梨子 「私、ずぅっと果南さんとこうしたかったんです」

果南 「り、梨子…」

梨子 「やっと、二人きりになれましたね」

果南 「いや、ほら、周りに他のお客さんとかいるし……むぅっ!?」

梨子 「……んっ………はぁっ…。私には、果南さんしか見えませんけど?」

果南 「な、何言って…!」


梨子が唇についた私の唾液の味を確かめるように、舌で自分の唇を舐める。

その仕草に、私はただ、釘付けになっていた。

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