果南「腕立てするから上に乗ってくれる?」鞠莉「Okでぇーす!」
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ノシ
果南「うん、ありがとう」
鞠莉「馬みたいね…///」
ギシギシ
果南「あはは、そうかもね」
ギシギシ
鞠莉「ねぇ、果南重くない?」
果南「重くないとトレーニングにならないからね」
鞠莉「は?」 果南「?ちょ、なんで降りるのさ」
鞠莉「…」右ストレート
果南「えっ?」ヒリヒリ
果南「なんで私殴られた?」
鞠莉「バカ!もう知らない!」
ズガスカ
果南「え?」 ルビィ「まずいですよ!果南さん」
果南「何が?」
ルビィ「あそこは軽いって言わないと乙女心が傷ついちゃうよ!」
果南「え〜、そういうものなの?」
ルビィ「そうですよ!」
果南「謝った方がいいかな?」
ルビィ「りゅびぃは謝ってほしいかな」 善子「腕立てするから上に乗ってくれる?」
花丸「OKずら」
善子「あっごめん…ルビィで…」 まぁ実際のところ背中に乗せて腕立てしたいのはルビィちゃんだよね? >>1から分岐
果南「?ちょ、なんで降りるのさ」
鞠莉「…」右ストレート
果南「は?」ヒリヒリ
果南「なんで私殴られた?」右ストレート
鞠莉「バカ!もう知らない!」ヒリヒリ
ズガスカ
果南「は?」 ルビィ「まずいですよ!果南さん」
果南「何が?」
ルビィ「あそこは軽いって言わないと乙女心が傷ついちゃうよ!」
果南「は?本当に重たかったんだけど」
ルビィ「そういうものなんですよ!」
果南「めんどくせえ女」
ルビィ「りゅびぃは謝ってほしいかな」
果南「なんで?」 ルビィ「なんでって……」
果南「私は私が重たいって感じたことを発言しただけなんだけど」
ルビィ「お、乙女心が……」
果南「そんなワケわかんないもので私の感情が否定されてたまるかっての」
ルビィ「果南ちゃ……」
果南「仕舞いには暴力だからね。あれは酷いよ。正直幻滅したね」
ルビィ「ぅゅ……」 部室
ダイヤ「話は聞かせていただきましたわ」
鞠莉「グスン」
果南「ダイヤに言ったんだ。まぁそれなら丁度いいや。鞠莉に謝って貰わないと」
鞠莉「なんで私がっ!」
千歌「まぁまぁ。まずは二人の言い分を聞こう?」
鞠莉「うぅ……」グスン 曜「じゃあ鞠莉ちゃんの言い分を聞かせて?」
鞠莉「うん……」
ダイヤ「その間、果南さんは発言は禁止です。まずは言い分を聞くこと」
果南「わかった。」
花丸「じゃあ鞠莉ちゃん言い分を言うずら」
鞠莉「うん……果南が私のことを重たいって言って来てね……」
鞠莉「しかも重くならないとトレーニングにならないって言われたの」
鞠莉「デリカシー無いこと言われてすごく傷付いたんだから……」 梨子「じゃあ次、果南ちゃんの言い分ね」
果南「さっきの鞠莉の発言を踏まえた上で発言させて貰ってもいい?」
ダイヤ「勿論ですわ。そして、その間、鞠莉さんも発言は禁止です。果南の言い分を聞くこと」
鞠莉「わかった……」
善子「じゃあ果南ちゃん言い分を言うずら」 果南「まず私は鞠莉のことを重いなんて一言も言ってない」
果南「私は重くないとトレーニングにならないと言っただけ。イコール鞠莉は重いとはならない。」
果南「私はさらにそのあと馬鹿と罵倒された。」
果南「鞠莉は私に謝罪すべきだと思う」
鞠莉「ホワッツ!?」
果南「今は私の番!黙って聞け!」
鞠莉「……」 果南「私が不満に思ってるのは鞠莉が私に馬鹿と言ったことだけ」
果南「不当な扱いを受けたことについて鞠莉に謝罪を要求する」
果南「私からは以上」
善子「……」
ルビィ「……」
ダイヤ「じ、じゃあお互い討論をどうぞですわ……」
鞠莉「謝れってどういうことっ!?」 果南「言葉通りの意味だよ。逆に鞠莉は私に何を求めてんの?」
鞠莉「何って……」
果南「私と鞠莉は今喧嘩してるわけだよね?つまりお互い不満がある。この認識はお互い共有してると思ってるけどどうなの?」
鞠莉「た、確かに不満はあるけど」
果南「つまり、この喧嘩を終わらせるためにはお互いの不満点を納得する形もしくは理解できる形にしなきゃいけないよね?」
果南「だからまず私は自分の不満を述べた。鞠莉に理解してもらうためにね。」
果南「だから次は鞠莉が具体的に不満を述べるべき。」
果南「すごく傷付いたのはわかった。傷付くに至るまでに何が不満で、私に何をして欲しかったのか具体的に述べて」 鞠莉「わ、私は重いって言われたのが嫌で……」
果南「だから私は鞠莉イコール重いって発言はしてないって」
果南「私は重いほうがトレーニングになるって言っただけ。感想を述べただけ」
果南「私が感想を述べることすら否定するなら人権侵害で訴えるよ?」
鞠莉「うっ……」
果南「鞠莉イコール重いじゃないから。そう取ったのはあくまで鞠莉だから。鞠莉が勝手に深読みしただけだから。わかる?」 鞠莉「わかった……」
果南「わかったならいいよ。で、この誤解が解けたことで鞠莉の不満は解決された?」
鞠莉「……」
果南「何か言わないと。言葉に出さなきゃ何も伝わらないよ?」
鞠莉「……」
果南「まだ不満がある場合は何か言って?何も言わないなら鞠莉から私への不満は解決したものと判断するよ?」
鞠莉「……」 果南「じゃあ鞠莉から私への不満は解決したということで」
果南「じゃあ次に私の不満ね。馬鹿って言ったことを謝って」
鞠莉「え……?」
果南「鞠莉が勝手に深読みした癖に突然馬鹿って言われたんだよ?私。不当な扱いを受けて傷付いたよ。謝って」
鞠莉「……」
果南「謝らないの?納得いってないの?」
鞠莉「……」
果南「じゃあ仕方ないね。民事で訴えるよ」
鞠莉「……なさい」
果南「え?なんだって?」
鞠莉「……ごめんなさいっ」 果南「わかった。私は寛大だから鞠莉を許すよ」
鞠莉「……」
果南「他人だったら謝られても許さなかったかもしれないけどさ、私と鞠莉の仲だしさ」
鞠莉「果南……」
果南「……捲し立てるように言ったのも、鞠莉と和解したかったからなんだよ。モヤモヤ残すの嫌だったんだ」
果南「鞠莉のことが本当に好きだからさ」
鞠莉「ジワッ」ウルウル
果南「これで仲直り。ハグしよ?」
鞠莉「かなぁーん!!」ガバッ 数日後
果南「ねえ善子。腕立てするから上に乗ってくれる?」
善子「それは私が腕立て伏せをしている果南ちゃんの背中の上に重石の代わりに乗っかるという意味?」
果南「う、うん。そうだよ」
善子「わかった。同意するわ」
〜
果南「あぁ〜。疲れた。千歌、水飲みに行かない?」
千歌「それは私と果南ちゃんの二人が体育館の横に置いてあるウォータークーラーまで移動してそこでウォータークーラーから出てくる水を飲むってこと?」
果南「う、うん」
千歌「同意するよ!」 〜
曜「はぁ〜練習疲れたー!」
果南「あ!みんな、これからファミレスでも行かない?」
鞠莉「ナイスアイディアね!」
果南「あ、ちなみに割り勘でいい?」
曜「ここでいう割り勘の定義は?」
果南「えっ?」
ルビィ「曜さん。ルビィにおまかせ。ここに誰がいくら払うかの契約書用意しておいたから」
曜「さすがルビィちゃん!」
ルビィ「うゅ」
千歌(みんな果南ちゃんに訴えられないように主語述語目的語補語を明確にして話すようになったのでした。)
おしまい 完全に正論ですね
暴力系ヒロインが現実にいたら大体こうなる 誰も果南が誤解されるような言い方をした件について責めないのはなんでなの? >>28
どう見ても面倒臭いの鞠莉だろ
…と思ったら、全員面倒臭かった
乙乙 果南「うーん善子じゃ物足りないな、やっぱり鞠莉じゃないと」
鞠莉「…!」ヒクヒク
迂闊に怒れなくなった鞠莉 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています