黒澤母「おこですか?」ダイヤ「おこですわよ!!!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ダイヤ「お母さま」
黒澤母「?」
ダイヤ「少しお話したいことがありまして」
黒澤母「どうしたのです、そんな改まって」
ダイヤ「ルビィから聞きましたわ」
黒澤母「ルビィちゃんから?」
ダイヤ「一昨日の事件、...私のプリンを食べた犯人を」
黒澤母「あー、それ母よ」
ダイヤ「知ってますわよぉおおおおお!!!」 黒澤母「どうしました?そんな大声をあげて」クスッ
ダイヤ「くすっ、じゃないですわ!!なぜ笑うのですか!?」
黒澤母「うるさいですわねぇ...声が大きいです、マイク入ってるんじゃない生徒会長さん?」
ダイヤ「...」イラッ
黒澤母「なにを怒っているのですか」ズズズ
ダイヤ「いつも言ってますでしょ」
黒澤母「?」
ダイヤ「とても楽しみにしているのです...私が買ってきたプリンには手をつけないようにと」クドクド
黒澤母「っはぁ〜、始まったわぁ...ダイヤちゃんのお説教」 ダイヤ「聞いているのですか!」
黒澤母「きいてます、きいてるまーす...ん」バリボリ
ダイヤ「まずは煎餅食べるのやめてください!」
黒澤母「あーもぉ...あーするなこーするなって、あなたは私の母親ですかまったく」ズズズ
ダイヤ「母親はあなたですお母さま!!!!」クワッ
黒澤母「あっ、この茶葉良い」
ダイヤ「っっっお母さま!!!」ドンッ 黒澤母「わかりましたわかりました、今回は母が悪かったですね...今後気を付けます」
ダイヤ「...」ジトッ
黒澤母「なに、その目は」
ダイヤ「前と同じ」
黒澤母「なにが」
ダイヤ「その反応、前となにも変わってませんわ」
黒澤母「反省してないと?」
ダイヤ「ええ」
黒澤母「だいたいですね、冷蔵庫の中にあるものを誰のものとか食べていいとかだめとか...」 ダイヤ「それで前にお母さまおっしゃいましたよね、...」
黒澤母「はて」
ダイヤ「そんなに食べられたくなかったら名前でも書いておけと」
黒澤母「...」
ダイヤ「お母さまの言い分も一理ありましたわ...だから私も反省し、面倒ではありますがプリンには必ず名前を書いてます」
黒澤母「ほーん」
ダイヤ「それで!!!なぜ!!!私の!!!プリンを!!!お母さまが!!!食べてるのですか!!!」 黒澤母「書いてました?」
ダイヤ「ちょー書いてました!!」
黒澤母「まじですか」
ダイヤ「まじです」
黒澤母「それは母が悪いですね」バリボリ
ダイヤ「だから煎餅!!!」
黒澤母「これでも反省しているのです...」
ダイヤ「...」ジトッ 黒澤母「それでは、今度は代わりにダイヤちゃんに買ってきてあげますから、それで許してください」
ダイヤ「つい最近に聞き覚えのある台詞ですが、まぁいいです」
黒澤母「...」ズズズ
ダイヤ「私も申し訳ございませんでした...ついイラついてしまったとはいえ、母親に怒鳴るなど」
黒澤母「いいのですよ、それよりダイヤちゃんもこちらにお座りなさい」
ダイヤ「はい」ガタッ
黒澤母「この茶葉すごく美味しいんです、ダイヤちゃんにも試して欲しくて」
ダイヤ「では、1杯いただきますわ」
ガタンッ
ルビィ「ふぅ、お風呂すっきりー!」 黒澤母「あ、ルビィちゃん、いいところに」
ルビィ「んー?」
黒澤母「こちらで一緒にお茶どうですか?」
ルビィ「ふふふ、お母さん...実はね」
黒澤母「?」
ルビィ「上物が1品入りましたので、そちらと一緒にどうでしょう」
ダイヤ「じょうもの?」
黒澤母「はて、それは」
ルビィ「たしか冷蔵庫のここらへんにー...」
ダイヤ「待ちなさいルビィ」 ルビィ「あった!!、じゃーんこれでーす!!」
黒澤母「まぁ!!あそこのお店のプリンではありませんか!!、ではさっそく...」
ダイヤ「ちょっとお待ちなさいいいい!!!」
ルビィ「なにおねえちゃ?」
黒澤母「どうしたのです大声をあげて」
ダイヤ「いや待って、待ちなさい!手を止めなさい!!」
ルビィ「?」 ダイヤ「すぅーはぁー...」
黒澤母「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「ルビィ」
ルビィ「なに?」
ダイヤ「それは誰のプリンですか」
ルビィ「ルビィの」
ダイヤ「いやちがうちがうちがう」
ルビィ「ちがわない」
ダイヤ「蓋見て!!プリンの蓋を見なさい!!」 ルビィ「んー...」
黒澤母「おや、よく見るとなにやら」
ルビィ「うゅ...文字みたいなの書いてあるね」
黒澤母「しかし読めませんねぇ」ムムム
ダイヤ「逆さま!!上下逆さま!!いやそれであっても読めるでしょう!!?」
黒澤母「ダイヤって書いてありますよルビィ」
ルビィ「あっ、ほんとだ!」
ダイヤ「はぁ...危ないところでした」
ルビィ「まぁいっか」パカッ
ダイヤ「よくない!!!」クワッ ルビィ「あーもぉおねえちゃうるさい、声大きい」
ダイヤ「まぁいっか、ってまぁよくないですわ!!『ダイヤ』、って書いてあるでしょ!?」
ルビィ「うん...あっ、おねえちゃのだから食べるなってこと?」
黒澤母「そうですよルビィ、人の物に勝手に手を出すなど人として」クドクド
ダイヤ「どの口が言うんですかこの母は」
ルビィ「お姉ちゃん、ください」ペコッ
ダイヤ「だめ」
ルビィ「えー」
ダイヤ「それ限定なんちゃらで1つしか手に入らなかったんですから」
黒澤母「あっ、美味しい...」ボソッ
ダイヤ「言ってるそばからコラァぁあああ!!!」 ルビィ「いいなぁ、それじゃルビィも」
黒澤母「あーん」
ルビィ「はむっ...」モグモグ
ダイヤ「...」
ルビィ「んー!!!」キラキラ
ダイヤ「星、目から星出さないでルビィ」
黒澤母「ありがとね、ダイヤちゃん」ナデナデ
ダイヤ「はぁ...もういいです」グスッ
黒澤母「あっ、泣かないでダイヤちゃん、ごめんなさい」ヨシヨシ
ダイヤ「あなた方に期待した私のミスです...」 ルビィ「おねえちゃおねえちゃ」ユサユサ
ダイヤ「なんですか...」
ルビィ「あーん、」
ダイヤ「...」
ルビィ「ほら、お口あけて?」
ダイヤ「...はむっ」
ルビィ「どうですか」 ダイヤ「...」モグモグ
ルビィ「ねっ、ねっ、おいしいよね!」
ダイヤ「...」ポロポロ
黒澤母「見てくださいルビィちゃん、美味しすぎるせいで涙流してます、大袈裟なお姉ちゃんです」
ルビィ「おねえちゃ...なんか申し訳なくなってきたよ...」
黒澤母「ルビィちゃんルビィちゃん」ヒソヒソ
ルビィ「?」
黒澤母「もう種明かししてもええんやないですか?」
ルビィ「...そだね」 ダイヤ「...」ヘタリ
ルビィ「おねえちゃ」
ダイヤ「...なんですの」
ルビィ「これなーんだ」
ダイヤ「...あれ?」
ルビィ「これ、おねえちゃの分ね」
ダイヤ「?、...これって、あのお店の限定プリンでは」 黒澤母「実はダイヤちゃんに買ってきてたんですよ、前の約束もありましたし」クスッ
ルビィ「ねー、驚かせようとしたらおねえちゃ自分で買ってきちゃうんだもん、台無し」
黒澤母「まったく、ひどいお姉さんですね」
ダイヤ「え、なぜ私は怒られてるのか」
ルビィ「とにかく、ごめんねお姉ちゃん...これあげるから許してください」ペコッ
ダイヤ「...」
黒澤母「ダイヤちゃん、母も悪ふざけが過ぎました...母に免じてルビィちゃんを許してあげてください」 ダイヤ「...」
ルビィ「...」
ダイヤ「別に、そこまで怒ってはいませんわ」
ルビィ「おねえちゃ」パァ
ダイヤ「だいたい、今更の話です...私のプリンを食べるのは昔からルビィの役目でしたからね」
黒澤母「ダイヤちゃん...ええ子や...」
ルビィ「いやお母さん見て、...目、おねえちゃの目が全然笑ってない」
黒澤母「ダイヤちゃん、そんな目をしているとお父さまみたいになってしまいますよ」
ダイヤ「お父さまに失礼すぎでは」 ルビィ「お父さんなんであんな目つき悪いのかなぁ」
黒澤母「ふふっ、親子そっくり」
ルビィ「ねー」ケラケラ
ダイヤ「あれ、喧嘩売られてます?」
ルビィ「でもそんなおねえちゃも好きだよ?」
黒澤母「母もそんなダイヤちゃんが好きですよ?」
ダイヤ「うるさいですわ!」
ルビィ「あはは!おねえちゃこわー!」テクテクテク
ダイヤ「こらっ、待ちなさいルビィ!」
黒澤母「ダイヤちゃん」 ダイヤ「?、...はい」
黒澤母「こっちきなさい」
ダイヤ「...」テクテク
黒澤母「...」ポンポン
ダイヤ「ん」
黒澤母「ルビィのこと、いつも面倒を見て偉いですね...」
ダイヤ「...当然ですわ...大切な妹ですもの」
黒澤母「ふふっ...ですからこれからも、プリンの1つや2つ...許してあげてください」ナデナデ ダイヤ「...」
黒澤母「...」
ダイヤ「まぁ」
黒澤母「?」
ダイヤ「その1つや2つの中には、お母さまのお腹行きのプリンも含まれているのでしょう?」
黒澤母「まぁ、賢い娘だこと」クスッ
ダイヤ「はぁ...まったく、どこかの妹といい、親子そっくりですわね」
黒澤母「えっへん」フンスッ
ダイヤ「ですが、そっくりなだけにお母さまを見ていれば...今後胸の成長は、期待できそうにありませんね」クスッ
黒澤母「なんて娘なのかしら」 ダイヤ「それではお母さま、おやすみなさい」
黒澤母「ルビィちゃんと一緒に寝るのですか?」
ダイヤ「...あの子がどうしてもとすり寄ってくるので」
黒澤母「ん、ん、」
ダイヤ「は?」
黒澤母「母も、お母さまも一緒に」ニコニコ
ダイヤ「ダメです」
黒澤母「つーん」ムスッ
ダイヤ「では」
黒澤母「はい、おやすみなさい」フリフリ 黒澤母「はぁ...」
黒澤母「嫌がってるふりして」
黒澤母「妹のことが大好きなのですね...あの姉は」
黒澤母「ふふっ、良い子たちです」
黒澤母「さて、私も寝ますか...」
黒澤母「久しぶりに甘えてみますかね...もう一人の優しい目つきの悪い人に」
おわり 最後にいい話っぽくすれば許されると考えるのは甘え
この手の話書く作者は十人いて十人そう書くから困る ルビィ「この話にはまだ…続きがあるの」
ダイヤ「続き…?」
ルビィ「うゆ…ルビィ視点の物語が…一つ…」 >>20
そんなssに茶々を入れるしか能がないお前の人生もな ノリがまんこ作者みたいだったわ
うすら寒い
多分こいつクソブスまーんだぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています