「転がる花陽」
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「ごろごろごろ〜」
「ごろごろごろ〜」
「ごろごろごろ〜」
「ごろごろごろ〜」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろご…ん?」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) 凛「ねぇねぇかよちん!あそこに誰かいるよ?」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「行っくにゃー!」 穂乃果「ん?」
花陽「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ねぇねぇ、何やってるの?」
凛「転がってるにゃ!」
穂乃果「凄い凄い!私もまぜて!」 花陽「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろ〜ごろごろ…お?」
穂乃果「これは中々…キツいかも!」
穂乃果「ごろごろごろー!」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろにゃー!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
穂乃果「やり甲斐があるから!」 ことり「…あ」
花陽「ごろごろごろ〜」
ことり「何してるの?」
凛「転がってるにゃ!」
穂乃果「楽しいよ!」
ことり「わぁ!私もまぜて?」 穂乃果「おいでおいで〜」
ことり「ありがと〜」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「行っくにゃー!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
ことり「仲良くしたかったから♪」 絵里「あら?何かしら?」
花陽「ごろごろごろ〜」
絵里「貴方たち、なにしてるの?」
凛「転がってるにゃ!」
穂乃果「楽しいよ!」
ことり「みんな仲良しだもん」
絵里「…」
絵里「そんな事してて…なにか変わった?」 穂乃果「うん!」
穂乃果「色んなとこ見て来たもん!」
ことり「色んな人と出会ったしね!」
絵里「私がやっても…変じゃないかしら?」
穂乃果「なんで?」
絵里「…」
絵里「それじゃあ私も混ぜてもらうわ」
穂乃果「やったね!」
ことり「嬉しいなぁ」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「にゃにゃにゃー!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」
絵里「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
絵里「自分に正直になっただけよ」 にこ「…ん?」
花陽「ごろごろごろ〜」
にこ「あ、あんた達何してんのよ?」
凛「転がってるにゃ!」
穂乃果「楽しいよ!」
にこ「楽しい訳ないでしょ!?みっともないからやめなさい!」
ことり「でもね?みんなで仲良く転がると凄く楽しいよ?」
にこ「っ」
絵里「自分を見つめ直すことの出来るいい機会にもなるわ」
にこ「…」 穂乃果「一緒に転がろう!」
にこ「…じゃあ」
にこ「わ、私も行くわ!」
穂乃果「おー!」
ことり「わーい♪」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「にゃんにゃかにゃん!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」
絵里「ごろごろごろ〜」
にこ「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
にこ「一人でいるのに飽きたからよ」 真姫「…なに?」
花陽「ごろごろごろ〜」
真姫「ゔぇえぇぇ!?」
真姫「あ、貴方たちなんなの!?」
凛「転がってるにゃ!」
穂乃果「楽しいよ!」
真姫「楽しいわけないでしょ!」
真姫「あーもー!こんな傷だらけにして…」
にこ「このくらい平気よ」
絵里「多少の怪我はしょうがないわ」
真姫「多少って…」 穂乃果「危ないとこもいっぱい転がってきたよねぇ?」
ことり「昨日は崖から落ちちゃうところだったよ〜」
真姫「〜っ!」
真姫「し、しょうがないから私も付いていくわ!」
穂乃果「やったー!」
ことり「わーい♪」
絵里「宜しくね」
にこ「あんた転がれるの?」
真姫「出来るに決まってるでしょ!」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「おー!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」
絵里「ごろごろごろ〜」
にこ「ごろごろごろ〜」
真姫「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
真姫「見ていられないんだもの」 海未「おや?」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
海未「…」
穂乃果「あぶないよー」
海未「…危ないのは貴方たちです」
海未「何をしているのですか?」
凛「転がってるにゃ!」
海未「それは見れば分かります」
穂乃果「楽しいよ!」
にこ「そうそう」 にこ「それに、みんなに注目されながら転がるのも悪くないわよ?」
海未「それは嫌です」
絵里「それなら、心と体を鍛え直すいい機会だと思えばいいんじゃない?」
絵里「なにより自分自信を変えられるわ」
海未「…」
海未「本当ですか?」
絵里「もちろん!」
穂乃果「この前行った所は絶景だったんだよ!ねぇ?」
にこ「アレは凄かったわねぇ」
ことり「あんなとこ初めてみたよぉ」
海未「…」 真姫「いつまで悩んでるの?」
真姫「時は金なりよ?」
海未「……それなら…」
海未「それなら…私も混ぜて下さい」
穂乃果「やったー!」
ことり「嬉しいねぇ!」
絵里「きっと変われるわ」
にこ「よろしく」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「うにゃー!」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」
絵里「ごろごろごろ〜」
にこ「ごろごろごろ〜」
真姫「ごろごろごろ〜」
海未「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
海未「違う景色を見たかったんです」 希「ん〜?」
花陽「ごろごろごろ〜」
希「あらま、君らどうしたん?」
凛「転がってるにゃ!」
希「何処から来たの?」
にこ「どこってそりゃあ」
にこ「…そーいや、ここ何処かしら?」
絵里「もうすぐ海よ」
海未「呼びました?」
絵里「…」 真姫「海?」
真姫「ていう事は、そろそろこの道も終わりなのかしら?」
希「そうやんね〜、この先はもう何もないかな〜」
ことり「え?じゃあもう転がるの終わり?」
穂乃果「えー!終わっちゃうの!?」
海未「道が無いのでは仕方ありませんね」
花陽「ごろごろごろ〜」
希「楽しそうに転がるねぇ」
穂乃果「ねぇねぇ!」 穂乃果「どうせならさ、私たちと一緒に最後まで転がろうよ!」
花陽「ごろごろごろ〜」
希「え?ウチ?」
希「…ええの?」
ことり「もちろんだよ!」
真姫「アナタさえ良ければね」
にこ「いい気晴らしになるわよ?」
希「あ〜それじゃあ…」
希「ご一緒させて貰おうかな?」
穂乃果「いぇー!」
絵里「よろしくね?」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「にゃー!」
希「ふふ♪」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
穂乃果「ごろごろごろ〜」
ことり「ごろごろごろ〜」
絵里「ごろごろごろ〜」
にこ「ごろごろごろ〜」
真姫「ごろごろごろ〜」
海未「ごろごろごろ〜」
希「ごろごろごろ〜」 凛「君はなんで転がるにゃ?」
希「…誘ってくれたからかな」 希「君はなんで転がるの?」
凛「かよちんがね?転がるのが楽しいって」
凛「だから転がるんだ!」
希「…」 ザザ-ン…
穂乃果「うわぁー!海だよー!?」
ことり「綺麗だねー!」
海未「うぅ…やっと…違う景色が見れたっ」
真姫「みんな無事にここまで来れたわね」
にこ「最高の景色ねぇ」
希「みんなで見れて良かったね」
絵里「…さて」 絵里「それじゃ、私は帰るわ」
海未「私も…本懐を遂げる事が出来ましたのでこの辺でお暇させて頂きます」
ことり「ことりはもっと遊びたーい!」
穂乃果「よーし!次はうさぎ跳びだ!」
ことり「わーい!」
真姫「待ちなさい!」
真姫「見てらんないから私も付いてくわ!」
穂乃果「それじゃあ行こう!」
穂乃果「ぴょん!ぴょん!」
真姫「このくらい余裕よ!」
ことり「待ってぇ!」 にこ「私はここに残るわ」
希「本当にええの?」
にこ「他に行きたい所も無いしね」
にこ「あんたはどうするの?」
希「ウチの居場所はここやもん…」
にこ「……」
にこ「…そ」 花陽「ごろごろごろ〜」
希「二人はこれからどうするん?」
凛「転がるにゃ!」
希「っ!」
希「え…だって」
凛「そう決めてたんだもん」
花陽「ごろごろごろ〜」
希「じゃあ…ウチらはずっと…」
希「…分かった」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろごろ〜」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「ごろごろご…あっ」
凛「ねぇ、かよちん」
凛「ここで終りみたいだよ?」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「目の前はもう海だにゃ」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「かよちんは凄いね」
凛「ずっと一人で転がってるんだもん」 花陽「ごろごろごろ〜」
凛「最初からかよちんは…」
花陽「ごろごろごろ〜」
凛「…ねぇ、かよちん」 花陽「ごろごろごろ〜」
花陽「ごろごろ」
花陽「…」 花陽「私ね?」
凛「…」
花陽「かわりたくなかったんだ」 皆さまありがとうございます。
読んで頂き、その上感想まで頂けてとても嬉しいです
今後も定期的に投稿して行きますので、宜しければどうかお付き合い下さい。 >>70
μ'sの皆さんは様々な転がり方をしながら思い思いに道中を進んでいた様です
明確にお答え出来ず申し訳ありません ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています