海未「将来は……>>3とかしてみたいですね」
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希「じゃあ海未ちゃんが>>3になったときの未来を見てみよっか」
海未「えっ?うぅ……頭が……」 海未「ふっ、とっ!!」
海未(今私は東京オリンピック、フェンシング種目の出場選手です)
海未(既にメダルをかけたこの試合……必ず勝ってみせます!)
チクッ
海未「っ………」ビーッ
シーン
海未(あれ?)
実況『試合終了〜!園田海未、メダル届かず!!』
ワアアアアアア
海未(ぁ……もしかして)
海未(みなさん、ルールがわからないまま見ているのですね) 海未「暑い……」バッ
「園田選手、お疲れ様でした」
海未「あ、ありがとうございます」
「メダルには届きませんでしたが……」
海未「はい、とても悔しいですし、応援してくださった国民のみなさまには謝罪と、ここまで支えてくれたことのお礼の言葉でいっぱいです」
「テレビの前のみなさんに伝えたいことはありますか?」
海未「残念ながらメダルを獲ることができませんでしたが、私を通じて少しでもみなさんにフェンシングという競技を知ってもらうことができたらと思っています。応援ありがとうございました」
「ありがとうございます。それにしても……」
海未「?」
「お綺麗ですね!」
海未「え、えぇ。ありがとうございます」
「普段顔が見えないのできっとみなさんびっくりしてると思いますよ」
海未「あ、あの、そろそろ監督のもとに行かなければいけませんので」 海未(メダルは獲れませんでしたが、それ以降私の名前は世間に知られるようになりました)
海未(フェンシングの園田として知ってもらい、未来の子供たちに興味を持ってもらえれば。なんて思っています)
海未(メディアの取材やテレビ出演のお願いも来たのでせっかくの機会ですから快諾したのですが……)
パシャッパシャッ
「んー、海未ちゃん、もうちょっとケツこっち向けて」
海未「こ、こうですか?」フリッ
「あーいいよいいよー!グラドルとは比にならない肉体美だね」
海未「あ、あの、すみません。私、雑誌の取材で呼ばれたはずなのですが……」
「あーそれはあとで編集がやるから!海未ちゃんのグラビアで10ページも撮ってるからね!たくさん撮らないとね!」
海未「………」 海未(結局、取材はほとんどありませんでした)
海未(もっとフェンシングの魅力をみなさんに知ってもらういい機会だと思ったのに……)
「海未ちゃんお疲れ様!はじめてのグラビアだから大変でったでしょ」
海未「え、えぇ、すこし気疲れが……」
「じゃあこれ、今日のお給料!今日くらい贅沢しなよ」
海未「えっ……こ、こんなに!?一日ですよ!?」
「こんなもんだよ。もし海未ちゃんさえよかったらまたグラビアのお仕事依頼させてよ!」
海未「しゃ、写真を撮るだけでこんなにもらえるのですね……」
海未(生徒の少ないフェンシング教室で教えているより、ずっといい……)ゴクリ 海未(私のグラビアがのった少年誌は飛ぶように売れて……)
海未(ますます私の知名度があがっていくのですが、それはフェンシングの園田ではなく、美人スポーツ選手園田海未という扱いのようでした)
海未(フェンシングは広まりませんし、私も練習ができないので断ろうと思ったのですが……生活水準があがったのは確かです)
海未(そして……)
『スポーツ界イチのドチャシコボディ♡園田海未、初水着グラビア!!』
「おっ、おおぉーーっ!?海未ちゃん攻めるねぇ」
海未「え?やりすぎですか?」
「いやいやその調子で続けてよ。こりゃ使えない写真めっちゃ出るぞお……」
「もし売れたら、いや売れるのは間違いないんだけどもっとお給料あげられるからね!」
海未「ほ、本当ですか!?頑張ります!」フリッ
海未(そう、お金のためです)
海未(ですが……)
海未(みんなに肌を見てもらうの、きもちいい♡) 海未「な、なんなのですかこの未来は!?」
海未「どうしてスポーツ選手がビキニで写真取られてるんですか!」
希「そんなもんよ。じゃあ張り切って次行ってみよっか」
海未「ま、待ちなさっ……!うぅぅ……」
海未(どうせやるなら、>>13を……) ピンポーン
ピンポピンポピンポーン
海未「すみません、ラブアロ金融のものですがーー!!」
海未「……逃げられましたか」
海未「中の様子だけ確認できれば……」チラチラ
サッ
海未「、待ちなさいっ!」ガシッ
海未(子供……?)
海未「ボク?どうしてピンポンしたのに開けてくれなかったのかな?」
海未「知らない人は開けちゃダメって言われたの?偉いね〜♡」
海未「お姉さん、お父さんの友達なんだけど入れてもらっていいかな?」
海未「ふふ、ありがとうございます」 海未「お姉さん、実はお父さんにお金貸してるんです」
海未「もう何日も約束の日を過ぎているのに返してもらえないんですよ。酷いですよね」
海未「ボクは、約束を守らない人はどう思いますか?……そうですよね、いけませんよね」
海未「お姉さんせっかく来たから少しでもお金返してもらいたいのですが、お金をしまってる場所とか知りませんか?」
海未「んー、そうですよね」
海未「え?ボクが払ってくれるのですか?」
海未「なるほど、いつもお母さんの手伝いをしてお小遣いを貰ってるから、お姉さんにも何かしてくれるのですね。賢いですよ」
海未「では……」
海未(こんな可愛い子、>>17してしまいます♡♡) 海未「ではお手伝いをお願いできますか?ここにあなたの名前を書いてください。そうです、サインです」
海未「ありがとうございます、ボクのおかげで助かりました。では、おやすみなさい♡」
海未(利息だけ、すべてチャラにして差し上げます♡) 海未「えぇっ!?これ、ダメでしょう!?」
海未「ああいう仕事は嫌ですが、仕事を全うしてない上に利子取らないでどうするのですか!」
希「うみちゃんにはああいう仕事向いてないよー」
海未「やはり堅実に>>21でしょうか」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています