森で迷って謎の集落にたどり着いた話
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お?立ったか
じゃあ始める
そうだなぁタイトルをつけるとするなら「呪いの食糞村」ってところかな とりあえず人物紹介
主人公である俺(圭助)
とある大学で民俗学サークルの副隊長をしている
今回隊長が風邪を引いたので俺が隊長として皆を率いることになった
面倒なことは嫌いだが隊長には恩があるので今回は気合いを入れていたが…
12月12日産まれ20歳
身長179a体重73` 美緒
ワイの彼女。旅行が好きだが旅行サークルは糞みたいなビッチとチャラ男がセックスしまくるだけのものと聞いたので民俗学サークルに入った
別に民俗学に興味があるわけでは無い
ゴンタ
俺の親友。ゴンタはあだ名。権堂タクヤという名前なのでゴンタと呼ばれるようになった
バカだしトイレが並んでるとすぐ野糞しようとする迷惑な奴
汚ならしいため女たちに嫌われているのに気付いていないが男の友達は多い ミツル
先輩。美緒を狙っているクズ
レイコ
ミツルのことが好き
ミツルに愛されている美緒に嫉妬して嫌がらせをする糞女
金子ポール・鈴木ジャニオヴァットメン=近藤ファーフィージョンジョンゲイボールドニー・李・K・金・B・ゆうすけ
メキシコからの留学生。
いろいろな国の血が混じっている
なんと呼べば良いのか誰もわかっていないので「おい!」と呼ばれる 塩見
民俗学サークルの隊長
とてもいい人だ。しかし今回は風邪を引いたので出番がない
お母さん
俺のお母さん
妹
俺の妹
銀行員の寺田さん
銀行員の寺田さん。
ドイツ文学史の先生
名前は覚えてない
食堂のファミマのおばさん
ファミチキを作っている おばあ様
今回の舞台。食糞村の村長
一体どんな秘密が隠されているのか
貞子
おばあ様の孫。食糞村の恐ろしい“とある風習”に異を唱えたため地下に換金されている
村人の男ダン
毎日同じ時間にウンコをして村に提供している
メルル
村で産まれた女の子
4歳の時にウンコを食べたため病院になって死んだ それでは始めようと思う
この話、信じるかどうかは君次第だ B大学の3号館6階、一番奥の教室
そこは俺たち民俗学サークル「アパトサウルス」の集会所だった 季節は冬。この教室は暖房が壊れているため冷たい空気が広がっていた。何故か沈黙が続いていていて誰が最初に声を出すか牽制し合っていた
塩見「それじゃあ始めましょうか」
美緒「ミツルさんが来てませんね」
ゴンタ「あんな奴ほっとけい!」💩
俺「まあ今はほっといていいんじゃねーか?とりあえず進めちまった方がいいぜ」
そう、俺たちは次の旅の計画をたてようとしていた レイコ「ちょっ、待ちなさいよ酷くない?」
美緒「もう3時間も待ってますし…計画だけですから」
レイコ「黙れブス殺すぞゴミ」
美緒「ひっ」
俺「おいレイコ…」
レイコ「何よ」
再び沈黙。こういう時にはゴンタが信じられないような行為をする。
女は白け、男は大笑いするのだ。
しかしゴンタは何故か沈黙を貫いた ゴンタ「塩見さんが…寝ている」
たしかに塩見さんは寝ていた。信じられないがこの人はときどきこんなことがある。
前にもラーメン屋で最後の一口を残したまま爆睡していたことがあった。
レイコ「死ねよブス!ビッチ!」
美緒「…」フルフル
俺「おめえがビッチだろゴミ!死ねよ糞野郎!出てけブス!」
レイコ「お前に関係ないだろブタ!首突っ込んでくるなよキモオタ!」
俺「死ねブス!くせえんだよ生理!」
💥ドンッ💥
塩見「静かに」 ゴンタ「おう起きたのか!」
塩見「次の目的地は…」
レイコ「黙れブス死ね死ね死ね」
美緒「うぅ…」
塩見「G市のU村にします」
ゴンタ「G市?知らねえなぁ。ほんとに日本にあるのか?」
俺「たしか東北の…」
塩見「そうです。寒いのでしっかり準備しましょうね。レイコちゃんはミツルくんに伝えておいてください」 俺はオタクでもない。ブタと言われるような体型でもない。さっさと辞めてくれないだろうか。泥棒(ミツル)と一緒に
美緒「ねぇケイくん」
俺「おわっ」
美緒「…何か考え事?」
俺「あっいや別に」
美緒は俺と同じアパートの隣に住んでいる。まあその事が俺たちが付き合うようになったきっかけなのだがその事はまた…。
大学まで歩いて20分ほどのところにあっていつも一緒に帰っている。 「お帰りなさい!」
俺「…お前」
何故か家に妹がいた。妹はときどき俺の家に遊びに来るのだが昨日来たので今日は来ないものだと思って油断していた。
美緒「こんにちは〜」
妹「美緒さん!」
俺「スマン、まさか今日も来るとは」
美緒「ううん、良いよ」
妹「晩ごはん今日は美緒さんが作るの?」
俺「残念だったな、今日は俺だ」 俺「今日はカレーそばだ」
妹「ええ〜お兄ちゃんカレー料理ばっかり、ネパール陣じゃないんだからもうすこしいろいろ作ってよぉ」
美緒「そうかな…ケイくんいろいろ作れるよ?ユイちゃんは…タイミングが悪いのかな?」
妹「昨日もカレーだったんだよ〜」
俺「昨日もカレーなら明日もカレーだ。寝かせればまた味は良くなる」
そんなことを言いつつも妹の由衣はカレーそばを食べ始めた。美緒は何故か醤油をカレーそばに入れていた。 妹「お兄ちゃんたち、次はどこに遊びにいくの?」
俺「遊びにって…俺たちゃなぁ」
美緒「ふふ、次はG市のU村っていうところにいくよ」
妹「U……うーん」
俺「なんだ、なにか知ってるのか?」
妹「な〜んか聞いたことあるような、ないような」
俺たちの目的はそれぞれの村であったり集落であったりのユーモアな風習やしきたりなどを調べることだ。
その事は当然由衣も知っている。
由衣自身もそれなりに興味があるのかないのか、コンビニの本棚に並んでいる「実録、禁断の人喰い村」とかいった下らない本を買ってきて読んだりしている。 由衣に心当たりがあるとなれば俺たちの向かうU村にもなにかしら都市伝説的な噂話があるのかもしれない。
もちろん人喰い村やら人間家畜村とかいったものに出会ったことは一度もない。
しかし火の無いところになんとやら、念には念をというような気持ちでインターネットで検索してから行くのだ
それは俺の儀式のようなもので「アパトサウルス」に参加してしばらくしてからずっと続けていた。
美緒も由衣も寝たころ。俺は静かにキーボードを叩いていた。
俺「…あった」
≪💩ほんとにあった。呪いの糞食村💩≫
俺「フンッ…下らねえ」
糞を食う村…そんなふざけた村があってたまるか。俺はすぐにPCの電源を消して布団に入った。
まさか、あんなことが起きるなんてこのときは思いもしなかった。 それから二週間が経ち、ついにその日はやって来た。
まず夜行バスでA県に向かう。そのために俺たちはS宿駅で待ち合わせをしていた。
美緒「あっ、ミツルさんたちきたよ」
俺「おっす」
ミツル「死ね」
俺「ちょっ酷いっすよ」
ミツル「黙れ、お前に用はない。こんばんは美緒ちゃん」
美緒「あっ、こんばんは」
レイコ「死ねブス」
俺「帰れゴキブリ」
美緒「もうやめてよ…」 ゴンタ「うおおおおスマンスマン!」
俺「おうゴンタ」
レイコ「うわくっさ!!」
美緒「あとは…塩見さん」
ゴンタ「そうだ!塩見さんから伝言だ!」
レイコ「くせーからしゃべんなゴリラ」
ゴリラ「この手紙に」
≪41度の熱、止まらない咳、滝のように流れ出る鼻水。私はもう長くない。圭佑くん。よろしく≫
俺「遺書風」
ミツル「なんでケイスケによろしくなんだよ!」
やれやれ、バカが騒ぎだす。だから副体長はやりたくなかった。 俺「そういえば金子なんとかは?」
ゴンタ「ヒイヒイジイさんとかいう奴が逝っちまったらしい、ふざけた野郎だ。ガハハ」
ふざけているのはどっちだ。たぶんこいつはヒイヒイジイさんがなんなのか理解していない。
ミツル「最低だなこのゴリラ、人の命をなんだと思っていやがる。
こんな土人と仲良くしているケイスケなんかと付き合うなんてキチガイが移るぞ美緒ちゃん」
美緒「ええ…」
俺「どうでもいいからさっさとバス乗ろうぜ」
正直ミツルとレイコは死んでほしい。こいつらだけは人喰い村にでも行ってくれないだろうか。
こうして俺たち「アパトサウルス」はU村へ向かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています