善子「千歌ちゃんと海の家」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ちかっち:今日誰か暇な人いない?
ヨハネ:暇ね
ちかっち:ほんと!?
ヨハネ:堕天使に時間の概念など不要…
ようそろ:飛び込みの練習;;
桜内梨子:ごめんなさい、私も今日は…
マリー:Sorry〜
マリー:今日は
マリー:パパと会社の会合なの☆
黒澤ダイヤ:鞠莉。メッセージはまとめて送れといつも言っているでしょう。
マリー:細かいことはDon`t say☆ ルビィ:ルビィとお姉ちゃんはお家の用事です。
ルビィ:ごめんなさい…
黒澤ダイヤ:そういうわけで、私とルビィは暇ではないの。遊び相手なら果南にでも頼めば?
はなまる:まるはひまじやないです
ちかっち:みんな忙しいか〜
ちかっち:果南ちゃんも忙しいみたいだし〜
ちかっち:さて善子ちゃん!
ヨハネ:このヨハネに何か用?
ちかっち:うちに来れる?
黒澤ダイヤ:個人的な連絡なら個人のトークでお願いできないかしら?
ヨハネ:準備するわ
マリーが黒澤ダイヤを退会させました。
はなまる:こめんね
マリー:ダイヤってばいつもこうなんだから〜♡ 善子「…千歌ちゃんと休日に二人きり、ねぇ」
善子「―――ま、たまにはいいか♪」
――――――――――
ミーンミンミンミンミン
善子「外あつっ!」
善子「…皆来れないらしいし、やっぱり行くのやめようかしら―――」
ピロン
ちかっち:休みの日にありがとう、善子ちゃん♡
ちかっち:それじゃあ待ってるね!
善子「…あつい」
善子「…あっ、バス!ま、待ってー!!乗ります、乗りますからぁ〜〜〜!!」 千歌「あ、善子ちゃ〜ん!」
善子「フフ♡堕天使ヨハネ、内浦の地に降臨…って」
ガヤガヤガヤ ワイワイワイ
善子「…これって、もしかして」
千歌「ささ、こっちこっち♡」
善子「え、ちょっと、ねぇってば――――」
善子「やっぱりそういうこと…」
千歌「ごめんね〜…どうしても人手が足りなくて」
善子「休みの日に、この炎天下で海の家の手伝いなんて…」
千歌「じゃあこれ、伝票とボールペン。注文取り、よろしくね♡」
善子「…ハイ」
善子(ほんと、私って――――)
善子(運悪い!) 善子「2番さんコーラ2つ!5番さんがカレーと焼きそばで、8番さんはたこ焼きとイカ焼き!」
千歌「善子ちゃん!」
善子「な、なに!?わたし、何か間違えて…」
千歌「初めてなのに手際いいね♪」
善子「え、あ、…ありがとう?」
客「すみませ〜ん」
客「こっちもー!」
善子「は、はぁ〜い!」
千歌「ふふっ♡」
善子「何笑ってるのよ〜!!千歌ちゃんも、早く手を動かすのよ!」
千歌「は〜い♡」 善子「い、いらっしゃいませ〜!」
曜「おもちかえりでー!」
善子「は、はい……って、曜ちゃん!?飛び込みの練習は!?」
曜「休憩中の買い出しであります!」
善子「こんな方まで…!?」
曜「まあまあ、とりあえず注文をお願いします♪」
善子「あ、はい…」
曜「えっとね〜」
曜「イカ焼き4つでしょ、たこ焼きが3つと、焼きそばが3つ、それと―――カロリーメイト1つ」
善子「カロメは無いわよ!」
曜「あはは、冗談だって!それじゃあお願いします、店員さんっ」
曜「ヨーソロ♡」
善子「…かしこまりました〜!!!」
千歌「善子ちゃん、すごい元気だねぇ〜」
善子「もうヤケよ〜!イカ4、たこ3、焼きそば3!お持ち帰りぃー!」
千歌「はいよぉー!」 善子「はぁ、はぁ…つかれた…」
千歌「ちょっと落ち着いたね〜。お疲れさま、善子ちゃんっ」
善子「な、何時間くらい働いたかしら…」
千歌「えーっと…2時間くらい?」
善子「ま、まだそんなものなの!?うぅ…」
千歌「はい、これ♪」ピトッ
善子「ひゃぁ!な、なんなの!?」
千歌「えへへ、かき氷だよ♡」
善子「あ…ありがと」
千歌「善子ちゃん、たしかイチゴ好きだったよね?」
善子「あれ、私言ったっけ?」
千歌「あれ、前に言ってたよね?真紅の実がどうのこうのって――」
善子「…覚えててくれたんだ」
千歌「まーねっ♪ん〜、ちめたっ♡」 千歌「それにさ、メンバーの好き嫌いくらいは覚えとかないと!」
善子「…へぇ」
千歌「なに?」
善子「なんでもないわ」
千歌「そっか」
善子「そうよ。…ん、おいし……かき氷、久しぶりに食べたかも」
千歌「千歌はいつでも食べられるよ〜♪」
善子「毎日暑いし羨ましいわね〜…」
千歌「えへへ、毎日食べにくる?」
善子「…考えとくわ」
千歌「待ってるよ♪」 千歌「善子ちゃん、イチゴちょっとちょ〜だい♪」
善子「フフン、いいわよ♪」
千歌「代わりに千歌の特性みかんかき氷も…あ、みかんは苦手なんだっけ」
善子「そんなことまで憶えてたの?」
千歌「だって、すっっごく残念だったの覚えてるもん〜!」
善子「へ?」
千歌「善子ちゃんにみかん美味しいよ〜って言ったら、断られちゃった時の話!」
善子「…あぁ、こないだ雨降ってた時?」
千歌「そうそう!なぁんだ、善子ちゃんも憶えてるじゃん♡」
善子「振りつけ練習で傘が壊れた時ね」
千歌「…ご、ごめんってば〜!」
善子「いいわよ、全然気にしてないから。あの時はむしろ、私の堕天使力が―――」
千歌「あ、いらっしゃいませー!」
善子「最後まで聞きなさいよ!」
善子「んもー!こちらのお席にどうぞー!!」 善子「やっとおわった…」
千歌「お疲れさま〜!」
善子「…はぁ、もう…つかれた……」
千歌「ありがとう、善子ちゃん!おかげで助かったよ〜!」
善子「か、感謝なさい…よ、ヨハネの、翼も、折れてしまうわ…」
千歌「いつも果南ちゃんが手伝ってくれてたんだけどね〜」
千歌「今日はダイビングショップの方も忙しかったみたいで」
善子「あぁ…それで返信が無かったのね…」
千歌「そうだ、善子ちゃん!」
善子「な、なによ…まだ何か…」
千歌「これから夜ご飯…ここでバーベキューやるんだけど、食べていかない?」
善子「…え、でも」
千歌「っていうか、お給料も大した額出ないし、食べてきなよ!」
善子「じ、じゃあ―――お言葉に甘えて」
千歌「やったぁ♡」 千歌「お姉ちゃんたちが準備してくれるみたいだし、千歌たちはちょっと休憩だね!」
善子「手伝わなくていいの?」
千歌「んも〜、もうお手伝いは終わりだよ?ここから善子ちゃんはお客様!」
千歌「ようこそおいでくださいました」フカブカ
善子「へぇっ!?」
千歌「えへへ。どうどう?いつもこんな感じでお客様をお迎えするんだ〜」
善子「…ふぅん」
千歌「どうどう?」
善子「…かっこいい、かも」
千歌「へ?」
善子「あ、いや―――いつも千歌ちゃんって曜ちゃんとかマリーと一緒にはしゃいでるイメージばっかりだったし」
善子「今日の海の家でもしっかりしてたし―――先輩っぽくて、意外とカッコイイかもって」
千歌「…や、やだなー!善子ちゃんってば、照れるでしょ〜!」バシバシ
善子「い、いたたた」
千歌「あーそだ、μ`sのライブでも見よ!今度のライブの勉強になるかもだし」
善子「…はいはい」 善子「…この曲とダンス、すごくいいわね」
千歌「だよねっ!こういうカッコイイ系の曲、Aqoursもやってみたいよね〜!」
善子「…フフ、やるならこの堕天使ヨハネの力、存分に貸してあげるわよ」
千歌「ほんと〜!?じゃあダークな雰囲気の曲でも作っちゃおうか」
千歌「意外と梨子ちゃんとかもノリノリで作ってくれそうだよね〜」
善子「梨子ちゃん、ギルキスのライブとかノリノリだからね」
千歌「だよね〜!やっぱり東京の子なんだなぁって思うよ〜」
善子「それって東京関係ある?」 善子「…そういえば、千歌ちゃん」
千歌「どしたの?」
善子「…どうして、私のこと誘ってくれたの?」
千歌「え?」
善子「…スクールアイドル」
千歌「ちょっと、どうしたの突然?」
善子「μ`sの眩しさと太陽の暑さに当てられて――」
善子「堕天使ヨハネも少し疲れちゃったのかも?なんて…」
善子「……なんとなく、聞きたいなって」
千歌「…ん〜、なんでだろ?わかんない」
善子「わかんない…って」
千歌「ビビっと来たから!…じゃ、ダメ?」
善子「ビビっと…ねぇ」 千歌「そりゃ最初は酷い事言われたし―――」
善子『どうせ内浦でスクールアイドルって言ったって――見てくれる人も全然いないんじゃない?』
千歌『あ、あの――でも、千歌は浦女を――』
善子「…ご、ごめんなさい」
千歌「い、いやいや!気にしてないよ!ミステリアスな新入生って感じでキマってたし」
善子「ホント?!」
千歌「う、うん…」
善子「…ククク……さ、続けて?」
千歌「あ、はい」
千歌「でもさ――やっぱり善子ちゃん可愛かったし、かっこよかったし」
千歌「これはもう、運命だ〜〜〜!!って思った!それだけっ!」
善子「…そっか」 千歌「逆に、善子ちゃんはなんで入ってくれたの?」
善子「え?」
千歌「Aqours!」
善子「…なんでだろ?わかんない」
千歌「あは、善子ちゃんもわかんないんだ」
善子「…この堕天使ヨハネが大きく成長し、魔界に羽ばたくには丁度いい舞台だったし」
善子「退屈な浦女生活を覆すいい機会だったから…」
善子「最初はそんな感じだったわ」
千歌「…じゃあ、今は?」
善子「…ちょっと、恥ずかしいから…これ、秘密よ?誰にも言わないでね?」
千歌「うんうんっ、絶対言わない」
善子「…輝きたいって、思った」 善子「この街って本当に何もなくて」
善子「あるのって言えば空と雲と太陽と山、それに海くらいだと思ってた。けど―――」
善子「――私たちがいる。千歌ちゃんが居て、Aqoursの皆が居て」
善子「そんな景色が、大好きになったのよ。私」
善子「だから、Aqoursのみんなと―――千歌さんたちと、輝きたいって思ってる」
千歌「…善子ちゃん」
善子「…今は、そんな感じ♪」
千歌「善子ちゃ〜〜〜〜ん!!」ギュッ
善子「ひゃあ!」
千歌「チカ、モ〜レツに感動してます!!」
善子「そ、そう…」
千歌「善子ちゃん!」
善子「なに?」
千歌「…絶対、輝こうね!」
善子「…もちろん!」 善子「おいひぃ〜〜〜♡」
千歌「どうどう?おいしいでしょ!」
善子「うんっ!!」
千歌「えへへ♡こんなに喜んでもらえると、こっちまで嬉しいよ〜〜!!」
善子「幸せ♡」
千歌「そうだっ、ねえねえ善子ちゃん!写真撮らない?」
善子「写真?」
千歌「せっかくの二人きりだしさ!皆に自慢しちゃおーよ!」
善子「…ふふっ、いいわよ♪」
千歌「お母さん、写真撮ってー!」
「それじゃあいくわよ〜」
千歌「海の家お手伝い終了記念と!」
善子「これからのAqoursに!」
「はい、チーズ!」
「「かんぱ〜い!!」」 おわり
G`s準拠にした意味はとくになかったですねスミマセン >>1乙
今回の繋ぎ絵UR今までの含めてトップクラスに好きだ
ヨハちかは真面目な話ししてても映えるし千歌ちゃんが堕天使に乗っかるのも良いね ちかよし好きだから嬉しかった
乙
>>26
いつものっていつもちかよし書いてる人がいるのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています