千歌音「姫子、何を見てるの?」姫子「あ、千歌音ちゃん」 [無断転載禁止]©2ch.net
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姫子「おはよう。えっとね、レンタルショップで借りてきたラブライブを見てるの」
千歌音「らぶらいぶ?」
姫子「千歌音ちゃんも一緒に見る?」
千歌音「面白いの?」
姫子「うん、とっても面白いよ」
千歌音「そう、姫子がそう言うならきっととても素敵な作品なのね。それなら私も一緒に見せてもらおうかしら」
姫子「うん、でも千歌音ちゃんお仕事いいの?」
千歌音「ええ、今日はお休み。だから一日いっぱい姫子と一緒に居られるわ」
姫子「……千歌音ちゃん。だったら尚更どこかにお出かけを」
千歌音「ううん、私はこうして姫子と一緒に過ごせるだけで、それだけで充分幸せよ」
姫子「千歌音ちゃん……///」かあ
千歌音「それじゃあ姫子のオススメの……えっと」
姫子「ラブライブだよ」
千歌音「そうだったわね。そのラブライブというものを見ましょう?」
姫子「うん」 千歌音「始まったわね。結構登場人物が多いみたいだけど、姫子はどの子が好きなの?」
姫子「えっとね、……この子かな」
千歌音「園田海未……?」
姫子「うん、どことなく雰囲気が千歌音ちゃんに似てて、好きなの」
千歌音「私に……? そう……ふふ、ありがとう、姫子」
姫子「千歌音ちゃんはどの子が……、ってまだ見始めたばかりだから分からないよね」
千歌音「そうね。でも私はこの主人公の子が一番好きよ」
姫子「穂乃果ちゃん? それはどうして?」
千歌音「私も姫子と同じ理由。燦々とお日様のように輝く笑顔が私は好きなの」
姫子「……////」 姫子「えへへ……そうなんだ。千歌音ちゃんも同じ……」ぼそっ
千歌音「姫子? どうかした?」
姫子「ううん、なんでもない」
千歌音「そう? ならいいけど」 姫子「あ、そういえば、マコちゃんはこの子のことが好きなんだよ」
千歌音「えっと、凛ちゃん?」
姫子「うん、やっぱりマコちゃんも凛ちゃんと同じで陸上が得意だから親近感が湧いたのかな?」
千歌音「……そうね」
姫子「千歌音ちゃん?」
千歌音「ああ、ごめんなさい。早乙女さんのことを話す姫子があまりにも楽しそうだったから」
姫子「……もしかしてやきもち? 大丈夫だよ、千歌音ちゃん。マコちゃんはただの友達だもん」
千歌音「そうね」 千歌音「分かってるわ、姫子」
姫子「うん、でもちょっぴり嬉しいかも……」
千歌音「?」
姫子「だって妬いてくれるほど、千歌音ちゃんが想ってくれてるんだもん。ちょっぴり……ううん、とっても嬉しい」
千歌音「姫子は意外にいじわるよね」
姫子「そ、そんなことないよ」あたふた
千歌音「ふふ、冗談よ。姫子が優しいことを私は知ってるもの」
姫子「もう、いじわるなのは千歌音ちゃんの方だよ」 千歌音「ごめんなさい」なでなで
姫子「んっ、千歌音ちゃん」
千歌音「じゃあ続きを見ましょうか」
姫子「そうだね」 一期視聴後
姫子「千歌音ちゃん、どうだった?」
千歌音「そうね。面白かったわ」
姫子「そっか……、よかった。二期あるけど、こっちも見よっか」
千歌音「そうね。でもその前に、お昼ご飯にしましょうか」
姫子「あ、もうそんな時間なんだ。うん、分かった。ちょっと待っててね、今作るから」
千歌音「姫子は座ってて。私が準備するわ」
姫子「ううん、千歌音ちゃんはいつもお仕事で忙しいんだし、私がやるよ」 千歌音「なら一緒に作りましょう」
姫子「千歌音ちゃん……、うん、そうだね。わかった、一緒に作ろ」
千歌音「姫子は何か食べたいものはある?」
姫子「んーとね、食べたいモノかぁ、うーん、やっぱり夏場で暑いからあっさりしたものがいいよね」
千歌音「そうね」
姫子「あ、そうだ。この前、沢山貰ったそうめんがまだ残ってるんだった。千歌音ちゃん、そうめんにしよっか」
千歌音「ええ、いいんじゃないかしら」
姫子「決まりだね」にこっ ラブライブ好きなら神無月は知ってる人も多いんじゃね?百合アニメの金字塔みたいなところもあるし 姫子「千歌音ちゃん、このミニトマト甘くて美味しいよ。千歌音ちゃん、あーん」
千歌音「ん、……」ぱくっ
姫子「どうかな?」
千歌音「……本当ね。熟れて甘酸っぱくて、とても美味しいわ。でも姫子、つまみ食いばかりしてはだめよ」
姫子「うん、盛り付けるのに足りなくなっちゃうもんね。でももうひとつ」
千歌音「もう、ふふ……、じゃあ私も」
姫子「くすっ……」にこにこ
姫子(……幸せ。こうして千歌音ちゃんと出会うことができて、また一緒に過ごせるなんて……今とっても幸せだよ、千歌音ちゃん)にこにこ
姫子(それもこれも、貝合わせのおかげだよね)
千歌音「……姫子? どうかした?」
姫子「ううん、なんでもない。じゃあ並べちゃうね」
千歌音「そうね」 なのはと並ぶ深夜アニメの元祖やんけ・・・このチョイスはさてはおっさんだなあ? 姫千歌は茨の道でしかなかった百合の世界に初めてと言っていいほど勝利をもたらした神作品だったなぁ…なんちゃって百合アニメにどれほど裏切られた事か 姫子「美味しいね、千歌音ちゃん」
千歌音「そうね、姫子」
姫子「こんなに素麺が美味しいのはやっぱり夏だからかな」
千歌音「……そうね、でもきっとそれだけじゃないわ」
姫子「……え?」
千歌音「こうして姫子と……、大好きなひとと一緒に食べるから、ここまで美味しいのかもしれないわね。なんて……」
姫子「……千歌音ちゃん。うん、きっとそうだよ。私も千歌音ちゃんと一緒だからもっともっと美味しくなる」
千歌音「姫子……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています