絵里「シェヤァァァ!!」
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絵里「....ん?ここは?....」
真姫「目が覚めたようね」
絵里「え?なんで真姫がここに?あれ?それにここはどこ?」
真姫「........」
絵里「というかなんで真姫は白衣を着てるのよ?」
真姫「質問は一つずつにして頂戴」
絵里「あれ?」キョロキョロ
絵里「なに!?この格好は!?」
真姫「...........」
真姫(この絵里はなんか少し違うかんじね) 絵里「..........」
にこ「それは?白い布?」
絵里「えぇ、真姫の持っていたシーツよ」
エリ「....真姫...」
絵里「あとこれも....」スッ
にこ「それは!海未の剣じゃない....」
絵里「さっき目が覚めた時に横にあったわ」
にこ「まるで皆を連れてるみたいね」
絵里「....そうかもね」 絵里「ここは....」
にこ「!?なによ、この部屋は....」
エリ「こんな部屋は...私も知らないわ」
絵里「どういうこと?」
にこ「元々、この部屋の場所はモニタールームだったのよ...でも、違う部屋になってる...」
エリ「これは一体....」
穂乃果『いらっしゃいませ、絵里ちゃん達とにこちゃん?』
絵里「ほ、穂乃果?」 エリ「一体、どこに...姿が見えないわね....」
にこ「ここはなんの部屋よ!」
穂乃果『ここは...裏切者達を始末する部屋だよ!』
ドン!!ドン!!
エリ「!?」
にこ「なによこいつらは.....」
穂乃果『ようは兵士だよ...まぁ、一個体は皆よりは弱いけど...数はざっと99体かな?』
穂乃果『もし、この子達を倒させたら...穂乃果が相手をしてあげてもいいよ?』
絵里「99体!?」
穂乃果『じゃあ、頑張ってねー♪』 絵里「っ...こんなにいっぱいいるなんて....」
エリ「......先に行って頂戴」
にこ「エリ!?」
エリ「ここは任せて、片づけてすぐ追いつくから!」
絵里「先にって...こんな数を一人で相手するなんて無茶よ!!」
エリ「いいから!!ここで全滅するのはだめよ!!」
絵里「でも....!!」
エリ「任せたわよ、もう一人の私...貴方はきっとこの世界を救う為にここに来たはずなんだから!」
にこ「..........」
エリ「早く!!!皆を救って!!」
絵里「っ....わかったわ!!」ダッ
エリ「............」
エリ「さぁ、パーティを始めましょうか?」 にこ「多分、この先を進めば穂乃果がいる部屋にいけるはずよ」
絵里「わかったわ」
にこ「..........」
絵里「にこ?」
にこ「ごめん、ちょっと忘れ物をしたわ...先に行ってて」
絵里「...にこ....戻るのね」
にこ「えぇ」
絵里「じゃあ、これを!!」スッ
にこ「こ、これは....」ドサッ!
絵里「前に真姫が言っていたわ、にこのことを....それを任せたわ!」
にこ「真姫ちゃん....わかった!」 穂乃果「ふふふ...あっちのエリちゃんだけ残ったんだ...皆の為に自分を犠牲に....エリちゃんらしいね」
『.........』
穂乃果「!?もう...着いたの?」
『..........』
穂乃果「え?...なんで....」
エリ「っ....はぁ...意外ときついわね」
「.......」
エリ「でも....ここで諦める訳には!」
にこ「にこ♪」ビリビリ!!
「!?」
エリ「え?」
にこ「全く、あんたはかっこつけすぎなのよ」
エリ「にこ....それにその格好は」
にこ「凛...ちょっと力を借りるわね」 絵里「はぁ...はぁ....」タッタッタッ
絵里「!あっちに大きい扉が!多分、あそこに穂乃果が....」
ガラッ!
穂乃果「うっ...ああああああああああ!!」
絵里「え!?」
ドーン!!
GAME SET!!
「.........」
絵里「ほ、穂乃果!?」
「ふふふ.....」
絵里「!?な、なんで....」
「.........」 絵里「どうして貴方が穂乃果を!」
「使えない駒は消した、ただそれだけ」
絵里「!駒!?」
「うん、皆ゲームオーバーにして最初からリセットしてやり直す....」
絵里「....どうしてそんなことを....」
「ふふふ....」
絵里「答えなさいよ!!希!!!」
希「さぁね?なんでやろうね?」 絵里「ふざけないで!」
希「うちは...いえ、私はふざけてなんかいないよ」
絵里「貴方がゲームマスターだったのね!!」
希「うーん、半分正解かな?」
絵里「半分、正解?どういう意味よ」
希「たしかにこの体...器はその希って子のものよ、でも精神は違う」
絵里「精神?」
希「私は貴方達の思いから生まれた存在ってことよ」 絵里「生まれた?存在?」
希「貴方は違うかもしれないけど、この9人はね...思ったのよ、そして願ったのよ!」
希「ずっと一緒にいたい、ずっといられるこの時間が永遠に続いてほしい」
希「離れたくないってね...だから叶えてあげたのよ」
絵里「........」
希「あとこの子の体も借りてるのも、この体がなんか入りやすかったからってだけの理由だし、特別な理由はないよ」
絵里「返しない!希を...皆を!!」
希「...うっさいなぁ...こっちは願いを叶えてあげたっていうのに」 絵里「...願いを叶えたやった?」
希「そうよ、これで皆ずっと一緒、悲しい別れもないわよ」
絵里「......」
希「永遠に誰の終わりのこない最高の世界よ、素晴らしいでしょ?」
絵里「ふ...笑わせるわね」
希「は?」
絵里「たしかに、人には出会いや別れはあるわ...それはとても辛かったり苦しかったするわ」
絵里「けどね、だからこそ人は今を...その瞬間を!限られた時間の中で精一杯輝こうするのよ!!」
絵里「だからこそ人は成長できる!!!もっと強くなっていける!進化できる!」
絵里「人と人との繋がりも強くしていける!!たとえ、それが離れたとしても!!それが人の人の絆よ!」
希「...貴方は一体、何者なの....」
絵里「絢瀬絵里!!μ’sのメンバーであり!ただの時の勇者よ!!」 ハッピーメーカー!ではなく勇者宣言か
熱い展開続くなぁつづき楽しみに待ってます 希「........」
絵里(決まった.....)
希「そう...エラーの分際で大きく出たわね」
希「ならば....消去よ」パチン!
絵里「!?」
絵里「....ここは?」
希「ステージ...終点...全ての終わりの場所よ」
絵里「最終決戦ってことね....」
希「私に逆らったことに後悔するがいい」 希「はぁ!!!」パーッ!
絵里「っ....眩しい...」
絵里「.......希がいない?」
ワハハハハ!!
絵里「!?」
ドシン!!
絵里「これは...巨大な手!?」
ブン!!
絵里「!?」 READY?
絵里「!!」
GO!!
ブン!!
絵里「うわっ!!危ない!」サッ
フワフワ...
絵里「成程、その巨大な手が貴方の正体だったのね!」
絵里「いいわ、相手してあげるわ!!」 絵里「っ.....!!」
ドン!ドン!!
絵里「うわっ!ミサイル!?」
ビー!!
絵里「今度はレーザー!?」
絵里「ふぅ...多彩ね...攻撃の手が多いわね....」
絵里「....手だけにね!!」
絵里「...........」
グッ!!ワシワシ!
絵里「あっ!痛い!痛い!!!握り潰さないで!!」 ブン!!
絵里「っ!きゃああああ!!!」ドサッ!
絵里「うぅ.....」
ギューン!!
絵里「え、なに?...ロケット....パンチ?」
ドーン!!
絵里「ああああああああああ!!!」
キラーン! 絵里「.......」スタッ
絵里「....これで復活はできなくなったわね...」
絵里「あの手はパーセントダメージではないのね、ヒットポイント制なのね」
絵里「あと....200....」
絵里「やるしかないわね!!」
絵里「はぁ!!」ザシュ!
ドン!ドン!!!
絵里「!」サッ
絵里「伊達にここまで!皆と戦ってきてないわ!!」
絵里「私はここまで一人で来た訳ではないのよ!!」 絵里「やぁ!!」ザシュ!
絵里「よし、これで150!あと、半分!!」
グハハハハ!!
絵里「!!」
ドン!!
絵里「な....手がもう一つ?左手?...」
ドン!!ドーン!!ドーン!!!!
絵里「!!」 絵里「右手でも手強いのにこんな....」
バタバタ!!
絵里「こんなクレイジーな動きをする左手まで...」
クイ!クイ!
絵里「!なによ、挑発でもしてるつもりなの?」
ビューン!!
絵里「!し、しまった!!」
ドーン!!
絵里「ぐっ....あああああああ!!」 絵里「っ...もう、復活はできないっていうのに....」
絵里「負けられないっていうのに....」
スッ...
絵里「っ........」
ドン!
絵里「.........」
にこ「はぁ!!」クルン!!
ドン!!
絵里「!!」
にこ「全く...なんて格好してるのよ...」 にこ「........」
絵里「にこ...それにその姿は...」
にこ「えぇ、あんたのおかげよ、これは花陽の力」
絵里「ネールの愛...」
エリ「はぁ!!」バーン!!
絵里「もう一人の私!無事だったのね...」
エリ「まぁね...」
にこ「なにかっこつけてんのよ、ボロボロでしょうが」
エリ「それはにこもでしょ!」
バーン!!
にこ エリ「!!」
エリ「とりあえずはこの手を倒さないとだめそうね」
にこ「そうね」 にこ「力を借りるわよ...海未」サッ
絵里「!また格好が変わった!」
にこ「これがにこのキャラクター、カービィのコピー能力よ」
にこ「はぁあああああああああ!!!」パー!!
にこ「いやぁああああああ!!」ザシュ!!
エリ「やるわね、にこ...なら私も!!」
絵里「っ...私だって!!まだやれるわ!!」 エリ「チャージ...ショット.....」バーン!!
にこ「いやぁああああああ!!」ザシュ!!
グワァアァア!!
エリ「よし!!こっちは倒したわ!!」
絵里「こっちも....あともう少し!」
絵里「!うわっ!」ズルッ
にこ「絵里!!」
スッ!
絵里「!!」
ドーン!!
エリ「まずい、あの距離だと!!」
絵里「っ.......」ポロッ
絵里「こ、これは....ええい!!」パッ エリ「あれは....」
にこ「真姫ちゃんのシーツ!」
絵里「はぁ!!」ブン!!
エリ「ミサイルを跳ね返した!!」
ドーン!!
グワァアァア!!
絵里「や、やったわ!!」
グラ!グラグラ!!
にこ「!ステージが」
エリ「!私達の姿が....透けていく!!」 絵里「これは....」
エリ「あの手がゲームマスターだったみたいね」
にこ「どうやらゲームクリアみたいね、おめでとう」
絵里「そう...じゃあ、これで一件落着ってところかしら?」
「絵里」
絵里「!!」
「......」
絵里「真姫!!」
真姫「ありがとう」
絵里「!...どうしたしまして!」 「え....り....」
絵里「ん?」
「えり」
絵里「誰かが呼んでる?」
「絵里!!」
絵里「!!うわああああ!!」ガバッ
にこ「........」
絵里「あれ?ここは...」
にこ「全く、いつまで寝てるつもりなのよ」
絵里「にこの家?」
にこ「...まだ寝ぼけてるの?」 絵里「そうだ!ゲーム!」
にこ「ゲーム?あぁ、そういえば新しいゲームを買ってきたのよ」
絵里「そ、そう?」
にこ「スマブラDXってやつでね...ってなんでそんな怖がってるのよ」
絵里「いや、その別に...」
にこ「ホラーゲームじゃないわよ、普通のゲームよ」
絵里「そ、そう....」
にこ「?」 絵里(その後、にことゲームをしたけど、なにもおかしなことは起きなかったわ、あれはただの夢だったのかしら?)
凛「にゃあ!!」
花陽「頑張って!凛ちゃん!!」
希「これでどうや!!」
穂乃果「ハメ技は卑怯だよ!!」
ことり「えっと...あっち?こっち?....あっち?」
真姫「なんで私まで...」
海未「こういうものはやったことがないので私にはわからないですね」
にこ「たまにはやってみるのもいい気分転換になるわよ」
絵里(今日はにこの家でゲーム大会をしてるわ)
絵里「皆、仲良しね....」 希「あー!!」
凛「もう少しだったのに....」
GAME SET!!
ことり「穂乃果ちゃん強いね」
穂乃果「ふふふー!!」
にこ「次は私がやるわ」
真姫「これどうやって遊ぶのよ」
海未「うーん....」
花陽「えっと...花陽はこのキャラでいきます!」
絵里「..........」
絵里「こういう時間が幸せな時間なのかしらね?」
絵里「ハッピーエンドね」 これでおしまいです
今年も色々なSSにお付き合いいただきありがとうございました 乙でした、にこちゃんおいしいところもっていくなぁ
ゲームを説明描写ほとんどせずに書くのは大変だろうなと思うのですが、毎回楽しませてもらってます
来年も面白いSS期待してます あれ?ハッピーエンドシリーズの人だったの?
また来年もよろしくお願いします みんな特徴にあったキャラに成り代わってて面白かった乙
夢だけど夢じゃない感じかな
他のssも何個か読んでたけどどれも良かった
楽しませてくれてありがとう 穂乃果ちゃんの噛ませ感というか始末に困って消された感 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています