【SS】にこ(今日はA-RISEのライブチケット抽選結果発表よ……!)PCカチカチ [無断転載禁止]©2ch.net
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〜部室〜
にこ(ウッソ!?また外れるとか……)
にこ「本当についてないわー」
花陽「に、にこちゃん!ここに2枚あるから…そ、その花陽と行かない?」
真姫「……」チラッ 真姫(やっぱりにこちゃん外れたのね……予想通りだわ……!あのチケット手に入れるの大変だったんだからね)
にこ「どぅおして花陽2枚も持ってるのよぉ〜!」
花陽「ママの知り合いから譲り受けたんだよ!行けなくなったらしくて」
花陽(本当は違うけどね…) 〜前日の部活帰り〜
真姫「花陽!いいから受け取りなさい!」
花陽「真姫ちゃんに悪いよぉ〜」
真姫「花陽、行きたかったんでしょ!これでにこちゃんと行けるじゃない!」
真姫「にこちゃんも花陽と行った方が楽しめるに決まってるわよ!」
花陽(本気だ…) 〜今日の部室〜
にこ「悪いわね、花陽!感謝するわ」
花陽「ライブの日、楽しみにしてるね!にこちゃん♡」
真姫(そうよ……真姫ちゃんはこれでよかったのよ…!本当はにこちゃんと行きたかったけど、私じゃにこちゃんを楽しませることはできないもの……)ポロ にこ(なんだか真姫ちゃんの様子が変ね…声をかけようかしら)
にこ「真姫ちゃん…どうかした?体調悪い?」
真姫(う…まずい…にこちゃんには泣いた姿なんて見せられない…!ここは…)
真姫「な、なんでもないんだからぁー!」スタタッ
花陽(真姫ちゃん…) にこ「花陽、真姫ちゃんのこと、なんか知ってるでしょ?」
花陽「え、は、花陽はなにも…」
にこ「ごまかそうとしたって無駄よ、もう見抜いたんだから」
花陽「……」
にこ「どうせあの子のことだから、自分とにこの2人分のチケットを花陽に渡したんでしょ」 〜生徒会室〜
希「えりち、書類も片付いたし、新しくできたパフェ屋さん行かん?」
絵里「いいわね!丁度頭使い過ぎてたから甘いもの食べたかったのよ〜!
希「なら決定やんな♩」
〜パフェ屋〜
希「ここやでえりち」
絵里「楽しみだわ」
ことり「え…」 ことり(入口から見えたのは希ちゃんと絵里ちゃん!?)
ことり(2人に私がここで働いてることがバレちゃうよぉ〜、μ'sのみんなには内緒にしてたのに〜)
絵里「あら、ことりじゃない!?」
希「ホントやん!おーい!ことりちゃーん!」
ドンガラガッシャーン 絵里(あら、珍しいわね…ことりがあんなに動揺するなんて……)
希「あちゃーやらかしてもうたな…」
ことり(最悪だよぉ……よりによって絵里ちゃんたちの前で……パフェグラスの入ったカゴを落としちゃうなんて……)
ことり「す、すみませんでしたー!」 ミナミサン!ケガハナイデスカ!ダイジョウブデスカ!
ことり「あ、ありがとうございます…私は大丈夫です…そ、そのグラスを大量に割ってしまいすみませんでした!」
ソンナコトキニシナイデ!サッサトカタシテシゴトニモドロ!
ことり「はい!」 希「ことりちゃん、一生懸命やっとるね」
絵里「彼女の直向きな姿勢には感心するわね、でもどうして私たちに黙ってここでバイトしてたのかしら?」
希「んー、うちもようわからんけど、ことりちゃんもなんか考えてるかもしれへんな」
絵里「あ、パフェが来たわよ!」 ことり「お待たせしましたお客さま、ご注文のカップル用ラブリーパフェでございます!」
ことり(えー、よりによって、絵里ちゃんたちのテーブルだなんて……)
絵里「ちょ、希!いつの間に頼んでたのよ!カップルパフェなんて……」
希「え、うちは頼んどらんよ」 〜教室〜
海未「穂乃果!あなたはまた追試になったのですか!?」
穂乃果「うぅ……しょうがないよぉ、これでも頑張ったんだよ!」
海未「はぁ……また追試合格まで頑張りましょう、穂乃果」
穂乃果「えー、海未ちゃんの鬼〜!」
凛「海未ちゃん!」ガララ 凛「急いで英語を教えてほしいにゃー!」
海未「真姫や花陽の方がいいのではないですか?」
凛「今日は2人とも忙しいみたいなのにゃ、そして明日からテストという絶望的状況なのにゃ……」
穂乃果「凛ちゃんもー!?穂乃果も明日に数学のテストがあるんだよー!」 海未「わかりました…でしたら、今日は2人の勉強を見ましょう…」
ほのりん「お願いします!(にゃ!)」
凛「凛は英語の単語がなかなか覚えられないにゃー」
穂乃果「穂乃果は全部わかんないよ!」
海未「うぅ……先が思いやられます……」 海未「凛、英語に苦手意識はありますか?」
凛「うん、なんだかうまく覚えられなくて……」
海未「もしかしてうまく覚えられないことを気にしてたりします?」
凛「すごく気にするにゃー!気が付いたら周りが凛よりもできていて焦るにゃ」
海未(やっぱり…!) 海未「凛、今からそれを気にすることは全くしなくてもいいですよ」
凛「え!」
海未「苦手意識を持つということは、それだけ周りを見れているということです!しかし、苦手意識を持ち過ぎると自分のことを見れなくなり、つまずいてしまうのです!今の凛のように……」 凛「そっか…今の凛は自分のことを見れてなかったんだね!周りを気にせず、自分のペースでがんばるにゃ!」
穂乃果「でも、テストは明日だよ…!今からやっても大して点数取れないんじゃない?」
凛「うぅ…やっぱりできないにゃー!」ウルウル ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています