善子「頼れる後輩と我がままな先輩」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ザァアアアアアア―――
プシュ- ブルルルルルル....
曜「ひゃぁ〜、なんとか間に合った〜〜...」グッショリ
曜「善子ちゃん、大丈夫?」クルッ
善子「......服が......重い......」
曜「あははっ、私も靴下までグッチョグチョだよ〜!」
善子(なんで楽しそうなのよこの人...)
善子「............」ジィ-
善子(今日は水色か...)ボソッ ーーーーーーーーーーーーーーー
善子「......今日、晴れのうち曇りって予報だったはずなんだけど?」
曜「降水確率50%だったかな〜?そんなに高くなかった気がする」ゴソゴソ
善子(...折りたたみ傘ぐらい持ってくればよかった...)
善子「......不幸だわ......」ボソッ
曜「善子ちゃんは雨、嫌い?」
善子「......こんなずぶ濡れの状態で、好きという言葉が出てくると思う?」
曜「あ、あはは......それもそうだね」
善子「曜さんはどうなの?」
曜「私?......嫌いではない...かな?」 曜「なんかさ、こう、雨がザーッって降ってたらワクワクしてこない!?」
曜「風がぶぉー!とか、雷がバリバリ〜とか!」
善子「しないわ」
曜「そ、即答!?......千歌ちゃんはわかってくれたんだけどなぁ〜...」
善子「わからないわよ...」
曜「......そっか〜」
ガサッ
善子「......あ」
善子「その紙袋って...」
曜「気づいた?新しい衣装!」
曜「中身はまだ見せられないよ。完成してからのお楽しみだからね♪」 善子「まさか...家で作業するつもりなの?」
曜「うん。再来週はもうライブだし、一週間前には完成させておきたいしね」
善子「そう...」
曜「この雨でダメになっちゃうかと思ったけどなんとか死守できたよ〜」ホッ
善子(衣装作り、スポーツ万能、料理もできて―――その上、コミュ力抜群...)
善子(この人には......敵わないわね)
善子「―――あの...」
曜「ん、なになに?」
善子「......無理、しないでよね」
曜「......えっ?」
善子「最近、特に忙しそうだし...」
曜「おやおや?心配してくれてるのかな〜?」ニヤニヤ
善子「っ!べ、別に!私はただ―――」
曜「ただ??」
善子「......もうっ、なんでもないわよっ!」フンッ
曜「あはは、ごめんごめん♪」
曜「でも大丈夫だよ。ルビィちゃんも手伝ってくれてるし、締め切りは絶対に守るから!」
善子「......そういうことじゃなくて―――」 運転手『―――お次は沼津駅、沼津駅でございます。お出口は―――」
曜「あ、もう着いちゃったんだ」
曜「それじゃ、また明日ねっ!バイバイ♪」
善子「......さようなら」
プシュ-
ブロロロロロロ
善子「......ふぅ......」
ザ---ッ
善子(この様子じゃ、明日まで降りそうね...)
善子(............) 善子(......このバスの中の静けさが、いつも通りのはずなのに...)
善子(あの人と一緒に帰るようになってからかしら......こんな静かな空間を、あの人が無理やり変えちゃうから......)
善子(......雨が降ってる分、いつも以上に―――)
ザァアアアアアア......
善子「私はやっぱり......雨、好きになれそうにないわ」 ーーーーーーーーーーーーーーー
津島家
善子(スッキリした〜...今日の穢れを全て清浄完了...ってとこね)ホカホカ
善子「.........クシュンッ!」
善子「......風邪かしら?」ズズッ
善子(そもそも、曜さんがバスで帰りたいっていうから...) ーーーーーーーーーーーーーーー
ザ-ッ!
善子「うわっ......雨なんて聞いてないわよ...!」
曜「やっほー、善子ちゃん!今帰り??」
善子「ええ、そうだけど...」
曜「うわ〜、すっごい雨......でもバスあと5分で来ちゃうし、ダッシュで行かないと―――」
善子「今日は私、車で迎えに来てもらうわ」
曜「......え?」
善子「傘も忘れちゃったし、あなたも迎えに来てもらった方がいいんじゃない?」 曜「車......車、かぁ......」
曜「ふむ...」
善子「.........?」
曜「―――善子ちゃんっ!!!」パシッ!
善子「な、なによ」
曜「.........」ジ-ッ...
善子(な......なんなのよこの間は!?)
曜「バスで帰ろう」
善子「は?」
曜「バス停までダッシュだぁーーー!」グイッ!!
善子「ちょ、ちょっと......はぁあああああ!?!?」 ーーーーーーーーーーーーーーー
善子(あの時の曜さん......いつもより強引だったわね)
善子「.........ん?」
善子(曜さん......衣装持ってたわよね?ならなおさら、迎えに来てもらった方がよかったはずよ...なのに―――)
善子「......ま、いっか」
善子(明日覚えてたら......聞いてみよ......)
善子 「今日は早めに堕天して......MPの回復を......」
善子「.........ぐぅ」
―――ピロンッ ーーーーーーーーーーーーーーー
次の日
運転手『次は、沼津駅、沼津駅でございます』
善子「......あれ?」
善子(曜さん......来てない......?)
善子(土曜日の部活の時はいつもこの時間のバスに乗るはずなのに...)
善子「......寝坊かしら?」 ーーーーーーーーーーーーーーー
ルビィ「おはようっ!善子ちゃん」
善子「だからヨハネよっ......おはよう」
ルビィ「今日も雨、降るのかなぁ」
善子「午後から降水確率90%って聞いたわ」
ルビィ「うゅ...今日も室内練習になっちゃうかもね」
善子「まぁ土曜日だし、空き教室ならどこでも借りれるでしょ」
ルビィ「そうだねっ......あ、そういえば善子ちゃんは何持ってきた?」
善子「?なにって...何の話?」
ルビィ「もしかして...朝のグループ、見てなかった?」 ーーーーーーーーーーーーーーー
善子「よ、曜さんが風邪っ!?」
千歌「今日の朝に連絡きててね〜。38度だから休むって」
善子「......で、さっきルビィが言ってたのが......」
花丸「曜さんのお見舞いの差し入れになにを持っていくか......ちゃんと連絡は確認しないとだめずら。善子ちゃん」
梨子「でも、連絡きたの7時ぐらいだったしね。見てなかったなら仕方ないよ」
善子「......うぅ......」
鞠莉「そういうことなら......例の役は善子に決まりじゃない?」
果南「そうだね。家も沼津で近いし♪」
ダイヤ「善子さん1人では少々不安ではありますが......適任かもしれませんわね」
千歌「ほんじゃ、善子ちゃんにけってーい!」
善子「......例の役......?」 ーーーーーーーーーーーーーーー
渡辺家
ザァアアアアアアアアアアア―――
善子「......ついに来てしまった......」
善子(友だちの家なんて何年振りだったかしら...?)
善子「ふぅ......」
善子(初手はインターホン―――ここは確定よ。次に曜さんのお母さんが出てくるはずだから、バスの中でイメージした通りに―――第一印象がよく......!)
善子「すぅーー......はぁ〜〜...」
善子「.........よしっ」
ザッ
善子(―――いけっ!)ポチッ
ピンポ-ン 善子(よしっ、出だしは良好っ!......次はお母さんが......!)ドキドキ
善子(......お母さんが......)
善子(............)
シ-ン
善子「」ポチッ ピンポ-ン
ザァアアアアアアアア......
善子「......スゥ--......」
ヨハネ「リトルデーモンよっ!我が呼びかけに応えなさいッ!!!」ギランッ
善子「......いないのかしら......?」
ガチャン
善子「え"っ!ぁ、あの私、渡辺曜さんの......ぉ、お友達で......」 曜「......善子ちゃん......?」
善子「!よ、曜さんっ!?」
曜「......どうしたの......?」
善子「お、お見舞いにきたわ」
曜「あー......そういえば、千歌ちゃんからLine来てたような...」ゴホッ...
曜「外......寒かったでしょ?......中、入って...」
善子「あ、うん、お邪魔します......」
善子(これは―――相当ひどそうね...顔真っ赤じゃない...)
曜「私の部屋...二階だから...」
曜「よいしょ...」ギシッ
善子「ちょ、ちょっと、フラフラじゃないっ!?」
曜「だいじょぶ...この階段、毎日登ってるんだから......なんて」タハハ
善子「そんな状態でボケなくてもいいわよっ!」
善子(だから降りてくるのも遅かったのね...) 曜「―――あっ...」フラッ
善子「っ!あぶな―――」
ダキッ
曜「おぉ...善子ちゃん、ナイスキャッチ...」
善子「肩貸すから、しっかりしなさい...よっ」
曜「......ごめんね。善子ちゃん......」
善子「......ヨハネだって......言ってるでしょ」 ーーーーーーーーーーーーーーー
善子「よっ......と―――自分で布団入れる?」
曜「ん......うん。大丈夫......」モゾッ
善子「もう二時だけど、何か食べたの?」
曜「......お母さんが朝作ってくれたおかゆ、残ってたから......」
善子「ちゃんと食欲はあるのね?薬は?」
曜「......薬はまだ......」
善子「じゃあこの薬を飲みなさい。結構効くらしいから―――はい、ポカリ」
曜「あ......私、ポカリ大好き...」ゴクッ
曜「......ごめんね。せっかく家まで来てくれたのに、おもてなしできなくて...」
善子「何言ってんのよ。病人にもてなされても、ちっとも嬉しくないわ」
曜「それも......そうだね」
曜「............スゥ.......」 ーーーーーーーーーーーーーーー
曜「......んっ......ん〜......?」
善子「起きたみたいね」
曜「あ......善子ちゃん......今、何時?」
善子「6時よ......うん、さっきより顔色良くなってる」
曜「......待っててくれてたの?私が起きるまで...」
善子「当たり前でしょ?あれで帰ったらお見舞いの意味がないじゃない」
善子「それに、みんなからの差し入れもあげてなかったし」ドサッ
曜「差し入れ......って、これ全部!?」
善子「ええ、もちろんよ♪」
善子「さっき飲んだ薬はずら丸のお寺に代々伝わる秘薬」
善子「で、千歌さんがみかん1袋、ダイヤさんが今日食べる予定だったプリン。果南さんがおかゆ用にって梅干し1瓶」
善子「梨子さんがリラックスして寝れる睡眠用CDに、鞠莉さんはアイス枕―――」
曜(......みんな個性的でおもしろいなぁ)クスッ
善子「ルビィのは、差し入れって感じじゃないんだけど...」ガサッ 曜「!それって頼んでた衣装!」
曜「さすがルビィちゃん......注文通りの仕上がりだよ!」
善子「......あなた、結局何時まで衣装作りしてたのよ?」
曜「えーっと......2時ぐらい?」
善子「......はぁ...そりゃ風邪引くのも当然よ」
曜「でも、ルビィちゃんの衣装みて、やる気が出てきたよ!」
曜「まるちゃんの薬も効いてるし、衣装作りの再開を―――」
善子「ダメよ。」
曜「で、でも...明日までに仕上げとかなきゃ...」 善子「......昨日、あなたすぐ帰っちゃったから言えなかったけど」
善子「あなたは......1人でなんでも抱えすぎなのよ」
善子「みんなもあなたの風邪のこと、衣装のこと任せっきりにした私たちにも責任があるって言ってたわ」
善子「だから、曜さんはもっと私たちに甘えなさいよ―――」
善子「と、友だち......なんだから」
曜「......うん」
善子「曜さんのお母さん、いつ帰ってくるの?」
曜「......今日夜遅くなるって言ってたから...10時ぐらい...かな?」
善子「それを先に言いなさいよっ!......台所借りるわ。おかゆ作ってあげるから」
曜「そんな!悪いよ善子ちゃ―――って、行っちゃった...」
曜「......”友だち”......かぁ」クスッ
曜(千歌ちゃんならそんな言葉、すぐにでてきちゃいそうだけど......あの善子ちゃんが―――)
曜「......なら、今日は善子ちゃんの言葉に全力で
甘えちゃおっかな♪」 ーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャ
善子(ご飯はあるから......具は卵と大根でいいわよね。あとは、果南さんの梅干しを添えて...)
善子(デザートは千歌さんのみかん入りヨーグルトとプリンで十分でしょ)
善子「......よしっ」
善子(それにしても......大きい家―――3人で住むには大きすぎるくらいに...)
ザァアアアアアア......
善子(―――この感じ......昨日のバスの雰囲気に似てる......)
善子(もしかしたら、曜さんも―――)
善子(............)
善子(いつもお世話になってるし、今日ぐらいは......私が―――) ーーーーーーーーーーーーーーー
善子「はい、できたわよ〜」
曜「いい匂い......おいしそう!」
善子「くっくっくっ......名付けて、栄養満点堕天使の―――粥っ!!」
曜「って、まんまなんだね...」
善子「つ、作るのに集中しすぎて、そこまで考えてなかったのよ...」
善子「お腹空いてるでしょう?...思う存分、喰らうがいいわっ!」
曜「............」
善子「?......た、食べないの...?」
曜「......あーん......」ボソッ
善子「......はい?」 曜「あーん......して?」
善子「......いや、自分でたべれ―――」
曜「う、突然の咳が......!」ゴホゴホッ
曜「なんと手にも力が入らない...!」
曜「............」チラッ
善子「......わかったわよ!やればいいんでしょ!?」
曜「やったー♪」
善子「......はい。あ、あーん......」スッ
曜「............」 善子「―――なんで口を開けないのよっ!?」
曜「......ふー......」
善子「は?」
曜「ふーっ、てして?......熱そうだから♪」
善子「......もしかしなくても、からかってるわよね?」
曜「えー?だって甘えていいって言ってくれたの善子ちゃんだよ?」
曜「私たち......”友だち”なんだから♪」
善子「くっ......///」
曜「はやく〜お腹空いたよ〜」
善子「......ふー、ふー......」
善子「はい、あーん...」 曜「えへへ、いただきまーす♪」ハグッ
曜「おいし〜♪」
曜「善子ちゃん、もっともっと!」
善子「はいはい...」
善子「...ふー、ふー...」
善子「............」スッ
曜「―――あーん......は?」
善子「あーーーんっ!!」 ーーーーーーーーーーーーーーー
曜「は〜、美味しかった♪ごちそうさま!」
善子「...おそまつさまでした」
善子(あ、あの量を30分足らずで...)
善子(まぁ、この調子なら明日には治ってるでしょ)
善子「はい、あとはずら丸の薬飲んで、しっかり寝なさい」スッ
曜「......私、ポカリじゃなくてアクエリ派...」
善子「はいはい、大好きなポカリね」
曜「......むぅ...」
曜「なんか......接し方雑になってきてない?」
善子「これぐらいがちょうどいいってわかったからね」
曜(......なんか悔しい......)ゴクッ
曜「......ふぅ......」 善子「よいしょ...と」ストンッ
曜「......もう帰っちゃう?」
善子「曜さんが眠りについたらね」
曜「クスッ......なら、ずっと起きとこっと」
善子「......勝手にしなさい......」
曜「冗談だよ......あともう少しで、眠れそうだから」
善子「......そう」
ザァアアアアアアアア...... 曜「―――あのね、昨日私が迎えを呼ばなかったのは、お母さんが仕事で家にいなかったからなの」
曜「もちろん、あのまま1人でバスで帰れたんだけど...」
曜「ほら、あの時間帯のバスって私たちぐらいしか乗らないし......」
曜「―――私、その、さみしがり屋だから......無理やり善子ちゃんも連れてっちゃった」
曜「......ごめんね。善子ちゃん...あんなに濡れて...嫌、だったよね?」
善子「.........」
善子(私は...普段のなんでもできる曜さんをみて......完全無敵なイメージを勝手に作ってた)
善子(愚かね......私と同じ、女の子なのに)
善子「―――そうね。雨は濡れるし、寒いし、風邪引くし......私は絶対、好きになれないわ」
曜「.........」 善子「でも―――嫌いな雨が降ってたとしても
......バスの中や、この部屋であなたと一緒に過ごす時間は...嫌いじゃない」
善子「だから...ちゃんと月曜までには治してよね......みんな、あなたを待ってるんだから」
曜「......うん、ありがとう」
曜「やっぱり、善子ちゃんは善子ちゃんだねっ...」クスッ
善子「ど、どういう意味よっ?」
曜「ふふっ...そういう所...だよ」
曜「.........スゥ......」 善子「……まったく……」
善子(―――寝たようね......)
善子「帰ろう...」スクッ...
善子「いたた...足、痺れちゃっ―――」
足の痺れで体勢が崩れて―――曜さんのベッドに左手をつこうとした、その時
グイッ
善子「へっ?......」 瞬間―――吸い込まれるような、紺碧の瞳
曜「.........んっ」
3秒間―――ふんわりとした感触、酸っぱい梅の風味と、ほろ苦いカラメル、爽やかなみかんを瞬時に感じて...
って
バッ
善子「な、な、な、......!?///」
善子「い、今!き、キ―――」
曜「今日看病してくれた...お礼」
曜「私......ほんとに善子ちゃんのリトルデーモンになっちゃった...かも」エヘヘ
善子「」
曜「......善子ちゃん?」
善子「〜〜〜〜〜〜!ばかぁっ!!!///」ダッ
曜「あっ......」 ガチャ! バンッ
ダダダダダッッ!!ダンッ!
曜「......行っちゃった...」
曜「ちょっと......甘えすぎちゃったかな?」
曜(こんな気持ち......初めて)
曜(私の知らない自分が―――どんどん)
曜「......これはきっと、大好き雨のせいだよね?......うん」 ーーーーーーーーーーーーーーー
ルビィ(―――その後、完全に復活した曜さんは日曜日のうちに全員分の衣装を完成......見事、月曜日の期限までに間に合いました)
ルビィ(......けど、月曜日に実際にライブ衣装を着たのは8人だけ......)
ルビィ(欠席した人は誰かというと......) ーーーーーーーーーーーーーーー
ザァアアアアアアア......
ガチャ!
曜「善子ちゃん!渡辺曜特製、ヨーソロー粥!完成でありますっ♪」
善子「......はぁ......」
善子(あの後、なぜか曜さんの家に傘を忘れたまま、部屋をでた私は家に帰ってからもしばらく放心状態だった......)
......風邪をひいた原因はそれなのか、あるいは―――
善子「.........///」
曜「顔真っ赤だね〜...大丈夫?」
善子(誰のせいでこんなことになったと思ってるのよ...)ブツブツ
曜「お腹空いてるでしょ?マスク外すね」
善子「や、やめてっ!リトルデーモンの力を借りずとも、私は―――」ゴホゴホ
曜「ほらほら、遠慮しないで、甘えていいだよ?」
曜「私たち......”友だち”、なんだから♪」 善子「......う〜......」
善子(......やっぱり、曜さんには敵わない......!)
曜「ふー、ふー......はい、善子ちゃん!あーん♪」
善子「......あーん...」ハグッ
曜「えへへ♪どう?おいしい?」
善子「......まぁまぁね」
善子(―――曜さんへのお礼は何がいいかしら...)
なんて、雨が降りしきる窓を横目に、そんなことを考えながら... SS祭り企画集計用スレ [無断転載禁止]©2ch.net
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雨がテーマということで参加させていただきました。
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