梨子「聖良さんって男の上で腰振ってそうな顔してるよね」
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理亞「は、はぁ!?」
理亞「ね、姉様がそんな……」
理亞「ふざけたこと言わないで!」
梨子「ごめんね……」
梨子「でも理亞ちゃんは聖良さん好きだから」
梨子「もしそうだったら……って」フイッ
梨子「知らない方がいい真実もあるよね」
理亞「違うから! 姉様はそんな人じゃない!」バンッ ……………
………
◇鹿角宅◇
理亞(とは言ったものの……)
理亞(気になる…!)
理亞(姉様はそんな人じゃない!)
理亞(それはわかってる。信じてる……)
理亞(でも、姉様は完璧な人だから)
理亞(近付く男は絶対にいる)
理亞(そして、姉様はそれに対して無防備…!)
理亞(守る……私が!)グッ
聖良「……理亞?」 聖良「理亞、理亞!」ユサユサ
理亞「は、はい!」
聖良「大丈夫? 熱でもある?」ピトッ
理亞「っっ!///」
理亞(お、おでこ同士……!)
理亞(あぁ、きっと姉様は優しいから)
△▽△▽△▽△
聖良「調子が悪いのですか……?」
聖良「また夜更かしされたのでしょう」
聖良「だから早寝早起きは重要だと……」
聖良「仕方がありませんね」
グイッ…ピトッ
聖良「……結構熱がありそうです」
聖良「今日は安静にしててください」
聖良「お粥は……玉子など、何が良いですか?」ニコッ
▽△▽△▽△▽△▽
理亞(とかしちゃうのかもしれない……!)
聖良「理ーー」
理亞「だ、ダメです姉様! それはダメです!」 聖良「な、何が……?」
理亞「姉様、額をくっつけるのは無防備過ぎます!」
理亞「体温計を使いましょう!」
聖良「急にどうしたの?」
聖良「昔からしていることなのにーー」
理亞「姉様のためです!」
理亞「きっと姉様にしてもらうために」
理亞「仮病を使う有象無象が……」
聖良「えっと……良くわかりませんが」
聖良「理亞にしかしませんよ?」
理亞「……」
理亞「な、なら……そのままで///」 理亞「……ふぅ」
理亞「姉様はああ言うけど」
理亞「あくまでも今は。というだけ」
理亞「こうなったら姉様が出掛けたのを見計らって」
理亞「後を追うしかない」
理亞「そこで本当に問題がないか確かめる」
理亞「……姉様」
理亞「私が絶対に守ります!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています