梨子「準々決勝は果南さん vs ルビィちゃんなのね」 [無断転載禁止]©2ch.net
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曜「ヨーソロー。実況は既に敗退した私、渡辺曜と」
梨子「解説は準決勝に駒を進めた私、桜内梨子でお送り致します」
準々決勝 果南 VS ルビィ
曜「あぁぁーっと!壁ドンした果南ちゃんに、ルビィちゃん思わず正面から抱きついたぁぁー」
梨子「そんな!?あれは壁グイっ!ルビィちゃん、そんな技までっ!」
曜「えっと梨子ちゃん?壁グイって?」
曜「2回戦で私が負けたダイヤさんの壁クイと違うの?」
梨子「壁グイよ。壁グイ。詳しくは画像検索して」
梨子「壁クイとも顎クイとも違う、全くの別技」
梨子「あれは、ドンに対するカウンター技なの」 曜「カウンター?」
曜「正直、ハグしてるようにしか見えないんだけど」
曜「果南ちゃんの思惑通りじゃないの?ハグって果南ちゃんの必勝技じゃ…」
梨子「壁グイの真価は、その先にあるの」
曜「おおぉーっと!果南ちゃんの胸に顔を埋めていたルビィちゃんが動いたぁ」
曜「おっぱいに埋もれながら、そのまま顔を見上げたぁぁ。上目遣いだぁぁ」
梨子「本来、壁ドンとはジャブにもなるし必殺にもなる千変万化の技」
曜「これには果南ちゃん、たまらずルビィちゃんの腰に手を回したぁー。ついに反撃か!?」
梨子「ドンで攻め倒す事も、相手の出方を伺う誘い手にもなるの。けれど、グイはーー」
曜「おや?おやおや?二人の顔が近づいていく!?」
梨子「誰か!誰か止めて!ルビィちゃん!果南さんを再起不能にする気?」 曜「なっ、なんだってぇー!?いつの間にっ!二人の距離が縮まったのは理由があったっ!」
曜「ルビィちゃん、かかとを上げていたぁ!」
梨子「やっぱり、グイの真髄を理解している」
曜「背伸びしていたぁ!頑張ルビィしていたぁぁ!」
曜「これは、おねだりだぁ!kiss no ONEDARI!」
梨子「そう。可愛い娘が胸に飛び込めば、ハグせざるを得ない」
梨子「上目遣いされれば、顔が近づけば、キスせざるを得ない」 曜「ついに果南ちゃんの唇がルビィちゃんの唇に触れたぁぁぁ!」
曜「あの果南ちゃんが完全に誘い込まれたぁぁぁ」
梨子「ーー無限のドンをたった一つに誘導する。グイの真髄」
梨子「音ノ木に伝わる9つの流派が一つ、『南流』壁グイ!!」
曜「勝負ありぃ!!もはや、果南ちゃんは小悪魔の虜だぁぁ!」
曜「紅き煌めきっ!これこそ妖艶」
曜「我らが蒼き深海のマーメイド、今日、ここにぃ!真紅の宝石という牢獄に閉じ込められたぁ!」
曜「勝負ありぃぃぃ!ルビィちゃんの勝利だぁぁぁ!今ここで、歴史が変わったぁぁぁ!」 梨子(ドンに対するグイの真髄)
梨子(これほどなの!?黒澤姉妹)
梨子(闘技者席にいる準決勝の対戦相手ダイヤさんと目が合う)
梨子(ダイヤさんは先の曜ちゃん戦で、『綾瀬流』と『園田流』を融合させた『黒澤流ダイヤの型』を披露した)
梨子(ルビィちゃんは『南流』そして『小泉流』の面影さえある『黒澤流ルビィの型』)
梨子(なんて業の深さなの。黒澤一族)
梨子(負ける。音ノ木時代に高坂流を少し齧った程度の今の私じゃ、黒澤姉妹に負けてしまう) 千歌「……」
梨子「あの日、暗闇の中で、何者かにドンされて、誰かの虜になって言葉を失った千歌ちゃん」
梨子「ドンによる微細な振動波による後遺症は、同じ者のドンによってでしか中和出来ない」
梨子「待っててね千歌ちゃん」
梨子「私、必ずあなたを治せるドンの使い手を見つけ出す」
梨子「そういえば闘技場の購買にいる和菓子屋のお姉さんが言っていたわね」
謎の高坂「『高坂流』は、他の8つの流派を極めて初めて本当の型になるんだよ。ファイトだよっ!」
梨子「会いに行こう。和菓子屋のお姉さんに」 世界観は全然よくわからんけど
とりあえずこの世界での渡辺がクソ雑魚なのはわかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています