善子「ルビィの誕生日」 [無断転載禁止]©2ch.net
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―黒澤家前―
善子「今日はルビィの誕生日だからルビィの家にきたわ」
善子「ふふ、リトルデーモンを祝うのも堕天使の役目よね」
善子「だからダイヤさんにはちょっとムリ言って時間をもらったわ」
善子「でもあのダイヤさんが割りとすんなり許可してくれたのは意外だったわね」
善子「あのシスコン気味な姉が、妹の誕生日は妹を一分一秒たりとも手放さないと思ってたもの」
善子「まぁ、あまり友達の姉を悪く言うのはルビィにも悪いからやめとこうかしらね……」 善子「とりあえずプレゼントよし、ケーキ……は松月で買ってきたのだけどそれもよし」
善子「おとといが梨子さんの誕生日じゃなきゃ、ちゃんと作ろうと思ってたんだけどね……」
善子「なんて言い訳するのは梨子さんに悪いけど……」
善子「とにかく、学校行ってスクールアイドルしながらだと色々と準備するのは本当に疲れるのよね……」
善子「よし、悩んでいてもしかたないわ……行くわ」ピンポーン
ダイヤ「どなたですか……?」ガラガラ
ダイヤ「あぁ、善子さんでしたか、お待ちしてましたわ」 ダイヤ「今日はルビィの誕生日を祝うためにわざわざいらしてくれたのですね? 嬉しいですわ」
善子「えぇ、ルビィは私の大切なリトルデーモンなので」
ダイヤ「そのリトルデーモンというものにわたくしも入っていらして?」
善子「それは愚問よ、ダイヤさんも他のAqoursの皆も全員私のリトルデーモンよ」
ダイヤ「そうですか」 ダイヤ「では、立ち話も難なのでルビィの部屋にお連れしますわ」
善子「わかったわ」
ダイヤ「ふふ、ルビィもこのように友達に祝われるのは姉として嬉しい限りね」
善子「私こそ、私とルビィの2人で誕生会をさせてくれて嬉しいわ」
ダイヤ「えぇ、友達どうしで楽しんでもらいたいので」
善子「その配慮に感謝するわ」 ダイヤ「着きましたわ」
善子「ありがとうね、ダイヤさん」
ダイヤ「では、わたくしはこれで……」
善子「えぇ」
善子「ふぅ……さてと……ルビィ、いるかしら?」コンコン
ルビィ「はーい! あっ、善子ちゃんいらっしゃい」
善子「ルビィ、きたわよ……誕生日おめでとう」
ルビィ「ありがとう善子ちゃん」 ルビィ「善子ちゃん、きてくれてありがとう♪」
善子「ふふ、リトルデーモンの誕生日だから当然よ」
ルビィ「そんなヨハネ様がルビィ、大好き♡」ギュー
善子「もう、ルビィったら///」
ルビィ「うふふ、照れちゃって善子ちゃんかわいい♪」
善子「うるさい///」
善子「あとヨハネだから」 ルビィ「あはは、ごめんね善子ちゃんからかいすぎちゃって」
善子「ホントよ……」
善子「と、とにかく、早くルビィの誕生日を祝いましょう?」
ルビィ「うん、ありがとう」
善子「ルビィのためにケーキを買ってきたわ、忙しくて自分で作れなくてごめんね?」
ルビィ「ううん、大丈夫だよ」
善子「そう言ってくれると助かるわ」 ルビィ「えへへ、ヨハネ様がリトルデーモン4号のわたくしめにケーキを買ってくださるだなんて、それだけで光栄だもん」
善子「堕天使としてたまにはリトルデーモンに施しをしないとね」
ルビィ「ありがたき幸せであります」ハハー
善子「って、なんで祝われる側がそうなるのよー!」
ルビィ「あはは……」
善子「じゃあ気を取り直してケーキ食べるわよ?」
ルビィ「うん!」 ルビィ「ふぅ、美味しかったね」
善子「えぇ、来年はこんなケーキを私が作るわよ?」
ルビィ「それは今から楽しみだねぇ♪」
善子「ふふ、楽しみにしてなさい!」
ルビィ「でも変なの入れるのはなしだよ?」
善子「い、入れないわよ!」
ルビィ「うん、善子ちゃんは優しいから入れないって信じてる」
善子「あ、ありがと……///」 善子「じゃあ、ルビィにプレゼントよ」
ルビィ「えへへ……なんだろう……♪」
善子「私特製の堕天使なりきりセットよ♪」
ルビィ「すごい、すごいよ善子ちゃん! いや、ヨハネ様!」
善子「予想以上に喜んでくれて嬉しいわ♪」
ルビィ「だってヨハネ様とおそろいになれると思ったら本当に嬉しいんだもん♪」
善子「じゃあ今度、私の家で堕天使になりましょう?」
ルビィ「うん!」 善子「じゃあ私はバスもなくなりそうだし、そろそろ帰らせてもらうわね?」
ルビィ「うん、じゃあ玄関まで送っていくね?」
善子「ありがとう、ルビィ」
ルビィ「今日はルビィのために本当にありがとう」
善子「ふふ、こちらこそよ」
ルビィ「じゃあ善子ちゃん、また明日学校で……」
善子「えぇ!」
おしまい 何とかルビィ誕の間に書けてよかった。ルビィちゃんおめでとう! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています