千歌「We are CYaRon!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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千歌「私たちはCYaRon! 浦の星女学院のスクールアイドル、Aqoursのユニット!」
千歌「毎日ダンスや歌のレッスンをして自らを研鑽しています!」
千歌「────だけど、それは表の顔」
千歌「本当の私たちは学園を裏から守る特殊ユニット!」
千歌「壊れた動物小屋の修理から、花の水やりから、あらゆる危機から平和な学園生活を守るためにたたかっているのだ!」
千歌「今日も新たな危機から守るため、戦うぞー! おーーっ!」
ルビィ「……千歌ちゃん、誰に言ってるの?」
千歌「あ、ルビィちゃん! おはよう!」
ルビィ「おはようございますっ! 今日も頑張りましょうね」
千歌「うん! 今日はどんな危機が起こるのかなぁ」
ドタドタドタ
ちかるび『!!』
ガチャッ!!
曜「ヨーソロー! 渡辺曜!ただいま参りました!」
千歌「曜ちゃん!」
ルビィ「おはようございますっ」
曜「二人ともおはよ! 早速だけど、」
千歌「事件だねっ!!」グイッ
曜「う、うん! 今日の事件は>>3みたい!」
ルビィ「ピギッ!?」
千歌「よーし! それじゃあ事件解決に出発だ!」
ようちかるび『We are CYaRon!』 >>5
どーせこいつ、いつものエタたこやきだろ
このSSぜってーエタるぞ
釣りスレだと思っといたほうがいいぞ 〜千歌の部屋〜
『現在、犯人はまだ見つかっておらず〜』
ルビィ「ピギィ……」
千歌「むむむ……沼津でこんなことが……」
曜「私の家からそう遠くないとこで頻発してるみたいだから、ちょっと怖いんだ」
千歌「そうだよね……でも! この子たちは将来浦の星に来るかもしれなかった子たちなんだよ!」
ルビィ「うゅ……そんな子の未来を潰すなんて、許せないです」
千歌「そうだよ! この事件、私たちで解決しないと!」
曜「でも、さすがに危ないよ? 警察に任せた方が……」
ルビィ「はい……さすがに、ルビィも怖いです……」
千歌でも、居ても立っても居られないんだもん! 直接はできなくても、協力だってできるかもしれないんだ!」
ようるび『千歌ちゃん……』
千歌「危なくなったらすぐにやめよう! でも、少しだけやってみない?」
曜「……仕方ないなあ、千歌ちゃんは」
ルビィ「ほんとに、ちょっと……ちょっとだけ、ですよ? ルビィ、こわい……」
千歌「大丈夫! ルビィちゃんは私が守ってあげるから!」
ルビィ「!」
曜「……じー」
ルビィ「ぅ……///」 曜「それじゃあ早速だけど、情報集めをしよっか」
曜「いま私たちがわかるのはニュースでやってることだけ」
・沼津で起こっていること
・殺害されているのは全て女子小学生
・犯行の手口は同じのため犯人は同一人物
曜「あとは警察が情報統制してて分からないから、ここで別のルートを使うよ」
千歌「べつのるーと?」
ルビィ「あ、もしかして……」
曜「うん。黒澤家と小原家のネットワークを借りる」
ルビィ「やっぱり……」
曜「特にルビィちゃんとこは古いお家だから、このへんで起きてる事件の情報もたくさん入って来るはずだよね」
ルビィ「はい。ルビィはまだ小さくて教えてもらえないけど、お姉ちゃんにお願いしたら、多分……」
千歌「じゃあまずダイヤさんに会いに行こう!」
ルビィ「断わられると思いますけど……」
千歌「そこは粘りで勝負だ!」
曜「あはは……。とりあえず、行ってみようか」
ちかるび『はい!』 〜黒澤家〜
ダイヤ「ダメですわ」
千歌「そこをなんとか〜〜〜!!」
ダイヤ「ダメに決まっているでしょう! なぜあなたたちにそんな危険な目に合わせなければいけないのです? この件は警察と我々に任せておきなさい」
曜「でも、少しでも協力したいんだ……」
ダイヤ「言いたくはありませんが、それは足手まといと言うものですわ。もしそれであなたたちが殺されてしまったらどうするのです!」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「あなたたちの気持ちはわかりますが、分かってください。年長者としてわたくしはあなたたちを守る義務があります」
ダイヤ「それに……大切な後輩たちを危険に晒すのは、わたくし自身が許せませんの」
千歌「ダイヤさん……」
ダイヤ「……分かっていただけますか?」
千歌「…………、……」
千歌「やだ!!」
ダイヤ「!?」
千歌「ダイヤさんの気持ち、すっごく嬉しい! 私だって怖い! だけど、殺害されちゃった子たちはもっと怖かったと思うんだ!」
千歌「私たちCYaRonは学園の平和を守るユニットだよ! だから、将来浦の星に入るかもしれなかった女の子たちのためにも、少しでも協力したいんだ!」
曜「お願いダイヤさん! 本当に危なくなったら、すぐにやめるから!」
ルビィ「……」
ダイヤ「……ルビィ、あなたもですの?」
ルビィ「うん、お姉ちゃん」
ダイヤ「……はあ……あなたたちという人は、本当に……。わかりましたわ」
千歌「!!」
ダイヤ「ですが、条件があります」
千歌「条件?」
ダイヤ「これを守れるならば、力を貸して差し上げましょう」
ダイヤ「情報を教える条件は>>13ですわ」 ダイヤ「……先日、わたくしが部室に置いておいたプリンを勝手に食べたこと、知っているんですよ」
千歌「プリン?」
曜「?」
ルビィ「ぷ、プリン…? ルビィそんなの知らn」
ダイヤ「ルビィ」
ルビィ「ピギャッ!?」
ダイヤ「……」
ルビィ「……」
ダイヤ「……」ニコッ
ルビィ「ご、ごめんなさ〜〜い!!」
千歌「勝手に食べちゃったんだねルビィちゃん」
曜「あはは……」
ダイヤ「あなたという人は、いつもいつもわたくしのおやつを……!」
ルビィ「うゅぅ……だって、だってぇ〜!」
ダイヤ「とにかく、それを買って返すのが条件です!!よいですね!」
ルビィ「わかりました……ごめんなさいお姉ちゃん」
千歌(プリンで危険な情報を教えてくれるなんて……よっぽど食べたかったのかな) ダイヤ「さ、プリンも返ってきたことですし」
ルビィ「ぜぇ、ぜぇ……はあ、はぁ……」←走って買ってきた
ダイヤ「というわけで、このファイルに今回の事件の情報が入っています。落とすなど言語道断、あり得ませんわ。厳重に保管するように」
千歌「はい! じゃあこれは曜ちゃんにお願い」
曜「あれ、いいの?」
千歌「私が持ってると落としそうだから!」
曜「あ、あはは……わかったよ。それじゃあ預かるね」
ダイヤ「……本当に危なくなったらすぐにやめるのですよ。約束してくださいまし」
千歌「うん、やくそくっ。もし何かあったら助けてね?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ千歌さん」
千歌「うんっ! ありがとうございました! 〜部室〜
曜「とりあえず部室に帰ってきたけど」
千歌「うん」
曜「移動時間の間に軽く読み通しておいたよ」
ルビィ「は、はやい……」
千歌「さすがよーちゃん!」
曜「えっへん! ……と、まず今回の連続殺人事件の手口は……シンプルだね」
曜「下校途中を狙ったものが多いみたい」
千歌「わかりやすいねー」
ルビィ「下校途中……うぅ」
曜「で、使われた凶器は全部持ち去られているみたいだけど、ナイフと思われる、と」
千歌「これもまたわかりやすい……」
曜「うん。それで、事件の犯人に繋がりそうなヒントなんだけど」
ルビィ「何かあるんですか?」
曜「ちょっと気になるところがあるんだ。えっと、それは>>18なんだけど……」
ルビィ「!」 千歌「北海道?」
曜「うん、北海道。それも、えっと……あの」
ルビィ「?」
千歌「北海道って言ったら、セイントスノーの子たちのいるとこだよねー」
ルビィ「あ、ほんとだ。また、東京で会うかもしれないんだね」
千歌「そうだね。次こそ私たちが勝つんだ!」
ルビィ「うゆっ!」
千歌「あ、ごめんよーちゃん。それで、続きは?」
曜「う、うん。えっと……その、実は……」
・・・
ちかるび『え〜〜〜〜っ!!? 落ちてた生徒証がその人のやつだった〜〜!?』 曜「生徒証って、写真付きだから顔もわかるし……うん、どうも、そう見たい」
千歌「……う、嘘でしょ? だって、そんな……」
ルビィ「信じ、られないです。だって、またラブライブでいつかって!」
曜「ま、まだ犯人だって決まったわけじゃないよ! 現場に落ちてただけだから……」
千歌「でも、沼津で、事件現場で、北海道って……不自然すぎる、よね」
ルビィ「……」
曜「……やっぱり、この件はけいさつにまかせたほうがいいんじゃない?」
千歌「え……」
曜「知ってる人が、ライバルって言っていいほど私たちが実力あるわけじゃないけど……その、同じ頂点を目指す間柄で、そんなの、見たら」
ルビィ「悲し、すぎます……」
千歌「……」
曜「ね、やめよ? 千歌ちゃん、もう……」
千歌「>>24」 千歌「このままじゃ理亞ちゃんが危ない!!」
ルビィ「!?」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「今すぐ行こう、北海道! 理亞ちゃんを守らなきゃ!」
ルビィ(犯人は聖良さんで決まりなの……?)
曜(聖良さんの生徒証であってるけどさ……)
ルビィ(うゅ……)
千歌「Aqoursしゅうごー!」
曜「私たちしかいないよ〜?」
千歌「気合い入れるだけ! ごうれーい!」
千歌「1!」
曜「2!」
ルビィ「さ、3!」
千歌「オッケー!レッツゴー!」
千歌「いざ、ほっかいどーだーっ!」 なんやかんやあって北海道
〜新千歳空港〜
千歌「ついたーーー! すずしーっ!」
曜「夏でも北海道って……空気がカラッとしてるんだねー」
ルビィ「ほわぁ、いい匂い……お菓子かなあ」スンスン
千歌「ルビィちゃん、お菓子は後で食べられるから、今はセイントスノーの学校に行くよ!」
ルビィ「ピギッ! は、はーい!」
曜「住所は……えっと、ここだね。タクシーより電車の方が安上がりだから、それで行こうか」
千歌「うん!ありがと、よーちゃんがいてくれて助かるよー!」
曜「いえいえ、当然であります♪」 〜電車内〜
ルビィ「すぅ、すう……」
千歌「ルビィちゃん、寝ちゃったね」
曜「長旅だったからね……私たちも今のうちに休めとかないと」
千歌「……うん、そだね」
曜「……千歌ちゃん」
千歌「ん?」
曜「もし、本当に犯人が聖良さんだったらどうするの?」
千歌「なんでそんなことしたのか、聞く」
曜「それで?」
千歌「……うーん」
曜「もし、愉快犯だったら聞いても意味ないよ? 意味があったとしても、私たちには理解できないだろうし……」
千歌「それでも、何かあるはずなんだ。意味のないことをするような人じゃない……から」
曜「……」
千歌「……理亞ちゃん、無事だといいんだけど」
曜「うん……」 〜某高校〜
千歌「……ここが、セイントスノーの」
曜「……ついに来たね」
ルビィ「ゅぅ……ぅ……Zzz」
曜「ほら、起きてルビィちゃん。るーびーちゃーん」ユサユサ
ルビィ「ぁぅあぅ……」
千歌「さあ行こう! まずは聖良さんを探さないと────」
聖良「私に何か用ですか?」
ようちかるび『…………!!!』
聖良「あなたたち、Aqoursの……? なぜ北海道に、というか私の高校にいるんですか?」
千歌「……探す手間が省けちゃった。あなたを探してたんだ、聖良さん!」
聖良「なぜです?」
千歌「いま沼津で起きてる連続殺人事件、その犯人があなただからだよ!!」ビシッ
聖良「>>33」 あら?この前理亞に貸した生徒手帳、なぜあなたの手に? 聖良「あら?この前理亞に貸した生徒手帳、なぜあなたの手に?」
千歌「────へ?」
曜「かし、た……?」
聖良「はい。先週くらいですけど、理亞がラブライブの手続きに必要だからと」
ルビィ「そ、それって……」
千歌「……ほんと、ですか?」
聖良「本当です。私も沼津の事件は知ってますが、静岡に行ったことはありませんし、まずその時間は学校にいますよ」
聖良「学校の人に聞けば証明出来ます」
千歌「……ねえ、よーちゃん、ルビィちゃん」
曜「……うん」
ルビィ「ルビィたち、もしかして大変な勘違いをしてた……?」
聖良「ちょっと、話がよく見えないんですが……ちゃんと説明してくれますか?」
曜「あ、はい。ええと──── 聖良「────事件現場にこれが落ちていた?」
曜「……はい。3件目の犯行現場に、この生徒証が」
聖良「まさか……」
千歌「聖良……さん」
聖良「……まさか、理亞が、そんな……そんな……」
ルビィ「お水、どうぞ……」
聖良「……ありがとう」
(/◎\)ゴクゴク
聖良「……はあ」
聖良「……それで、私を追って来たわけね」
千歌「うん、そうなんだ。でも、聖良さんは持ってなくて……理亞ちゃんに、貸してた」
聖良「そうです。私は今週はずっと生徒証が手元にない状態で過ごしていました」
曜「となると……理亞ちゃんはどこに?」
千歌「そ、そうだよ! 理亞ちゃんがこれをもってたはずなら、おうちにはいないはずだよね」
曜「聖良さん、理亞ちゃんは今どこにいるんですか? 家族に内緒で何度も家を出て沼津に来るなんて、無理ですよね」
聖良「理亞は……いま……>>37」 ちょっと行方がわかっていなくて……
ここ二、三日帰ってきてないんです 聖良「東京へ修学旅行に……」
千歌「そ、それっていつまで!?」
聖良「ええと、明日、帰ってくるはずですが……」
ルビィ「とう、きょう……」
聖良「ま、まさか、嘘ですよね? 妹が、理亞がそんな」ガシッ ユサユサ
ルビィ「ピギャーッ!?」グワングワン
曜「お、落ち着いて……! 今はとにかく、会って話をするしか……」
聖良「そ、そう、……ですね。先生に頼んで連絡を取ってもらいます」
ルビィ「あ、ぅ、あぅ……」
・・・
〜職員室前〜
聖良「……」
千歌「ど、どうでした……?」
聖良「……聖良は、風邪で修学旅行を休むと…………現地には、いないそうです」
ようちかるび『!!!!』
聖良「ぁ、ああ……りあ……っ」
千歌「よーちゃん、早く帰ろう。沼津に」
曜「……うん、急ごう」 〜沼津駅〜
千歌「とうちゃーーく!!」
ルビィ「行って、帰って……弾丸で……疲れちゃった……」
曜「もうすっかり夜だね……」
聖良「理亞は……どこにいるんでしょう」
千歌「とりあえずダイヤさんにコンタクト!」
曜「もうすでに取ってる。だからそろそろ……」
ブロロロ…
千歌「へ?
キュルルルルルッ‼︎
千歌「えぇえっ!?」
バタン!
ダイヤ「お待たせしました。さあ、乗ってください!」
千歌「えーー!?」 〜車内〜
聖良(お、大きい車……黒塗りの高級な……)
ダイヤ「……なるほど、話はだいたいわかりました」
ダイヤ「つまり、現場に落ちていた生徒証は彼女、鹿角聖良さんのもので間違いはないが、それは妹に貸しあたえており、今の今まで手元にはなかったと」
聖良「はい、そうです。妹が東京に修学旅行に行くついで、次の東京のイベントの申し込みを済ませてくれると言っていたので」
ダイヤ「……そういうことですか」
千歌「でも、理亞ちゃんは修学旅行には行ってなくて、だから東京にはいないことが分かったんだよ」
ダイヤ「となると、この事件の犯人が鹿角理亞である可能性が高くなりますわね」
聖良「私の妹をそんな……!」
ダイヤ「……失礼いたしました。ですが、理解してください。わたくしたちも、少しでも手がかりが欲しいんです」
聖良「……はい」
ダイヤ「おのれの妹を信じたい姉の気持ちは、とても分かります。わたくしにも、可愛い妹がいますから……」ナデナデ
ルビィ「ぅゆ……んぅ……zzz」
ダイヤ「だからこそ……もしもの場合は、姉として、けじめをつけなければならないとも思っています」
聖良「……」
曜「……それで、ダイヤさん。今日は事件は?」
ダイヤ「ええ、曜さん。本日のところはまだ起きておりませんが……夜遅くに犯行があった日もありますから、なんとも」
曜「そっかぁ……」 千歌「じゃあ、手詰まりなの……?」
ダイヤ「……いまは、肯定する他にはありません。ですが、必ず我が黒澤家と警察が全力を挙げて捕まえてみせます。これ以上の事件は起こさせませんわ!」
千歌「でも、手詰まりなら追い詰めようも……」
ダイヤ「ぐっ……」
prrrrrr...
曜「!!」
ダイヤ「……はい、黒澤ダイヤです」
『はぁ〜〜い! ダイヤ、そろそろ手詰まりなんじゃなあい?』
千歌「この声って……」
曜「鞠莉ちゃん!?」
鞠莉『あら? ちかっちと曜の声がするけど、いまみんなといるの?』
ダイヤ「ええ、彼女たちも捜査に協力してくださっているんです」
鞠莉『なるほどねぇ? CYaRonは学園の平和を守るチームだもの、何があってもいいように戦うわよね』
ダイヤ「それで、何の用ですの?」
鞠莉「もー! つれない態度はNoだよ!? せっかく新しい情報を手に入れたのにぃ」
ダイヤ「な、なんですって!? それは本当ですか!!!」
鞠莉「ええ、これで一気に近づけると思うわ!」
千歌「ま、鞠莉ちゃん! その情報って!?」
鞠莉『>>48』 鞠莉『犯人の犯行予告よ♪』
ダイヤ「なっ」
曜「えっ」
千歌「へっ」
聖良「っ……」
ダイヤ「なんですって!!!」
鞠莉『〜〜ッ……もぉ、ダイヤ……耳元で大声出さないでよぉ……』
ダイヤ「す、すみません……ですが、鞠莉さん、今なんと仰いました!? 犯行予告!?」
鞠莉『Exactly! 犯人が名前付きで犯行予告を警察にFAXしてきたらしいわ!』
ダイヤ「そ、それはいつですか!? なぜわたくしにその情報が……」
鞠莉『だって、たった今だもの』
ダイヤ「!?」
鞠莉『たぶんおうちから電話かかってきてると思うわよ? ま、今はマリーがダイヤを独り占めしてるんだけどー!!』
ダイヤ「……分かりました、ありがとうございます。これで捜査を進められそうです」
鞠莉『む、スルースキル高くなったねダイヤ。まあいいわ、これが罠という可能性もないわけじゃないから、注意してね!』
ダイヤ「はい!」
pi
ダイヤ「……というわけです。これからわたくしは本家に戻り、そこで犯行予告に従いその場所へ向かいます。あなたたちはどうなさるおつもりですの?」
千歌「もちろん行きます!」
ダイヤ「わかりましたわ。警察の方にも話は通しておきますから、どうぞご自由に」
曜「ありがとうございます、ダイヤさん」
ダイヤ「いえ、それに……」
聖良「……」
ダイヤ「彼女も、同じでしょうしね」
千歌「……うん」
千歌「行こう、聖良さん」
聖良「はい、行きます。妹がバカなことをしようとしているなら……止めるのが、姉の役目ですから」 〜予告現場〜
曜「ここが予告のあった場所だね」
千歌「犯行予告って、なんだか怪盗みたいだね」
ルビィ「ルパンさんとか、キッドさんとか……みたいな?」
千歌「そうそう! もしかしたら仮面をつけて、あーっはっはっは!なんて」
聖良「バカな話はよしてください」
千歌「あ、ごめんなさい……」
聖良「理亞……」
曜「……そろそろ時間だよ、みんな」
3人「!!」
曜「犯行予告は、この時間この場所で女の子を一人……って、言ってたよね」
千歌「その女の子は、その場にいた誰かを……って」
聖良「つまり、その場に居合わせた私たちも標的になる可能性が……?」
曜「その可能性は、あるね。聖良さんは特にいま変装ってほどじゃないけど、見た目を隠してるからたぶん理亞ちゃんもすぐは気づかないだろうし」
聖良「……私が囮になって、理亞を叱るのが一番早いですかね」
千歌「ダメだよそんなの、危ないよ!」
聖良「でも、妹の不始末は姉がつけなければ」
千歌「それでもダメ! それは全部終わってからだよ!」
曜「そうだよ、今はとにかく早く捕まえるほうが大事だよ」
千歌「うんうん! だから一番小さくてすぐ捕まっちゃいそうなルビィちゃん、私たちから離れ────あれ? ルビィちゃんは?」
曜「へ? ルビィちゃんならそこに…………い、ない……?」
聖良「な、なんで!? 今の今まで話してたのに!」
千歌「ルビィちゃん! ルビィちゃーーん!!」
曜「予告時間はもう過ぎてる……ま、まさか……!」 〜???〜
ルビィ「ぅ、うう……っ……」
「目が覚めましたか」
ルビィ「ぁ、へ……?」
理亞「私のこと、覚えてますか?」
ルビィ「ぁ……ひ、ぴっ……」
理亞「叫んだら殺しますよ」
ルビィ「ぅうぅっ……」ガタガタ
理亞「まったく、適当に捕まえやすいのを拾ったつもりが、まさかあなただったとは」
ルビィ「な、なんでぇ……?」
理亞「はい?」
ルビィ「なんで、こんなこと……するんですかぁ?」
理亞「こんなことって? 連続殺人のこと? あなたを捕まえたこと?」
ルビィ「女の子、たちを……こ、ころし、たり……お姉さんの手帳をわざと置いたり……なんで、なんで?」
理亞「全ての理由、ですか。ないと言ったら?」
ルビィ「そんな、はず……ないです。全ての行動には理由がある……と思います」
理亞「理由……ですか。そうですね……理由というならば……」
理亞「>>53」 理想のロリを探してたんですよ。でも小学生はやっぱりしっくり来ませんね。
ところであなた、なかなか可愛いじゃないですか、付き合ってくれたら殺しませんよ 理亞「理想のロリを探してたんですよ。でも小学生はやっぱりしっくり来ませんね。ところであなた、なかなか可愛いじゃないですか、付き合ってくれたら殺しませんよ」
ルビィ「……」
理亞「どうです? あなたは死なずに済む、私は好みの女の子が手に入る。悪くない取引ではないかと」
ルビィ「……ルビィは、バカだけど」
理亞「?」
ルビィ「あなたの、言ってることは……おかしいって、わかります。理想のロリって、何ですか? そんなことのために、今まで……女の子たち、ころしたの? わかんない、わかんないです……ルビィ、あなたのこと、わからない」
理亞「……そう」
理亞「じゃあ今までの子みたいに死んでくれますか? もうあなたは見たくもありませんから!!」ブンッ
ルビィ「ッ……」
『ルビィ──────!!!!』
理亞「!?」
ルビィ「ぇ、は……?」
『ルビィー! ここにいますわね!? 鹿角理亞、あなたわたくしの妹に手を出してみなさい、わたくしが許しませんわ!!!』
理亞「なっ!? なぜここが……!」
ルビィ「お、おねえちゃーーーん!!」
理亞「くそっ! あなただけでも殺し────」
曜「ヨーーソローーーーー!」ドンッ!!
理亞「ぁっ……!?」
千歌「ルビィちゃんかくほー! おまたせ!」
ルビィ「ち、ちかちゃん! ようちゃん!」
曜「ダイヤさんのおかげで見つけられたんだ! さ、早く!」
ルビィ「う、ぅん……!」フラッ
理亞「く、そ……くそ! なんで! なんで私の邪魔をするんですか!」
聖良「バカな妹を止めるのは、姉の役目だからよ。理亞」
理亞「ねえ、さま……!」 聖良「まったく……なんて事したの、本当に」
理亞「私、私は……」
聖良「話は後で、ゆっくり聞くわ。だから今は……おとなしく捕まって」
理亞「っ……」
理亞「>>58」 ジャンプして空中で回転しつつルビィちゃんを刺し殺す 理亞「はっ!!!」バッ
聖良「!?」
クルクルッ
千歌「えっ────」
理亞「にがさない……!!」
ルビィ「ひっ……ぁ」
グサッ
ルビィ「ぁ……あっ、あ……」
理亞「ふ、ふふ……あはははっ!」
曜「こ、っ……のーー!」ガシッ
理亞「あはは、怒りました? でもごめんなさい、私狙った人は逃さない主義なんで」
聖良「ぁ、あ……ぁぁあ……」
千歌「ルビィちゃ、っ……ルビィちゃん、ルビィちゃん!」
ルビィ「ぅ……ぃ、たい……ちかち、ゃ……」
千歌「ルビィちゃん……っ!」
バタバタバタ
ダイヤ「ルビィ! ルビィは…………ぁぁっ、ルビィ……!!」
ルビィ「おね、ちゃ…………」
ダイヤ「何をしているのです、確保なさい!!」 その後、理亞ちゃんはダイヤさんが連れてきた警官隊に身柄を確保された
ルビィちゃんはすぐに病院に搬送され、なんとか一命をとりとめた
聖良さんは、妹のけじめは私がつける、と言って北海道に帰って行きました
私と曜ちゃんは……ルビィちゃんがいないまま、CYaRonの活動を続けた
これほど危険な事件に首を突っ込むことはなくなったけど、学園を守るために頑張ってる
ルビィちゃんも傷は残らないみたいで、ダイヤさんも安心してた
またCYaRonの3人が集まることができたら、ゆっくり遊びたいな
まずダイヤさんから大目玉だけどね……あはは
千歌「……次は、もっとはちゃめちゃな事件がいいなあ」
おわる 千歌「私たちはCYaRon! 浦の星女学院のスクールアイドル、Aqoursのユニット!」
千歌「毎日ダンスや歌のレッスンをして自らを研鑽しています!」
千歌「────だけど、それは表の顔」
千歌「本当の私たちは学園を裏から守る特殊ユニット!」
千歌「壊れた動物小屋の修理から、花の水やりから、あらゆる危機から平和な学園生活を守るためにたたかっているのだ!」
千歌「今日も新たな危機から守るため、戦うぞー! おーーっ!」
ルビィ「……千歌ちゃん、誰に言ってるの?」
千歌「あ、ルビィちゃん! おはよう!」
ルビィ「おはようございますっ! 今日も頑張りましょうね」
千歌「うん! 今日はどんな危機が起こるのかなぁ」
ドタドタドタ
ちかるび『!!』
ガチャッ!!
曜「ヨーソロー! 渡辺曜!ただいま参りました!」
千歌「曜ちゃん!」
ルビィ「おはようございますっ」
曜「二人ともおはよ! 早速だけど、」
千歌「事件だねっ!!」グイッ
曜「う、うん! 今日の事件は>>64みたい!」
ルビィ「ピギッ!?」
千歌「よーし! それじゃあ事件解決に出発だ!」
ようちかるび『We are CYaRon!』 〜黒澤家〜
千歌「本当に出てきたの?」
ルビィ「うん、うん! おじいちゃんおばあちゃんがひっくり返ってたから、多分ほんと!」
千歌「すっごーい!」
曜「でも、なんで徳川埋蔵金が……?」
ルビィ「わかんない、けど……ご先祖様と何かあったのかも?」
曜「さすが謎多き黒澤家……」
千歌「よーし! じゃあ私たちで徳川埋蔵金見つけちゃおー!」
ルビィ「ピギッ!?」
ダイヤ「はしゃぎすぎですわよ」
千歌「あ、ダイヤさん」
曜「ダイヤさん、お邪魔してます」
ダイヤ「ええ、いらっしゃい。あなた方も見にきたんですの?」
千歌「うん! どーしても気になっちゃって! だって徳川だよ!? 幕府だよ! 戦国のスターだよ!」
ダイヤ「お、落ち着いてくださいまし……」
千歌「落ち着いてらんないよ! まいぞーきんなんだよ!」
ダイヤ「曜さん! 千歌さんを止めてくださいまし!」
曜「よーしよしよし千歌ちゃんストップストップー……」ナデナデ
千歌「ふにゃ〜ん……」
ルビィ(曜ちゃんすごい……) 千歌「それでダイヤさんダイヤさん」
ダイヤ「なんですの?」
千歌「私たちにも、地図見せてもらえないかなって」
ダイヤ「お断りします」
千歌「がーん!?」
曜「さすがに、やっぱりダメですよねー……」
ダイヤ「さすがに……それは、ええ……」
ルビィ「ぅゆ……おねぃちゃん……見せて、ほしいなあ」
ダイヤ「うーん……そうしてあげたいのはやまやまなんですが……」
千歌(私たちの時と反応が違いすぎない?)
ダイヤ「徳川埋蔵金ともなりますとさすがに国家レベルで……」
ルビィ「おねぃちゃん……おねがいっ♡」
ダイヤ「ぐっ……し、しかし、いくら可愛いルビィのお願いであっても……」
ルビィ「むむむ……」
千歌(頑張れルビィちゃんっ!)
曜(頑張ルビィだよルビィちゃん!)
ルビィ(なんとかして見せてもらわないと……!)
ルビィ「おねえちゃん!」
ダイヤ「はいっ!?」
ルビィ「>>69」 ルビィ「だいすき♡」
ダイヤ「わたくしもだいすきですわルビィ!!!」ガシッ ムギュー スリスリナデナデヨシヨシナデナデスリスリモフモフ
ルビィ「ピギャーー!?」
千歌「!?」
曜「!??」
ダイヤ「仕方のない子ですわー! ちょっとこっそりコピーをとってくるので、少し待ってなさい!」バタバタバタ
ルビィ「おねえちゃん、ありがとうっ」
千歌「……なんかすごいの見ちゃったねー」
曜「すっごいね……」
ルビィ「優しいお姉ちゃん、だいすき♡」 数分後
ダイヤ「お待たせしました!」
千歌「……国家レベル早くない?」
曜「多分頑張ったんだと思うよ……?」
ルビィ「おかえりお姉ちゃんっ」
ダイヤ「ええ、ルビィ♡ ……で、これが徳川埋蔵金の地図のコピーですわ」ペラリ
千歌「こ、これが……これが奇跡の地図!」
曜「本当に古めかしい……ほんものなんですか?」
ダイヤ「ええ、歴史に詳しい人に見てもらいましたから、可能性は高いかと。あくまで可能性の話ですが、やはり徳川埋蔵金とも言われますと、さすがに動かないわけにはいきませんわ」
千歌「ほえー……とりあえず、すごいってことだね」
ダイヤ「……」
曜「ま、まあまあ……」
ダイヤ「とりあえず、これはお渡ししておきます」
千歌「ありがとーダイヤさん!」
ダイヤ「……しかし、落としたり他の人に譲渡するなんて許しませんので、わかりましたね」
千歌「はーい!」 このたこやきは有能
いつもの安価SSエタらせまくるたこやきとは違うな 千歌「……それで、これどこの地図なの?」
ルビィ「……地理はわかりません」
曜「海図は読めるけど地図は読めません……」
ダイヤ「……大丈夫なんですか、このユニット……」
ようちかるび『あ、あはは……』
ダイヤ「我が家から見つかったんですから、この沼津に決まっているでしょう」
千歌「それもそっか!それもそうだ!」
曜「で、これは……探しに行くの?」
千歌「いく!」
曜「じゃあ、いこっか」
ルビィ「CYaRon探検隊ですね!」
千歌「何持ってく? お菓子とおやつとジュースと、うーん」
ダイヤ「本当に大丈夫ですの、このユニット……」 ダイヤ「と、とりあえず……あなたたちだけでは心配です」
千歌「えー!?」
ダイヤ「えー、ではありませんわ! 本気で探したいなら、あなたたち以外にももう一人誰か連れて行ってください」
曜「私たちじゃ、心配かなぁ……?」
ダイヤ「ええ、それはとても……ええ、とてもとても」
曜「だよねぇ……あはは」
ルビィ「じゃあ、善子ちゃんとか? 善子ちゃん、こういうの好きそう!」
ダイヤ「その場合もう一人増やしてもらいますわよ!」
ルビィ「ピギッ!?」
ダイヤ「善子さんが増えたところで、心配のタネが増えるだけです」
〜津島家〜
善子「へくちっ! なによ、もー…………ハッ! まさかこの地に舞い降りし闇の使者の気配を無意識のうちに察知したの、わたし……?」
ダイヤ「とりあえず、今ここで誰を連れていくか決めてくださいな。探検に強そうなしっかり者を!」
千歌「うーん……じゃあ、>>78ちゃんとか?」 ・・・
果南「……それで私が呼ばれたの?」
千歌「うん! サバイバル強そうだし!」
ルビィ「お菓子持ってそうだし!」
曜「私と果南ちゃん二人がいたら動けなくなった二人連れて行動できるし!」
果南「ルビィちゃんの言うことはよくわかんないけど……まあ、それは確かに」
千歌「果南ちゃんがいれば海でも洞窟でも森でもジャングルでも生きていけそうだよね!」
果南「どういうこと……?」
曜「海なら私だって強いよ!?」
果南「そこ張り合うの?」
ルビィ「まま〜……」ムギュー
果南「ルビィちゃん、私を何かと勘違いしてないかな!?」ナデナデ
ダイヤ「というわけで、頼みましたわよ果南さん!」
果南「何が頼みましたなの!」
果南「ちょっとみんな落ち着いて〜!!」 果南「と、とりあえず話をまとめると」
千歌「徳川埋蔵金探しの旅に出るからついて来てください!」
果南「ってことだよね」
ダイヤ「そうです。しかし、CYaRonだけでは不安も不安、心配でわたくしの胃はキリキリしてしまいます」
果南「ま、まあ……分からないことはないけど」
曜「なので、しっかりして尚且つ体力もあってサバイバルに強そうな果南ちゃんに来ていただいた所存であります!」
果南「そう言われたら、断りにくい……」
ルビィ「ぁ、でも、無理しなくても大丈夫……ですよ? その、用事があるとかなら……」
果南「ああ、それは大丈夫だよ? どうせ私、毎日うみに潜ってて最近誰とも遊んでなかったしさ」
ダイヤ「花の女子高生がそれでよろしいんですの……?」
果南「あはは、ちゃんとレッスンには行ってるじゃん」
ルビィ「それじゃあ……みんなで、おでかけだね」
果南「よーし! せっかく呼ばれたんだし、私も頑張っちゃおうかなっ!」
千歌「やった!果南ちゃん大好き!」ムギュー
果南「よしよし千歌〜! 私も千歌が大好きだよ〜」
曜「いいなー……」
果南「曜もおいで?」
曜「! いきます!」ガバッ
ダイヤ「……早く行ってくださいません?」 千歌「……で、結局、この地図ってどこなの?」
曜「海図……では、ないはず」
果南「ほんと? でもこの辺とか海っぽいけど」
曜「海図じゃないけど地形は海……?」
ルビィ「ルビィはわかりません……」
果南「ダイヤ、これ何処かわかんないの?」
ダイヤ「ええと、確か学者の方がここに来た時に言っていましたわね」
千歌「言ってたなら先に教えてくれないかな!?」
果南「ダイヤってば……」
ダイヤ「む……で、ですが! わたくし悪くありませんしっ」
曜「まあまあ、そんな怒らないで……」
曜「それで、これは……山?海?陸地? 沼津のどのあたりなんですか?」
ダイヤ「ええ、ここは────>>84」 ダイヤ「やば珈琲ですわ!」
4人『やば珈琲?』
果南「いやぁ……ダイヤ? さすがに冗談でもそれは」
ダイヤ「わたくしは本気ですわよ! あの土地の地下に埋まってるという話ですっ!」
曜「でも、やば珈琲が立っちゃってるんじゃ、そんな調査なんてできないんじゃ……?」
ルビィ「うーん……」
ダイヤ「そのへんも抜かりはありません! やば珈琲にもすでに許可は取ってあります、国が」
千歌「国、やばい……」
果南「やばーい」
曜「でもサバイバル感なくなっちゃったね」
ルビィ「果南ちゃん、呼ばなくても良かったんじゃ……」
果南「……やばーい」 〜やば珈琲 沼津店〜
千歌「もぐもぐ……ん、で、どうするの?」
果南「ぢゅー……んーと、ダイヤが言うには店長さんやオーナーさんにはもう許可取ってるから、自由にしてもいいみたい」
曜「でも店を壊す気は無いんでしょ?」
ルビィ「ぅゆ……それじゃあ調査できない……」
果南「それにも理由があるんだって」
千歌「言ってたねぇ……もぐもぐ、鉄板ナポリタンおいしい」
果南「アイスコーヒーがおいしい……」
曜「そういえば、お客さん多いよね。主にスーツ姿の人が……」
ルビィ「作業服、じゃないけど……そんな感じの人も、たくさんです」
果南「たぶん調査に来た人なんだろね」
千歌「これで本当に調査できるの?」
果南「うん、立ち退きしない理由は聞いたでしょ?」
千歌「えっと、やば珈琲が立ち退きしなくても調査ができる理由って、たしか……>>92だっけ?」 千歌「地下室があって、そこを調べればいいんだっけ?」
果南「そ! よく覚えてたね千歌〜」ナデナデ
千歌「むぅ……バカにしてるー!」
果南「してないよ〜♪」
曜「じゃあ、地下室ってところに行ってみる?」
果南「あ、私の鉄板ナポリタンまだ来てないからちょっとまってて」
ルビィ「ルビィのケーキも……」
千歌「私これお代わり!」
曜「……」 〜地下室〜
果南「ここが地下室……といっても、ただの倉庫だね」
千歌「ここにあるのー?」
曜「うーん……手分けして、ちょっと探させてもらおっか。備品は壊したり動かしたりしないように」
3人『はーい』
ガサガサ
ゴソゴソ
ルビィ「うーん……何もない……」
千歌「ねーねーよーちゃーん」
曜「なあにー?」
千歌「コーヒー豆いっぱいあるよ!」
曜「触っちゃダメだよー」
果南「こっちも店のものしかないなあ……」
曜「……んー」
曜「……ん? なんか、風が……」
千歌「へ?」
曜「ここ、壁なのに風が……」
果南「ここ、地下だよ?」
千歌「千歌は私だよ!」
果南「そうじゃなくて、地下室!」
果南「本当に風?」
曜「ほら、ここ」
ヒュー
果南「……ほんとだ」 そして
千歌「……これってさらに地下室?」
果南「地下室、と言うよりは……地下迷宮?」
曜「サバイバルだ……」
ルビィ「地下ダンジョン……善子ちゃんが聞いたら、喜びそう」
果南「それじゃ……探検するか!」
千歌「よーし、気合い入れよう! Aqoursしゅうごー!」
千歌「ごうれーい!」
千歌「1!」
曜「2!」
ルビィ「3!」
果南「え、よ、4!」
千歌「おっけー!れっつごー! いざ地下迷宮の探検だー!」
3人『おーーっ!!』 アプリ版コナミワイワイワールドで存在を消されたあいつのことだろ?
知ってる知ってる 〜地下一階〜
千歌「うーん……湿っぽい」
曜「カビ臭い……」
ルビィ「ねむたい……」
果南「このユニット大丈夫なのかな……」
千歌「くらーい……こわーい……」
ルビィ「ぴぃ……」
果南「まあ、さすがに……懐中電灯だけじゃつらいよね」
曜「そんなこともあろうかとガスランタンを用意してきたであります!」
千歌「なんで最初からそれ出しといてくれないのー!」
曜「あはは、まさかこんなに暗いとは思ってなかったから……」
果南「でも、結構やばいと思うな。迷宮の地図はないんだし」
ルビィ「それなら、ルビィが入り口から書いてますっ」
果南「ほんと? やるじゃん、ルビィちゃん!」
ルビィ「えへへ〜」
果南「これなら安心して進めるね。もし何かあったら私にまず言うこと!」
千歌「はーい」 〜広間〜
千歌「ちょっと広いところに出たね」
果南「なんかありそうだね」
曜「探索してみる?」
ルビィ「ふわぁ……むにゃむにゃ」
千歌「ルビィちゃん起きて!」
ルビィ「ピギャッ!?」
探索中...
千歌「!! 果南ちゃん果南ちゃん!!」
果南「んー?なんかあった?」
千歌「こんなところに>>103が!!」 千歌「謎の紙が!」
果南「紙……?」
ルビィ「ピギッ!? の、呪いの手紙?!」
曜「そんなわけ……って、なんだろ? とりあえず外国の言葉みたいだけど……」
千歌「……うーん」
果南「ちょっとダイヤに写メしてみよう」パシャッ
果南「送信……っと」
prrrrr...
千歌「はやっ!?」
果南「はいはーi『なんてものを見つけてくれたんですのーーーーーーー!!!??』 ぎゃあっ!?」
ダイヤ『そ、それは……それは死海文書ではありませんか!!?』
千歌「しかいぶんしょ?」
ダイヤ『死海文書とは、死海近辺の洞窟から見つかった文書のことですわ。ヘブライ語聖書の写本であり、』
千歌「よくわかんなーい……」
ダイヤ『……つまり、世界最古の聖書の写しです』
千歌「へー……それってすごいの?」
ダイヤ『すごいなんてものではありせんわ!? これが日本で見つかったとなると、世界の法則が変わってもおかしくは……!!』
果南「それは言い過ぎでしょ……」
ダイヤ『と、とにかく! すぐそちらに家の者を向かわせますので、動かないでくださいまし』
曜「そんなすごいのがやば珈琲の地下に……」
果南「ほんとにやばい……」 渡しました。
千歌「そんなすごいものなんだねー、あの紙」
果南「たぶん明日ニュースすごいことになると思うよ」
曜「まさかそんなものが日本に……」
ルビィ「もしかして、今の紙が徳川埋蔵金なんじゃ……?」
千歌「えー!? お金じゃないじゃん!」
ルビィ「でも、そんなすごいものなら……」
果南「どうなんだろ……ね、曜はどう思う?」
曜「私は……>>107」 曜「あれはダミーだと思うな」
千歌「だみー?」
曜「偽物……とは言い切らないけど、その埋蔵金とは違うと思う」
ルビィ「じゃあ……まだこのさきにいかないといけないんですかぁ……?」
果南「ま、これも楽しみってことで!」
千歌「うん! よーし、探検再開だー!」
3人「おーーっ!!」 打ち切りエンド
安価何度も取ってくれてありがとう
うまく進められなくてすまない
また建てるつもりだからもし見かけたらまた見てくれると嬉しいです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています