『覚悟のススメ』という作品も「関東軍が大量の中国人捕虜を「丸太」と呼んで
非人道的な人体実験をしていた」などという荒唐無稽なデマを元ネタにしている。

このせいでとある親日家の中国人が最初は面白いと思って「覚悟のススメ」を読んでいたら
人体実験の項目を目にしてマジギレしてこの漫画が大嫌いになったという話もあるくらいだ。


なおいちいち説明するのが面倒くさいが石井731部隊人体実験は全部作り話だ。

@関東軍731部隊(3000名)は、細菌兵器の開発や人体実験を目的としたものではなく
 年関東軍管轄区域内の各種流行性伝染病予防と、兵員用の飲料水の水質浄化を目的として、
 1933年に旧満州国の平房に設置された部隊に過ぎない。
 初代部隊長は石井四郎陸軍軍医中将なので石井部隊とも呼ばれた。

A 731部隊が人体実験をした被害者の証拠として使われている写真は、
  実際は1910年に満州でペストが大流行した時の写真で、人体実験や虐殺とは全く無関係なものである。

B そもそも人体実験などと言う偽情報は、ハバロフスク裁判(1949年12月から行われた
 一方的な対日軍事裁判)での証言からだが、余りにも荒唐無稽なので裁判ですら証拠採用されなかった。