千歌「梨子ちゃんは私が見つけたんだから」 [無断転載禁止]©2ch.net
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千歌「ねーねー、梨子ちゃーん」コテン
梨子「なぁに?千歌ちゃん」
千歌「梨子ちゃんって向こうだとお友達って何人いたの?」
梨子「うーん……あんまり多くはいなかったよ」
千歌「ほんと?梨子ちゃんってきれいでかわいいからいっぱいいるかなって思ったのに!」
梨子「そ、そんなことないよ……」 ちかりこきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 千歌「へぇ〜、でもそっかぁ」
千歌「『あんまり』ってことは何人かはいたの?」
梨子「え?」
千歌「いたの?」
梨子「………2、3人かな」
千歌「ふぅん……」 友達はあんまりいなかったけどレズ友はいっぱいいたよ 千歌「その2、3人の人達羨ましい〜!東京の梨子ちゃんを知ってるんだもん」
梨子「私はここでも東京でもそんな変わらないよ……」
千歌「ううん」
千歌「変わったよ梨子ちゃん」
梨子「私が……?」
千歌「梨子ちゃん、最初はもっとおどおどしておとなしかった」
千歌「別人みたい」 梨子「そんなに変わった気はしないけど……」
千歌「私は梨子ちゃんがここに来てからず〜っとみてるんだよ!?変わったってもんじゃないよ!」
梨子「……うっ、うん」
千歌「2、3人の梨子ちゃんの友達だった人は東京にいた頃の梨子ちゃんを知ってるんだよ……!そんなのずるい……私だってもっと知りたい!!!」
梨子「千歌ちゃん……?」 でも千歌ちゃんを見つけたのは私なんだヨーソローなぁ ガララ
曜「ごめんごめん〜、なんだかトイレ混んでて……ってどうしたの?」
千歌「あっ曜ちゃん!今いく!」
千歌「いこっ、梨子ちゃん?」
梨子「……うん」
ギュゥ……
梨子「っ………」 梨子(千歌ちゃん……どうしたんだろ)スッスッ
梨子(曜ちゃんのとこに行くときに、手を繋がれたけど……すごい力で、ちょっと痛かった)
梨子(あんな千歌ちゃん……初めて)カキカキ
千歌「いたいた、梨子ちゃんー!!」ガラッ
梨子「きゃぁ!」 千歌「? どうしたの」
梨子「う、ううん……なんでもない」
梨子(千歌ちゃんのこと考えてたからいきなり呼ばれてびっくりした……)
千歌「また絵書いてる〜」
梨子「この教室からは綺麗な夕焼けが見えるから……」 梨子「今日は曜ちゃんと帰るっていってたのにいいの?」
千歌「あー、曜ちゃん部活にヘルプで呼ばれちゃったんだー……」
梨子「そうだったんだ……」
千歌「今日は練習もないし、梨子ちゃんがまだ学校にいるならここらへんかなって!」
梨子「すごいね千歌ちゃん、当たってる……」
千歌「えへへ〜……梨子ちゃんに対しての勘はいいんだよね」 千歌「梨子ちゃんの絵……綺麗」
梨子「ありがと……」
千歌「私梨子ちゃんの絵……大好き」
千歌「ここの夕焼けも綺麗だけど、私は梨子ちゃんの書いた夕焼けの方が何倍も綺麗に見える……」
梨子「くすっ……すごいお世辞」 千歌「ひどーい!ほんとにそう思ってるのにー」
千歌「……ねぇねぇ梨子ちゃん、私も一緒に描いてみたい!」
梨子「千歌ちゃんが?」
千歌「梨子ちゃん〜いいでしょ?」
梨子「うん……私も千歌ちゃんの絵、みてみたい」 千歌「う〜……」サッサッ
梨子「……」スッスッ
千歌「絵を描くのって難しいよね……美術の授業でも毎回先生に色々言われるよ」
千歌「この前は蛇口を描いてたのに、ホースみたいとか言われちゃってさー……」
梨子「あはは……でも私、今千歌ちゃんが描いてる夕焼けはすごい綺麗だと思う」 千歌「これがー?梨子ちゃんの方が百倍綺麗だよー!」
梨子「千歌ちゃんのはなんていうか……想いっていうか……すごい感情的に描いてるね」
千歌「よくわかんないよー……」
梨子「でもちょっと赤っぽいかも………ここはこの色を足して………」 千歌「できたーー!!」
千歌「梨子ちゃんはど……」
梨子「……」カキカキ
千歌「……」
プニッ
梨子「ひゃっ………!」
千歌「も〜、絵ばっか見ちゃ嫌だよ〜」 梨子「ごめんね……集中してて」
千歌「梨子ちゃんの絵、やっぱ綺麗……」
千歌「……これ何円くらいだせば私にくれる?」
梨子「ええっ!?お金払う価値なんて……」
千歌「私この絵ほしい……お小遣い全部あげてもいいから」 梨子「そ、そんなにほしいならあげるからお金はいらない……」
千歌「やった!梨子ちゃんだい好き!」
梨子「じゃあ私は千歌ちゃんの描いた絵がほしい」
千歌「ええっ!?これ!?」
梨子「だめ?」
千歌「梨子ちゃんって物好きさんだね〜……」
梨子「ふふっ、千歌ちゃんに言われたくないかな………」 千歌「ふん♪ふふん〜♪」トコトコ
梨子「ご機嫌だね千歌ちゃん」トコトコ
千歌「梨子ちゃんの絵、ずっとほしかったんだ!」
梨子「私も千歌ちゃんの絵をもらえて嬉しい」
千歌「そんな落書きみたいの、恥ずかしいよぅ……」 梨子「暗くなる前に帰らなきゃね」
千歌「手、繋いでいーい?」
梨子「…………うん、いいよ」
千歌「えへ…梨子ちゃんの手」
ギュゥゥ…
梨子「うっ……」
梨子(千歌ちゃん……力、強い)
千歌「ふんふん〜♪」ニコニコ やっぱり埋め茸面白いSS発見器の才能あるな
見事に今狙われてないSSって他のレスも一切ない微妙なSSばっかだし こんなんだからちかりこはいつまでたっても弱いままなんだよ
他を見習ってくだらねなくてもいいから数作れよ 千歌〈ただいま〜
さっき一緒に帰ってたんだからわかるよ〉梨子
千歌〈これ言わなきゃ帰ってきた気しないー
それ、ちょっとわかる〉梨子
千歌〈でしょ〜
宿題〉梨子
千歌〈? 話すのもいいけどまずは宿題しなきゃだめだよ?〉梨子
千歌〈え〜〜
千歌〈梨子ちゃんともっと話したい〜!
宿題が終わったらお話してあげる〉梨子
千歌〈わかった……がんばる
カーテン開けて?〉梨子
千歌〈ぎく みててあげる〉梨子
千歌〈いまやってるから大丈夫だもーん!
千歌〈それよりほらみて!
千歌〈写真
千歌〈額縁に飾ってみた!梨子ちゃんの絵
はずかしいからやめて!〈梨子
千歌〈宝物にするからね
おおげさ〈梨子 千歌〈そういえばあれ聞いた?
あれって?〉梨子
千歌〈私も曜ちゃんづてで聞いたんだけど、明日ユニット?をみんなで決めるらしいよ
そうなんだ〉梨子
千歌〈梨子ちゃんにも後でメッセージ送るって〜 千歌〈3人一組だっていってた!
どんな風になるんだろう?〉梨子
千歌〈楽しみだね〜
うん〈梨子
千歌〈よーし!それじゃあ宿題するからみてて!カーテンジャー
千歌「えへへー……」フリフリ
梨子「あの額縁……後で外して」
千歌「やーだ」 梨子(あれから20分……宿題終わってるのかな)
梨子(…………いつの間にかいない?)
梨子(私もちょっと下に……)
バン!
千歌「りーこーちゃん!!しゅくだいおわったー!!」
梨子「も、もう!いきなり入ってこないで……」 千歌「梨子ちゃんのお母さんに聞いたらいいっていわれたもーん」
梨子「お母さんじゃなくて私に聞いて……」
千歌「お隣り同士なんだしいいじゃんー」
千歌「もしかしてみられたくないものとかあったり?」
梨子「なっ……」
千歌「あはは、なんちゃって〜」
梨子「千歌ちゃんー!!」 千歌「梨子ちゃんのお部屋落ちつく〜」ゴロゴロ
梨子「また今日も夜までいる?」
千歌「うんー……ここで暮らす」
梨子「それはちょっと……」
千歌「えー、梨子ちゃんのけちー」 千歌「でもいいよね……一緒に暮らすの……」
梨子「そういうのは好きな人とするものなんじゃない?」
千歌「梨子ちゃん大好きだから大丈夫〜」
梨子「そういう好きじゃないんだけどね……」
千歌「……なにいってるの梨子ちゃん?」
梨子「ううん、なんでもない」 千歌「あ……そういえば梨子ちゃんに聞きたいことがあったんだ」
梨子「聞きたいこと?」
千歌「東京のお友達の名前」
梨子「えっ、なんで?」
千歌「気になるから」 梨子「多分千歌ちゃんの知らない人だよ……?」
千歌「そんなのわかってるよ〜、私向こうの人のお友達なんて梨子ちゃんだけだし」
梨子「うーん……そんな人の名前をむやみに話すものじゃ……」
千歌「いいじゃん、私と梨子ちゃんの仲だよ」
梨子「でも……」 梨子「でも……」
千歌「どうして?」
千歌「なんで言ってくれないの?」
梨子「えっ……」
千歌「友達だから?」
千歌「私と梨子ちゃんだって友達だよね」
千歌「私が曜ちゃんや果南ちゃんのことを梨子ちゃんに話す程度のことじゃん!」
千歌「なのになんでっ!?」 ドンッ!
梨子「ち、ちかちゃん……、あうっ……!」
千歌「えへ…梨子ちゃん力弱い」グググ……
梨子「やめて千歌ちゃん……」
千歌「教えてくれたらやめる〜」
千歌「……教えてくれなかったら」クイッ
梨子「あっ……」
千歌「こうやってされるのがいいんだっけ?」ニコニコ 千歌「あー、もしかして壁につかなきゃ嫌だった?」
梨子「どうして……」
千歌「ふふん、梨子ちゃんー……みられたくないものをベッドの下に隠すのはわかりやすいからやめたほうがいいと思うな」
梨子「ぁ……」
千歌「顔真っ赤っか……かわいい」 千歌「言ってくれればこれくらいいつだってしてあげるよ」
梨子「……」
千歌「ほらぁ……いいの?」
千歌「このままだと……」
梨子「…………」
千歌「りーこーちゃーん……ついちゃうよ……」
梨子「……ぃ……ら」 千歌「え?なに〜?全然きこえな〜い」
梨子「……言う!からっ」
千歌「……ほんと?」
梨子「……うん」
千歌「でもやめない〜!」グイッ!
梨子「ふぇ……ぁあ……っ!?」 千歌「 ………はぁっ」
梨子「………ひどいよ千歌ちゃん……私初めてだったのにぃ……」
千歌「初めて!?わーい!梨子ちゃんのファーストキスもらっちゃった!」
梨子「今日の千歌ちゃん、なにかおかしいよ……!」
千歌「?」
梨子「にぎってくる力はつよいし、向こうのこときいてきて……その、キスまで……」
梨子「いつもの千歌ちゃんにもどって……」グスッ 千歌「私はいつも通りだよ?」
千歌「私とちゅーしちゃっただけでどうしてそんな泣くんだろう」
梨子「うぅ……」
千歌「もしかして誰か好きな人がいるから泣いてる?」
梨子「いないよ……」 千歌「……いない?」ギリッ
梨子「好きな人なんていな……」
千歌「違うでしょ!?」ガッ!
梨子「うぁ……!」
千歌「私が聞きたいのはそんな答えじゃない!!」グググ
梨子「い、いたい……」 千歌「ぁっ……」
梨子「げほ……」
千歌「あ、あ……ごめんなさい……梨子ちゃん」ポロポロ
千歌「嫌いにならないで……おねがい」
梨子「……ちか、ちゃん」
千歌「梨子ちゃんにきらわれたくない……いやなの」ギュ
梨子「……大丈夫、だから」
千歌「うん……うんっ……」 梨子(結局、あれから千歌ちゃんは自分から帰って部屋に閉じこもったまんま)
千歌ちゃん……もう夜だよ、ごはんたべないと……〈梨子
梨子(……既読がつかない)
梨子(カーテンも閉まりっぱなし……)
梨子「でも、千歌ちゃんにあんな一面が………」
梨子(押し倒されたとき、まるで別人みたいだった……)
梨子(……感触、まだ残ってる)
梨子(千歌ちゃんの唇の……) 千歌ちゃん、私そろそろ寝るね〈梨子
今日のこともう気にしてないから〈梨子
おやすみなさい〈梨子
梨子(これでいいよね……)
梨子(……よく考えたら、もしかして千歌ちゃんどこか具合わるかったのかもしれない)
梨子(明日会ってみて……元気になってればいいんだけど)
梨子(また朝起きたらいつも通りに……)
梨子「……すぅ、すぅ」 ………………
……
…
梨子「すぅ……んんっ……」
ガチャ
キイィ…
千歌「おじゃましまーす……」
千歌(さてさて……梨子ちゃんの携帯はどこかな〜) 千歌(梨子ちゃん、いい加減梨子ちゃんのお母さんに下のリビングの窓の鍵開けっ放しだよっていっといた方がいいよ )
千歌(暑いから昼間とかよく開けるもんね……でもちゃんと閉めないとどろぼうさんが入ってきちゃったりして)
千歌(もー、親子揃ってそういうの甘いんだから〜)
千歌(まあでも閉められたら一番困るのは私かぁ)
梨子「……」
千歌(……あったあった、こんなとこに置いてた) 千歌(0919……っと)
千歌(梨子ちゃんのせいだよ……?いままで梨子ちゃんのことを信じてたから携帯だけは見ないであげたのに)
千歌(向こうの友達なんて駄目……梨子ちゃんはもうここの人なんだから邪魔な関係は全部きらなくちゃ)
千歌(えへへ、梨子ちゃん……アドレス帳もメッセージもほんとに私達以外少ないね) 千歌(聞いて確実に消そうと思ったけどこれなら別に大丈夫そう)
千歌(アドレス帳の怪しいのは全部削除して、メッセージは……)
千歌(……トークがある)
またいつでも遊びに来てね、梨子ちゃん〉
私達待ってるから!〉
千歌「……」
2度と行かない〈梨子 千歌(はぁ……梨子ちゃん)
千歌(お友達にそんなこといっちゃ、ダメだよっ………ふふふ)
千歌(ちゃーんとブロックして削除してあげるね、梨子ちゃんのただの他人さん)
梨子「……ん」
千歌(どんな夢見てるんだろ……梨子ちゃんは)
千歌(……私の夢だとうれしいな)
千歌(それじゃあおやすみなさい、梨子ちゃん) 他のカプはどんどんSSふやしてるのに
ちかりこ厨はたった一個のSSすらエタるのか
こりゃ廃れるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています