花陽(174cm)「ダレカタスケテー!」
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…ドドドドド
<ダレカタスケテー
穂乃果「?」
ドドドドド
「ソフト部初心者大歓迎だよ!!」
「バスケとか興味ない!?」
「バレー部入ろう!?部員少ないから即レギュラーだよ!」
花陽「ピャアアアアア!!」
ドドドドド…
穂乃果「わー、おっきい子だねー」
海未「小泉花陽さんですね、一年生の子ですよ」
ことり「知ってるの?」
海未「えぇ、彼女がここを受験した時から、運動部の中では有名でしたよ」
穂乃果「へー」 ――――
花陽「はぁ…」グデッ
凛「かよちん大丈夫?」
花陽「うん…」
凛「さっき先輩に聞いたんだけど、どこの部活も部員数が少なくて必死らしいにゃ」
花陽「先輩…あっ、そっか。凛ちゃんは陸上部だもんね」
凛「うん …それで、かよちんは何の部活にするか決めたの?」
花陽「え、えっと……」
ピラッ
『来たれ!陸上部!』
凛「あっ」ヒュッ
花陽「…」
凛「…え、え〜…と…な、何でもないよ?」キョドキョド
花陽「…」 お? エタはんぺんか?家帰ったら荒らしたるから覚悟せえよ? 凛「かよちんはかよちんの入りたい部活をじっくり探すにゃ!」
――――
花陽「って、凛ちゃんは言ってくれたけど……」トボトボ
花陽「……」
花陽(…こんな、おっきいだけで運動出来ない私なんて……)
花陽「やっぱり凛ちゃんと同じ陸上部…かな……足遅いけど……」
<……!!
<……
花陽「?」 <…! …!!
花陽「この部屋かな……?」ソーッ カチャ
「だから…」
花陽「…」ヒョコ
にこ(142cm)「ぬわぁんでこの部が学校のパンフに載ってないのよ!!」バンッ
花陽「」ビクッ
絵里「…通達したハズよ、昨年度で廃部って」
にこ「聞いてないわよ!!」バンバン
花陽(はわわわわ、し、修羅場…!?) 花陽(あ…あっちの人、生徒会長さん……だよね…?)
絵里「聞いてないことないでしょ」
にこ「聞いてないモンは聞いてないのよ!」
絵里「…希ね」
にこ「?」
絵里「はぁ…」ガクリ
絵里「…とにかく、アナタ一人の部活を認めるわけにはいかないの」
にこ「なんでアンタにそんなこと言われなきゃなんないのよ!」バンッ
絵里「…私、生徒会長なの」
にこ「知ってるわよ!」バンバンバンッ 花陽(部活? ここって……)チラッ
花陽「…アイドル……研究部……」
にこ「!!」ギャースカギャースカ
絵里「…」
花陽(…この部屋の物、全部アイドルグッズ……! あれA-RISEの…それにあれってもしかして…!///)
花陽(…も、もうちょっとだけ近くに……)ググッ
ズルッ
花陽「!」 にこ「とにかく、ここを潰させなんかしないわよ!」
絵里「……なら、どうするつもり?」
にこ「は?」
絵里「潰させない努力を貴女はしたの?新入部員の勧誘は?部活動の実績を作るために行動したの?」
にこ「……ッ」ギリ
絵里「…知ってるわよ、あなたがどれだけ頑張って、どんな思いでこの部を作ったのか」
絵里「でも、今の貴女はただ上手くいかなくてふてくされてるだけよ」
絵里「一度失敗したぐらいで全部を投げ出して……今の貴女に、この部を存続させる資格なんてないわ」
にこ「……」 にこ「…じゃあ、どうしろっていうのよ」
絵里「…私だってこの部を潰したいワケじゃないわ。それでも規定上…そうね、せめて新入部員が―――」
<ピャア!
ドテッ
にこ「!?」
絵里「?」クルッ
花陽「え、あ……あの……///」 にこ「……なによ、アンタ」ジロッ
花陽「あ、あのっ、その…」スック
にこ(でっ…!)ビクッ
絵里「貴女一年生よね?どうしてこんなところに?」
花陽「は、はい、あの、声が聞こえてきて、それで……」チラッ
にこ「?」
絵里「?」
花陽「……あああああああ!!」
にこえり「」ビクッ 花陽「こ、これはやっぱり…『伝説のアイドル伝説』…!」
にこ「」ピクッ
絵里「? 伝説の……何?」
花陽「知らないんですか!!?」ズイッ
絵里「っ」ビクッ
花陽「いいですか、伝説のアイドル伝説とは各プロダクションや事務所学校などが限定生産を条件に歩み寄り古今東西の
素晴しいと思われるアイドルを集めたDVDBOXでその希少性から伝説の伝説の伝説略して伝伝伝と呼ばれる
アイドル好きなら誰でも知ってるDVDBOXですしかしその希少性からネットオークションに流れる事すらまれで
転売等も見当たらない事から全てのディスクがアイドル好きの手に渡ったとされるまさに奇跡のDVDなんですよ
ゲリラ的な発売だったにも関わらず通販店頭共に瞬殺で私も実物を見るのはコレが初めてなんですが」
絵里「わ、分かっわ、分かったから少し落ち着いて……」
にこ「……」 花陽「あぁ、それにこっちは幻のタペストリー…!発売後学校のグッズ販売における生徒を商利用することについての教育委員会との軋轢で消えていったという……」
絵里(…自分の世界に入っちゃってるわね)
にこ「……フン」
にこ「何よ、なかなか見る目あるじゃない!」ガタッ
花陽「えっ」
にこ「それで?結局何しに来たのよ」ズイッ
花陽「……」ボー
にこ「……?」 にこ「…何見てんのよ」ギロッ
花陽「えっ、あっ…その、立っても身長変わらないんだなって…」
にこ「は?」
絵里「ッw」プイッ
花陽「やっ、あのっ、ち、違うんです!私そんなつもりじゃなくて、あのっ!私背が高くて、あのっ!」アセアセ
にこ「…」イライラ
絵里「…」クスクス いやはんぺんなんだしむしろエタるべきだろ何いってんの? 馬鹿なことを言うな
マトモなはんぺんかもしれないんだぞ エタ定期なのか?
高身長にした意味は今のところ全く無いんだが いまならはんぺんになりすまして続き乗っ取ったら称賛されるよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています