていれば、もう狙われることもないでしょう....」
海未「もし、臆病風に吹かれて証言しなかったら私自身の手で.....」クルッ
海未「..........」スタスタ
花陽「もちろん、ちゃんと証言します!貴方には恩ができました!」
花陽「絶対に忘れません!困ったことがあったらなんでも言っててください」
海未「.............」
「早く車に乗ってください」
花陽「あの!名前はなんて言うんですか!」
凛「かよちん...よしなよ、文通でもするつもり?」
「おめでとう、君らは消去された」 真姫「.....説明して頂戴」
「リスクは前にも話したはずよ」
真姫「完璧に援護するからって言ったからこの調査を安心して引き受けたのよ、なのになんであんなことが起きるのよ!」
「予想外のことが起きてしまったのよ、でも安心して手は打ってある」
真姫「なによそれ」
海未「............」スタスタ
真姫「誰よ?この人は?」
「彼女は園田海未、証人保護プログラムの執行官だ、これからは彼女が貴方の保護にあたる」
真姫「私の保護?」 海未「手短に説明します、名前を変えて住所も変える、貴方は別人になるんです」
真姫「なによそれ...意味わかんない!私はどこにも行かないわよ!」
海未「貴方は非常に危険な立場なんです!....説明してないんですか?」
「昨日、自殺した君の上司はただの手先にすぎない、黒幕はもっと危険な組織や人物だろう」
真姫「で、でも!だからって、今までの私の人生を捨てろって言うの?」
「裁判までよ、それが終われば.....」
真姫「そんな保証がどこにあるのよ!!」
真姫「...とにかく証言はするわ約束通りね...じゃあ、もう帰らせてもらうわ!」スッ
真姫「.........」スタスタ 海未「無理に協力させたんですか?貴方達は彼女を」
「立候補よ、自分なら会社のシステムを簡単に潜り抜けられるってね」
海未「嘘をついたんじゃないんですか?彼女に」
海未「軽い仕事だと...自分の人生が懸かった仕事だと知ったのは...たった今です」
「彼女の協力が不可欠だったのよ」
海未「上手いですね、たしかに彼女に命を懸けさせるほうが楽ですもんね」
海未「違いますか?」 真姫「....はぁ...疲れたわ...」
真姫「.........」
「これはなによ?カメラ?」
真姫「FBIに頼まれたのよ、ここは監視されているわ、私達がやっていることもばれているわ」
「裏切ったのね...」
真姫「今の会話も聞かれてるわ」
「はは....あはははは!!」カチャン
真姫「う、撃つの?私を....」
「貴方が私を追い詰めたのよ!!」チャキン
真姫「!!」
「あああああああ!!!」
バン!!
「」ドサッ!
真姫「あ...あ....う、嘘でしょ?」 真姫「.........」
真姫「一体これからどうすれば....」
ピンポーン!
真姫「あら?なにかしら?」
「お届けものでーす!」
真姫「花束?...誰かしら?」
「ここにサインをお願いします」
真姫「はいはい....」
海未「危ない!!」
真姫「え?」 「ぐぁっ!!」バタン
真姫「な、なに!?」
「」ドン!
海未「っ....この威力は....こっちです!」
真姫「え!なんなのよ!!」
バキュン!バキュン!!
真姫「きゃあ!!」
海未「はぁ!!」ドン!!
海未「このテーブルの影に隠れてください!!」
真姫「う、うん!!」 バリン!!
海未「ん?....!!まずい!!」
ドン!!
ヒュン!ヒュン!!
真姫「きゃあ!!針の雨!?」
海未「ぐぁあ!!!」
真姫「だ、大丈夫!?」
海未「っ...大した傷じゃないです」 証人保護プログラムって天使にラブソングをでシスターに匿われてたやつか 海未「っ....どうやら、家の周りを囲まれてしまったようですね」
真姫「貴方....手が!!」
海未「ぐっ....はぁ!!」ザシュ!ポイッ!
海未「はぁ...はぁ....」
真姫「誰かは知らないけど、一体何なのよこれは!」
海未「説明は後です、今はこの場を切り抜けないと.....!」
海未「はっ!!」シュー!!
真姫「なにをしてるのよ」
海未「ヒューズを飛ばします」
真姫「え」 バタン!!
海未「奴らが入ってきたようですね」
真姫「っ....」
海未「裏口から逃げましょう」コソコソ
真姫「なんで裏口の場所を知ってるよ」
「やつらは?....」
「中にいるはずよ」
「待って、なんかおかしくない!?」
「あれは!!ガスが充満してるわ!ここ!!」
ドーン!!!!
海未「っ!」
真姫「きゃああ!!」 海未「乗ってください!!」
真姫「もうなんなのよ!!」
バン!!バン!!!
真姫「きゃあ!!」
海未「早く!!」
真姫「っ!!」バタン!!
バンバン!!
海未「飛ばします!!しっかり掴まってください!!」ブン!!
真姫「うわっ!!」
バン!!バン!!
バリン!!バリン!! 海未「被弾しましたか!?」
真姫「え?なに!?」
海未「怪我は?出血は?」
真姫「あぁ...大丈夫みたい」
海未「よかった....」
真姫「ね、ねぇ!!さっきのやつらが追ってきて!!」
海未「落ち着いてください、大丈夫です」
真姫「大丈夫!?大丈夫じゃないわよ!」 真姫「殺されかけたのよ!!」
海未「真姫、貴方は生きています」
真姫「そうね!貴方のおかげね!!」
海未「この先も私が貴方を守ります、命がけで」
真姫「っ.......」
海未「顔が赤いですよ?本当に大丈夫なんですか?」
真姫「な、なんでもないわよ!!」
海未「..........」ポタポタ
真姫「!!血が.....」 海未「シートの下に救急箱があります」
真姫「私が手当てをするわ!」
海未「さっきの銃は貴方の会社が開発した武器なんですよね?」
真姫「そうよ...EM銃のプロトタイプ、開発は極秘だけどね」
海未「EMとはなんですか?」
真姫「エレクトロマグネティク...ようは電磁波ね」
海未「電磁波...」
真姫「火薬や弾もいらない、アルミ弾を光の速さで飛ばせる兵器よ」
海未「ようは...レールガンってやつですね」
真姫「そうね、そうとも呼ばれているわ」 イレイザーおもろいよね
続編ものじゃないシュワアクションの中では一番かも 海未「たしか...海軍でも研究をしていましたが、持ち運びが簡単にできる大きさではなかったはずです」
真姫「うちの会社が小型化を依頼されたのよ、コンパクトで高速のEM銃を作れってね」
海未「成程...」
真姫「でも実用化はできてなかったはず...」
海未「完成していたじゃないですか...証言はする気はまだありますか?」
真姫「えぇ....」
海未「そうですか....なら私しか知らない場所で貴方を匿います」
真姫「そこは安全なの?」
海未「はい、私の仲間や上司も知らない場所です」 真姫「そんなことをして大丈夫なの?」
海未「大丈夫です、FBIがどれだけ危険かを知っていて貴方を巻き込んだんです」
真姫「.........」
海未「........」
真姫「私が...馬鹿だったのね...」
海未「貴方は信じただけです」
真姫「.......」
海未「だから今度は私を信じてください」 >>27
コマンドーと無印のプレデターとからなら私です にこハードは未完じゃないか?
密かに期待してるんだけど 埋めのせいで未完だった
もしこの作者だったら、いずれ復活も期待できるな、と スレタイでイレイザー連想したけどまさか本当にイレイザーのパロ書く人が居るとは思わなかった >>3と>>4の間
海未「貴方もです」タラー
凛「んー!!んー!!」ジタバタジタバタ
花陽「凛ちゃん!逆らっちゃ駄目、大人しくしてて!」
凛「..........」スンッ
海未「よし....あとは....」ごそごそ
花陽「それは?カメラ?」
海未「死人のふりをしてください、大人しくしていてください」
花陽「..........」
海未「........」パシャパシャ 海未「ここにしばらく隠れていてください」
ミカ「よろしくね」
真姫「この人は?」
海未「昔とある案件で不利な証言をした人間だ、名前はミカ」
真姫「よろしくお願いします」
ミカ「部屋は自由に使っていいからね」
真姫「ありがとうございます」
海未「ここにいれば安全です、安心してください」 海未「よし....」
真姫「これは?」
海未「今日から貴方は堀絵梨子です」
真姫「私って絵梨子って感じに見えた?」
海未「いや、そんなことは...嫌なら呼び名は変えますが?...Pileとか」
真姫「ふふふ....絵梨子でいいわよ」
海未「そうですか...あと、ゴールドカードです、渡しておきます」
真姫「ふーん...これで買い物はできそうね」
海未「買い物なんてとんでもない!危ないです!」
海未「ここでじっとしていてください、ミカが不自由はさせないはずです」
真姫「うん....」 海未「暗号は覚えてますか?」
真姫「315ならすぐにここを出る」
海未「その通りです、そうなったらすぐに動物園の公衆電話に向かってください」
真姫「わかったわ」
海未「公共の場ですから相手も手を出しづらいでしょう、出口も6か所あります、覚えておいてください」
真姫「OK、暗記は得意だわ」
海未「あと、もう一つ」
真姫「ん?」
海未「私は基本的に仲間とは組みません、もし私からの使いなどと言ってくる輩がいたら」
真姫「いたら?」
海未「これを使ってください」スッ
真姫「!!これは...銃?」 海未「使い方は簡単です、引き金を引いて撃つだけです」
真姫「説明になってないわよ」
海未「........」
真姫「また貴方と会う事はあるの?」
海未「貴方が安全な限りは会う事はないですよ」
真姫「...じゃあ、次は裁判が終わった後?」
海未「はい」
真姫「.....そう」
海未「........」
真姫「ありがとう....海未」
海未「お礼を言うのはまだ早いですよ?」
真姫「....そうね」 海未「...........」
絵里「いた、海未!」
海未「絵里、オフィスの外で会うのは嫌だと言ってるじゃないですか」
絵里「まぁまぁ、理由はあるのよ」
「........」
海未「成程...連れですか....」
絵里「さすがね、訳を話すわ、大変なことが起きてしまったのよ」
海未「大変なこと?」
絵里「保護中の証人達が殺されているの、この2日で3人よ」
海未「!」
海未「3人もですか?」
絵里「そうよ、私や海未の証人ではないけどね、今のところはね」 海未「保護した証人がヘマをしたということですか?」
絵里「違うわ、彼らはずっと隠れていた...変でしょ?他に居場所はバレる可能性はないのに」
海未「内部にスパイが?」
絵里「理事長はそうにらんでいるわ...しかも全員が大物が絡んでいる案件ばかり...国際的なやつよ」
海未「...同じ立場の証人はまだいます」
絵里「該当者は6人...海未も私も該当するわ」
海未「.......」
絵里「至急コンタクトを取って、隠れ場所を変えないといけないわ」
海未「そうかもしれませんね」 絵里「飛行機を待たせているわ」
海未「飛行機?私は基本単独行動です、誰とも組まない」
絵里「それはだめよ、理事長からの命令よ」
海未「.......」
絵里「私とチームを組んでもらうわ、CIAと合同で組めってね」
海未「わかりました...なら、先に絵里の証人から行きましょう」
絵里「海未、亜里沙よ」
海未「亜里沙...CIAになったんですか?」
亜里沙「はい!」
絵里「それじゃ、行くわよ!」 海未「ここですか?」
絵里「えぇ...」
海未「行きましょう」
海未「.........」
「.......」スッ
海未「!」
バン!!
「ぐっ!!」バタン
絵里「どうやら...嫌な予感が当たってしまったみたいね」
海未「証人を探しましょう」 海未「.........」
「.........」
海未「はぁ!!」バタン!
「ぐはっ!」
海未「.........」バン!バン!!
「がっ!!」バタッ!
絵里「ごめんなさいね」
「んー!!んー!!」ジタバタ!
絵里「..........」バン!バン!
「っ!」バタン!
「」
絵里「.........」
海未「絵里、その方は....」
絵里「やられたわ」
海未「...........」 海未「一般人相手に5人がかりで...」
絵里「...もしかして私達を待っていた?」
海未「........」
「.........」ゴソゴソ
「これは貴方の証人の写真では?」
海未「そうですね....」
絵里「連絡をした方がいいんじゃないの?」
海未「直接行きましょう、電話がない場所にいます」
絵里「どこよ、それって」
海未「ニューヨークです」
絵里「そう、じゃあ、急いで出発よ」 絵里「はい、ラムネ!これ好きだったわよね?」
海未「ありがとうございます」
海未「........」グビグビ
絵里「.........」
亜里沙「........」
絵里「亜里沙?」
亜里沙「な、なに?お姉ちゃん?」
絵里「撃ち合いははじめてだった?」
亜里沙「う、うん...」
絵里「そう...怖くても仕方ないわ、私だって未だに怖いんだから」
亜里沙「お姉ちゃん....」 海未「......っ!!」
海未(急に眠気が?...まさか!)
海未「っ....っく!!」ドサッ
海未(伝えないと....)
海未「.......」ポチポチ
真姫「.........」
〜♪
真姫「!!」
315
真姫「っ!!動物園に行かないと!!」 亜里沙「海未さん?」
海未「っ.......」
絵里「海未?どうかしたの?」
海未「こ...の....」
絵里「うん?」
海未「っ...zzzzzzzz」
絵里「!」スッ
亜里沙「お、お姉ちゃん?何を!?」 絵里「探知はできたの!?」
「わかりました!秋葉原の番号です!」
絵里「進路を秋葉原に変更!」
亜里沙「あ!変更の報告をしないと!」
絵里「そんな必要はないわ」
亜里沙「で、でも!」
絵里「いいのよ、それよりも採点をしてあげるわ、座って?」
亜里沙「採点?」
絵里「そうよ、初めての実践の採点をしてあげるわ」
絵里「100点よ!」バン!!バン!!
亜里沙「!!」 亜里沙「zzzzzzz」
絵里「亜里沙を縛っておきなさい」
「はい!」
絵里「秋葉原にいる仲間は?」
「4、5人くらいなら」
絵里「待機させておきなさい」
海未「はっ!!」ガバッ!
絵里「おはよう、海未」
海未「絵里....」
絵里「行先は音ノ木坂よ」
海未「...見当はずれですよ」
絵里「さて、どうかしらね?」 海未「私を騙したんですね」
絵里「これもビジネスなのよ、海未」
海未「武器の密輸ですか?それとも戦争を起こすつもりなんですか?」
絵里「賢くないわね、戦争には興味ないわ」
海未「じゃあ、なんで」
絵里「お金よ、争いにはお金が生まれるのよ」
海未「貴方は最低です」
絵里「貴方にも稼がせてあげるわ?ね?証人の場所を教えてくれるだけでいいのよ」
海未「銃を捨ててください」
絵里「え?」 海未「銃を捨ててください、そうすれば命だけは助けてあげます」
絵里「....残念ね...」スッ
海未「そうですね!!」ブン!!
絵里「っ!!」ザシュ!
海未「はぁ!!てぇい!!」バシン!ドシン!!
「うわぁ!!」ドサッ
海未「やぁ!!」サッ!
ドン!!
ゴー!!!
「あいつ!扉を破壊しやがった!!」
海未「よこしなさい!!」ブン!!
「がっ!!」バタン!
バン!!バン!!!
絵里「海未ぃ!!ぐっ.....」グッ!
絵里「なによ...これ、この私をよくこんな安物のナイフで刺してくれたわね!!」 こういうスレは(一年)前もあったよな?
今回は最後までいってくれ 海未「!!」
海未(あれはパラシュート...よし、あれでここを脱出です!)
絵里「このっ!」バン!!
海未「っ!」バン!バン!!!
海未「..........」チラッ
海未(この位置だと脱出する時にプロペラに巻き込まれてしまいますね)
海未「.........」キョロキョロ
絵里「海未!ここで飛び出せばエンジンに巻き込まれてぐしゃぐしゃになるわよ」
海未「....その通りですね!はっ!!」バキン!
絵里「!?」 海未「はぁ!!」ブン!!
絵里「椅子を壊して投げ捨てた!?」
バーン!!
絵里「な、なに!?」
グラ!グラグラ!!
絵里「きゃあ!」ドサッ!
海未「よし、エンジンを破壊しました...今のうちに...」
海未「っ.....」グッググッ
絵里「この!!」バン!バン!!
海未「!」サッ
海未「ああああ!!!」 海未「っ.....」ブラブラ
海未(風圧が半端ないです...パラシュートを早く....)
海未「やぁあああ!!!」グッ!!
絵里「しぶといわね」バン!バン!!!
バッ!
海未「しまった...パラシュートが....落ちてしまいました...」
海未「.....っ!!やぁ!!」バッ!!
ヒューン!!
海未「わああああああああああ!!!」 海未「っ.........」
海未(パラシュートはどこに....あ!あそこですね!)
海未「.........」スッ
海未(体を構えて...落ちながらタイミングを!!)
海未「やぁ!!」パシッ!
海未(うまくいきました!!)
絵里「海未はどこ!?」
「それよりも第三エンジンが!」
絵里「いいから探しなさい!早く!!」
「は、はい!!」
絵里「簡単には逃がさないわよ!」 海未「..........」クイッ!
バッ!!
海未(よし、パラシュートをなんとか開くことができました....)
キーン....
海未「!」
絵里「海未にぶつかるのよ!叩き落としなさい!!」
「これ以上の降下は危険です!!」
絵里「いいから!」チャキン
「!」
絵里「やりなさい!!」
「っ......」 海未「絵里...まさか....」
絵里「よし...あともう少しよ」
海未「このっ!!」バン!バン!!!
バリン!バリン!!
絵里「!!」
海未「しつこいんですよ!!」
「コックピットの硝子が!!」
絵里「ぐっ!!」
「上昇します!!」
ゴー!!!
海未「!!うわあああああ!!」グルグル!! 海未「っ....しまった!!さっきの飛行機との接触でパラシュートが!!」
海未「予備のパラシュートも絡まって開かない.....」ゴソゴソ
海未「体も絡まって動けない.....」モゾモゾ
海未「このままじゃ...地面に衝突してしまいます!!」
海未「この!!」モゾモゾ
海未「開けって言ってるんですよ!!このポンコツ!!」ガン!!ガン!!
バッ!!
海未「この手に限りますね」 海未「ぐっ!!」バリン!!!!
海未「っく....ぁ...あ....」
海未「はぁ...はぁ....ここは車の廃棄場でしょうか?...廃車が多少はクッションになってくれたみたいですね」
ワン!ワン!!
海未「!!」
穂乃果「うわぁ...痛そう...」
雪穂「絶対に痛いよ...見てたもん」
海未「ここはどこですか?」
穂乃果「地球だよ!!よく来たね!!」
海未「.......」 海未「さて......」キョロキョロ
穂乃果「見て!雪穂!パラシュートだよ!!」バサッバサッ
海未「!」
海未(あそこに使えそうな車が...)
穂乃果「かっこいい!!」
海未「あの車は貴方達のですか?」
穂乃果「うん」
雪穂「まぁね、お父さんのだけど」
海未「貸していただけませんか?これをあげますので」
雪穂「........」
穂乃果「50出して」
海未「え?」 海未「50って....50ドルですか?」
穂乃果「ふふふ...」
海未「.........」
海未「..........」ブロロロ
ほのパパ「!!」
海未「さぁ!急がないと!!」ブーン!!
ほのパパ「!!!!!!!」 絵里「っ...ひどい目にあったわ」
「報告です!女の潜伏先と思われる場所には誰もいませんでした!」
絵里「当たりまえよ!海未が連絡してるに決まってるでしょ!」
「その時間帯にその周辺でタクシーで移動した女は3人いました」
絵里「行先は?」
「淡路町と神保町、それと動物園です」
絵里「なら動物園よ!」
「動物園?」
絵里「人目が多いとこで待ち合わせをするに違いないわ」
絵里「人をあつめて頂戴、動物園で追い詰めるわよ!」 真姫「..........」
真姫「閉館まで...あと10分...まだ来ないのかしら?」
「西木野さん」
真姫「!!」
「落ち着いてください、私も保護官です、園田さんの代わりに来ました」
真姫「...海未はどこ?」
「すぐにきます、先に行って貴方を保護するように言われてます」
真姫「無事なのね、よかった」
「さぁ、行きましょう」
「..........」
真姫「あの後ろの二人は?」
「仲間です」
真姫「....そう」 真姫「あ、その前に一つだけいいかしら?」
「はい?」
真姫「一応、確認で秘密の握手をしてもらえる?」
「え?」スッ
真姫「........」バン!!
「ぐああ!!」
真姫「!!」ダッ!! 『絵里さん!!』
絵里「どうしたの?」
『あの女に足を撃たれた!あいつ銃を持ってやがる!!』
絵里「めんどうね....」
絵里「各員に告げるわ!出入り口を封鎖!!一部を出入り口に残して突入!捕まえるのよ!!」
「な、なにごとですか!?」
絵里「連邦保安官の者です、この施設を封鎖するわ」
「中にはまだお客様が!!」
絵里「なら!さっさと避難させなさい!!今すぐに!!」 真姫「はぁ...はぁ....」タッタッタッ
バン!!ズババババ!!!
真姫「!!」サッ
バララララ!!!
真姫「っ......」
「殺すつもりはない、銃を捨てて出こい!!」
真姫「...そう言って、やる気満々じゃない!!」バン!!バン!!!!
真姫「海未....早く来て!....」 真姫「!!」カチ!!カチ!
真姫「!?た、弾切れ....」
「よし!弾切れみたいだ!行くぞ」
真姫「!」
海未「........」ドン!!
「あ、あいつは!?」
海未「........」バン!!バン!!!
「うわあああああ!!!」
海未「.........」バン!
「ぎゃああああ!!」
海未「.........」
真姫「遅刻よ、遅いわ」
海未「道が混んでました」 海未「とにかく早くここから...」
コポコポ....
海未「これでもくらいなさい!!」バン!!
「!?」
ザー!!!
「うわあああああ!!!」
「ワ、ワニだぁ!!!」
「あの野郎!水槽を破りやがった!!」
海未「よし、今のうちに!!行きましょう!」 真姫「!?」グイッ!
真姫「きゃあ!!」
海未「真姫!」
真姫「わ、ワニが!!」
グァアアア!!
海未「この!!」バシ!ドシ!
グァアアア!!
海未「っぐ....」
真姫「危ない!!」
海未「.......」バン!!
ドサッ!
海未「鞄にしますよ」 理事長「それで被害は」
絵里「犠牲者が3人です、海未ったら血も涙もないやつです、指紋も取ってあります」
理事長「やけに準備がいいわね?」
絵里「私だって信じられませんでしたから、だから取ったんです」
理事長「なんか腑に落ちないわね...あの園田さんが」
絵里「海未には家族がいません、だから守る物もない、だからきっと簡単に裏切ったんです」
理事長「園田さんとは付き合いが長いのよ、私はだから...」
絵里「理事長!ここで議論をしている内にまた犠牲者出てもいいんですか?」
理事長「でも証人も一緒に逃げてるわよ?」
絵里「グルなんですよ、きっと」
理事長「なにを馬鹿なことを言ってるのよ!」 絵里「いいですか!!あの証人は!私の部下を保護官と知っていながら撃ってきたんですよ!!」
理事長「.........」
絵里「どう考えてもおかしいですよ!!」
理事長「わかったわ...園田さんを是が非でも捕まえて頂戴」
絵里「はい!」
理事長「........」
〜♪
理事長「もしもし」
海未「理事長、私です」
理事長「園田さん?どこにいるの?」
海未「絵里が真姫を狙ってます、その為に他の証人達を殺しました」
理事長「話は聞いてあげるわ、まずは出頭しなさい」
海未「そんなことをしたら真姫が危険です!!」 理事長「逃げ回る方が危険よ!今に二人共やられてしまうわよ」
海未「絵里は買収されてます!なんとしても真姫を消そうとします!」
理事長「こっちでは貴方が裏切って今回の件を起こしたってことになってるわ」
海未「っ......」
理事長「園田さん!」
海未「また連絡をします」
理事長「連絡?いつするの?」
海未「証拠をつかんだらします」 海未「はめられました...味方はいないようです」
真姫「じゃあ...どうするの?」
海未「逃げ回ってもいずれは捕まります...ならば、はっきりとした証拠を手に入れるしかありません」
真姫「証拠?」
海未「そうです、証拠です」
真姫「.....まだ天は私達を見放してないのかも....なんて」
海未「どういう意味ですか?」
真姫「これよ」スッ
海未「まさか、それは例のデータのコピーですか?」
真姫「えぇ、万が一ってことに備えてね」
海未「さすがですね、これがあれば...無実が証明できます」 真姫「でも一つ問題があるのよ」
海未「問題?」
真姫「中身を確認してないのよ、だからちゃんとデータが入ってるかどうか....」
海未「なら確認をしましょう」
真姫「でも、これは会社のシステムじゃないと開けないソフトなのよ」
海未「なら乗り込みましょう」
真姫「どうやって?今のあの会社は要塞みたいものよ、連中だって待ち構えてるかもしれない」
海未「いいじゃないですか?連中の期待を裏切らないであげましょう」 ことり「海未ちゃん、もう大丈夫だよ?」
真姫「!!誰?」
海未「真姫、この人はことりです、ここの教会のシスターです」
ことり「皆、ドーナツでも食べに引き上げていったよ」
真姫「そう...」
ことり「よろしく、真姫ちゃん」
真姫「あ、こちらこそ!」
ことり「それで海未ちゃん?どうするの?」
海未「車を二日ほど貸していただきたいです」
ことり「OK、ちょっと古い車だけどいいかな?」
海未「ありがとうございます」 真姫「.........」
『綺羅ツバサ国防次官は例の会社との疑惑に対して声明を発表されました』
ツバサ『民間企業への兵器の開発資金は決められた予算内でやっています、問題はないです』
ツバサ『会社の証人が喚問されれば私からの不正な賞与があったいう疑惑は晴れるはずです、確実に』
真姫「!!」
ツバサ『本日は発言の場を作っていただきありがとうございました』
真姫「.........」 ワイワイガヤガヤ
〜♪
海未「.........」キョロキョロ
花陽「.........」
海未「見つけました」
海未「花陽」
花陽「!!あ、貴方は!!」
海未「今すぐに話があります、ちょっといいですか?」
花陽「は、はい!!」 花陽「前から聞きたかったんですけど、ここでレズの周りで働かしたのは貴方のアイデアですか?」
海未「おかげで安全でしょ?」
花陽「ま、まぁ...連中からは....プライドがある連中ならここにはまず来ないもんね」
花陽「あ!始めに行っておくけど、花陽はレズじゃないよ?凛ちゃんが好きなだけだから、皆には言わないでね?」
花陽「誰かを傷つけたくないから...」
海未「........」
海未「それよりも今日はちょっと頼み事がありまして、力になってくれますか?」
花陽「!ほ、本当!?花陽でも力になれるの!?なんでも言って!」
海未「ありがとうございます」
花陽「よし!じゃあ、行きましょう!!」 花陽「ちょっとここをお願いしてもいいかな?」
「誰よ、そいつ」
花陽「恩人なの!手伝い行くね」
「ふーん...あんな貧乳女が...どこがいいの?」
花陽「やめて!」
海未「席を外しましょうか?」
花陽「悪いけど、なにもないから」
海未「訳アリじゃないんですか?」
花陽「この人はただ...心配してるだけです」
海未「ふふふ....」
花陽「もう!さっさと行きましょう!!」 海未「これを渡しておきます、道具です」
花陽「...発泡性の胃薬?」
海未「あとは花陽の部屋で詳しく話します」
花陽「わかりました」
ツバサ「まだケリがつかないの?」
絵里「......」
ツバサ「もう代金はもらっているの!これ以上納期を遅らせることはできないわ、今夜にもでも船を出すわ」
絵里「しかし!今の状況では!」
ツバサ「それができなければ貴方はあの世行きになる、それだけよ」
絵里「........」
ツバサ「明日の朝までに全てを綺麗に片付けおきなさい!いいわね!!」 花陽「.........」スタスタ
「そこの貴方、ちょっと待ちなさい!」
花陽「うわっ!気をつけてよ!14階の久保さんに出前のお届けです」
「許可がないものを通すわけにはいかない」
花陽「キョカガナイトトオレナイノォ!?」
「そうよ!」
花陽「えへへへ...怒らないでくださいよぉ...だったら久保さんに連絡をして確認してくださいよ、エースコックのラーメンだよ?激ウマだよ?」
「だから、ここは特別警戒中なの!わからないの?」
花陽「わかってないのは貴方です!これはあのリン・ホシゾラのラーメンなんだよ!」
花陽「熱々のうちに届けないとラーメンが伸びて料金を私が払うことになっちゃうんですよ!!お米を買うのに」
「.........」スッ
ガシッ!!
花陽「!?」 花陽「な、なにをするんですか!!離してください!!」
「大人しくしてなさい!!」
花陽「っ!!言っておきますけど、私は心臓に病気を持ってるんです!何かあったら訴えますからね!」
「うるさい!」ドン!!
花陽「っ......」
「なにも持ってないです」
「こっちもただのラーメンです」
花陽「............」もぐもぐ
「....はぁ、まぁいいわ!さっさと出て行きなさい!」
花陽「.........」
「出て行けっていってるのよ!!」
ガシッ!
花陽「ぁ...うっ...あぁ..がっ....」ブクブク
「!?」 花陽「ぁ...っ....がっ..うぅっ..」ピクピク
ドサッ
絵里「...ゲートのメンバー!何をやっているの!」
『出前のやつが心臓発作を起こして』
絵里「誰よ、こんな時に出前を頼んだ馬鹿は!!」
英玲奈「そんなことを言っている場合か?」
絵里「っ....早く医務室に運びなさい!!、救急車も!」
花陽「うぅ...ぁあ....」
花陽(どうやら上手くいったようです) 海未「患者の容態は?」
「発作をおこしているようで」
真姫「.......」
海未「医務室は?」
「こっちです!」
花陽「........」
花陽(なんだろう?これ?)スッ
ビー!!!
花陽「!?」
「心臓が止まったわ!!急いで電気ショックを!!」
花陽「!!」 「せーの!!」バチン!!
花陽「ぴやぁ!!!」
「もう一度いくわよ、電圧をあげて」
花陽「や、やめ」
海未「それ以上はやめなさい!!」カチャ
「!?な、なに!!」
海未「あんたは壁に向かって立ってなさい!あんたは床に」
「な、なんなのよ!!」
海未「早く!!」スッ
「は、はい!!」
海未「.......」
「怖いわ〜!テロリストよ〜」
板復帰(NG!:Gather .dat file OK:NOT moving DAT 718 -> 718:Get subject.txt OK:Check subject.txt 718 -> 718:fukki NG!)0.77, 0.73, 0.79
age Maybe not broken 海未「ロープで連中を縛っておいてください」
花陽「了解!」
海未「ここは貴方に任せましたよ、ちゃんとやれますよね?」
花陽「もう...さっさと行ってください」
海未「真姫、行きますよ」
英玲奈「!!」
あんじゅ「問題発生ね」
絵里「どうしたの?」
英玲奈「誰かがディスクを開いている」
絵里「なんですって!!そんなバカな!!」
英玲奈「チーム1!館内に不審な動きは!?」 『特にはないです、異常なしです』
絵里「異常なし?タコなの!?海未は扉を使わずに入ったのよ!!」
英玲奈「しかし、どうやって....」
絵里「金庫室に仲間を集めなさい!!急いで!!」
英玲奈「........」ポチポチ
絵里「........」
英玲奈「いや、違うか....」ポチポチ
絵里「何をしているの?ささっと扉を開けなさい!」
英玲奈「いや、週ごとにパスワードが変わるから...少し待ってくれ」
絵里「はぁ...どきなさい」
英玲奈「?」
絵里「.........」バン!!
絵里「これで開いたわ」 絵里「誰もいないわね....どういうことかしら?」
あんじゅ「おそらくだけど...館内の他の端末を使っているだと思うわ」
絵里「他の端末?どこよ、それは!!」
海未「貴方の読み通りですね、この会社の社長はここに裏口を作っていましたね」
海未「しかし、パスワードがわからないです...急がないと連中に見つかってしまいます」
真姫「パスワードが私もわからないわ...」
海未「...このデータは?武器の取引のデータですね」
海未「...こいつは!!成程...厄介ですね」
真姫「どうしたの?」
海未「どうやら取引の相手はロシアマフィアのボスです、成程、絵里が絡んでくる理由もわかりました」 あんじゅ「絞り込んだわ、北の塔のどこかの部屋よ、対象はこの13部屋」
絵里「よし!!北の塔よ!!急ぎなさい!!」
英玲奈「よし、行きましょう!!」
あんじゅ「これ以上は絞れないわ、プロテクトがかかって無理よ、もう少し時間を頂戴」
絵里「5分以内に探しない!!見つかったら連絡しなさい」
あんじゅ「はぁ...無茶を言うんだから...」
海未「これは....見つけました...取引は今夜のようですね、港で1000個の何かが港から出ます」
真姫「まさか...EM銃が?」
海未「そうみたいです」
真姫「正気じゃないわ!!こんなのが世界中に出たら!」
海未「世界中のテロリスト達がのさばる事態になります」
真姫「第三次世界大戦ね...」 あんじゅ『絞り込んだわよ!25階の部屋よ』
絵里「25階ね!各員25階に集合!!」
ビー!!
海未「!!」
真姫「これは!」
海未「しまった...気づかれたみたいですね、データを消そうとしてます!」
海未「この!!!」ドン!!!
「データ消去」
海未「っく!!」 バララララ!!
真姫「!!」
海未「伏せていてください」
真姫「っく!!」スッ
海未「やぁ!!てりゃあ!!」バキン!
「ぐへぇ!!」
ポーン
海未「増援ですか」
「っく.....」
「撃てぇ!!!」
海未「近くにいた貴方が悪いんですよ」
バララララ!!!!
「ぐっ...あがっ.....」
「あいつ仲間を盾に!!」
海未「..........」 海未「ちょっと、この爆弾を借りますよ」スッ
海未「はぁ!!」バシン!!
ドサ!!
カチッ...カチッ...
ドーン!!
「うわあああああああ!!」
海未「さぁ、今のうちに逃げますよ!!」
真姫「う、うん!!」 ビー!!ビー!!
海未「先に救急車に行っていてください」
真姫「でも...」
海未「早く!!急いでください!!」
真姫「わかったわ!!」
バン!!バン!!!
海未「.........」
ガー...
海未「これは...成程、警備システムで区画ごとに防弾ガラスが降りてくるシステムなんですね」
海未「っ........」
ガシン!!
海未「どうやら迂回をしないといけないみたいですね」 真姫「海未!!」ドン!ドン!!
海未「防弾ガラスです、簡単には破れません!真姫!!いいから走ってください!!」
真姫「っ!!待ってるから!!」
バン!!
絵里「おっと!!」パシッ
真姫「!!」
海未「絵里....」
絵里「.......」
絵里「.......」スッ
海未「.........」スッ
バン!!バン!!!バン!!!! 絵里「どうやらこの硝子には銃は無駄みたいね」
海未「.......」
真姫「海未!!」
絵里「よく聞きなさい!海未!これで主導権は私が握ったわ!これ以上、私の邪魔をしたらこいつを細切れにして後で送ってやるわよ!!いいわね!」
海未「.......」
真姫「離して!!」
絵里「うるさい!!」バシン!
真姫「きゃあ!」
海未「!!」 海未「っく...絵里....」
海未「なんとかしなければ....あれは...スプリンクラー」
海未「.........」
バン!バン!!!
火災警報!火災警報!!
スー...
海未「よし、これで進めます!」 パララララ
海未「遅かったようですね...まさか、ヘリまで用意していたとは....」
海未「.........」
海未「約束は守ります、真姫、貴方を絶対に助けてみせます」
花陽「港までは飛ばせば40分くらいで着くよ」
海未「花陽はもう来なくていいです、送っていきます」
花陽「待ってくださいよ!ここまできておいて、一匹狼だなんて言わないでくださいよ」
海未「貴方はよくやってくれました、ここからは私の戦いです」
花陽「ねぇ!ちょっと!話くらいは聞いてくださいよ!貴方がいなければ花陽はこの大地の糧になっていたかもしれません」
花陽「私、役に立ちますよ!知り合いが取引がある港を仕切ってるんです、船を探すんですよね?聞けば一発でわかりますよ」
海未「........」
花陽「........」
海未「乗ってください」
花陽「そうこなくっちゃ!!」 海未「.........」
花陽「.........」
海未「.........」スッ
〜♪
理事長「!逆探知をして!!」
理事長「もしもし、園田さん?」
海未「証拠をつかみました、例の会社は闇で武器を売ってます、ツバサもそれに噛んでる」
理事長「ツバサ?それは国防省のツバサさんってことかしら?」
海未「はい、そしてグループのまとめ役が絵里です、受け渡しは今夜行われます」
海未「すぐに来てください、受け渡し場所は......」 あんじゅ「........」
ガラガラガラ
花陽「あ、ちょっと待ってお姉さん!ちょっとお話しませんか?」
あんじゅ「ここは立ち入り禁止エリアよ」
花陽「えへへ...知ってますよ、ここで何をしてるんですか?」
あんじゅ「なに?」
にこ「にこたちは港湾労働組合のもんよ」
希「貴方達がうちらの優秀な組合員を使わないで荷物を積んでるって話を小耳にはさんだもんでなぁ...まさか違うよね?」
あんじゅ「...もしもし、面倒なやつらが来てますが」
にこ「あぁ、全くね」 英玲奈「すぐにそっちに行く」
海未「.........」
海未(よし...潜入に成功しました)
英玲奈「どうした?」
にこ「じゃあ、お姉さんに説明させてもらわね、組合員を使わない船はうちの港から出すわけにはいかない」
希「うんうん」コクコク
にこ「うちのもんの姿は見えないようだけど、見える?」
希「.........」キョロキョロ
英玲奈「国家の機密を関わる仕事をしてるんだ、いますぐ”こっか”ら出て行け」
花陽「それって脅してるんですか?」
希「それともダジャレ?」
英玲奈「..........」 海未「.........」
バサッ!バサッ!
「ん?なんだ?」
海未「はぁ!!」ダッ
「空から女が降ってきた!?」
「侵入者よ!撃ちなさい!!」 バラ!パラララ!!
絵里「今の音はなに?」
「倉庫の方で発砲してるみたいです!」
あんじゅ「なんの音!?」
希「ふん!!」バシ!!
あんじゅ「きゃあ!!」
にこ「やぁ!!」ドン!
花陽「ぴやぁ!!」バシン!!
英玲奈「ぐわぁ!!」
ドサッ!!
希「ふふふ」
にこ「組合を舐めるんじゃないわよ」 にこ「.........」ブチッ
ザザッ
絵里「おかしいわよ!監視カメラの映像が消えたわよ、誰か聞こえる?」
ヒデコ『どうやら侵入者のようです!』
絵里「探して!早く荷物も積むのよ!!」
海未「........」
海未(真姫は一体どこに....)
ジッー
ヒデコ「見つけました!距離は30メートル」
絵里『丸焦げにしてやりなさい!!』
パー....
海未「!!」
パシュン!!パシュン!!
海未「っく!!!」サッ
花陽「これは参っちゃうよ...」
ドーン!!
ガララガララ
海未「天井が.....」
海未「うわあああああああ!!!」 海未「っく....武器が壊れました.....捨てていきましょう」
フミコ「..........」キョロキョロ
フミコ「!....この銃は....」スッ
ヒデコ「見つけた...いい銃ね、間抜け」
パー
フミコ「!ま、待って!!」
パシュン!!
フミコ「きゃあああああ!!」
ドーン!!
ヒデコ「フミコ!!」 海未「敵はセンサーを使っている....なら!」
海未「はぁ!!」ベリ!!
「あいつはどこ?」
「ここら辺にいるはずよ」
海未「..........」
「どこよ....」
海未「.........」バン!!バン!!!
「床下から!ぎゃあああ!!」
海未「はぁ!!」バキン!!
海未「よし...連中が持っていたこのEM銃...試してみますか」
絵里「応答しなさい!!どうしたの?」
海未「片づけましたよ、二人共」
絵里「...海未?」
海未「今からそっちに行きます」
絵里「っ...皆、撃ちまくるのよー!!!」 「お前の友達が着いたみたいだ」
真姫「紹介してあげるわ」
「遠慮しておくよ、そいつのせいで出発が早まった...あの世行きの」
真姫「!!」
真姫「っ....やぁ!!」バリン!!
「ぐわぁ!!」
真姫「えい!!」バシン!!
「ぐっ!」
真姫「海未!」ダッ
海未「......」
パシュン!パシュン!
「うわああああああ!!!!」
絵里「海未を止めるのよ!!」 ヒデコ「....見つけた.....」
にこ「ふん....」バン!!
バリン!!
ヒデコ「うわあああ!!」
ドーン!!
花陽「さすがにこちゃん!」
にこ「当然よ」
絵里「海未!!」
海未「!!」
絵里「貴方...今度こそ、もう許さないわよ!!!」
真姫「っ....」
海未「真姫....」
絵里「銃を捨てなさい!この子の命はないわよ!」
海未「.......」ポイッ 絵里「ご苦労様」バン!!
海未「ぐぁ!!」
真姫「海未!!」
絵里「うるさい!!早くこのコンテナをあげなさい!!」
海未「真姫....」ヨロヨロ
「あいつか....撃ちまくれ!!」
バララララ!!
海未「!!」
ドーン!!
海未「はぁ!!!」ガシッ!
「あの野郎...しつこいな...コンテナによじ登りやがった」 バララララ!!
「なんで当たらないのよ!!もう!貸しなさい!!」
ゴー...
「なによ?このショベルカーは?」
にこ「......」スッ
「!?」
希「........」
花陽「.......」
バラララララ!!!
「ぐあああああああ!!!」
にこ「邪魔するんじゃないわよ」 海未「はぁ!!」バシン!
絵里「この!!」ビシ!!
真姫「海未.....」
海未「やぁ!!!」ドン!!
絵里「ぐあああ!」
グラッ
真姫「きゃあああ!!」
海未「真姫!!」パシッ
真姫「海未...」ブラブラ
海未「っ....手を離さないでくださいよ」 海未「はぁ!!!」グイッ!
真姫「すごい力...」
海未「あの上の梯子に捕まってください」
真姫「うん」
絵里「今のうちに銃を....」
絵里「これでお別れよ」
海未「...さようなら」バシン!
絵里「!!」
ガララララ!!
絵里「コンテナが落ちる!!ああああああああ!!!」
バーン!!
海未「これで...」
真姫「おしまいかしら?」 理事長「あそこよ、急いで」
絵里「海未ぃ!助けて!!こんなコンテナの下敷きになる最後なんて嫌よ!!」
海未「........」
海未「....ぐっ....」
絵里「......」スッ
海未「!!」パシン!!
ドン!!
海未「どこまで腐ってるんですか!!この!!」パシ!!
「銃を降ろしなさい!」
海未「!........」 理事長「.........」
海未「.......」
理事長「絢瀬さんを運び出して」
「はい!」
理事長「ご苦労様、園田さん」
海未「..........」
真姫「海未!」
海未「真姫」
真姫「よかった....怪我は大丈夫?」
海未「はい....」 ワイワイガヤガヤ
ツバサ「あの件は後でゆっくり話すわ」
「絢瀬さん、今どう思ってますか」
絵里「誇りに思ってるわ」
「反逆罪をですか?」
絵里「自分の愛国心をよ、私利私欲であんなことをしたわけではないわ、真の目的は国を安全を守ることにあるわ」
絵里「真実はすぐに明らかになるわ、そうすれば身の潔白も証明されるわ、以上よ」
真姫「うまく言い逃れる気でいるわ」
海未「立派な証言でしたよ、真姫」
真姫「貴方のおかげよ、海未」
海未「ふふ...じゃあ、行きましょうか」
真姫「えぇ...」 ツバサ「偉そうなスピーチをして、マスコミの前での発言は控えて頂戴」
絵里「関係ないわ、あの女がいなくなれば済むことよ」
海未「.......」バタン
真姫「.......」バタン
ドーン!!!!!
理事長「!!!」
バーン!!!!
理事長「園田さん!!」 ツバサ「また商売を始めるのはなんか気が引けるわね」
絵里「あの女は死んだのよ、マスコミを操ればすぐにクリーンなイメージに戻るわ」
英玲奈「もし、彼女が周りの人間に喋っていたら?」
絵里「そんな連中は私が一人ずつ始末してあげるわ、来年には誰も覚えてないわ」
ツバサ「貴方にはいつも感心するわ」
絵里「ありがとう、貴方こそさすがね、一本取られました」
ツバサ「?なんのこと?」
絵里「爆弾よ、スカッとする始末をした上に私達が車の側に近寄ってないのは皆が見てた」
絵里「うまいやり口ね、私から学んだのかした?」
ツバサ「私はやってないわよ」
絵里「え?」 ツバサ「貴方が仕掛けたんじゃないの?」
絵里「まさか...貴方でしょう?」
キキッー!!
「!?」ドン!!
ツバサ「危ないわね!何をやってるのよ!!」
ガチン!ガチン!
英玲奈「なんだ?鍵が!」
あんじゅ「開かないわ!!」ガチャガチャ!
花陽「〜♪」バタン! 絵里「ねぇ!!」
プルルルル
絵里「!!」
ツバサ「もしもし」
絵里「......」
ツバサ「貴方に電話みたいよ」
絵里「?なに?」
海未『貴方達は消去されました』
絵里「!!」バッ
海未「...........」
絵里「海未....」 カン!カン!カン!!カン!!
ボー!!
絵里「!!!」
ツバサ「あれは...」
あんじゅ「列車よ!!!このままだと!!!」
英玲奈「早く出ないと!!」
あんじゅ「私が先よ!!」
絵里「!!」
ツバサ「わあああああ!!」
バーン!!! 海未「.........」
ブロロロ
花陽「.......」ブンブン
海未「.......」スッ
真姫「連中は?」
海未「見送ってきました」
THE END 次回の音ノ木坂洋画劇場は
不死身のあいつがやってくる
絵里「マシンガンは頂戴した...にっこにっこにー...」
高層ビルを舞台に不死身の女、矢澤にこが戦いを挑む!
にこ「パーティへようこそ!!」
地上40Fが戦場と化した!!
にこ「イピカイエ...ざまぁにこ!」
NIKO HARD これでおしまいです
最後までお付き合いいただきありがとうございました >>129のダジャレネタもテッパンやね
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