X



千歌「秋のおそろいダイヤさん!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:31:56.17ID:pLfpjJGS
ちかダイ
0003名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:33:53.03ID:1p5zwNmp
沼津駅前


ダイヤ「うぅ…」モジモジ

アノコカワイイ
アキダネー

ダイヤ(道行く人の視線が気になる…)

ダイヤ(着慣れない服、いつもと系統が違いますし…やはり、私には似合わなかったのでは…)

マチアワセ カナ
イイネー

ダイヤ「うぅ…まったく、どうしてこんなことに…」

ダイヤ「千歌さぁん…」
0004名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:35:39.72ID:1p5zwNmp
数週間前


千歌『もう秋物が出てますねー。あっ、これ可愛い!』

千歌『え?違いますよ、着るのはダイヤさんです。まあ、私も試着しますけどね!』

千歌『大丈夫、大丈夫ですって。絶対似合うから!いいから試着室に突撃なのだー!』



千歌『わあ、可愛い!すっごく可愛いよダイヤさん!すみませーん、この服ください!』

千歌『あはは、だって本当にお似合いなんだもん!私も同じのを買うから、秋になったらお揃いコーデでお出かけしようね!』
0005名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:37:20.70ID:1p5zwNmp
ダイヤ(お揃いコーデ。いわゆるペアルック…)

千歌『お揃いっていいじゃないですか!私達がとっても仲良しだってことなんだし!』

ダイヤ(普段着ないような服を着ているだけでも変な気分なのに、千歌さんとお揃い服なんて…)

千歌『明日は秋らしい日になるんだって!いよいよお揃いコーデのチャンスだよ、ダイヤさん!』ニパー

ダイヤ(あの笑顔に押し切られてしまったというか。私も弱いから…)ウーン


千歌「ダーイヤさんっ!」ポンッ

ダイヤ「ぴぎゃぁ!?」
0006名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:38:26.14ID:1p5zwNmp
千歌「なーに難しい顔してるんですか?こんな爽やかな秋晴れなのに」

ダイヤ「あ、ああ。ごきげんよう、千歌さん」

千歌「へへ、ごきげんよーダイヤさん!その服、やっぱり似合ってるね!」ニコニコ

ダイヤ「ぅ、ありがとうございます…千歌さんも、よくお似合いですよ」

千歌「本当に?やったー!」

ダイヤ(千歌さんも同じ服。可愛い…じゃなくて!い、意識すると余計気恥ずかしく…)
0007名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:40:22.22ID:1p5zwNmp
千歌「ふふ、ついにこの服を着る時がやって来たって感じですね!」

ダイヤ「また大げさなことを…」

千歌「大げさじゃないよ!せっかくお揃いの秋物を買ったのに、暑さが長引いたせいで着るに着られず…」ムムム

ダイヤ「まぁ、着る機会が無かったのは確かですが」

千歌「だけど今日は!秋の日差しと秋の風…待ちに待った秋っぽい日!秋物解禁にベストな天気だよ!」

ダイヤ(先程から秋、秋言い過ぎでは…)

千歌「その上、ダイヤさんとのお揃いコーデ!これが嬉しくないわけがないよ!」ニパー

ダイヤ「…ぅ」カァァ

ダイヤ(だから、その顔はずるいですって…)
0008名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:41:49.09ID:1p5zwNmp
千歌「へへ、嬉しいな!ダイヤさん、ちゃんと着てきてくれたもん!」

ダイヤ「ん?ちゃんと、って?」

千歌「あ…!」シマッタ

ダイヤ「千歌さん?」

千歌「あはは…えっとね。もしかしたらダイヤさん、お揃いとかあまり好きじゃないんじゃないかなーって思ってて」ポリポリ

ダイヤ「え…?」

千歌「正直に言いますけど…この服を買った時も、お揃いしよーって昨日話したときも、結構緊張したんですよ?」

千歌「私の希望に、無理矢理ダイヤさんを付き合わせちゃってるんじゃないかなって」

ダイヤ「あっ…」
0009名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:44:57.72ID:1p5zwNmp
千歌「だから、嫌な気持ちにさせちゃったらどうしようって思ったんですけど」

千歌「それでも、その服を着たダイヤさんが見たかったし。それに――」

千歌「それに、ふたり同じ服を着ることでね、お互いを想い合う気持ちを確かめ合いたかったっていうか。あの、その…うぅ…」カァァ

ダイヤ「…!」

千歌「あはは、なんか口に出すと恥ずかしいね!柄にもないことしちゃったかなー、なんて…」

ダイヤ「…ふぅ、千歌さん」

千歌「は、はいっ」

ダイヤ「貴女は私のことを、よく理解してくれているのですね」

千歌「…えっ?」
0011名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:46:26.74ID:1p5zwNmp
ダイヤ「確かに、この服を着るのは勇気が必要でした。普段着る系統ではありませんし、ましてお揃いの服」

ダイヤ「柄にもないことをしているのは、私の方だと思います」

千歌「うっ、やっぱり迷惑に…」シュン

ダイヤ「ですが、それも良いなと思えるようになりました」

千歌「えっ?」
0012名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:47:04.70ID:IkYUKh3w
いいぞ
0013名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:51:23.41ID:1p5zwNmp
ダイヤ「さっき千歌さんは、想い合う気持ちを確かめたいと言ってくれました」

ダイヤ「私も同じです。千歌さんともっと沢山のものを共有したい、これから先も共にありたいと思っています」

ダイヤ「その一つが、このお揃いの服なんだ…そう思うと、なんだかとても愛おしく思えて、恥ずかしさはどこかに行ってしました」クス

千歌「ダイヤさん…!」

ダイヤ「千歌さん。これからも、臆病な私を知らない世界に連れ出してくださいね?」
0014名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:53:17.63ID:1p5zwNmp
千歌「…っ、ダイヤさんっ!」ハグッ

ダイヤ「わっ!?ちょっと、ここは人前…!」

千歌「んー、ダイヤさんは可愛いなぁ」ギュ

ダイヤ「ち、千歌さんっ」アセアセ

千歌「ふふっ、大好き!」

ダイヤ(…お揃いの服を、本当に楽しみに
していたのね。さっき秋を連呼していたのも、きっとそれで…)ギュ

ダイヤ「…せっかくお揃いの格好をしているのです。気分も楽しくお揃いにしないといけませんね」クス

千歌「そうそう!そうだよ!」

ダイヤ「では、そうと決まれば出発です!行きますわよ、千歌さん!」

千歌「おーっ!」
0016名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:56:21.14ID:1p5zwNmp
ダイヤ「映画が始まるまで時間がありますから、少し歩きましょうか」ギュ

千歌「わっ」

千歌(ダイヤさんから手を…!)

ダイヤ「そうです、この前気になっていた雑貨屋さんに行ってみましょう!」

千歌「は、はい…」


ダイヤ「ふむ、最近はどこのお店でもハロウィン関係が増えましたね。月日の流れは早いものです」

千歌「…」

ダイヤ「ラブライブのこと、学校のこと。いろいろありますが、一日、一日を心豊かに過ごしたいものですね」

千歌「…」
0017名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:57:26.14ID:1p5zwNmp
ダイヤ「千歌さん?どうしました、急に静かになって」

千歌「あの、その…」

ダイヤ「んっ?」

千歌「――ダイヤさんとお揃いって嬉しいけど…」


千歌「やっぱり、少し照れちゃうなって…えへへ♡」

ダイヤ「ぁぅ…」カァァ


終わり
0019名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 22:58:35.97ID:1p5zwNmp
おまけ


ダイヤ「ハロウィンって、ここ数年でメジャーになったというか、いつの間にか定着したってイメージですね」

千歌「あれ、ダイヤさんはやらなかった?子どもの頃カボチャの被り物して、お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞーって」

ダイヤ「覚えがありませんが…」

千歌「私はやったよ。曜ちゃんに衣装を作ってもらって、ご近所をまわってたんだー」

ダイヤ「それ、単に千歌さんがお菓子が欲しくてやってただけじゃないんですか?あと、曜さんのコスプレ趣味の影響とか」

千歌「あはは、バレました?幼いながら『こりゃいいな』って思ったんですけどねー」
0020名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:00:45.00ID:1p5zwNmp
千歌「でも、ダイヤさんは本当にやったことないんですか?楽しいこと好きの鞠莉さんなら、真っ先にやりたがると思うけどなあ」

ダイヤ「あ。そう言われれば、幼い頃に誘われて、仮装したことがありましたねぇ」

千歌「おお!どんな感じでした?いっぱいお菓子をもらったりとか?」

ダイヤ「私の場合は、お菓子をあげる側でしたね」

千歌「あげる?鞠莉さんや果南ちゃんに?」

ダイヤ「いえ。鞠莉さんのホテルのロビーで、お客様にキャンディーを配るお手伝いをしていました」

千歌「へー、面白そう!ウチでもやればよかったなぁ、お小遣いもらえたかも…」ムムム

ダイヤ(小さな千歌さんと曜さんでお手伝い…ふふ、微笑ましいですね)クス
0021名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:01:39.32ID:1p5zwNmp
千歌「ちなみに、ダイヤさんはどんな衣装だったんですか?」

ダイヤ「私は魔女の格好を」

千歌「へー!とんがり帽子かぶって、箒を持って?」

ダイヤ「ええ、確かそんな感じで…ちょっと、そのニヤニヤはなんですか」

千歌「んー?ダイヤさんの魔女ってすごく似合うなーって」ニマニマ

ダイヤ「む。それ、どういう意味ですか?」

千歌「だってイメージぴったりなんだもん。内浦の魔女・黒澤ダイヤ!うん、なんか名前だけでも絵になりますね!」

ダイヤ「私にどんなイメージを持ってるんですか!まったく、そうやってすぐ茶化して…」
0022名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:03:59.72ID:1p5zwNmp
千歌「そうだ!今度Aqoursでハロウィンパーティをやったらどうかなー?」

ダイヤ「また突拍子もないことを…」

千歌「曜ちゃんに衣装作ってもらって、みんなで飾り付けとお菓子を用意して…うんうん、これは盛り上がること間違いなし!」

ダイヤ「千歌さん、千歌さーん。自分の世界に入る前に私の話を聞いて――」

千歌「ダイヤさんは魔女で、善子ちゃんとペア!」

ダイヤ「――手遅れね、既に配役まで」

千歌「魔女ダイヤさんに、堕天使ヨハネちゃん…うん、イケる!きっと市内の保育所や幼稚園に引っ張りだこだね!」

ダイヤ「それはもはやパーティじゃなくて、出し物じゃないですか!」



おまけ 終わり
0023名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:05:14.93ID:1p5zwNmp
おまけ2


部室


ダイヤ「よく言うでしょう。秋は夕暮れ、と」

千歌「なにそれ?」

ダイヤ「なにって…枕草子です。ご存知でしょう、春はあけぼの、やうやう白くなりゆく…」

千歌「あ、聞いたことある!でも、あけぼのってなに?お相撲さん?」

ダイヤ「…夜明けの頃のことです」

千歌「あ、サンライズ!ハロ!」

ダイヤ「どうしていきなり英語になるんですか。それに、どちらかといえばデイブレイクかドーンが適当だと思うのですが」

千歌「おお、なんか必殺技みたいだね!究極奥義デイブレイク!どーん!!って!」

ダイヤ「はぁ…」
0024名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:13:19.11ID:1p5zwNmp
千歌「ちなみに、他の季節はどんな感じなの?」

ダイヤ「えっと、夏は夜で、冬は早朝ですね」

千歌「へー!さすがダイヤさん、物知りー!」

ダイヤ(中学で習う内容だと思うのですが…)

千歌「話は戻るけど、今の時期は夕方がいいって事なの?」

ダイヤ「はい。この季節の自然の景色や差し込む夕陽、虫の鳴く声…とても風情があります」

千歌「ふーん。チカそういうのよくわかんないけどさ」

千歌「どんな季節でも、どんな時間帯でも。ダイヤさんと一緒なら、きっと素敵だと思うけどな!」ニコッ

ダイヤ「!」ドキッ

千歌「へへ、なんてねっ!」ニパー

ダイヤ「…っ」パクパク


果南「相変わらずお熱いことで。見てよ、ダイヤ鯉みたいにパクパクしてる」ニヤニヤ

曜「完全に2人の世界に入ってるね。私たちが居ることを忘れてるよ、あれは」ニヤニヤ

鞠莉「梨子、ちょっと窓開けてー」ニヤニヤ

梨子「ふふ、さすがに肌寒いですって」


おまけ2 終わり
0025名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/04(水) 23:17:56.41ID:1p5zwNmp
紛らわしくてすみませんでした、以上で終わりです。ありがとうございました。
次のスクフェスはちかダイですね。


蛇足ですが、過去に書いたものです、よろしければ。

千歌「ダイヤさんおかえりんこです♡」ダイヤ「ただいまn……りんこおおおおおお!!!ですわ!」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1504090020/

ダイヤ「鯉はいいですわね…」千歌「えへっ 千歌も恋に落ちちゃったかも♡」ダイヤ「」パクパク
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1505026813/

ペアルックとおまけ2のシチュエーションは圧縮落ちしてしまった↑スレのリクエストによるものです。

ありがとうございました。
0029名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2017/10/05(木) 06:26:11.74ID:Ig14fOJv
この人のちかダイ本当好き
乙でした!
0030>>13誤字訂正です(庭)
垢版 |
2017/10/05(木) 07:22:09.14ID:XpK3mDJa
ダイヤ「さっき千歌さんは、想い合う気持ちを確かめたいと言ってくれました」

ダイヤ「私も同じです。千歌さんともっと沢山のものを共有したい、これから先も共にありたいと思っています」

ダイヤ「その一つが、このお揃いの服なんだ…そう思うと、なんだかとても愛おしく思えて、恥ずかしさはどこかに行ってしまいました」クス

千歌「ダイヤさん…!」

ダイヤ「千歌さん。これからも、臆病な私を知らない世界に連れ出してくださいね?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況