海未「寝ますよ」花陽「いやです」 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
花陽「いいですか海未ちゃん」
海未「はい」
花陽「はなよは怒ってるんですよ?」
海未「なぜですか」
花陽「今日は海未ちゃんとお家デートなのです、なのに」
海未「デートという認識はありませんでした」
花陽「そゆとこ!!そゆとこあります海未ちゃん!!」
海未「え?」 花陽「だいたいですね、女の子を自分のお家に誘うということはですね」
海未「いえ、誘ってません」
花陽「誘いました」
海未「誘ってません」
花陽「記憶喪失?」
海未「...」チョップ
花陽「あだっ!?」 海未「あなたが遊びに来たいと言ったのでしょう?」
花陽「記憶を失ってたのははなよだったのですね」
海未「はい」
花陽「って!そんなことはどうでもいいんです!これはなんなんですか!!」
海未「?」
花陽「どうしてお布団が2つ準備されてるのでしょう...はなよには理解できません」
海未「あなたの分ですね、こっちが私」
花陽「おかしいですねぇ...おかしいです」
海未「おかしくないです、おやすみなさい」バサッ
花陽「待ってください」 海未「ぐーぐー」
花陽「すごいお腹の音ですねぇ...おにぎり食べます?」
海未「いびき、今のはいびきです」
花陽「もぞもぞ」
海未「あの」
花陽「なんと、はなよのお布団に海未ちゃんが居ました、なんという偶然でしょう」ギュッ
海未「違います、これ私の、あなたはあっち」
花陽「記憶喪失ですはなよ」
海未「ずいぶんと都合の良い...」 花陽「海未ちゃんと一緒が良いです」
海未「私は嫌です」
花陽「ふむ...とてもしょっくです、はなよのこと嫌いになってしまったのでしょうか」
海未「そうですね」
花陽「ちょっぷ」ペシッ
海未「あだっ!?」
花陽「おっと、つい手が出てしまいました...てへぺろというやつです、まったく、海未ちゃんは仕方ないですね」
海未「え、私?私のせいですか?」 花陽「海未ちゃん、もう少しそっちにつめてください、可愛い後輩がベッドから落ちそうですよ」
海未「...」ズイズイ
花陽「んなっ!!なんて先輩ですか!こっち寄ってこないでください!落ちます落ちます!!」
海未「あれ、はなよはもっと私にくっついて欲しいのだと思ってたのですが、勘違いでしたか」
花陽「正解ですが不正解です!!落ちちゃうでしょ!!」
海未「ふふっ」
花陽「もぉ...まったくです、ほんともぉです、海未ちゃんは仕方ないですほんと」 海未「やはり少々狭いですね」
花陽「はなよは海未ちゃんとくっつけて嬉しいですので構いません」ギュッ
海未「寝てる間に突き落としたらすいません」
花陽「わかりました、はなよが壁がわに寝ます、海未ちゃんが落ちる役です、ほら」
海未「だめです、私は先輩ですよ?あなたが落ちなさい」
花陽「先輩禁止です」 海未「だいたいですね、あなたのその胸が邪魔なんです、鬱陶しい」
花陽「スケベですね海未ちゃん、視線がいやらしいです、視姦です、妊娠してしまいます」
海未「嬉しそうですね」
花陽「認知してください、認知」
海未「...」プニプニ
花陽「ひゃう!?」ビクッ
海未「確かに...少々お腹が」プニプニ
花陽「はなよぱんち」ペシッ 海未「痛いです」
花陽「痴漢です、酷いです、逮捕します」
海未「暴力は良くないです、あなたも逮捕します」
花陽「なら一緒に捕まりましょう...それで同じ檻に監禁されて、そこで海未ちゃんと第2の人生を」
海未「絶対嫌ですね」
花陽「ひどいです、フラれました」
海未「ぐーぐー」
花陽「またお腹が鳴ってます、そんなに空腹なのでしょうか...食いしん坊ですね」
海未「いびきです」 花陽「海未ちゃん海未ちゃん」
海未「なんですか」
花陽「これを見てください、はなよ秘蔵の飯テロ画像集です、いいでしょう」
海未「こんな夜中に鬼畜ですかあなたは」
花陽「はなよはですねぇ...これが良いですね...こっちも捨てがたいですが」
海未「全部ごはんがお椀に盛られた画像じゃないですか、全部同じです」
花陽「喧嘩売ってますね」
海未「売ってません、事実です」
花陽「海未ちゃんはどれがいい?」 海未「花陽の胸が邪魔で見えません」
花陽「なるほど、はなよのおっぱいをご所望ということで...スケベですね」
海未「私寝ますね」
花陽「起きてください、まだ夜は始まったばかりです」
海未「いいから電気消してください、ほんと眠いんです」
花陽「もっといちゃこらしたいのですがはなよ...」
海未「...」 花陽「恋人とそういうことしたいというのは、当然ではとはなよは思うわけです」
海未「恋人ではないのでいいですね、はいおやすみなさい」
花陽「がーん!」
海未「...」
花陽「わかりました...寝ればいいんでしょ寝れば」
カチカチッ
海未「わかればいいのです」
花陽「ふんっ、まったくもぉ...まったくもぉです...」 海未「...」
花陽「...」
海未「...」
花陽「海未ちゃん」
海未「...」
花陽「寝ましたか?」
海未「寝ました」 花陽「はなよ、海未ちゃんのこと好きですが」
海未「私は嫌いです」
花陽「好きですが好きですか?」
海未「嫌いです」
花陽「からの〜?」
海未「好きです」
花陽「まじですか」
海未「まじです」
花陽「まじですが、まじですか?」
海未「ふふっ、なんですかそれ」 うみぱな…!
そしてこの文体はいつもの片方がめんどくさ可愛い人だな…!! 花陽「どのくらい好きなのでしょうか...気になりますねぇ...」
海未「もぉ寝ますよ」
花陽「気になって眠れずなのですが」
海未「炭酸水くらいですね」
花陽「ん?それは嫌いなのでは?」
海未「バレてしまいましたか」
花陽「あまりはなよを怒らせないほうがいいですよ」
海未「どうなってしまうのでしょう」
花陽「ぽかぽかなお風呂だと思ったら実は炭酸水だったという計画を企てます」
海未「花陽、やっぱり嫌いです」 花陽「じょーだんですよ、はなよじょーくです」
海未「私もじょーだんです、うみみじょーくです」クスッ
花陽「ん、それははなよのこと嫌いというのが冗談なのでしょうか、好きだというのが冗談なのでしょうか」
海未「ご想像にお任せします」
花陽「なら海未ちゃんははなよのこと好きってことで、もうラブですね、はなよのラブと合体してラブラブですね」
海未「そうですね」
花陽「認めましたね...やはり好きなのでした、ハッピーエンドです」
海未「それはどうでしょうか」
花陽「なんですって」 海未「記憶喪失になったあなたは、今の記憶も明日には消えてしまいますきっと」
花陽「がーん!」
海未「ふふふ、私の勝ちですね」
花陽「はなよ...悲劇のヒロインのようです」ヨヨヨ
海未「あまり悲しそうに見えませんね」
花陽「あ、バレました?」
海未「私を欺こうなんて874年早いです」
花陽「はなよでした」
海未「ふふっ」 花陽「でもいいのです...たとえ忘れたとしても、また好きって言ってもらえれば問題ありません、...やはりはなよは天才です」
海未「絶対言いません」
花陽「だめです」
海未「強引な愛ですね」
花陽「恋というのはそういうものです」
海未「嫌いです」
花陽「なんてひどい先輩でしょう」ギュッ
海未「...」
花陽「...」 海未「あなた、眠いのでしょう?、寝ても良いですよ」ナデナデ
花陽「寝れません、このままじゃ寝てなんていられませぬ...」ウトウト
海未「...」
花陽「園田殿のお気持ちを...」ウトウト
海未「好きですよ、花陽」
花陽「...」
海未「?」
花陽「...」スースー 海未「まったく...今日もダメでしたね」ポンポン
花陽「...」スースー
海未「黙ってると、可愛いものです」
海未「...」
海未「まぁ、別にそうでなくても可愛いですが」
海未「聞いてますか?花陽」ツンツン
花陽「んん...」スースー
海未「ふふっ」
海未「私、あなたのそういうところ...本当に嫌いです」
ギュッ
おわり 乙笑
ちょいシュールな独特のリズム感に引き込まれるわ むかし花陽がこんな性格のにこぱなSSがあったな
まあ嫌いじゃない 夕方先生のルビィかぱなよ欲しくなる
茶番につき合いながらどんなワガママでも聞いてあげたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています