るびぃ「ゆっくりしていってね!!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
千歌「え、梨子ちゃんゆっくり知らないの?」
梨子「う、うん。こんな生き物みたことないわ」
曜「生き物じゃないよ、生物(ナマモノ)だよ」
梨子「はぁ」
千歌「お饅頭だよ!お饅頭と言えばμ’sだよ!奇跡だよ!」
梨子「関係ないんじゃ」
千歌「それはそれとして飼うの?」
梨子「そういうわけじゃないけど……変なのが喋りかけてきたからびっくりして」
曜「ゆっくりにはいろいろな種類がいるんだよ!」
曜「普通種、希少種、突然変異した異常種タイプもいるんだ」
曜「ほら、あそこにいるゆっくり。ゆっくりしていってね!!」 ※ゆっくりの名前表記は一般的に平仮名表記である
ちか「ゆっ?ゆっくりしていってね!!おねえさんようちゃんににてるね!」
ちか「あ、ようちゃんっていうのはわたしのおさななじみなんだ!」
ちか「それでね!それでね!」
曜「これは千歌ちゃん型のゆっくりだね。でも千歌ちゃんじゃないから変に肩入れしたらダメだよ」
梨子「肩入れ?」
千歌「ゆっくりって人の言葉を喋るしペットとしても人気なんだけどね……」
曜「一方で害獣的な存在にもなり得るんだ」
梨子「害獣?こんなに可愛いのに?」
千歌「梨子ちゃん、今までゆっくりに気が付かなかったでしょ?」
梨子「う、うん」
曜「それって町の掃除が行き届いているからなんだ」
梨子「??」 ちか「ゆ?おねえさんおはなしきいてるの?ちかおなかへったよ!」
ちか「あまあまもってきてね!たくっさんでいいよ!」
ちか「ちかにはこどももたくっさんいるんだ!こどものぶんももってきてね!」
梨子「なんかすごい図々しいんだけど……」
千歌「なんかゴメンね。千歌の顔を殴らないでね?」
梨子「殴らないけど、ちょっとイラっとしてくるわね」
曜「でしょ?だから害獣扱いされるんだ。食べ物を勝手に盗んだりもするから野良は危ないんだ」
千歌「勿論、野良でもいい子はいるからそういうのは排除されないんだけどね」
梨子「排除?」
ちか「おはなしきいてるの?ちか、おこってるんだよ?」
曜「あーはいはい、家族のところに連れてってね。いっぱいあまあまあげるから」
ちか「やったー!ちか、いまさいこうにかがやいてるよ!」
千歌「」イラッ
曜「千歌ちゃん抑えて、今はね」 ちか「ここがちかのおうちだよ!ゆっくりしてないでさっさとあまあまだしてね!」
曜「ぐっ……」イライラ
梨子(歯がギリギリ鳴ってる)
千歌「はぁ……はぁ……」
梨子「こっちは怒りですっごい震えてる」
曜「はい、おいでー」バサァ
ちびちか「おきゃあしゃんおきゃえりなしゃい!どりぇいをちゅれてきたにょ!?」
ちか「うん!ちかたちがかがやくためにひつようとされるぶたいそうちであるどれいをつれてきたよ!」
曜「じゃあまずは君にこのお菓子をあげよう」ヒョイッ
ちびちか「わー、ちかおしょらをとんでりゅー。かがやいちぇるよ!!」
曜「ポッキーだよ。あーん」
ちびちか「あーん」
ズブッ
ちびちか「ぴっ!?どぼぢでぽっきーさんがちかのおめめにささってるのおおおお!!?」 ちか「なにやってるのくそどれい!ちかとようちゃんのこどもになにするの!!すーぱーふつうかいじゅうあたっく!!」ドン!
曜「え、効かないよ?」
ちか「あ……ちかのかがやきをうけついださいっこうにかわいいおちびちゃんがまるでさぼてんになったかのようにぜんしんからぽっきーしゃんを(ry」
曜「長い」グシャ
ちか「ぷ」
ちびちか2「おねーちゃをはなしぇえええ!!」
千歌「ポッキーだよどうぞー」グサグサ
ちびちか2「ゆんぎゃあああああああ!!」
千歌「ま、本当はポッキーじゃなくてポッキーくらいの鉄の棒なんだけどね」
曜「ゆっくりの苦手な唐辛子もたくさん塗っております」
千歌「あらかた殲滅したかな?あとは死骸をゴミ箱にすてるだけだね」
曜「梨子ちゃん」
梨子「ひっ……」
千歌「あれ、もしかして怖い?私たちのこと軽蔑した?」
曜「でもね、やらないとダメな事なんだ。いい野良はいいけどあーいうゲスは処分するルールがあるんだ」
千歌「見たことのないゴミ箱あったでしょ?あれってゆっくり用のゴミ箱なんだ」
曜「ゲスを見つけたら潰さなくてもいいからゴミ箱にいれておいて。それはそれで拷問になるから」アハハ
千歌「あーあ、スッとした。私の顔でやめてほしいな」アハハ
曜「私も千歌ちゃんの顔をしたナマモノを蹴とばすのは嫌だけどねー」
梨子(……何なのよこの町は) 梨子(確かに生き物でなくナマモノ。生物ではないから殺生にはならない)
梨子「といっても気分は悪いわよね」
千歌「初めての人はそういうよ。私も最初はそうだったもん」
千歌「でも最近、ゲスの野良ゆが見過ごせないレベルで増えてるから……」
※野良ゆ=野良ゆっくりの略
梨子「でもゲスっていったって家族もいて子供もいるんだよ?ごはんがほしいのだって当然のことだし」
千歌「じゃあ梨子ちゃんはさ。自分に育てる能力がないのに子供を産む?産んだら育てる責任が生じるんだよ」
千歌「野生の動物は自分でごはんを調達するよね」
千歌「生きることは戦いなんだよ。ゆっくりは動物じゃないけどね」アハハ
梨子「分からないよ……」
千歌「そっか。すぐには無理かもね。それじゃ今日はここで」
梨子(いつの間にか家についてたんだ)
ゆ……ゆ……
梨子「ん?」
??「ゆっ……」
梨子「ゆっくり……?なんか死にかけだけど」
梨子(放っておくのも目覚めが悪いかな) 梨子「こんなものかな、とりあえずはだけど」
??「ゆぴー……ゆぴー……ゆっ?」
梨子「あ、起きた。ゆ、ゆっくりしていってね?」
??「ゆっくりしていってね!!ゆっ……!?いたいいたいよぉ」
梨子「だ、大丈夫?」
??「りゅびぃのからだがいたいいたいだよぉ。おねぃちゃあ……」
梨子「お名前、ルビィっていうの?」
るびぃ「ちがうよ!るびぃだよ!めただけどひらがなっていうところがじゅうようなんだ!」
梨子「そ、そっか」
るびぃ「ところでおねぃしゃんはるびぃのどれいさん?」
梨子「は?」
――――――
千歌『あのね、人間のことをどれいっていう子はツンデレ属性とか照れ隠しを除けばほぼ100%ゲスだからね』
千歌『ゲスを可愛がろうと頑張った愛護派もいるけどね、殆どは破滅の道を辿ったから。飼うならゆっくりショップで買った方がいいよ』
千歌『ゲスを飼うこと。それは梨子ちゃんの今の生活を壊すことにもなりかねないということだけは覚えておいて』
―――――― るびぃ「るびぃはおなかがぺこぺこさんだよ?あいすたべたいなぁ」
るびぃ「なにしてるの?はやくもってきてね?るびぃはみんなのあいっどるなんだよ!」
梨子「なるほど、千歌ちゃんたちの言うことが分かったわ。これは来る。イラっとくる」
梨子「潰したいって衝動を持ってしまうのはこのゲスという種類の特殊能力かもしれないって思うほどに」
るびぃ「ゆっ?さっさともってくるびぃ!じゃないとおねぇちゃにいいつけるよ!」
梨子「おねえちゃんって誰?」
るびぃ「おねえちゃぁはだいやおねえちゃぁだよ!」
梨子「へー。アイスはないけどご飯はあるよ」
るびぃ「しかたないかぁ。あまりきたいしてないからね」
梨子「」イラッ
るびぃ「はやくするびぃ!」
梨子「はいはい……余った犬のエサだけどなんでも食べるって言ってたし大丈夫でしょ」サラ゙アアァ
るびぃ「くっちゃくっちゃ……うめっ、これめっちゃうっめ!し、し……」
梨子「し?」
るびぃ「しあわしぇえええええええ」プシャアアアアアアアア
千歌『梨子ちゃーん、騒がしいけどどうしたの?』
梨子「あ。千歌ちゃん。これなんだけど」
千歌「さっそく?もしかして拾ったの?」
梨子「うん」
千歌「え、やめた方がいいと思うけど……」
梨子「放っておけなくて……」
千歌「ふーん、まあ千歌たちに迷惑が掛からない限りは何も言わないよ。梨子ちゃんがそれでいいっていうならね」
梨子「え、うん」
千歌「……あぁ、ご飯食べてたのね。躾がなってないとごはんの最中にウレションするんだよ」
梨子「うれしょん!?」
千歌「うん、成分的には砂糖水だけどね。それってるびぃでしょ?るびぃの中身はぷりんだし」
梨子「中身プリンなの!?」
千歌「うん、ちなみにダイヤさんは抹茶プリンだよ」
梨子「そ、そっか」
千歌「じゃあねー。私が言うのもなんだけどあまり騒がしいと面倒になるから。ゆっくり関係だと特にね……」 1日目学校
曜「へー、ゲスるびぃちゃんを飼うんだ」
梨子「ゲスって言わないでよ」
千歌「何日で潰すかかけよっか!」
曜「3日にジュース1本!」
千歌「4日は持ちそうと見た」
ルビィ「るびぃのゆっくりを飼うんですか?ゲスはやめたほうがいいですよぉ」
ダイヤ「例え妹の顔をしたゆっくりだとしてもゲスは悪・即・潰します!ですわ」グリグリ
ルビィ「おねえちゃぁ痛い」
ダイヤ「おっとすみません。この前会ったるびぃのゆっくりがあまりに酷くてですね」
梨子(やっぱり飼うのやめた方がいいのかな)
帰宅
梨子「ただいまー。いい子にしてた?」ガチャ
るびぃ「ぴぎっ?どぼじでごはんさんをおいていがないのおおお!?」
梨子「昼ごはんの分も置いて行ったはずだけど」
るびぃ「そんなのぜんぶたべだよおおおおおおお!!?」
梨子「あーそう。ごめんね、るびぃちゃん」ナデナデ
るびぃ「あいどるだよ!?きやすくさわらないでね!」
梨子「………………ふぅ(深呼吸して心を静める)」
るびぃ「ゆ?るびぃのするっどいいけんにはんろんできないんだね?ろんぱっかんりょうっ!」
梨子「」ガリガリガリ
るびぃ「どうしてあたまをかきむしってるの?」
梨子「3日も持つかなぁ……あはは」 梨子「とりあえず躾はちゃんとやれって千歌ちゃんが言ってた」
梨子「怪我はオレンジジュースで治るらしいから買ったし」
梨子「ご飯の時の姿勢からしつけてみようかな」
るびぃ「どれいさん!ごはんまだなの!?」
梨子「どれいって言葉遣いも正さないとね。ハエ叩きも買ったし試してみよっと♪」パシーン
るびぃ「ぴぎゃっ!?るびぃのおしりさんがいたいいたいさんだよぉ!?どぼじでごんなごどずるのぉ!?」
梨子「私はどれいじゃありません」
るびぃ「じゃあなんなのおおお!?」
梨子「飼い主よ。あなたのね」
るびぃ「かいぬしさん?ちがうよ?おねえさんはるびぃのどれいだよ?」
るびぃ「どれいをはべらすのがあいどるのたしなみだっておねぇちゃぁがいってたの」
梨子「私は?」
るびぃ「どれい!」パシーン
るびぃ「ぴぎゃっ!?」
梨子「私は?」
るびぃ「どれい!」パシーン
<ぴぎゃー 2日目学校
千歌「大丈夫?」
曜「じゃなさそうだね」
梨子「意地でも更生させてやるわ」
千歌「梨子ちゃん。どんな腕のいいブリーダーでもゲスを更生させるのは簡単じゃないんだよ」
曜「ゆ伝子的にそうなってるからゲスなんだ。更生できたってことは運がとてもいいことなんだ」
※ゆ伝子:遺伝子のゆっくり版
梨子「そう、なんだ……」
曜「今日は帰りにどこか寄らない?」
千歌「いいねいいねー!」
梨子「あ、ごめん。るびぃちゃんが心配だから」
千歌「ふーん、そっか」
曜「大変だね」
梨子「…………うん」
帰り道
梨子「今日は悪いことしちゃったな」
千歌『ゲスを飼うこと。それは梨子ちゃんの今の生活を壊すことにもなりかねないということだけは覚えておいて』
梨子「最初に千歌ちゃんが言ってた言葉、今は少し分かってきたかも」
梨子「でも……ん?」
梨子「ゆっくりが喧嘩でもしてるのかな?」ヒョイ ??「さんだー○ぷりっとあたっくですわ!」
ゲス「ゆぎゃあああああああああ!!!」グチャ
??「ふぅ、きょうののるまはたっせいですわね。おや?」
梨子「あ、どうも。ゆっくりしていってね」
??「ゆっくりしていってくださいまし!!ここはわたくしだいあーいちみにしきらせていただいてるちくですの」
梨子「ダイヤさん?」
だいあー「だいあーですわ。まあわたくしはいわゆるだいやのこたいのとつぜんへんいというやつらしいですの」
梨子「突然変異……そういう話も聞いたっけ」
だいあー「わたくしはこのちからをみとめられたので このちくでのちあんいじをめいじられているのですわ」
梨子「あ、なんかバッヂがついてるね」
だいあー「これがそのしょうめいになるらしいですの。わるいにんげんさんがすとれすかいしょうにわたくしをいじめるとそのひとはつかまるらしいですわ」
梨子「なるほど……ゆっくりにも人間から与えられる権利はあるんだ」
だいあー「うかないかおをしてますね?よかったらおはなしくらいはおききしますが?」
梨子「え、あ……うーん。その、はずかしい話なんですけどね。最近ゆっくりを知って一般的にゲスっていわれる種族を飼ってしまって」
梨子「躾が上手くいかないし、友達との距離もちょっとあいてしまったようで落ち込んでたんだ」
だいあー「そうでしたか。ほんらいゲスはかうものではありません。ゆっくりにはじめてふれるやさしいこころのもちぬしはかわいそうだとかんじるようです」
だいあー「げすをなおすには、やさしさをすててちょうきょうするのみですわ。でなければゆでんしにくみこまれたげすのゆでんをうちやぶることはできません」
だいあー「またはなにかゆっくりをしげきするおおきなきっかけがあればかのうかもしれません」
梨子「ゆ伝子……そう、ですか。わかりました!もっと心を鬼にするんですね!ありがとうございます!」
梨子「あ、これ……お礼に」
だいあー「いろいろきそくがあってわたしはやくしょのひといがいからはものをもらえないんですの。きもちだけうけとっておきますわ」
梨子「分かった。だいあーさんも頑張ってね!」ノシ
だいあー「ばいばいですわ」ノシ 自宅
梨子「鬼か」
るびぃ「ゆ?ごはんさんまだ?」
パシーン!
梨子「鬼……」パシーン
るびぃ「ぴぎゃ!?」
梨子「鬼になる」パシーンパシーンパシーン
るびぃ「ゆぎゃっぴぎっぴぎゃっ!?」
梨子「」パシーンパシーン
るびぃ「やめてねやめてね!るびぃはあいどるさんなんだよ!?ゆべっ、かおはやめてね!」
るびぃ「きょうのおねえしゃんこわいぃ!いたいのるびぃいやだよぉ!」
梨子「私はなに?」
るびぃ「ど―――」パッシーン
るびぃ「ゆぎゃああああ!!」
パシーンパシーンパシパシパシーン
るびぃ「ゆっ……ゆっ……やめてね……」
梨子「……」ゾクッ
梨子「るびぃちゃん、私はあなたにとって何?」
るびぃ「か、かいぬしさんです……」
パシーン!!
るびぃ「ゆぴぃいいいい!どぼじでっ!?ちゃんとるびぃかいぬししゃんっていったよおおぉ!?」
梨子「ふーん、やっぱりね。叩かれるのが嫌だからとりあえず飼い主って言ったってことでしょ?」
るびぃ「あたりまえでしょおおお!?いたいいたいさんはゆっくりできないんだよおお!?」
梨子「あと50回追加ね」パシーン
るびぃ「ゆんぎゃぁあああ!」 梨子「んー……あまりやりすぎると精神崩壊するみたいだしオレンジジュースでも数滴たらしておこうかな」ピチャン
るびぃ「ゆっ?るびぃにちからがみなぎってくるよ!?どれい!くそどれい!さっきはよくもるびぃのこと―――」
梨子「今度はライターとかどうかな。るびぃちゃんって中身、プリンなんでしょ?焼きプリンってあるしおいしそうな匂いしてきそう」ジュー
るびぃ「ゆっ……ゆ!?あついあついはもっとゆっぐりでぎないよおおお!?」ジュウウウウウ
梨子「帰りに買った調教本の通りにとりあえずはやってみてるけど」
梨子「調教、ゆ虐のススメ。ちょっと怖いタイトルだけど大丈夫よね」
るびぃ「ゆっゆっゆっ……るびぃのかわいいあんよしゃんが……」
梨子「いい匂い」
千歌『梨子ちゃーん!なんかいい匂いがするんだけど!私にも頂戴!』
梨子「あ、千歌ちゃん。窓閉めてたけど匂った?」
千歌「うん、梨子ちゃんがいいもの食べようとしてたら私も貰おうかと思ってこっちの窓は開けてるのだ!」
梨子「そっかぁ、まあ期待には沿えないと思うけどいらっしゃい?」
千歌「うん」 千歌「で、さっきのはライターであぶったるびぃちゃんだったんだ」ガックシ
梨子「うん。でもゲスってすごいわね。ここまでやっても従順にならないんだから。ある意味すごいわ」
千歌「まあねー。でもおしとやかで優しいイメージの梨子ちゃんがここまでやったのも予想外というかすごいかな」
梨子「え?でも調教ってこのくらいしないと矯正できないって」
千歌「この本……これって虐待本だよ?」
梨子「へ?うそっ!?」
千歌「本当、次のページには目玉をくり抜くのが乗ってる」
梨子「それはさっきやったけど」
千歌「えっ」
梨子「千歌ちゃん引いてる?でも、千歌ちゃんがいったんだよ?ゲスを飼うなら覚悟しろって」
千歌「いや、オレンジジュースにつけて戻さないとダメだよ?傷の手当はしっかりしないとね」
梨子「そうだったね。でも足焼いちゃったからもう動けないかな」
千歌「足焼きはゆっくりにとって地獄だからね。患部をきりとって片栗粉であたらしい足の部分をつくれば復活はできるけど」
梨子「ふぅん、便利なのね」
千歌「少しの間に梨子ちゃんに覚悟ができたみたいで嬉しいよ」
梨子「私頑張る」
千歌「がんばってゆ虐マスターになってね!」
梨子「なんか違わない?」 3日目 学校
曜「へー梨子ちゃんがねぇ」
梨子「や、やめてよ千歌ちゃん。言わないでって言ったじゃない」
曜「梨子ちゃんの女王様っぽいところを見てみたいですなぁ」
ルビィ「梨子さんるびぃはまだ生きてるんですか?」
梨子「うん、死んではいないわ」
曜「」ゾクッ
ルビィ「死んではいない……ですか」
梨子「ルビィちゃん」ギュッ
ルビィ「え、え?」
梨子「本物のルビィちゃんの可愛らしさを改めて認識したわ……」スリスリ
千歌「あのゲスの世話してたら気持ちはわかるかな」
ルビィ「あ、あはは……そんなに酷いんですか」
梨子「私は貴女にとって何?」
ルビィ「先輩です♪」
梨子「飼い主さんでしょ?」チュッ
ルビィ「ひゃあっ!?//」
千歌「あー、梨子ちゃんのレズ遺伝子が暴走してるね」
曜「これは近づくと不味いね。私は先に帰るね」
ルビィ「ピギィ!?」 自宅
梨子「ごめんねルビィちゃん」
ルビィ「私も一度見てみたかったですから。それよりるびぃは?」
梨子「そこ」スッ
ルビィ「どれどれ……」
るびぃ「ぴぎぃ!?こないでえええるびぃなにもしてないよおおお!?」
梨子「お客さんだよ。静かにしなさい」
るびぃ「ぴっ!?し、しずかにするびぃ……」
梨子「足焼きの傷も治したし動けるようにはなったんだけどね」
梨子「命令は効くけどペットって感じじゃないの」
ルビィ「そうなりますよね。友達のようなペット、あれはお店で買う場合に得られる信頼関係ですから」
ルビィ「ゆっくりは人間の縮図って言われてます。ゲスは自分の行動がすべて正しいと思っているから痛みを与えて規則で縛らなければ言うこと聞かないんです」
ルビィ「少し飼っていて情もわいたかもしれませんし処分ならルビィがしておきますよ?」
梨子「ありがと、でも私が拾った以上は私が責任をもって処分するわ」
梨子「2,3日中には多分……」
ルビィ「そうですか。じゃ、ルビィは帰りますね」
梨子「え?返さないわよ?」グイッ
ルビィ「ぴぎっ?」
梨子「ルビィちゃん……年頃の女の子が部屋で二人っきり。高校生にもなってその意味が分からないなんてこと無いわよね?」
ルビィ「あ……あ、おねぇちゃぁ。ルビィ、今日……大人になります……」
梨子「合意を得たところでいただきまーす♪」
るびぃ「…………」 4日目 学校
千歌「梨子ちゃん、ゆうべはおたのしみでしたね」
梨子「ごめんなさい」
千歌「ゆっくりのるびぃをいじめてる声かと思ったらまさかのルビィちゃんだったよ!」
曜「え……本当にお持ち帰りしたの!?」
千歌「いい声で鳴いてたね!眠れなかったよ全然!興奮で目がさえてるよホント……」
梨子「いや、でもね?ルビィちゃんが可愛いのが悪いのよ?」
千歌「はい、ノロケ。帰りに梨子ちゃんのゲス探しに行こっか曜ちゃん」
梨子「え、酷い八つ当たりね」
千歌「梨子ちゃんのゆっくりっていえば……」
梨子「うん?」
千歌「ううん、異常種が見つかったって話を小耳にはさんだから」
曜「ま、新しい種類が発見されると少し話題になるからねー」
梨子「へ〜。曜ちゃんのゆっくりとか飼ってみたいな。ヨーソローって言うの可愛いに決まってるもの」
曜「なんか照れるであります//」
梨子「ちかちゃんと一緒に飼ったらいつまでも子供ができなさそう」
千歌「よくわかったね。実際そうなんだよねー」
曜「なんでだろうね?幼馴染設定がゆっくりにも受け継がれてるから一緒に居るのはよく見るけど」
梨子「それはヘタレ属性がついてるのでは」 自宅
るびぃ「むーちゃむーちゃ」←ご飯を食べる音
るびぃ「ごちそうさま」
梨子「うれしーしーしなかったわね。偉い偉い」ナデナデ
るびぃ「う、うゆ……」
梨子「じゃーん、今日は大人しくしてるるびぃちゃんの為にアイスを買ってきました!」
るびぃ「あ、あいすさん……」ジュルッ
梨子「食べさせてあげる。あーん」
るびぃ「あ、あーん」パクッ
梨子「ふふ……こうしてると可愛いのになぁ」
梨子「怯えてるるびぃちゃんも可愛いけど私はもっと普通に仲良くなりたかったな」
るびぃ「るびぃをしょぶんっするの?」
梨子「……しないわよ」
るびぃ「いいの、るびぃはげすだから。おねえさんにひどいこといっぱいいったから」
梨子「うん、それで?」
るびぃ「さいごにるびぃ、りこるびしたいなぁ」
梨子「は?」
るびぃ「きのうのおねえさんたちをみてるびぃもおねえさんと……あいしあいたいなぁって//」
梨子「へ?ちょっとるびぃちゃん?」
るびぃ「おねえさんにあいされたならゆっくりしたまましんでいけるっておもったの」
梨子「それが望みなら」
るびぃ「ありがとう、おねえさん」 5日目
梨子「ごめんなさい」
千歌「うん、先手を打ったところでっていうね。しかも昨日はるびぃちゃんのほうとか」
曜「見境ないね。ゆっくりに手を出すとか」
梨子「違うのよ!誤解よ!?あれはるびぃが望んだことなのよ!」
千歌「へぇー」
曜「ふーん」
梨子「本当よ!?信じられなら見に来てよ!」
千歌「えっ、でも襲ったりしない?」
曜「二人っきりなら危ないけど三人なら大丈夫だよ」
梨子「うう……」
家
梨子「ただいまー」
るびぃ「おねえさんおかえりー」ピョンピョン
るびぃ「るびぃ、いいこにしてたよ?おねえさんがかえってくるのがまちどおしかったよぉ」スリスリ
千歌「うそっ……ええー何があったのやら」
曜「ゲスのるびぃちゃんを見てないから分からないけどゲスだったって言われても信じられないかな」 ドンドンドン
ルビィ「梨子さん!聞きましたよ!?るびぃとイチャコラしてるって!」
るびぃ「おっと、おまぬけさんがきたようだね。るびぃはおねえさんとかたくふかいきずなでむすばれたんだ」
ルビィ「やっぱりゲスです!処分しましょう!」
るびぃ「るびぃはおねえさんだけのあいどるっだよ。だからおねえさんがしょぶんするならしたがうよ?」
梨子「処分はしないけど……ルビィちゃんも落ち着いて」
ルビィ「落ち着いていられますか!私を大人にした責任を取ってください!」
梨子「ねぇルビィちゃん。なんで人は両手両腕があると思う?」
ルビィ「え、さあ……」
梨子「それはね、片腕でるびぃを、もう片腕でルビィちゃんを抱きしめるためなのよ」ギュッ
ルビィ「梨子さん……//」
るびぃ「るびぃはおねえさんのいうことにはしたがうよ。るびぃがおねえさんのいちばんであることはゆずらないけどね!」
ルビィ「ぴぎっ……」
千歌「はいかいさーん。曜ちゃん、うちであそぼっか」
曜「そうだね。くだらない痴話げんかだったね」
梨子「こうして私たち3人は末永く幸せに暮らしましたとさ♪」
おわり 人間以外の動物が喋ってはやはりいけないみたいだな
情が移る ゆ虐くっそ久々にみたけど何が楽しいのか全くわからねえ
このSSはハッピーエンドでよかった乙乙 饅頭でもラブライブキャラだと思うと虐待はできんかった
やさしいはーとさんのもちぬしでごめんね!!! やっぱ本場ゆ虐にしたがったらこのスレが耐えられないから・・・ ラブライブじゃないゆっくりでいいから虐待するなしこみたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています