曜「やっぱ”ちかりこ”なんだよーそろーなぁ…」
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曜「千歌ちゃんの豊満ボデーと梨子ちゃんの華奢な体躯…」
曜「いい…。どちらもいい…」
曜「二人とも大好きだけど…どちらか一人なんて選べないよ…!」
千歌『曜ちゃんー!』
梨子『曜ちゃん♪』
曜「…そうだ!」
曜「二人に子作りしてもらって、できた子どもと私が付き合えばオールOKだよ!」
曜「いやー我ながら策士だね〜。二人の血を受け継いだ子どもはきっと超絶美少女のはずだよ!」
曜「じゃあ早速二人をくっ付けよーそろー!」 百合豚にどっちと結婚するのと聞かれて海未ちゃんとことりちゃんの子供になると答えた穂乃果を思い出した >>2
その発想がパッと出てくる穂乃果も公野もやべぇよな 千歌ちゃん部屋
曜(千歌ちゃんと梨子ちゃんと三人きりになったよ!)
千歌「お菓子とかは後で持って来てくれるって。じゃあ曲作り、始めよっか!」
梨子「そうね。今回の曲のテーマはどうする?」
千歌「テーマかぁ。曜ちゃんは何がいいと思う?」
曜「そうだねー、どうしよっかー」
梨子「一から考えるのって難しいね。時間はたっぷりあるし、ゆっくり考えよう」
千歌「うん!」
曜(そろそろ落ち着いてきた頃かな?)
曜(さあ、作戦開始だよ!) 曜(妊娠のメカニズムは、精子と卵子の結合、そして着床だ…)
曜(つまり卵子に遺伝情報を植え付けることができれば、妊娠できるということ…)
曜(理論的には、女の子同士でも濡れた女性器を擦り合わせれば粘液を交換することができ、うまくいけば双方が妊娠できる…はず!)
曜(そのためにはまず、二人をその気にさせないとね…!)
千歌「歌詞から考えるのもありかな」
梨子「いいアイデアが思いついたの?」
千歌「うん。メンバーの名前を歌詞にするっていうのはどう…」
曜「千歌ちゃん!」
千歌「ビクッ!」
曜「今すぐベッドで横になってみて」
千歌「な、なんで…?」
曜「いい歌詞が思い浮かびそうなの!だから、早く!」
千歌「うん…。これでいい…?」
曜「そうそういい感じ!じゃあ梨子ちゃんも…」
梨子「クチュクチュクチュ(マッハ5)」
千歌「あっ///梨子ちゃん!だめ…あんっ///♡」
曜(…なんかよくわかんないけど、成功よーそろー!) 「ふふふ♡ここが気持ちいいのかしらぁ?♡」
「梨子ちゃん…///あん♡梨子ちゃん…!!!///」
曜「それじゃ私はおいとまさせてもらうね〜」
志満「あら、もう帰るの?」
曜「!?」
曜(廊下に、千歌ちゃんのお姉さんが…!)
志満「いまお菓子を持っていくところだったのだけど…よかったら食べていかない?」
曜「い、いえ…。すぐに帰らないといけないので…」
志満「そう、それは残念ね」
曜(ほっ…なんとか誤魔化せた…)
曜(…ん?)
曜「志満さん…。そのお菓子、千歌ちゃんの部屋に持っていくんですか…?」
志満「ええ」
曜「だめー!」
志満「!?」 曜(今情事中なんだから邪魔はさせないよ!)
志満「どうしたの…?早く帰らないといけないんじゃ…」
曜「志満さん、ごめんなさい!」
志満「えっ…」
曜(お菓子を入れたお盆を両手で持ってるから、腹部が隙ありだよ!)
曜「ドリルランカー!!!」
志満「!?」
曜(このまま飛び廻し蹴りを食らわせて、気絶させる…)
志満「ほっ!」
曜「ぐあっ!?」
曜(足払い、だって…!?)
志満「あらぁごめんなさい。つい倒しちゃったわ」
曜(この人…強い!力じゃ止められない…)
「あん♡梨子ちゃん!///んああ…♡」
「ここがいいのじゃろ?そうじゃろ?」
曜(なんとかここで、足止めしないと…!) 志満「早くお菓子を持って行ってあげないと…」
曜「…志満さん。いや、志満ちゃん!」
志満「え…なに…?」
曜「私と付き合ってください!!!」
志満「!!!??!?!!???!?」
曜(適当なことを言って足を止めるよ!)
志満「え…ええ!?付き合うって…ええっ!?///」
曜「ずっと志満ちゃんのことが好きだったの!付き合ってください!」
志満「いや、急にそんなこと、言われても…///」
曜(よし!このまま攻めるよ!)
曜「かわいいよ、志満ちゃん。キスしたくなってきちゃった」
志満「だ、だめよ…。妹の友達と、そういう関係になるなんて…」
曜「身体は正直だよ?ほら、全身が私のことを求めてるんでしょ?」
志満「…!!!///」
志満(唇が、合わさる…)
美渡「ちょっと!ドタバタうるさいよ!」
曜「!!?」 志満「み、美渡ちゃん…!」
美渡「志満ねえに、曜…。こんなとこで何してるの?」
志満「ち、違うの!これは…」
曜「…美渡さん。ちょっと来てもらえますか?」
美渡「はあ?どういうことか説明…」
曜「いいから来て!」
美渡「!!」
曜「志満ちゃんも、ついてきてね」
志満「は、はいぃ…♡」
美渡「!?」
美渡(ナニコレ…どうなってんの…) 車内
曜(千歌ちゃんと梨子ちゃんの子作りが終わるまで、二人にはここにいてもらうよ)
美渡「どうして車に乗せたの?私、やることあるんだけど」
志満「曜ちゃん…?」
曜「…美渡さん。いや、美渡ちゃん」
美渡「え…美渡ちゃん!?」
曜「私ね、一目見た時から美渡ちゃんのことが好きだったの」
美渡「はあ!?あんた、何言って…」
曜「チュッ」
美渡「んんっ!?」
曜「レロレロ」
美渡「んっ…///や、やめろ…あっ///」
曜「ぷはぁ」
美渡「…ほ、本気…なの…!?///私のことが、その…好きって…///」
曜「もちろん本気だよ」
志満「ちょっと曜ちゃん!?私に言った言葉は嘘だったの!?」
曜「嘘じゃないよ。私は志満ちゃんも美渡ちゃんも二人とも好きなの」
志満「嘘よ…。どうせ私のことなんて遊びだったのね!」
曜「チュッ」
志満「んんんっ!?///」
曜「レロレロ」
志満「あんっ…///あっ♡あんぁああ…///」
曜「ぷはぁ。これで信じてくれた?」
志満「ひゃい…///」 曜「志満ちゃんは私のこと、好き?」
志満「しゅきぃ…曜ちゃんしゅきぃ…♡」
美渡「し、志満ねえ…!?」
曜「美渡ちゃんは私のこと、好き?」
美渡「いや、好きとかそういうのじゃ…」
曜「本当にそうかな?」
美渡「ひゃっ!?///ちょ、どこ触ってんの…あっ♡」
曜「狭い車の中で、私と顔が近くなって…私の吐く空気を吸って、興奮してるんでしょ?」
美渡「そ、そんなわけ…ないっ…///」
曜「美渡ちゃん…」
美渡「曜…」
美渡「しゅきぃ…曜しゅきぃ…♡」
曜「ふふ、いい子だ」 曜「…よし、これでオッケー!」
志満「曜ちゃん…?曜ちゃんが見えないよぉ…」
美渡「なんでシートベルトで目隠しを…」
曜「…ねえ。二人は私とエッチなこと、したい?」
志満美渡「!!!??!??!??!!?」
曜「目隠しされて、身体を弄られたらさ…すごく興奮しちゃうと思うんだ」
志満「あっ…あああああああっ♡♡♡」
美渡「んんっ…///♡」
曜「あれ?まだ何もしてないのにイっちゃった?」
志満「曜…曜ちゃんんん…///」
曜「しょうがないなぁ。優しく愛してあげるよ」
美渡「わ、私は…」
曜「美渡ちゃん…。私のおっぱい、揉んでもいいよ」
美渡「!!?!??!?!?」
曜「ほら、目隠しでおっぱいの場所が見えないでしょ?案内してあげるよ」
美渡「あっ…♡これが曜のおっぱい…///大きくて柔らかいよぉ…♡///」
志満「あんっ♡もっと揉んで…♡///私を味わって…♡///」
美渡「わ、私のも…///揉んで、いいよ…♡///」
志満「ああ…///曜ちゃんも気持ちよくなってるのね…♡///一緒に気持ちよくなろう…///♡」
美渡「曜…///曜っ…♡///」
志満「曜ちゃん…///曜ちゃんんん…♡///」
曜(…すごいシュールな画だ。二人でおっぱい揉み合ってる)
曜(もうこの二人は大丈夫かな?じゃ、そろそろ帰ろー) 三ヶ月後
千歌「私たちから曜ちゃんに、大事なお知らせがあります」
曜「え、なになに?」
梨子「…私、できちゃったの///」
千歌「私と梨子ちゃんの子どもだよ!奇跡だよ!」
曜「へーすごい!おめでとー!」
千歌「曜ちゃんは私たちを結び付けてくれたエンジェルだよ!」
梨子「ありがとう曜ちゃん。曜ちゃんのおかげで、私たちすごく幸せになれたのよ…!」
曜「えへへ、そんなことないってば〜」
千歌「あ、志満ねえと美渡ねえも曜ちゃんに話があるんだって」
曜「話…?」
志満「曜ちゃん…」
美渡「私たち、できちゃったみたい…///」
曜「え…」
志満「曜ちゃんとの子どもよ♡」
美渡「私たち二人同時に妊娠させたんだから…責任とりなさいよ!」
曜「」 梨子「子どもの名前、どうしよっか?」
千歌「千子はどうかな?千歌と梨子ってことで」
曜「いや、数字を大きくして万子にしたら?」
千歌「いいね!万子!」
梨子「いい名前を授けてくれてありがとう!曜ちゃんはエンジェルじゃなくて、神よ!」
曜「それは大袈裟すぎだよ〜」
志満「曜ちゃん」
美渡「子どもの名前、どうする?」
曜「…じゃあ志満ちゃんの子どもは早で、美渡ちゃんの子どもは漏でいいよ」
志満「いい名前ね!」
美渡「漏か…。いい子に育つといいな」
曜「あーうん。そうだね」 曜「いやー千歌ちゃんと梨子ちゃんに子どもができてよかったよ!」
曜「…志満ちゃんと美渡ちゃんのは想定外だったけど…」
曜「まあいいや」
曜「あとは未来に行って、高校生の万子ちゃんを拉致してくれば計画完了だよ!」
曜「タイムマシンはどうしよう?鞠莉ちゃんとか持ってないかな?」
『タイムマシン?まあ、あるにはあるけれど…』
曜「ほんとに!?さすが鞠莉ちゃん!物持ちいいね」
『欲しいならハウスまで取りに来てくれる?待ってるわ』
曜「了解ー」 マリーハウス
曜「これがタイムマシン…?」
鞠莉「そうよ。昔からハウスの倉庫に置いてあったんだけど、ナウまで怖くてユーズできなかったのよ」
曜「へー」
鞠莉「ちょっとウェイトね?使えるか確認するから」
曜「うん」
曜(鞠莉ちゃんっておっぱいだけじゃなく、お尻もいいね…)
曜(ダイヤとか善子ちゃんと子どもを作ったら、モデル体型の美少女ができそう…)
曜(いや、あえてルビィちゃんと作ればロリ巨乳美少女が作れるかも…)
曜(カプの可能性は無限大…!)
鞠莉「お待たせ。はい、タイムマシンよ」
曜「鞠莉ちゃんありがとう〜!今度お礼させてね」
鞠莉「ほんとに!?センキュー♪」 一週間後
ダイヤ「わたくしパーティなんて初めてですの」
果南「意外だね?場慣れしてそうなイメージだったよ」
ルビィ「うゅ〜」
花丸「ルビィちゃんテンション上がってるずらね」
善子「くっくっくっ…!絢爛たるマヤの宴ね!まさに堕天使ヨハネのための場ね…!」
鞠莉「誘ってくれてありがとう、曜」
曜「タイムマシンくれたお礼だよ〜」
鞠莉「そういえば千歌と梨子はいないのね?」
曜「あーあの二人は色々あって来ないんだ。だから今日は6人でパーティを楽しんでね!」
曜(…ま、パーティといっても乱行パーティなんだけどね)
曜(みんなには万子ちゃんよりかわいい子を作ってもらうよ!) 花丸「肉うめぇずら〜」
善子「…ねえ、なんか変なにおいしない…?」
花丸「そう?」
ダイヤ「言われてみれば、ピンク色のモヤがかかっていますわね?なんですかこれは?」
曜「あーそれはね、エッチな気分になるアロマだよ」
6人「!?」
曜(嘘だけどね。でもプラシーボ効果で興奮してくるはずだよ)
ルビィ「体が、熱くなってきたよぉ…///」
ダイヤ「る、ルビィ!いけませんわ…そんな破廉恥な格好を…///」
果南「ああ…頭がおかしくなりそう…///」
鞠莉「きゃっ!か、果南…///」
花丸「美味しい、ずらぁ…///」
善子「ちょっ!ずら丸…あんっ♡///」
聖良「なんですか、このピンクのオーラは!?」
理亞「ね、姉様…///」
聖良「理亞!?///だめよ、姉妹でなんて…あああああんんんあっ///♡♡♡」
曜(なんか聖雪がいるけど…まあいいや)
曜(みんなエッチな気分になったみたいだね。これで優秀な子どもができるはず!)
曜(これで未来に行けば、超絶美少女がうじゃうじゃできてるはずだよー!奇跡だよー!) 曜「タイムマシンをいじって…」
曜「よし!これで未来に行ける!」
曜「何年後の未来に行こうかな?万子ちゃんが私と同い年の時代に行きたいな〜」
曜「だから…17年後の夏に行こう!」
曜「で、万子ちゃんを現代に連れて帰っていちゃいちゃするよーそろー!」
曜「…タイムマシン稼動!」
曜「行くよ!未来!」 17年後
曜「…ここが、未来の内浦?」
曜「全然変わってない…。本当に未来へ来たのかな…?」
曜「誰かに聞いて確認しないと…」
??「トコトコ」
曜(美少女発見!)
曜(制服着てるし高校生かな?あの子に聞いてみよう!)
曜「ねえ、あなた」
??「…へ、私ですか?」
曜「ちょっと聞きたいんだけどさ。今って2035年?」
??「はい…そうですけど…」
曜「よかった、ちゃんと未来に来れてたんだ!」
??「…あの、あなたは…」
曜「私は渡辺曜。あなたかわいいね?なんて言うの?」
??「あ、私は津s…」
??「…はっ!!!」
曜「!?」 ??「しまった…。見ず知らずの女と喋っちゃいけないってお母さんに言われてたんだった…」
曜「あの…あなたの名前は?」
??「言いません。見ず知らずの女には教えちゃいけないんです」
曜「…いや、見ず知らずじゃないよ」
??「え…?」
曜「私ね、あなたのお母さんと知り合いなの」
??「ええ!?そうなんですか!すみません、失礼なことを…」
曜「いいよいいよー気にしないで」
曜(嘘だし)
花子「私は…花子です。初めまして曜さん」
曜「花子ちゃんかー。よろしくね」
花子「は、はい!」
曜(いいね、未来!いきなり美少女に遭遇できたよ!)
曜(これは他の子にも期待大だね〜)
曜「花子ちゃんは高校生?」
花子「はい!今は高校一年生です」
曜「そっかー。見たことない制服着てるけど、どこの学校通ってるの?」
花子「あ、私が通ってる学校は…」
花子「森友学院です」
曜「森友…」 森友学院
花子「ここが私の学校、森友学院です」
曜(こんな所に学校が建ってる…。ちょうど浦の星と沼津の間あたりの位置だね)
曜(私がこの学校に通ってたら、たぶん歩きか自転車通学だっただろうね)
花子「この辺の高校生は、みんなこの森友学院に通ってるんですよ」
曜「へー」
曜(ということは、万子ちゃんがこの町にいるなら間違いなく森友に通ってるってことだね…)
花子「曜さんは…見た感じ高校生ですよね?」
曜「うん。高2だよ」
花子「あ、やっぱり先輩でしたか!」
花子「曜さんはどこの高校に通ってるんですか?」
曜「私は浦の星だよ」
花子「浦の星…?」
曜「え、知らない?浦の星女学院」
花子「知ってます…。お母さんとお父さんが通っていた学校ですから」
花子「でも…浦の星は十年以上前になくなった学校ですよね?」
曜(あ、そっか。浦の星は廃校になってるのか…)
曜「あー冗談だよ。私も森友学院に転入するんだ」
花子「そうなんですか!じゃあ私の先輩になるんですね!」
花子「改めてよろしくお願いします。先輩♪」
曜(こんなかわいい子が後輩なのか…)
曜(もう未来に永住しちゃおっかなー?なんちゃって) 「ラストー!」
曜「ん?あれはサッカー部?」
花子「そうですね。夏休みでもほぼ毎日練習してるんですよ、頑張ってますよねー」
曜「走ってるの…男だ。この学校、共学なんだね…」
花子「?」
曜「ねえ、あのマネージャーの女の子は誰?」
花子「マネージャーですか?ああ、あの子は同じクラスの子で、マリンさんです」
曜「マリンちゃんかぁ…へぇ…」
曜「…遠くからでも、胸のデカさがよくわかるね」
花子「ですね…。あの子の親も、かなりお胸が大きいらしいですよ」
曜「へー」
マリン「おつかれー!水分補給わすれずにねー!」
曜(いい体してるなぁ…。あの子も攻略対象にいれよっと) 花子「ここが私の教室で、あっちが二年生の教室です」
曜「へー」
曜(花子ちゃんかわいいなぁ。もう万子ちゃんじゃなくて花子ちゃんでもいいような…)
曜(いや、ちかりこの子どもは神かわのはず!絶対万子ちゃんを見つけて帰るよ!)
曜「ねえ。教室に誰かいない…?」
花子「ああ、あの子は…」
曜(髪の毛が左半分だけ赤で、右半分が黒色だ…)
花子「あの子はダルビッシュさんです」
曜「外人?」
花子「生粋の日本人ですよ」
曜(さすが未来だ…。DQNネームがうじゃうじゃいるよ…)
曜(あの子も美少女だね。できればお近づきになりたいものだね)
花子「あの子にはちょっと…近づかない方がいいかと」
曜「え、なんで?」
花子「あの子は…変なんですよ」
曜「変?」
花子「いや…これ以上は私の口からは言えないです…」
花子「ただ、夏休みに教室にいることから、察してもらえるとありがたいです…」
曜「…なるほど」
曜(まあそれくらいなら余裕で守備範囲内だよ)
ダルビッシュ「ですゆ〜」
曜(あの子も攻略対象だね。メモメモっと…) 「あら、花子さん?」
花子「あ…聖理さん」
聖理「ご機嫌麗しゅう。…あら、そちらのお方は?」
曜「どうも。曜ちゃんだよ」
花子「曜さん。この子は聖理さんです」
曜「よろしくね〜」
聖理「見かけないお顔ですね?転入生でしょうか?」
曜「まあそんなところだね」
聖理「そうでしたか。森友学院はいい学校ですよ。理事長のお考えは素晴らしいものです…」
花子「また始まった…。曜さん、逃げましょう」
曜「ええ。もっとあの子とお話したいよ」
花子「聖理さんは学院の話を始めたら何時間でも話すんですよ。相手してられません」
曜「そうなんだ。ごめんね、聖理ちゃん。また今度攻略してあけるからね」
聖理「…して、森友学院は創設され…教育勅語の理念に基づき…」 花子「…と、学校案内はこんなところですかね。何か気になることとかありますか?」
曜「そうだね、花子ちゃんのことが気になるかな」
花子「え…。私のこと、嫌いなんですか…!」
曜「ええ!?いやいや、花子ちゃんのことは大好きだよ。キスしたいぐらいにね」
花子「!!」
曜「…花子ちゃん?」
花子「あ…すみません。つい反射的に殴りそうになってしまいました…」
曜「あ…あはは。花子ちゃんは面白いね…」
花子「すみません…。曜さんが同性愛者なわけないですよね…」
曜「…そ、そうだよ!さっきのは冗談冗談!」
花子「ですよねー。もし同性愛者なら警察に突き出してましたよー」
曜「あ、あはは…」
曜(花子ちゃんはレズじゃないのはわかったけど…レズに対してとてつもない嫌悪感を持ってるみたい…)
曜(…殺されるかと思った…)
曜(なんだろう…。未来に来てから、一番大きな違和感があった…) 花子「じゃあ私はそろそろ帰りますね。先輩、また学校で!」
曜「うん…。またね、花子ちゃん」
曜(一人になっちゃった…)
曜(これからどうしようかな…)
??「…」
曜(万子ちゃんがこの町にいるのか探さなきゃいけないなぁ…)
曜(まずは、この学校の名簿に載ってるか確認しないとね…)
??「…」
曜(でも…。万子ちゃんじゃなくてもかわいい子、いっぱいいるんだよね…)
曜(こだわる必要もないのかも…)
??「…ねえ、あんた」
曜「え?」
??「ぼーっと突っ立って何してんの?」
曜「ちょっと考え事をね。あなたは?」
??「別に。通りかかっただけだよ」
曜「…ねえ、あなたもこの学校の生徒?」
??「そうだよ。それが?」
曜「じゃあさ、この学校に万子って子がいるかどうか知ってる…?」
??「!!」 ??「…あんたは、万子の知り合いか?」
曜「知り合いというか…名付け親エンジェルというか…」
??「はあ?」
曜「私、万子ちゃんを探してるんだ。この学校にいるの?」
??「…」
??「会わせてやるよ。付いてきな」
曜「え…?いいの?」
ロー「ロー。私の名前」
曜「ロー、ちゃん…」
ロー「やめろ、ちゃん付けとか気持ち悪い。お前先輩だろ?呼び捨てにしろよ」
ロー「万子は私の従姉妹だ。最近は会ってないけど…特別だ、会わせてやるよ」
曜「ありがとう、ローちゃん!」
ロー「だからちゃん付けはやめろって!殺すぞ!」
曜「あはは」
ロー「気持ち悪い…」 千歌「梨子ちゃんはね…殺されたよ」
曜「!?」
千歌「曜ちゃんが知らない17年の間に、この国は大きく変わったんだ」
千歌「政権が交代して、人種差別主義の反レズ派の極右政党が国を乗っ取ったんだ…」
千歌「そのせいで、同性愛者への差別が社会的に容認されてしまった」
千歌「KKKみたいな集団まであるんだよ?徹底的なまでの差別主義は、国民から自由を奪った」
曜「そんなことが…」
千歌「でもね、そんな腐った政府や社会に反抗するために、レジスタント組織『レズスタンス』ができた」
千歌「梨子ちゃんはレズスタンスのリーダーとして、同性愛者保護活動を指揮していたんだよ」
千歌「梨子ちゃんはすごい人だったんだ!」
千歌「だけど…。東京での演説途中に、武装集団に暗殺された…」
曜「そんな…」
千歌「だけどね、梨子ちゃんの意志は消えないよ…絶対に消さないよ!」
千歌「私が、梨子ちゃんの想いを受け継ぐ…」
千歌「レズであることを隠さないし、社会から白い目で見られても関係ない!」
千歌「胸を張って言うよ!私はレズだ!」
曜(善子ちゃんや果南ちゃんと違って、千歌ちゃんはレズを隠してないんだ…)
曜(一人で戦ってるんだ…!この、社会と…!)
千歌「…でも、私がレズを公言しているせいで、万子はイジメられて…。私のせいで苦しい想いをさせてる…」
千歌「親失格だよ、私…」
曜「千歌ちゃん…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています