園田母「きぃちゃんと私」
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海未「お母様!」ガララドン!
園田母「はい。何でしょう?」
海未「何でしょう?ではありません!!!」
海未「また穂乃果に変なことを言ったのですか!?」クワッ
園田母「はて…変な事、ですか?」
海未「…っ!!わからないとでも!?」
園田母「私は変な事など言ってませんよ?
…そうですね、いつ我が家に嫁ぎに来るのかという事を聞きましたが。」
海未「それが変な事なのです!!は、破廉恥な!」ワナワナワナ
園田母「海未さん?変な事では無いですよ?」
海未「お母様…。」ハァ…
園田母「穂乃果ちゃんはきぃちゃんに似てないのに似てる。不思議な魅力がやはりあるのですよね。」
園田母「そして、そんな穂乃果ちゃんと海未さんは幼馴染。」
園田母「まるできぃちゃんと私の様で…これは運命だと思うのです。海未さん。」キリッ
海未「な、何が運命なのですか!」
園田母「貴女は園田の悲願を叶える為に天から遣わされし百合神様に愛される園田海未さんなのですよ!」
園田母「そう、きぃちゃんと私は結ばれませんでしたが、穂乃果ちゃんと海未さんにはまだチャンスがあります。」オヨヨヨ
海未「チ、チャンスなどありませんっ!!!」
モウワタシハデマスカラ!!
ココヲデテホムラヘトツグノデスネ!?
チガイマス!!!ブカツドウデス!!
イッテマイリマス!!!
ガチャ!バタン!!
チャ,チャンスナド…ブツブツ…
また海未さんに怒られてしまいました。
お節介が過ぎるとは思うのですが、これも海未さんの為!
……私の悲願でもあるのですが。
海未さんはいつまでも自分の中の気持ちに素直になれていないのです。
全く、私が海未さんくらいの歳にはもう何度もきぃちゃんに告白アタックしていたというのに。
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園田母「はぁ…かっこよかったですね…」ウットリ…
園田母「今のきぃちゃんも美しく可愛いですが、幼いきぃちゃんも可愛かったです」
園田母「思い出すだけでも、こう…身体の奥底からジワッと熱く火照る様な気がします…んんっ」
園田母「おっと、少し破廉恥でしたね」ウフフ
・ ・
思えばあの時からです。
その時まではきぃちゃんは"歳上の尊敬できるお友達"でした。
しかし、あの時から私にとってきぃちゃんは
"私の王子様"になりました。
絵本で見た白馬の王子さまではなく。
女性なのに男性の様に逞しく、活発で利発で凛々しい。
人々を苦しめる悪に立ち向かう正義の味方。
そして女性らしさも持ち合わせている。
可愛い。
可愛い。可愛すぎる。可愛すぎるのです。
私に無いものを持ち合わせている歳上の女性を見て憧れない訳がありません。
その憧れが恋心に変わるのに時間はかかりませんでした。
しかし、幼い私にはまだそれが恋だという事は分からなかったのです。
ーーーーー すいませんが今日はここまで。
残っていたら、次は来週になると思います。 乙です、先がなかなか読めない
なるべく気をつけてはおくけど、明日の放送日でスレが乱立して落ちてたらごめんなさい 乙
次は来週か…明日を凌げれば落とさずに済むと思う 皆さんありがとうございます。ご協力、とても助かります。
そうでしたよね…失念してた。
明日の山場、何とか乗り超えられたら嬉しい…!
予定が無ければ少しでも投下したんですが、すみません。
>>43
公式では特に年齢の事は出てなかった感じなので都合良く歳を離してみました。 あまり作者が作品以外の部分で出しゃばらないほうがいいよ 細かい設定とかは決まってないだろうから面白くなるように書いてもらえれば
いいんじゃないかなと思う
続き待ってる 保守ありがとうございました。おかげで無事に残っててホッとしてます!
では早速投下していきます。 ーーーーー
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園田母「何度言えば分かるんだい!」
園田さん「すみません…ははうえさま」シュン…
園田母「さっきから同じところで間違えて…」
園田母「切れも良くないね。集中出来て無いのがよくわかる。」
園田さん「…っ」
園田母「…稽古が疎かにのる程の考え事かい?」
園田さん「……いえ、そんなことは、ないです。だいじょうぶです…できます!」
園田母「……」ジ-…
園田さん「……」ドクンドクン
園田母「…今日はもう稽古は終いにするよ」
園田さん「!?そんな!?なぜですか!私はまだおおけいこできます!シャンとしま」
園田母「何を考えているかはわからないが…今の状態でシャンと出来ると思うのかい?」
園田さん「で、でもっ…!」
園田母「喝!!」カッ!
園田さん「!?」ビクッ
園田さん「ははうえさま…」
園田母「…終いだ、終いだよ」
園田さん「は、はい…ありがとうございました」シュン…
園田母「はい。お疲れ様でした」
・ ・
ペコ
トボトボ…
ガララピシャリ
園田母「……」
園田母「まだまだ幼子だと思っていたけど一丁前に悩む歳になったか」フフッ
園田母「…しかし、私が解決出来る事ではなさそうだね」
園田母「必死に悩んで足掻いて考え抜いて」
園田母「それでも何も糸口が見つからなければ母を頼れば良いさ」
園田母「母はいつでも貴女の味方だからね」
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園田さん「この前…きぃちゃんにたすけてもらった時からです」
園田さん「きぃちゃんのことをかんがえるだけで…」
園田さん「おむねがどくどくする」
園田さん「かんがえないようにしてもだめです」
園田さん「きぃちゃんのことばかりかんがえてしまうのです」
園田さん「これって何なのでしょう…」
園田さん「おけいこもまともにできない、この体たらくです。ふがいないです」
園田さん「たすけて…きぃちゃん…」
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きぃちゃん「最近元気ないけど、どうしたの?」
園田さん「!?」ハッ
園田さん「そんなことはないです!元気いっぱいです!」グッ
きぃちゃん「そうかなぁ…?」
園田さん「き、気のせいですよ!」
きぃちゃん「……ふぅーん。じゃあ、そういう事にしておこっか」
きぃちゃん「幼なじみの私のことをしんらいしてくれないなんて」オヨヨ
園田さん「も、もう!きぃちゃんったら…!」
園田さん「そんなことないです!」
きぃちゃん「ほんとかなぁ〜?」
園田さん「ほんとうです!!」
モウ!キィチャンヒドイデス!!
オコッテシマイマスカラネ!!
アハハ…ジョ-ダンダヨ!
ホントウデスネ!?ウソツイタラハリセンボンノマシマス!!
ヒャ-!コワイコワイ!
・ ・
きぃちゃん「……」
きぃちゃん「まぁ、でもさっ。私をたよりたくなった時はえんりょしないでいつでもお話して。ね?」ヨシヨシ
園田さん「あ…ぅぅ…は、い」カァ-
園田さん(きぃちゃんにあたまをなでてもらうの好きです…でもはずかしいです…)
園田さん「……」メソラシ
園田さん「…?」チラ
・ ・
園田さん「きぃちゃん、そのご本はどうしたのですか?」
きぃちゃん「ああ、友達に貸し付けられたのよ。おもしろいからって。」
きぃちゃん「今人気のマンガらしいんだけど、私はあまりきょーみなくって。」
園田さん「マンガ…私、マンガをよんだことありません」
きぃちゃん「え!?そうだったの!?」
園田さん「はい。」
きぃちゃん「じゃあちょうど良いし、このマンガよんでみる?」
園田さん「でも、そのご本はお友だちからかりたものでは…」
きぃちゃん「私が借りたくて借りたワケじゃないからへーきへーき!」
園田さん「きぃちゃん…」
きぃちゃん「まぁ、それにパラパラっとは見てるからね」
園田さん「そうですか?しかし…」
きぃちゃん「しかしもカカシもないよ?もー!」
きぃちゃん「ほらほら、持ってけドロボー!」
園田さん「ドロボーになるのはいやです!」
きぃちゃん「本当にガンコだなぁ…」
ーーーーー 乙です、アルバムにあるほのママをもう少し幼少にした容姿で想像して読んでます
意外と園田さん(海未母)の幼少や高校時代の容姿を想像するのが難しい、どうしても海未ちゃんが出てきてしまう 保守ありがとうございます。
スマホが壊れてちょっと更新どころではなくなってしまいました。
保守していただいてるのにすいません。
落ち着いたらまた再開しようとは思っていますが、
もし残っていなかったまた改めてどこかで投下しなおします。
みなさんもバックアップはしっかりのこしておきましょう…() 皆さま、ありがとうございます!
何とか回復できたので只今誠意執筆中です
本当はもう少し書きたいのですが
圧縮もありますからほんのすこしだけでも投下しときます ーーーーー
園田さん「けっきょくかりてしまいました」
園田さん「かりたからにはよまなくてはなりませんね」ペラ
園田さん「…ふむ、しゅやくは私よりもおねえさんです」
ー ー ー ー ー ー
ペラペラ
ペラリ…
園田さん「いつもよんでいるご本とちがうのでよみにくいと思いましたが、なれるとよみやすいです」
園田さん「……」
ペラペラ
ペラペラ
園田さん「…!!」
ペラ…ペラリ
園田さん「……なるほど」コクコク
ペラペラ
ペラペラ
園田さん「……」
ペラペラ
ペラ…
・ ・
園田さん「…どうなるのです」
ペラッペラッ
ペラペラペラッ
ペラ…
園田さん「…は、ハレンチな!」カァ-ッ
ペラリ…ペラ
ペラ…ペラリ…
園田さん「…あわわ」チラチラッ
ペラペラ…ペラ
ペラペラペラリ…
ペラリ…
園田さん「……」ジ-ン
ペラ…ペラ…ペラ…
ペラリ…ペラリ…ペラ
ペラリ…ペラ
パタム…
フゥ…
・ ・
園田さん「……良かった」ウルウル
園田さん「このしゅやくの女の子、Mちゃんを見ていると、た人とは思えません」
園田さん「ページをめくるたびにひきこまれて…いえ」
園田さん「まるで私とMちゃんとが同じようなかんじがして…」
園田さん「そして、女の子が好きなNは…」
園田さん「きぃちゃんはいじわるなことは言いませんが、歳上でやさしいところとかとてもたよりになるところとか」
園田さん「きぃちゃんとにていました」
園田さん「私のこのきもちはもしかして…」
〜〜〜〜〜 とりあえず今日はここまで
本当に更新頻度遅くてすいません
保守してくださる方々のお陰で助かってます…感謝です! 乙です、自覚ではなくて漫画とか他のところから通じて気持ちに気付くのはいいね 百合漫画が小学生の間で人気になる世界とは…
非常に興味深いですねぇ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています