千歌「私の想いが届いたら」
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ダイヤさん…
押し倒してしまった。着崩れた制服、乱れた髪。私の先輩…いや、大好きな人。
早くどいてくださいまし…
目に少しの涙を浮かべながら私をどけようとするダイヤさん、若干声が震えてる。
やだ…。
当然私は引かない、ここで引いたら負けだと思ってるよ!
何が起こったのかもわからず困惑しているダイヤさんにいじらしさを感じてしまうのは私の鳴り止まない心臓のせいだと信じたい。
ぎゅっとダイヤさんを抱きしめる。固まってしまったダイヤさん。きっと驚いた表情を浮かべてるんだろうなぁ… ダイヤさん、大好きです。初めて会った時からずっと好きでした。
積年の思いが実り、やっと言えた私の想い。気付けば涙が頬を伝っていた。
そう…ですか…。
小さな声でダイヤさんは呟いた。私はどんなに悪い返事であろうと覚悟を決めていたはずだったのに…より大粒の涙が頬を伝う。
まだ確かな返事を貰った訳じゃない。ダメと言われた訳じゃない。けれども私の胸は押しつぶされそうだった。
私は…千歌さんのことが好きです。
え?今なんて…?目の前が真っ白になるとはこんな感じなのだろうか、気付いた時にはダイヤさんの唇にキスしてた。 ……………どのくらい時間が経ったのだろうか?30秒?1分?私にとってとても長かったその幸せな時間は一生忘れることなんてできないと思う。
す…すとっぷ…///
フルフル震えてるダイヤさん。わぁ…顔が真っ赤だ…
い…いきなりはその…恥ずかしいですわ…。
だっ…大体告白した後すぐになんてーーーーーーーーー
ダイヤさんからのありがたいお言葉がこんなに気持ちのいいものだとは…。
晴れて恋人かぁ…うっ…私も急に恥ずかしく…。私が恥ずかしがっていてはダイヤさんに申し訳ないと思いつつも顔を手で隠す私。
ちょっと!?聞いてるの千歌さん!?
その光景はシュールなのか、はたまた恋人同士の痴話喧嘩なのかはさておき…。
私、勇気を出してよかった。よかったんだ…。
目の前のダイヤさんを見てにこりと笑う。…あっダイヤさん目を逸らした。
そんなダイヤさんを愛おしいと感じつつ頭を撫でてあげる。えへへ… 睡魔に負けました…。
地の文って需要あるのだろうか? 負けるのはやすぎだろ
ちかダイも地の文も需要あるからあくして下さい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています