花陽「ユーチューバーデビューです!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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花陽「み、皆さんこんにちは〜、はなよのお米ちゃんねる、第7回を始めたいと思いま〜す」
花陽「今回紹介するお米はこちら、ひとめぼれです」
花陽「ひとめぼれは1981年に宮城県で作られたお米で、花陽より全然年上です、えへへ」
花陽「名前の由来は、見た目が綺麗なので思わず一目惚れしてしまうからだそうです」 花陽「このお米は元々、病気や寒さに弱い『ササニシキ』の代替品を作ろうということで生まれたそうなんです」
花陽「でも、この子のお母さんはコシヒカリなんですよ」
花陽「第3回で紹介した通り、コシヒカリは病気や寒さには強いんですけど台風には弱い品種なので、この子も台風はちょっと苦手なんだそうです」
花陽「ですが、そのおかげで寒さにとても強いお米になったんです!」
花陽「では、まず生のお米を見ていきたいと思います!一目惚れしてしまうんでしょうか、えへへ」
花陽「ひとめぼれのパッケージといえば、この……抽象的……?な、女のひとの絵ですね」
花陽「でも、これは宮城県産の物だけで、県によっていろいろなパッケージがあるみたいです」
スパッ
花陽「では…」ザララー
花陽「これは… お米の粒はやや小さめで細長いみたいです、それに、お米が透き通って見えます!」
花陽「透明度が高いということは、アミロース値が低いので柔らかく、ムッチリとした触感が期待できます」
花陽「冷めても固くなりにくいので、花陽の大好きなおにぎりにもぴったりです!」
花陽「では、早速炊いてみたいとおもいます、まずは……」
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花陽「どう…かな……?」
にこ「……」
花陽「それが一番人気のあった回なんだけど……」 にこ「…まぁ、割といいわよ、しっかり喋れてるし…」
花陽「ほ、本当!?」
にこ「…ただ……」
にこ「……全部で何分あんのよコレ」
花陽「あ、うん、この後お米を研いでお水に30分漬けてから炊き始めて40分、炊きあがった後蒸らし上がるまでの20分をリアルタイムで実況して……」
にこ「……」
花陽「あとは実食タイムで、お米だけを食べた後に感想を言って、このお米に合うおかずを作って……」
にこ「てい」ズビシ
花陽「あうっ」ベシン
にこ「花陽、アンタ言ったわよね!? 『動画投稿してるのに再生数が伸び無い〜にこちゃん助けて〜!』って!」
花陽「えっ? う、うん」 にこ「だぁれが暇だからって2時間半もある動画を見てくれんのよ!」
花陽「で、でもチャンネル登録してくれる人もいて……」
にこ「アンタがマスクもしないで顔出ししてるから出会い厨が集まってるだけよコレ!」
花陽「えっ」
にこ「コメント欄みりゃわかるわよ!動画の感想なんてひとっつも無いじゃない!アンタの可愛さに集まってるだけよ!」
花陽「うぅ……」 申し訳ないけどかよちんがユーチューバーになったら2時間半ちゃんと見るよ にこ「しょうがないわねー。ここはこの、スーパーユーチューバーである矢澤にこに任せなさい!」
花陽「スーパー、ユーチューバー!?」
にこ「そう、この私が花陽…貴女のブロデュースをしてあげるの」
花陽「え、花陽のプロデュース!?」 にこ「そうよ。今のままじゃ先がないのは目に見えてるわ、だからこのあたしが直々に色々と教えてあげるって言ってんの。」
花陽「は、はい!」
にこ「感謝しなさいよ?まさか不服じゃないわよね?」
花陽「そ、そんなことありません!よろしくお願いします、にこちゃん!」
にこ「そこは、よろしくお願いします、プロデューサーさん、でしょ?」
花陽「は、はい!よろしくお願いします…プロデューサーのにこちゃん!」 にこ「花陽、貴女のユーチューバーレベルはまだまだ蕾…野原に咲く雑草のようなものよ。このあたしが請け負ったからには陽に咲く花…花陽ら貴女の名前にぴったりな感じにしてあげるわ!」
花陽「にこ…プロデューサー…はい!花陽…精一杯頑張ります♪」
にこ「その意気よ!!」
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こうして、矢澤にこによる小泉花陽のYoutuberプロデュースが始まった
その名も
『花陽をプロデュース』 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています