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Pile「え……子供……?」part.13 [無断転載禁止]©2ch.net
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0002名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@無断転載は禁止
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2017/07/02(日) 23:46:43.82ID:DTHc3gYV
復活きた
0003名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/07/02(日) 23:47:02.44ID:4lht14eK
待ってたよ
0006 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/02(日) 23:58:29.13ID:9PJmhkhV


花穂「……あっ、つい」

はるか「……冷房の温度さげましょうか?」

花穂「いい……そのまえにシャワー浴びる……」

はるか「はーい……」

花穂「……はるかちゃんは、汗かかないの?」

はるか「へ? かいてますけど」

花穂「いや……だって、その、あんまり……そんなふうに見えないから」

はるか「低体温だからでしょうか」

花穂「そうなの?」

はるか「さぁ……」

花穂「……確かに肌冷たい」ピトッ

はるか「……花穂先輩の手はあったかいですね」

花穂「さっきまで……シてたから」

はるか「そ、そうでしたね」

花穂「うん……」

はるか「……眠いんですか?」

花穂「少し……」

はるか「……今日も仕事遅かったですもんね」

花穂「……」

はるか「……それなのにいいんですか? ぼくとこうして、いて」

花穂「……多分」

はるか「た、ぶん……」

花穂「……」

はるか「……そう、ですか」

花穂「……」

はるか「……」
0007名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 00:03:19.20ID:rq0uPT5k
0010 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 00:15:44.62ID:7JVG/Wd8
花穂「……うそ」

はるか「へっ?」

花穂「……はるかちゃんと、いたいから、いいの」

はるか「……」

花穂「だから、大丈夫」

はるか「っ……!」ギューッ

花穂「わっ……」

はるか「……よかっ、た」

花穂「……うん」

花穂(……かわいい)

花穂(年下の子って、純粋で、こんなに可愛いんだ)

花穂(……悪い気は、しないな)

はるか「……ん、ちゅっ、んむ」

花穂「っん……ん、はるか、」

はるか「……」

花穂「も、もう1回……?」

はるか「……だ、ダメなら、しませんけど、」

花穂「……っ、ふふふ、いいよ」

はるか「っ、は、はい」

花穂(……多分、好きって、確信がほしいんだろうな)

花穂(自分に対しても、私に対しても、)

花穂(……私に好かれたって、私のこと好きになったって、なにも得られないのに)

花穂(だから、)

花穂(……だから、あいつのこと、好きになったって、意味がない、って分かってる)

はるか「……花穂、先輩?」

花穂「……なんでもない。 はるかちゃんのこと考えてた」

はるか「あ、えへへ……よかった……です」

花穂「……はは」

花穂(最低だな、私……)
0027 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 00:53:20.90ID:7JVG/Wd8


みもりん「花穂ちゃんが来てくれるのも定番になったよねー。 あはは」

花穂「……はるかちゃんの為って言ってるでしょ。 あんたに会いに来てるわけじゃない」

みもりん「分かってるよ。 だけど、来てくれるじゃん」

花穂「……」

みもりん「はい、お茶」

花穂「……どうも」

みもりん「最近メロディちゃんと一緒じゃないの?」

花穂「はぁ……あの時は、成り行きで、一緒にはるかちゃんにプリント届けることになった、だけで」

みもりん「うん」

花穂「……それに、あの子がいるといろいろ話がややこしくなるから、いいの」

みもりん「そっかそっか。 あたしはメロディちゃん好きだけどね」

花穂「黒川さんのそういう好きじゃないでしょ。 そっちまで話ややこしくしないでください」

みもりん「いやぁ……」

花穂「……そういう優柔不断なとこ、ほんとそっくりですよね」

みもりん「……? なんのこと」

花穂「……」

みもりん「ああ……なるほど。 そういう。 はは」

花穂「……」

みもりん「参ったなぁ〜! 鈴乃ちゃんもこんな感じなのか」

花穂「……」

みもりん「……似てほしくなかったなぁぁぁ」

花穂「……子供って、似るってよりは、そうなっちゃうんです」

みもりん「……?」

花穂「似るんじゃなくて、そうならざるを得ないんですよ」

みもりん「う、うん……?」
0028 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 01:07:46.90ID:7JVG/Wd8
花穂「……分からないならいいです」

みもりん「……んー」

花穂「……」

みもりん「いや、分からなくもないんだよ」

花穂「……」

みもりん「……もうここまで来たら呪いだよね」

花穂「……そうですね。 それも、不吉すぎるやつ」

みもりん「あはは……」

花穂「……」

みもりん「あー、もう……」

花穂「……」

みもりん「……花穂ちゃん、ダメだって、」

花穂「……もう、ヤるのなんて今更でしょ」

みもりん「花穂ちゃんは、寂しいんだよ、ダメだよ。 高校生が、こんなこと、しちゃ、」

花穂「……私が家に来る度にシてるくせに何言ってるの?」

みもりん「そ、れは、雰囲気的にさ、」

花穂「……てか、寂しくなかったくせに、不倫してた黒川さんに言われたくない」

みもりん「……」

花穂「ち、ゅっ……」

みもりん「……ん、花穂ちゃん」

花穂「……」

みもりん「……花穂ちゃんは、あたしのこと誰に重ねてるの?」

花穂「……さぁ、」

みもりん「……」

花穂「……ね」

みもりん「……あたしに、おちんちんが生えてたらもっと最高だったのにね、花穂ちゃん」

花穂「……そーですね」

みもりん「あはは……」

花穂(……嫌味な人)
0031 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 01:28:03.02ID:7JVG/Wd8


花穂「……」パチッ

花穂「……ん、」

花穂(……やだな)

花穂(昔のこと、夢に見るとか、老人みたい……)

愛生海「……」スースー

花穂「……」

花穂(平和そうな顔して、寝やがって)

花穂「はぁ……」

愛生海「、っ、んー、花穂……?」

花穂「……ごめん、目が覚めただけだから」

愛生海「そっ、かあ……」

花穂「……」

愛生海「……おいでー、」

花穂「……なに、」

愛生海「……」ギュッ

花穂「あ……」

愛生海「ふふ、花穂、あっついなぁ……おやすみ……」

花穂「……おや、すみ」

花穂(……あついなら、離せばいいのに)

花穂(わけわかんないんだけど……)

花穂「……」

愛生海「花穂ぉ……寝ないのお……?」

花穂「……はぁ、うるさい。 トイレいく、離して」

愛生海「えー、いやーん」

花穂「邪魔だから」

愛生海「えー……」

花穂「……」

花穂(……私、なにが欲しかったんだろ)

花穂(今も昔も、よく、わかんない……)
0032 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 01:29:24.52ID:7JVG/Wd8
〇花穂が処女だった頃の話
おしまい


〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話
0033名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 04:02:42.23ID:7+rKqllL
毎日毎日探してた
復活嬉しいよ
0041名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/07/03(月) 23:32:48.33ID:6il1JJMy
>>37
俺も昨日その会場いたわw
0048 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/05(水) 04:20:54.69ID:8ZVIABwZ
〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話


はるか「……」モグモグ

ジョルノ「……」

そらまる「……」

みもりん「……」

はるか「そらさん」

そらまる「えっ、あ、なっなに!?」

はるか「今日はぼくの炒飯食べてくれないんですか? いっつもはたくさん食べてくれるのに……」

そらまる「あ、ああ〜……いや、はは、ちょっと……」

はるか「……愛乃さん」

ジョルノ「あ、お、おお?」

はるか「食べないんですか?」

ジョルノ「え、えっと……い、いただこうかなぁ、あっはは……」

はるか「……」

みもりん「……あ、あたしには聞かないの?」

はるか「いや、どうでもいいんで」

みもりん「ひどっ! 聞いてよ!」

はるか「え〜……」

みもりん「て、てか、やっぱり、こんなの、き、気まず、すぎるでしょ……」

ジョルノ「……」

そらまる「……」

みもりん「……もう少し、段階を踏んで」

はるか「段階ってなんですか?」

みもりん「えっ、いやだから、それは……」

はるか「段階も何も、そもそも気まずくなる要因は母さんが作ったんですから」

みもりん「そう、だけどさぁ……」

はるか「……」

みもりん「うん……」

はるか「……ぼくだって、こんなことあんまり気が進みませんよ」

みもりん「へ?」
0049 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/05(水) 04:32:54.29ID:8ZVIABwZ
はるか「冷静に考えて、誰がこんな精神的に苦痛な会開こうって思うんです?」

みもりん「……」

はるか「……でも、母さんやそらさんや愛乃さん達3人が、昔すごく仲良かったって聞いたから」

みもりん「ハル……」

はるか「だから、昔みたいに3人が仲良くしてほしいって思ってるんですよ。 純粋に」

ジョルノ「……」

そらまる「……」

はるか「3人が特にかかわりあいの無い人たちだったら放置してましたし、別に」

みもりん「……」

はるか「……難しいかもしれないですけど、母さん達もちょっとは向き合ってほしいです」

みもりん「……う、ん」

はるか「……」

みもりん「そう、だよね……そっ、か……」

はるか「……」

みもりん「……ごめんね」

はるか「……謝ってほしいわけじゃないんですが」

みもりん「ごめん……」

はるか「……」

ジョルノ「……まあ、とりあえず!」

みもりん「!」ビクッ

そらまる「わっ」ビクッ

ジョルノ「はるかちゃんが作ってくれた飯食べよう。 冷めたらもったいないしな〜」

はるか「そうそう。 食べてください」

みもりん「……愛乃さんの言う通りだ。いただきます」

そらまる「い、いただきます……」
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2017/07/05(水) 05:00:05.77ID:8ZVIABwZ


ジョルノ「あー、おいしかった」

はるか「わーい、ありがとうございます」

そらまる「なんかはるのご飯久々に食べた気がする」

はるか「どうでした?」

そらまる「もちろんおいしかったよ」

はるか「やったー。 へへ」

みもりん「分かる。 超うまかった」

はるか「いや、母さんには聞いてないので」

みもりん「なんでですか……」

はるか「……でもいいなー、母さんは?」

みもりん「んっ?」

はるか「愛乃さんとそらさん2人とも手にしてるって、両手に花じゃないですか」

みもりん「ぶっ! ちょっ、そ、それは!」

はるか「……はい?」

みもりん「ち、違うっていうか! その、両手に花ってか、は、生えてるのは、あっちだし、いや、この場合生えてるとか関係ないのか……あ、いや、でも……!」

はるか「……」

みもりん「……さ、最低な、ことだから」

はるか「……」

みもりん「浮気、だから、裏切ったんだから、愛乃さんだけじゃなくて、そらも、」

はるか「……」

ジョルノ「……」

そらまる「……」

みもりん「結局、両手に花なんてことには、ならなくて、どっちも、手放すことになっちゃって」

ジョルノ「……」

みもりん「……そんな、両方手に入れようだなんて、滅相もないんだけど、ただ、あたしは……」

そらまる「……」

みもりん「……ほんとに、ごめんなさい」ペコッ

はるか「……」

みもりん「……2人には、謝っても、謝りきれない、です」
0051 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/05(水) 05:10:08.52ID:/EKtRHbx
ジョルノ「そ、そんな……謝んなって、もう終わったことじゃん」

みもりん「……終わらせてしまった、自分が不甲斐ないです」

ジョルノ「……」

みもりん「そらも、ほんとに、ごめん……」

そらまる「……も、元はと言えば、私のせいじゃん……!」

みもりん「そ、それは違うって!」

そらまる「私が、すずのこと……その、諦め、切れなくて、それで……」

みもりん「……」

そらまる「……っ、ぐ、すっ……ごめん……南條さんも、ほんっっっとに、すいません……すいません……何しても償えません……」

ジョルノ「……そらまるも、もういいから。 な? あたし、気にしてないって、」

そらまる「ひっく、すいません……ほんとに、私……」

ジョルノ「いいんだって……泣くなよぉ」

みもりん「愛乃さん、あたしが、母親としての自覚がなくて、招いちゃった、ことなんです……だから……」

ジョルノ「いやいやいや……どっちが悪いとか、何が悪いとか、まっったく聞いてないからね」

みもりん「……」

ジョルノ「もう終わった。 あたしは現状に満足してる。 過去は過去だし、今はすずちゃんのこともそらまるのことも好き。 これじゃダメなの?」

みもりん「でも……」

はるか「……母さん」

みもりん「な、なに?」

はるか「……愛乃さんと、そらさん、2人と同時に関係を持ってた時代があったんですよね?」

みもりん「ま、まあ……」

ジョルノ「なんつー質問してんだ……」

そらまる「……」

はるか「ぼくが生まれたってことは、姉さんが生まれてからも……その、2人と関係を持ってたってことだから」

みもりん「……」

はるか「……どうやって切り抜けてたんですか?」
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2017/07/05(水) 05:17:48.47ID:2tdPRg5E
みもりん「き、切り抜けた、かぁ……」

ジョルノ「それはあたしも気になるなぁ」

みもりん「えっ」

ジョルノ「あたし、シカに言われるまで全然気が付かなかったわ。 どうやって浮気してたのかな? ん?」

みもりん「い、いやぁ……それは……」

ジョルノ「素直に気になる」

みもりん「でぇぇ……?」

そらまる「……家によく、鈴乃ちゃん連れてきてたよね」

はるか「うわー、母さん最悪〜。 愛人の家に子供連れていくとか」

みもりん「いやだって、そ、それは……仕方なかったっていうか……!」

ジョルノ「んー? なにが仕方なかったのかなー?」

みもりん「……すいません」

はるか「2人が鉢合わせるってことはなかったんですか?」

みもりん「そ、それは……そらを家に招いたりすることは間違ってもなかったし……あたしだけが家を行き来してた感じだから……」

はるか「浮気マスターですね」

みもりん「そんな称号いらないよ……」

ジョルノ「……まあ、それでも上手くやったもんだなぁ。 大したもんだわ。 今となっては」

みもりん「反省してます……」

ジョルノ「おー、反省しろしろ。 ったくよー、困ったわ。 お陰でカップ麺生活だった」

みもりん「……あ、でも」

はるか「なんです?」

みもりん「1回だけ……鉢合わせる、っていうか、マジで浮気バレるんじゃないか!ってくらい、ピンチなことがあった」

ジョルノ「ほー」

そらまる「……そんなことあったっけ?」

みもりん「あったあった! ……あれは、いつ頃だったかなぁ……鈴乃ちゃんが3歳頃……」
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2017/07/05(水) 05:18:14.38ID:2tdPRg5E
〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話
続く
0056名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/07/05(水) 09:06:44.96ID:QpLjBnIU
楽しみ
0062 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/06(木) 01:48:19.57ID:llDz9NLw


ジョルノ「あーーーーっ、つっかれたー」

みもりん「あはは……お疲れ様です」

ジョルノ「いやぁ……まじ最近休みなさすぎて……」

みもりん「仕事柄1日中休みってほぼほぼないですもんねぇ」

ジョルノ「そうなんだよなぁ」

みもりん(……愛乃さん、目に見えて疲れてる)

みもりん(もっとあたしになにか出来ればなぁ……)

みもりん(……1番いいのは、そらとの関係を解消して、愛乃さんのそばにずっといてあげる事なんだろうけど……)

みもりん(はぁ……そうはいかないし……)

みもりん「うーん……」

ジョルノ「……?」

すずの「まっまー!」

ジョルノ「おー、どうしたよ鈴乃」

すずの「まっま! ぼーう!」ポイッ

ジョルノ「いてっ……ん? なんだこれ、ア〇パンマンのボール……こんなの持ってたっけ?」

すずの「ぅんー?」

みもりん「……!」ビクッ

みもりん(あ、あのボールはっ……!)

みもりん(そらの家から持ってきたやつっ……!)

ジョルノ「どっから持ってきたんだお前これ〜」

すずの「あんねー! とれはねー、んーと、しゅじゅ、」

みもりん「だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ギュッ

すずの「んぐ」

ジョルノ「!?」

みもりん「はぁ……はぁ……」

ジョルノ「な、なにしてんだよ、すずちゃん……」

みもりん「い、いやぁ……はは、鈴乃ちゃんがあまりにも可愛すぎてつい抱きしめたくなっちゃったんですよ……ははぁ」

ジョルノ「そ、そか……そういう時、ある、よね……?」

みもりん(あっっっぶなぁぁぁぁ……!)
0063 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/06(木) 01:55:19.02ID:llDz9NLw
すずの「ぼーう……」

ジョルノ「……はぁー、でも、なんか、鈴乃と最近遊んであげれてないなぁ」

みもりん「……」

ジョルノ「あたし、ダメだなぁ……」

すずの「まっま、あんたんなんぐにたねる」

ジョルノ「アン〇ンマングミはさっき食ったばっかだろ……」

すずの「ぐにー!」

ジョルノ「デブるぞ。 ……はぁっ、こうして食い物だけしか与えれてないし……母親失格すぎる……」

みもりん「そ、そんなこと……」

ジョルノ「実は鈴乃さ、あたしのこと母親じゃなくて、食い物くれる機械って思ってそうだよな……」

みもりん「絶対にそれはないですから!」

ジョルノ「そうかぁ……?」

みもりん「ねっ、鈴乃ちゃん! マッマ好きだよね?」

すずの「あんたんなんぐにー!」

ジョルノ「……」

みもりん「……」

すずの「ぐにたねたいー! ぶろうはー?」

ジョルノ「ははは……鈴乃はぶどう味が好きなんだなぁ……」

みもりん(あわわ……遠い目をしてらっしゃる……)

みもりん(……あたしの馬鹿、事態を悪化させてどうすんだ)

みもりん「よ、愛乃さん!」

ジョルノ「ん?」

みもりん「す、鈴乃ちゃんは、愛乃さんのこと好きですよ! 保証しますから!」

ジョルノ「すずちゃん……」

みもりん(だって……そらにはまったく懐いてないし……こうして、マッマって呼ぶのは、愛乃さんだけだし……)

みもりん(……だなんて、死んでも言えないけど)
0064 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/06(木) 02:03:33.04ID:llDz9NLw
みもりん「と、とにかく、信じてください!」

ジョルノ「はは……ありがとう」

すずの「じゃあおえんじはー?」

ジョルノ「オレンジももうないぞー……」

すずの「うっ……いやぁぁぁ! あんたんなんぐに!」

ジョルノ「ないでーす」

すずの「まっまぁぁ!」

ジョルノ「ないぞー」

すずの「やだぁぁ! ぐにーーー!!! ぐにばかーー!!!」

ジョルノ「……ああ、ついにあたしの名前はグミになってしまった……さよならマッマのあたし」

みもりん「す、鈴乃ちゃん意味分かってないだけですって! 愛乃さんのこと大好きですって!」

ジョルノ「愛乃さんって呼ぶのやめてくれ……今からあたしはアンパンマ〇グミだよ……」

みもりん「愛乃さーん! 帰ってきてー!」

ジョルノ「あたしはグミです……」

みもりん「あああ……」

みもりん(鈴乃ちゃんはすこぶる機嫌悪いし愛乃さんはグミになっちゃったし……)

みもりん(あたしはどうすれば……)

みもりん(なにか……なにかないか……状況は最悪だし……)

ジョルノ「鈴乃ぉ……ボーロならあったぞ……」

すずの「ぼーお!」

ジョルノ「ボーロでいい……? マッマ泣きそうだから……間違えた……グッミだった……」

すずの「たねる〜!」

みもりん(しかもこのままだとマジで鈴乃ちゃんは太るし愛乃さんはグッミのままだ……)

みもりん(なに、か……)
0065 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/06(木) 02:09:17.92ID:llDz9NLw
みもりん「……うーん」

みもりん「……」

みもりん「あ……そ、そうだ! 愛乃さん!」

ジョルノ「なに……?」

みもりん「あの……今月、どっか遊びに行きませんか?」

ジョルノ「えっ?」

すずの「ぼーお! はゃあくー!」

みもりん「ボーロダメです〜。 太るです〜」ヒョイッ

すずの「ああぁ!」

ジョルノ「えっ、と……遊びに、って……」

みもりん「だーかーら、遊びに行くんです! 3人で!」

ジョルノ「3人……って、あたしと、すずちゃんと……鈴乃、で?」

みもりん「そうですよ! それ以外に考えられますか?」

ジョルノ「い、いや……でも……そんな、いいの? すずちゃんも忙しいろ?」

みもりん「いやいやいや……! そんな忙しいとかおいといて……と、とにかく、休み合わせて! 3人で遊びに行きましょ!」

ジョルノ「だけど……鈴乃の面倒、あたし、外でちゃんと見る自信ない……こんなんだし……」

みもりん「それはあたしがサポートしますって!」

ジョルノ「……」

みもりん「だから、行きましょう?ね? ね?」

ジョルノ「……う、ん」

みもりん「……!」

ジョルノ「ありがとう、すずちゃん。 行きたい」

みもりん(よっし……!)

みもりん「行きましょう!」
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2017/07/06(木) 02:16:19.60ID:llDz9NLw
みもりん「じゃあ……早速、今月の休みってどこになります?」

ジョルノ「えーと……ここ、と、ここかな……週末は……あっ、奇跡的に1日、ここが空いてる」

みもりん「え……ほんとですか!? あたしもここ、たまたま空けてたんですよ!」

ジョルノ「お、まじか」

みもりん「じゃあここにしましょうよ! 週末ならいろいろ子供向けのショーとかもやってるかもですし!」

ジョルノ「すずちゃんがいいなら、じゃあ、この日で」

みもりん「いいに決まってますよ!」

ジョルノ「……よ、よし。 あー、なんだかんだ楽しみ、かも」

みもりん「……ふふ、あたしも、です」

ジョルノ「お、おお……///」

みもりん「鈴乃ちゃーん、お出かけだ〜」ヒョイ

すずの「んふふ、たかいたかーい!」

みもりん「高いねぇ〜! 遊びに行くんだぞ〜」

すずの「あしょぶー?」

みもりん「そうそう! 遊ぶ!」

みもりん(……そういや、あたし、何であそこの日空けてたんだっけ)

みもりん(……?)

みもりん「……あっ!」

ジョルノ「どした?」

みもりん「い、いえ……なん、でも……」

みもりん(しまっ、たぁぁぁ……! この日、そらとも遊ぶ約束してたんだったぁぁぁぁ……!)

みもりん(……どう、しよう)

みもりん(ま、まあ……なんとか、しよう……うん……きっと、平気さ……うん……)

すずの「たかいたかいもっとぉー!」

みもりん「は、はーい……あはは……」

すずの「んふふふー」
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2017/07/06(木) 02:17:42.46ID:llDz9NLw
〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話
続く
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2017/07/06(木) 08:06:24.79ID:ajEAS2gd
見てるぞ
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2017/07/06(木) 19:58:04.85ID:+38a7D1W
これで浮気してなかったら最高なのにね〜
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2017/07/07(金) 20:27:28.66ID:xQ9zjR0w
もび
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2017/07/08(土) 17:37:53.62ID:o5T/6asx
みもりん
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2017/07/08(土) 23:02:20.33ID:N/MdbukS
みもばぁ
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2017/07/10(月) 14:23:30.91ID:e1ocjGjA
part13は凄いな…
途中で落ちたらしちゃって?追えなくなっちゃって久々に見かけたから覗いたんだけど今は過去編に突入してるのかな?
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2017/07/11(火) 21:47:00.83ID:egcBkg1A
0097 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/12(水) 01:02:23.74ID:MALtlC3W


ピンポーン

ガチャッ

そらまる「……」

みもりん「……そ、そら、おはよう」

そらまる「おはよう……やけに早いね」

みもりん「う、うん……時間、ないから、えっと……ちょっとでも、そらといられた方が、いいかなって……」

そらまる「う、うん……」

すずの「んん……」スースー

そらまる「……その子に関しては寝てるし」

みもりん「あっ、あはは……ごめんね。 今日午後から……その、仕事入っちゃってさ、急遽こんな、ことに」

そらまる「い、いいよ。 仕方ないじゃん」

みもりん「……」

みもりん(……午後からは、愛乃さんと、遊ぶんだけど)

みもりん(あああ……なんか、今になって浮気の罪悪感が……)

みもりん(てか、そらはあたしと愛乃さんが結婚してるの知ってるし、隠す必要は無いんだけど……)

みもりん(……でも、言いづらいよなぁ)

そらまる「すず?」

みもりん「あっ、な、なんでもない! ……そ、そうだ! そら、朝ごはんたべた?」

そらまる「まだ……」

みもりん「やっぱり! そう思ってさ、モ〇バーガーテイクアウトしてきたんだー」

そらまる「えー、ほんと! 嬉しい……!」

みもりん「ふふふー。 喜んでくれると思ったー」

すずの「しゅじゅのもたべるぅ……」ゴシゴシ

みもりん「あ、起きた」

そらまる「ご飯の話した瞬間に……」

みもりん「あははー、鈴乃ちゃんは食い意地がはってるからな〜」
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2017/07/12(水) 01:20:47.45ID:MALtlC3W


みもりん「鈴乃ちゃんおてて拭いた?」

すずの「ふいらー」

みもりん「吹いてないでしょ! おしぼり1個もあいてないじゃん!」

すずの「ふいたもーん」

みもりん「もー、おてて出してっ」

すずの「んふふ」

みもりん「嘘つきは悪い子だな〜」

そらまる「……すず、すっかりお母さんだね」

みもりん「いやいやいや……そんなこと。 ハルはまだ寝てるの?」

そらまる「うん……さっき寝たばっかり。 昨日はずっと夜泣いてた」

みもりん「そ、そっかぁ……大変だったね」

そらまる「いや、別に……その」

みもりん「……」

そらまる「……」

すずの「んー?」

みもりん「な、なんでもないよー。 食べよっか!」

すずの「ためるー!」

みもりん「はい、いただきます」

すずの「いたなきましゅ」

みもりん「あっ、待って待って! 袖まくって!」

すずの「んんー」

みもりん「念のためにエプロンもしとこうね……」

すずの「はあくたねたいー!」

みもりん「はいはーい、もうちょっと待ってねー」

すずの「もー!」

そらまる「……」

みもりん「……? そらはもう食べていいよ?」

そらまる「あ、うん……」
0099 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/12(水) 01:45:06.45ID:MALtlC3W


みもりん「あははは! でね、でね、」

そらまる「うん」

みもりん「そんでさー、この前愛乃さんがっ、」

そらまる「……」

みもりん「ご、ごめん……」

そらまる「え……い、いやっ、いいよ! つ、続けて!」

みもりん「……」

みもりん(気まずー……)

みもりん(しまったなぁ……不意に愛乃さんの話題を出してしまうのは気をつけないと……)

みもりん(愛乃さんにそらの話題出すのは問題ないから尚更なんだよなぁ……)

そらまる「……」

みもりん「そ、そら、おいで」

そらまる「へっ?」

みもりん「……っ」ギュー

そらまる「す、すず……?///」

みもりん「え、えっと……」

そらまる「……? ? ?///」

みもりん「ん、ちゅっ……」

そらまる「っ……///」

みもりん「……そ、そら」

そらまる「……あ、あー……え、だ、ダメだよ、鈴乃ちゃんいるのに……///」

みもりん「あ、はは! それもそうだよねぇ……って、あれ? 鈴乃ちゃんは?」

シーン…

そらまる「………?」

みもりん「……あれ?」


「うあぁぁぁぁん!」


そらまる「……はるの泣き声、が」

みもりん「っ、まずい! 鈴乃ちゃんがなんかしたんだ!」ダッ
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2017/07/12(水) 02:01:54.28ID:MALtlC3W
そらまる「す、すず急いで!」

みもりん「うん……!」

みもりん(なにしたんだよぉぉぉ……)

ガチャッ

みもりん「鈴乃ちゃん!」

はるか「ひっく、う、うぁぁぁん……」

すずの「はるちゃーもたねるー?」グイグイ

みもりん「」

すずの「はんばーう! とまと!」グイグイ

みもりん「こっ、らぁぁぁぁぁぁぁ!」

すずの「う」ビクッ

みもりん「何やってるの! あれだけハルにはご飯あげちゃダメって言ったでしょ!」

すずの「らって……おいしかったかあ……」

みもりん「ダメ! 喉つまらせたりしたらどうするの!? それにハルはまだ普通のご飯食べれない!」

すずの「らってぇ……はるちゃ……ひっく、たねたいって……」

みもりん「言ってません! もー! ハルの顔ソースでべしゃべしゃじゃん!」

すずの「うっ、うっ……ぐしゅっ……」

みもりん「ハルごめんねー……今拭くから……」

すずの「うゎぁぁぁぁぁん!」

みもりん「……はっ」

みもりん(つい言い過ぎたっ……!)

みもりん(あー……だめだ、最近ちょっとした事でイライラする……)

みもりん「ご、ごめんー……美味しかったんだもんね。 食べさせたかったんだもんね」

すずの「し、しゅっ、しゅじゅのたべたてたかったらけー! う、ぅぁぁん!」

みもりん「うんうん……ごめん……」

そらまる「すず、何泣かせて……わっ、はるの顔やばぁ……」

みもりん「あはは……悪いけど、ハルの事は頼むわ……」

そらまる「う、うん……」
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2017/07/12(水) 02:12:44.08ID:MALtlC3W


みもりん「はー……あっという間だったわー」

そらまる「だねー……」

みもりん「そら、ほんっとにごめんね……! また、今度は1日休みとるから……!」

そらまる「い、いいってそんな無理に!」

みもりん「絶対、約束する」

そらまる「……うん」

みもりん「ほんとに、今日はごめん」

そらまる「……」

みもりん「……ちゅっ」

そらまる「ん……も、もう、ま、まじでいいって、こういうの……///」

みもりん「あはは……じ、じゃ、また」

そらまる「……うん」

バタン


みもりん「……はー」

すずの「しゅじゅ、ちゅー、しれた! んふふー」

みもりん「えー、してたっけ?」

すずの「たっきちてた! ちゅー、ふふふ!」

みもりん「あー……マッマに内緒にしてね。 そらの家に来てたこと。 鈴乃ちゃんいい子だから出来るよね」

すずの「んー!」

みもりん「よしっ……ありがとうね。 今日はこの後マッマとお出かけだからねー。 いっぱい遊ぼうね」

すずの「あしょぶー! ふーふーしたい」

みもりん「シャボン玉? できるかなぁ」

すずの「ちたいー!」

みもりん「……あっ、てか急がなきゃ。 鈴乃ちゃん、ちょっと急ぐからね」

すずの「うん!」
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2017/07/12(水) 02:14:14.07ID:MALtlC3W
〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話
続く
0114 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/15(土) 10:04:10.48ID:wpa36Fl+


ピンポーン

ガチャッ

ジョルノ「はいはーい」

みもりん「おまたせでーす」

ジョルノ「おー……鈴乃いい子してた? いつもごめんね」

みもりん「すっごくいい子でした。 ねっ、鈴乃ちゃん」

すずの「んー!」

ジョルノ「あはは。 そっか。 ……つかさ、午前中すずちゃんも仕事だったんだろ?」

みもりん「え、あ、あー……はい、そう、です」

ジョルノ「鈴乃の面倒って見れんの……?」

みもりん「えー……と、その、まあ……見て、もらっとくというか……その……」

ジョルノ「……? まあ、いっか。 鈴乃、おいで。 すずちゃん重いって」

みもりん「い、いえ、重くなんか……」

すずの「まっまー!」

ジョルノ「元気いいなぁおまえ」

すずの「なんぱんまんだもんー」

ジョルノ「へぇーすごいなぁ」

みもりん「鈴乃ちゃんほんと元気いいですよねー。 人見知りもしないし」

ジョルノ「ほんと羨ましいわー、そういうとこ。 誰に似たんだろー」

みもりん「あはは……」

ジョルノ「やっぱすずちゃんに似たのかなぁ」

みもりん「いやいやいや……あたしもめっちゃ人見知りですよ」

ジョルノ「あたしよりはマシじゃない?」

みもりん「えぇ〜……」

ジョルノ「で、どこ行く?」

みもりん「ううーーん……」

すずの「たぼんだま!」

ジョルノ「シャボン玉ぁ……?」

みもりん「……」
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2017/07/15(土) 10:15:36.64ID:wpa36Fl+
ジョルノ「どうするか……」

みもりん「鈴乃ちゃん、シャボン玉以外にやりたいことあるー?」

すずの「たぼんだまーぁ!」

ジョルノ「どうしてもシャボン玉したいんだなぁ……」

みもりん「じゃあ思い切って公園とかきます? 近所のとかじゃなくて思いっきり遊べるような……」

ジョルノ「……うぇー」

みもりん(露骨に嫌な顔を……)

ジョルノ「公園とか〜暑いじゃん〜」

みもりん「でもシャボン玉したいって言ってるし……」

ジョルノ「じゃあベランダでよくね」

みもりん「えぇ……」

すずの「とうえんいくー!」

みもりん「って、鈴乃ちゃんも言ってますよ?」

ジョルノ「そんなぁ……インドア派のマッマになんて試練を……」

みもりん「愛乃さん、最近仕事以外の日引きこもりすぎですって」

ジョルノ「……」

みもりん「ちょっとだけ日にあたるだけって思って……ね?」

ジョルノ「いやぁー、えー……うんー、えー……公園……」

みもりん「ちっさい子でも遊べそうなとこないか調べてみますね……」ポチポチ

ジョルノ「……」

みもりん「あ、こことかどうかなー? すごい楽しそう」

すずの「とうえんー!」

ジョルノ「いや人多そうだし……まず暑そうだし……なんか遊具も……」

みもりん「じゃあここにしよっかー」

すずの「つるー!」

ジョルノ「……」

みもりん「さ、愛乃さん行きますよ」

ジョルノ「……」

みもりん「行きますよ」

ジョルノ「……はい」
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2017/07/15(土) 10:23:18.35ID:i/UocuJB
おっ
0118 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/15(土) 20:43:55.90ID:kPb6f0CZ



みもりん「うーん……」

ジョルノ「……」

シーン…

みもりん「案外人少ないですね!」

ジョルノ「……だな」

みもりん「写真で見たような遊具も半分くらいないし……あれ、これ情報掲載してたのだいぶ前だ」

ジョルノ「おいおい……」

すずの「たぼんだまー!」

ジョルノ「……ま、いっか。 鈴乃はとにかくシャボン玉出来たらいいみたいだし。 あたしも静かな方が好きだしな〜」

みもりん「結果オーライですね」

ジョルノ「まあ公園に来た時点であまり結果オーライではない……」

みもりん「えー」

すずの「たぼんだまはあくー!!!」

みもりん「あー、ちょっとまってね、アンパ〇マンのが……」ゴソゴソ

ジョルノ「最近はア〇パンマンのシャボン玉とかあんだなぁ……」

みもりん「そうなんですよ。 すごいですよね。 アンパン〇ンが容器になってて……」

ジョルノ「はぇー……」


シカコ「おっ……よしのんじゃない?」

ジョルノ「……? シカ?」

シカコ「やっぱりよしのんだ〜。 やっほ」
0119 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/15(土) 20:56:35.23ID:kPb6f0CZ
みもりん「し、シカちゃん……」

シカコ「みもりんもいるやん。 てことはチビちゃんも?」

すずの「とんにちはー……」

シカコ「……こんにちは」

ジョルノ「……シカに鈴乃見せるの初めてだっけ?」

シカコ「ん? あー……よく見るわ」

みもりん「……っ」ビクッ

ジョルノ「……?」

りっぴー「あ! しかちゃんいた!」

シカコ「りっぴ。 ごめーん、よしのんを見つけたからつい」

りっぴー「……」

シカコ「ごめんって。 花穂はー……あー、寝てるな、まだ」

りっぴー「車に乗せると絶対寝ちゃうんだよねー」

みもりん「りっぴーも来てたんだ」

りっぴー「うん。 花穂ちゃんをどっか連れてってあげたいなーって思って」

ジョルノ「お、うちらと一緒だ」

みもりん「……で、その肝心の花穂ちゃんが寝ちゃってると」

りっぴー「そーそー」

みもりん「へー……というかほんと花穂ちゃんかわいいわー。 お人形さんみたい」

りっぴー「へへー、よく言われるんだぁ」

みもりん「お肌も白くて……」スッ

かほ「ん……」パチッ

りっぴー「あ、目覚ました」

みもりん「……起こしちゃった?」

かほ「……っ」ビクッ

りっぴー「めっちゃ怯えてる」

シカコ「みもりんに怯えてる」

ジョルノ「みもちゃんだけに怯えてる」

みもりん「でぇ!?」
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2017/07/15(土) 21:21:53.68ID:kPb6f0CZ
すずの「たぼんだまはー?」

みもりん「あっ、そうだったそうだった……花穂ちゃんも一緒にやるー?」

かほ「……いや」フルフル

みもりん「……」

ジョルノ「花穂ちゃんおいで〜!」

かほ「……うん」コクッ

みもりん「あれぇ!?」

ジョルノ「みもちゃんはいやだって〜」

りっぴー「振られたね」

シカコ「振られた」

みもりん「そんなことないよ! ねー、花穂ちゃんっ」

かほ「っ……いや!」

みもりん「」

ジョルノ「怖いなー、この人」

りっぴー「花穂ちゃんはこっちで遊ぼっか〜」

みもりん「えぇ〜えぇ〜あたしなんかしたぁ〜?」

ジョルノ「本能的に嫌なんだろ」

みもりん「そんなぁ……」

ジョルノ「あ、まってりっぴー、あたしも行くわ。 鈴乃もりっぴーに何故か付いていきたがってるし」

すずの「たぼんだまつるー!」

りっぴー「うん、いいよー。 じゃあみもりんはそこで待ってて」

みもりん「……ハイ」

シカコ「可哀想だからあたしも残るわーあははー」

ジョルノ「任せたっ」

シカコ「はいはーい」

りっぴー「じゃっ、いってきまーす」


みもりん「……はぁ、行っちゃった」

シカコ「行っちゃったなー」
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2017/07/17(月) 18:08:14.42ID:1Z8L5smU
0133 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/18(火) 00:38:02.77ID:mRJzGlp2
みもりん「……」

シカコ「……いいお母さんしてるやん」

みもりん「……」

シカコ「ん?」

みもりん「……もぉぉぉぉ、やめてよぉぉぉ」

シカコ「なにを?」

みもりん「……そらとのこと、勘ぐってるでしょ」

シカコ「勘ぐるも何もさぁ、デキとるやろ」

みもりん「……で、きてないよ」

シカコ「……」

みもりん「ほんとだよ。 その……そらとは、仲がいいだけで」

シカコ「じゃああのチビちゃんは誰の子なん」

みもりん「……友達の子だよ」

シカコ「へーぇ……友達の子ね」

みもりん「……」

シカコ「その割にはいつも家にいるな」

みもりん「……その子のお母さん、忙しいから」

シカコ「……」

みもりん「……」

シカコ「……みもりん」

みもりん「な、に」

シカコ「あたし、よしのんに言わないよ」

みもりん「……」

シカコ「よしのんと仲良いからさ、情報横流しにされるかもって思ってるんでしょ」

みもりん「……」

シカコ「……よしのんの友達として、じゃなくて、みもりんとそらの友達として、聞いてる」

みもりん「……」

シカコ「頼むから、ほんとのこと言って。 なにか、やれることがあるかも、しれない」

みもりん「……」
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2017/07/18(火) 00:56:01.38ID:mRJzGlp2
みもりん(誰にも、言わないって決めてたけど……)

みもりん(……しかちゃんには、言っても、いいのかな)

みもりん(正直、この生活続けるのはつらいし、)

みもりん(……自業自得だって分かってるけど、)

みもりん(だけど……)

みもりん(……誰かに、分かってほしい、助けて、ほしい)

みもりん(つらい……)

みもりん(……)

みもりん「……なんにもないよ、そらとは」

シカコ「……」

みもりん「ほんとに、ないよ。 なんか、勘違いされちゃうのも仕方ないくらい距離感も近いけど」

シカコ「……」

みもりん「……仲がいいだけなんだよ。 それだけ。 分かるでしょ……はは」

シカコ「……わかった」

みもりん「……」

シカコ「……詮索してごめんなぁ」

みもりん「ううん、あたしこそごめん」

シカコ「……」


りっぴー「しーかちゃーん!」

シカコ「んっ? りっぴーどうした?」

りっぴー「あのねー、鈴乃ちゃんが川におちた」

みもりん「えっ」

ジョルノ「ははは……すまん、手滑った」

すずの「……えっぷしっ」ブルブル

みもりん「」

シカコ「あーあー……」
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2017/07/18(火) 01:09:06.81ID:mRJzGlp2


すずの「へぷしっ!」ブルブル

みもりん「もー! なんで落としたんですか!」

ジョルノ「す、鈴乃が元といえば悪いんだよ……」

みもりん「えー」

ジョルノ「でっかいシャボン玉に触りたい触りたい!って言ってさ……」

みもりん「はい……」

ジョルノ「そのでっかいシャボン玉が池の上にふわふわ浮いててさ……」

みもりん「はあ……」

ジョルノ「あたしは抱っこして、鈴乃をそのシャボン玉まで近づけてやったわけ」

みもりん「……ああ、なるほど。 結末が読めたのでもういいです」

ジョルノ「あ、あたしの腕力が足りなかったばっかりに……鈴乃をこんな目に……うう……」

みもりん「だからもういいですって……」

すずの「おなたすいた!」ブルブル

みもりん「寒気より食い気……」

ジョルノ「う、うまいこと言った!」

みもりん「うまくないですよ……はぁ」

ジョルノ「でも鈴乃強かったよ! 池落ちても浮いたし!」

みもりん「いやいやいや……でも泣いてないし、すごいですねそこは」

ジョルノ「……いや、泣いたな」

みもりん「えっ」

すずの「しーっ!」

みもりん「……」
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2017/07/18(火) 01:22:50.49ID:mRJzGlp2
みもりん「まあ何はともあれ……早く帰って着替えないと」

ジョルノ「だなぁ」

すずの「ごはんたねるー」

ジョルノ「今日何にしよっか。 めんどいし外食する?」

みもりん「鈴乃ちゃんどうするんですか」

ジョルノ「その辺で服買って……」

みもりん「もう家の近くなんですから、帰った方が早いですよ」

ジョルノ「確かに……はは、てことは夕飯はみもちゃんの手料理かなぁー?」

すずの「てろうり」

みもりん「愛乃さんは作りませんもんねー」

ジョルノ「うっ……ま、まあな」

みもりん「……はぁ」

すずの「んふふー」

みもりん「鈴乃ちゃん笑い事じゃないから……」

ジョルノ「……ふふ」

みもりん「……愛乃さんまで」

ジョルノ「いやぁ……なんかさぁ」

みもりん「……?」

ジョルノ「幸せだなー」

みもりん「愛乃さん……」

ジョルノ「幸せだわぁ。 なんか、すっごい幸せ。 なー、鈴乃〜」

すずの「うんー!」

ジョルノ「あはは!」

みもりん「……」

みもりん(……幸せ)

みもりん(って、ちゃんと、あたしも、言えるように、なりたい……)

ジョルノ「……? すずちゃーん?」

みもりん「なんでも、ないです……」

ジョルノ「……? おー」
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2017/07/18(火) 01:34:00.46ID:mRJzGlp2
〜〜〜

みもりん「みたいな……感じ?」

ジョルノ「おう、クズだな」

みもりん「うう……ほんっとに、すいません……」

ジョルノ「あはは! なんかもー、1周まわって面白いわー」

そらまる「……わ、私が言うのもなんだけど、こういうことって、はるの前で話してもいいのかな」

はるか「え?」

ジョルノ「た、確かに」

みもりん「ハル……その、ごめ、」

はるか「え、いや、なんか飽きちゃったんで途中からまったく話聞いてなかったんですけど、とりあえず母さんが性根腐った浮気野郎ってことは分かりました」

みもりん「ひどくない!?」

ジョルノ「なはははは! そーれーなー」

はるか「ひどいですねぇ。 レディを2人もキープしつついいとこ取りって」

みもりん「い、いいとこ、ってなんか……ま、まあ、ある、けど……すいません」

はるか「正直状況を楽しんでたところありません?」

みもりん「ないよ! もー!」

はるか「流石になかったですか。 よかったです」

みもりん「ほんとにあたしのことなんだと思ってるの……」

はるか「同じことを繰り返し言いますが、性根の腐った浮気野郎だと思ってます」

みもりん「泣きそう」

ジョルノ「でも性根の腐った浮気野郎に落ちちゃったあたしもあたしだわー。 参ったわ」

はるか「まあしょうがないですよ。 母さん、顔だけは一丁前にいいんですから」

ジョルノ「確かに」

みもりん「だけ!? ねー、そらぁ、2人がいじめる〜! そんなことないよね〜!?」

そらまる「いやぁ……」

みもりん「ひっど……」

みもりん(……)

みもりん(こんなんだけど……前よりも、幸せって形に、近づけてる、気がする)

みもりん(あー……最初から、幸せ、になりたかったなぁ……)
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2017/07/18(火) 01:34:51.23ID:mRJzGlp2
〇ジョルノとみもりんとそらまるの昔話
おしまい


〇鈴乃、20歳になる
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2017/07/18(火) 02:12:43.26ID:OkDfa31k
いいね
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2017/07/19(水) 11:44:55.88ID:9KcJC9PD
〇鈴乃、20歳になる


メロディ「……」

愛生海「ねー」

メロディ「……」

愛生海「ねー……」

メロディ「……」

愛生海「ねーーー!!!」

メロディ「……な、なに、びっくりした」

愛生海「さっきから何回も話しかけてんじゃん!」

メロディ「ごめん。 気が付かなくて」

愛生海「もー……さっきからスマホとにらめっこしてるけど何見てんの?」

メロディ「もうちょっとで鈴乃の誕生日だから……」

愛生海「……! そっか! 鈴乃っちの誕生日オナニーの日だ!」

メロディ「覚えやすいよね」

愛生海「んね」

メロディ「鈴乃、誕生日は特に家族に祝ってもらう予定とかないって言ってたから、祝ってあげようと思って」

愛生海「うんうん」

メロディ「プレゼント悩む……」

愛生海「オナニーの日だしアダルトグッツとかでいいんじゃね?」

メロディ「まあ喜びそうだけど……」

愛生海「あははは! 喜びそう! ひどい言われようだなぁ〜鈴乃っち」

メロディ「でもそんなの渡すわけにもいかないし。 流石に」

愛生海「えー、いいと思うけどなぁ」

メロディ「愛生海は真面目に何がいいと思う?」

愛生海「うーん……鈴乃っちって何が好きだっけ?」

メロディ「……今はミニ〇ンかな」

愛生海「ミ〇オン……」
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2017/07/19(水) 11:51:40.31ID:9KcJC9PD
メロディ「……」

愛生海「……それならアダルトグッツのがよくね」

メロディ「そんなことないもん」

愛生海「……」

メロディ「よし、決めた」

愛生海「えっ、決まったの? この一瞬で?」

メロディ「うん」

愛生海「まじか」

メロディ「ちなみに……愛生海は花穂の誕生日何あげたの?」

愛生海「私? ……えーと」

メロディ「……」

愛生海「あ、あげてないわ」

メロディ「えっ……愛生海、それほんと?」

愛生海「うん。 あげてない……忘れてて……へへ」

メロディ「私なら絶対嫌だけど……」

愛生海「だっ、だよね。 だからさ、花穂に聞いたんだよ? 誕生日過ぎちゃったけどなにか欲しいものある?って」

メロディ「うん……」

愛生海「そしたら……いい、って」

メロディ「それは……花穂、怒ってるんだよ。 多分」

愛生海「ええぇー!? そうなの?」

メロディ「多分……」

愛生海「やばいなー……」

メロディ「分かんないけど。 花穂のことだからほんとにいらないって言ってるのかもだし」

愛生海「うーん……つか、私、花穂の誕生日プレゼントどころか祝ってもないし」

メロディ「やばいやつやん」

愛生海「あっ! 宮〇大輔!」

メロディ「ふふん」
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2017/07/19(水) 11:53:24.81ID:5bqzaYLO
ふふんかわいい
0154 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 11:55:08.10ID:9KcJC9PD
愛生海「面白いよねー、イ〇テQ」

メロディ「じゃなくて、祝ってないのはまずいよ」

愛生海「まじかよぉ……」

メロディ「誕生日無視されるのはつらいよ。 花穂、友達もいないし多分誰からも祝ってもらってないよ」

愛生海「さらっとひどいこと言ったね?」

メロディ「私もそんなにいないから言えるんだってば」

愛生海「……」

メロディ「……」

愛生海「で、でもさ、イ〇スタに大勢の芸能人に囲まれて祝われてた画像上げてたよ」

メロディ「芸能人の人たちでしょ。 愛生海は違うじゃん」

愛生海「まあそうなんだけど……」

メロディ「……まって、その中に鈴乃いた?」

愛生海「……い、いなかったよ」

メロディ「よかった」

愛生海(いたけど……)

愛生海(怖いから言わんとこ……)

メロディ「……あ、じゃあさ」

愛生海「?」

メロディ「こうしたら……?」

愛生海「……?」
0155 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 12:01:43.88ID:9KcJC9PD


鈴乃「あーーーつーーーいーーー……」

花穂「……」

鈴乃「あつくないのーーー……?」

花穂「……暑いけど」

鈴乃「もー……何でこんな暑い日に外で撮影だったんだろうね……」

花穂「……あのさ」

鈴乃「なに?」

花穂「なんで付いてくるの。 コンビニに行くだけなんだけど……」

鈴乃「あたしもコンビニ行きたいもん。 今日昼からオフだし昼飯買いたい」

花穂「あっ、そ……」

鈴乃「花穂ちゃんは何買いに行くの?」

花穂「なんでもいいでしょ」

鈴乃「……暑いからってイライラしすぎだろ」

花穂「……」

鈴乃「あっ、元からか」

花穂「まじで付いてくんな」

鈴乃「だーかーら! 付いてきてるわけじゃないっつーの!」

花穂「暑いから喋らないで」

鈴乃「暑いの関係ねぇじゃん!」

花穂「暑苦しい」

鈴乃「ほらー! イライラしてる! 暑いのはどうにもなんないんだからイライラすんじゃねーよっ」

花穂「暑いのにイライラしてるんじゃないから」

鈴乃「はぁ? まさかあたしのせいでとか言うの?」

花穂「……メイク崩れるし、日に焼ける」

鈴乃「花穂ちゃんメイクしててもしなくても変わんねーよ……」

花穂「……」

鈴乃(無視……)
0156 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 12:06:38.44ID:9KcJC9PD
花穂「はぁ……あっつい」

鈴乃「荷物もとうか? そのでかい鞄何が入ってんの?」

花穂「……」

鈴乃「……」

鈴乃(また無視……)

鈴乃(……慣れたからいいけどさ)

鈴乃(最近の花穂ちゃん前にも増してあたしに対してのあたりつぇぇ……)

ライン♪

鈴乃(……? メロディちゃんからLINEだ)ポチポチ


メロディ:すずののたんじょうびのことなんだけど

suzuno:うんうん(・8・)!

メロディ:かほもいっしょにいわうからさそっといて あいみもいるから

メロディ:(スタンプ)


鈴乃(あっ……ミ〇オンのスタンプかわいい……)

鈴乃(……)

鈴乃「っ、えぇ!?」

花穂「な、なに」

鈴乃「い、いやぁ……」

鈴乃(ええぇ……花穂ちゃんも誘うってまじかよ)

鈴乃(しかもあたしが!?)

鈴乃「はぁぁぁぁ……」

花穂「だから、さっきからなに」

鈴乃「あ、あのさぁぁぁ、花穂ちゃんん……」

花穂「……」
0157 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 12:07:10.48ID:9KcJC9PD
〇鈴乃、20歳になる
続く
0162 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 23:30:19.54ID:mLGiqPc/


ガチャッ

愛生海「こんちわー!」

メロディ「あ、愛生海だ」

愛生海「愛生海です!いやー、鈴乃っちの家久々にきた……あっ、皆来たー?」

メロディ「花穂だけは来てる」

花穂「……」

愛生海「ほんとだっ。 早いね〜」

花穂「……」

愛生海「もしかしてけっこー楽しみだったり? うひひ」

花穂「うるさい」

愛生海「ひでー……」

ジョルノ「おやおや皆さんお揃いで」

愛生海「あー! なんちやまんだ!」

ジョルノ「相変わらずヤンキーだなぁ」

愛生海「もうっ。 髪色だけで判断しないっでってばー!」

ジョルノ「なはは。 だってまっきんきんだし」

愛生海「その反応もう飽きたー……」

ジョルノ「みんな言いたくなるもんよ。 その頭見たら」

愛生海「あえー……?」

ガチャッ

鈴乃「ただい……ありゃ、あたしが最後?」

メロディ「あ、鈴乃」

鈴乃「おまたせ。 ごめんね、遅くなって」

愛生海「鈴乃っち! 本日の主役ー!」

鈴乃「あはは、愛生海ちゃん相変わらずヤンキーだなぁ」

愛生海「えっ」

鈴乃「な、なに?」

愛生海「で、デジャヴ……」

鈴乃「?」
0163 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/19(水) 23:49:15.07ID:mLGiqPc/
ガチャッ

はるか「もーなんですかぁ……うるさいぃ……」

メロディ「ごめんね。 うるさかった?」

はるか「メロディ先輩はあんまり……」

鈴乃「愛生海ちゃんがうるさいんだよねー」

はるか「いや姉さんが……」

鈴乃「あたしぃ!? さっき来たばっかりだけど!?」

愛生海「はるたそー! 寝てたの?」

はるか「寝てました……」

愛生海「もう昼過ぎだぞー」

はるか「愛生海先輩……相変わらずヤンキーですねぇ……」

愛生海「えっ」

はるか「はい?」

愛生海「な、なに、打ち合わせでもしてんの怖い怖い怖い怖い……!」

はるか「? ? ?」

メロディ「はるかもお誕生日会する?」

はるか「自分ー……は、いいです。 皆さんお酒飲みますよね? 酔っぱらいのお付き合いめんどくさそー……」

メロディ「愛生海はまだ未成年だから飲まないよ。 ね」

愛生海「へ? ……あ、う、うん」

はるか「……」

花穂「……わ、たし、飲まないけど。 明日仕事だし、お酒、そもそも嫌いだし」

メロディ「だって。 はるか」

はるか「……じゃあ、少しだけ」

愛生海「そうこなくっちゃ! ……で、私はお酒ダメなん?」

メロディ「ダメ。 今日この場で飲めるのは私と、花穂と……それから、鈴乃」

鈴乃「ふふふ、あたしも20歳かー。 いやぁ、悪いね、愛生海ちゃん。 合法飲酒なんだよもうこれが」

愛生海「……けっ」
0164 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 00:05:12.01ID:gqaYEbgR
メロディ「そうだ。 もういろいろと作ったんだけど……」

鈴乃「うおおぉ! うまそう! 全部手作り?」

メロディ「うん。 頑張った」

鈴乃「まじ嬉しいよー! ありがとうっ」

愛生海「うめー!」モグモグ

鈴乃「あ、ちょっと! あたしの誕生日なのに何勝手にっ……! あたしも食べる!」

メロディ「お行儀悪い……!」

愛生海「あ、これめっちゃうまい! どうやっえつくっ、ごほっ、けほっ」

鈴乃「あははは! むせたーっ、んくっ、げほっ! えほっ!」

メロディ「まず座って! あと手洗って! 汚い!」

花穂「……」

はるか「騒がしい人達ですねぇ」

花穂「……はるかちゃん」

はるか「はい?」

花穂「……その、」

はるか「……」

花穂「この前は、変な態度とって、その……」

はるか「……いいんです」

花穂「……」

はるか「ぼく、気にしてませんし、今でも花穂先輩のこと好きですから」

花穂「……」

はるか「もちろん、もうそういう意味ではないですが……今でも好きですよ。 花穂先輩が」

花穂「……」

はるか「……」

花穂「……髪の毛伸ばし始めたの、似合ってる」

はるか「えへへ……ありがとうございます」
0165 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 00:16:32.59ID:gqaYEbgR
愛生海「よーし、ではお酒が入る前にゲームやっちゃいましょー!」

メロディ「ゲーム?」

愛生海「このゲームはお酒入ってても楽しいけど……入ってない方がリアルさ増して楽しいからね〜……そしてっ! そのゲームの名はっ!」

鈴乃「なになに、何が始まんの」

愛生海「“真実か挑戦か”!」

花穂「……なんか、聞いたことある」

愛生海「流石花穂!」

はるか「どんなルールなんです?」

愛生海「えーと……説明するのむずいんだけどさ、まず、このゲームは1人ずつ順番に出題者になるのね」

鈴乃「ふむ」

愛生海「その出題者は、右隣の人に『真実の告白』か『挑戦』を選択させる!」

メロディ「告白か挑戦……」

愛生海「で、選択した人は必ずそれをこなさなきゃならないの! パスとかなしね! 告白を選択して『浮気したことある?』って出題者に聞かれたら正直に言わなきゃならない!」

はるか「……」チラッ

鈴乃「なんでこっち見んだよコラ」

愛生海「挑戦を選択して『全力で犬のモノマネ!』って出題者に言われたらそれに従わなきゃならない!」

メロディ「面白そう……」

愛生海「でしょでしょ? 超絶盛り上がるんだから」

はるか「ウェイ系の人がまた好んでやりそうな……」

愛生海「そんなのかんけーない! ささ、ちゃちゃっとやっちゃおう! 今日誕生日の鈴乃っちから出題者どーぞっ!」

鈴乃「あたしぃ!?」

はるか「右隣……ってことは、ぼくが出題される側ですか」

愛生海「そゆこと」
0166 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 00:26:08.53ID:gqaYEbgR
鈴乃「え、えーと……じゃあはるちゃん……真実か、挑戦か……で、あってる?」

愛生海「あってるよー」

はるか「えーと……じゃあ……真実で。 挑戦とか無茶やらされそうで嫌なんで」

鈴乃「そんな……つか、質問考えてなかったんだけど」

愛生海「今考えて!」

鈴乃「うーーん……」

はるか「……」

鈴乃「あっ……し、下着の色、何色?」

シーーン……

愛生海「……す、鈴乃っちぃ」ガタガタ

鈴乃「そ、そんな顔で見るなよ! しょうがないだろ思いつかなかったんだから!!!///」

はるか「……」ウワァ

愛生海「見てよこのはるたそのゴミを見るような目を……」

鈴乃「そういうゲームだろ!?」

メロディ「……」

花穂「……」

愛生海「レディ達のドン引きした顔を……」

鈴乃「だからそういうゲームでしょ!?!?!?」

はるか「あの……今日は青ですけど……これでいいですか……?」

鈴乃「そういう答え方するゲームじゃないよね!?」

愛生海「さて、ドン引きしたところで次行ってみよー」

鈴乃「なんなの!?」

愛生海「はるたそが私に出題〜」

はるか「あ、ぼくですか」
0169 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 00:38:17.94ID:gqaYEbgR
はるか「真実か挑戦か、どっちですー?」

愛生海「うーん、じゃっ、真実」

鈴乃「あれ意外。 挑戦!って真っ先に言いそうなのに」

愛生海「そうやって言われると思ったから真実にしたの〜」

はるか「じゃあ……愛生海先輩がもってる過去の中で、1番深い闇ってなんですか?」

鈴乃「おお、なんかガチめのだ……」

花穂(すごい質問……)

メロディ(闇? ってなんだろう……)

愛生海「うーーんそうだなぁ……闇ぃ? 闇? どこからが闇なんだろ」

はるか「自分が思う中ででいいですよ」

愛生海「ううぅーーん……」

鈴乃「まあ日頃から黒歴史を量産してる愛生海ちゃんなら余裕でしょ」

メロディ「闇って何?」

鈴乃「隠しておきたい事的な?」

メロディ「ふーーん……」

愛生海「あっ、あれかな」

鈴乃「うん?」

愛生海「りっぴーちゃんとヤりかけた」

鈴乃「えっ」

はるか「ほぉ」

花穂「は?」

愛生海「くらいかなぁー」

花穂「ねぇなにそれ、初見」

愛生海「深追いはなし! 次いこー! 私がメロディちゃんに出題!」

メロディ「私の番……!」

花穂「……」

鈴乃(さらっと流していい話題じゃねぇよこれ……)
0170 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 00:38:43.99ID:gqaYEbgR
〇鈴乃、20歳になる
続く
0171名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 02:01:40.49ID:aLi2ignz
更新乙
0174名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/07/20(木) 14:38:17.62ID:+DML2j/I
りっぴーとしたい......
0179名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/07/21(金) 11:55:52.85ID:WHDHtUBb
誕生日おめでとう。鈴乃
0181名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/07/21(金) 14:35:28.64ID:aeEOZRAW
鈴乃ちゃん、お誕生日おめでとう
0187 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 02:58:27.72ID:xFaurA4O
愛生海「じゃーあ……真実か挑戦かっ!」

メロディ「挑戦!」

愛生海「おおやる気だね!」

鈴乃「そんな食い気味に……」

メロディ「みんなが真実ばっかりだから挑戦やろうって思って」

愛生海「へへーそっかそっか! どうしよっかなぁ……」

メロディ「何でもするよ」

愛生海「ほんとにぃー?」

メロディ「うん」

鈴乃「だ、だからと言ってエッチなのはダメだからな! 分かってる!? 公開オナニーとか……!」

はるか「いやそれ姉さんの願望じゃないです?」

鈴乃「ち、ちげえよっ!」

愛生海「決まった!メロディちゃんから見て右の人と下着を交換する!」

メロディ「てことは……花穂?」

花穂「は?」

はるか「またマニアックな……」

愛生海「そう? 定番でしょ?」

はるか「定番って……世も末ですねぇ……」

鈴乃「と、というかは、早く、挑戦しなよ」

愛生海「おー、鈴乃っちワクワクしてるねー」

鈴乃「し、してないって!」

メロディ「花穂、交換しよ」

花穂「いや。 なんで私が……」

愛生海「挑戦はぜったーい」

花穂「……じゃあ隣の部屋で」

愛生海「ん? ダメだよ? この場で交換しなきゃ」

鈴乃「そ、そうだぞ」

はるか「あ、ぼくは見ませんからお気遣いなく」

花穂「……」
0188 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 12:59:27.93ID:Cm1AzrUO
メロディ「だって」

花穂「……嫌じゃないの?」

メロディ「気は進まないけど……挑戦選んじゃったし」

花穂「……」

メロディ「……」グイッ

花穂「ちょっと!」

愛生海「うひょー」

花穂「本気でやらせんの!?」

鈴乃(なんていい眺めだ……)

花穂「そこもぼーっとしてないで!」

鈴乃「え、あ、なんて言った?」

花穂「……」

はるか「……ぼく飲み物飲んできます」スッ

鈴乃「えっ、まっ、もっ、たいなっ!……あっ、そ、そう。 いってらっしゃい」

メロディ「もう後にはひけないよ、花穂」

花穂「はぁ……?」

愛生海「もー! なんでそんなに恥ずかしがるの? 裸なんてもう何度も見た仲じゃない」

花穂「恥ずかしがるとかそういう問題じゃない」

愛生海「仕事で水着になりまくってるんだからこれくらいへーきへーき!」

花穂「下着にはなったことないから」

鈴乃「ぬ、布面積同じじゃん……」

花穂「……」ギロッ

鈴乃「ひっ」

メロディ「じゃあ上だけ」

花穂「それでも嫌」

愛生海「花穂? 上だけでいいんだよ? このチャンスを逃していいの?」

花穂「別にいいけど」

愛生海「じゃあ上下どっちも交換する?」

花穂「……」
0189 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 17:40:10.13ID:d3hLGzA4
愛生海「ん?」

花穂「……はぁ。 もう、分かった。 いい、どうでも」

愛生海「おおぉ〜! やったぜ鈴乃っち!」

鈴乃「え、あ、あたしは、別に……!///」

メロディ「はい、花穂あげる」スッ

花穂「……はやっ」

愛生海「メロディちゃんそういうとこ最高!」

メロディ「ありがとう」

花穂「……」

メロディ「花穂、早く脱いで」

花穂「……」スルッ

愛生海「うはー! おっぱいだー!」

鈴乃「……やっ、やっぱりあたし後ろ向いとくわ……///」

愛生海「もったいないよ! 見とかなきゃ!」

鈴乃「い、いい! 見ない!///」

花穂「……はい。 後で返してよ」

メロディ「うん。 分かってる」

花穂「……はぁ」

メロディ「……」

花穂「……? どうしたの」

メロディ「ううん……」

メロディ(Fの60……)ジッ

愛生海「そういやさー、メロディちゃんと花穂ってどっちがおっぱい大きいの? いい勝負?」

メロディ「花穂……Fの60もあった……」

愛生海「まじで! そそるなー。 メロディちゃんは?」

メロディ「Dの65」

愛生海「充分でかいって。 ねっ、鈴乃っち」

鈴乃「な、なんであたしにふる……///」

愛生海「あー……鈴乃っち、トイレ行ってきてもいいよ?」

鈴乃「い、行かねぇよ!///」
0190 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 18:04:08.74ID:zguEDGsl
ガチャッ

はるか「ただいまですー。 終わりました?」

愛生海「終わったよー! ほんと見なくてよかったの?」

はるか「見た目的には変わりませんね」

花穂「当たり前でしょ」

鈴乃「っ……次! 次行こう!///」

愛生海「うお、いきなり仕切り始めた。 えーと……次はー……メロディちゃんが花穂に出題ね」

メロディ「うん……花穂」

花穂「……」

メロディ「真実か挑戦か」

花穂「……」

メロディ「……」

愛生海(く、空気が変わった……)

鈴乃(なんだろうこの感じ……)

はるか(女性ってやっぱり怖いですねぇ……)

花穂「……真実」

メロディ「……分かった」

鈴乃(まあそりゃそうだわな)

愛生海(挑戦を選ぶ花穂とかすごい面白そうなのにー……)

メロディ「じゃあ……」

花穂「……」

メロディ「……花穂は、今でも鈴乃のこと、好き?」

花穂「……!」

愛生海「!」

はるか「……」

鈴乃「……!?」
0191 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 18:50:58.83ID:72B+P1GR
花穂「……」

メロディ「ほんとの事答えて」

鈴乃「な、何言ってるのさメロディちゃ〜ん……はは……」

花穂「……好きなわけないでしょ」

鈴乃「ほ、ほらぁ」

メロディ「鈴乃は黙ってて」

鈴乃「あ、はい」

メロディ「……真実だよ?」

花穂「だから、好きじゃない。 これが真実」

メロディ「嘘つき」

花穂「……」

愛生海「め、メロディちゃん?」

はるか(こわ……)

メロディ「答えてよ」

花穂(……やばい)

花穂(どう、したら……)

花穂「、あ、あの……わ、たし……す、」

メロディ「なんちゃって。 ごめんね花穂。 なんかこういうのやってみたくて」

花穂「き……っ、は?」

メロディ「? もういいよ。 好きじゃないなら」

はるか「……」

鈴乃「……え、え?」

愛生海「……い、いや、さ、さっき花穂なんて言いかけた?」

鈴乃「あ、あたし……その……なんか……」

花穂「っ……な、う、うるさい!」

鈴乃「えぇ!?」

花穂「あんたは黙っといて!」

鈴乃「でもっ、」

花穂「うるさい!」

鈴乃「でぇ!?」
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2017/07/23(日) 18:57:14.92ID:FYsg2ok5
ふむふむ
0193 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 19:00:03.49ID:72B+P1GR
花穂「っ、そういえば次私の番だったよね!?」

鈴乃「う、うん……」

愛生海「か、花穂、どうぞ。 鈴乃っちに……」

花穂「真実か! 挑戦か!」

鈴乃「ひぃっ! ち、挑戦! 挑戦します!」

花穂「なら今すぐ出ていけ!」

鈴乃「はぁぁぁぁぁ!?」

花穂「挑戦は絶対なんでしょ!」

鈴乃「で、でも今日の主役はあたしでっ、」

花穂「関係ない!」

鈴乃「えぇ!?」

花穂「さっさと出ていけ!」

鈴乃「そんなぁ……」

はるか「あははー。 出ていくついでにミ〇オンのチョコエッグ買ってきてくださいよ」

鈴乃「しかもパシらせんの!?」

愛生海「じゃあ私なんか甘いもの食べたーい!」

メロディ「私はなんでもいいよ」

鈴乃「……」

花穂「早く!」

鈴乃「……行ってきます」

バタン

鈴乃「……」

鈴乃「はぁっ」

鈴乃(……もぉぉぉ、なんなんだよ)

鈴乃(あたし今日誕生日だよ……?)
0194 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 19:01:01.12ID:72B+P1GR
〇鈴乃、20歳になる
続く
0198 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 23:14:22.42ID:/wRRLJn9
ガチャッ

鈴乃「ただいまー……」

はるか「チョコエッグ買ってきました?」

鈴乃「はい、買ってきたよ……」

愛生海「えー、私のやつシュークリーム!? 趣味悪ぃなぁ鈴乃っち!」

鈴乃「知るかよっ! 買ってきただけでも感謝しろよ!」

メロディ「私のはアイス?」

鈴乃「今日暑いからこういうのがいいかなって……」

メロディ「ありがと」

鈴乃「あ、あと……花穂ちゃんにも、アイス……」

花穂「……」

鈴乃(無視……)

はるか「えー、またスチュアートが出ました……ぼく暗黒時代がほしかったのに……」

鈴乃「知るか! ランダムなんだから!」

愛生海「メロディちゃーん、お酒あけていー?」

メロディ「いいよ……あ、ダメ。 愛生海は」

愛生海「もういいじゃーん! 誕生日遅いだけでメロディちゃん達と同い年よ?」

メロディ「ダメ」

愛生海「ぶー。 じゃあ鈴乃っち、はーい、ぷしゅっ」

鈴乃「……え、なにこれ」

愛生海「ビールだよ。 ビール。 今日私が飲もうとしてたけど鈴乃っちにあーげるっ」

鈴乃「えー……いや」

メロディ「飲んでみなよ。 おいしいから」

鈴乃(さすがあやお義母さんの子だ……)

鈴乃「……分かったよ」

はるか「悪酔いしないでくださいね?」

鈴乃「しねぇわっ! ……ったく、飲むよ」

愛生海「いっきっきーのきー」

鈴乃「……」ゴクゴク

メロディ「どう?」
0200 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/07/23(日) 23:24:21.89ID:/wRRLJn9
鈴乃「……お、おいしくない」

メロディ「うそ。 おいしいのに」

愛生海「ね、おいしいよね」

メロディ「愛生海はなんで味知ってるの」

愛生海「いやぁー、えへへっ」

メロディ「花穂、おいしいよね?」

花穂「……私、嫌いだって言ったでしょ」

メロディ「……そうなんだ。 じゃあ私は飲むね」ゴクゴク

鈴乃「よくこんな不味いものそんなに飲めるよね……」

愛生海「不味くないってー。 かしてみ」スッ

鈴乃「あ、ちょっと!」

愛生海「んくっ、んっ……ぷはーっ! おいしーよ」

メロディ「あー、飲んだ」

愛生海「これだけこれだけ。 鈴乃っちが残した分だけ」

メロディ「もー」

愛生海「鈴乃っちももっと飲め!」

鈴乃「も、もういい!」

愛生海「飲めってばっ!」グイッ

鈴乃「んぐーっ!?」

愛生海「あははは! うまいかー!?」

メロディ「愛生海、やりすぎだって……!」

鈴乃「げほっ……おえっ……!」


花穂「……」

はるか「……大丈夫ですかねぇ」

花穂「大丈夫じゃないでしょ……元から」

はるか「まあそれは……ありますけど」

花穂「はぁ……」
0202 ◆UcSf3xkxOaxa (地図に無い場所)@無断転載は禁止
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2017/07/23(日) 23:45:21.79ID:/wRRLJn9
〜20分後〜

愛生海「んねぇー、鈴乃っちぃ、」

鈴乃「……」

愛生海「鈴乃っちったらぁ///」

鈴乃「……」

愛生海「応答しろよ。 おうとう。 応答しなぁいとちんこ揉むぞぉぉ?///」

鈴乃「……っ、」

愛生海「んんんー?///」

鈴乃「っ、あははは! 揉めるものなら揉んでみろよばぁぁぁぁっか!///」

愛生海「こんにゃろー! じゃあ揉むかんな!?///」

鈴乃「つーかなんでちんこなんだよぉ、あは、っ、揉むならおっぱい揉めよぉ///」

愛生海「鈴乃っち、おっぱいねーじゃん!///」

鈴乃「あはは! ちんこもねーよ!///」

愛生海「揉むほどはな!///」

鈴乃「あっ、はっはっはっはっ!///」

メロディ「鈴乃……」

花穂(下品……)

はるか「あーやっぱりこうなりましたか」

花穂「……」

はるか「ぼくの母さん、酔ったら笑い上戸になるんですよ。 姉さんもそうなるかなーって」

花穂「……ならなんで止めなかったの」

はるか「面倒だったので」

花穂「……」

メロディ「私あんまり酔わないから分かんない」ゴクゴク

花穂「……すごいね」

メロディ「?」

花穂「はぁ……ちょっと外の空気吸ってくるから」

メロディ「あ、うん」

バタン
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2017/07/23(日) 23:55:05.73ID:/wRRLJn9
メロディ「……」

はるか「メロディ先輩?」

メロディ「……花穂、楽しくないのかな?」

はるか「なんでです?」

メロディ「……なんとなく、そんな気が」

はるか「……多分、楽しんでますよ。 その……花穂先輩、表に出さないタイプですし」

メロディ「だといいんだけど……」

はるか「……」


愛生海「ほんとに揉ませる気があるんなら脱げよ!///」

鈴乃「脱ぎまっせーん! 愛生海ちゃんの前で脱いでもなんのメリットもないでーす!///」

愛生海「なら誰の前なら脱ぐんだよっ!///」

鈴乃「えぇ〜……可愛い子? 巨乳でっ、笑顔がかわいいっ、無垢な子っ///」

愛生海「あっははは! ばっかじゃねーの!///」

鈴乃「処女はいいぞ〜///」

愛生海「だーっはっはっは!/// はぁー……眠てぇ〜……///」

鈴乃「あははっ、はぁ……はあー……ちょっと、トイレ……///」フラフラ

メロディ「大丈夫?」

鈴乃「らいじょーぶー……///」フラフラ

バタン

はるか「……ほんとに、大丈夫でしょうか」

メロディ「さぁ……」
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2017/07/24(月) 00:10:38.18ID:9DwS5b5t
ガチャッ…

花穂「……はぁっ」

鈴乃「んぁー……? 花穂ちゃん?///」

花穂「……」

鈴乃「どーしたのぉ? 花穂ちゃんもトイレぇ? えへへっ///」

花穂「……どいて」

鈴乃「ひどぉぉい! 花穂ちゃんっていっつっっっもひどいよねっ! なんで!? あたしのこと嫌い!?///」

花穂「……」

鈴乃「あーはははは! ひっかかったー!///」

花穂「……なにに」

鈴乃「怖い顔しないのっ! めっ!///」

花穂「……」

鈴乃「そんな怖い顔してたらぁ、嫌いになっちゃうぞっ!///」

花穂「……っ、勝手にっ、なればいいじゃん」

鈴乃「花穂ちゃー……?///」

花穂「いっつも、ひどいのは、そっちでしょ……ほんと、うざい……!」

鈴乃「……?///」

花穂「な、仲良くしようとしても、そっちが、頭おかしいこと、ばっか言うから……!」

鈴乃「……」

花穂「嫌いになるって言われたって、っ、そんなの……!」

鈴乃「……っ、は、ぁ」

花穂「……え、す、鈴乃、?」

鈴乃「……」

花穂「どうし、たの……き、気分、悪い、の……?」ユサユサ

鈴乃「……っ、あははっ、」

花穂「……は?」

鈴乃「花穂ちゃんってさぁ、ほんとにおっぱいでかいよねぇ。 また今度パ〇ズリしてよ///」サワサワ

花穂「っ!」


バシッ!!!!
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2017/07/24(月) 00:17:33.05ID:9DwS5b5t
ガチャッ!

愛生海「な、ななな何の音!?」

花穂「はぁ、はぁっ……」

鈴乃「」ガクッ

愛生海「えー!? 鈴乃っち!? 一体何が……!」

花穂「……鈴乃がひとりでに吹き飛んだ」

愛生海「えぇー!? まじか!? 鈴乃っちすげー!」

鈴乃「」

花穂「帰る」

愛生海「あぇぇぇ、花穂!?」

花穂「……」

バタン

愛生海「ええぇ……?」

メロディ「どうしたの?」

はるか「なにかありました?」

愛生海「す、鈴乃っちがひとりでに吹き飛んで、花穂は帰った……」

メロディ「……よく分からないけど。 鈴乃、立てる?」

鈴乃「く、くらくらする……」

メロディ「もう今日は寝よう」グイッ

はるか(姉さんを軽々とおんぶ……なんて力持ち……)

愛生海「今日帰るのめんどくさーい、泊まってもいい?」

メロディ「鈴乃の家だから分からないけど……いいんじゃないかな……」

はるか「あ、いいですよ。 ぼくお布団用意してきます」

愛生海「やったー!」

はるか「その代わり、静かにしててくださいね。 ぼく、今日は愛乃さんと夜通しアニメみるんですから」

愛生海「はーいっ」

鈴乃「う、うう……あだまいだい……」

メロディ「はぁ、もう……しっかり……」

愛生海(……絶対、ひとりでに吹き飛んだわけじゃないよなぁ)

愛生海(なにがあったんだか……)
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2017/07/24(月) 00:18:36.49ID:9DwS5b5t
〇鈴乃、20歳になる
おしまい


〇フライデーな話
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