花丸「……ねえ、ダイヤさん」

ダイヤ「何でしょうか」

花丸「人を殺すって、どんな感じなの……?」

ダイヤ「……さて」

ダイヤ「あなたがそれを知る必要はありませんわ。未来永劫、絶対に」

ダイヤ「ただ、そうですわね。いい気分ではない、とだけ言っておきましょうか」

花丸「……そっか」

ダイヤ「しかし、それももう終わりました。終わったのです」

ダイヤ「私はもう、誰も殺さなくていい。それが今は、とても嬉しい」

ダイヤ「――変ですわよね。そんなの、当たり前のことなのに」クスッ

花丸「……」