梨子 「ふふっ、慌ててる果南さん、可愛い」

果南 「か、可愛い…っ!?」

梨子 「…って、あぁ…もうこんな時間。行かないと」


梨子 「ごめんなさい、急に押しかけたのに。予定があるんで、今日は失礼しますね」

果南 「あっ、うん…」

梨子 「…じゃ、また今夜」


私の言葉を待たず、梨子は私の家をあとにした。残された私はというと、ただベッドの上で千歌の絶望し泣きじゃくる姿を思い浮かべては冷や汗を流していた。


果南 「事故…だよね。そうだよ、これは事故…事故なんだから…!! 落ち着け松浦果南!!」

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