千歌「かまってほしくてさあ！」 [無断転載禁止]©2ch.net
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千歌「えい、えい！」
曜「それ！」
善子「よし！」
ようちかよし「勝ったー！」
ｶﾞﾁｬ
果南「なにしてるの？」
千歌「あ、果南ちゃん」
曜「スマホのアプリゲームだよ」
果南「へえ、どんな？」
曜「ヨハネちゃんから教えてもらったんだけど」
曜「パーフェクトチューンって射撃ゲーム」
千歌「プレイヤーが(・8・）に扮してチームを組んで」
千歌「相手チームをより多く倒していったほうが勝つんだ」
善子「まあ平たく言えばＦＰＳね」 千歌「４人でチームを組むんだよ」
果南「４人？ 千歌たちは３人しかいないよ」
善子「実はこれオンライン対戦ができるの」
曜「だからあと一人は知らない誰か」
千歌「でもこの《白いお米》さんすごいんだよ」
千歌「一人でばったばったと敵を倒していったんだ」
曜「この人のおかげで勝てたもんだよねー」
善子「クックッ、なかなか使えるリトルデーモンだったわ」
千歌「果南ちゃんもやろうよ！」
果南「え？ 私はいいよー」
曜「まあまあ、そう言わずに」
千歌「アプリをだうんろーど？して」
善子「操作方法はね――」
果南「できるかなあ」 曜「それじゃあとはアバターに名前をつけてぇ」
果南「名前かあ、どうしよう」
千歌「私は《しいたけ》にしたよ」
曜「《ヨーソロー》であります」
善子「私はもちろん《ヨハネ》」
果南「うーん」
千歌「《ハグハグ》でいいんじゃない？」
果南「じゃあそうしようか」
千歌「よし、じゃあゲーム開始！」
曜「今度も勝っちゃおう！」
善子「おー！」 せっかく扮してるのに自分じゃ見えないのか(困惑)
CoDとかにも言えるけどさ 千歌「えい！えい！」
曜「この！」
善子「くっ、なかなかやるじゃない」
果南「あ、ヤラレチャッタ」
善子「相手、シールドが出るポイントに立てこもってるわね」
果南「シールド？」
善子「まあ、体力が２倍になるアイテムってとこかな」
曜「パーフェクトチューンはランダムに落ちている銃やアイテムを拾って戦うゲーム」
千歌「どの銃がステージにあるか、どれを拾うか、そしてどう戦うか」
善子「運と実力が要の戦争よ！」
果南「は、はあ……」 曜「よーし、デバスターＧＥＴ！」
果南「デバスター？」
善子「グレネードランチャーね。かなり威力があって攻撃範囲も広い強力な武器よ」
曜「いっきまーす」
ﾋﾟｼｭﾋﾟｼｭﾋﾟｼｭ
曜「痛っ、痛っ！」
曜「あ、ヤラレチャッタ」
善子「そっか、ラップトップガンもあるのね」
果南「ラップトップガン？」
善子「簡単にいえば、床や壁に設置できる銃」
千歌「自動で相手を照準してくるから厄介だよ」
ﾄﾞｰﾝ ﾎﾞｶｰﾝ
善子「ギャー！ ヤラレター！」
千歌「相手チームうまいなあ」
果南「とにかく撃てばいいんでしょ」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
曜「痛っ痛っ！ 果南ちゃん、それ私！」
果南「ご、ごめん」
曜「ドンマイドンマイ♪」 ・
・
・
千歌「あー、負けちゃったー」
果南「ごめん、私がやられてばっかで」
曜「初心者だもん、仕方ないよ」
善子「でもけっこう面白いでしょ」
果南「うん、暇つぶしにはいいかも」
善子「じゃあ練習終わって帰ってから一戦やらない？」
果南「いいよ」
曜「私も！」
千歌「じゃあみんな、また夜に」 ―――――――
《夜》
ﾋﾟﾛﾘﾝ
果南「善子からのＬＩＮＥだ」
果南「これからやるのかあ。よし、実は夕飯終わってから腕磨いてたんだよね」
果南「今度は頑張らないと」
《ハグハグさんが入室しました》
ヨーソロー『こんばんはー』
ヨハネ『オイーッス』
ヨーソロー『しいたけ、これないってー』
ヨハネ『なんか家の手伝いで忙しいらしいよー』
ハグハグ『そっかー』 《ダンスなうさんが入室しました》
ダンスなう『よろしく』
ヨーソロー『よろしくー』
ヨハネ『よろー』
ハグハグ『よろしくお願いします』
ヨーソロー『じゃあ対戦行こうか』
ダンスなう『おｋ』
ハグハグ『ドキドキ』
果南「よーし、勝つぞー」 ・
・
・
ダンスなう『みんな一回集まろう』
ハグハグ『はい』
ヨハネ『とにかく強い武器をゲットしないと』
ヨーソロー『LXゲット！』
果南「えっと、LXは確か当てると一撃で倒せる銃だよね」
ダンスなう『ヨーソローさんのところに集まろう』
ヨハネ『おｋ』
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
果南「あ、善子が１デス」
ダンスなう『相手もＬＸ持ち』
ヨーソロー『自分のところに敵が集まってきます』
果南「これは激しい試合になりそう」 ・
・
・
果南「うわ！ またやられた」
果南「むう〜」ﾋﾟｺﾋﾟｺ
果南「……」ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺ
果南「………」ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺ
果南「だあ〜、負けたー」
果南「悔しい……」 ヨーソロー『お疲れさま』
ヨハネ『おつー』
ハグハグ『おつです』
ダンスなう『負けた』
ヨーソロー『ねー』
ダンスなう『ＬＸの撃ち合いは運ゲー』
ヨハネ『でもこのチーム楽しい』
ヨーソロー『ね』
ヨハネ『勝っても負けても楽しい』
ダンスなう『それは違う』
ダンスなう『パーフェクトチューンは遊びじゃない』
ヨーソロー『うーん、やっぱり負けたら悔しいよ』
ハグハグ『だね』
ヨハネ『ごめんなさい』
ヨーソロー『もう１回行く？』
ダンスなう『もち』
果南「今度こそ！」 ・
・
・
ﾄﾞﾝﾄﾞｰﾝ
果南「よし、１キル」
果南「これで私たちのチームがリード」
果南「む！」
果南「ダンスなうさんの後ろに敵が」
果南「しかも気付いてない」
果南「させるかあ！」
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
果南「ふう、危なかった」
ダンスなう『ありがとう』
果南「いえいえ」 ・
・
・
果南「試合終了まで３・２・１！」
果南「やったあ、勝ったあ！」
ヨーソロー『おつかれー』
ヨハネ『おつ』
ダンスなう『勝った』
ハグハグ『うん』
ダンスなう『やった』
ハグハグ『みんなのおかげだね』
《ダンスなうさんからフレンド申請が届いています》
果南「お、ありがとー」
ヨーソロー『私たちフレンズだね』
ダンスなう『またよろしく』
ダンスなう『落ちます』
ヨハネ『乙 またね』
ヨーソロー『バイバーイ』
ハグハグ『またよろしくね』 《ダンスなうさんが退室しました》
果南「はあ、勝った。嬉しいなー」
果南「よし、この調子で次も――」
ヨハネ『私も落ちる』
ハグハグ『そっか』
果南「もう、これからなのに」
《ヨハネさんが退室しました》
ハグハグ『ヨーソローはどうする？』
ヨーソロー『私はもうちょっとやる』
果南「さすが曜！」
ヨーソロー『待機なう』
ハグハグ『待機なう』
果南「誰が入ってくるかなん？なんちゃって」
果南「このゲーム勝つと楽しー」 ―――――――
《翌日》
千歌「おはよー」
曜「おはよー。ふわぁあ」
千歌「寝不足？」
曜「うーん、ちょっとそうかも」
千歌「昨日の夜なにしてたの？」
曜「パーフェクトチューン」
千歌「曜ちゃんってば、ゲームで徹夜なんて子どもみたいだよー」
曜「ふふ、そうかも」
曜「でも楽しかったんだよ。果南ちゃんと二人で勝ちまくってさ」
千歌「果南ちゃんも徹夜したの？」
曜「うん。二人で朝までパーフェクトチューン」 パーフェクトダークか
中学の時友達と何時間やったかわからん >>21
なんできびだんごさんが庭と茸の会話にはいってくるの？
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