# なるほど

俺が赤線引っ張った箇所は、既に「ブレインストーミングのためのデジタルツール」に限定した話では無い。収集、見極め、整理に異なるアイテムが必要と言う記述内容はそのままGTD全般に渡る問題。

通常の技術書などであれば、見出しとその下に連なる本文は見出しと一対の関係になるのが普通であろう。しかしアレンの書いた本はそうではない。
見出しとその見出しの下に書かれた本文が必ずしも一対一の関係になっていないのがアレンの語り口の特徴。一対一になってないからアレンの本は理解が困難で時間が掛かるとも言える。

そう言った本を読む時、論理的に秩序だった構造構成の技術書と同じ感覚で理解しようとすれば当然無理が生じる。
文の内容を無視しても見出しと本文の一対一の構造が成り立てばそれで良しとするのかと言う問題も出てくる。
なので、見出しと本文を一対一の関係として捉え切れていない事を理由に俺の読解能力が不足しているとみなしているのであれば、それは的外れな指摘であると言えるだろう。

先ずは技術書のような読み方を離れて柔軟に忖度しながら読まなくてはアレンの本を理解出来ないことを悟る必要があるだろうよ。