内心で悪態を付きながらも俺は自分で撒いたものを、掃除する。
 
「臭いから早く」

 曜ちゃんも俺の吐瀉物を浴びた部位、つまりはチンコを綺麗なタオルで拭う。
 汚物に触れるかのような嫌悪感に溢れるその表情に、さらに苛立ちが募る。

(こいつ……、いつか復讐してやる)

 そして、実際には出来もしないことを内心で誓いながらも俺は手を動かす。