千歌「果南ちゃんとダイヤさんの秘密の関係」 [無断転載禁止]©2ch.net
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部室
千歌(部室に来たら果南ちゃんと鞠莉さんが喧嘩してた)
千歌「一体なにがあったの?」
果南「……」
鞠莉「……」
花丸「またずらか……」
善子「めんどくさい二人ね」
ルビィ「お姉ちゃぁ早く来てぇ……」 果南「言い出したのは鞠莉だよ」
鞠莉「ハァ?私が悪いって言うの?」
果南「そうだよ。大体、いつもちょっかい出してくるの鞠莉だし」
鞠莉「果南が受け身すぎるんでしょ。このコミュ障さん♪」
果南「…………」
曜「鞠莉ちゃん言い過ぎだよ」
梨子「二人共落ち着いて。ね?」 果南「帰る」
千歌「待って果南ちゃん!今日は全体練習だよ!」
鞠莉「またそうやって逃げるんだ」
果南「うっさい!!このストーカーセクハラ女!!!」
扉「バンッ」
タッタッタ
鞠莉「ぐっ……事実すぎて言い返せなかったわ……」
曜「自覚あるんだ……」
梨子「なお質悪いわね……」 花丸「怖かったずらぁ……」
善子「よくAqours一肉体派の果南を煽れるわね」
ルビィ「扉壊れてないかな……」
千歌「もう……ほんとにこの二人は……」
鞠莉「果南が頑固すぎるのよ。これでも少しは柔らかくなったけど」
千歌「はぁ……私、ダイヤさんに報告してくる」
曜「うん。お願い千歌ちゃん」
<イッテキマース
梨子「それで……そもそもの発端は何なんですか?」
鞠莉「発端は――」
――― ―――
生徒会室前
スタスタ
千歌「果南ちゃん、一度怒ると中々収まらないからなぁ……」
千歌「なんとかダイヤさんに間に入ってもらって……」
<ダイヤァ〜
千歌「ん?この声は果南ちゃん?帰ったんじゃ?」
千歌(覗いちゃおう)
ソォー 果南「ヒグッ……どうしようダイヤぁ……鞠莉とまた喧嘩しちゃったよぉ……」
ダイヤ「はぁ……」
果南「私のことコミュ障だって……鞠莉そんな風に思ってたんだ……」
ダイヤ「まぁ以前のわたし達がコミュニュケーション不足だったのは確かね」
果南「そうだけどさぁ……ついカッとなっちゃって」
果南「鞠莉にストーカーセクハラ女!って怒鳴っちゃった……」
ダイヤ「…………事実だし、気にしてないと」
果南「でもさぁ!いくら鞠莉が無神経で本当は笑い方がおっさんでAqoursで一番体重が重いからって言っていいことと悪いことがあるよ!」
ダイヤ「反省してる?」 果南「反省してるよぉ……」
ダイヤ「はいはい。とりあえずハンカチ貸すから涙拭って」
果南「ん……」
ダイヤ「それから……はい、鼻かんで」
果南「」チーン
ダイヤ(果南がわたしにだけ弱みを見せてくれるのは嬉しいことだけど)
ダイヤ(正直めんどくさい……) 果南「いつもごめんねダイヤ……」ギュッ
ダイヤ「いつでも胸を貸すと約束したからね」
ダイヤ(まさかこんな頻繁にとは思ってなかったけれど……)
果南「やっぱダイヤの大きすぎず小さすぎない胸は落ち着く……」
ダイヤ「それは喜んでいいのやら……あっ」
果南「どうしたのダイあっ」
千歌「あっ」
ピシャッ 千歌(やばい逃げよう)
千歌(二人のとんでもない秘密を知ってしまった)
千歌(もう今日の全体練習なんてどうでもいい)
千歌(はやく戻ってみんなにっ……!)
扉「ガラッ」
ダイヤ「お待ちなさい千歌さん」
千歌「……ご、ごきげんようダイヤさん」
ダイヤ「ふふ、覗き見なんてお行儀の悪いことしてないでほら、中へどうぞ?」
千歌「はい……」
ガララ カチャ ダイヤ「あ〜あ、果南が鍵を閉めないで大声出すからこうなるのよ?」
果南「うわぁぁぁぁぁああああ千歌に見られたあああああああ」
果南「千歌にだけは頼れるお姉さんキャラでいたかったのにいいいいいい」
果南「もう生きていけない……休学する……」
ダイヤ「折角泣き止んだのに……そんな気に病むことじゃないでしょ」
果南「だって……だって千歌、絶対面白がってるもん……内心みんなに話したくてうずうずしてるよ……」
ダイヤ「千歌さんがそんなことするはずがないわ。ね、千歌さん?」
千歌「…………う、うん!もちろんだよ!果南ちゃん大丈夫安心して!」
果南「……本当?」
千歌「本当だよ!なんだったら今後は千歌にも甘えてくれてもいいんだよ?」
果南「それは無理。私が甘えるのはダイヤだけだから……」
千歌「へ、へぇ〜……」 ダイヤ「千歌さんのことはわたしに任せて、果南は軽く化粧直して来なさい」
果南「うん……」
ダイヤ「その後、鞠莉に謝って全体練習するわよ」
果南「私から謝るの……?」
ダイヤ「鞠莉にはわたしが説得して謝らせたって後で言っておくから」
果南「わかった……ダイヤがそう言うなら……化粧直してくる」
ダイヤ「いってらっしゃい」
千歌「…………」
扉「ガララ」 千歌「ダイヤさんって二人のこと本当は呼び捨てなんですね」
ダイヤ「はい。他に人がいない時は呼び捨てしています」
千歌(いつものダイヤさんに戻ってる……)
千歌「私のことも呼び捨てしてほしいなぁ〜なんて?」
ダイヤ「無理です」
千歌「そんなぁ〜」
ダイヤ「あの二人は特別ですから」
ダイヤ「さて、わたくしのそんな些細なことはどうでもよくて」
千歌(どうでもよくない……私とも素で話してほしいなぁ) ダイヤ「果南さんのこと秘密にして頂けますか?」
千歌「……はい」
千歌(休学するなんて言われちゃ言えないし……でも)
千歌「秘密にします」
ダイヤ「ありがとうございます」
千歌「秘密にするので」
ダイヤ「…………」
千歌「私の知らない果南ちゃん、ちょっとだけ教えてください♪」
ダイヤ「はぁ……」 千歌「絶対秘密にしますから〜お願いしますよ〜」
ダイヤ「千歌さんが脅迫紛いのことするなんて思いもしませんでしたわ……」
千歌「脅迫じゃないです!ただのお願いですよ?」
ダイヤ「…………わかりました。少しだけですよ」
千歌「ありがとうございます!」
ダイヤ「録音防止のためスマホ預からせて下さい」
千歌「あっ、はい」スッ
千歌(その手があったか……!) ダイヤ「えー……では、何から話しましょうか……」
千歌(そんなにいっぱいあるのかな?)
ダイヤ「まぁ……そんな大したことではないですが……」
ダイヤ「果南さんが実はヒラヒラの可愛らしい服を買っていたり」
千歌「へ?」
ダイヤ「実はプリクラが大好きだったり」
千歌「ええ!?」
ダイヤ「わたくしに毎日の様に気合の入った自撮りを送ってきたり」
千歌「ちょちょちょちょ」
ダイヤ「二人で出掛ける時は手を握りたがったり」
千歌「ちょちょっとストップストップ!待ってください!」
ダイヤ「泊まりの時は……どうしました?」 千歌「そんなミサイル級のを何発も同時に発射されたらT(チカ)アラート対応できませんよ!」
ダイヤ「あら、千歌さんでもニュース見てますのね」
千歌「でもってなんですかー!でもって!」
千歌「もう……ダイヤさん最初から飛ばしすぎ……」
千歌「上から順番にもっと詳しく!!」
ダイヤ「詳しくと言われましても……」
ダイヤ「果南さんも普通の女の子……ということですわ」
千歌「服はまぁいいです!プリクラはどういうことですか!」
千歌「いつも『プリクラ?私はいいよ〜』なんて言ってるのに!!」 ダイヤ「わたくしもわざわざ隠す必要はないと思うのですが……」
ダイヤ「頼りになるクールなサバサバ系お姉さんのイメージを大事にしてるんでしょうねぇ」
千歌「確かにそういうイメージだったけど……」
千歌「どんなプリクラ撮ってるんですか?」
ダイヤ「そうですね。百聞は一見に如かずと言いますし」ゴソゴソ
千歌(手元にあるんだ……)
ダイヤ「一ページだけですよ?」
千歌「へ?」
スッ
千歌「え、なんですかこれ?」
ダイヤ「わたくしと果南さんのお揃いのプリクラ帳です」
千歌「」 ダイヤ「これが先週撮ったものですね」
千歌「……」チラッ
そこには!ほっぺたをくっつけ、見たことのない表情の二人がっ!物凄いデコってる!
千歌「」
千歌「その……お二人って付き合ってるんですか?」
ダイヤ「は?これくらい幼馴染なら普通では?」
千歌「えっ」
千歌(私の幼馴染度低すぎ…?)
ダイヤ「自撮りもご覧になりますか?」
千歌「あ……いや……もうお腹いっぱいです……」
ダイヤ「あら、そうですか」
千歌(ダイヤさん……本当は見せたくてしょうがないんだろうなぁ……) ダイヤ「そろそろ果南さんも帰ってくるでしょうし、丁度いいですわね」
千歌(なんだろう……知らないままの方が良かった気がしてきた……)
コンコン
ダイヤ「噂をすればなんとやら、千歌さん開けてあげてください」
千歌「……は〜い」
扉「ガララ」
果南「ただいま。二人とも」
果南「ダイヤ、余計なこと話してないよね?」
ダイヤ「もちろんですわ」
千歌(うーんこの) 果南「それじゃ部室……もう屋上かな。いこっか」
ダイヤ「わたくしはまだやることがあるので後で向かいます」
ダイヤ「誰かさんのせいで手が止まっていたので」
果南「む……千歌の前で蒸し返さないでよ」
千歌(いつもの果南ちゃんだ……)
果南「それじゃ先行ってるから……出来るだけ早く来てね」
ダイヤ「ええ、努力しますわ」
スタスタ
千歌「あ、待ってよ果南ちゃ〜ん」
ダイヤ「千歌さん」
千歌「?」
ダイヤ「千歌さんがちゃんと秘密にしてくだされば」
ダイヤ「たまになら、呼んであげないこともなくってよ。千歌」
―― ――
梨子「それで……そもそもの発端は何なんですか?」
鞠莉「発端は……私と果南どっちの方がスタイルいいか」
梨子「は?」
鞠莉「みんなも果南のが絶対いいと思うでしょ!?あの鍛えられたナイスバディ!」
善子「はい!かいさ〜〜〜ん!!屋上行くわよー!」
鞠莉「ちょっと!私は真面目に――」
梨子「心配して損した……」
曜「鞠莉ちゃん……惚気話はまた今度ね」
鞠莉「NOOOOOOOOOOOOO」
――
― その後
鞠莉「ねぇダイヤ、Aqoursで一番スタイルいいの果南よね?」
ダイヤ「わたし」
鞠莉「え?」
ダイヤ「わたし」
鞠莉「は?」
ダイヤ「は?」
おわり 乙
G'sだたよく自分でスタイルいいっていってるもんね 他人には見せない素顔みたいなのが好きで似たようなテイストの過去作
千歌「ダイヤさんが普通の女子高生みたいな喋り方してた」
曜パパ「妻と娘に愛されすぎて困っている」
花丸「ルビィちゃんが犬に襲われてる」
呼び捨てダイヤさんしゅきぃ >>35
乙、あなたでしたか
甘えた果南ちゃん可愛いんじゃ〜 >>35
やっぱり敬語じゃないダイヤちゃん書いてた人ですか!
呼び捨てダイヤちゃん大好きです 乙
呼び捨てダイヤさん新鮮だった
あと千歌ちゃんの前でだけはお姉さんでいたい果南ちゃん可愛い はっきり言ってセンスないわ
ダイヤさんはそういうのじゃないんだよなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています