穂乃果(24)「ありがとうございました、またのお越しを〜!」
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-2018年-
穂乃果「ふー!ひと段落ひと段落!」
雪穂(22)「あっ!ちょっとお姉ちゃん!!!」
穂乃果「うっ、なによぉ…雪穂」
雪穂「またお饅頭つまみ食いしたでしょ!」
穂乃果「えっ…た、たははぁ〜…ば、ばれちゃったか」
雪穂「もう!そんなんでよくお店続けられてるね!やっぱり私が継げば良かったよ!」
穂乃果「むっ!何よう!雪穂がやりたいことあるって言うから私が後継いだんだよ!」
雪穂「それと饅頭つまみ食いすることの話は別!」
穂乃果「む〜…!」 自分を育てた伯母が幼少期に死んで片親が得体の知れない誰かで母親がレズな子のどこがメンタル弱いのか 希「それで雪穂ちゃん達がどうしたん?」
海未「は、はい…日記によると雪穂と亜里沙は自分達の子供を設けたいと考えたようです」
海未「その後、雪穂は木皿教授の娘さんと細胞の研究を始めたそうです」
希「女性同士でも子供が作れるようにって?」
海未「はい…そしてこの木皿教授の娘さんが、あの穂乃果に秋穂を託した女性のようです」
希「あれ?でも待ってよ、“あいどる”は秋穂ちゃんにもう一人の母親って言ったんやろ?」
海未「はい…それは恐らく真実だと思います…」
希「なら、亜里沙ちゃんが“あいどる”って事に…」
海未「いえ、問題はこの後です…」 海未「日記によると…その研究に目をつけた女性がいたそうです」
海未「恐らくこの人物こそ“あいどる”かと…」
海未「雪穂は…協力しなければ父親を殺すと脅されたそうです」
希「………」
海未「……そして、協力しなかったためにお父さんは殺されたと雪穂は記しています」
希「確か、雪穂ちゃんのお父さんって膵臓癌で亡くなったんじゃ…?」
海未「表向きではそうしておいただけで…裏では何らかの方法で…殺害したんでしょうね…」
希「……」 海未「そして別のページでは、亜里沙の訃報を聞き、悲しみに明け暮れ、立ち直れなかった自分の前に現れた彼女に気を委ねてしまった…と記されています…」
希「……亜里沙ちゃんが亡くなったのも、“あいどる”が一枚噛んでる可能性があるね」
海未「その後“あいどる”は次々とスクールアイドルを拉致し監禁し始めたそうです…」
海未「これは穂乃果がヒデコから聞いたと言っていた、勧誘の事ではないでしょうか?」
希「“あいどる”はなんでそんな事を?」
海未「次にこう記してあります」
海未「自身の卵子を精子へと変換させるために必要なプロセスであり、その適応者を探すため」
海未「……適応者、なんのことでしょうか」
希「……ウチらにはよくわからないね」 海未「その後、二人の間で生まれた女の子に…秋穂と名付けた…と」
海未「そして、穂乃果に預ける決断をしたと書いています」
希「……なんで穂乃果ちゃんに預けたんだろう?」
海未「それは……“あいどる”が危険と判断したからでは?」
希「そんなの秋穂ちゃんが生まれる前からわかってることやん」
希「日記にはなんて書いてあるの?」
海未「それが…所々ページが破られていてよくわからないんです」
希「ふーむ…」
海未「亜里沙の事もあり、寂しさから正常な判断が出来なかったのではないでしょうか…」 海未「……その後、木皿教授の娘さんは“あいどる”に洗脳され、疎遠になったとも書いてあります」
海未「そして……ある年、“あいどる”から出されたオーダーが……」
希「あの血の大晦日に使われたウィルスってわけ…」
海未「……はい」
希「……やっぱり、雪穂ちゃんにしかわからない事が多すぎるね」
希「カードも……わからないって」
海未「………そうですか………」
希「……ま、ウチらが今やるべき事は秋穂ちゃんのケアだよ」
希「……色々あって、きっと疲れてると思うんよ」
希「穂乃果ちゃんがいなくなってから……ウチらはあの子に随分救われたからね」
海未「希……はい……」
希「今度はウチらが支えになってあげないと!」ニッ ・
・
・
コンコンッ
海未「………」
コンコンッ
海未「……秋穂」
海未「入りますよ……?」
ガチャ
海未「……秋穂、秋穂?」
・・・シーン
海未「あの子…どこに…?」 -ゲームセンター-
秋穂「!!!!!」
ドスッ!!!!!
ピーピー
カカリインヲオヨビクダサイ…
ザワザワ…
女客「えっ…壊れた?」
男客「パンチングマシンを壊すなんて…」
女客「最近の子はストレス溜まってるのねぇ…」
秋穂「………」
不良1「ねぇねぇ!お姉ちゃん!」
秋穂「……ふん」プイッ
不良1「可愛い顔して…すげぇ力してんねぇ、カッコよかったよ」
秋穂「……」キッ
不良1「うっ…」
不良2「お姉ちゃん、まぁそうカリカリしなさんな!可愛い顔が台無しだよ?」
不良2「地元ここ?見ない顔だけど」
秋穂「………」スタスタ
不良3「帰んの?車あるから送ってくよ!」
秋穂「………」ピタッ
秋穂「……乗せて帰って」
不良3「!!!」
不良3「へへ、任せときな…」 秋穂「………」
不良2「大丈夫狭くない?俺の膝の上乗る?(笑)」
秋穂「………」
不良2「……はっ」
不良3「ねぇ、窓の外ばっか見て面白い?」
秋穂「………あんた達と喋ってるよりかは」
不良3「」カチンッ
不良2「つか、さっきからなに聞いてんの?」
不良2「音楽プレーヤー?…古っ」
秋穂「触ったら殺すから」
不良2「はは、機嫌悪いねぇ…」
秋穂「………」 ・・・
穂乃果「ねぇ、穂乃果おばちゃん」
穂乃果「……」ガチャ、ガチャ
秋穂「穂乃果おばちゃん!」
穂乃果「ん…ん〜?」
秋穂「穂乃果おばちゃんはなんで歌えるの?」
穂乃果「え…?」
秋穂「秋穂以外のお客さん、欲しくない?」
穂乃果「たはは…そりゃまぁ、欲しいけど」
秋穂「欲しいと思ってるのに…辛いのに続けれるの…?」
穂乃果「……秋穂」
秋穂「なーに?」 穂乃果「諦めないことが大切なんだよ?」
穂乃果「なんでも諦めずにやり遂げる事が大切なの」
穂乃果「諦めずにやってたら…きっと何かが変わるから!」
秋穂「……そうなの?」
穂乃果「うん!私が保証する!」
秋穂「えへへ…そっか!」
穂乃果「うん、そうだ!」
秋穂「そっかそっか!」
穂乃果「そうだそうだ!」
秋穂「クスッ…」
穂乃果「プッ…」
「あはははは!」
・・・
秋穂「諦めずに……」
ジワッ…
秋穂「穂乃果おばちゃん……私、もうダメだよ……」 不良2「……寂しそうだね、これ使ってみ」スッ
秋穂「なに、これ…」
不良2「MDMAっての…知ってる?すげぇ気持ちよくなるから」
秋穂「……」
不良3「カラフルで可愛いっしょ?」
不良3「嫌なこと全部忘れられるから…」
秋穂「これを飲めば…穂乃果おばちゃんに…」
不良1「あぁ…その穂乃果さんにもきっと…穂乃果…穂乃果…?」
不良1「いや待てよ…コイツどっかで見た事…」
秋穂「はっ…はっ…穂乃果…おばちゃん……私……」
不良1「よく見れば…そいつ、あの高坂穂乃果に…なんか…雰囲気…」
不良「…ッ!」ゾッ
キーッ!!
不良「お、降りろ!」
秋穂「あっ…!」ドサッ!
バラッ!
不良「やベェヤツ捕まえちまった…!出せ!」
キイイイィィ!!ブーン 通行人女「あ、あなた…大丈夫…?」
秋穂「あれ…あれ?さっきのやつは…」
通行人女「もしかして、これ…?」スッ
通行人男「え…お、おい…それってMDMAってやつじゃ…」
通行人女「えっ、なに…それ?」
通行人男「薬物だよ…!見た目とは裏腹に、かなり危険な…!」
秋穂「か、返して…!」バッ
通行人女「ひっ…!」
秋穂「はぁ…はぁ…!これを飲めばまた穂乃果おばちゃんに…会える…会える…!」ジワッ
秋穂「お母さん、お母さん……」ツー…
秋穂「うっ…やだ、やだよぉ…もう…」
通行人男「も、もう使っちまってんのか?情緒不安定でかなり危険な状態だぞ…この子」 通行人女「け、警察とか…」
「ま、待ってください!」
通行人男「!?」
千歌「その子は…私が預かります」
通行人男「あ、あんたは?」
千歌「私、こういうものです」スッ
通行人女「け、刑事さん?」
千歌「はい、それでは!」
秋穂「はぁはぁ…」
千歌「秋穂ちゃん、ほら立って…」
秋穂「誰?……誰?」
千歌「千歌だよ…とりあえず、ここじゃ人目があるから…」 ちゃんと攻撃力特化型だから海未ちゃんのほのキチも正統に受け継がれている事だなぁ 暴走っぷりが穂乃果だなぁ
一人で突っ走って大失敗して、他の人に頼ることを学習したはずなのに秋穂には教えてなかったのか? まさかあんな純粋無垢な子がここまで荒むとは穂乃果も思わなんだ ピンポーン
千歌「」ドキッ…ドキッ
ガチャ
千歌「!」
千歌「う、海未さ…」
海未「秋穂!」
秋穂「……スー」
千歌「あっ…疲れて…寝ちゃったみたいです」
海未「…失礼ですが、あなたは?」
千歌「けい…いや、秋穂ちゃんの友達です…」
海未「…そうですか…この子…こんな時間まで、いったいどこに…」
千歌「……ここから少し離れた場所に」
海未「あの…そこからおぶって?」
千歌「はい!タクシー使おうにもお金なかったので…あはは…」
海未「本当に申し訳ありません…」
千歌「い、いえいえ!じゃあ私はこの辺で…!」
海未「あの…!」
千歌「は、はい?」
海未「よければ、上がってお茶でも…」 秋穂「……スー」
コトッ…
海未「……どうぞ」
千歌「ありがとうございます、ズズッ…」
千歌「……海未さんは、ずっと秋穂ちゃんの家に?」
海未「えぇ、あまりにも帰りが遅いので…心配していたんです」
千歌「そうですか…」
千歌「……ちょうど私、ゲームセンターから男の人たちに連れられて、車に乗り込む秋穂ちゃんを見て……それで慌ててタクシーに乗って後をつけたんです」
海未「そんな事が…?」
千歌「はい…中でなにがあったのかはわからないんですけど…」 千歌「放り出されるように外に出されたんです」
海未「えっ…?」
海未「…な、何か酷いことをされたのでは!?」
千歌「あっ…いえ、そういう形跡はなかったんですけど…」
千歌「でも一歩間違えればそれも…」
千歌「……車から降りた時の秋穂ちゃんは酷い混乱状態で……私を認識する事も出来てませんでした……」
千歌「あと……手には薬物が……」
海未「………え?」 海未「……秋穂が……そんなものを……」
千歌「…多分、渡されたんだと思います…」
千歌「だから…怒らないであげてください…」
海未「……」チラッ
秋穂「……スースー」ツー
海未「……ッ」
千歌「この歳の女の子じゃ…受け止めきれない事がありすぎるんですよ…」
海未「………」
千歌「ズズッ…」
千歌「……そろそろお暇します」
海未「あっ…そ、そうですか…?あの、本当にありがとうございました…」
千歌「いえいえ、当然の事ですから」
千歌「それじゃあ…」ガチャ
海未「」ペコッ
バタンッ
海未「………」
秋穂「………スー」
海未「………」
ギュッ…
秋穂「……ん」
海未「……穂乃果……」 -翌日- 〜理事長室〜
鞠莉「………」
果南「………」
曜「………」
鞠莉「ま…まずは曜の無事を喜ぶべきよね?」
果南「う、うん…」
鞠莉「でもね果南、私がNYに行かせたのは梨子の捜索で……ノー、怒るのはやめましょう……」
鞠莉「そもそも、あんなノーヒントで行かせた私にも責任はあるからね」
鞠莉「……それに、曜にルビィに花丸にダイヤ……みんな無事だったんだから」 曜「………あのさ鞠莉ちゃん」
鞠莉「ワッツ?どうしたの、曜?」
曜「………千歌ちゃんは?その…三人はずっと無事だったんだよね?」
鞠莉「……千歌ッチは今大忙しだと思うよ」
果南「え、なんで?」
鞠莉「ムロタさんもそうだけど……警察がね」
鞠莉「近々“あいどる”が秋葉原でパレードを開くみたいデスからね」
果南「パレード?」
鞠莉「えぇ、視察も兼ねたね…」
鞠莉「かなり大規模だから…人も集まるだろうね」
鞠莉「今は、その護衛なりの準備で人員割いてるらしいよ?」 ・
・
・
『ご覧ください!“あいどる”の勇姿を!』
『“あいどる”はゆっくりと走行する車から市民一人一人に目を向け手を振っています。現場は非常に和やかな雰囲気に包まれています!』
にこ「………こんなパレードにテレビ中継なんて、くだらないわね」
凛「……あれ〜?にこちゃん、かよちんは?」
にこ「花陽?そう言えば見てないわね…」
にこ「……まさか、この秋葉原パレードに行ったんじゃ」
凛「凛たちに言わずにかよちんが一人で?」
凛「はは、ないにゃないにゃ〜…」
凛「ん〜どこ行ったんだろう…」
にこ「…しかし…パレードねぇ…」 『凄まじい“あいどる”コールが響き渡ります!』
『“あいどる”のこの後のご予定は……』
秋穂「……」ジッ
海未「お昼ですし、何か作りましょうか…」
海未「秋穂、何か食べたいものはありますか?」
秋穂「………ねぇ、海未おばちゃん」
海未「はい?」
秋穂「パレード行きたい…」
海未「……ッ!」
海未「………」
秋穂「……ダメだよね」
海未「……わかりました」
秋穂「だよね………え?」
秋穂「海未おばちゃん……いいの?」
海未「はい、あまり縛り付けても苦しいだけですからね…やりたいようにやらせるのもたまにはいいでしょう」
海未「ただし…私も同伴しますからね」
秋穂「……わかった、行こ」 ・
・
・
刑事2「高海」
千歌「……」
刑事2「高海…!」
千歌「えっ…?は、はい?」
刑事2「………お前なぁ」
千歌「あっ、ごめんなさい…」
刑事2「……まぁやる気出ないのもわかるけどよ」
刑事2「このパレードの後、“あいどる”は視察……最後に神田明神へ参拝の予定だ」
千歌「神田明神…」
刑事2「明神が混雑してるらしい…行くぞ」
千歌「はい!」 ・
・
・
ルビィ「真姫さん!」
真姫「なに?今、手が離せないんだけど」
ルビィ「見てくださいこれ!」
真姫「いやだから……んもう、なによ?」
真姫「……“あいどる”のパレード?」
ルビィ「こっちでも日本のこと放送するんですね〜…」
真姫「“あいどる”が出てると、どこもかしこも取り上げるのよ、バカみたいに…」
公野「本当にバカみたいだね」
真姫「ひゃっ…!」ビクッ
ルビィ「うゆっ…!」ビクッ
公野「そんなビックリしなくても…」
真姫「あなた…神出鬼没すぎよ」
公野「ごめんごめん、今日は真姫に見せたいものがあって…」 公野「ハターキとコンタクトが取れてね」
真姫「ハターキ?」
公野「今度、“あいどる”のテーマソング手がける人」
真姫「で、それがなんなの?」
公野「この前ルビィの友達いたでしょ」
真姫「ルビィの………誰だったかしら」
ルビィ「果南ちゃん!」
真姫「あぁ…それがなに?」
公野「あの子、本当はハターキを探しに来てたんだよ」
ルビィ「あっ…果南ちゃんが最後言ってた忘れてる事ってそれだったのかな…」
公野「うん、でさ…気になったから私なりに調べてみたのハターキを」
公野「そしたらあの人面白くてさ…」
真姫「……あなた、冷やかしにきたの?」
公野「違う違う!ま、いいや…余計な話は置いといて…これ見てみ!」 真姫「これは?」
公野「歌詞ノート」
真姫「誰の?」
公野「……“あいどる”の」
真姫「……は?」
ルビィ「えっ…なんで、それをハターキさんが…!?」
公野「ま、情報提供…?少なくとも…あの人は完全な“あいどる”側じゃない」
真姫「……希望は悪の手で撃ち殺されるのよ」
ルビィ「え、真姫さん…?」
真姫「……歌詞よ」
公野「…それ、昔の事から考えて…ヤバくない?」
公野「“あいどる”は歌詞に忠実……」
真姫「………あっ」
ルビィ「……え?」
真姫「そんな…自作なんて、もうなんでもありじゃない…!!」
真姫「今日のパレード…マズいわ…」
真姫「秋穂が……殺される……」 ・
・
・
ワーワーワーワー!!!!!
アイドルー!!!!!
海未「どこに行っても人、人、人…ですね…」ギュウギュウ
海未「秋穂、大丈夫ですか…?」
海未「………秋穂?」
・・・
海未「あっ…!」
海未「……もう、あの子は!」 千歌「あれ、先輩…?」
千歌「しまった…はぐれちゃった…」
千歌「あっ…テレビカメラ」
テレビリポーター「“あいどる”は今世界で最も、危険な道を進んで行きます!
テレビリポーター「われらが愛する“あいどる”は世界の崩壊を唯一止めることができるお方です」
テレビリポーター「日本が世界に誇る“あいどる”が今ゆっくりと…そして颯爽と国民に手を振っています!」
千歌「………こわいな」
刑事1「」ニヤッ
千歌「!?」
千歌「あれ、先輩…?」
千歌「なんで、こんなところに…!」
千歌「……ッ!」タッタッタッ ギュウギュウ…!
秋穂「ん…んぅ〜…!」
秋穂「ぷはっ!」
秋穂「はぁはぁ…人混みにめちゃくちゃ流されちゃった…!」
秋穂「海未おばちゃんとはぐれちゃった…」
秋穂「どうしよう…」
秋穂「というか、ここって…」
秋穂「神田明神?」
秋穂「そうか…今は下でパレードしてるから…まだここにはあんまり人が…」
秋穂「そうだ!希おばちゃんに挨拶しないと…」
バンッッッ!
秋穂「!?」
「止まれ」
秋穂「あなた…」
刑事1「つぎは当てる」
秋穂「ブリトニーを殺したあの…?」 ザワザワッ…
「今あいつ、撃った…?」
「銃持ってる…?」
「いや、いやあああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
刑事2「みんな伏せろ!」
刑事2「(あの野郎!ここで何を…!?)」
秋穂「なんでこんなところに…」
刑事1「“あいどる”がお前を“退部”させろってな」
秋穂「たいぶ…?」
秋穂「……私は“あいどる”に会って話をしないといけないの」
刑事1「それは無理な相談だ、何故ならお前は今ここで死ぬからな…」
秋穂「………」
刑事1「おっと、逃げるなんて考えるなよ…」
ガラッ!
希「ちょっと、今のなんの音…」
刑事1「お前が逃げたら…こうだ」
バンッッッ!
希「ッッ……!!!」ドサッ
秋穂「!!!!!」
秋穂「希おばちゃんッッ!!」 刑事1「今のは参考だから足に撃ったんだ、死にゃしない」
秋穂「」ギリッ
刑事1「お前が逃げたらここにいる奴ら全員、殺す」
希「……秋穂ちゃん……ッ……いいから、早く逃げや……!」
秋穂「……早く、撃てば」
刑事1「流石は運命の子…肝が座ってる」
刑事1「じゃ…」
ダダダダダダダダッ
刑事1「あ?」
秋穂「!」
海未「……秋穂!」バッ
秋穂「海未おばちゃん…!危ないから逃げて!」
刑事1「どけ、ババア…お前ごと撃つぞ」
海未「撃つなら先に私を撃ってください!」
海未「私の……私たちの娘に手は出させませんッ!」
秋穂「……海未おばちゃん」
刑事1「バカが、お前一人じゃどっちにしろ貫通するっての」 刑事1「……お前たちの子じゃないんだよ」
刑事1「神の子なんだよッッ!」
海未「〜〜〜!」ブルブルッ
秋穂「海未おばちゃん…」
刑事1「希望は悪の手で撃ち殺されるのよ」
秋穂「………」
刑事1「素敵な歌詞だ……」ニコッ
刑事1「じゃあな」スッ
海未「!!」ギュッ!
秋穂「海未おばちゃん………」
秋穂「」キッ
刑事1「……あははは!」
秋穂「……くそ」 希「………ッッ!」グッ
ブルン……
刑事1「……あ?」
ブルンブルンブルンブルンッ!!!!
刑事1「なんだ……この音?」
秋穂「…………バイク?」
ブゥゥゥゥゥゥゥン!!!
ガンガンガンガンッ!!
ブルンッ!
刑事1「なに!?」
刑事1「あぶねぇっ!」サッ
キィィィィィ!
「…………」
刑事1「誰だ……」
刑事1「誰だ!ヘルメットを取れ……殺してやる」
「仲間を……」
「秋穂を……」
スッ…
刑事1「……ッ!お前は……」
絵里「私たちの最後の希望を……絶対に」
絵里「殺させやしないんだから……」サッ
希「絵里チ……?」
秋穂「絵里……おばさん……」 刑事1「ふんっ…」スチャッ
絵里「…………」
刑事1「死ね」
秋穂「…ッ!」
バンッッッ!
絵里「………」
秋穂「……え?」
刑事1「…………あ、れ」
刑事1「………俺が…希…望……で…お前……らが悪……だった……のか…?」
刑事1「ゴパッ…」
刑事1「」バタンッ
イヤ、イヤアアアアアアアアアア!!!!!!!!
ニゲロニゲロ!!
絵里「……ッ!」ダッ
刑事1「」
絵里「即死ね……」
絵里「……弾はまだある……」
・
・
・
酒井「」ニヤッ
酒井「ほら、拾えよ…拾えよ9番…」 キチャ…
絵里「伏せてなさい」
秋穂「う、うん…」
絵里「海未……秋穂を……」
海未「わ、わかりました…」
絵里「希!」
希「へ…?ど、どうしたん!」
絵里「それで、止血しなさい」ブンッ
希「…っと!」パシッ
絵里「………」
秋穂「絵里おばさん……」
絵里「……ここにいて」
秋穂「……でも、私……」
絵里「……ここにいるのよ」
秋穂「………わかった」
絵里「……」コクッ
海未「……」コクッ
絵里「」ダッ 刑事2「落ち着け!落ち着いて逃げろ!」
絵里「どきなさい」
刑事2「!?」
絵里「」スチャッ
「いやああああああ!!!!!」
「あ、あれ…テロリストの…絢瀬絵里よ!!!!!」
「いやああああああぁぁぁぁ、殺される!!!」
ドタバタ
絵里「……お利口さんね」
刑事2「…待て!」
絵里「…なに?」
刑事2「あいつは……死んだのか?」
絵里「えぇ、即死よ」
刑事2「……絢瀬絵里……」
絵里「…あなた警察?なら、私のことより階段の整理をしといて、邪魔だから」ダッ
刑事2「あっ、おい!」 ダダダッ
曜「絵里さん!」
絵里「曜、わかった?」
曜「あそこです!あそこのビルの屋上から銃声が!」
絵里「……わかったわ、曜はここで見張りを!」
曜「はい!」
絵里「……屋上ね」
ダダダダダッ
ガチャ ヒュー…
酒井「………」
絵里「あなた……」
酒井「よう、9番」
絵里「あなたが撃ったの?」
酒井「……あぁ」
酒井「……9番お前……ちょっと変わったか」
絵里「………」
酒井「いや、変わったんじゃない…戻ったのか」
絵里「……銃持ったあいつは“あいどる”側なんでしよ?」
絵里「いわばあなた達の仲間…なんで撃ったの?」 酒井「はっ…わからないのかよ9番…」
絵里「……どういうこと?」
酒井「茶番なんだよ……このパレードも全部な」
酒井「あいつは神の子に歯向かって殺されるというお芝居をノリノリで演じてただけだよ」
酒井「ま、本人は知らなかったんだけどな」
絵里「………」
酒井「お前もまんまとのせられたんだよ9番」
絵里「なにが言いたいの…?」
酒井「パレードなら人も集まって、関心も持たせられる」
酒井「絶好の舞台なんだよ」
酒井「このパレードというセンセーショナルなもので“あいどる”はなろうとしてるんだよ……」
絵里「……なにに?」
酒井「本当の神にだよ…」 絵里「……人では神にはなれないわ」
酒井「人知を超越した存在になれば…それは神となるんだ」
酒井「お前達も不可能と思われた事を実現して伝説と呼ばれたんじゃないのか?」
絵里「………」
酒井「神とか…伝説とか、そういう称号は自分で付けれるもんじゃないんだ、こればっかりはな」
酒井「具体的になにをすれば人類は神と認めてくれる思う?」
絵里「………洗脳でもするの?」
酒井「………死ぬんだよ」
絵里「どういうこと…?」
酒井「キリストの話、有名だろ?」
酒井「イエスは死んだ後、蘇り…神となった」
酒井「人は死んだ後に生き返ると…神とみなされるんだよ…」
絵里「……!」
絵里「……ッッ!」ダッ
酒井「ふっ……」 ダダダッ
曜「へ?」
曜「え、絵里さん…?」
絵里「“あいどる”のところに行く…あなたは隠れてなさい」
曜「え、ど…どういうことですか!?」
絵里「“あいどる”が神になったら…世界は終わる」
絵里「……その前にあいつの正体を」ダッ
曜「ちょちょ…!絵里さんッッ!」 絵里「はっ…はっ…早く、あいつを止めないと…」
絵里「………!」
花陽「……」キョロキョロ
サッ
絵里「花陽…?」
絵里「いや…今は…」
ワーワーワー!!!
絵里「“あいどる”…!」
ワー!!!
絵里「ッ…どいてください…!」
ワーワー!!!!
絵里「どいてください!」
アイドルー!!!!
絵里「……ッッ!」
絵里「どいてッッッ!!!」
「い、いやぁぁぁ!?」
「な、なに…?」 警察「下がれ!」
SP「」バッ
絵里「………」
“あいどる”「やぁ、絵里ちゃん」
絵里「…………」
バッ!
絵里「」スチャッ
イ、イヤアァァァァァ!!!!
テロリスト…!!!
SP「」スチャッ SP「」スチャッ SP「」スチャッ
警察「発砲許可!」
絵里「………」 “あいどる”「いいんだ、彼女は私の友達だから」
“あいどる”「それに市民に銃を…ましてや女性に向けるなんていけないよ?」
SP「………」サッ
警察「待機……」
絵里「………マスクを取るのよ」
絵里「あなたの正体は…あなたは誰…」
“あいどる”「マスクを取ったら、私も仲間かな?」
絵里「……私たちの時代はもう終わった、あの時の今に置いてきたのよ」
“あいどる”「…そっか…」 “あいどる”「そうやって君たちはいつも、仲間はずれにする」
絵里「……何を言っているの?」
“あいどる”「亜里沙ちゃん、生きてたんだね…おめでとう」
絵里「……ふざけないで、今はあなたが誰かを聞いてるの」
“あいどる”「……そっか、お礼はなしか」
絵里「……あなたの何にお礼をしろっていうの?」
“あいどる”「亜里沙ちゃんが生きていたのは私のおかげなのに」
絵里「………なに?」 “あいどる”「どんなに活躍しても、どんなに頑張っても…それを認めてくれる者はいない」
絵里「………?」
“あいどる”「所詮その程度の存在なんだ」
“あいどる”「私のやる事は当たり前で…だから、お礼もないんだ」
“あいどる”「やっぱり、損な役回りだよね」
絵里「あなた……誰なの」
絵里「……ッッ、あなたはいったい誰!!!」スチャッ
ヒィィィ!!
イヤアァァ!! “あいどる”「私を覚えてないの?」
“あいどる”「私の顔がわからない?」
絵里「だから、マスクを…!」
“あいどる”「なら、穂乃果ちゃんの顔も覚えてない?」
絵里「……穂乃果?」
“あいどる”「そんなわけないよね、穂乃果ちゃんは覚えてるのに…私を覚えてないなんて」
絵里「……何を」
“あいどる”「これを見ても…わからない?」スッ
絵里「……花?」
“あいどる”「昔、いっぱい見たよね」 絵里「……!」
絵里「いや……そんなはずない……」
絵里「いや、でも……」
絵里「あなた……まさか……」
“あいどる”「……」
バンッッッ!!
絵里「」ビクッ
警察「伏せろ!!」
絵里「なに…?」 “あいどる”「あ……」
SP「!!」
“あいどる”「あ、れ……」バタンッ
絵里「あっ……」
「い、いやあああああああぁぁぁぁ!!!!!」
「誰が…誰が!??」
「逃げろ逃げろ、殺されるッッッ!!」
「“あいどる”うううぅぅ…!死なないでぇぇぇぇ!!!」
絵里「……いったい、どこから?」
「あぁぁ…!!この人よ!この人が撃ったのよ!」
スタスタ
フミコ「……終わった」
絵里「……フミコ……?」 フミコ「終わりましたよ、絵里先輩」
絵里「フミコ、あなた、ここで何を…?」
フミコ「私が暴走を止めないと」
バンッッッ!
フミコ「私があ」プシャッッッ
絵里「!?」
フミコ「」
絵里「フミコッッ!!!」
・
・
・
酒井「ヘッドショット、よくも“あいどる”を」
酒井「“あいどる”どうか、ご無事で…」 曜「絵里さん!」
絵里「曜…」
曜「狙われてます!逃げて!」
絵里「ッッッ……フミコ……」
絵里「くそっ…開けなさい!」
「いやああああああぁぁぁぁぁ!!」
「殺さないで……!!!」
絵里「……行くわよ」ダッ
曜「……ッ」ダッ ・
・
・
『“あいどる”が何者かによって銃撃を受けました…!』
『“あいどる”は病院へと運ばれ、かなりの重体だと予測されます」
凛「今の…絵里ちゃん…?」
にこ「あの子…なにして!」
凛「ね、ねぇ!“あいどる”は?」
にこ「わからない…わからないけど…アレじゃ」
凛「“あいどる”がもし死んだら…平和になるのかな…」
にこ「どうでしょうね…もしかしたら…逆かも…ね」 ・
・
・
ルビィ「真姫さんテレビ!」
真姫「見てたわよ…」
真姫「……ッ」
真姫「こんな終わり方って…」
公野「………本当にこれで終わりかな」
真姫「…?どういうこと?」
公野「………」
真姫「……?」
ルビィ「絵里さんが…」
真姫「エリーのリアクションからして撃ったのはエリーじゃない…」
真姫「でも…こんなの…」 ・
・
・
鞠莉「このまま“あいどる”が死んだら……なにもわからずじまい」
果南「梨子ちゃんと善子ちゃんの行方が…」
鞠莉「それに…このまま“あいどる”が死んで、日本が良い方に進むとは…正直思えない」
ガチャ
千歌「はっ…はぁ…」
鞠莉「千歌ッチ…持ち場離れて良いの?」
千歌「はっ…はぁ…もう…持ち場とかないもん…」 千歌「以前話してた先輩は死体で発見されるし“あいどる”も…!」
果南「でも“あいどる”はまだ死んだとは…」
鞠莉「…いや…ダメだね…」
果南「え?」
『速報です!“あいどる”がお亡くなりになられました…“あいどる”がお亡くなりになられました!』
果南「死んだ…」
鞠莉「はぁ…」ギシッ
鞠莉「“あいどる”の正体は…誰だったのかしら」 おつおつ
ヒフミトリオ全滅か……あいどる本当に誰なんだろう 神モブかと思ったけど全滅しちゃってるから違うな。見当もつかん >>768
ここのやりとりではヒフミっぽいんだけどなぁ ことり全然出てこないし花陽はなんか不穏で穂乃果も仕方ないけどいない
プランタンがなんか 大切じゃない人が死んだ時の気持ちって不思議なもので、泣くとか笑うとか…もう、そういう概念じゃないんだ。
じゃあ、どんな気持ちかって。ただ、ジッと見つめて最期を見届けようとするの。
私は、家のテレビで海未おばちゃんと希おばちゃんの三人で、最期を見届けようとした。
私は、何故だか震えて、そしたら海未おばちゃんがギュッって抱きしめてくれた。
落ち着いた。すごくすごく、安心した。
でも、対照的に海未おばちゃんの身体は小刻みに震えてた。 私より長く生きてる人の勘かな。今考えると、あの時点で海未おばちゃんは嫌な予感があったんだと思う。
秋葉ドームってさ、昔は野球とかする場所だったんだけど、今は歌手とかも使うの。
そのきっかけを作ったのは私の穂乃果おばちゃんがリーダーのμ's。
その場所が彼女の、葬儀場に決まった。
そして、その日を迎えた。 「人類滅亡が近い今、我々は最も大切なお方を失ったのです」
「あなたは私たちにとって、いつまでも唯一無二の存在であり続けるだろう」
「この模様は全世界の国・地域で同時生中継されており、世界中が偉大な英雄の死を悼んでいることでしょう」
ツバサ「先生、まもなくです」
山田「今日だな」
ツバサ「先生…?」
山田「今日、μ'sの名前は」
山田「あなたのものになる」
山田「………“あいどる”」
“あいどる”「」 『世界各国の首脳、各界の著名人、そして多数の一般人が“あいどる”の最期を見届けようと、この秋葉ドームにやってきました』
秋穂「………」
海未「秋穂、何か…飲みますか?」
秋穂「………」
秋穂「……いらない」
希「……秋穂ちゃん、寒いし、コーヒーでも飲んだら……?」
秋葉「……いい」
希「………」
海未「そう…ですか…」
『天にまします我らの父よ…』
秋穂「………」 ・
・
・
ガチャ
凛「ッ!」
花陽「ただいま…」
凛「かよちんどこ行ってたの!?何日もいなかったから心配したんだよ!」
花陽「う、うん…ごめんね」
にこ「花陽…“あいどる”が」
花陽「うん…らしいね」
花陽「もう、終わりでいいよね…私も…疲れた…」
凛「かよちん…?」
にこ「二人とも」
にこ「始まるわよ…」
『まもなく代表者による、スピーチが始まります』 代表者「全人類の唯一の希望である“あいどる”」
代表者「あなたを欠いた、日本は、世界は、地球は…きっと不安定になってしまうでしょう」
代表者「しかし、私たちはあなたの教えに従い、明るく笑顔で…どんな壁にぶつかろうといつまでも歩み続けます」
代表者「2019年の12月31日に起きた、あの血の大晦日…ホノカ一派を退けたあなたの活躍は、いつまでも語り継がれることでしょう」
代表者「“あいどる”が夢にされていた世界同盟は…私たちで必ずや」
代表者「それでは、“あいどる”と親交が深いアメリカ合衆国大統領より弔辞を頂きます」 ・
・
・
公野「私は神になる…」ブツブツ
公野「そして世界は血の海に…」ブツブツ
真姫「……んもう!なんなのよさっきから!」
ルビィ「神様、怖い…」
公野「怖いって言われても…ノートに書いてあるんだもん」
真姫「歌詞ノート?別にもういらないでしょ…“あいどる”は死んだのよ…」
公野「死んだから悩んでるんだよ…」
真姫「どういうこと?」
京極「なるほど、余ったのですね」
真姫「京極くん…余ったって?」 公野「そう、余ってるの」
真姫「だからどういう事よ!」
公野「……ニブチンだね、真姫も」
公野「この歌詞ノート、大体の事は“あいどる”によって実現されてる」
ルビィ「“あいどる”がこうなった以上…もう歌詞は増えないんだよね…」
公野「いやそうじゃなくてさ…死んだのに歌詞が2曲分余ってんの」
真姫「……あ」
真姫「まさか…そんな事」
公野「……そのまさかだよ」
ルビィ「え?え?」 京極「ゆゆしき問題ですね、これは…」
真姫「どうすればいい…?」
公野「どうしようもないね…もう」
ルビィ「真姫さん…」
真姫「…どうしたの?」
ルビィ「今…なんか、動いたような…」
真姫「……?なにが……?」
ルビィ「……あいどる”が」
・
・
・ 司会者「以上、大統領の弔辞でした」
司会者「続きまして、献花のお供えを」
大統領「」スッ
スタスタ
大統領「……“Idol”」
“あいどる”「」
大統領「……」
“あいどる”「」ピクッ
大統領「……?」 “あいどる”「」ピクッ、ピクッ…
大統領「!?」
ザワザワザワザワ…
“あいどる”「」ガサッゴソ
大統領「Oh my God…」
“あいどる”「」スッ
大統領「…It's a miracle…」
“あいどる”「……」
コツコツ… “あいどる”「……」
“あいどる”「」サッ
……ワ
ワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!
“あいどる”「………」
“あいどる”「………」スッ
ウオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!
オォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!
キャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!
アアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!
酒井「すごい……奇跡だ」
ツバサ「彼女…彼女こそ、人類の希望…」
あんじゅ「本当に蘇ったのね……」
英玲奈「神だ…神になられたのだ…」
山田「………はは」 ・
・
・
秋穂「……いや、いや……」
海未「まさか…こんな事…」
希「嘘やん……」
・
・
・
凛「なんで…なんで生きてるの…!?」
にこ「わ、わからないわよ…確かに…あの時…“あいどる”は…」
花陽「本当の……神なの……?」
・
・
・
ウオオオオォォォォ!!!
絵里「……やられた」
曜「こんな…ありえないよ…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています