?「危ない、下がってて!」 千歌「(誰?それに変な形の武器・・・)」 [無断転載禁止]©2ch.net
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?「驚かせてごめん、ケガはない?」
千歌「あ、私は大丈夫。あの、助けてくれてありがと・・・」
?「良かった。それよりどうしてこんな暗い時間に1人でいたんだ?」 千歌「あ、しいたけ・・・家で飼ってる犬が突然、いなくなって家族や友達と手分けして探してたの」
私は友達の曜ちゃんて子と一緒に探してたんだけど途中ではぐれちゃって」
?「そうなのか。オレも友達2人とはぐれちゃったんだよな。まあ、うるさいし目立つから
すぐに見つかると思うけど。とにかく1人じゃ危険だからオレが家まで送り届けてあげるよ、また狙われるかもしれないし」
千歌「さっきのヤツらは一体なんだったの?地面の下からいきなり出てきたから新種のモグラかなと思ったら
なんか見た目が怖くてビックリしちゃって」
?「あいつらは心を狙ってるんだ。だからまたきっと姿を現わす
その時はオレから離れるんだ。戦いに巻き込まれないように」 千歌「心を狙う・・・?」
?「何か知ってるのか?」
千歌「あ、ついこの間のことなんだけど学校の帰りに変な人に声をかけられて
その人が今、あなたが言ったのと似たようなこと言ってたの」
?「変な人?」
千歌「黒いコートを着てて顔はフードでよく見えなかった。
声で男の人だっていうのは分かったんだけど・・・」
?「(XV機関・・・!)」 千歌「あの黒いコートの男の人とさっきのヤツらは何か関係あるの?」
?「あ〜、まぁね。で、その黒コートのヤツは君に何て言ったの?」
千歌「えぇっと・・・
自らの意志を捨てて行動する者よ、お前もまた我らと近しい存在だ。
我らの悲願達成のためにお前の心、いずれ奪いに来よう・・・だったかな」 ?「ふーん。よく無事だったね」
千歌「あ、その時はさっき言った曜ちゃんが私を守ってくれたの。
あなた、誰!?千歌ちゃんには指一本触れさせない!って言って
背負い投げしようと飛びかかって」
?「勇気があるんだな、その子」
千歌「結局、躱されて逃げられちゃったんだけどね。でも、すごくかっこ良かった。
でも、さっきの君もなかなかかっこ良かったよ。そして曜ちゃんより強いんだな、って思っちゃった。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています