ダイヤ「彼氏ができましたわ」善子「へー、そう」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ダイヤ「へぇ、って他に言うことは?」
善子「ん? あぁ、おめでとう」
ダイヤ「他に!」
善子「はぁ? あぁ、スクールアイドルなんだからバレないように気をつけなさいよ」
ダイヤ「そうじゃなくて!」
善子「いや、バレちゃまずいでしょ?」
ダイヤ「確かにそうですけど!」 ダイヤ「あなた、いいんですの? わたくしに彼氏ができて」
善子「? 別にいいけど?」
ダイヤ「っ!」
ダイヤ(な、なんということ……。善子さんに彼氏ができたという嘘をつけば嫉妬してくれると思ったのに……)
善子「ヨハネも彼氏いるし」
ダイヤ「はぁっ!?」
善子「いいじゃない、ダイヤもいるんだから」
ダイヤ「いや、まあ、そ、そそ、そうですけど!」
ダイヤ(善子さん、彼氏がいますの!?) ダイヤ(あんなにわたくしにべたべたくっついてくるからてっきりわたくしが好きだとばかり――)
善子「あ、そうだ。ダイヤの彼氏見せてよ」
ダイヤ「え? あ、いいですけど」
ダイヤ(信憑性を持たせるためにルビィに男装させて撮ったこの写真……。まさかこんな形で使うなんて……)スッ
善子「ふーん、ちっこいのね、年下?」
ダイヤ「えぇまあ」
善子「ダイヤって年下好きそうだしね」
ダイヤ「……好きですけど?」
ダイヤ(善子さんが好きと言うことを考えればあながち間違いでもありませんわね) ダイヤ「……善子さんの彼氏は?」
善子「あ、見たい? 好きにならないでよね、すっごいイケメンなんだから」
ダイヤ(不真面目そうな人だったら絶対別れさせますわ)
善子「じゃーん!」
ダイヤ「っ!」
ダイヤ(た、確かにかっこいい……。まるでハーフのような整った顔立ち……。しかし――)
ダイヤ「男性にしては小さいですわね」
善子「んー、まあダイヤと同じくらい?」
ダイヤ「同じくらいというと162cm辺りということですわね……」 ダイヤ「そ、そういう善子さんはどうですの!?」
善子「ヨハネもダイヤと似たようなものよ。最初はちょっと苦手だった」
善子「何かとつけて注意してくるし……。でもそれがヨハネのためを思ってのことだって気付いて」
善子「そういう不器用なところとか、たまに見せるポンコツな一面がかわいくて、すごく優しくて――」
善子「普段はクールでかっこいいんだけどそういうギャップがすごく好きになっちゃって!」
善子「ヨハネからすっごくモーションかけたの!」
ダイヤ「……へぇ」 ダイヤ「その人のことが本当に好きなんですのね」
善子「うん! こんなに人を好きになったことなんてないくらい!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「ちょっと席を外しますわ」
善子「え? うん」
善子「…………」
善子「いや、やっぱり待って」
ダイヤ「なんですの?」 善子「……」ギュッ
ダイヤ「なっ……!?」
善子「なんでヨハネじゃダメなの……?」
ダイヤ「……へ?」
善子「ヨハネ、いっぱいダイヤにモーションかけたのに!」
善子「さっきのダイヤの彼氏だって全部ヨハネに当てはまるのに!」
善子「なんでヨハネじゃダメなの!? 女だから!?」 ダイヤ「……それを言うならあなたこそ」
善子「……え?」
ダイヤ「どうしてわたくしじゃいけませんの!?」
ダイヤ「さっきの善子さんの彼氏だってわたくしにも言えるところは結構ありましたわ」
ダイヤ「なのになんで!」
善子「彼氏なんていないわよ! ダイヤの裏切り者!」
ダイヤ「!?」 |c||^.- ^|| |c||^.- ^|| |c||^.- ^|| 善子「さっき言ったのは全部ダイヤのこと!」
善子「ヨハネはダイヤのことが好きで、嫉妬させてやろうってマリーに男装してもらってこんな写真を撮って」
善子「なのに、ダイヤに彼氏ができたって――」グスン
ダイヤ「なんだ、そうでしたの……」ホッ
善子「ダイヤの裏切り者! こんなに好きにさせておいて1人だけ彼氏作って!」
ダイヤ「わたくしも彼氏なんていませんわよ?」ナデナデ
善子「は?」 ┃ ┃┃ ┃┃
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┃ ┃┃ ┃┃ ダイヤ「わたくしもさっき言ったのは全部善子さんのこと」
ダイヤ「善子さんに嫉妬してもらいたくてルビィに頼んで男装してもらったの」
善子「え? これルビィ?」
ダイヤ「善子さんの方こそ、鞠莉さんでしたのね」
善子「っていうか紛らわしいのよ、この硬度10!」
ダイヤ「善子さんこそ全然動揺しないで『ふーん、おめでとう』って!」
善子「動揺してたわよ! 頭の中ぐっちゃぐちゃだったの!」 ダイヤ「んんっ、では改めて。好きですわ、善子さん」
善子「……ずるい」
ダイヤ「何がですの?」
善子「ヨハネの気持ち知ってから告白なんてずるい」
ダイヤ「はあ?」
善子「なんか違うから拒否するわ」
ダイヤ「は? え……?」 善子「ちょっと幻滅。ダイヤはこういう試すようなことしないと思ったのに」
ダイヤ「え? ちょっと、善子さん……?」
善子「じゃあね、ダイヤ。ううん生徒会長」ヒラヒラ
ダイヤ「ちょ、ちょっと! 善子さんっ!」
善子「なーんて♡」チュッ
ダイヤ「んっ……♡」
善子「やられっぱなしも癪だから仕返し」
善子「あれくらいで嫌いになるわけないじゃない、そもそもヨハネも同じことしようとしてたんだし」クスクス ダイヤ「……」ズイッ
善子「な、なによ、目が怖いんだけど」
ダイヤ「本気で驚きましたわよ!」
善子「し、仕返しする気……?」
ダイヤ「仕返しをするなんて、ぶっぶー、もといちゅっちゅー! ですわ!!」
善子「んむぅ……!」
ダイヤ「ちゅっ、ちゅるっ、ちゅうっ!」
善子「やめ、頭とけひゃうぅ……♡」 |c||^.- ^||
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Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) ダイヤ「ふぅ、これで勘弁してあげますわ♡」ツヤツヤ
善子「全部吸われたぁ……」ハァハァ
ダイヤ「では、改めて。恋人としてよろしく、善子さん♡」ニコッ
善子「……最初から素直にそういえばいいのよ」
ダイヤ「何か?」ズイッ
善子「される前にするっ!」チュゥッ
ダイヤ「ぴぎゃっ!?」
おわり エンダアアアアアアアアアアアアアピギャアアアアアアアアアアアアア >>32
マジだ、>>6と>>8の間補間します
善子「ねぇ、ダイヤはどうしてこの人を好きになったの?」
ダイヤ「どうしてって――」
ダイヤ(ここは信憑性をもたせるために本当に、善子さんを好きになった時の話をするべきですわね)
ダイヤ「最初はちょっと苦手でしたわ。なんか適当な感じで、しかも言動が痛々しくて」
ダイヤ「でも、わたくしにすごく懐いてくれて、実際に話してみるとすごく真面目で一生懸命な人で」
ダイヤ「気付いたら目で追っていたというか、その――」
善子「ふーん、なるほどねえ……」 |c||^.-^||
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^| | ɔ ||| キマシタワ────|c||゚.∀ ゚||─────!!! |c||^.- |c||^.- ^|||- ^||
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|c||^.-^|| やっぱり埋め茸面白いSS発見器の才能あるな
見事に今狙われてないSSって他のレスも一切ない微妙なSSばっかだし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています