梨子「………能あるレズは爪を隠す」

梨子「レズは、普段は人間として活動するために、レズの部分を隠しているのよ」

梨子「レズの部分を見せるのは…必要な時だけなのよ」

ダイヤ「そうやって、レズもうまく人間社会に溶け込んでるのね?」

梨子「でもね、レズのスイッチは自分の意思では替えられない。スイッチの切り替えには、決まった所作が必要なのよ」

梨子「そうした所作を行いスイッチを切り替えることで、私たちレズは、
『人間モード』と『レズモード』を切り替えることができるのよ」

ダイヤ「……つまり、さっきまでのわたしは人間モードで…。今のわたしは、レズモードなのね?」

梨子「そうよ♡私の場合も、梨子が人間モードで、メノノリがレズモードと言えるわぁ♡」

ダイヤ「そう…」


ダイヤ(レズは、二つの顔を使い分けてるのね…)


ダイヤ「ねえ、メノノリ。そのレズになるスイッチは、人によって異なるのかしら?」

梨子「そうねぇ。レズによって方法は変わるわぁ…」

梨子「ただ、私の能力でレズになった眷属は、みんなスイッチは同じなのよ♡」

ダイヤ「……そのスイッチは、『メノノリとキスをする』ことね?」

梨子「正解♡キスで私の粘液を送り込むことで、私の眷属たちはレズを解放することができるようになるの♡」


ダイヤ(眷属は主人の許しなしに、レズを切り替えることはできない…というわけね…)