海未「ハロウィンの怪人」穂乃果「パンプキンマンだよ!」
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※注意
・キャラの口調に違和感有ります
・ほのうみ要素
・話は短い
・ちょっとホラー ―ーー街中の道端―ーー
穂乃果「いや〜〜、すっかり夜だね♪」
海未「時間を忘れて、遊び過ぎてしまいましたね」汗
ワイワイ ガヤガヤ
海未「?」
穂乃果「何だろ?」
ドラキュラ「ハッピーハロウィン!」
ミイラ男「ハッピーハロウィン!」
ゾンビ「トリック・オア・トリート!」
半魚人「トリック・オア・トリート♪」
穂乃果「海未ちゃん!怪物の仮装をした人がいっぱいいるよ〜〜!」キラキラ
海未「そういえば、今日はハロウィンでしたね」 魔女「トリック・オア・トリート♪」
狼男「ハッピーハロウィン!」
死神「ハッピ〜〜ハロウィ〜〜ン♪」
ワイワイ ガヤガヤ
穂乃果「みんな楽しそうに仮装しているね!」
海未「ええ、みんなハロウィンを楽しんでいますね」
穂乃果「あ!ハロウィンと言えば、こんな話を思い出しちゃった」
海未「話ですか?」
穂乃果「えっとね、希ちゃんから教えてもらった恐い話なんだけどね……」
海未「希からですか……?」
穂乃果「ハロウィンの日が来ると、怪人が現れるんだって」
海未「怪人ですか?」 穂乃果「怪人の名前は、パンプキンマン」
穂乃果「目と鼻、口が彫られたカボチャのマスクを頭にかぶり、黒いマントを身に付けているの」
海未「カボチャのマスクをかぶっているから、『パンプキンマン』ですか?そのまんまですね……」汗
穂乃果「パンプキンマンは、ハロウィンの夜に人気の少ない道を歩いている人の前に現れて、『トリック・オア・トリート』と言ってお菓子を貰いにくるんだ」
穂乃果「パンプキンマンにお菓子をあげると、パンプキンマンは特に何もせずに去っていくんだけど……」
穂乃果「もし、パンプキンマンにお菓子をあげなかったりしたら……」
海未「……どうなるんですか?」
穂乃果「お菓子をあげなかった人間に、パンプキンマンは怒りだして、その人間をナイフでズタズタにして殺しちゃうの……」
海未「……恐ろしい話ですが、ありがちな展開ですね」
穂乃果「パンプキンマンの恐ろしさは、それだけじゃないの……」
海未「?」 穂乃果「パンプキンマンは殺した人間に、自分と同じカボチャのマスクをかぶせるの」
海未「何故、カボチャのマスクを……?」
穂乃果「すると……」
海未「すると?」
穂乃果「カボチャのマスクを被せられた人間の死体は、パンプキンマンになっちゃうんだ!」
穂乃果「パンプキンマンは、お菓子をあげなかった人間を殺して自分の仲間にしちゃうんだよ!!」
穂乃果「イヤアァァァァァ!襲われちゃうよ〜〜!恐いよ〜〜海未ちゃ〜〜ん!!」モッギュー
海未「こ、恐いのでしたら話さなければ良かったじゃないですか!!///」赤面
海未「それにパンプキンマンは、空想の存在ですから襲っては来ません!」
穂乃果「それでも恐いよ〜〜!」ポロポロ
穂乃果「海未ちゃ〜〜ん!穂乃果をお家まで送ってってよ〜〜」泣 モッギュー
海未「お願いですから、恥ずかしいので離れて下さい!///」赤面 穂乃果「嫌だ〜〜!穂乃果をお家に送ってくれるまで離さない〜〜!」ポロポロ
海未「はぁ……。わかりました。穂乃果をお家まで送って行きますから、とりあえず離れて下さい」
穂乃果「本当に?」グスッ
海未「ええ、本当です」
穂乃果「海未ちゃん、ありがとう……」グスッ
海未「さぁ、帰りますよ?」
穂乃果「うん……」
?「ハッピーハロウィン!」
穂乃果「ひぃっ!」
海未「!(カボチャのマスクに黒いマント……。まさか、パンプキンマン?)」汗
パンプキンマン?「……」
穂乃果「う、海未ちゃん……」ギュッ
海未「……」汗
パンプキンマン?「ハロウィン、楽しんでるかい?」
ほのうみ「「へ?」」
海未「……は、はい、楽しんでます」
パンプキンマン?「うん、そうかそうか。それは、良かった!それじゃ!」タタタ
ほのうみ「「……」」
海未「……ほら、パンプキンマンなんて、いないのですよ?」
海未「だから、恐がらないで下さい」
海未「穂乃果には、笑顔でいて欲しいのです」ニコッ
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「さあ、帰りますよ」
穂乃果「うん!」ニコッ ―――人気の少ない道端―――
女性「あ〜〜ヤバいヤバい、友達とのハロウィンに遅れる〜〜!」汗 タタタ
パンプキンマン「トリック・オア・トリート♪」
女性「へ?」
パンプキンマン「トリック・オア・トリート♪」
女性「えーと……、ごめんなさい!私、急いでいるので!それに、今はお菓子を持っていないから!」
パンプキンマン「!」
女性「それじゃあ私はこれで……」
パンプキンマン「……」ドスッ(女性の脇腹にナイフを刺す)
女性「え?あっ……、ああ……。何……で……?」ドサッ(道端に倒れる)
女性「助……けて……。誰か……」ズズッ(道端の上を這いずっている)
パンプキンマン「……」ザシュッ(女性の背中をナイフで斬りつける)
女性「ギッ!」
パンプキンマン「……」ザシュッ(女性の背中を斬りつける)
女性「やっ……、やめ……」
パンプキンマン「……」ザシュッ(女性の背中を斬りつける)
女性「あ゛……ぎ……」
パンプキンマン「……」ザシュッ(女性の背中を斬りつける)
女性「だ……だず……げ……」ポロポロ
パンプキンマン「……」ドスンッ(女性の背中を力強くナイフで突き刺す) 死体(女性)「……」
パンプキンマン「……」スッ(黒いマントからカボチャのマスクを取り出す)
パンプキンマン「……」カポッ(女性の死体にマスクを被せる)
パンプキンマン「……」
パンプキン(女性)「……」
パンプキンマン「ハッピーハロウィン♪」
パンプキン(女性)「……」ムクッ(起き上がる)
パンプキン(女性)「ハッピーハロウィン♪」
パンプキンマン・パンプキン(女性)「「ハッピーハロウィン♪」」 ―――街中の道端―――
ワイワイ ガヤガヤ
悪魔「ハッピーハロウィン!」
ガイコツ「トリック・オア・トリート!」
海未「ん?」
海未「(気のせいでしょうか?誰かが助けを呼んでいたような……)」
穂乃果「どうしたの海未ちゃん?」
海未「え?あ、いえ、何でもありません」
海未「(気のせいですよね……)」
海未「さあ、帰りましょう!」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん!」
海未「?」
穂乃果「手を繋ごう?」
穂乃果「パンプキンマンがいないのは、わかっているんだけど……。やっぱり不安だから……」
海未「ふふ、甘えん坊ですね穂乃果は」
海未「良いですよ。手を繋ぎましょうか」
穂乃果「やったー!ありがとう海未ちゃん!」ギュッ(海未と手を繋ぐ)
穂乃果「えへへ!海未ちゃんの手、温か〜〜い!」
海未「穂乃果の手も温かいですね」
穂乃果「(海未ちゃんと手を繋げて、最高のハロウィンだね!)」
おわり お菓子をあげなかったら
パンプキンパワーボムを仕掛けてくる新手の超人かと思ったら違った
ごめん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています