にこ「トンカラトンの噂?」 [無断転載禁止]©2ch.net
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にこ「なにそれ?」
希「あれ?にこっちトンカラトン知らへんの?トンカラトンって言うのはね…」 穂乃果「全身に包帯をぐるぐるって巻いた化け物!でしょ?」
凛「あ!それ凛も知ってる!自転車に乗って現れるんだよね!」
絵里「なんでも、出会った人を刀で斬り殺すとか…」
花陽「ぴゃぁ!?」
海未「花陽、落ち着いてください」 真姫「ばっかばかしいわね…そんなのいる訳ないでしょ?」
にこ「そうよ、そんなの迷信よ。てか、そんなの出てきたら私が柔道の腕でぶっ倒してやるわ!」
ことり「あれぇ?にこちゃん柔道やってたんだ…!」
にこ「やってないけど?」
絵里「じゃあ駄目じゃない」 ーーーーーーーーその日の夕方
にこ「にこにーにこにーにっこにっこにー♪」
ヒュウウウウ
にこ「?な、なにか聞こえる…?」
トン…トン…トンカラトン…
トトン…トン…トン トンカラトン「トン、トン、トンカラトン♪」ガシャガシャ
にこ「か、怪人…トンカラトンだ…」
トンカラトン「トン、トン、トンカラトン♪」
にこ「助けてぇ!」
トンカラトン「」シュバッ!
トンカラトン「『トンカラトン』と言え…」カタナシャキーン にこ「…?…?」
トンカラトン「『トンカラトン』と言え…」カタナシャキーン
にこ「ト、トンカラトン…」 トンカラトン「…」ニカッ
トンカラトン「トン…トン…トンカラトン…トトン…トン…トン…♪」 ーーーーーーーーーーーー次の日…
にこ「ほんとに見たのよ!怪人トンカラトン!」
絵里「はい、はい、もう分かったってー」
凛「聞き飽きたにゃー」
にこ「ぐぬぬ…」
穂乃果「にこちゃん…」ポン
にこ「穂乃果…あ、あんた…」
穂乃果「ファイトだよ!」
にこ「ファイトじゃないわよ!」 にこ「わかったわ!そこまで言うなら、『証拠の写真』!撮ってきてやろうじゃない!」
凛「お?言ったな〜!」
絵里「嘘はなしよ?」
にこ「ふ、ふん!絶対撮ってきてやるんだから!」 ーーーーーーーーーーーー放課後
にこ「おーい!トンカラトーン!」
にこ「出てきなさーい!トンカラトーン!」
トン…トン…トンカラトン…
にこ「!?」
トンカラトン「トン…トン…トンカラトン…」ザシュッ
にこ「うわぁ!」
にこ「どうして…私が斬られるの…?」バタッ トンカラトン「『トンカラトン』と言うのは、言えと言われたら口に出すんだ。それ以外でトンカラトンを口に出すやつはみんな敵だ…」
トンカラトン「トン…トン…トンカラトン…♪」シャカシャ… にこ「わ、私…このまま死ぬのかしら…」
絵里「に、にこ!?」
にこ「絵里!!」
絵里「ひどい怪我じゃない…一体どうしたの?」
絵里「その前に応急処置ね…私の部屋に来て!」 ーーーーーーーーーーーー絵里の部屋
絵里「っと、これでよし」
絵里「いざという時のために真姫から救急セット預かっておいて良かったわ…」
にこ「……」
絵里「ねえにこ、これは誰にやられたの?傷が浅かったから良かったけど…こんなことするのって…」
にこ「ト…トンカラトンよ…」
絵里「ト、トンカラトン!?まさか本当にいたの!?」
にこ「だからそう学校で言ったじゃない…痛っ!」
絵里「大変なことになったわね…とりあえず2人を呼びましょうか」
にこ「2人…?」 20分後
真姫「にこちゃん!」
海未「絵里!本当なのですか!?トンカラトンが出たとは!」
にこ「真姫!?それに…海未!?」
絵里「ええ、本当よ、友に手を出された以上、私達も黙っているわけにはいかないわ!」
絵里「今夜討伐に行くわよ!」
絵里「ソルゲ組!ファイッ!」
ソルゲ組「オーッ!」
にこ「ちょ、ちょっと!相手は怪人なのよ!女子高生3人で戦える相手じゃ…」
絵里「にこ、まかせておいて!」
真姫「にこちゃんをいじめるやつは、絶対に許さないんだから!」
海未「私もいるので、心配しないでください!」
にこ「……そう」
にこ「頼んだわよ!」
ソルゲ組「はい!」 夜中
トンカラトン「トン…トン…トンカラトン…」
絵里「見つけたわよ!トンカラトン!」
トンカラトン「!?」
絵里「あなた…私の友人に手を出したそうじゃない…」
絵里「許さないわよ!覚悟しなさい!」
トンカラトン「ほう…この私に勝負を挑むとはなかなかの娘だ…いいだろう…かかってこい!」
トンカラトン「妖刀!遁火羅刀(とんからとう)!」
絵里「はぁ!」 あれ?切られたらそいつもトンカラトンになるんじゃなかったっけ? 絵里「荒ぶる鷹のポーズ!」シャキーン
トンカラトン「ふふ!なんだ!ポーズは!…なに!?体が動かん!」
絵里「ふふ!私のポーズがカッコよすぎて…」
真姫「後ろから近づく私に気づかなかったようね!」
トンカラトン「なっ!いつの間に!」
真姫「西木野総合病院秘伝、麻酔針の術…なんてね!」
トンカラトン「う!体が痺れて…」ドサッッ!
絵里「ふふっ!、これであなたはもう動けないわ…!」 トンカラトン「ぐぬぬ…」
絵里「さあ!とどめよ!ハルァショーチョオオップ!!!」セイヤー!!
トンカラトン「なんてな!」シュルルル
絵里「!?か、体が包帯で…」
真姫「嘘でしょ…?これじゃ動けな…」
トンカラトン「ふはは!二人一緒に仲良くトンカラトンにしてやるぜェ!妖刀!遁火羅刀!」 「まだです」
ガキィ!
トンカラトン「な、なんだ…貴様は!」
海未「我が名は園田道場の跡取り娘…園田海未!その包帯にでもメモしておくんですね!」シャキンッ
トンカラトン「ふふふ、女剣士か…!面白い!ならば我も本気を出すとしよう!はあぁ!」
トンカラトン「斬った!はあ!」シャキン!!
海未「どこを狙っているのですか?それは残像です」
海未「私はここです!」ザシュッ!
トンカラトン「ぐあぁ!」 海未「妖刀では私に勝てない…よーく覚えておくんですね」
海未「そして私に勝てるように…あの世で復習でもしておいて下さい…挑戦はいつでも受け付けますよ」
トンカラトン「ぐ、まだだ!まだ俺は…!」 海未「いいえ!これで最後です!必殺!愛
の蒼穹矢(ラブアローシュート)!」
トンカラトン「ぐあぁ!無念…!」
スウゥ…
海未「はぁ、はぁ…やっと…倒しました…」
真姫「海未、お疲れ様。やっぱり怪人相手に麻酔は効かなかったわね」
絵里「まあダメ元でやってみた結果だしね」
真姫「あなたはポーズしかとってないじゃない」
絵里「(´・ω・`)」 こうして、音ノ木坂の七不思議の1つ、トンカラトンはソルゲ組によって闇に葬られた…。
望めば、あなたの街にもソルゲ組が…
つづく…? 終わりです。深夜テンションで書いてしまいました。すみません。にこちゃんは斬られた後すぐに絵理ちゃんに助けてもらったのでトンカラトンにはならなかったという設定です。読みずらくてすみませんでした。 最後まで読んでくださった方ありがとうございました!おやすみなさい! >>38
ごめん、指摘ありがとう
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