いしいひさいち・ののちゃんPart17 [無断転載禁止]©2ch.net
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登場人物紹介
山田家の人々(たまのの市東町3丁目3番地)
たかし(お父さん):雑務課課長。別名「壊し屋たかし」
まつ子(お母さん):「今日の晩ご飯のおかず」で毎日悩む
のぼる(長男):中学2年生。弱小野球部ライトで8番。テストの成績は下位の部
のの子(長女):小学3年生。よく食べる。兄同様勉強は苦手
山野しげ(お婆さん、まつ子の母):シルバー会武闘派「山野組」組長
ポチ(飼い犬):山田家に飼われてるとは思っていない。サンポ嫌い 居候&わけがわからない面々
ゴキブリ分隊(シュミット軍曹/シュルツ伍長/ハンス/ライマン/ウェンク/ブッセ)
もったいないオバケ:単に意地汚いだけ?なオバケ
貧乏神:貧乏な神様であって特に害はない
ザシキワラシ:「ボクがいるといいことがあるヨ」。でもそれが必ずしも「良いこと」とは…
不安くん:まつ子さんが不安を抱くと出てきてコケる
地底人:のの子の創作キャラ
天狗:神社の森にいる。怒らせると大変な事に…
フニャ:のの子が拾ってきた子猫。すぐに引き取り手が現れました
山田家親戚の面々
山田よしお:たかしの兄。退職してリタイア人生。娘夫婦と同居。弟とはヘボ将棋仲間
田村くん:よしおの義理の息子。脱サラしてパン屋「どんぐり屋」経営
ゆり子:よしおの娘
サチコ:よしおの孫。ポチの天敵
田舎のおばあさん:故人・たかしの母。怖い話が得意だった。今も化けて出てくる
一郎くん:ののちゃん達の従兄弟
ねねちゃん:ののちゃん達の従姉妹。南高の体育の先生に。そしてサッカーチームの監督も。 のの子が通う第3小学校の人々
3年3組
藤原瞳先生:超マイペースでお酒大好き。得意技は「自習」。後に小説家としてデビュー
ななちゃん:姓はクラタ。おっとりしてるけどキレると怖い
みみちゃん:姓は三宅。活発過ぎて口が悪いのが玉に瑕。
キクチくん:フルネームは菊池久彦。となりの「キクチ食堂」の長男。小心者
久保くん:名前は元政。建具屋長男。目立ちたがり屋で仕切り屋。ただし実力はない
スズキくん:フルネームは鈴木喜三郎。農家の息子。キクチ、久保と併せて通称「3組の3バカ」
キムラくん:3組で唯一(?)の秀才。長期休みはいつも家族で海外旅行なお金持ち
大賀エリ・リエちゃん:妙にシンクロした双子。
山本長介くん
本山太くん
3年2組
田淵コースケ先生:運動会の大玉を愛するナイスガイ。毎年花粉症が辛い。モデルは言わずと知れた田淵幸一
パクくん、山本くん、(もうひとり):通称「2組の3バカ」
3年1組
高田先生:いつも元気なあわて者。藤原先生と仲が良い
ミヤベくん:少年迷探偵。何でもないことを大事件にしてしまうヨ。モデルは小説家の宮部みゆき
校長先生:修繕と朝礼の長話が大好き。モデルはチャンネル・ゼロの冨岡雄一
土屋(ツチノコ)教頭:第3小の良識。モデルは大学教授の土屋賢二
近藤ひろ子先生:保健の先生。藤原先生とは高校の同級生。
サトウ先生:第3小学校一のしっかり者。高田先生赴任前は3年1組担当だった。
ヤスダ先生:授業ではいつも話が脱線する。美術の先生だったことも。モデルはおなじみ安田猛
吉田妙玖子先生:一時期保健の先生だった。富田月子さんのお母さん。妖怪 のぼるくんが通う第3中学校の人々
2年B組
田辺留年先生:担任で社会科の先生。野球部顧問も
山下キヨシくん:のぼるの悪友。運動は得意で野球部とサッカー部兼任。サード。彼女有
田中くん:のぼるの悪友。3人の中では一番しっかり者。ピッチャー。
富田月子:今はのぼる君以外には姿が見えない存在の妖怪。のぼる君のファーストキス(?)の相手
女委員長(兼野球部マネージャー):言動が物騒だった。消えたかも?
野球部の面々
崇禅寺キャプテン:キャッチャー。ノックは苦手。実家はお寺「神徳山梵苦楽寺」
岡田くん:ファースト。実家は青果店。親父のモデルはヤクルトの名物応援団だった岡田正泰(故人)
島田さん:野球がやりたくて入部してきた1年生の女の子。セカンド。「オニゴッコでつかまったことがない」敏捷性。しかし家庭の事情で退部 たかしさんの会社の人々
三宅さん:「ノンキャリウーマン」とは違って仕事をきちんとこなしてる! みみちゃんとは親戚筋らしい。
モリタ君:たかしさんのゴルフ仲間でもあり
坂崎部長:たかしさんの上司。焼き物が趣味だが見る目は疑問。
山田家の近所の面々
キクチ食堂の人々
おとうさん:名前は久太郎。料理の腕は確か
おかあさん:しっかり者
おばあさん:名前はキク。町内最高齢ながらすこぶる元気。別名「水かけ婆」。シルバー会
柴島(くにじま)商会の人々
柴島祖父:名は不明。柴島商会の支配人。一見すると倉庫・運送業のようだが裏の顔も?
柴島姉:名は美乃。南高1年だが留年しているため年は上。在学中の吉川ロカのマネージャー的なこともしていた。二人には幼いころからの縁が…
柴島センパイ:名は宗勝。素行不良で停学、落第、退学? モデルは元巨人の元木大介
ノザキ:柴島商会の番頭格。近所の荷物の配達もしている。
吉川ロカ関係の人々
吉川父:名は不明。たまのの市美術館の主任。
吉川ロカ:元キクチ食堂バイトの女子高生。3人組バンド「コインブロッカ」の天才ヴォーカリスト。ポルトガルの楽曲がレパートリー。南高を中退してレコードデビュー
商店街の人々
小山堂:和菓子店。主人はシルバー会山野組の構成員
ヒロオカ医院:広岡達三顔の医師とお手伝いさん顔の看護師。別の医院に患者をとられて客引きに余念がない
and more... きょうのはよう意味がわからん
なんで、たかしはメガネを見つけることができたのか ケータイ見るとき眼鏡をはずすので、
ケータイを置いたところに眼鏡も置いたままであろうということだと >>1乙です
5/28のののちゃん
1:
(右)やまだ家。「デパート フォーマル」の紙袋から出した服をしまおうとして、
まつ子「この 衿のラベルが切りにくい。」とはさみを扱う。
(左)「ザク」という効果音。
2:やまだ家の玄関先。バケツと柄杓をもってでてきたしげと、ポチにエサをやっていたののちゃん。
しげ「今、叫び声がせんかったか。」と家の中の方を見る。
ののちゃん「家の中から聞こえた。」
3:
(右)そんな二人の前で、玄関から出てきたまつ子。
ナレーション「出てって、」
(左)逆戻りするまつ子。
ナレーション「入ってく。」
4:考え込む二人。
ののちゃん「なんだろ。」
しげ「なにかを なかったことにしようとしてるな。」
・おそらくフォーマル服の上に流血の惨事。 5/29のののちゃん
1:やまだ家。メガネなしで下着姿のたかし。
たかし「わしのメガネをしらんか。」
2:まつ子「わたしのケイタイで電話してみます。」と携帯を取り出してかけようとすると、
たかし「アホかおまえは。」
3:たかし「メガネが応答するのか。」
(フキダシにはメガネが「はいはいメガネですよ。」と答えるイメージ)
4:まつ子「このごろケイタイを見る時 メガネをはずしてるから。」
「♪チャラリロラリロン」と着信音が鳴る方を見て、
たかし「あった。」
・携帯を使う時にメガネを外す→使い終わった携帯とメガネはいっしょに置いてある、ですね。 >>18
当然服だよね
衿もと切ったくらいならなんとかごまかせる気がするけど、
なかったことにしたいくらい修復できなさそうなのか
ザクッって音からすると、勢いあまって背中の真ん中裂いちゃったのか 5/30のののちゃん
1:やまだ家の居間。窓からさんさんと照る太陽を見上げ、
まつ子「センタク日和やわ!」と笑顔。
2:玄関。
まつ子「ほな 行ってきます。」と出かけようとするのを見て、
しげ「え? センタクはどないするんや。たまってるで。」と洗面所のほうを指さす。
3:まつ子「小春日和に 小春したりせんやろ。」と笑顔で答える。
4:玄関先。
まつ子「センタク日和という晴れの日。」と出て行こうとするのを
しげ「だれがセンタクするねん!」とヘッドロックで捕まえる。
・なんという屁理屈。 5/31のののちゃん
1:やまだ家の門前。掃き掃除をしていたしげ。リュックサックを背負って通りかかった知り合いの男性。
しげ「えっ ウォーキング? リュックで?」
男性「そう 負荷をかけて歩く。」
2:しげ「へー コースは?」と尋ねると、
男性「港から公園へ出て 商店街をぐるっとまわってもどってくる。」と向こうを指さす。
3:しげ「それも貴重な資源やわ。ムダにしたらアカン。」と門のほうを向き直ってなにかを探すと、
男性「ムダ?」と怪訝そうな顔。
4:しげ「お米5キロたのむワ。 ハイ おカネとメモ。」と渡そうとする。
男性「かしこい犬じゃないよ。」
・5キロはかなりの負荷。 6/1のののちゃん。今月のタイトル横は雨の日、窓辺で「STORY」の本を読むののちゃん。
1:「フローラルの香り !まぜるなキケン」の洗剤のボトルを持つまつ子の手。
2:しげ「その洗剤は『混ぜるなキケン』やで。」というが、
まつ子「出し忘れた生ゴミがえらいにおうから 消臭剤のかわりに。」と積み上げたゴミ袋のほうに向かっていく。
3:「ポト ポトン」と洗剤を垂らすまつ子。
4:ナレーション「えも言われぬ香り」がたちこめ、慌てて逃げ出すしげとまつ子。
・混ぜると危険な香り。 6/2のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「あしたは 早く起きにゃならん。」というが、
2:まつ子「3年生なんやから 自分で時間をあわせて、タイマーをONにして、セットしなはれ。」と冷たく突き放す。
3:
(右)目覚まし時計を手に、
ののちゃん「時間をあわせて。」とアラーム時刻をセットし、
(左)ののちゃん「タイマーをONにして、」とスイッチを押す。
4:まつ子とたかしの寝室。
ののちゃん「セットする。」とまつ子の枕元にそっと置く。
まつ子「わたしは めざましシステムの一部とちゃう。」
・自分で起きるには自信がない。 6/3のののちゃん
1:
(右)3中野球部の練習。
崇禅寺キャプテン「3中野球部伝統、地獄の階段のぼりに出発だ。」と訓示すると、
「おー」と応じる部員たち。
(左)キャプテン「8キロ走った上に 神社の階段をのぼるぞ。」
部員たち「おー」
2:照りつける太陽の下、「ゼーゼー」「ハァハァ」と苦しそうに走る野球部。
3:のぼる「キャプテン すげー暑い。このへんで妥協しましょう。」と提言する。
4:「たまのの総務局」の庁舎。
外の非常階段を一列でのぼる野球部員
(声)「コラー どこかってに登ってるんだー」
・階段をのぼるところは妥協しない。 6/4のののちゃん
1:やまだ家の玄関。出かけようとしているまつ子が傘を選びながら、
まつ子「ビニールガサはカサ立てに入れるとわからんようになる。」
(フキダシには「SHOP」の店頭のカサ立てに似たようなビニールガサがたくさん入っているイメージ)
2:ののちゃん「マーカーでしるしをつけてあげるよ。」という。
3:ののちゃん(声)「○でも×でもいいよねー」というのに、
ケイタイをいじりながら「ああ ええでー」と適当に答えるまつ子。
4:玄関先。
出ていくまつ子がさしている傘には大きな渦巻きマーク。
しげ「あっ あー」と呼び止めようとするが…
・クルクル○ー、ってことですか。 6/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。洗濯物を干そうと窓を開けたしげの横を通り抜ける「なにか」。
しげ「あ!」
2:しげ「蚊が入った。」というと、
ののちゃん「えっ」とあたりを見回し、
しげ「どこや。」と立ち上がる。
3:殺虫剤を手に、
まつ子「のの子、寝室の戸をしめて! 一匹おるだけで寝られん。」と指さし指示すると、
ののちゃん「うん。」と寝室に向かう。
4:寝室の中。
外から「パタン」と戸を閉めるののちゃん。
中の壁に止まった蚊…
・手遅れ。 6/6のののちゃん
1:やまだ家。学校から帰って来たののちゃんがランドセルからプリントを出し、
ののちゃん「ハイ 『雨天決行』だって。」とまつ子に渡す。
まつ子「えっ 決行?」
2:まつ子「遠足を雨天決行ゆうて 天狗山をなめとるやろ。」と眉を寄せると、
ののちゃん「遠足じゃないよ。」
3:プリント。
「第3小学校
親睦会
校長センセのおはなし
校長センセのおはなし
校長センセのおはなし」
と印刷されたお知らせ。
まつ子(声)「あら。」
4:ののちゃん「『雨でも外出を決行してください。』ってさ。」
まつ子「めんどくさ。」
・校長先生のお話だけで終わりそうな雰囲気。 6/7のののちゃん
1:3中野球部の試合。打席にはのぼる。
「ビュッ」と来た速球が「パン」とキャッチャーミットにおさまり
のぼる「うわ!」と着払いの空振り。
2:ベンチに戻ってきて
のぼる「ヤッベ、すっげ速え!」というと、
崇禅寺キャプテン「よし 円陣を組もう。」
オカダくん「攻略法の徹底ですね キャプテン。」
3:キャプテン「セカンドはこっち、オレはここ、まん中はサード。」と立ち位置を指示すると
「?」「?」と疑問が出る。
(切り込みで
816
357
492
「足すと15」の図)
4:集まって「ナムナム」と唱える3中野球部
審判「はやく」と促している。
観客の男性「魔方陣ですね。」
たかし「神だのみ か。」
・魔力は発揮されるか。 6/8のののちゃん
1:「たまののストア」のフードコート。部活帰りによりみちののぼると三宅マネージャー。
「DRINK」のコーナーで買いものをして、なにも買っていない様子のマネージャーに
のぼる「あれっ 三宅は買わないのか?」
2:マネージャー「ここはガマンだ。」と眉を寄せるのに、
のぼる「家出でもするのか こづかいためて。」
後ろには崇禅寺キャプテンの姿が見える。
3:
(右)5時を指す時計。「♪ピポーン」のチャイムと
アナウンス(声)「タイムサービスでーす」
(左)弁当売り場。
店員「ありがとね。」と包みを渡す。
4:マネージャー「おにぎり弁当が半額。」と笑顔でかぶりつく。
のぼる「晩めしまでガマンできないのか。」
・節約術。 6/9のののちゃん
1:天狗山の山頂。3小の遠足。
教頭先生「自分のゴミは自分でもって帰るように。」と声をかけると、
「ハーイ。」と返事をする子供たち。
2:藤原先生「あのぅ、てんでにバラけて帰らせてはいけませんか?」というと、
教頭先生「えっ てんでに?」と怪訝そうな顔。
3:藤原先生「みんな 道をよく知ってて かってに帰っちゃうから。」というと、
教頭先生「現地解散 というわけにはいかないでしょう。」
4:藤原先生「自分のクラスは自分でつれて帰らなきゃいけませんかね、やっぱり。」と腕組みして考えると、
教頭先生「ゴミじゃありません!」
・高校生のとき、「現地集合現地解散」という遠足がありました。 6/10のののちゃん
1:
(右)やまだ家の居間。テレビでゲームに夢中になっているののちゃん。
(切り込みで「空中戦バトルゲーム ドッグファイトガール」の注釈)
ののちゃん「あっ あー」「わー キャー」と声を上げている。
(左)しげ「やかましな。」と居間を覗く。
2:
(右)「バリバリ」「ピュンピュン」の効果音。
「キャー あーっ あー」「わーぁ あー わー」とゲームに夢中の2人。
(左)まつ子「うるさいな。」と居間を覗く。
3:
(右)「ブーン」「バリバリ」「ビュン」の効果音。
「わー あっ キャー」「あー あー」「わー わぁ」とゲームに夢中の3人。
(左)
のぼる「ただいまぁ」と帰ってくる。
4:「あーっ」「わぁ キャー」「ああっ わぁ」「あー あー」とテレビに向かって真剣な表情でゲームに夢中の4人。
5:
(右)夜になって。
たかし「帰ったぞぉ」と帰ってくる。
(左)居間に入ると、乱雑に散らかった中で「ふー」と跪いて息をつくしげ。「ウウ」と座卓に突っ伏してうめくまつ子。ひっくり返ったののちゃんと倒れたのぼるの足。
たかし「爆撃をうけたみたいだな。」
・いわゆる「ミイラ取りがミイラに」の図か。 >>25
これじゃあ、傘を開かないと区別できない、てことでは?
(傘立てにすぼめて入れると区別できなくなる) 6/11のののちゃん
1:やまだ家の居間。洗濯物を取り込んでいるまつ子に、
たかし「エアコンのリモコンしらんか。」と尋ねると、
まつ子「あら おかしいな。」
2:まつ子「あんな大きなものが。」というと、
たかし「あんな大きなもの?」
(フキダシには巨大なリモコンを「よっ」と抱えて「ピ」と操作するたかしのイメージ)
と怪訝そうな顔。
3:まつ子「ヘェ。しょっちゅうなくなってかなわんから。」と言っていると、
ののちゃん「あったよ。」
4:たかしの作ったポンコツ踏み台の上にテープで留められたリモコン。
たかし(声)「使ってないのか オレがせっかく。」
まつ子(声)「使うてますがな。」
・意外な廃物利用。 6/12のののちゃん
1:
(右)やまだ家の居間。将棋を指しているたかしとホチョルさん。
のぞき込むのぼるに、
たかし「のぼる、だまってろよ。」というと、
のぼる「わかってるよ。」
(左)たかしが「ピシッ」と指す。
2:のぼる「 」と頭を抱えて無言で大笑い。
たかし「あっち行ってろ。」と追い払う。
3:たかし「まったく。」と文句を言いながら「ピシ」と次の手を指す。
庭から窓越しに見ているポチ。
4:前脚で頭を抱えてひっくり返るポチ。
たかし「おまえはなんだ!」
・犬にまで笑われる。 〈増補新版〉 新仁義なきお笑い (文藝別冊)
7月19日発売 税込み1,404円
だそうです。
前回(12年6月30日発行(奥付による))が 税込み1,296円なので約8%増量となる?
とにかく楽しみに待っています。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309978932/
>4コマ界の巨匠に迫った奇跡の一冊が、装いも新たに復活。吉田戦車、宮部みゆき、木皿泉ら豪華寄稿陣に
>伝説の単行本未収録作「元気なき戦い」ほか描き下ろし新作も加わり、大増量&超充実!
Amazonやhontoの登録情報では総ページ数は272
旧版は215ページだったので約27%増量ですね 6/14のののちゃん
1:3小の図書室。返却のカウンターに
ののちゃん「かえします。」と本を出す。
司書(猫久保さん)「課題図書だぞ。ちゃんと読んだか。」
2:ののちゃん「ちゃんとぜんぶよみました。」と笑顔。
「スパイとペテン師、紙一重」という本を手に、
猫久保さん「ほんとだな。」
3:猫久保さん「ドアに髪の毛を貼りつけて 留守中の侵入者を察知するスパイのテクニックをおまえ知ってるか。」
4:猫久保さん(声)「ウソをつけ。」と本の後半のページに挟んである髪の毛を指さす。
くしゃくしゃっとした気持ちで背を向けるののちゃん。
・開いてない。 6/15のののちゃん
1:やまだ家の居間。まつ子がテレビでドラマを見ている。
セリフ「犯人は」というところで、玄関のチャイムが「♪ピンポーン」と鳴る。
まつ子「テレビがええとこやのに。」
2:まつ子「玄関まで聞こえるように 音をデカくしとこう。」と
リモコンで「ピピピピピ」と音量を上げる。
セリフ「このなかにお」と大音量になる。
3:訪ねてきたのはナベツネ町会長。上がりかまちにどっかりと腰を下ろし、
町会長「そこの公園だがな」と話し出す。
まつ子「ハァハァ」と相づちを打ちながらも、耳をダンボにして
居間のテレビから聞こえる「なにを言って」のセリフを聞き取ろうとしている。
4:その後。居間。
しげ「それで 犯人はだれや?」
たかし「町会長のハナシはなんだったんだ?」と尋ねられるが、
まつ子「その10分間の記憶がない。」と頭を抱える。
・二兎を追う者は一兎をも得ず。 6/16のののちゃん
1:たかしの会社。雑務3課。
坂崎部長「いよ、山田くん!」と片手を挙げて入ってくる。
たかし(内心)「やれやれ またあと始末か。」と背中を向けて苦虫を噛み潰したような顔。
2:部長「あと始末を頼もうというんじゃないんだ。」と手を振ると、
たかし「ああ そうですか。」と振り向いて意外そうな顔。
3:部長「発注がいきなりキャンセル。」と書類を出すと
たかし「えっ まずいですよ 部長 これ。」
4:部長「で、彼に頼んでもらえないか あと始末を。」とささやく。
向こうには「1課」で頭の後ろで手を組んで談笑中のホチョルさん。
たかし「はー?」
・面倒なことにはかわりない。 6/17のののちゃん
1:銀行のATMコーナー。おカネを下ろしに来た老夫婦。
夫「ばぁさん 暗証番号はなん番じゃったかのう。」と大きな声で訊く。
2:妻「2754ですよ おじいさん。」と大きな声で答える。
こける後ろに並んでいたまつ子、ののちゃんたち。
3:ののちゃん「ヤバイよね。」
まつ子「バレバレやな。」と笑って話しているが、
4:妻「アナグラムですよ。」
夫「わかっとるわい。」の大声の会話に再びこけるののちゃんたち。
切り込みで「5274」の注釈。
・スパイ、暗号ものが続きましたがこの方面の造詣も深いのか。 >>41
いしいひさいち先生にはミステリー4コマってジャンルがありますからね ホームズシリーズおもしろかったな〜
他のミステリー小説ネタも、読んでたらもっとおもしろいんだろうなと
思ったけどいまだに読んでないのばっかり 6/18のののちゃん
1:
(右)店のレジ。
キクチババ「カードで。」とクレジットカードを出すと、
店員「あ ハイ。」
(左)「シャッ」とカードをリーダーに通す店員の手。
2:「レストラン」の外の道。
「ありがとうございました。」の声に送られて出てきたキクチババ、しげ、まつ子。
しげ「クレジットカードを使いこなすとは たいしたもんや。」
3:キクチババ「カードは使いすぎにはきをつけないかん。」というと、
しげ・まつ子「そこがわかってるのもたいしたもんや。」と笑顔。
4:カードを太陽にすかして眺め、
キクチババ「ちびてる。」とカードの端を指さす。
しげ「カツオブシとちがう。」
・カードになじめない人用のたばこ屋で10円ずつ払い戻してくれる「テレホンカード」は「バイトくん」でしたっけ。 6/19のののちゃん
1:やまだ家の玄関。休日の早朝。眠そうな顔で出て行こうとするたかしに、
まつ子「えらい 早いんですな。」
たかし「早朝野球だ。」
2:まつ子「腰を痛めて引退したんとちゃいますの。」というと、
たかし「タマひろいの手伝いだ。」
3:まつ子「タマひろい?」と不思議そうな顔をすると、
たかし「タマはタマでもボールじゃない。」と背中を向けて出て行く。
4:その後。ある住宅の前。ワゴン車が止まっている。
(声)「たのむよ メンバーが足らんのだ。」
(声)「きのう残業で ふぁー」
(声)「いいから来いって。」
(声)「パパー」
・タマ=選手。 6/20のののちゃん
1:3組の体育の授業。
タブチ先生「きょうの体育は走るから ガッチリ水分補給するように。」と藤原先生がポットを用意しているほうを指さす。
「ハーイ。」と答える子供たち。
2:藤原先生が用意したドリンクを飲み、
ののちゃん「!」
3:「水分補給」「水分補給」と「ワレもワレも」と押し寄せる子供たち。
タブチ先生「なにを用意したんですか?」と怪訝そうな顔で尋ねると、
藤原先生「『ソルティはちみつ簡単ドリンク』」
4:その後。
ののちゃん「おなかタプタプで走れない。」とへたり込む子供たち。
唖然とするタブチ先生。向こうへ逃げていく藤原先生。
・美味しすぎるのも考えもの。 「良くね? 明智幕府説」も去年の6月21日で、キクチ君の発表だったのか 6/21のののちゃん
1:「学級新聞
本能寺の変のなぞ
3年3組・キクチヒサヒコ」のタイトル。
明智光秀の本陣。
部下(久保くん顔)「光秀さま、後世の人々にとって信長はたいへんな人気者なんです。」
光秀「えっ ウソ!」
2:部下(キクチくん顔)「従って 本能寺の変は歴史上のチョー大事件なのです。」
光秀「マジかよ。」
3:光秀「信長の評価高すぎ騒ぎすぎ。
だって尾張、美濃、伊勢、近江半国以外は自律性を認めたみなし領国じゃん。
調停者として君臨しよう ってそれ、足利幕府だし。
ろくに検地もやらないでどこが改革者だよ。」
4:光秀「加害者の動機を特定したいなら まず被害者の身元をよく調べてみろよ。」
ナレーション「『当時の光秀にしてみれば 暫定天下人 三好長慶の後ガマをついやっちまった程度』説」
・久しぶりの学級新聞。 6/22のののちゃん
1:3中野球部の練習。打撃練習をしようとして、
のぼる「1中の1年生エースは速かったですねー。」というと、
崇禅寺キャプテン「あのスピードには慣れるしかないなぁ。」と腕を組む。
2:ピッチャーの田中くんをバッテリー間の中間あたりに呼び、
キャプテン「よし 田中、前のほうから投げてくれ。」
3:
(上)近くから投げられた球に、「うわっ」と空振りするのぼる。
(下)「うわっ」と空振りする山下くん。
4:田中くん「わかってはいても バッタバッタ三振がとれる気がする。」とガッツポーズ。
キャプテン「カンチガイでも 田中が好投すれば結果オーライな気がする。」というが、
のぼる「ウーム」と腕を組んで考え込む。
・速くなったような気がする。 6/23のののちゃん
1:外出したしげとまつ子。空を見て、
しげ「ありゃ 降り出した。」
「コンビニ」ののぼりのでた店を指さし、
まつ子「コンビニで カサ1本買おか。」
2:コンビニの店内。「330円」の値札のついた傘が並んでいる。
まつ子「330円か。」
3:コーヒーコーナーの「100円」の表示に、
しげ「コーヒーのんで おつりがくる。」
4:イートインコーナーに座り込んで「ほんまやでェ」「んなアホな」と喋っているしげとまつ子。
店員A(声)「動きませんねぇ。」
店員B(声)「雨が止むまで待つ気だな。」
・どちらがお得か。 >>51
練習続けて打てるようになると田中くんのカンチガイが解けて不調になりかねんからのぼるが悩んでるんでないの? 通常 時事問題を題材としないイシイ先生ですが
時々、背景を知っていたほうがより楽しめる場合もあるようです。
例えば6月17日の内容(>41) は >44を知っていればより楽しめたと思いますし
6月21日(>50)も >49 >48 を知っていれば内容とは別の楽しみも出てくると思います
そこで
次回のののちゃん全集(11巻)の編集者には
1 当時のニュースと微妙にかかわっている題材には 欄外に背景コメントを入れる
又は
2 連番と共に掲載日付を記載する
ことをイシイ先生に提案するようお願いしたいのですがいかがでしょうか
なお、私としては
1については、以前は稀に記載されていましたが最近はその例がないようですし、具体的な問題とコマの内容を関連付けて読まれるのはイシイ先生の本意ではないと思いますので
読者が勝手に背景を考える手助となる 2 の記載をお願いしたいと思っています。
皆様の意見はいかがでしょうか? 東京創元社から出てた文庫版「ののちゃん」には掲載日+曜日付いてたんだけどね 6/24のののちゃん
1:「さんすう
3の3 山田のの子
63点」のテストが返されたのを見て、
まつ子(声)「せいぜい30点やったのに!」
しげ(声)「どんなウラがあるんや!」というと
ののちゃん(声)「失礼な。」
2:まつ子「300点満点だった。」というと、
ののちゃん「ちがいます。」
3:しげ「ほかの人が全員100点だった。」というと、
ののちゃん「ちがいます。」
4:しげ「なんやろ 思いつかん。」
まつ子「ほめてええんやろか。」と考え込んでいる。
ののちゃん「あと5分。」と腕を組んでむっとした顔。
・素直によい点数をとったとは考えられない。 >55
はい。東京創元社から文庫で12巻(2003.3.31掲載まで)出ていましたね。大問題もコミカル・ミステリーツアーも終了して久しくなります。
もう東京創元社からの文庫化は無いと思いますので是非徳間書店様にはがんばっていただければと願っております。 26日(日)ののちゃん、久々にオチがわからないのでどなたか解説お願いします。 >>58
「幕」と「当」が微妙に間違えている。
とくに幕はルーペで辞書みてやっとわかった。 いろいろ検索してみると、「幕」について言えば、学校で習う(?)教科書体では
「右のはらい」が横棒の上に出るようになってるので、それが正しいとも言えそう
でもって、それは結局デザイン上の違いでしかないとも言えるらしい
参考
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11129278816 6/25のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビの天気予報を見ながら宿題をしているののちゃん。
ののちゃん「お天気屋って 気象予報士のこと?」と洗濯ものをたたんでいるまつ子に尋ねる。
2:まつ子「気まぐれな人のことやけど 予報士もお天気屋さんではあるな。」と笑顔。
3:「あたったー」「はずれたー」と窓から外を見て一喜一憂する予報士らしき男性のイメージ。
4:3コマ目を受け、「ちきしょー!」と窓の外に叫ぶ男性のイメージ。
ののちゃん「きっと お天気屋だよ。」
まつ子「競輪の あたったハズレたとはちがいます。」と眉を寄せる。
・その程度の当たり外れみたいな予報士もいますが。 6/26のののちゃん
1:キクチ食堂の店内。
キクチババ「ボケ防止に 自分用の家計簿をつけてる。」というと、
2:テーブルについていたしげ。
しげ「ああ、あれはボケ防止にええな。わたしもやってる。」と笑顔。
3:キクチババ「自分用の家計簿で?」というと、
しげ「いや まつ子の家計簿で」
4:ナレーション「まちがいさがし。」
やまだ家の居間。老眼鏡をかけたしげが家計簿を開き、
しげ「あんた 幕の内弁当ちがうで 幕の内弁当」
(フキダシの後ろの「幕」と「当」には矢印で前の字の間違っているところを強調している)
まつ子(声)「ヤカマシワッ」
・算数というより国語。 6/27のののちゃん
1:やまだ家の台所。まつ子がコンロの前で
まつ子「麦茶をわかしてひやしとこう。」「よっ」とヤカンを流しへ持っていく。
2:しげ「熱湯やで 気ィつけや。」というと、
まつ子「大丈夫 毎年やってるから。」
3:しげ「麦茶のパックとだしの素のパックの取り違えにも気ィつけや。」
(フキダシには飲んで「プー」と吹き出すののちゃんのイメージ)と笑うと、
4:まつ子「大丈夫 毎年やってるから。」
厳しい顔になるしげ。
・毎年やってるから大丈夫、は今年もやらないのかやるのか。 >>63
やっても問題ない(ヤカン一杯の濃いだし汁を有効活用する鉄板メニューができているという意味で) >>59>>60
ありがとうございました。
「当」の \|/ → \\/ という間違いはわかりましたが、
「幕」の \ が ― を突き抜けないで下に払うは全く気づきませんでした。 6/28のののちゃん
1:やまだ家の玄関。
たかし「やれやれ どしゃ降りだ。」と傘も役に立たないほどの雨に濡れて帰ってくると、
ののちゃん「おとうさん たいへん!」と駆け寄ってくる。
2:ののちゃん「おちたよ!」というと
たかし「なにが。」
3:ののちゃん「カミナリ!」と指さすと
たかし「えっ どこに!」と慌てた顔。
4:居間。吊った棚が落ちたところを指さし、
ののちゃん「おとうさんの作った棚が カミナリでおちた。」
たかし「ある意味 スゴイ!」というが
のぼる「なにが。」
まつ子「どこが。」
・衝撃波的なものか。 6/29のののちゃん
1:
(右)壁に止まっている蚊。
蚊「よし、」
(左)蚊「もう あきらめただろう。」と「ウィーン」と飛び立つ。
2:やまだ家。寝室。隅っこに三角座りで殺虫剤のスプレーを持っているまつ子。
飛んでいる蚊をにらむ。
3:まつ子の顔に止まる蚊。
4:「シュー」と自分の顔に向けて殺虫剤を噴射するまつ子。
・相当悩まされている。 >>67
以前も、まつ子さんが、殺虫剤のスプレーを逆噴射して、自分の顔にかけた回がありましたね。
もっとも、それは、まつ子さんが間違えてやった(噴射口を確認しなかった)のですが・・・。 たぶんセンセか奥さんがやっちまった経験があるんだろう 広報たまの7月号に たまのののののちゃん 掲載
掲載は久しぶりです
期間限定ですので興味のあるかたは早めにご覧あれ 本日の1コマ目、イエローサブマリンのデザインが最高 6/30のののちゃん
1:夜。やまだ家の玄関先。帰ってきて庭の木下にうずくまるポチを見て、
たかし「あれっ ポチ どうしたんだ?」
2:居間に駆け込んできて、
たかし「お、おいっ たいへんだ! ポチの小屋がぃないぞ!」
3:カーテンを開けて庭を見て、
まつ子「うっかりしてた。ポチの小屋を洗うて干したままやったわ。」と笑う。
4:まつ子「それにしても ポチが行方不明の時よりはるかにうろたえてましたで自分作とはいえ。」と笑うと、
たかし「そんなことはない。」と強がるが、
ののちゃん「『小屋がいない』って言ったよ。」
・自分の作品は何より心配。 7/1のののちゃん。今月のタイトル横は麦わら帽子をかぶって空を見上げるののちゃん
1:キクチ食堂? の店内。まつ子とののちゃんがテーブルの上のかき氷を挟んで座っている。
まつ子「ブルーハワイの大盛りをひとりで食べたらおなかこわすで。」
ののちゃん「おかあさんこそ イエローサブマリンひとりでヤバクない?」
2:その後。やまだ家の居間。
おなかを抱えて顔をしかめて横たわるののちゃんに、
まつ子(声)「ほれ イ、言わんこっちゃない。」というが、
3:そういうまつ子もおなかを抱えて横になっている。
ののちゃん(声)「お、おかあさんこそ。」
4:そんなふたりを見て、おなかを抱えて笑っているしげ。
まつ子「そんなにおかしい。」
・おなかを抱える二態。 7/2のののちゃん
1:太陽が凶悪に照りつける下、U−9シーウルフの試合。
相手の監督「湿度も高いし 20分ハーフはきびしいかも。」
ねねコーチ「15分ハーフにしましょうか。」
2:ハーフタイム。
久保くん「前半リードされた」
ののちゃん「15分しかない。」
スズキくん「なにがなんでも同点だー。」と気合いを入れる。
3:後半。
「わーわーわー」「てめー」「このやろー」と大乱戦。
4:試合終了。グラウンドに倒れる両チームの選手たち。
ねねコーチ「かえってゲームがきびしくなっちゃったわ。」
・密度が濃い、で片づけられるものでしょうか。 7/3のののちゃん
1:やまだ家の居間。しげとののちゃんがテレビを見ている。
しげ「サッカーが始まるんやな。」
ののちゃん「うん、決勝戦だよ。」
2:試合会場。
揃いのユニフォームの子供と手をつないで入場してくるチームのような姿。
3:同じく揃いのユニフォームの子供と手をつないで入場してくる相手チームのような姿。
4:テレビ画面。試合開始。
ののちゃん(声)「少年サッカーの。」
こけるしげ。
・エスコート大人、とでもいうのか。 7/4のののちゃん
1:やまだ家の居間。「カタログ」を眺めながら、
まつ子「電子レンジをボーナスで買いかえよう。」というと、
しげ「あら、今のはすてるんかいな。」
2:「取説」をしみじみと眺め、
しげ「あらためて取扱説明書をみると ついに使われんかった機能がようけある。」
3:しげ「能力がありながら役立てることなく終わる人みたいで 気の毒やなぁ」「ホンマになぁ」と腕組み。
4:まつ子「ハイハイ 考えてみます。」とむくれて席を立つ。
その背中にあっかんべーのしげに、
ののちゃん「おばぁさんには 泣きおとし機能もあったんだね。」
・日ごろは使われない。 7/5のののちゃん
1:3小の校庭。久保くん、ののちゃん、みみちゃんらが立ち木を囲んで見上げている。
久保くん「あそこにある!」と指さす。
2:タブチ先生「どうしたんだい?」と声をかけると、
スズキくん「ソフトボールをしてて 木の上にひっかかっちゃった。」
3:木を見上げて、
タブチ先生「大ホームランだね。で、ボールどこ?」というと、
久保くん「いや、ぶんまわすもんだから。」
4:久保くん「バットが。」
木の枝に引っかかったバットが見える。
タブチ先生「ののちゃんだろ。」とにらむと、
ののちゃん「いやぁ」と頭をかく。
・力余って。 7/6のののちゃん
1:シルバー会の会合。
「シルバー会
熱中症対策
たまのの住民病院
山田めい センセ」の板書。
キクチババ「山田センセに最新の対策を教えてもらいます。」と司会。
山田先生「よろしく。」
「パチパチパチパチ」と拍手。
2:山田先生「症状はまず頭痛、疲労感です。研究によるとAタイプBタイプCタイプに分かれ さらに複合型複雑型」と説明するが、
3:しげ、小山堂主人、キクチババらのシルバー会メンバーの聴衆
「はぁ」「はー」「はぁ?」とあんぐり口を開けてよくわかってない様子。
4:「頭痛が、」「あー 疲れた。」の声。
山田先生「では 結論だけ。」
・対策をすることによって症状が。 7/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。窓辺につり下げられた風鈴が「チリンチリンチリン」と鳴る。
しげ「なんか音がちがうやろ。50円玉をつけてある。」というと、
ののちゃん「へー なるほろね。」
2:踏み台に乗って「♪チリンチリン」と鳴る風鈴に近づき、
50円玉を5円玉にすり替えようとする悪い顔のののちゃん。
3:太枠で忍者まんがのイメージ。
家来「御家老、庭にくせものが。」と刀を手に立ちかける。
家老「ウム、虫の音がせぬ。」
4:台所。居間のほうを振り返り、
しげ「今、風鈴の音がとまったな。」
・出会え出会え! 7/8のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「テストのヤマのかけ方 教えて。」というと、
のぼる「匠の技は見て盗め という。」ともっともらしく腕組み。
2:のぼるの部屋。机に向かい、
のぼる「ウーン ここが出そうだ。」と考え込む様子を後ろでメモをとっているののちゃん。
3:肘をつき、
のぼる「いや ウラをかいてこっちかもしれん。」と考え込む様子を後ろでメモをとっているののちゃん。
4:のぼる「ウーム ウラのウラかも。」という後ろ姿を見て
ののちゃん「うーん 深い。」とメモをとる後ろ姿。
まつ子「悩みはさらに深い。」と頭を抱える。
・学ぶべき技術なのか。 訃報を見て思ったんだが
月子さんて名前はザ・ピーナッツから採ったのかな 7/9のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。
たかし「ポチ、玄関のサンダル片方はおまえだろう。」と小屋のポチに向かって言う。
2:洗濯ものを干していて、
まつ子「また サンダルをくわえて行ったんか マッタク。」
3:まつ子「どこに埋めたんや コラッ」と叱るが、
たかし「いや、見かけないサンダルが、」
4:玄関。三和土にサンダルが片方転がっている。
たかし(声)「片方。」
まつ子(声)「ポチ!」
「とととと」と逃げていくポチ。
・マイナス0.5ではなくプラス0.5。 7/10のののちゃん
1:買いものに出たたかしとまつ子。突然降り出した豪雨に、
まつ子「あーっ バクダン豪雨やわ。」と頭を抱える。
たかし「センタク物か。」
2:まつ子「どうせ泥だらけになるのぼるの泥だらけのユニフォームと どうせ潮をかぶるおとうさんの潮をかぶった海釣りの服。」
3:たかし「干したままなのか。」
4:まつ子「雨に打たせてハイ、おしまい。」
(フキダシには豪雨の中、物干し竿にかかっているのぼるのユニフォームほかのイメージ)
「うっかり出しとくのを忘れた。」
たかし「なんだと。」
・いちいち洗う気にもなれない汚れ方。 7/11のののちゃん
1:やまだ家の居間。カレンダーを見て指で「1」と「0」を作り、
ののちゃん「夏休みまで あと10日だ ワーイ♪」とうれしそうな顔。
2:まつ子「やれやれ。」と溜息をつくが、
ののちゃん「そんなに嫌がらんでも。」
3:「あと 『10日』」の日めくりを取り出し、
まつ子(声)「正月の福袋の日めくりセットを使う。」というと、
ののちゃん(声)「待ち遠しいみたい。」と笑う。
4:まつ子「8月20日に設置する。」と戸棚にしまい込むと、
ののちゃん「今から そんな用意せんでも。」とむくれる。
・毎年毎年繰り返される恒例の行事。 7/12のののちゃん
1:やまだ家の前の道路。外出から帰ってきて、庭に飛ぶシャボン玉を見て
しげ「あら シャボン玉。サッちゃんが遊びにきてる。」
2:しげ「すると ポチは難をまぬかれたらしい。」
(フキダシには「ポチ 遊ぼー」とポチを追いかけるサッちゃんのイメージ)と、
「カチャ」と門を開ける。
3:ポチを押さえつけて鼻にシャボン玉のストローを突っ込み、
サッちゃん「ポチ はい プー」とシャボン玉を吹かせようとしている。
キレ顔のポチ。「どて」とこけるしげ。
4:「ポチどこ行くのー」と追いかけるサッちゃんの声が聞こえている。
しげ「ポチはかしこいなぁ ガマンしてる。」と苦笑するが、
まつ子「かしこいから 怒ってかわりにだれかの靴をかじる。」とあきらめ顔。
・なにかに当たらなければやってられない。 7/13のののちゃん
1:3小の図書室。「推せん図書↓」のコーナーに置かれている、
「お笑いアメリカンシリアルキラー 詳細図解付」という本を見て、
教頭先生「推せん図書はこの1冊だけですか。」
2:司書(猫久保さん)「夏はこの1冊でキマリです。すごくおもしろくてためになります。」というが、
3:教頭先生「せめて10冊にして 子供たちが選べるようにしてください。」という。
司書「わかりました。」
4:「夏休みの推せん図書 10冊↓」になったコーナー。
ほかの本が背表紙を向けて置かれている中で、さっきの本が1冊だけ表紙を見せて置かれている。
教頭先生「やめてください、そういう書店員的な細工は。」
・なにか実体験的なものに基づく話なのでしょうか。 「増補新版 新仁義なきお笑い」ゲット
表紙は青色でオリジナルの続きになっていました
これで間違えないで済みますねw >90
おめでとうございます。
7月19日発売とあったので、書店に行っていませんでした。
今日は無理なので明日にでも書店で探してみます。 >>91
早売りする場合もある神保町で購入したのでちと気をつけてください >92
すぐには神保町には行けないので、週末に行って探してみます。
*92様お願いです。内容についてはノーコメントで。読んでからのお楽しみにしたいので・・・・・。 週末3連休挟んで連休明け予定本の神保町での早売りじゃ、他のとこじゃ東京都内ですら参考になりませんな… というわけで本店更新
〈増補新版〉新仁義なきお笑い
7月19日発売
新着漫画は「元気なき戦い」2ページ一挙掲載! 7/14のののちゃん
1:やまだ家の居間。学校から「ふうふう」を大荷物をかついで帰ってきて、
ののちゃん「ただいまぁ ぜんぶ持って帰らされた。」というと、
まつ子「もうすぐ夏休みやからなぁ」と笑う。
2:持って帰ってきた荷物を見て、
まつ子「あはは、重いわけや 教室の花ビンが入ってる。」と笑うと、
ののちゃん「あーっ 久保のやつの仕業だ!」
(フキダシには笑う久保くんのイメージ)
3:ののちゃん「ちっきしょー」
4:ののちゃん(声)「エンピツ削りも入れてやるんだった。」
久保くんの家。
同じように学校から持って帰ってきた荷物を開け、
黒板消しから舞い散る粉に「ゲホ」とせき込む久保くん。
・お互い様か。 7/15のののちゃん
1:3小。職員会議。カレンダーを指さし、
教頭先生「この週のプール監視当番を タブチ先生おねがいできませんか。」というが、
タブチ先生「ムリですねー 家族旅行の予約が。」と「お休み届」を手に笑顔で断る。
2:教頭先生「大友センセはどうですか。」と訊ねるが、
大友先生「ムリです。イタリア ビュンビュンツアーで。」と同じく「お休み届」を出す。
3:教頭先生「じゃあ 藤原センセ。」というと、机に突っ伏した姿勢で
藤原先生「ムリです。永禄5年7月28日石見国赤穴街道上口羽峠へタイムトラベルっス。」というが、
4:教頭先生「副業の小説書きですね。ではよろしく。」とカレンダーに書き込む。
藤原先生「ちっ」
・お見通し。 7/16のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビを見て笑っているしげとののちゃん。台所のほうを振り返り、
ののちゃん「おかぁさん 昼ごはんなーに?」というと、
まつ子(声)「そ そうめん。」と声が返ってくる。
2:しげ「なんか 言いよどんでるな。」
ののちゃん「あやしいね。」と顔を見合わせる。
3:しげ「もういっぺん 言うてみ。」と改めて声をかけると、
まつ子(声)「そそうめん。」
4:ゆであがった大量の素麺が載ったざるを抱えてきて、
まつ子「素素麺 うっかりおつゆがない。」
しげ「買うてきたらええがな!」と外を指さすが、窓の外では凶悪な太陽が照りつけている。
・粗相麺。 チャンプルー・・・と言いかけそうになったが炒め物だと暑いわなww >>99-100
めんつゆなんてすぐ作れるんだから作りゃいいのに >>103
こいつ何言ってんの
めんつゆの作り方も知らない料理音痴かよ 出汁を取るのに火は使わにゃならんし暑くてかなわんわ
そうめん茹でるだけで汗だくや >>105
まつ子が出汁をとるようには見えんw
積極的に顆粒だし使うタイプに見える >>104
お前は絶望的なバカの社会生活不適応者か
お前を生んだ事を両親は絶望しているだろうな
この程度のことも理解出来ないキチガイのくせに
空気を吸うな、酸素が減って社会の迷惑だ よくも種牛を耕運機で轢き殺しやがったなこの甲斐性なしの社会不適合者め! 7/17のののちゃん
1:外出したまつ子とののちゃん。路上の自動販売機を指さして、
ののちゃん「コーラ。」とねだるが、
まつ子「あかん。」
2:喫茶店のショーケースを指さし、
ののちゃん「コーラフロート。」
まつ子「あかん。」
3:ショッピングセンターに着き、
まつ子「なんで おねだりがグレードアップするんや。少しずつ妥協するもんやろ。」と叱る。が…
4:フードコートの喫茶コーナーの見本を見て、
ののちゃん「コーラフロート & メロンクリーム。」とねだると、
まつ子「おいしそうやな。」
・嫌いなわけじゃない。 めんつゆ作るのって外に出るのと同じくらい熱いのよ。
作りたて冷えないママのめんつゆで食べるはめに。想像しただけで汗出るわ。
めんつゆが売れてるわけは、めんつゆを買い忘れないとわからない。 >>112
うちでは濃く作って氷ぶち込んで冷やすのと薄めるのを同時にやるよ
こういう時は顆粒だしの出番なのだ 今朝の幽霊屋敷の意味がわからん。眠られへん。
解説はよ! >>115
幽霊屋敷⇔揺れ屋敷は何となくわかるが、どうも
しっくりこないんだよなw >>116
揺れ屋敷じゃなくて、屋敷そのものが幽霊ってことだろ 屋敷が浮いてるじゃない
ポスターの幽霊と同じ影が地面にある >>120
そう言われればそうも見えなくもないけど
やっぱわかりずらいわw
正式な解説はよ! 解説ったって、いしい先生が書いてるわけじゃないし
間違えてるんじゃね?というこももある >>119
鍋を火から下ろしたら桶に水張ったのに鍋底付けて冷ましながら鍋に氷入れると早いよ >>121
「わかりずらい」ではなく、「わかりづらい」(分かり辛い)ですね。 >>117
まつ子は冷蔵庫の濃縮めんつゆを水で薄めるだけ 7/18のののちゃん
1:こどもランド。アトラクションからは「キャー」「わー」と歓声が聞こえてくるなか、
「幽霊屋敷」の看板の出た建物。
2:出口から出てくるののちゃん、みみちゃん、ななちゃんに、
まつ子「幽霊屋敷はどうやった?」と尋ねる。
3:口々に、
ののちゃん「ぜんぜんつまんなかったねー。」
みみちゃん「ボロくて 床が揺れてなかった?」
ななちゃん「あー 揺れてた。」と文句を言う。
4:しげ「カネかえせ、やな。」
まつ子「どこが幽霊やねん。」と言って立ち去っていく後ろ姿。
手前には「幽霊屋敷」の幽霊のイラスト入りの看板と、幽霊のイラストそのままに地面から浮いている屋敷…
・屋敷が幽霊。 屋敷が浮いてるっていう落ちだったのね。
幽霊屋敷なのは奥の建物(4コマ目の看板の矢印の先)で
「じゃあ今入ってた建物は何だったのか」っていうホラー落ちだと思ってた。 こどもランドの職員は、「その屋敷の建物自体が幽霊だ」という事を、ちゃんと知っているのでしょうかね? 7/20のののちゃん
1:「夏休み 全県中学生模試」のチラシ。
まつ子(声)「のぼるのテストを申し込もうと思うんですけど。」
2:やまだ家の居間。まつ子がたかしに相談している。
まつ子「自分が全体の中でどのくらいかわかるんですワ。」
たかし「しかし 順位が下だとガッカリするな。」
3:居間の入口のふすまに片手をかけ、
ののちゃん「わたしは やめた方がいいと思う。」と後ろから割り込む。
驚いた顔のたかしとまつ子。
4:ののちゃん「世の中には知らない方がいいこともあると思うの。」というと、
まつ子「0点かくしてるな。」と手を出す。
・最近は学校ではやらないそうですね。 7/21のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「7月中に宿題をぜんぶやって 8月はぜんぶ遊ぶ。」と宣言するが、
2:しげ「のの子ものぼるも毎回夏休みに同じことを言うて、結局8月末にあわててる。ははは」と笑う。
3:ののちゃん「でも おかあさんは毎日同じこと言ってるよ。」というと、
しげ「毎日?」と怪訝そうな顔。
4:台所。眠そうな顔で新聞を読みながら、
まつ子「午前中にぜんぶやって 昼から昼寝する。」
ナレーション「って言って 結局動かない。」
・この親にしてこの子あり というのか。 他スレでみたのだけど、
>いしいひさいち の十五将軍漂流記?とかいう、
>1将軍1ページの4コママンガで、家定が自分でご飯作るのもギャグだと思ってたな
全然思い出せないのが悔しい 7/22のののちゃん
1:3中野球部の部室前。
三宅マネージャー「タナベ先生がくれたスポーツドリンク代の1000円で コーラ買うてきた。」と袋を持ってくる。
崇禅寺キャプテン「マネージャー 気がきくのぅ」
2:「一気のみだ。」とボトルを傾けるキャプテン、のぼる、オカダくん、マネージャー。
3:
(右)後ろを見て、
マネージャー「あっ 先生だ。」と慌てた顔。
(左)田辺先生「ことしこそ1回戦突破だ。気合を入れろ!」とカツをいれる。が…
4:キャプテン、のぼる、オカダくん、マネージャー「ゲープ」と締まらない返事。
・早弁してたら当てられて"get up"。発音もなかなかいいぞ、ってなんでしたっけ。 7/23のののちゃん
1:やまだ家。台所。まつ子が鍋をコンロにかけている。
(声)「山田さん お届けものでーす。」の声が玄関から聞こえ、
まつ子「のの子ォ かわりに出てんかぁ」というと、
ののちゃん(声)「ハーイ。」
2:玄関。配達にきた柴島商会のノザキがいる。
ののちゃん「ノザキさんこんちゃ」
ノザキ「やぁ ののちゃん、ちょっと重いよ。」
3:ののちゃん「大丈夫。おへそにのせて腰じゃなく足で持つ。」と「よっ」と荷物を持ち上げると、
ノザキ「よく知ってるね。」
4:ののちゃん(声)「それをうっかりしたおとうさんが ギックリ腰でねてるから。」
ノザキ(声)「お大事に。」の会話を居間でうつぶせに寝た状態で聞き、
たかし「よけいなことを。」と独り言。
・よくギックリ腰になります。 7/24のののちゃん
1:やまだ家。居間の窓から庭に出て凶悪な太陽の照りつける空を見上げ、
まつ子「きょうは こどもランド行くけど暑そうやなぁ。」
2:まつ子「おかぁちゃん やめといたら。」というと、
しげ「そうやな やめとこか。」とまいった顔でいう。
3:門の前。車に乗ろうとしているたかしとののちゃん。
玄関から出てきたしげに、
まつ子「あれっ やめとくんとちがうの?」
4:「バスン」「ゴロゴロ」と走る車の中。
しげ(声)「『くらくら迷路でサヨウナラ」はやめて『それいけ沈没船』にする。」というと、
まつ子(声)「かってにしなはれ。」
・屋内型アトラクションへ。 7/25のののちゃん
1:やまだ家。買いものから帰ってきて、
まつ子「スイカをまるごと買うてきた。」と大玉スイカを出す。
ののちゃん「庭でスイカ割りするー。」
2:庭にシートを敷いてスイカを置き、目隠しをしてバットを振り上げるののちゃん。
しげ「めかくしは いらんやろ。」というが、
ののちゃん「気合が入る!」
まつ子「ハイハイ」とあきれ顔で見ている。後ろにはポチ。
3:
(右)「やあ!」と気合一閃 バットを振り下ろす。
(左)くるくる回りながら放物線を描いて飛んでいくバット。
4:夜。居間。
まつ子「バットは玄関におちていて 事なきを得ました。」と笑顔でスイカを出す。
たかし「スイカつぶれてるぞ。まさかまた庭でやったのか。」
・楽しいスイカ割りですが、砂浜以外でやるのは珍しいかも。 おおおお! 月子さんがなんかめっちゃエロイぞ
あと原画販売見に行かなきゃ 7/26のののちゃん
1:やまだ家。
のぼる「地区予選を勝ちぬいて 県大会、地方大会を勝ちぬいて やっと全国大会。」と語る。
(バックには「3中」の入ったトーナメント表のイメージ)
2:たかし「先は長いな。」
しげ「ホンマ 先は長い。」
3:のぼる「まぁ でも 全国大会なんてぜんぜんムリ。」と笑うが、
4:しげ「地区予選いきなり初戦敗退でも気おちしたらアカン。人生、先は長い。」と力説。
のぼる「ああ そうだね。」と不満げな顔。
・長い道のりに乗る以前に脱落した場合。 7/27のののちゃん
1:3小のプール。監視の藤原先生はプールサイドの木陰で寝転んで「フー」と息をつく。
久保くん「キクチくんがおぼれてまーす」
キクチくん「センセ たすけてー」とふざけて声をあげる。
2:投げられたペットボトルが「ポコン」と頭にあたり、
久保くん「いてっ」
3:ペットボトルを浮きにして、
キクチくん「ペットボトルでけっこう浮くぞ。」
スズキくん「それで先生 投げてよこしたのか。」
久保くん「へー 事故対策になるんだな。」と感心するが…
4:
(右)「チューハイ レロレロレモン」のボトルを見て、
(声)「いや ひょっとして、」
(左)(声)「ヨッパラって 静かにしろと投げつけたのか。」
木陰で真っ赤な顔でひっくり返って「ウウ」とうめいている藤原先生。
・すでに監視の役には立っていない。 7/28のののちゃん
1:道路。桶とひしゃくを持って「ピチャ」「ピチャピチャ」と打ち水をするしげ。
2:知り合いの婦人と出会い、
婦人「あら しげさん。」
しげ「あらー もう お体ええんですか?」とあいさつ。
3:やまだ家の門前。買い物袋とほうきを持って出てきて
まつ子「あら? ついでついで、言うて どこまで行ったんや」と見回す。
4:角まできて先を見ると、
婦人「きょうは?」
しげ「いやぁ 打ち水で通りがかりましてな。」と婦人の家の門前で話している。
まつ子「あっ」
・向こう三軒両隣、とは言いますが。 7/29のののちゃん
1:デパートの食堂。食事に入ったしげ、まつ子、ののちゃん。テーブルにつき、
しげ「デパートの食堂、さむいな。」
まつ子「冷房ききすぎ。」と「ブルッ」と震える。
2:まつ子「冷蔵庫みたいや。」と寒そうな顔。
3:ののちゃん「ホント 冷蔵庫みたい。」とテーブルを見る。
4:運ばれてきた皿を指さし、
ののちゃん「のこり物を お皿にひとまとめにしておいてある ウチの冷蔵庫みたい、コレ。」
まつ子「サラダプレートランチ ちゅうねん!」とむくれ顔。
しげ「まぁまぁ」となだめる。
・食欲もなくなります。 7/30のののちゃん
1:やまだ家の台所。冷蔵庫を開けて中を探り、
ののちゃん「わたしのスイカがない。」というと、
しげ「え? 聞いてへんから食べてしもうたで。」
2:ののちゃん「おいといてくれると思ったのに。」と残念そうな顔。
3:「おいといてくれると思ったのに。」のフキダシを「パクパク」「ムシャムシャ」と飲み込むしげ。
4:しげ「甘うて おいしかった。」
ののちゃん「甘い考えだった。」
・珍しいナンセンス漫画的表現。 7/31のののちゃん
1:やまだ家の居間。そうめんを食べる支度をしているしげとののちゃん。台所から顔を出し、
まつ子「そうめん ゆですぎたー。」
しげ「あら。」
2:ののちゃん「そんなに やわらかくなっちゃったの?」というと、
3:しげ「消化にええから まぁええがな。」と笑うが、
まつ子「まぁ そうなんだけど。」と浮かない顔。
4:まつ子「しかも ゆですぎた。」と大皿に山盛りのそうめんの塊を出す。
こけるしげ、ののちゃん。
・質的表現と量的表現。 「まぁ映画な2」今回も最初は岡山県内のみの流通なのかな? 今日のはいしいひさいちの太陽が炸裂してんな
新聞の漫画見ただけで一日げんなり 広報たまの8月号に たまのののののちゃん 掲載
期間限定ですので興味のあるかたは早めにご覧あれ 8/1のののちゃん。今月のタイトル横はまっ黒に日焼けしたののちゃん
1:3中野球部の試合。
打席ののぼるがキャッチャーも吹っ飛ぶ勢いで「スパカキーン」とジャストミート。
2:飛んでいく打球。
ナレーション「土手を越えて 用水路のはるか彼方。」
3:「おー」「山田すげーぞ」「スゲー」と、
「やったあ!」と大よろこびののぼるを囲んで祝福する野球部メンバー。
4:その後。相手チームの選手の家。夕食。
選手「とにかく 3中の山田ってやつの大ファールがスゴかった。」と身振りつきで話している。
母親「しょーもない試合だったらしい。」と父親と顔を見合わせる。
・ほかになにもない。 8/2のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。蚊取り線香をつけようとしているしげ。廊下から顔を出し、
のぼる「おばぁさん 電気蚊取りじゃないの。」というと、
しげ「煙がないと 効いた気がせん。」
2:しげ「わたしら たとえば音楽も、CDとかレコードとか形がないと効いた、いや聞いた気がせん。」
3:しげ「ネット配信かなんかしらんが あんたら数値化された信号を聞いてるんやろ。」と力説。
4:しげ「そのうち 聞いた記憶を買うようになるねん!」とひとりで熱弁をふるう。
廊下で、
まつ子「コーフンしてる。かなり効いてるな。」
のぼる「『チョー強力』だって。」と蚊取り線香を見る。
・怪しいクスリ的効果。 8/3のののちゃん
1:やまだ家。玄関先。
まつ子「買いもの 行ってくる。」と出ようとする。
(声)「行ってらっしゃい。」
2:「かっかっかっか かーっ」と凶悪に照りつける真夏の太陽。
3:玄関から中に引っ込み、
まつ子(背)「ただいま。」
(声)「早かったな。」
4:居間にいるしげ。
買い物袋を投げ出して居間にうつぶせで倒れ込み、
まつ子「陽がおちてから。」
5:まつ子「家にあるものをさがしてみる。」
しげ「しかも?!」
・出る気もない。 8/4のののちゃん
1:キクチ家の庭。キクチくんが植木に水をやっている。塀越しにやまだ家の庭から乗り出したののちゃんに、
キクチくん「アサガオの観察 もうおわったよ。」というと、
ののちゃん「ホント。まる写しさせて!」
2:キクチくんの観察日記
「1 芽が出た
2 咲いた
3 枯れた」の3ページで終わっている。
3:日記を眺め、
ののちゃん「ずいぶん 簡潔だね…」
4:ジュースを持ってキクチくんの部屋に入ってきたキクチ母。
キクチ母「あら、ののちゃんは?」
キクチくん「来た。見た。帰った。」
・シーザー。 ほんと先生好きだよね、犬神家w
⊂ヽ √つ
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三:三
三 三 本店の一コママンガ「東海道四谷怪談」意味がわかりません
だれか教えてください 今日の午後イチに東京交通会館の「幻獣神話展」での先生の原画見に行ってきました
もう売却済みになってました。ひょっとしたら…とお金卸していったんだけどねw
会場は渋谷の時よりも盛況でしたよ
それにしても今回の扉絵の月子さんは色っぽいわ
原画だとなおさら 8/5のののちゃん
1:やまだ家。居間。宿題をしているののちゃん。
まつ子「あんた そろそろ共通実力テストやろ。」とのぼるに言うと、
のぼる「今の自分の実力を知りたいから あえて勉強しないで臨もうと思う。」と座卓に頬杖をついて言う。
2:ののちゃん「おかーさん、『やけのやんぱち』ってどういう意味?」と突然言うと、
のぼる「うるせーよ」と怒鳴りつける。
3:「えーん」とまつ子に泣きつくののちゃん。
まつ子「心当たりでもあるんか?」と眉を寄せると、
のぼる「別に そういうわけじゃないけど。」
4:まつ子「『やけのやんぱち』 たとえば、勉強しないでテストを受ける。」とののちゃんに説明する。
キレかかった顔ののぼるを、「まぁまぁ」と後ろから抑えるしげ。
・まだ精神修養が足りない。 8/6のののちゃん
1:海水浴場。泳いでいるたかし。
たかし「のの子 沖へ出るなよ あぶないぞ。」と背中に声をかけるが、
2:「?」と怪訝そうな顔で振り向いたのはよその子。
たかし「あ、ちがう!」と慌てた顔。
3:
(右)たかし「じゃあ のの子はどこだ! ま、ま、まさか!」と真っ青になって立つ。
(左)あたりを見回し、
たかし「居た! よかった まちがいない!」
4:たかし「あのアホなマネはまちがいない。」
逆さになって水面から両足を出しているののちゃん。
(「←ホラホラ犬神家」と注釈」)
・学校でも年中やっているので。 8/7のののちゃん
1:
(左)お祭りに来た浴衣姿のののちゃん。
「焼きそば」の屋台を見て、
ののちゃん「焼きそば。」とねだるが、
まつ子「食べたやろ。」
(右)「たこやき」の屋台に、
ののちゃん「タコヤキ。」
まつ子「さっき食べた。」
2:ののちゃん「リンゴあめ、わた菓子。」と続々ねだるが、
まつ子「食べました!」
しげ「あらま。」
3:あたりの屋台を見回し、
しげ「焼きそば、タコヤキ、から リンゴあめ、わた菓子ときたら」
4:しげ「チョコバナナや。」と手を引くと、
ののちゃん「わーい♪」とついて行く。
まつ子「八十八カ所めぐりとちがいます!」
・お祭りフルコース。 8/8のののちゃん
1:3組の教室。「登校日」の板書。
藤原先生「みんなの元気な顔を見て 安心しました。」と笑顔で言う。
2:「ボクたちも安心しました。」「近所の人が 先生が行方不明って言ってました。」と
日焼けした顔で口々に言う子供たち。
3:藤原先生「港の沖合のカラス島にいました。」というと、
(声)「それにしては 陽に焼けてませんね。」
4:藤原先生「民宿にずっとこもって小説を書いていました。」と笑顔。
(声)「ちょっと心配です。」
・健康的な生活とはいえない。 8/9のののちゃん
1:やまだ家。台所。
まつ子「きょうは夏カレーよ。」というと、材料を見て
ののちゃん「でも ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、お肉。いつもと同じだよ?」という。
2:しげ「あんたの夏カレーは 夏カレー言うたら夏カレーちゅうだけの夏カレーとちがうか。」と指摘すると、
まつ子「まぁ そうね。」
3:できあがり、
まつ子「夏カレー」と気合を込めて「ゴト」と鍋を置く。
4:まつ子「夏カレー」と気合を込めて配膳するのに、
しげ「やかましわッ」
・気合のみ。 8/10のののちゃん
1:やまだ家。居間。
ののちゃん「蚊にかまれた かゆい。」とやってくる。
まつ子「掻いたらアカンで よけいかゆうなるし 跡がのこる。」
2:救急箱の中を「ガサ」「ゴサ」と探し、
まつ子「あれれ? かゆみ止めのクスリ どこや。」といっている間も、
ののちゃん「かゆい かゆい かゆい かゆい」と大騒ぎ。
3:しげ「かゆいかゆい うるさいな。ハイ、これ。」とののちゃんになにか渡す。
4:ののちゃん「……」と顔をしかめて我慢する。
しげ「50円で口止めしてかゆみ止め」
まつ子「なんでもおカネで解決するのやめて。」
・それで黙る程度のものか。 ジブリ総選挙が行われているが
いしいひさいちファンの力を合わせて
「ホーホケキョとなりの山田くん」を
1位にしようぜ! >>165
ジブリは自分的には
1位山田くん
2位かぐや姫
3位トトロ
なんだがこれに同意してくれる人が少なくて悲しい ジブリは、なんで「やまだ君」を
「山田くん」にしてしまったのか あきつ文庫からメールが来ていましたので紹介します
〜この度、続編の『まぁ映画な、岡山じゃ県2』を出版の運びとなりましたのでご案内申し上げます。
只今印刷・製本の真っ最中で、来る8月11日発送開始予定です。
『まぁ映画な、岡山じゃ県!』出版後、月1回、2年にわたり地元の山陽新聞に「画・いしいひさいち、文・世良利和」のコンビによる続編が連載されました。
今回の新刊では山陽新聞掲載分に大幅に加筆し、いしい先生の作品につきましては漫画60作品+カット24作品+アルファとなっております。
お値段そのまま!=1,600円+税8% = 1,728円
送料=当方負担
お支払い=書籍に同封いたします郵便局払込用紙にてお支払い
または書籍と共にお知らせします銀行口座にお振り込み
*書籍到着から7日以内にお願いいたします。
勝手ながら、振込手数料はお客様にてご負担ください。
ご予約・ご注文の際は
1. 書籍のタイトル 2. 冊数 3. ご住所 4. お名前 5. お電話/ファックス番号 6. メールアドレス 7. お支払いのご希望をお選びください。
a / 郵便振替 b / 三菱東京UFJ銀行 c / みずほ銀行 d / トマト銀行
をお知らせください。
なお今回は全国の書店でのご予約・ご注文も可能となりました。ISBN978-4-904789-09-4
〜 ありがとうございます
前回は岡山で途中下車してドレミの街の本屋さんで購入したんだよなぁ
まさか先生の4コマでドレミの街がネタにされてるとはw 書き忘れました
注文先のメールアドレスなどは
蜻文庫; http://www.akiz-bunko.com/index.html
で確認願います。 クーラーのリモコンを押した時の「ピッ」と「ピー」が背景やセリフにかぶっているだけでなくコマの外にまで微妙にはみ出している。
これだけであの電子音独特の自己主張が伝わってくる。芸が細かいなあ。 8/11のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビ画面には「トシヨリ体操」。
ののちゃんとサッちゃんの前でリモコンを持ち、
しげ「体操番組をロクガしてあって いつでもできる。」
2:
(右)アナウンス(声)「左へ1,2,」で体操をするしげ。
(左)アナウンス(声)「右へ1,2,」で体操をするしげ。
3:
(右)アナウンス(声)「……」と無言になり、「んっ」と止まるしげ。
(左)「ムムムム」とぶるぶる震えて冷や汗をかいて静止しようとするしげ。
4:しげ「一時停止や コラッ」とリモコンを持って逃げるののちゃんとサッちゃんを追いかける。
・悪いイタズラです。 8/12のののちゃん
1:3中野球部の試合。打席に立ち、
のぼる「うわ!」と空振り。
「ドスン」とすごい直球がキャッチャーミットにおさまる。
2:ベンチに戻り、
のぼる「あの1年生エース やっぱりヤバイぞ。」と山下くんと話していると、
崇禅寺キャプテン「キレとる!」
3:審判(声)「ストライク」との声に、
のぼる「ほんと ボールがキレてる。」というと、
キャプテン「いや、有名高校のスカウトが来ていて、」
4:キャプテン「マジでキレとる。」
のぼる「そんなにスゴイのか。」
相手のベンチでは、
スカウト「連投させるやつがあるか!」
監督「なんだよ あんた。」と口論している。
・中学高校の酷使に耐えた投手のみが大成できる、のか? 8/13のののちゃん
1:やまだ家。廊下。
(声)「よっ」と「ゴロゴロゴロ」とスイカを転がす手。
2:「ゴロンゴロン」と転がったスイカが、並べてあったペットボトルを
「パカンポカンポコン」と倒す。
3:(声)「おお!」「ストライク!」と聞こえてくる声に、
しげ「夏休みやなぁ」と笑うが、
まつ子「ホント。」と顔をしかめる。
4:ののちゃんと一緒にペットボトルを並べているたかし。
まつ子「おとうさんまで いっしょになって。」
・お盆休み。 8/14のののちゃん
1:やまだ家の玄関前。お墓参りに出かけようとしているたかし、まつ子、ののちゃん。
ののちゃん「お寿司を食べてから お墓参りでもいいでしょう?」というと、
まつ子「あかん。」
2:寿司屋で、
ののちゃん「おなかいっぱーい。」
まつ子「ふー。」
たかし「やれやれ。」と座っている様子のイメージを指して、
まつ子「『さぁ 帰ろか。』って気分になるからアカン。」
3:お墓の前。
ののちゃん「お墓参りした。」と笑顔。
まつ子「暑かったー」
たかし「やれやれ。」
4:まつ子「さぁ 帰ろか。」と歩き出すのに必死にしがみつくののちゃん。
・暑い日にはいくつもできないのです。 8/15のののちゃん
1:やまだ家の玄関。汗だくで外出から帰ってきて、
ののちゃん「ただいまぁ あついー。」
まつ子「なにはともあれ クーラーつける。」と「ピッ」とリモコンのスイッチを押す。
2:居間。「カカカ カカカカ カカカ」とエアコンが動き出す。寝転がり、
ののちゃん「あついー。」
まつ子「もうちょっとのしんぼうや。」
3:再び玄関。「ガラッ ガラガラ」と戸を開け、
しげ「ただいまぁ」と帰ってきて帽子で「パタパタパタ」と扇いで「あついー。」
4:居間に入ってきて「ピー」とリモコンのスイッチを押す。
「ピタ」と止まるエアコン。無言で寝転がったままのまつ子とののちゃん。
・ダブった結果として悲惨なことに。 8/16のののちゃん
1:やまだ家の居間。おやつを食べながら、
まつ子「夏休みの宿題は あとなにが残ってるんや?」と尋ねると、
ののちゃん「えーと 写生、習字、作文、」と指折り数える。
2:
(右)まつ子「へー それだけかいな。」と笑顔になると、
(左)ののちゃん「自由研究、自由工作、リコーダー課題曲。」となおも続け、「どて」とこけるまつ子。
3:まつ子「全部やないか!!」と大声を出すと、
ののちゃん「ぜんぶじゃないけど ぜんぶなの。」という。
しげ「え?」と怪訝そうな表情。
4:ののちゃん「それに問題集ぜんぶ、計算プリントぜんぶ。」
歯をむいてつかみかかろうとするまつ子を後ろから抑えるしげ。
・夏休み終盤の年中行事がやってまいりました。 8/17のののちゃん
1:見回りで老婦人の家を訪ねた小山堂主人、ゴンすけ、しげ。
小山堂「シルバー会の見回りだよ。」
ゴンすけ「おかわりないかね。」と尋ねると、
老婦人「おかげさまで。」とこたえる。
2:老婦人「あんたらも気をつけて。」と送ると、
しげ「これから カネさんとこへまわる。」と暑そうな顔で立ち去る。
3:シルバー会の事務所。「トルルル」と電話が鳴り、
キクチババ「ハイ、見回り組管制センター。」と出る。
4:電話をかけたのはさきの老婦人。
老婦人「ただいま 山野班が無事通過。おかわりありません。」
キクチババ(電話)「ハイ 了解。」
・チェックしているのかされているのか。 8/18のののちゃん
1:たかしの会社。
たかし「三宅くん 急な会議だ ペットボトルでいいぞ。」と声をかける。
2:OL三宅さん「同じものがそろいませんけど。」というと、
たかし(声)「この際かまわん。」
3:「水 2L」のペットボトルを前に、
出席者A「そんなにオレの顔がみたくないか。」と嫌みを言うと、
たかし「いや そんな。」
4:出席者B「オレは好都合だな。」と横から言うと、
出席者A「なんだと」と気色ばむ。
たかし「まぁまぁ」と仲裁に入りながらあきれ顔。
ホワイトボードには「アホなトラブル」の議題。
・また余計な問題を。 8/19のののちゃん
1:「多国籍料理」の貼り紙のレストランの前。
バケツを抱えて腹筋運動をしている人のオブジェのようなもの。
女性店員(声)「店長 これ、カサ立てに見えませんよ。」
2:ひげの店長「だったら カサを1本入れておけばいい。」とカサを入れる。
女性店員「あ、なるほど。」
3:店内。テーブルについたたかしとまつ子。運ばれてきた料理を前に、
たかし「おい、コレ チャーハンに見えんぞ。」と指さすと、
まつ子「まちがえたんやろか。」
4:たかし(声)「いや、中華スープを付けてあるから チャーハンかな。」
まつ子(声)「あ、なるほど。」
・記号的存在。 8/20のののちゃん
1:休日。坂崎部長の家の玄関。
部長「山田くん まぁあがって見てってくれよ。」と手招き。
たかし「掘り出し物ですか。」
2:箱から焼き物を出し、
部長(声)「古備前の傑作 『夕凪』だよ!」
3:
(右)たかし「本物ですかぁ?」と疑わしげに言うと、
部長「まちがいないさ。」
(左)部長(声)「ホラ」と、
「たまのの美術館 所蔵品リスト」の冊子を出す。
4:リストを開いて見せ、
部長「同じだろ。」と指さしてみせると、
たかし「同じだッ」
・義経公3歳のしゃれこうべ的なものか。 8/21のののちゃん
1:やまだ家。古い箱形のラジオを見ているしげとのぼる。
しげ「その古いラジオ こわれてる。」というと、
のぼる「じゃ もらうよ。分解してみる。」
2:ラジオを分解しているのぼる。
のぼる「へー 真空管だ。」と珍しそうに見ていると、
たかし「おもしろそうだな。 かしてみろ。」
3:居間。
まつ子「さすがに『壊し屋』のおとうさんでも」
しげ「こわれてるモンはこわせんわなぁ」と「ははは」と笑う。
4:
(右)飛ぶ電波。
(左)「ピー ピー ガー ガー」の雑音と、
「あー 8失点のピッチャーとサヨナラトンネルのショートがなぐり合」とラジオの放送が聞こえてくる。
唖然とした顔のしげとまつ子。
・マイナスとマイナスを掛けるとプラスになる的な。 8/22のののちゃん
1:やまだ家。手持ち花火のようなものを持ってきて、
ののちゃん(声)「おかぁさん、この花火やっちまっていい?」
2:まつ子「ええけど 大丈夫か?」というと、袋を見て、
ののちゃん「期限が11月になってるから 大丈夫。」
3:庭。火を付けてくすぶる様子に、
ののちゃん「あー しっけてる。」
4:立ちのぼる煙に「ゴホゴホゴホ」とせき込むののちゃん。袋を改めてみて、
まつ子「『賞味期限』お菓子かなんかやな。」
・ああ勘違い。 >>181
たまのの美術館の収蔵品がアヤシイ(=大量生産品の1つ)から坂崎部長のと一致するのだと思った 美術館に本物が収蔵されているから、部長の手もとのものはそっくりでも本物ではありえない。
(でも二人ともそこに気づいてない)って間抜け落ちかと思ったけどな。 部長は天然で
たかしは部長の天然ぶりに驚いてるんじゃないの? いや、「美術館の所蔵品が、売却されていた」という事だったりして…。
博物館法(美術館は、「博物館」の一種です)には、「一度所蔵した物を手放してはならない」という決まりはありません。
つまり、「手放してもいい」のです。 >>189
部長が買える値段で売り払うような名品って 8/23のののちゃん
1:中央公園の「金魚池」を眺めているよしおとサッちゃんの後ろ姿。
よしお「いないねぇ サッちゃん」
2:通りかかり、
しげ「あら よしおさん。」と声をかける。
よしお「やぁ」
サッちゃんはまだ池を熱心に見つめている。
3:しげ「なにしてはるの?」と尋ねると、
よしお「花火大会の金魚が死んじゃったんだけど、」と苦笑いするが、
4:よしお「つい『逃げた』と言ったもんだから。」
向こうでは、サッちゃんが「じいちゃん おった!」と必死で手招きしている。
・子供の気持ちを傷つけないようにするのは難しいですが。 8/24のののちゃん
1:やまだ家の庭。「ビン」「カン」のゴミを整理しようとしているしげとまつ子。
まつ子「あー 指がビンに入って抜けんッ」と顔をしかめると、
しげ「『入ったものは出る』」と唱える。
2:
(右)「泡セッケン」の泡を「しゅわわ」とかけるしげの手。
(左)「スポ」とビンの口から指が抜け、
まつ子(声)「抜けた!」
3:抜けたビンを手に持って眺め、
しげ「あっ これはわたしが代金を立て替えた 高級ぶどうジュースのビンやないか!」
4:しげ「『借りたものは返す』」と追及すると、
まつ子「ちぇっ」
・とんだやぶ蛇。 きょうのネタは、すぐ横の記事と連動してたな
シゲも逆襲するなら勉強せにゃ そもそも切れた電話では逆探知できないんじゃないの?
てか、ナンバーディスプレイでいいじゃん。 8/25のののちゃん
1:やまだ家。朝の食卓。
まつ子「朝ごはん、パンになにをつけますか?」と尋ねるが、
たかし「うーん。」と新聞に注目しながら生返事。
2:まつ子(声)「バターですか。」とさらに問うが、
たかし「うーん。」
3:まつ子(声)「ジャムですか。」といっても
たかし「うーん。」
4:まつ子(声)「ほな 両方出しときまっせ。」というと
たかし「うん、うん。」と振り返ってうなずく。
居間では、
ののちゃん「生返事でも通じてんだね。」
しげ「あ・うーん の呼吸やな。」と戸棚の中をなにか探しながらいう。
・長年連れ添うとそんなものでしょうか。 8/26のののちゃん
1:やまだ家。電話に出ているしげ。
しげ「なにィ? 暗証番号を教えてください? アホかおまえは。」
2:しげ「サギやろッ ろくな死に方でけへんぞコラァ!」と声を荒げると、
「ブチ」と切られる通話。
3:しげ(声)「逆探知して説教したる!」と、電話機につながった「逆探知システム」のボタンを「ピ」と押す。
4:「プス」と異音をたててネジが外れる逆探知システムを手に、
しげ「シルバー会で共同購入したのに働かん!」
まつ子「サギやろ。」
・詐欺にかかるまいとして詐欺にかかる。 8/27のののちゃん
1:やまだ家の台所。
ののちゃん「あと 写生の宿題が。」とスケッチブックを持ってくる。
まつ子「テーマはあるんか?」と尋ねると、
2:ののちゃん「自由。」
3:まつ子「こまった。どないしましょ。」と相談すると、
たかし「展望台でも海岸でもつれてってやるぞ。」と笑う。
4:まつ子「自由に描くのではなくて 写生のテーマが『自由』。」というと、
たかし「わしはいそがしい。」と逃げ出す。
・フリーダム。 8/28のののちゃん
1:やまだ家の玄関。
たかし「台風だ。会社から呼び出しがあった。」と雨の中、雨合羽を着て出て行く。
まつ子「気をつけて。」と見送る。
2:ののちゃん「たいへんだね。」というと、
まつ子「仕事はどんな仕事でも たいへんな仕事や。」
3:ののちゃん「今、おとうさんに問題集と計算プリント やってもらってたから。」と一式取り出す。
4:ののちゃん「おかあさん これからたいへんだね。ハイ。」と渡そうとすると、
まつ子「あんたの仕事やろッ」と「グリグリグリ」とののちゃんの頭を小突く。
・自分でやる、という発想はない。 8/29のののちゃん
1:ナレーション「7月下旬」
しげ「きょうは朝からちょっとすずしい。」
2:しげ「エアコンの消し忘れやろッ」というと、
まつ子「そう。」と頬杖ついて答える。
3:ナレーション「8月下旬」
しげ「きょうは朝からちょっとすずしい。」
4:しげ「小さな秋やなぁ」としみじみ言うと、
まつ子「エアコンの消し忘れやで。」と頬杖ついて言う。
ののちゃん「病は気から みたいなもんじゃろか。」というと、
のぼる「まぁな」と答えて部活道具かついで出かける。
・その時季に応じて気分的にそうなる。 「まぁ映画な、岡山じゃ県2」ゲット
渋谷の本屋さんにも入荷していました。
前巻は最初岡山県内のみだったので岡山で途中下車して購入したもんなぁ 「まぁ映画な2」読了
今回もトホホな岡山映画に笑わせて貰いました
いしい先生の新作4コマもいっぱい載っていて大満足
「天地無用!in Love」の4コマの女の子がメチャ可愛かったわ
凛とした月子さんぽくて
http://tv2ch.com/jlab-fat/s/fat160902202244.jpg 8/30のののちゃん
1:やまだ家。のぼるの部屋。
机でノートを広げているが、頬杖ついて心ここにあらずな様子ののぼる。
ののちゃん(声)「お兄ちゃん 悩んでるみたい。」
2:ののちゃん「人間関係かな。」
まつ子「進路やろ。」と話し合うが、
しげ「アホ、そんなわけあるかい。」
3:台所。
しげ「どうせ腹が減ってるだけや。チャーハン作ったる。」と
「ジャージャー」と調理。
4:居間。座卓におかれたチャーハンを深刻な顔で食べているのぼる。
ののちゃん(声)「食べてる。」
しげ(声)「いずれにせよ たいしたことではない。」
・そんなものか。 8/31のののちゃん
1:やまだ家の居間。
「8月」のカレンダーに1日ごとに「×」がつけられ、31日だけ残ったのを見て、
まつ子「あと1日や この達成感はなんやろな。」と誇らしげな顔。
2:宿題の一覧のメモ
「× 写生
× 習字
作文
× 自由工作
× 自由研究
× リコーダー課題曲
× 問題集
× 計算プリント」
3:メモをまつ子に見せ、
ののちゃん「この無力感はなんじゃろか。」とため息。
まつ子「え? 宿題はあと作文だけやろ。」
4:ののちゃん「その×は『とても間に合いません』の×なの。」というと、
まつ子「この脱力感はなんや。」とため息。
・諦めるのはまだ早い、か? 9/1のののちゃん。今月のタイトル横は笑顔で丼飯をかきこむののちゃん
1:3小の始業式。壇上で校長先生のお話。
校長先生「2学期は長いので しっかり勉強しましょう。」というと、
(声)「ハーイ」
2:校長先生「イベントもたくさんあります。みんなでがんばりましょう。」というと、
(声)「ハーイ」と返事があるが今ひとつ小さな声。
3:校長先生「声が小さいですね。先生はみんなの元気な声が聞きたいです。」
4:校長先生「すずしいうちに さっさと帰りたいですか?」というと、
(声)「はぁい。」と元気な声。
横で司会をしていて渋い顔の教頭先生。
・本音が出ると元気な声。 9/2のののちゃん
1:中華料理店の店内。メニューを見て、
ののちゃん(声)「追加でギョーザ食べたい。」というと、
まつ子(声)「メニューの写真では大きさがわからんな。」
2:しげ「まぁええがな。」と「ギョーザひとつ。」と注文する。
「ハイハイ」と承けるうさんくさげな店員。
3:運ばれてきた皿いっぱいに並んだギョーザ。
(声)「うわ!」
4:ままごとのような皿に、
しげ・まつ子・ののちゃん「小さっ」と唖然とする。
・写真のマジック。 9/3のののちゃん
1:やまだ家。段ボール箱になにか詰めているたかしに、
のぼる「とうさん、新しい荷造りテープ。」とテープを渡す。
たかし「お、すまんな」と受け取る。
2:まつ子(声)「おとうさーん ちょっと来てー。」と呼ぶと、
たかし「おー」と返事。
3:立ち上がってまつ子のほうに歩いていこうとするたかしの足のアップ。
テープの端が足の裏にくっついている。
4:テープの両端が玄関の先と2階の両方に伸びている。
ののちゃん「おとうさん どこ?」というが、
しげ「うーん どっちかにおるけど どっちかわからん。」
・足にくっついていったほうとテープが転がったほう。 9/4のののちゃん
1:「ヒュー」と強い風が吹き抜けるやまだ家の庭。
ポチが物置の戸の隙間から中に入ろうとしているのを見て、
のぼる(声)「ポチはかしこいなぁ。」
2:居間。窓から外を見て、
のぼる「台風は安普請の家よりスチールの物置の方が安全と知ってるんだ。」と笑う。
3:まつ子「この家を建てたおとうさんに 安普請とか言うたらアカンで。」というと、
のぼる「わかってるよ。」と笑う。
4:窓の外には、真剣な顔で「重要」と書かれた箱を物置に運び込もうとしているたかし。
こけるまつこ、のぼる。
・建てた人も知っている。 9/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。新聞の「番組」欄を見て、
まつ子「連続ドラマがはじまる。忘れるから今のうちに予約しといて。」というと、
のぼる「いいよ。」とリモコンを操作する。
2:その後。おやつをつまみながらテレビを見ているまつ子に、
のぼる「あれ? あのドラマ見てるじゃん。」と声をかける。
3:のぼる「ロクガしてウラ番組を見るんじゃないの。」と不思議そうな顔でいうと、
4:まつ子「何回か見んとストーリーが頭に入らん。」と間抜けな顔でいう。
しげ「知らなんだら言うといたるけど あんたの母親は相当のアホやねん。」とのぼるに説く。
・最近のドラマはややこしいのが多い、かもしれない。 9/6のののちゃん
1:たかしの会社。坂崎部長の机の前。机上の湯飲みに目をとめ、
たかし「おっ部長 いいお湯呑みですな。」というと、
部長「だろ!?」
2:部長「…………」(←「長々としたウンチク」と注釈)を身振り手振りつきで喋る。
たかし(内心)「しまったー 話題をかえないと。」と苦い顔。
3:窓の外を指さし、
たかし「ところで、天気があやしいですね。」と話題転換を持ちかけると…
4:部長「だろ!?」とノートPCの画面を見せてくる。
渋い顔のたかし。
・なにについてもウンチクを語りたがる。 今日のオチは読んでて口の中になんか苦い味が再現されたわw
>>211
ありがとうございます 9/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。ののちゃんが開けた窓から虫が飛び込んでくる。
ののちゃん「あっ 入った!」
しげ「トンボや!」
2:まつ子「玄関と窓もあけて出すんや。」と指さすと、別の窓を開けて
ののちゃん「カナブンが入っちゃった。」
3:廊下。
のぼる「カマキリも入ったぞ。」
しげ「トンボは出た」
まつ子「カナブンはどこや!」と虫取り網や団扇を持って「わー」「わぁ」「わぁ」「わぁ」と大騒ぎ。
4:食卓に向かっていた黒目のないたかし。
「ガリッ」となにかを噛んで苦虫をかみつぶしたような表情。
・文字通り。 9/8のののちゃん
1:やまだ家の居間。小山堂の箱を開け、
しげ「小山堂さんの9月の新作『月見だんご』や。」とスイカほどもある巨大なだんごを出す。
ののちゃん「でかっ」
2:目隠ししてバットを振り上げ、
ののちゃん「だんご割り していい?」というが、
しげ「あかん!」と止める。
3:包丁を取り、
しげ「スイカじゃあるまいし マッタク。」と切り分けようとするが、
4:櫛形に切り分けられただんごを手に取り、
ののちゃん「なんかスイカじゃん。」
しげ「まぁな」
・もはやだんごですらない。 9/9のののちゃん
1:3中野球部の部室前。
三宅マネージャー「競合の私立中が練習試合申し込んできたぞ。」というと、
田中くん「すげーっ」
のぼる「あの 地方大会ベスト4の」と驚く。
2:崇禅寺キャプテン「県大会の1回戦突破、2回戦惜敗が評価されたんだ。」
3:キャプテン「よーし みんな!」と気合を入れる。
4:「温たまめし」「たこやき」「時代やき」と貼り紙の出た店の中。
キャプテン「祝賀会じゃ。」と田辺先生や部員たちとテーブルを囲む。
マネージャー「練習だろッ」
・後だと喜びようがない。 9/10のののちゃん
1:小山堂の店頭。主人が客の老婦人と話している。
小山堂「ウチの『手作りモナカセット』はね。」と箱を取り出し、
2:小山堂「壊れやすいので サクサク皮をよけいにひとつつけてある。」と説明すると、
老婦人「あら」
3:老婦人「行き届いた心配りですねぇ」と感心した様子。
小山堂「いやぁ それほどでもあるけどね へへへっ」と自慢げ。
4:そこへ、
しげ「あんたぁ アンコがひとつ足らんでェ」とキクチババと友人を連れて乗り込んでくる。
唖然とする老婦人。背を向けて渋い顔の小山堂主人。
・そんな気配りが通用する相手ではない。 9/11のののちゃん
1:3中野球部。タブレット端末を出して映像を見せ、
三宅マネージャー(声)「対戦校のエースをスパイしてきた。」
2:部室の前で椅子に座り、
マネージャー「ストレートとカーブのフォームが同じで打ちにくい。」というと、
崇禅寺キャプテン「ウーム」と唸る。
のぼる「それなら ウチの田中だって。」
3:のぼる「ストレートとカーブが同じで見分けがつかん。」
(フキダシには同じような軌道を描いて失速するストレートとカーブのイメージ)と笑うと、
田中くん「いやぁ」と頭をかくが、
山下くん「ホメてるんじゃねぇよ。」とつっこむ。
4:田中くん「いやぁ この いやぁ、はこまってるんだ。」と笑顔で言い訳すると、
マネージャー「それぐらいはっきりしろッ」と怒るが、
キャプテン「まぁまぁ」
・最終的には引力で落ちる球。 9/13のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。外出から帰ってきたしげとまつ子。
まつ子「むし暑かった。」と玄関を開けようとするが、黒雲の広がる空を見て、
しげ「うわ、今にもザッと降りそうや。」
2:庭を見て、
まつ子「あっ すでにザッと降ったあとや。」というと、ポチの小屋のまわりの地面を見て
しげ「え? ぬれてへんで。」
3:物干しに干してある洗濯物をさわり、
まつ子「センタク物だけ ぬれてる。」
4:まつ子「ゲリラ豪雨どころか ピンポイント空爆豪雨や!」
しげ「のろのろ起きてきて干すから かわいてへんだけやろッ」
・そんな精度の高い雨は降らない。 11日(日曜日)の朝日新聞の朝刊の読書(書評)欄で、『まぁ映画な、岡山じゃ県2』が紹介されていましたね。 9/14のののちゃん
1:3中。のぼるの教室。「出しぬけ実力テスト」が行われている。
田辺先生(声)「あと5分。」の声に、
のぼる「こりゃダメだ。」と肘をついてこめかみを押さえるポーズ。
2:
(右)同じポーズの山下くん。
(左)同じポーズの田中くん。
3:2人を見て、
のぼる「やれやれ 山下も田中も『こりゃダメ』ポーズだ。」
コマ間:「採点 2−B」の束。
4:職員室。
採点しながら肘をついてこめかみを押さえる田辺先生。
・こりゃダメだ。 9/15のののちゃん
1:3小。校庭から「1 2 3 4」と聞こえてくる声に、
タブチ先生「リフティングかな?」と廊下の窓から外を見る。
2:「5 6 7 8」となおも聞こえる声に、
タブチ先生「あれ? 鉄棒でもないし。」と見回す。
3:タブチ先生「なにをカウントしてるのかな?」と不思議がると、近寄ってきて
藤原先生「ブランコですよ。」
4:藤原先生(声)「修理がおわったから。」
校庭のブランコには長い行列ができていて、「9 10 11 12」とこいでいる数を数えている。
久保くん「ひとり20回だぞ。」と行列の先頭で指摘すると、
ののちゃん「ハイハイ。」としかめっ面でブランコをこいでいる。
・大人気。 9/16のののちゃん
1:3小。「♪キンコンカン」とチャイムが鳴る。
「2組」の教室を廊下の窓からのぞき、
ののちゃん「ひな子ちゃんッ 算数かして!」と慌てた顔で声をかけると、
ひな子ちゃん「いいよ。」
2:
(右)教室に戻りランドセルを開け、
ののちゃん「あ、コンパスも忘れた!」
(左)ののちゃん「国語も忘れた!」
3:
(右)ののちゃん「キクチくんッ 絵の具かして!」と手を出す。
(左)ののちゃん「習字の道具がない!」
4:ののちゃん「理科のノートがない!」と騒いでいると、
久保くん「むしろ なにを持ってきたんだ?」
・テレビのリモコンとか。 9/17のののちゃん
1:
(上)やまだ家の居間。ボーッとテレビを見ているしげ。台所から、
まつ子(声)「のの子ォ みそ汁もってきてー。」
ののちゃん(声)「はーい。」の会話を聞き流している。
(下)まつ子(声)「投げてええでー。」
ののちゃん(声)「はーい。」の会話を耳に留める。
2:ののちゃんが「ほりゃあ」と味噌汁の鍋を投げ、まつ子が「どすこい」と受け止めるのを想像し、
しげ「えー」
3:
(右)しげ「あぶないッ」と台所にかけこもうとして、
(左)「ガッ」と敷居にけつまずく。
4:「いててて」とうずくまるしげをよそに、
ののちゃん(声)「ホイッ」とインスタントみそ汁のパッケージを投げ、
まつ子(声)「ハイッ」と受け取る手。
・いくらなんでも。 9/18のののちゃん
1:
(右)やまだ家。居間の掃き出し窓に腰をかけて角材を出し、「ギコギコギコ」と切っているたかし。
(左)斜めに切り込んだ切りあと。
2:たかし「これはななめに切ったのであって、プロは反対側からノコを入れてピッタリ切断する。」というと、
まつ子「ああ そうですか。」とセンタク物を抱えて気のない返事。
3:
(右)後ろを向いて、「ギコギコギコ」とノコギリを入れるたかし。
(左)反対側からさらに斜めに切り込んだ切りあと。
4:たかし「コースはそれぞれだが まっすぐ切れている。」と力説するが、
まつ子「ハナシのつじつまが合うてませんで。」
・どうにもヘボ大工。 9/19のののちゃん
1:やまだ家の玄関。サッカーボールを抱えて帰ってきて、
ののちゃん「ただいまー」
2:「くんくん」と台所から漂う匂いをかぎ、
ののちゃん「あっ」
3:ののちゃん「あ?」と怪訝そうな顔のアップ。
4:ののちゃん「なんのニオイかわからん。」と玄関に逆戻りしようとするのを、
まつ子「どこへ行くんやっ」と顔をすすだらけにして呼び止める。
台所からは「プシュプシュ」「キューン」と謎の音と煙が漂う。
・なにを失敗したのか。 9/20のののちゃん
1:3小。職員室。
藤原先生「5時間目を『サバイバル教室』に使いたいと思います。」というと、
教頭先生「いいですね。地震ですか、台風ですか。」
2:3組の教室。「サバイバル教室」と板書。
藤原先生「さぁ 緊急事態よ!」
3:ののちゃんの机の上にはノート、マグカップ、絵の具、エンピツ、三角定規、文鎮。
腕組みして考えているののちゃん。
4:
(右)ナレーション「コンパス忘れたッ どうする!」
(左)三角定規の穴にエンピツを差し込み、1つの角を軸に「ぐい」と回して円を描くののちゃんの手。
・学校生活的サバイバル術。 9/21のののちゃん
1:そば屋の店内。食事をしているしげとキクチババ。
「なんだてめー やろうってのか。」と口論が聞こえてきて耳にとめるしげ。
2:「相手になってやる」と言い合いにキクチババも気づく。
3:「大ケガするぞ」の声に
「……………。」と無言になるふたり。
4:老人「わしが大ケガするぞ」と若者と言い合いながら威嚇している。
老人を止めようとする女店員。
キクチババ「このごろは 何につけてもトシヨリが関係しとる。」
・老人の社会進出、でしょうか。 新聞で
・・日本で水出しっぱなし…中国で愛国論争 元五輪王者の夫・・
と報道されたが、そのとき、
「バイトくん2」に安下宿共闘が成田空港のトイレの洗面所の水道を全部出しっ放したテロが載っていたことをを思い出し、笑ってしまった。
現実にこんな「愛国」テロが発生するとはイシイ先生の先見の明か、実際やったやつがマンガ脳だったのか、それとも
もしかして、その中国人もイシイ先生のファンでバイトくんを愛読していたのかも・・・・・・・
と思うと、より楽しく読めた記事でした。 相変わらずのの子は、「反省」ということを知らない。「努力」ということを知らない。相変わらず、食べること、寝ること、遊ぶことしか考えていない。
Wikipediaにも書いているが、現実の子供たちにとっては反面教師そのもの。
他者にとっては百害あって一利なしで、こんなクズみたいな子供、この世にいない方が世のため人のためだと思う。 もう一つつけ加えると、「ドラえもん」の「のび太」のように、努力しようとして努力出来ないのではない。
最初から、「努力しようという気持ち」すら、まったく、ひとかけらも無いのだから。
本当に、クズ以外の何物でもない。 そりゃー、あの母親、あのばーさんの血をひいてるから >>222
ひな子ってキャラ、以前も出たっけ?
なんかインパクトあるんだけど 以前考えたことがあるんだが……「ドラえもん」の野比のび太が、「容姿や才能や境遇などの、生まれつきの差という理不尽」に憤って、「誰も理不尽な目に会わない世界」を、もしもボックスで作ってしまったら、どうなっただろう?
その世界では、誰も「他人のせいで自分がひどい目に合うこと」は、決して無い。自分がひどい目に合うのは、それが自分のせいである場合のみ。
他人を搾取することは絶対に出来ないので、貧富の差はごく小さい。
加えて、すべてが本人の努力で決まるので、努力すれば必ず報われる。
しかし裏を返せば、努力しなければ何も手に入らない。努力するのが嫌なら、飢え死にするしか無い。
また、誰かに勝とうと思ったら、その相手より努力する以外、方法が無い。
当然の結果として、その世界では、「努力しないこと」、「楽をしたがること」は絶対悪、最も恥ずべきこととされている。
つまり、その世界には、悪い意味の理不尽も無い代わり、良い意味での理不尽も無かった。
「誰も理不尽な目に会わない世界」は、のび太のような怠け者には、生きていくことすら不可能な世界だったということ。
そして……のの子やまつ子がこんな世界に放り込まれたら、数ヶ月で飢え死にだろうな。二人とも、のび太以上の怠け者なんだから。
努力ということを知らない。努力しようという意志すら無いのだから。 >>233
初めてだと思いますが、モブキャラにしては力が入ってましたね。
9/22のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。仏壇の前に正座して拝み、
ののちゃん「亡くなったおじいさん、どうしたらいいでしょう。学校へは行きたいけど勉強したくありません。
2:しげ「おじいさんは家が貧乏で ちゃんと学校へ行けんかった。」と後ろからいう。
3:ののちゃん「おじいさんごめんなさい。わたしがまちがっていました。」というのを、
うしろで「フン フン」と聞いているしげ。
4:ののちゃん「聞く相手をまちがえました。」
しげ「反省してへんな。」とにらむ。
・お盆のお墓参りは定番ですが、仏壇が出てくるのは珍しいかも。 9/23のののちゃん
1:3小。スズキくんとみみちゃんがバトンパスの練習をしている。
藤原先生「クラス対抗リレーの練習ね。」と声をかけると、
ののちゃん「3組Bはバトンパスで勝負します。」
2:ののちゃん、みみちゃん、キクチくん、スズキくんが集まってきて、
「なんとかしないと 1組Aのアンカーがめっちゃ速いから。」というと、
藤原先生「ああ 人見くん。」と笑う。
3:運動会のリレーのバトンパスシーンの想像。
何チームもがダンゴ状態になって「わーわー」「てめー」「このやろー」と大混乱。
(声)「アンカーへのバトンパスのドサクサで、」
4:ののちゃんたち「人見くんにウチのバトンをゴールへ運んでもらう練習をしています。」と笑うと、
藤原先生「やめなさい。カッコウの託卵じゃあるまいし。」
・バトンがつけばいい、という競技では… >>235
相変わらずのの子は、努力しようという意志すら皆無だな。どう考えても、将来絶対に、ろくな人間にならない。
>>236
こんな発想をすること自体が、クズであることの証拠。楽をすることしか考えない人間など、クズにしかなれない。 9/24のののちゃん
1:墓地。お墓参りに来たたかしとまつ子。
たかし「お世話になった工務店の大将の墓も参っとこう。」というと、
まつ子「新しく造成された山の上でしたな。」と上のほうを指す。
2:高低差のある平面とそれをつなぐ階段のイメージ。
たかし(声)「こういう位置関係だ。」というと、
まつ子(声)「ピラミッドの内部みたいや。」
3:細い階段を進むたかしとまつ子。
たかし「ちょっと下ってまた登る。」
まつ子「万里の頂上みたい。」
4:上がりきった階段の上、「市営霊園」の看板の立った広場から下を見る。
空中に切り取ったように下の段のお墓の並びが見える。
まつ子「マチュピチュや!」
・空中霊園。 9/25のののちゃん
1:やまだ家の居間。宿題をしながら、
ののちゃん「算数なんかなんの役に立つの?」とむくれた顔でいうと、
しげ「屁理屈の練習やな。」
まつ子「おつりの計算や。」
たかし「ものの考え方の訓練だな。」
2:2階へ上がりながら、
ののちゃん「屁理屈、おつり、考え方。いろんなことを言う。現役の兄ちゃんに聞いてみよう。」
3:のぼるの部屋。勉強机に向かって片肘つきながら、
のぼる「人に格差をつけるためのもっともらしい方便だ。」
4:のぼる(声)「ジャングルならだまし合い、原っぱならかけっこ、教室では算数で決める。」と語るのに背を向け、
ののちゃん「屁理屈らしい。」とあきらめ顔。
・現役がいちばん小難しいことをいう。 9/26のののちゃん
1:やまだ家の台所。朝。
まつ子「朝はおみそ汁だけでものんで行ってんかー。」と声をかける。が…
2:出かける支度をした面々は、
ののちゃん「朝ごはん 食べられるよ。」
のぼる「ボクも。」
たかし「わしも 急いでない。」と口々に言う。
3:「えっ」と表情を曇らせるまつ子。
4:まつ子(声)「みそ汁だけ のんで行ってー。」
ののちゃん「『でも』がなくなった。」
のぼる「はじめから みそ汁だけだな。」
・まさか食べるとは思っていなかった。 9/27のののちゃん
1:3組の教室。体育の授業前。教室に顔を出し、
タブチ先生「雨なので体育館で持久走だよ。」というと、
ののちゃん「持久走?」
2:体育館に向かう子供たち。
ののちゃん「体育館をぐるぐるまわるのかなぁ」というと、
久保くん「へっ 水族館のイワシじゃあるめぇしよ。」と不満げ。
3:授業。「ピッピッピッピ」の笛の音に合わせて、
タブチ先生「ダッシュ ターン ストップ」「ターン ストップ ダッシュ」と細かい指示。
「おっ」「ととと」と目を白黒させて右往左往する子供たち。
4:「もー」「あかん。」とひっくり返った子供たち。
タブチ先生「打ち上げられたボラじゃないんだから。」
・これはきつい。 2組のひな子ちゃん、ものすごい存在感だなあ…
これはちょくちょく登場するのかな 9/28のののちゃん
1:3組の教室。空のキムラくんの机を囲むののちゃん、みみちゃん、ななちゃん、久保くん、スズキくん、キクチくん。
ののちゃん「キムラくんが休んでる!」
久保くん「宿題をまる写しできないぞ!」と慌てた表情。
スズキくん「となりの2組だ!」
2:2組の教室。ひな子ちゃんの机を囲む面々。
ののちゃん「ひな子ちゃん 写させて。」というと、
ひな子ちゃん「え? 3組とは問題がちがうよ。」
3:ののちゃん「だいじょーぶ。」と指を立てる。
4:ののちゃん「ウチの藤原センセはタブチ先生に写させてもらってるから。」
(フキダシにはタブチ先生の作業中のPCを後ろからのぞき込んでメモをとる藤原先生のイメージ)と問題を見せる。
ひな子ちゃん「ひどっ」
・ひな子ちゃん再登場。誰がモデルでしょうね。 >>236
その人見くんは、以前に出て来た人見さんの弟ですかね?
(>>11の書き込みを、ご参照ください) 将棋には詳しくないけど、初心者って事なのかな
子供の前だし、いいとこを見せさせてやれ(勝たせてやれ)ってことか、のぼるが相手なら勝てるだろうってことなのか
ひな子ちゃんが印象に残ったって人多いんだねやっぱ 9/29のののちゃん
1:「将棋センター」。入ってきたのぼるに、受付から、
店長「あ、山田くん ぜひ対局したいって人が待ってる。」
のぼる「ボクと?」
2:将棋盤の前に座っているあごひげの浪人風の男性。
男の子「とうちゃん がんばれ。」
女の子2人「勝ったら お肉だね。」と応援され、
男性「ウム」
3:のぼる「な、なんなんですか店長、あの人は。」とささやくと、
店長「んーーと、」と腕組みで考え、
4:店長「中飛車戦法の本格派。」
のぼる「ハイハイ 指せばいいんですね。」
・のぼるは賞金首かなにかなのか。 相手に何かいろいろ事情がありそうなので、そのへんを店長に尋ねたのに、
店長が相手の打ち筋しか教えてくれない・・・
というのが笑いどころかと思ったが。 「ドレミの街」休館
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025881931.html
JR岡山駅前の大型商業施設「ドレミの街」が耐震補強工事のため休館することになりました。
いしい先生の願いが!
でも再来年には再開するそうです 9/30のののちゃん
1:やまだ家。台所。学校から帰って来たののちゃんがテーブルの上の紙袋に目をとめるが、
まつ子(声)「そのパウンドケーキは石田のおじさんへの手みやげや。つまんだらアカンでェ。」
2:紙袋の中をのぞき見て、
ののちゃん「ひぇー チョーうまそう。」
3:おじさんの家に出かけるまつ子。
ののちゃん「ついてっていい?」とスキップでついてくるのに、
まつ子「? 別にええけど。」と不思議そうな顔。
4:おじさんの家。
おじさん(声)「やぁ ののちゃん」と迎える声に、
ののちゃん「おもたせ しました。」と笑顔で紙袋を出す。
「ばし」とののちゃんの後頭部をひっぱたくまつ子。
・そんなにしてまで食べたいか。 >>254
まつ子さん、きっぱりのの子を拒絶すべきだった。「付いてきたら晩ご飯抜き」とでも言って。
いや、それよりもこの後で、「ほんの少しでも食べたら、晩ご飯も明日の朝ご飯も抜きやで」とでも言った方がいいかな? 10/1のののちゃん。今月のタイトル横は帽子かぶってリュック背負ってアウトドアなののちゃん。
1:やまだ家。押し入れの上の天袋を指さし、
まつ子「上の奥のあの箱 取ってんか。」というと、
のぼる「いいよ。」
2:踏み台を持ってこようとしたのぼるに、
まつ子「あっ その踏み台、おとうさんの手作りであぶない。」と止める。
3:壁に立てかけてある脚立を見つけ、
のぼる(声)「おっ 脚立がある。」
4:のぼるが乗ったとたんに崩壊する脚立。バラバラになった中に落ちたのぼるに、
まつ子「あー それ おとうさんが組み立てたキット。」
・オリジナル作品以外でも… ひなこちゃんは杉浦日向子さんですかね
ホン!か何かで杉浦さんの漫画を取り上げていたような記憶が・・ 10/2のののちゃん
1:休日の朝。やまだ家の台所。おそく起きてきて眼鏡なしのシャツ姿で、
たかし「ふぁぁ」とあくびして「ボリボリ」と頭をかき、「みんなお出かけか。」と独り言。
2:テーブルの上のメモを手に取り、
たかし(声)「書き置きがある。」
メモには、「カレー」「なべ」「のこり」「あります。」の文字が見える。
3:たかし「ん?」と「ゴシゴシ」と目をこすり、「カレーののこりがあるのか。」
4:メモのアップ。
「なべにカレーののこりが
ちょっとあります。
冷やごはんがあります。
ガスコンロがあります。
まぜるがあります。
お皿があります。」
・えらく手間暇がかかる。 10/3のののちゃん
1:3小の校庭。倉庫から大玉を出そうとして、
タブチ先生「あー 運動会の大玉が出ないッ」
後ろで唖然としているののちゃんと久保くん。
2:タブチ先生「修理しているうちに大きくなってしまった。」と頭を抱える。
後ろでは大玉をあちこちいじっているののちゃんと久保くん。
3:やまだ家。顛末を話したののちゃんに、
しげ「それで どうなったんや。」と尋ねると、
ののちゃん「向きをかえたら出た。」
まつ子「よかったがな。」と笑顔だが…
4:ののちゃん(声)「まんまるじゃなかったから。」
倉庫から転がり出て曲線軌道を描いて立っている人を「ボン」とはじき飛ばす大玉のイメージ。
・真ん丸だとどうがんばっても出ません。 10/4のののちゃん
1:やまだ家。朝。学校に出がけに朝食をとっているのぼるに、
しげ「あんたの将棋の能力は 勉強に生かせんのかいな。」と尋ねると、
のぼる「局面を読む力は テストの役に立つよ。」
2:のぼるの説明。3中の教室。黒板には「だまし討ちテスト」
田辺先生「よし、はじめ。」と声をかけると、教室は「ガサガサガサ」と教科書をしまう音。
3:テストを見て「…………」と考えているのぼる。
4:のぼる「ダメだ。この1問しかわからん。」と頭を抱える。
ナレーション「2.5秒」
・それだけ早読みが利いてもどうなるものでもない。 10/5のののちゃん
1:3組の授業。公園に子供たちを連れてくる藤原先生。
藤原先生「きょうは屋外で 長さ 広さ 高さ の体験学習です。」
2:
(右)曲がりくねった線の上を歩くみみちゃん、スズキくん、ののちゃん。
藤原先生(声)「80メートルを1分で歩いて体験しましょう。」
(左)狭い枠の中に押しくらまんじゅうのように入るののちゃんたち。
藤原先生(声)「約1.6u、畳1枚分の広さですね。」
3:藤原先生「長さ、広さ、次は高さです。」
4:資料を持って向こうを指さし、
藤原先生「えー そこのコーポの2LDKが月8万です。高いですね。」と説明する。
校門の前で掃き掃除をしながら、
教頭先生「なんの学習ですか!」
・もちろん不動産。 今日の藤原先生はいつもとちょっと違った描き方だったね まったく、新聞漫画のキャラなど読者に馬鹿にされるための存在とはいえ、ここまで軽蔑すべき人間ばかりの漫画も珍しい。 10/6のののちゃん
1:外。ポチを散歩に連れて出たしげとののちゃん。
しげ「ポチはかしこいから」(たかし・まつ子・のぼるのイメージ)「みんなの散歩コースをおぼえてる。」
ののちゃん「スゴーイ。」
2:俯瞰した地図のイメージ。歩くコースが線で示されている。
しげ(声)「せやから つれてきた人のコースを、」
3:しげ「選んで散歩する。」
ののちゃん「じゃ これは おばぁさんのコースなんだね。」というが、
4:そこは商店街。「うどん」「大判焼」「タコヤキ」などの店を指さしねだるののちゃん。
しげ「いや あんたのコースらしい。」
・財布のあるなしも見分けているか。 10/7のののちゃん
1:夕方。やまだ家。学校から帰ってきて薄暗いしげの部屋の中でテレビがついているのを見て、
のぼる「もう暗いのに おばあさん、またうっかり照明つけてない。」
2:テレビ画面では「キャー」という悲鳴と血しぶきが飛び散る映像。
まつ子(声)「あれは 18禁のホラー映画をフンイキ出して観てるねん。」
(フキダシにはあきれ顔のまつ子のイメージ)
3:「ギャー」と血しぶきの散る画面の明かりで、しげともう一人の影が見える。
のぼる(声)「あれ? なんか暗がりに。」
4:しげの部屋の中。
しげ「おっ」
ののちゃん「やっつけた!」と目を見開いてテレビの画面を見ている姿。
まつ子「のの子!」
・目が悪くなる危険が。 1個目(白)はまっすぐ転がって阻止できたけど
2個目(10/3掲載の楕円大玉)は途中で曲がって門のほうに転がってしまった 10/8のののちゃん
1:3小の運動会。万国旗で飾り付けられた校庭。
司会(声)「3年生の80メートル走です。」
「パーン」とスターターが鳴り、
「わーわー」「ガンバレー」「わー」と声援が飛ぶ。
2:走るののちゃん。前の子供たちに追いつけず、
ののちゃん「ちきしょー」と悔しそう。
3:父母の観覧席。
しげ「勝ったー!」とガッツポーズ。
たかし「?」
まつ子「?」と不思議そうな顔。
4:隣に座っているのはキクチ一家。
キクチババ「ちきしょー。」と腕組みするのに
しげ「うどんオゴリ。」と勝ち誇った顔。
まつ子「孫に賭けんかいッ」
・競馬じゃない。 10/9のののちゃん
1:3小の運動会。大玉ころがしの白の大玉がコースアウト。
飾りの柱などをなぎ倒してコロコロコロコロと外側へ転がっていく。
(声)「大玉がコースをはずれた!!」
2:校舎の壁に「ボン!」と弾んで向きを変えて「コロコロコロコロ」と転がる大玉。
(声)「校門の方へ行くぞ!」
3:職員席。
藤原先生「路上に出たらたいへん!」と慌てた表情。
教頭先生「渡り廊下で阻止するんだ!」とタブチ先生に指示。
4:校門。別の方向からコロコロコロと転がってきた赤い大玉がまさに校門を突破しようとしている。
(声)「あー」
・白いのだけに気を取られていたら赤いのが、ということでしょうかね? 何年か前に出てったやつがこのタイミングで帰ってきたのかと思ったw 10/10のののちゃん
1:3中野球部の試合。笑顔でマウンドに立つ田中くんを見て、
崇禅寺キャプテン「ピッチャーの田中は闘志がオモテに出ん。」とつぶやく。
2:キャプテン「カツを入れるのも キャッチャーでキャプテンのわしの仕事じゃ。」
3:マウンドに行き、
キャプテン「おい、田中 1中のやつら おまえのカーブを『土下座カーブ』と言うとるぞ。」と囁くと、
田中くん「え!」と驚く。
4:田中くん「どうして知ってるんだ。」
キャプテン「自分で言うとるのか!」
・俗に言う「ションベンカーブ」以下なのか。 普通、どんなひどい怠け者でも、『努力しようという気持ち』はあるもの。
この漫画の、のの子やまつ子のように、努力しようという意志すら、まったく、ひとかけらも無い人間など、おそらく現実には存在しないだろう。
しかし、もし存在したなら……そんな人間は、さっさと殺してしまった方がいい。その方が、世のため人のため。
そんな人間、他人にとってはまったくの有害無益。この世に存在すること自体が、百害あって一利なしなんだから。 半世紀前にPTAどもが声高に叫んでいたマンガ有害論を思い出した
お年を召された方の意見と思われるので、暖かく見守っていけばよいと思います。 10/12のののちゃん
1:3小の職員室。会議。ホワイトボードには「災害時などの引きとり」。
教頭先生「大切な子供たちの引きとりに 万が一にも人ちがいがあってはなりません。」と説明している。
2:「3年3組 山田のの子」と書かれた札を出し、
教頭先生(声)「これを使います。」
(声)「名札ですね。」
3:名札を「ビリッ」と縦に破く教頭先生の手。
(声)「えっ!」
4:二つに裂いた名札を両手にそれぞれ持ち、
教頭先生「子供たちと引きとる側に それぞれ持たせて照合します。」
藤原先生「勘合符ですか。」
タブチ先生「なんか 荷札ですね。」
・そして端っこはいらないと思って破って鼻をかむ。 10/13のののちゃん
1:やまだ家。「遠足のおしらせ」を読むまつ子の手。
遠足のコースの地図と、
「よごれてもいい服
猿にとられてもいいタオル」の注意書きが書いてある。
まつ子(声)「『よごれてもいい服』やな なるほど。」
2:当日の朝。ぼろっちい服を着て出て行くののちゃんを見送り、
まつ子「それなら なんぼよごれてもかまわん。行ってらっしゃい。」
ののちゃん「こんなヨレヨレ はずかしい。」と沈んだ顔。
3:学校。
久保くん・キクチくん・スズキくん「ののちゃんッ どうしたのその服!!」
4:キクチくん「よごれちゃうよ。」
久保くんはツギのあたった吊りズボン、キクチくんは「キクチ食堂」の前掛け、スズキくんはぶかぶかのシャツ。
「工事中」ヘルメットのななちゃんなど、みんなめちゃくちゃな服装。
唖然とするののちゃん。
・それでもきれいすぎる。 10/14のののちゃん
1:3小の遠足。「←天狗山北尾根」の登山道に来たところで、
「立入」「禁止」のフェンスで封鎖されている。
(声)「あっ」「フェンスが!」
2:タブチ先生「遠足コースの下見の時はなかったのに。」
教頭先生「なんだ このナントカ協会って。」とフェンスを検分する。
後ろにはののちゃん、みみちゃんたちの姿が見える。
3:フェンスを見て、
藤原先生「これなら なんとかなるかもしれないわ。」
教頭先生「藤原センセ 知ってるんですかこの団体を。」
4:藤原先生「えいっ」と「ガン」とフェンスを蹴りつける。
タブチ先生「あっ」と教頭先生と慌てて止めようとする。
・実力で。 端っこは要らないと思って鼻をかむ
忍者無芸帳でしたっけ。
な〜んか信用できない。 10/15のののちゃん
1:3中球技大会。ソフトボールの試合。審判にかり出される野球部ののぼる。
一塁のクロスプレーに「アウト!」をコールする。
2:攻撃側のチームの選手がスマホの録画を持ち出してきて、
「おい野球部 見ろ。足がこんなにはなれとる。」と抗議。
のぼる「めんどくせぇなぁ わかったよ『セーフ』」と判定を覆す。
3:今度は守備側のチームが向かってきて、
「おい野球部 それはおかしい。」
のぼる「おまえらはなんだ。」
4:こちらも録画を持ち出してきて、
守備側「前の試合でクレームをつっぱねとる。」
(録画では「わしは認めん。」と突っぱねているのぼるの姿)
のぼる「あー めんどくせぇ」と苦虫を噛み潰したような顔。
・ビデオ判定は難しい。 10/16のののちゃん
1:やまだ家の居間。勉強をしているのぼる。
のぼる「中間テストでは ヤマをかけるのはやめよう。」と独り言。
後ろでは寝転がっているののちゃんの足が見える。
2:のぼる「今回こそ 範囲をぜんぶテスト勉強する。」というと、
まつ子「それは正しい判断です。」と誇らしげな顔。
3:こちらは寝転がって勉強しながら、
ののちゃん「おかーさん 1000円で1000円のものを買えばいいものを 100円の安物を10個買っちゃうことを『安物買いの銭失い』って言うんだよね。」と大声で訊く。
4:のぼる「やっぱりヤマをかけよう。」というのを背に、
まつ子「あなた おそろしいことを言いますね。」と渋い顔。
ののちゃん「?」
・二兎を追う者は… となるのかどうか。
ののちゃん、『安物買いの銭失い』の、意味が間違っているだろ。本来は、『安いが質の悪い物を買ってしまい、結果的に、高いが質の良い物を買った場合に比べ、損をすること』を言うんだ。
10/17のののちゃん
1:3組の教室。鉛筆を手に、
キムラくん「あーっ ボクの100点エンピツの芯が折れた。」と嘆くと、
ののちゃん「わたしの0点カッターナイフでけずってあげるよ。」と手を出す。
2:
(右)「あれっあれっ」と思うようにいかない様子で、
「ザクザクザクザクザクザク」と鉛筆を削るののちゃん。
(左)ののちゃん(声)「ごめん。」と、
指先でようやくつまめる程度にちびてしまってぐしゃぐしゃに削られた鉛筆を出す。
3:ののちゃん「やっぱり 0点カッターじゃダメだね。」と笑うが、
キムラくん「それ カッターじゃなくて ののちゃんのブキッチョのせいだろ!」と立腹する。
4:ののちゃん「そうだよ! キムラくんの100点も 100点エンピツの100点じゃなくてキムラくんの100点なんだよ。」と言い返すと、
キムラくん「ん。」となにか感銘を受けた様子。
そんな二人を背後において、
久保くん「学科に『屁理屈』があったら100点だな。」とスズキくんにささやく。
(フキダシには、
「1 算
2 国
3 屁
4 社
5 図
6 図」の時間割のイメージ。
・なんとなく説得力。 10/18のののちゃん
1:3組の授業。図画工作。
大友先生「天気がいいので天狗山の写生だよ。」というと、
「適当だな。」との声が上がる。
2:大友先生を先頭に歩いて行く子供たち。
「まぁいいや。」
「遠足のつづきの山賊ごっこしよう。」などと口々に話している。
3:「公園」の入口につくと、
久保くん「あれっ こっち先生、『犬のくそ公園』だよ。」と不審げに声をあげる。
4:向こうに見える天狗山。
大友先生「天狗山の写生って言ったろ。」と笑顔。
(声)「ちぇっ」
・「で」か「を」か。 10/19のののちゃん
1:やまだ家。押し入れから出したダンボール箱を開け、
まつ子「あっ パンドラの箱をあけてしもうた。」というと、
しげ「秋冬の服やろ。」
2:まつ子「買うたけど似合わんかったおとうさんのセーター、買うたけど似合わんかったわたしのジャケット、などなど」というと、
しげ「たかしさんには黙っとくことやな。」と腕組みして難しい顔。
3:中身を出した箱の底をのぞき込み、
まつ子「でも 箱の底に『希望』がひとつ残ってる。」というと、
しげ「えっ」
4:まつ子「買うたけど大きかったのの子のパーカー。」と取り出してみせると、
しげ「似合うやろか。」
・大きさだけの問題なら、成長に伴って着られるようになる可能性がないことはない。 10/20のののちゃん
1:ナレーション
「1.水炊き
↓
2.うどんすき
↓
3.おじや」
2:ある家庭の食卓。夫婦がテーブルを囲む。
夫「おお 工夫してんだな。」と感心すると、
妻「まぁね。」と自慢げ。
3:ナレーション
「1.カレー
↓
2.カレー
↓
3.カレー」
4:やまだ家。テーブルを囲むのぼるとののちゃん。鍋を運んできたまつ子。
ののちゃん「だんだん うすくなるだけだね……」
・具材が追加されるわけでもなく。 10/21のののちゃん
1:やまだ家。
のぼる「ただいまぁ」と浮かない顔で学校から帰ってくる。
まつ子「中間テストはどうやったんや?」と訊くと、
2:のぼる「このカオ見たらわかるだろ。」
3:近寄ってじっとのぼるの顔を見るしげ、まつ子、ののちゃん。
4:アップになったのぼるの顔。口元に青のりがついている。
しげ「打ち上げと称してみんなでタコヤキを食べたらしい。」
まつ子「深刻な失望も心からの反省もないようだ。」と後ろでひそひそ話す。
・顔色伺いではない。 10/22のののちゃん
1:ストアに買い物に来たしげ、まつこ、ののちゃん。
まつ子「あれェ、メモが走り書きで自分でも読まれへんヮ。」とメモを手に頭を抱える。
2:メモを見て、
ののちゃん「アイス、チョコ、チョコパフェと書いてあるね。」と悪い目。
3:代わってメモを手に、
しげ「いや おかき、せんべい、柿の種 やな。」と悪い目。
4:まつ子「ほな 晩ごはんは アイス、チョコ、チョコパフェ、おかき、せんべい、柿の種。」とふてくされた顔で店内に入るのを、
「いやいやいや」と引き止めるしげとののちゃん。
・おやつならともかく、晩ごはんにそれでは困ります。 「露骨に、自分の食べたい物を買わせようとする」とはねえ。のの子もしげも、ひどい自分勝手と言うしかありませんわな。
なおかつ、いくらなんでも、そんなことで騙されるような馬鹿はいない。二人とも、どうしようもないアホとしか言い様がありませんな。
まつ子さんがそんな態度をとりたくなるのも、当然と言うしかない。 10/23のののちゃん
1:ショッピングセンターの喫煙所。タバコを吸いつつ待ちながら、
たかし「みんなおそいな。時間をまちがえたかな。」と時計を見る。
2:ケイタイを取り出してかけてみるが、
たかし「あれ? かあさんが電話に出ない。」
3:たかし「えっ のぼるもおばぁさんも出ない。どういうことだ!」と青ざめる。
4:その頃。上映中の映画館。
映画を見ながら「あはははは」と笑っているまつ子たち4人。
・最近は中でケイタイが使えなくなっているところが多いですね。 「大きい!」「でかい!」「ちっちゃーい!」
じゃないの? 4コマ目が3コマ目のミニチュアってことではないのかなとも思ったんだけど、それだとつながらないか このサイズだと虫メガネか顕微鏡越しじゃないと「うわー」とはならないと思う。
肉眼ではまず「何これ?」が正しい反応では。 >>300-305
1コマ目:展覧会のテーマが「うわー」
2-4コマ目:展示を見てる子供達(美術品に造詣が深いとは到底言えない)がみんな「うわー」しか言わない
↓
ということは、一コマ目のセリフの意味は
"美術品として価値があるかどうかはわからんけど大きさに特徴のあるものを展示しましたから大きさで「うわー」って驚いて楽しんでってくださいね"
↓
マジかよお前んとこ本当に美術館かよ!それでいいんかよ!
って突っ込みを入れるという面白さなんだと思う 10/24のののちゃん
1:たまのの美術館。「UWA うわー展」の看板。小学生の見学。「3小」の旗を持った藤原先生が見える。
吉川学芸員「たまのの美術館では今、『うわー』をテーマに展示しています。楽しんでって下さい。」と挨拶すると、
「ハーイ」の返事。
2:巨大な書の前で、
「うわー」と驚く3組メンバー。
3:吹き抜けになったホールに立つ巨大な立像。
「うわー」と驚く3組メンバー。
4:掌に乗るほどの小さなケースの中にさらに小さな展示物。
のぞき込んで「うわー」と驚くののちゃん、みみちゃん。久保くん。
・なにかモデルになる展覧会とかあるんでしょうかね。 10/25のののちゃん
1:3組の教室。
ののちゃん「家にもない。」と難しい目でキクチくんと話しているところに顔を出し、
ミヤベくん「どうしたんだ?」
久保くん「お、1組のミヤベ、久しぶり。」
2:久保くん「事件だ。ののちゃんのランドセルが消失した。」というと、「チッチッ」と指を振り、
ミヤベくん「解決したよ。」という。
キクチくん「えっ もう?!」と驚いた顔。
3:ミヤベくん「ランドセルは消失したのでも忘れたのでもなく 背負ってこなかったんだ。
そしてきょう3組は習字と図工だろ。ひと目で解けたよ。」と長広舌。
4:ミヤベくん「バッグ でかすぎ。」と壁に掛かったののちゃんの巨大なバッグを指摘する。
ののちゃん「そうだッ ぶち込んできたんだ!」
・その中にすべて入っている。 10/26のののちゃん
1:3組の授業。算数。
藤原先生(声)「黒板で計算してみましょう。」と、
キクチくん、ののちゃん、みみちゃんを当てて問題を解かせる。
2:ののちゃん、みみちゃんは席に戻り、
キクチくん「うーん。」と考えている様子。
3:藤原先生「ハイ、もういいです。キクチくんがんばったわね。」と席に戻らせる。
4:藤原先生「さっさとあきらめた山田さん 三宅さん、反省して下さい。」
ののちゃん「いやはや。」とみみちゃんと顔を見合わせて笑っている。
・問題が解けたわけではない。 ひな子ちゃん…
どのコマも妙にゾクッとさせられる表情しとる
2コマ目が特にいいなあ 同級生で美少女キャラって初めてかな
最近藤原先生おとなしいね ひな子ちゃんのネタ元が知りたい…
完全オリジナルなのか?モデルがいるのか 10/27のののちゃん
1:放課後。3小の校門。子供たちが「バイバーイ」「じゃーねー」と挨拶を交わして帰って行くところ。
ののちゃん「ひな子ちゃんひな子ちゃん 美術館のレポートかしてんか。」と呼び止める。
2:立ち止まってレポートを出し、
ひな子ちゃん「いいけど ののちゃん まる写しじゃ勉強にならなくない?」というと、
ののちゃん「ところがどっこい。」と笑顔。
3:歩きながら、
ののちゃん「えらいお坊さんも 毎日まる写ししてるよ。」というと、
ひな子ちゃん「でもそれ えーと 写経でしょ?」
4:指を3本出し、
ののちゃん「だから わたし まる写しは3回する。」と笑顔。
ひな子ちゃん「うっかり 納得しそう。」とあきれ顔。
・書けばいいというものでは当然ない。 10/28のののちゃん
1:やまだ家。台所。
まつ子「お兄ちゃん テスト勉強や。夜食持って行ってあげて。」とサンドイッチ2切れとカップの載ったお盆を渡す。
ののちゃん「ハーイ。」と受け取る。
2:のぼるの部屋。
不自然に口を閉じた表情でサンドイッチ1切れとカップの載ったお盆を持ってきたののちゃんに、
のぼる「つまみ食いしたろ。」
3:同じ表情で黙っているののちゃんの顔をじっと見つめるのぼる。
4:変顔をしてみせるのぼる。
「ブッ」と口の中のサンドイッチごと吹き出すののちゃん。
・やりそうなことはわかっている。 10/29のののちゃん
1:3小。学芸会。
教頭先生「藤原センセの3組は「オバケ屋敷」だそうですね。」と声をかけると、
藤原先生「ええ まぁ」
2:タブチ先生「商店街をまわってダンボール箱を集めてたよ。」と笑顔。
3:大友先生「昼間に暗闇をつくるのはたいへんですよ。」
校長先生「大作だね。」というと、
「ホホホ」と笑う藤原先生。
4:3組の教室。「オバケやしき」の立て看板。
「さーさー」と呼び込んでいるキクチくん。
中では、家の形のかぶりものをかぶらされた観客が歩き回っている、
壁に「ガン」とぶつかったり机に躓いて「キャー」と悲鳴。
床に伏せたののちゃんが「つんつん」とホウキでつつき、「わあ」と声が上がる。
・効率的といえなくもない。 10/30のののちゃん
1:やまだ家。たかしとのぼるが箱を2人で運んでいる。
たかし「ちょっと重いぞ。」というと、
のぼる「大丈夫。」
2:のぼる「とうさんは ギックリ腰大丈夫?」というと、
たかし「ダイジョーブダイジョーブ コツがある。」
3:「うわ!」という叫び声に振り向く台所のまつ子。
4:落ちた荷物に直撃されて座り込んでつま先を抱えるのぼる。
たかし「腰がヤバイと思ったら 情け容赦なく手をはなす。」
のぼる「コツって言わないよ!」
・先にそれを言ってほしい。 >>316
1コマ目はサンドイッチが3切れで2コマ目は1切れのような希ガス
ののちゃんが2切れ食べたような希ガス DOUGHNUTS BOOKS
01 存在と無知 (存在と無/サルトル): Fool on the Hill (The Beatles)
02 丸と罰 (罪と罰/ドストエフスキー): Love Minus Zero (Bob Dylan)
03 健康と平和 (戦争と平和/トルストイ): I Feel Fine (The Beatles)
04 玉子と乞食 (王子と乞食/マーク・トウェイン): Hobo's Lullaby (Arlo Guthrie)
05 老人と梅 (老人と海/ヘミングウェイ): When I'm Sixty-Four (The Beatles)
06 いかにも葡萄 (怒りの葡萄/ジョン・スタインベック): Strange Fruits (Billie Holiday)
07 椎茸たべた人々(虐げられた人々/ドストエフスキー): Breakfast in America (Supertramp)
08 垢と風呂 (赤と黒/スタンダール): Black Magic Woman (Santana)
09 ああ無精 (ああ無常/ヴィクトル・ユーゴー): Let It Be (The Beatles)
10 長距離走者の気の毒 (長距離走者の孤独/アラン・シリトー): Born to Run (Bruce Springsteen)
11 まだらの干物 (まだらの紐/コナン・ドイル): Swordfish Trombone (Tom Waits)
12 馬力の太鼓 (ブリキの太鼓/ギュンター・グラス): Mr. Tambourine Man (Bob Dylan)
13 美女と野球 (美女と野獣/ボーモン夫人): Take Me out to the Ball Game (Frank Sinatra)
14 フラダンスの犬 (フランダースの犬/ウィーダ): Hound Dog (Elvis Presley)
15 かくも長き漫才 (かくも長き不在/マルグリット・デュラス): The Long and Winding Road (The Beatles)
16 学問のスズメ (学問のススメ/福澤諭吉): Bird on a Wire (Leonard Cohen)
17 麦と変態 (麦と兵隊/火野葦平): Cruel War (Peter, Paul and Mary)
18 不思議の国の空き巣 (不思議の国のアリス/ルイス・キャロル): Alice's Restaurant Massacre (Arlo Guthrie)
19 ドンブリ市民 (ダブリン市民/ジェイムズ・ジョイス): People (Barbra Streisand)
20 泥棒の石 (路傍の石/山本有三): Like a Rolling Stone (Bob Dylan) DOUGHNUTS BOOKS
21 毛沢東双六 (毛沢東語録/毛沢東): Street Fighting Man (The Rolling Stones)
22 とかげのアン (赤毛のアン/モンゴメリ): She's a Rainbow (The Rolling Stones)
23 伊豆のうどん粉 (伊豆の踊子/川端康成):Dance, Dance, Dance (The Beach Boys)
24 公団嵐が丘 (嵐ヶ丘/エミリー・ブロンテ): Stormy Monday (The Allman Brothers Band)
25 出前とその弟子 (出家とその弟子/倉田百三): Teach Your Children (Crosby, Stills, Nash & Young)
26 女の一升瓶 (女の一生/モーパッサン): No Woman, No Cry (Bob Marley)
27 任侠の家 (人形の家/イプセン): Our House (Crosby, Stills, Nash & Young)
28 パリは揉めているか (パリは燃えているか/ラリー・コリンズ ): April in Paris (Frank Sinatra)
29 風の玉三郎 (風の又三郎/宮沢賢治): Blowin' in the Wind (Bob Dylan)
30 アンタ・カレーニシナ (アンナ・カレーニナ/トルストイ): From Russia with Love (Matt Monro)
31 テニスに死す (ベニスに死す/トーマス・マン): Summertime in Venice (Mantovani Orchestra)
32 お高慢と偏見 (高慢と偏見/オースティン): Erotica (Madonna)
33 失禁園 (失楽園/ミルトン): Gates of Eden (Bob Dylan)
34 酒乱童子 (酒天童子/川口松太郎): Top of the World (The Carpenters)
35 錯乱の園 (桜の園/チェーホフ): Cherry Bomb (The Runaways)
36 クローン猫 (黒猫/エドガー・アラン・ポー): Year of the Cat (Al Stewart)
37 蜜月マーヤの暴言 (蜜蜂マーヤの冒険/ワルデマル・ボンゼルス): Taste of Honey (The Beatles)
38 ドクトル自爆(ドクトルジバゴ/パステルナーク): Doctor! Doctor! (Michael Schenker)
39 ライ麦畑でとっつかまえて (ライ麦畑でつかまえて/サリンジャー): Maggie's Farm (Bob Dylan) >>319-320
すみません。デジタル版で拡大してみたら明らかに3切れ→1切れでした。
10/31のののちゃん
1:やまだ家。壁に掛かった10月のカレンダーをめくり、
しげ「もう11月。正月がついこのあいだのことのようや。」というと、
まつ子「そうやな。」
2:しげ「この正月には みんなでモチツキした。」というと、
まつ子「してへんで。」と疑わしげな目つきでいう。
3:しげ「この正月には みんなで凧あげした。」と腕組みしていうと、
まつ子「してません。」
4:しげ「正月にはテレビの前でゴロ寝した。」とやけ気味にいうと、
まつ子「してたけど 1年中やな。」
・記憶があやしくなってきているのか。 >>323
適当に言っておけばどれかは当たるという精神
どーせまつ子もろくろく覚えちゃいねーしって思いもある 11/1のののちゃん。今月のタイトル横は本を開いて読書のののちゃん
1:朝。やまだ家の玄関先。手提げバッグだけ肩にかけ、
ののちゃん「行ってきまぁす。」と駆け出そうとすると、
まつ子(声)「ランドセル忘れてるでッ」
2:頭をかきながら戻ってくるののちゃんに、渋い顔でランドセルを渡すまつ子。
3:しげ「親も親なら子も子やな はははは」と笑う。
4:そのまま「はははは」と笑いながら手ぶらで出て行こうとするしげ。
まつ子「おかぁちゃん ゴミ袋ッ」と門の前に置かれたゴミを指さす。
・祖母も祖母なら孫も孫、ということでよろしいか。 >>316 >>319
相変わらずのの子は本当のクズである。こんなクズ、冗談抜きでさっさと野垂れ死にしちまえと言いたい。 11/2のののちゃん
1:「晦渋と韜晦 イリヤ・イリッチ・アブラウリーモフ」
「3小図書室蔵」の蔵書印のついた分厚い本。
(声)「かえします。」と差し出す手。
2:3小の図書室。司書(猫久保さん)に本を渡したキクチくん。
司書「一応チェックする。」
3:
(右)「パラパラパラパラパラ」とページをめくる手。
(左)「ポロ、」としおりが落ちる。
4:司書「ふーん ここであきらめたか。」とおもしろそうに本を見る。
キクチくん「ほっといてくれ。」としおりを拾って背を向ける。
・相変わらずのスパイシステム。 >>326
やりっぱなしでフォローがないから扱いのバランスが悪く思えるな
元々好感持たれるキャラにするつもりがないのかもしれないけど
となりのやまだ君時代はのぼるが主人公だったんだっけ 11/3のののちゃん
1:「市立南高校 文化祭」。人でごった返している中、「ROCAライブ♪」の立て看板が見える。
生徒に声をかけるまつ子。
まつ子「経営科クラスで♪ライブを企画してみてどうだった?」
生徒A「『本物!』って感じがすごくよかったですッ」
2:「吉川ロカ先輩 おかえりライブ」のステージ。
ロカ「ギターラはルイズ・ゲレイロさんでした」と紹介して「パチパチパチ」と拍手が起こる。
まつ子(声)「そうねえ 熱狂的なファンが増えて ロカちゃんもいよいよ本物ねぇ。」というと、
生徒A「って言うか 想定外があとからあとから。」
3:回想。
ロカ「ごめん。」とリストを手に言う。
生徒A(回想)「セットリストが変更。」
ギタリスト「………」
生徒A(回想)「ギタリストがめちゃ無口で。」
ロカ「あっ」とうずくまる。
生徒A(回想)「ロカさんが貧血。」
柴島美乃「しばくぞ。」とにらむ。
生徒A(回想)「怖そうな友だちが恐い。」
4:生徒A「『本物のライブにかかわってる!』って感じがすごく楽しかったです!」
まつ子「まぁ よかったわね。」
・まつ子さんは近所の観客なのかOGかなにかなのか。 11/4のののちゃん
1:たかしの会社。応接室。たかしとモリタくんが来客と商談をしている。
モリタくん「よろしくお願いします。」というと、
来客「持ち帰って検討させていただきます。」と席を立つ。
2:客が帰った後、
モリタくん「どうでしょうねぇ。」というと、
たかし「むつかしいだろうなぁ。」
3:モリタくん「まぁ『持ち帰って検討します。』の検討します、は検討するだけですかねぇ。」と笑うと、
たかし「っていうか。」
4:たかし「持ち帰ってないし、」
テーブルに置かれたままの資料。慌てて戻ってくる客。
・真剣味がない。 >>330
まつ子じゃなくて、ロカちゃんのためにボイトレしてた
音楽教師じゃね? >>332-333
そうか、あの先生ですね。
無駄に似てるのが悪いんや(逆ギレ)
11/5のののちゃん
1:やまだ家。ののちゃんの部屋。
サッカーボールやガラクタが積み上がった勉強机を背に、
まつ子「勉強机がぐちゃぐちゃや。どこで勉強してるねん。」と小言を言う。
2:ののちゃん「勉強台でしてるよ。」というと、
まつ子「台?」と怪訝そうな顔。
3:5時を指す時計のイメージ。
ののちゃん「寝台にねころんで。」とベッドにうつ伏せで宿題をしてみせると、
まつ子「ベッドは寝るとこやろッ」
4:5時5分くらいを指す時計のイメージ。
ののちゃん「グー」と寝入る。
青筋立てるまつ子。
・確かに寝るところです。 するめ固めって
ロカちゃんはつげ義春を読んでるのかな? >>336
まつ子さん、人のことが言えるのかな? あんたが子供の頃は、今ののの子とそっくりだったのが、目に見えるようだが。どっちもどっちという形容が、これほど当てはまる親子もない。 ♪子を見りゃ親がよく判るとか、…ってもう何年前になることやらw 11/6のののちゃん
1:やまだ家。「ポペピパプペ」と寝室のほうから聞こえてくるアラーム。
まつ子「おっと、めざましの解除を忘れてた。」と「タテトタタ」と走って行く。
2:しげ「めずらしいこともあるもんやな。めざまし時計が鳴る前に起きているとは。」と疑わしげな目で見ると、
まつ子「いけないかしら。」
3:「パペピポペピプ」と再び聞こえるアラーム。
まつ子「おっと もう1個しかけてたの忘れてた。」と「タテタトテタタ」と走って行く。
4:「ばしッ」と目覚ましをたたいて止める音に振り向くしげ。
ののちゃん「ねぼけて止めてしまうから 3コしかけてるんだよ。」と宿題をしながら振り向きもせず言う。
・2個目と3個目なのか。 11/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビでは「キャー」と何かの特集。
まつ子「家庭内事故に注意。」とテレビを指さして言うと、
しげ「そうやな。」
2:
(右)まつ子「転倒に注意。」
(左)まつ子「のの子が寝ころがってるから。」
(フキダシにはうつぶせに寝ているののちゃんに「うわっ」と躓くしげのイメージ)
3:
(右)まつ子「階段に注意。」
(左)まつ子「のの子がおちてくるから。」
(フキダシには「チコクだー」と階段を駆け下りてきたののちゃんにはじき飛ばされるしげのイメージ)
4:まつ子「ヤケドに注意。」「のの子がみそ汁運ぶから。」
(フキダシには「ととと」とお椀の載ったお盆を運ぶののちゃんのイメージ)
しげ「要はのの子に注意やろッ」
・家の中の危険要因はほかにない。 11/8のののちゃん
1:やまだ家。朝。食卓の上に2コのおにぎり。
まつ子(声)「朝ごはんはおにぎりで 梅干とおかか。」というと、
ののちゃん「おかかはどっちかな。」と眺めている。
2:「サッ」とおにぎりを1つ持って行くのぼる。
ののちゃん「あっ」
3:おにぎりをほおばり、「んーっ」と酸っぱい顔ののぼるに、
ののちゃん「あははは バチがあたったザマミロー あははは」と大笑いしてもう1つのおにぎりを手に取る。
4:のぼる「なーんちゃって。」と笑って出て行く。
おにぎりにかぶりついたののちゃんは酸っぱい顔。
・長く生きてるだけあって一枚上手。 11/9のののちゃん
1:小山堂の店頭。「秋のスイーツ」の看板。ショーケースを眺めるしげ。
小山堂店主「秋の新作はマロンスイーツに挑戦だよ。」
2:うずたかく積まれたマロンクリームに栗の載った菓子。
店主(声)「モンブランならぬマッターホルン。」
しげ「ほー」
3:やや平べったく積まれた菓子と中庸の菓子。
店主(声)「マッキンレー。」「カイラス。」と紹介すると、
しげ(声)「ほー」「ほー」
4:店主「アコンカグア。」「麦飯山。」と次々指さすと、
しげ「いろいろと 次から次へしくじっただけやろ!」
・バランスが難しい。 11/10のののちゃん
1:やまだ家の居間。
まつ子「急なお客さんや!」と駆け込んでくる。
しげ「座ぶとん よごれてる。」と置いてあった座布団を見る。
2:しげ(声)「裏返しとこ。」と裏返した座布団を「ポン」と投げおとす。
3:お茶とお茶菓子を手に持ち、
まつ子(声)「おかぁちゃん、お盆!」という。
お盆を出すが、そこには「へのへのもへの」の落書き。
しげ(声)「あ! サッちゃんにラクガキされてる。」
4:しげ「どうぞ。」とお茶を出す様子の下からのアングル。
手に持ったお盆の裏側に「へのへのもへの」のラクガキが見える。
・座布団は裏返しても座布団ですが、お盆の裏はお盆になるか。 11/11のののちゃん
1:やまだ家。額縁に入った抽象画のような絵。
(声)「物置から出てきた。」
(声)「良い絵や、飾っとこう。」
(声)「お宝かもしれんで。」
2:玄関に絵を飾ろうとしているしげ。
そこに回覧板を持ってきた隣の中山さん。
中山さん「えっ まさか その絵は!」と驚いた声。
しげ「あら おとなりの、」
3:玄関に入って真剣なまなざしで絵を見て、
中山さん「信じられない! この作品がこんなところにあるとは!」
しげ「だ、だれの絵ですか 中山さんッ」とまつ子と慌てて尋ねる。
4:中山さん「わたしのです。」
こけるしげとまつ子。
・どこでまぎれ込んだのか。 有名な画家の絵かと思ったら……ということなのだろうが、本来絵や彫刻にそんな価値を求める方が、間違ってるんだよな。
本人が良いと感じたら、それは良い絵なんだよ。 「わたしのです。」
いしいセンセらしいキレのあるオチ
よかった 11/12のののちゃん
1:3中野球部の試合。本塁クロスプレー。
審判「アウトッ」のコールに、
走者ののぼるは「えーっ」と不満げ。
2:崇禅寺キャプテン「ウチのスコアラーが撮影してます。ビデオ判定をおねがいします!」
と、三宅マネージャーが持っているタブレット端末を示す。
3:録画を見て、
審判「あー カラブリ三振。」とアウトのポーズだが、
キャプテン「えっ カラブリ? アウトかセーフですよ。」と怪訝そうな表情。
4:画面を見せ、
審判(声)「相手の東中のショート。」
画面に映っているのは美少年の選手。
キャプテン「はぁ?」
のぼる「なに撮ってんだ おまえ!」と責めるが
照れ笑いの三宅マネージャー。
・望みなし。 11/13のののちゃん
1:やまだ家。居間で将棋盤を挟んで向かい合うよしおとたかし。
台所で様子を見ながら、
まつ子(内心)「ヘボ将棋のくせに長いなぁ。」
2:
(右)たかしの横に盤から落ちたコマを見つけ、
まつ子(内心)「【銀】があんなとこに!」
(左)まつ子(内心)「よっしゃー 無効試合にしたる。」とほくそ笑む。
3:たかしの横で「ガーガーガー バリバリバリ」とわざとらしく掃除機をかけるまつ子。
たかし「?」と不審げな目で見る。
4:その後。外出から帰ってきて、
のぼる「えっ」「ヘボ将棋まだやってるの。」
まつ子「ふたりとも気がつかんのや!」
・コマの1枚程度関係ない、という超絶レベルなのか。
14日は新聞休刊日でお休みです。 >>352
カラブリ三振と美少年の関係がわからないんですが。
三宅さんの好みにストライクってこと? 本塁クロスプレーを再生したつもりがマネの好みのイケメンがカラブリした場面がでてきたということ カラブリした場面が映っていたわけじゃなくて、マネの想いはカラブリだろ、ってことじゃないのか クロスプレーの判定しようと再生したらクロスプレー部分に掠ってもいないモノが映ってた(=空振りしてた)ってことじゃね 11/15のののちゃん
1:やまだ家。台所。ご飯茶碗を手に取り、
ののちゃん「わたしのおちゃわんが欠けてる。」というと、
まつ子「おっと」と床を見渡し、「ということは 破片がどこかにあるからあぶない。」
2:ののちゃん(声)「あった!」と床に落ちている破片を指さすと、
まつ子「よかった。」と息をつく。
3:茶碗と破片をあわせてみるが、
まつ子(声)「合わん。」
4:まつ子「どれやろ」と食器棚の中を探し、
ののちゃん「どこやろ」と床を探す。
眼鏡をかけて慎重に歩くしげ。
・2組が存在する。 11/16のののちゃん
1:やまだ家の台所。冷蔵庫の前で腕組みし、
まつ子「冷蔵庫にあるもので晩ごはんを作ろう。あけっぱなしのピー音までに即決や。」
2:まつ子「よし、決めるぞ。」と「パッ」と冷蔵庫の扉を開ける。
3:まつ子「ムー」と冷蔵庫の中を眺めて考え込む。
4:「ピーピーピー」と開けっ放しのアラーム。
「バタム!」と扉を閉め、
まつ子「時間切れ。コロッケ買う。」
しげ「ウルトラマンか おまえは!」と「ばしっ」とまつ子の頭をひっぱたく。
・3分すらもたない。 >>359
3コマ目の茶碗が地底人のキャラグッズのように見えるw
(頭から伸びた電灯が描かれてるので) たまのののののちゃん+、たまのののののちゃん
更新されていました ありがとうございます
市の広報に載せる漫画とは思えないよねw 11/17のののちゃん
1:やまだ家。居間。テレビをつけようとリモコンを操作するが、画面は真っ暗なまま。
しげ「テレビがつかん。リモコンの電池が切れた。」
2:戸棚の中の箱を開けて電池を探すが、
しげ「電池がない。」と「ムカ」とする。
3:立腹して、
しげ「このやろッ」と「ガンガンガン」とリモコンでテレビを叩く。
のぼる「たたいてもダメだってば。」と慌てて止めに入るが、
4:テレビがついて画面は「オウンゴォォォォォル」とサッカー中継。
しげ「ついた。」と誇らしげだが、
のぼる「電池の接触だよッ」
・角度にコツがあるわけではない。 11/18のののちゃん
1:やまだ家の玄関。
ののちゃん(声)「ただいまぁ」「遊びに行ってきまぁす。」と声がして、
「でーん」と上がりかまちに放り出されたランドセルが開いて「バラバラバラ」と教科書・ノートなどが散らばり出る。
2:まつ子(声)「コラー これはなんや。」と叱る声に、
ののちゃん「スンマセーン 片づけまーす。」と戻ってくる。
3:教科書類をランドセルにしまっているののちゃんに、
まつ子(声)「こっちのこれはなんやぁ」というと、
ののちゃん「え?」と振り向く。
4:まつ子「ランドセルの底からころがり出てきた この圧縮古紙パックはなんや。」と
怒り顔で「0点」のテスト類の塊を両手で持っている。
ののちゃん「ひぇー」
・とんだヤブヘビ。 11/19のののちゃん
1:夜。やまだ家の門前。
まつ子「暗いから はよ帰りなさい言うてあるのに のの子はマッタク。」と帰りを待つ。
2:街灯のない暗いところに見える人影。
まつ子(声)「あっ 帰ってきた。」
3:まつ子「コラー △×◎□△◇××(聞くにたえないバリゾーゴン)◎◇△××◇○×△× アホー」と罵倒する、が…
4:歩いてきたのはまったく別人の女性。
まつ子「ちゃ、ちゃんと聞いてるかポチー」と慌てて矛先を変える。
ポチ「?」
女性「?」
・これは焦る。 11/20のののちゃん
1:やまだ家の居間。台所から顔を出し、
まつ子「きょうは鍋よ。」というと、
ののちゃん「♪わーい」
しげ「あたたまってええなぁ。」と笑顔。
2:ののちゃん「なんの鍋?」と聞くと、
まつ子「『おまかせ鍋』よ。」と笑顔。
3:ののちゃん「あ、『シェフにおまかせ鍋』だね。」というと、
まつ子(声)「いいえ。」
4:まつ子(声)「『お客さまの定義におまかせ鍋』」
いやーな顔のののちゃんに、
しげ「なにもかもぶち込むらしい。」
・明るい闇鍋。 11/21のののちゃん
1:3小の校庭。校長先生、教頭先生が役人風の男性と話している。
「ウラ山へ入ってはいけません 3小」の看板が掛かったフェンスのところで、
教頭先生「災害時は子供たちはてんでにウラ山へ逃げます。」と説明すると、
男性「フェンスが高いですね。」
2:看板を外してフェンスにあいた穴を見せ、
校長先生「やぶれたところを手作りカンバンでふさいであって、どこからでも」
3:あちこちに看板のかかったフェンスを見て、
校長先生「出られます 穴だらけなので。」
4:男性「なんとかします。」と背中を丸めて歩いて行くのに、
教頭先生「このように苦労しています。」と追い打ち。
そんな様子を遠くから見ていて、
藤原先生「防災課の人かと思ったら 学校予算課だわ。」と笑う。
・とりあえずフェンスを直す予算を。 11/22のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「年末までに小掃除を何回もやる!」と宣言。
2:「11月 12月」のカレンダーについた3つの印。
どれにも「―やってない」の注釈。
3:
(右)まつ子「中掃除を2回やる。」と改めて宣言。
(左)カレンダーについた2つの印に「―やってない」の注釈。
4:みたびカレンダーについた「―大掃除」の印。こたつでふてくされるまつ子。
のぼる「大中小 あれは大掃除(ダイソウジ)と読むらしい。」とののちゃんに話す。
・なかなかできないものです。 11/23のののちゃん
1:「少年サッカー 低学年」の大会会場。
U-9シーウルフが向こうに集合しているのが見える。
対戦相手のコーチ「相手は格下だ。守りをかためてカウンターを狙ってくるぞ、いいな。」と訓示すると
「ハイッ」「ハイッ」と返事。
2:グラウンドに出て行く相手チームのメンバーたち。
タブレット端末でデータを確認し、
対戦相手のコーチ「えっ」と驚いた顔。
3:表示されたデータ。
「戦績 ― 東町シーウルフ
8試合 4勝4敗
81得点 84失点」
対戦相手のコーチ(声)「えっ」
4:グラウンド上は、相手チームのゴール前に両チームの全選手が入り乱れ、
「わぁ」「わぁ」「わぁ」「わぁ」と大混戦。
対戦相手のコーチ「えーっ」
・超積極的戦術。 11/24のののちゃん
1:やまだ家の居間。こたつに入り座椅子に座って眼鏡をかけ、
しげ「見たいテレビ番組にしるしつけとこ。」と情報誌にマークする。
2:その様子を見て、
ののちゃん「テストの答案みたい。」というと、
しげ「なんで。」
3:「ガイド」の誌面。番組表のあちこちに「○」「×」がつけられている。
ののちゃん(声)「○より×が多い。」
4:しげ「こんなもん だれが見るかちゅう番組に×をつけてやってる。」と悪い目。
まつ子「見んのやからそれでええがなマッタク。」とあきれ顔。
・ただ見ないだけでは済まさない。 11/25のののちゃん
1:3組の体育の授業。集まった子供たちを前に、
タブチ先生「体育は持久走だよ。」というと、
「えー」「つまんない。」と不満の声が上がる。
2:タブチ先生「ハイ、タスキ。」とたすきを渡しだすと、
「じゃ駅伝だ。」「それならおもしろそう。」と話すののちゃんたち。
3:タブチ先生「ハイ、タスキ。」「ハイ、タスキ。」と次々渡すのを受け取りながら、
みみちゃん「え?」
ののちゃん「みんなにタスキ?」
久保くん「リレーじゃないの?」と不審げ。
4:みんなで走らされ、
タブチ先生「ハーイ 赤、休憩。青、スタート。みどり、あと1周。」の声に、
ののちゃん「マジ つまんない。」とつまらなそうに走る。
・ただの間欠走。 11/26ののののちゃん
1:喫茶店。ジュースを飲んでいるののちゃんとコーヒーを飲んでいるしげ。
ののちゃん「おばぁさんのコーヒー ちょっとのんでいい?」というと、
しげ「ええけど ブラックやで。」
2:コーヒーを飲み、
ののちゃん「にがーい!」と顔をしかめて舌を出す。
3:しげ「子供には まだムリや。」と「ハハハ」と笑う。
4:ののちゃん「にがーい だけで香りと深みが足らないね。」と負け惜しみを言うと、
しげ「子供がムリしてるな。」と睨む。
・タダでは引き下がらない血筋。 11/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。カタログを持ってきて、
まつ子「通販でコートを買うてええやろか。」と言うと、
たかし「着てみなくていいのか。」
2:まつ子「返品できるから大丈夫。」と言うが、
たかし「それにしてもなぁ。」とカタログを見る。
3:
(右)神社の顔出し看板を思い出し、「うーん」と考えるたかし。
(左)はさみを持ちだし、「チョキチョキチョキ」となにか工作を始めるたかし。
4:カタログのモデルの顔のところを切り抜き、そこからまつ子の顔を覗き、
たかし「うーん」と考える。
まつ子「は?」
・似合うかどうか。 今更だけど>>285は苦情いったんじゃないかなぁ
どうしても大川小学校の事を連想してしまう‥ 11/28のののちゃん
1:3小の体育館。真っ暗な中に子供たちが座っている。
「教育映画 ポリバケツの冒険」の上映。
2:映画が終わり、
教頭先生「きょうは とても静かに鑑賞できてよかったね。」と照明をつけようとする。
3:「パッ」と明るくなった体育館にはだれもいない。
コケる教頭先生。
4:校庭でサッカーをしていて集められた3組の子供たち。
「ボクたち 映画は『エンドロールは見ないでそっと出る派』です。」と言い訳するが、
教頭先生「ウソをつきなさい。」
・誰も見てなかった。 11/29のののちゃん
1:やまだ家の玄関前。出かけようとするしげに、
まつ子「おかあちゃん ヒザがわるいのなら杖使うて。」と杖を渡そうとすると、
しげ「いらん。カッコわるい。」
2:しげ(声)「行ってくるで」「イテテ」と強がって出ていくのに、
まつ子「こまったもんやわ」と顔をしかめるが、
のぼる「おばぁさんらしいね。」と笑う。
3:シルバー会の会合。
小山堂主人「これ 仕込み杖。オモチャだけど。」と杖の持ち手を引きぬいてみせると、
しげ「わー カッコいい。」と興味を示す。
4:杖をついて「フフフッ」と含み笑いで歩くしげ。
通りかかった学生風の男性は「?」と不思議そうな顔。
のぼる(声)「おばぁさんらしいね こまったもんだけど。」
・ガジェット好き。 >376
イシイ先生はポリバケツ好き?
これまでも、
バイトくんで「ポリバケツのできるまで」という映画の話や、ポリバケツをなめながら酒を飲むシーンがありました。
それからはっきりしないのですが、解説者としてのノムラカントクもポリバケツの話をしていた? 小説家のタブチ先生の娘
サッチャンの絵本も『空飛ぶポリバケツ』だったような 11/30のののちゃん
1:3年1組の教室。慌てた様子で来て、
みみちゃん「ミヤベくん 事件!」
ののちゃん「ミステリーサークルが出現したよッ」
2:ミヤベくん「えっ どこ?」と校庭を見るがなにもない。
3:額にぐるぐる渦巻きを描かれた久保くん。
みみちゃん「爆睡してたら、」
ののちゃん「久保くんのおでこに!」と言われ、
ミヤベくん「おっと」と振り返る。
4:ミヤベくん「解決したよ。」と指を鳴らす。
ののちゃん「はや!」
5:周りでは、キクチくんとスズキくんが習字をしている。
久保くんの額の渦巻きは反時計回りに左に抜ける形。
ミヤベくん(声)「周辺の人物で左利き、スズキくんだね。」
・純粋にミステリー的。 12/1のののちゃん。今月のタイトル横は星とブーツの飾りを髪にクリスマス仕様のののちゃん
1:やまだ家の居間。
床にはホットカーペットの上にこたつ。壁の前にはストーブ。壁にはエアコン。
カーテンが閉め切られている。
2:しげ「なんぼ寒がりでも こたつ、ストーブ、エアコン、ホットカーペット、暖房器具が多すぎる。ひとつ減らしなはれ。」というと、
まつ子「うーん。」と考え込む。
3:再び居間。
ストーブの上にあったやかんが撤去されている。
4:ストーブの上にやかんを戻そうとしているまつ子に、
しげ「やかんが暖房器具か! というか、元に戻すんかいッ」
まつ子「やっぱり視覚的にはずせない。」
・見た目の暖かさが違います。 12/2のののちゃん
1:
(右)やまだ家。まつ子が柱に「ガッ」と蹴躓いて足の指を強打。
(左)判読不能な叫びを上げるまつ子。
2:うずくまって足を抱えるまつ子を見て、
しげ「相手が柱では怒るわけにもいかんわなぁ ははは」と笑う。が…
3:
(右)よそ見をしていて「ガッ」と座卓にすねを強打するしげ。
(中)判読不能な叫びを上げるしげ。
(左)しげ(声)「このやろッ」と「ボカ」と座卓を蹴りつける。
4:判読不能なうめき声を上げて足を抱えて転がるしげ。
なにか言いたそうな顔で見ているまつ子。
・怒ってみたらこうなった。 12/3のののちゃん
1:「たまのの駅前将棋センター」
(声)「山田くん、将棋の人間 対 人工知能をどう思うかね。」
2:話していたのはのぼると対局中の男性。
のぼる「うーん。」と言いよどむところに、
男性「わしはどうかと思う。将棋は勝負ごとだ。」
3:
(右)ナレーション「タバコの煙を吹きかける。」
「ぱー」と煙を吐く男性。
(中)ナレーション「わざと鼻をかむ。」
「ヂーン」と鼻をかむ男性
(左)ナレーション「つぶやいてみせる。」
「よし 詰んだ。」とつぶやく男性。
4:男性「勝負術の使えん勝負は 勝負じゃない。」と1手指す。
のぼる「それって勝負術ですかね。」
・もっぱら相手の気を削ぐ術。 12/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビにはボクシングないしプロレスの中継。
しげ「テレビの前で宿題は集中できんやろ。」というと、
ののちゃん「うん。」と宿題をしながらうなずく。
2:宿題をしながら、
ののちゃん「お兄ちゃん この計算わかんない。」とのぼるに尋ねる。
3:
(右)ののちゃん「おかぁさん これなんのこと?」
(左)ののちゃん「おとうさん これどういうこと?」と尋ねる。
4:ののちゃん「できたー」と笑顔でバンザイ。
しげ「しかし 人の動線は集中しとるのか。」
・人の知恵を借りるには便利なところ。 >>384
は「12/4のののちゃん」です。すみません。
12/5のののちゃん
1:ショッピングセンター。「バーゲン」「セール」の貼り紙。
まつ子「わたしばっかりでわるいから おとうさんにもなんか買う。」というと、
しげ「そうしなはれ。」
2:まつ子「割合としては」
(正方形の一辺を1割ほど切り取ったイメージ)
「マフラーが適当やろな。」というと、
しげ「そうやな。」
3:売り場でマフラーを見繕うまつ子。
まつ子「しかし、けっこう高いな。」
4:まつ子(内心)
(先に切り取った一辺をさらに一割ほど正方形に切り取ったイメージ)
しげ「ハンカチですますんかいッ」
・予算の都合上。 12/6のののちゃん
1:やまだ家の居間。台所から「ぐつぐつ」と煮えた鍋を持ってきたまつ子。
まつ子「あちち のの子 なべしき!」というと、
ののちゃん「えーと えーと」とあたりを見回す。
2:ののちゃん(声)「ハイッ」と出したのは「算数ノート」。
まつ子(声)「あかん!」
3:ののちゃん(声)「ハイッ」と代わって出したのは「国語ノート」。
まつ子「あかんあかん!」
4:ののちゃん「算国理」とまとめて出した上に「どしっ」と鍋を置くまつ子。
しげ「ぶ厚さのモンダイやったんか!」と新聞でまつ子の頭をはたく。
・ノートや教科書の上にものを置いてはいけない、とか殊勝な考えではない。 12/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。コタツで勉強をしているのぼるとののちゃん。
まつ子(内心)「また テレビの前で勉強してるワ、マッタク。」
2:コタツに入り、
まつ子「あははは」とテレビを見て大笑い。手を止めまつ子のほうを見るのぼるとののちゃん。
3:のぼる「静かにしてよ。」というと、
まつ子「そんなとこで勉強してる方がわるいやろ なにぬかしてけつかんねん。」と口をとがらせて言い返す。
4:のぼる「ボケに対する絶妙のツッコミが聞きとれなかった。」とテレビのほうを指して言う。
まつ子「はぁ?」
「はははは」と笑い声の聞こえるテレビのほうを見るののちゃん。
・そもそも勉強してるんじゃないのか。 ののちゃんカレンダー2017
今年も発行されます!
「ののちゃんち」 で2013年から毎年発行されていた「ののちゃんカレンダー」。これまでHPで案内がなかったので今年は休刊?と思っていましたが、今日刊行案内が掲載されました。
いしい先生のファンは購入検討してはどうでしょうか
*当方、2013年版から毎年購入しています。当然古いカレンダーも大切に保管しています。
http://nonochan.net/ 12/8のののちゃん
1:朝。やまだ家。
ののちゃん「チコクだよ どうしておこしてくれなかったのー」と慌ててランドセルに教科書を詰めている。
まつ子「めざましが鳴らんかったんやー」と慌てて鍋を火にかける。
2:空想。時計の国の裁判。裁判官席に並ぶ時計。被告席のまつ子。
(声)「ウソをつくなー」「わー」「わー」と傍聴人の声が響く。
裁判長「静粛に!」と「コンコン」と木槌を叩く。
3:裁判長(声)「時計は鳴らなかったのか、鳴ったが気がつかなかったのか、どっちだね。」と尋問するが、
まつ子「わからないんです。」と被告席で頭を抱える。
傍聴人「はっきりしろー」「こっちはまじめにやってるんだ−」と罵声が飛ぶ。
4:再びやまだ家。玄関。学校へ駆け出していこうとするののちゃん。
寝室から「ピピピピピ」と聞こえる目覚ましのアラーム。
ののちゃん「セットをまちがえてる。」と振り返る。
こけるまつ子。
・過失責任は認められるのか。 12/9のののちゃん
1:朝。やまだ家の門前。大量にたまったゴミ袋を前に、
まつ子「うわ ゴミ袋が重い。」
しげ「台車を持ってきたろか。」
2:「ガラガラ」とゴミ袋を乗せた台車を押し、
まつ子「こりゃ ラクチンやわ。」と集積所に行く。
ついて行くしげ。
3:帰り。
しげ「カラの台車で帰るのは芸がない。」というと、
まつ子「芸をせないかんのかいな。」
4:「シュパー」と台車に乗って両手を広げたポーズをとるしげ。
「ガラガラ」と台車を押し、
まつ子「ウウッ 重い。」
隣の中山さん「あっ 大丈夫?」
・そういう意味の芸なのか。 12/10のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「お兄ちゃん わかんない 教えて。」と宿題を手に言う。
2:のぼるの部屋。
のぼる「ウルセー」と怒鳴られ、「ひーん」と逃げ出すののちゃん。
3:「えーん」と泣きつくののちゃんを「よしよし」となだめ、
まつ子「テスト勉強でナーバスになってるからな。」というが、
4:ののちゃん「わからないふりをしてじゃましてやろうとしたけど 見破られてくやしいよー」「えーん」と訴えるのを
睨むまつ子。
・悪い妹です。 12/11のののちゃん
1:やまだ家。
しげ「あっ」と声をあげ「よろ」とよろける。
たかし「おっと あぶない。」と慌てて手を出す。
2:柱に手をつき、
しげ「安普請で床が傾いてるからよろけましてな。」と悪い目。
3:たかし(「家はわしが建てた」と注釈)
「まだ築20年になりませんよ。おかあさんこそ 足腰がそろそろじゃないですか?」と言い返し、
4:たかし「築70年」と指摘する。
しげ「うまいこと言われたー」と「よろ」とよろける。
まつ子「晩ごはんです。」とあきれたような顔で顔を出す。
・珍しく反撃。
12日は休刊日です。 12/13のののちゃん
1:3中野球部の部室の前。将棋を指しているのぼるとオカダくん。
オカダくん「センパイの将棋は おとうさん譲りスか。」というと、
のぼる「いや。」
2:のぼる「一目でその局面がわかるのは母親ゆずりかな。」と「へっへ」と笑う。
3:
(右)やまだ家。外出から帰ってきて玄関に入り、
まつ子「んッ」と足元を一睨み。
(左)上がりかまちに乱雑に散らばった靴、サンダル、ブーツなど。ずれた玄関マット。
4:まつ子「のの子 あんたのサンダル 片っぽはどこや。」
「きょうものぼるは遅いな。」
「キクチくん、おかあさんがはよ帰れ言うてたで。」と次々まくし立てる。
・状況把握能力。 12/14のののちゃん
1:やまだ家の居間。「ピーピーピーピー」という音に、
しげ「冷蔵庫あけっぱなしやで。」と戸を開けて入ってくるが、
まつ子「テレビドラマの音よ。」
テレビから「ピー」という音が聞こえている。
2:しげ「なんや テレビのドラマかいな。」と安心した顔。
3:「ゴーンゴーンゴーン」という音に、
しげ「もう除夜の鐘?」と再び入ってくるが、
まつ子「テレビの音やで。」
テレビからは「ゴーン」の音。
4:「カンカンカン」「ウ〜ウ〜ウ〜」の音に、
しげ「火事や!」と慌ててみたび入ってくるが、
まつ子「ドラマよ。」
テレビからは「ウ〜カンカン」の音。
5:「お風呂の栓はしましたか?」の音声が聞こえてくると、
しげ「どんなドラマやねん!」
テレビから「風呂(略)しましたか」の音。
・これら全部が使われるドラマとはいったい? 12/15のののちゃん
1:早朝のやまだ家の玄関。会社に行こうとするたかしを見送りカバンを持ち、
まつ子「早う出るんですなぁ」というと、
たかし「やっておくことがあってな。」と眠そうな顔で答える。
2:朝食のテーブル。
まつ子「朝早う出て 夜遅う帰ってる。」と片づけながら言うと、
しげ「たかしさん この時期はハードやな。」と言っているところに眠そうな顔で降りてくるののちゃん。
3:ののちゃん「小学生もこの時期はハードだよ。」と言うと、
しげ「ハード?」と怪訝そうな顔。
4:(「キャーチコク!」と駆けだしていくイメージと「キャーまっくら!」と慌てて帰ってくるイメージ)
ののちゃん「ギリギリに出て ギリギリに帰ってる。」というと、
「ぽか」とお盆でののちゃんの頭を叩き、
まつ子「だらしないだけ。」
・日が落ちるのが早いのです。 12/16のののちゃん
1:やまだ家。のぼるの部屋。机に突っ伏して「グー」と寝ているのぼる。毛布が掛けられている。
夜食のサンドイッチを運んできて、
まつ子「あら、ようねてる。」
2:ののちゃんの部屋を覗き、机で勉強しているののちゃんに、
まつ子「毛布をかけてあげたんは のの子か?」と尋ねると、
ののちゃん「うん。」
3:笑顔になり、
まつ子「よう気がつくなあ。お兄ちゃんを起こすのもなんやから 食べてええで。」と夜食を渡す。
ののちゃん「ハーイ。」と笑顔で受け取る。
4:寝ぼけ眼で、「ムニャムニャ」と
のぼる「今、夜食とかなんとか、」と部屋から出てくる。
頭から毛布をかぶって隠しながら「モグモグ」と必死でサンドイッチをほおばるののちゃん。
・ここまでの展開を予測しての行動か。 12/17のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。たかしの車で帰ってきて、
ののちゃん「ただいまー」というと、
まつ子「サッカーどうやった?」と声をかける。
2:居間。お茶を飲んで一息つき、
ののちゃん「勝負の綾というのは フシギなものだね。」
3:しげ「ほー『綾』! むつかしいコトバを知ってるんやな。」と感心したようにいうと、
ののちゃん「前のゲームで10点とって勝ったのに、」
4:ののちゃん「きょうは13点とって負けた。」
しげ「綾、ゆうようなデリケートな試合してへんがな。」「なにぬかしてけつかんねん」
・例の総力ゴール前攻撃サッカーのなせる技か。 12/18のののちゃん
1:やまだ家。階段の下。
ののちゃん「12月にしてはあたたかい いい天気だね〜〜〜」とのんびりした顔で歩いている。
2:手ぬぐいをかぶっているまつ子、工具箱を点検しているたかし、たすきを掛けているしげ を見て、
ののちゃん(声)「ゲッ!!」
3:慌てて階段を駆け上がりのぼるの部屋へ。頭まで掛け布団をかぶって寝ている様子に、
ののちゃん「お兄ちゃん ねてる場合じゃないよ 大掃除がはじまるよ 逃げないと!!」と叫ぶ、が、
4:掛け布団をめくって見ると、
地底人のぬいぐるみ、フグのクッションなどで寝ているように見せかけただけで布団の中はもぬけの殻。
こけるののちゃん。
・中学生は一枚上手。 久しぶりに登場のひな子ちゃん、一齣だけの出番なのにこの存在感たるや
どうやらお家は自営業の様で 12/19のののちゃん
1:やまだ家。居間。会社から帰ってきて届いたお歳暮を見て、
たかし「その会社から 商品券はもらえんなぁ。」というと、
まつ子「礼状をつけてお返ししときます。」
2:台所。居間の様子を覗いつつ、
しげ「あいかわらず 頭がカタイ。わたしにちょうだい。」というと、
まつ子「ダメです。」
3:
(右)しげ「わたしが郵便局へ出してきてあげる。」というが、
まつ子「信用できません!」と拒否すると、
(左)しげ「たしかに信用ならん。」
まつ子「?」
4:しげ「直接かえしてきてあげる。」というと、
まつ子「郵便局が信用できん言うてません!」
・この婆さんがいちばん信用できない。 12/20のののちゃん
1:3組の授業。
藤原先生「自習です。プリント3枚できたら遊びに行っていいわよ。」というと
「やったぁ」「おー」と歓声が上がる。
2:久保くん・キクチくん「手分けしてさっさと3枚やってしまおうぜ。」というと
「おーっ」と応じるスズキくん・ののちゃん。
3:久保くん「よし。」
キクチくん「できた。」
スズキくん「写すぞ。」
黙々と写しているののちゃん。
4:久保くん「あれっ ののちゃん 写してるだけじゃないか?」
ののちゃん「おー」とガッツポーズ。
・ばれたか。 12/21のののちゃん
1:放課後の公園。サッカーをして遊んでいるののちゃんたち。
ひな子ちゃん「ごめーん お店の手伝いがあるからー」と帰ろうとする。
ののちゃん「ひな子ちゃん もう帰るの?」
2:ののちゃん「ひな子ちゃんはえらいね。それなのに勉強ができてクラス委員だもん。」
3:ののちゃん「それにひきかえ……考えさせられるものがあるよ。」と腕組みして考え込む。
4:ののちゃん「兄ちゃんは ろくに妹の面倒も見ないのに下位低迷。」というと、
久保くん「そっちかよ。」
キクチくん「自分のことじゃないのか。」
・自分のことは棚に上げる。 12/22のののちゃん
1:ショッピングセンター。買い物に来ているののちゃん。
ののちゃん「こんにちはー」と女性に声をかける。
女性「あら ののちゃん お買い物?」
2:女性「いつも遊んでもらって。」
まつ子「いえいえ まる写しさせてもらって。」と挨拶を交わすのを見て、
たかし「あれはたしか、」と面識がある様子。
ののちゃん「ひなこママだよ。」
3:たかし「いや はなこのママだろ。」というと、
ののちゃん「ちがうよ はなこママじゃなくてひなこママ。」
(フキダシには「3年2組」のひな子ちゃんのイメージ)
4:戻ってきて、
まつ子「ひなこママはひなこちゃんのママで、はなこのママは『はなこ』のママですやろ?」
たかし「そーそーそー」
ののちゃん「ぜんぜんわからん。」と怪訝そうな顔。
・『はなこ』を経営しているひな子ちゃんのお母さん。日本語って難しい。 >>404
ありがとう!
玉野から行くには大変そうな距離だ >>404
なんかのニュースでレポーターが
最上(さいじょう)稲荷を「もがみいなり」と読んでたな
最上稲荷と豊川稲荷は神社じゃなくてお寺 12/23のののちゃん
1:やまだ家。大掃除の最中。
まつ子「おとうさん、去年すてたはずの座イスがまだあるんですけど。」
と、ぼろっちい座イスを持って言う。
2:頭をかき苦笑いで、
たかし「クルマでゴミセンターへ持ち込んだけど 長いつきあいなものでつい。」
3:まつ子「今年はすててください。」というと、
たかし「ハイハイ」と不承不承クルマに座イスを積もうと持っていく。
4:まつ子「そんなところにのせるからやろッ」
車の助手席に座イスを積み、
たかし「じゃあ 行こうか。」と座イスに話しかけている。
・情が移るとはこのことか。 12/24のののちゃん
1:やまだ家。台所。クリスマスケーキの大箱が2つ。
まつ子「ありゃー おとうさんもクリスマスケーキを!」
たかし「思い切りでかいのを買っちまったぞ。」
2:居間。
たかし「ぐお」
ののちゃん「ぐぇ」
しげ「うぇ」
のぼる「うぉ」と吐きそうな顔で必死にケーキを食べている。
3:たかし「キモチわるい。クリスマスケーキは来年までもういらん。」
4:まつ子「ほな、のこりはぜんぶもらいまっせ。」と「もりもり」と食べ続ける。
そのさまを見て「ぐぇ」「ぐぉ」「うぇ」「うぉ」とさらに吐きそうな顔の4人。
・おそるべき処理能力。 12/25のののちゃん
1:クリスマスの夜。ののちゃんの部屋に現れたワンマンマン・サンタ。
ののちゃん「あっサンタさん プレゼントください!」と靴下を出すと、
サンタ「ホラヨ 絵本だ。」
2:渋々受け取り、
ののちゃん「ありがとうございましゅ。」
3:サンタ「ガッカリするな。プレゼントは絵本だけではない。」というと、
ののちゃん「ですよねー。」と笑顔になる。が…
4:ナレーション「よみきかせ」
ののちゃんのベッドに座って絵本を読むサンタ。
隣で正座して聞かされているののちゃん。
・余計にありがたくない。 12/26のののちゃん
1:やまだ家の居間。こたつの上に紙を放り出して寝ているののちゃん。
まつ子「ただいま あら? これは例の。」と紙に目をとめると、
ののちゃん「『小3全学区テスト』の結果。」
2:テストの結果を開いてみて、
まつ子「!」
3:しげ「何番やったんや?」と尋ねると、結果を指さして
まつ子「!」
4:結果の紙にでかでかと書かれている「!」の文字。
ののちゃん「うしろの方の人はみんなそれ。」とうつぶせに寝たまま言う。
しげ「『がんばれ!』言うことやろ。」
・さすがにショックを受けたのか。 12/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。こたつに入っているしげとまつ子。こたつの上には書類。
まつ子「どひゃあ! となりそうでこわくて見られない。のぼるの全県テストの結果。」というと、
しげ「わたしが見たろか。」
2:「どひゃあ」と両手を挙げてひっくり返るしげ。
3:しげ「と、いうのは冗談。ハハハ」と笑って起き上がるが…
4:「どひゃあ」と卒倒しているまつ子。
しげ「だれか!」と慌てて大声を上げる。
・驚くほどどうだったのか。 12/28のののちゃん
1:駅前将棋センター。
のぼると小学校低学年位の女の子が対局している。
2:対局中。「えーん」と泣き出す女の子。
3:店主「泣かせちゃったね、でも あの小1の子は強くなるよ。」と笑うと、
のぼる「筋はいいですね。」
4:のぼる「負けてやろうとしたら 気づかれましたからね。」という背後で
女の子「ちきしょー」と悔しがっている。母親らしい女性が笑って歩み寄る。
・負けたのが悔しいのではなく。 12/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビを前に、
たかし「ボクシング!」
ののちゃん「お笑いバラエティ!」とチャンネル争い。
2:台所から、
まつ子「『お笑い』はロクガでええやろ。おとうさんはせっかくの休みやねんから 見せてあげなはれー」というと、
ののちゃん(声)「ハァイ。」と承知する。
3:リモコンを手にとり、
たかし「さてと どれにするかな。」というと、
ののちゃん「え? どれってボクシングじゃないの?」
4:たかし「どの試合にするかな ようけたまっとる。」とレコーダーを操作。
ののちゃん「ロクガだよー」
・4コマ目のののちゃんの表情がすごくいい。 12/30のののちゃん
1:歳末の「セール」のショッピングセンターにやってきたしげ、まつ子、のぼる、ののちゃん。
ののちゃん「すごい混雑だね。」とあたりを見回す。
しげ「買い物メモはあるんか。」というと、
まつ子「ある。」とメモを出す。
2:メモ。
いろいろ書き込みや線や印で判読不能。
しげ(声)「わからんな。」
3:まつ子「書いたおとうさんならわかる。」というと、
しげ「それで たかしさんはどこや。」
4:まつ子「それがわからん。」とケイタイで電話をかけている。
しげ「これはわからんな。」とあたりを見回してあきれ顔。
・年末はみんな買い物に出ます。 12/31のののちゃん
1:外を歩いているたかしとまつ子。
まつ子「まだ おおみそかやのに初詣ですか。」
たかし「初詣のフライングはかまわんさ。」
2:神社に着くと、サッちゃんを連れて歩いているよしおに出合う。
たかし「お、兄貴。」
まつ子「あら、おにいさん、サッちゃん。」
よしお「やぁ」
3:たかし「なんだ フライング初詣かい。」というと、
よしお(声)「いや。」
4:よしお「通りかかって 今年、お参りしてないのを思い出してな。」と笑う。
のぼる「周回おくれ。」
・初詣と言うからには2回目以降もあるのか。 1/1のののちゃん。今年もよろしくお願いします。今月のタイトル横はシンプルに立ったののちゃん
1:やまだ家。壁には「2017 1月1」の日めくりカレンダー。
ののちゃん「おとし玉 たくさんもらえるといいなー。」
2:
(右)まつ子「ハイ おとし玉。」と笑顔で手渡す。
(左)中をあらため、
ののちゃん「エッ たった1000円?」と深刻な効果線。
3:翌日。「2017 1月2」の日めくりカレンダー。
まつ子「ハイ おとし玉。」と笑顔で手渡す。
4:まつ子「きのうもおとし玉、きょうもおとし玉、あしたもおとし玉。」
ののちゃん「おとし玉をたくさんありがとー。」と浮かない顔。
・回数はたくさん。中身はたくさんでない、かも。 1/3のののちゃん
1:やまだ家の居間。ねぼけた顔でコタツに入っているまつ子とののちゃん。
お茶を持って入ってきて、
しげ「あれ、のぼるは?」というと、
まつ子「時差ボケで寝てる。」
2:まつ子「元旦に山下くん田中くんと 競輪山へ初日の出を見に行ったから。」と説明。
(フキダシには山の上に集まった人が初日の出を見て「おお 出たー」と言っているイメージ)
3:時計を見て、
しげ「もう正午やないか。起こさなあかんやろ。」
4:階段の下で、
しげ「のぼる、朝ごはんやで!!」と呼びかける。
まつ子「時間差で時差ボケしとる。」とぐちる。
・ずれまくり。 1/4のののちゃん
1:やまだ家。届いた年賀状をあらため、
しげ「あちゃー あの人からもこの人からも年賀状が来た。」というと、
まつ子「出さんかった人をおぼえてるのは たいしたもんや。」と笑顔。
2:のぼる「おばぁさんは 今年もだれにも出してないんだ。」と言いつけると
まつ子「なんや」とへそを曲げる。
3:しげ「しかし 出さんのに年賀状が来るのは人望やな。」と「へっへっへっ」と笑う。
4:ある家庭の風景。
住所録を見ながら年賀状を書き、
女性「ぜんぶ出すんですか。」というと、
男性「案外その方が手間がかからん。」
・全部出すのも全部出さないのも本質的にはいっしょなのか。 1/5のののちゃん
1:ショッピングセンターの「ファンシー」「グッズ」の店の店先。
ショーケースを真剣な目で見ているののちゃん。
まつ子(声)「のの子はお年玉をにぎりしめて。」
しげ(声)「なにを買うんやろ。」と様子を見ている。
2:「割らんと出せん 貯金箱」のコーナー。
豚型、宇宙人型、落ち武者の首型などの貯金箱を眺めているののちゃんの後ろ姿。
3:まつ子「貯金箱やて まったく使う気はないらしい。」と渋い顔だが
しげ「しぶちんやなぁ」と笑う。
4:ののちゃん「これ買ってー」と指さすのを背中で聞き、
まつ子「まったくぜんぜんないらしい。」
・自分で買うと中身が減る。 >>422
ありがとう
今年もぼちぼちよ更新していって欲しいね 1/6のののちゃん
1:たかしの会社。雑務3課の入口で手を振り、
坂崎部長「山田くん山田くん山田くん」と呼ぶ。
たかし(内心)「また やっかい事のあと始末か。」とため息。
2:部長「やっかいな事のあと始末ではないんだ 山田くん。」というと、
たかし「あ そうですか。」と意外そうな顔。
3:
(右)部長「向村鉄工の納期があぶない。」と囁くと、
たかし「えっ!」
(左)部長「しかも 某田ドックの納品がヤバイ。」とさらに囁くと、
たかし「ええっ!」
4:部長「どうだい 完全にやっかい事の域を出てるだろ?」というと、
たかし「だからなんですか!」
・もっと悪い。 1/7のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「1枚 2枚 3枚 4枚 …」とプリントを数えている。
2:ののちゃん「何回かぞえても 冬休みの宿題プリントが1枚足らん。」と「オヨヨヨ」と泣く。
しげ「播州皿屋敷かいな。」
3:まつ子「となりのキクチくんにコピーさせてもらいなはれ。」と渋々言うと、
ののちゃん「うーん。」と壁のカレンダーを見て考え込む。
4:ののちゃん「冬休みの最終日にしよう。」
まつ子「解答もろともコピーする気やな。」
・プリントをやる手間を省きたい。 1/8のののちゃん
1:「たまのの2017 低学年サッカー大(会)」の横断幕のかかった会場。シーウルフの試合。
スズキくん「3学期シーズンの初ゴールはオレが決めるッ」と拳を握って決意を述べる。
久保くん「たのむぞスズキ。」
2:「ボカ」とヘディングをするも目測を誤り、
スズキくん「あっ!」
後ろでは驚いた顔で見ているキクチくん。
3:キクチくん「いきなりオウンゴールかよ!」と責められ、
スズキくん「スマン。」
ののちゃん「ありゃー」
4:相手選手A「今年の初得点がオウンゴールかよ。」
相手選手B「ちぇっ」と悔しがるのに、
スズキくん「わるかったな!」と毒づく。
ののちゃん「まぁまぁ」となだめる。
・相手から見ればそうなります。 1/9のののちゃん
1:やまだ家の居間。毛筆で「春」という字を書こうとして、
ののちゃん「習字の宿題 ダメだ どうしよう。」というと、
まつ子「おとうさんに頼んだらええ。」
2:ののちゃん「おとうさんじゃ上手すぎてバレバレだよ。」というが、
まつ子「ええから 頼んでみなはれ。」
3:よしお、ホチョルさんと座卓を囲み、
「いやいやいやアレはたしかにオレが」「ははは」「なに言ってんだ山田オマエ」とだいぶ酔っぱらっているたかし。
4:「あーははは」と盛り上がっているたかしの背中。
「春」と殴り書きされた半紙を手に、
ののちゃん「ビミョー。」
・適当に書いて一般レベル。 1/10のののちゃん
1:書店の店頭。「難関校入試問題」の問題集を手に、
のぼる(声)「うーん。」と悩む。
2:山下くん「むつかしい本からはじめると 自信をなくすと思う。」と笑うと、
のぼる「そうだな。」
3:「楽勝校入試問題」を手にとり、
のぼる(声)「よし。」
4:3中の教室。机に突っ伏して頭を抱えているのぼる。
心配そうに眺めている田中くんに、
山下くん「わからなくて すっかり自信をなくしたらしい。」
・余計にダメージが大きい。 1/11のののちゃん
1:やまだ家の玄関。「←よろしく」と庭の方を指した貼り紙。
尋ねてきた男性が貼り紙を指すと、
しげ「すまんけど 庭にまわってんか。」と玄関先を掃きながらいう。
2:玄関の中。三和土にポチの小屋が置かれている。
しげ(声)「玄関に犬小屋を入れてあるから。」
男性(声)「冷えますからねぇ。」
3:庭の方へ回ろうとした男性に、
しげ「おっと、気をつけて下さいな。」と声をかけると、
男性「えっ 犬は玄関でしょ?」
4:しげ(声)「自分でそうしといてびっくりするから。」
「コンコン」と庭から居間の窓をノックする男性。
居間の中ではこたつに入っていたまつ子が驚愕の表情。
・想定外の場所から人が現れた、風。 >>428
今年もありがとう
やっぱのぼるが一番好きだなw >>425
他人に寄生して、自分が楽をすることしか考えない。そんな子供など、さっさと死んじまった方が世のため人のためだと言いたい。 >431
あなたの発言はまさに正論であります。
願わくば、その義憤を、この架空の世界に対してではなく、現実の世界に向けられ、具体的な行動を取られることを期待します。 1/12のののちゃん
1:3小の職員室。電話を受け、
藤原先生「そうですかー。ハイ お大事に。」と話している。
2:教頭先生「インフルエンザですか。」と尋ねると、
藤原先生「おそらく。」
3:藤原先生「3組はこれで6人です。」というと、
教頭先生「うーん 6人ともインフルエンザかなぁ。」と腕組みして考える。
4:藤原先生(声)「おそらく。」
「3年3組」の座席表。休んだ子が「×」で示されている。
「×」印は教室の左後ろに固まっている。
・教室内感染が疑われる事例。 1/13のののちゃん
1:やまだ家。のぼるの部屋。
ののちゃん「お兄ちゃん ごはんだよ。」と呼びに来るが、
のぼる「すぐ行くよ。」とベッドに寝転んでケイタイをいじっている。
2:台所。
ののちゃん「ケイタイをいじってるよ。」と報告すると眉を寄せるまつ子。
3:再びのぼるの部屋。
「♪チャロポペポラロン♪」と鳴り出した着信メロディに、
のぼる「おっと!」とびっくりして飛び上がる。
4:廊下。電話の受話器を持ち、
まつ子「ごはん。」
・有効ですが電話代が痛い。 1/14のののちゃん
1:やまだ家の居間。
しげ「おモチがあったから ぜんざいを作った。」と鍋を持ってくる。
ののちゃん「♪わーい」
2:お椀に添えられた小皿をみて、
ののちゃん(声)「これは?」と訊ねると、
しげ(声)「昆布。味がひき立つ。」
3:箸を取り、
ののちゃん「ほんとだ!」
4:ののちゃん「昆布うめぇ」とぜんざいそっちのけで昆布に夢中。
しげ「まぁ どっちでもええわ。」
・本筋の話ではないのですが。 「うーむ、恐ろしい。
エリツィンがまともに見えるから恐ろしい。」
「エッシャーの騙し絵みてえだな。」
いつ頃だったか、ロシアでトンデモ政治家が台頭した頃の
いしいひさいちの漫画より。
アメリカの次期大統領を見て、この漫画を思い出したのだが
そういやいしいはもう時事モノは全然やってないのか 1/15のののちゃん
1:雨の夜。レインコートのフードをかぶりやまだ家の門を「ガチャガチャ」といじる人影。
玄関を開け、
まつ子「だ、だれ?!」と狼狽した様子で声をかける。
2:フードを取り、
たかし「オレだオレだ」というと、
まつ子「ああびっくりした。フードかぶってるから。」と笑顔で胸をなで下ろす。
3:まつ子「気をつけてもらわんと。」と後ろで手を組んでいうと、
たかし「そうだな。」
4:たかし「暗いし、このごろぶっそうだ。」と外を見回す。
まつ子「そーそー」とそっと家の中に後ずさりする背中にはバットを持っている。
・バットの攻撃力は最強ですが、防衛用途には竹刀がいいのだとか。 1/16のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。コタツに入っているしげ。
しげ「おかしいなぁ 温(ヌク)うならん。」
2:壁のコンセント。一杯に伸びたコードと抜けたコタツのプラグ。
しげ(声)「と、思うたら抜けとる!」
3:しげ「えい!」と力任せに「ガシッ」とプラグを差す。
4:コタツの中。ヒーターにつながったコードが「ブチッ」と切れる。
・余計に面倒なことに。 1/17のののちゃん
1:朝。3中野球部の部室の前。部室から出てきたのぼる、山下くん、田中くん。
「ヒュー」「ピュー」と吹く風に、
山下くん「うわっ さむっ」
のぼる「冬の朝練 ヤバイ。」
2:寒さに顔をしかめるのぼるたち部員を前に、
崇禅寺キャプテン「ファイトだ。グラウンドを3周すればあたたまる。」と訓示。
3:「ピュー」「ビュウウ〜〜」と吹く風の中、
「ファファファイトォ」の掛け声で「ブルブル」と震えながら「とととと」と走る部員たち。
4:グラウンドの真ん中をまわっている部員を校舎からみて、
(声)「ずいぶんちぢこまって 小さくまわってるな。」
・そのうち押しくらまんじゅう化か。 >>437
エッシャーの作品は、本当は「騙し絵」ではなく、「歪小(わいしょう)画像」なんですけどね。
詳しくは、谷川渥(たにがわ・あつし)さんの『図説 だまし絵 もうひとつの美術史』(河出書房新社)を、ご参照ください。 1/18のののちゃん
1:やまだ家。朝。ランドセルを抱えて台所に駆け下りてきて、
ののちゃん「チコクだよ どうしておこしてくれないのー」と泣きそうな顔。
まつ子「ちゃんとおこしましたぁ」
2:まつ子「あんた『ハーイ』ゆうて返事したがな。」というが、
ののちゃん「おぼえとらん。」
3:
(右)まつ子「大きな声で呼んだんや」と「のの子おきなはれー」と再度声を張り上げる。
(左)ほの暗い階段の上から、「ハーイ」と返事が返ってくる。
4:目をむいて「キャー」と悲鳴を上げて玄関から駆け出すまつ子とののちゃん。
庭を掃きながら、
しげ「? あんたもチコクかいな。」と怪訝そうな顔。
・冬の怪談。 1/19のののちゃん
1:3組の体育の授業。
キクチくん「さかあがりはむつかしい。」というと、
スズキくん「コツがあるんだ。」
2:スズキくん
「@ リラックス。
A 言わせておく。
B 笑わない。」と不思議なことを言う。
3:鉄棒を逆手に持ち、
ののちゃん「ほりゃ くそ コラッ」「てめーこのー」
と足を蹴り上げているが逆上がりに至らない。
4:スズキくん「ああいうやつに 教えるコツ。」
ののちゃん「言われた通りやっとるのにできん!!」と文句を言っている。
・教えるほうも苦労が絶えません。 1/20のののちゃん
1:やまだ家。朝。濃い色のコートで会社へ行こうとしているたかし。
たかし「おっと マフラー忘れた。黒だ たのむ。」というと、
まつ子「黒のですな。」と奥へ向かう。
2:戻ってきて、
まつ子「見あたらん。タイツ巻く、でもいいですか??」とタイツを出すと、
たかし「いいわけないッ」
3:まつ子「ほな、黒いシャツもしくは黒のTシャツ 巻く。」と両手にシャツを持つ。
4:たかし「『黒』でさがすのをやめろ!」と一喝されて、
まつ子「あっ そーか。」
しげ「マフラー」とチェック柄のマフラーをまつ子に渡す。
・事の本質はどこにあるのか。 1/21のののちゃん
1:やまだ家。台所。コンロの上で煙を上げる鍋。
まつ子「あーっ 鍋を焦がしてしもうたー」と慌てた顔。
2:鍋を流しに出し、プシュプシュプシュと湯気を上げる鍋。
まつ子「おかぁちゃんにボロカスに言われる。」
(フキダシには「ボケカスアホンダラー」と罵るしげのイメージ)
3:
(右)「カラカラカラ」と窓を開け、
まつ子「空気を入れかえて。」
(左)流しで「キュキュキュ」と鍋を洗い、
まつ子「よう洗うて。」
4:外出から帰ってきて、台所の「スガスガしい空気」と「ピカー」と光る鍋をみて、
しげ「さては この鍋焦がしたな。」
居間のこたつで「ちぇっ」と舌打ちのまつ子。
・証拠隠滅がかえって証拠になる。 >>435
のぼるやののこが自分の携帯を弄ってる描写ってこれが初めて? 昔いじってた回があったけどあれはたかしさんのを借りてたのかも? >>447
「そうでなければ、まつ子が、鍋をこんなにピカピカに磨くはずがない」か。自分の娘だけあって性格を把握してますな。 1/22のののちゃん
1:やまだ家。台所。買い物からかえってきたしげ。
しげ「たのまれた買い物 ハイ。歯ブラシ、セッケン、消毒液、それから」とまつ子の前に並べる。
2:しげ(声)「ハンドソープ」と出すと、
まつ子(声)「えっ」
3:まつ子「またまちがえてる。つめかえ 言うたやろ ホンマにまったく。」というと、
「ムカ」と立腹した様子のしげ。
4:洗面所。
置いてあるハンドソープの容器の首を外して、買ってきたものから「チュッチュッチュッ」と無理やり注ぐしげ。
まつ子「すみませんすみません」と抑える。
・怒らせるとわりと怖い。 1/23のののちゃん
1:あさのやまだ家。玄関。
ののちゃん(声)「行ってきまーす。」と駆け出す。
まつ子「あっ 玄関あけっぱなし。」
2:台所。「ピーピーピー」となるアラーム。
たかし「おーい 冷蔵庫 あけっぱなしだぞー。」
3:廊下。
のぼる「とうさん トイレあけっぱなしだよ。」
4:「ザー」と流してトイレから出てきたのぼるに、
しげ「あんた 前があけっぱなし。」
のぼる「おっと。」
・あけっぱなし列伝。 1/24のののちゃん
1:3小。3年2組の教室。タブチ先生が教壇に立っていると、
(放送)「ただちに避難 ただちに避難」の緊急放送が流れる。
タブチ先生「訓練じゃないぞ みんなおちつけ!」と慌てた表情で叫んで外を指さす。
「ハイ」「ハイ」「ハイ」「ハイ」と返事。
2:3小の外・「ウーウーウー」「カンカンカン」と消防車のサイレンが鳴って黒煙が上がっている。
タブチ先生(声)「てんでにウラ山に逃げろ!」と叫ぶが、
(声)「先生おちついて。」「山火事だよ。」
3:その後。職員室に「反省会」の貼り紙。
教頭先生「マッタク。」
4:教頭先生「社会見学と称して 遠巻きに見物していたそうですね。」
藤原先生「はぁ」と片肘ついて答える。
苦笑いの校長先生。知らんぷりのタブチ先生。
・落ち着いているとは言えるのか。 1/25のののちゃん
1:バス停でバスを待つしげとまつ子。走ってきたバスに、
まつ子「やっとバスが来た。」
2:走ってくる「KANKOH」のロゴの観光バス。
まつ子(声)「と、思うたら観光バスやった。」
3:走り去るバスに、
まつ子「あ、手 ふってる。」
しげ「ようけおカネ使うてやー」と手を振る二人。
そこに「ブロロロ」とやってくるバス。
4:バス停を「ブロロロ」と通過していく市バス。
まつ子「あー 市バスが!」
しげ「乗らんゆうて手ェ振ってるのとちがいますーゥ」と必死に追いかける二人。
・まぎらわしい。 1/26のののちゃん
1:やまだ家の居間。コタツの上の「2017」の日記帳。
ののちゃん「あ 日記だ。」
2:コタツに入り、
ののちゃん「おかぁさんも日記をつけてたんだ。」というと、
まつ子「まぁな。」
3:まつ子「ほな、のの子も日記つけてたんか。」というと、
ののちゃん「うん。」
4:ののちゃん「つけてたよ 先週まで。」
まつ子「いっしょにせんといて。」
・三日坊主より若干マシ程度。 1/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。日曜大工から戻ってきたたかし。
たかし「おかぁさん ハンドクリームありますか。」というと、
しげ「ああ」
2:しげ「外国製のこれがええやろ。」と瓶のフタをあける。
3:たかし「それ 例の高級品じゃないんですか?」というと、
しげ「かめへんかめへん」と笑顔。
4:しげ(声)「ハイ」と瓶のフタを裏返して差し出す。
たかし「どうも。」と眉を寄せて指に取る。
・アイスクリームのフタの裏的なアレ。 1/28のののちゃん
1:外出したたかしとまつ子。
まつ子「しもたッ 玄関のカギを忘れたかも。」と途中で慌てて駆け戻る。
たかし「待っとるぞ。」
2:やまだ家の玄関。戸に手をかけると「カラカラ」と開く。
まつ子「あっ やっぱりカギを忘れとった。」
3:開いた戸から見える家の中。
「ピカー」と灯る照明。「ピーピーピー」と鳴る冷蔵庫のドアアラーム。「次のニュースは」とつきっぱなしのテレビ。
まつ子「ゲッ」と絶句。
4:まつ子「カードと控え伝票も忘れてた。」と苦笑いで戻ってくる。
たかし「カギはかけてきたか。」
・鋭い読み。 1/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。コタツに入って座イスに片肘ついて振り返り、
たかし「おーい なにかないか。」と台所に向けて呼びかける。
2:台所。
まつ子「肉まんののこり、サンドイッチののこり、チャーハンののこり。」と答える、が…
3:再び居間。
たかし「食べるものじゃない。きょうはヒマだ なにか用事はないのか。」
4:まつ子(声)「10年前の相続のことで文句を言ってきた叔父さんへののびのびになっている返信。あとまわしになっている街灯についての町会長との折衝。」と言われ、
たかし「そのうちな。」とわざとらしく新聞を手にとり読み始める。
・ヒマでも本格的に面倒なことはしたくない。 1/30のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「鉄棒の足かけまわりの学年記録出したら ヒザをすりむいた。」となぜか自慢げにランドセルを下げて帰ってくる。
まつ子「アホかいな。」とあきれ顔で救急箱を出す。
2:ののちゃんが出したヒザに、消毒薬を手に
まつ子「あれ? なんでヒザやねん。足かけまわりならヒザのウラやろ。」
3:回想。昇降口で「すで」と転ぶののちゃん。
ののちゃん(声)「10分休みギリギリまでやってて あわてて転んだ。」
4:しげ「そうまでして記録出す人がおらんかっただけやろ。」と「ハハハ」と笑うと、
ののちゃん「記録は記録さ。」と口をとがらせる。
まつ子「アホはアホや。」
・記録であることに意義がある。 1/31のののちゃん
1:3中野球部の部室前。
三宅マネージャー「ウース ひえるのう。」とコートにマフラー姿で現れる。
2:朝練に来ている部員たち。
のぼる「おっ マフラーあたたかそうだな。」
田中くん「それ なに巻きっていうんだ?」というが、
マネージャー「さぁ?」
3:山下くん「へー オリジナルの巻き方なのか。」
のぼる「三宅らしくもない。」
田中くん「シャレたことをする。」と笑う。
4:マネージャー「3本巻き。」とマフラー3本を外してみせると、
のぼる「おまえらしい。」とあきれ顔。
・暖かければそれでよし。 2/1のののちゃん。今月のタイトル横は雪だるまの顔。
1:3組の教室。教壇の藤原先生。
藤原先生「算数の小テストで 名前を書き忘れた人がいました。」というと、
スズキくん「だれだ。」
久保くん「オレじゃねえぞ。」と声が飛ぶ中、より目になって考え込むののちゃん。
2:藤原先生「原則0点ですが 消去法で特定できるのでいいことにして」
3:藤原先生「今回は採点しました。」と渡すと、
ののちゃん「センセ 恩に着ますゥ。」と笑顔で受け取る。
「やっぱりののちゃんか。」と笑いあう久保くんとキクチくん。
4:返された答案を見ると、「×××」で「0点」の採点。
ののちゃん「いらねー」と顔をしかめる。
・結局同じことでした。 2/2のののちゃん
1:ナレーション「キムラくんのスーパー100点エンピツ vs ののちゃんの凶悪0点エンピツ」
鉛筆を構える2人のイメージ。
2:机に向かうののちゃん
ナレーション「キムラくんの100点エンピツでののちゃん、問題を解く。」
3:机に向かうキムラくん
ナレーション「ののちゃんの0点エンピツでキムラくん、問題を解く。」
4:答案を掲げる2人。
ののちゃん「0点だった わたしの勝ち!」
キムラくん「100点! ボクの勝ちだ。」
そんな2人に
キクチくん「バカはやめろ。」
・基本的には使用する人の実力に依存します。 2/3のののちゃん
1:駅前将棋センター。先日のぼると対戦した女の子が来ている。
女の子「急戦棒銀戦法の序盤を研究してきました。」というと、
のぼる「拝見します。」と笑顔で駒を取り出す。
2:「パチ」「パチ」「ピシ」「パチン」と指し合う二人。
のぼる「あ?」と不思議そうな声をあげる。
3:盤面を睨み、
のぼる「そうか。」と声をあげると、
女の子「やった! のぼるさんをおどろかせた!」とガッツポーズ。
4:のぼる「左利きだったんだね。」と腕組みして言うと、
女の子「そんなとこしか見とらーん。」と母親に泣きつく。
・戦術のほうはまだまだか。 2/4のののちゃん
1:やまだ家の居間。コタツに突っ伏し、
ののちゃん「あしたはこどもランドなのに 宿題プリントが3枚もあったー」と絶望的な声。
2:ののちゃん「あきらめてもいい?」というと、
まつ子「こどもランドを?」
3:
(右)ののちゃん「宿題を。」
まつ子「アホッ」と厳しい顔。
(左)プリントを見直し、
ののちゃん「あっ♪ 3枚じゃなかった。」というと、
まつ子「よかったがな。」と笑顔になる。が…
4:ののちゃん「よく見たら5枚あった これならあきらめてもいいよね。」と誇らしげにプリントを出す。
まつ子「ドアホ!」と青筋立てる。
・明らかに不可能な量ならばともかく。 2/5のののちゃん
1:こどもランド。「のろのろクマさん」のアトラクションの看板に、
「※強風のため休止することがあります。」と注意書き。
まつ子(声)「ジェットコースターならともかく」
2:ののちゃん・みみちゃん・ななちゃんを連れてきたまつ子。
まつ子「なんでクマさんが強風でお休みするんや。」
三人「きょうはやってるからのってみよう。」
3:
(上)「ピュー」と吹く風の中、「ギ」「ギ」「ギ」とのろのろ動く乗りもの。
顔をしかめて吹きさらしの席に座っている三人。
(下)「ヒュー」と吹く風の中、「ギギ」「ギギ」とのろのろ動きほとんど進んでいない乗りもの。
顔をしかめて吹きさらしの席に座っている三人。
4:三人「じっとすわってると チョー寒い。」と降りてくる。
まつ子「キャーキャー言うとる方が寒うないのか。」
・乗ってる人の耐久力の問題。 新聞マンガのキャラなんて、読者に馬鹿にされるための存在とはいえ。 2/6のののちゃん
1:やまだ家。朝。ランドセルと手提げカバンを手に駆け出そうとするののちゃん。
まつ子(声)「朝ごはんは?」と声をかけるが、
ののちゃん「チコクだー そんな時間なーい。」
2:ところが、台所を覗いてテーブルの上を見て、
ののちゃん「あっ おにぎりとカラアゲ!! 食べて行くッ」
3:まつ子「なにぬかしとんねん チコクやろ!」と玄関から無理やり押し出そうとする。
ののちゃん「えーん」
4:「ちぇっ おいしそうだったなー」と呟きとぼとぼと学校へ向かうののちゃん。
5:帰宅後。居間。コタツに入っているしげ、まつ子、ののちゃん。
ののちゃん「うしろ髪をひかれて チコクした。」
まつ子「アホッ」
・だったら食べて行けばよかった。 2/7のののちゃん
1:やまだ家の玄関。学校から帰ってきて、
ののちゃん「ただいまぁ 晩のオカズなにー?」
2:まつ子「お・た・の・し・み」と笑顔で指を立てる。
3:
(右)台所をそっと覗き、
ののちゃん「な、なんだろ 大丈夫かな。」
(左)大皿に載った鶏の唐揚げをみて、
ののちゃん(声)「よかった! 鳥カラアゲだ よかったー」
4:皿の唐揚げをコンロの上の鍋に「バラバラバラ」と入れ、
まつ子「このあとが お・た・の・し・み」と笑顔。
ののちゃん「手を加えないで。」とすがりつく。
・明るい闇鍋。 2/8のののちゃん
1:やまだ家の台所。お茶っ葉の缶を手にとり開けてみて、
しげ「あんたコレ 緑茶の缶やのに緑茶とちがうがな。」
2:流しで洗いものから振り向き、
まつ子「その缶、すてるのはもったいないので ほかのお茶入れてる。」
3:お茶を淹れつつ、
しげ「緑茶の缶には緑茶を入れときなはれ お茶に失礼やろ。」と妙な理屈を展開するが、
まつ子「ああ そうですか。」と適当に相手する。
4:淹れたお茶を飲み、
しげ「しかし けったいな玄米茶やな。」と舌を出す。
まつ子「それ ハーブティー。」
・失礼とかなんとかという以前の問題。 2/9のののちゃん
1:やまだ家の居間。コタツで電卓を手に家計簿をつけているまつ子。
まつ子「家計簿の計算が合わん! この電卓こわれてる。」と文句を言う。
2:しげ「こわれてるのは あんたのアタマやろ。」と悪い目で言うが、
まつ子「ほな、おかぁちゃんやってみてみ。」と電卓を渡す。
3:眼鏡をかけ、
「カタカタカタ パコン カタカタカタ パコン」と電卓で計算するしげ。
4:廊下。
しげが青筋を立て投げ出された電卓が「ガン」と柱に当たる。
・合わない。 2/10のののちゃん
1:やまだ家の台所。外出から帰ってきて、
しげ「えらいこっちゃ 何岡さんのムスコさんが第2県立大学に合格した。」と慌てて言うと、
たかし「えーっ」
まつ子「えっ」と驚いた顔。
2:のぼる「第2県立大学って そんなにむつかしいの?」と聞くと、
まつ子「いや それほどでもない。」
3:ののちゃん「何岡さんのムスコさんって そんなに成績わるいの?」と無邪気に聞くと、
たかし「そういうわけではない。」
4:まつ子「何岡さんのムスコさんをしらん!」
たかし「聞いたこともない。」
しげ「ひきこもってたんやろか。」と口々に言う。
のぼる・ののちゃん「そこ!」と顔を見合わせる。
・そもそもの問題として。 2/11のののちゃん
1:レストランの裏口のほうのうす暗い通路。
まつ子「トイレはこっち 言われたけど。」
ののちゃん「そこのドアかな。」と指さす。
2:開けたドアは「通用口」
いろいろなガラクタが雑然と積み上げられている。
まつ子「うわ」とののちゃんと唖然とした表情。
3:ののちゃん「見なきゃよかったね。」
まつ子「ホンマ。」と苦笑しながら席に戻ってくる。
そこに、
ウェイトレス(声)「『こだわりワンプレートランチ』おまちどーさま。」と注文が運ばれてくる。
4:皿の上に雑然と並べられた料理。
まつ子「うわ」とののちゃんと唖然とした表情。
たかし「?」
・ガラクタワンプレートランチ。 2/12のののちゃん
1:買い物帰り。「ピュー」と風が吹く中を歩くしげとまつ子。
しげ「うわ」
まつ子「さむっ」と顔をしかめる。
2:まつ子「荷物を持つ手がチョーつめたい。」と震える手で荷物を持つ。
3:しげ「手袋かしてあげる。」と手袋を渡す。
まつ子「わ、ありがとう。」と受け取るが、
4:しげ「しかも 左手おとして右手しかないけどかしてあげる。」とコートのポケットに手を入れる。
まつ子「ありがとうて涙が出るワ。」としげの持っていた紙袋も持つ。
・持たされた、のか。 2/14のののちゃん
1:
(右)「ポーン」と蹴られて飛んでくるサッカーボール。
(左)「ピタッ」とトラップで止めるキクチくん。
2:キクチくん「見たか! 今の!」と誇らしげに叫ぶ。
3:久保くん「見たッ」
みみちゃん「すげー」
4:久保くん「今のパス 正確 すげぇ!」
ののちゃん「もんだどんだい。」と腕組みで誇らしげ。
腕を組んで考え込むキクチくん。
・そっちかよ。 2/15のののちゃん
1:3組の教室前の廊下。並んで歩きながら、
教頭先生「藤原センセ 教科書はピッタリおわりそうですか。」というと
藤原先生「ええ、国語はもうおわりました。」
2:教頭先生「すると あとはオール自習ですね。」
(フキダシには黒板に「自習よ」と書いて供託に突っ伏して寝ている藤原先生のイメージ)
「ハハハ」と笑う。
3:藤原先生「自習だなんて とんでもありません!」というと
教頭先生「おっと これは失礼。」と意外そうな顔。
4:藤原先生「夏休みをはさんで うっかりトバした30ページをやらなくちゃ。」と資料を手に考え込む。
教頭先生「とてもおわりませんね。」と去って行く。
・中抜きキセル方式。 2/16のののちゃん
1:3小の音楽室。
藤原先生「卒業生を『おくる会』では この別れの歌をコーラスします。」と、
「♪君を飾る花を咲かそう」の楽譜を出す。
2:教頭先生「卒業する6年生のことを思いうかべて歌ってください。」というと、
ひな壇に並んだ3組の子供たちは「ハイ」「ハイ」「ハーイ」と返事をする。
3:6年生を思い浮かべ、
「いちいちうるさいあいつがいなくなる」「あいつもあいつもいなくなる」と特定の個人のことを想像する
ののちゃん、スズキくん、久保くんたち。
4:「♪旅立つ君へ 僕が出来ること何もないけれど 強く生きるよー♪」と笑顔で合唱する3組の子供たち。
教頭先生「明るく送れそうですね。」と満足げな顔だが、
不穏なものを感じ取ったか伴奏しながら睨む藤原先生。
・GARNET CROWのシングル曲だそうです。JASRAC案件のため電子版は白抜き。
不掲載の事情くらい書いといてくれてもいいのに。 2/17のののちゃん
1:やまだ家の居間。夕食後。
まつ子「のぼるの塾のパンフレットです。」と紙を渡す。
たかし「いい塾なのかな。」とパンフレットをめくる。
2:まつ子「クラスが学力別なんです。」というと、
たかし「そりゃあ 進学塾だからな。」
3:「中学生
3年生
2年生
1年生 クラス」の表を見て、
たかし(声)「とりあえず 学年別なんだな。」というが、
4:まつ子「いや、それ
3年生レベル
2年生レベル
1年生レベル やて。」
たかし「やめとくか。」
・むしろいい塾なのでは。 2/18のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。ポチの小屋と入口に背を向けて入っているポチが見える。
(声)「どうしてポチはいつも門にお尻を」「むけてるんだろう。」
2:ポチの小屋の裏側。
板に空いた穴から庭のほうを覗いているポチの鋭い目。
3:
(右上)庭で素振りをして「ガン」と後頭部をどつくのぼるのマヌケ顔。
(左上)植木鉢からムカデが出て「キャー」と逃げるののちゃんとしげ。
(右下)干していたセンタク物が飛ばされ「あー」と慌てて手を伸ばすまつ子。
(左下)庭で素振りしたゴルフクラブがすっぽ抜け、塀の向こうまで飛んでいって「あー」と慌てるたかし。
4:板に空いた穴から見開いた目で庭を覗いているポチ。
・面白いモノが見られるから。 2/19のののちゃん
1:雪の朝。やまだ家の玄関先のポチの小屋。
ののちゃん「ポチ、ポチ 雪だよ。」と「バンバン」とポチの小屋の屋根を叩く。
2:ポチを抱えて、
ののちゃん「ホラ ポチ、雪、雪。」と無理やり見せる。
3:青筋立ててムカついた表情のポチのアップ。
4:まつ子「のの子、ポチをはなしてあげなさーい。」といわれ、
ののちゃん「はーい。」
「やれやれ」とした表情のポチ。
5:まつ子(声)「おとうさんと寒風吹きすさぶ海岸へ散歩に行くんやから。」
完全装備のたかしに嫌々引っぱられていくポチ。
・一難去ってまた一難。 2/20のののちゃん
1:3小。なにかが飛ぶ中、3組の体育の授業。
タブチ先生「50メートル走の記録をとるよ。」とホイッスルを手にとると、
「ハーイ」と返事するののちゃんたち。
2:
(右)ホイッスルを構えて、
タブチ先生「よーい。」と声をかけるが「ふぁっふぁっふぁっ」
(左)「ハークション!!」と大きなクシャミ。
3:その瞬間、
「ダッ」と駆け出すキクチくん、みみちゃん、スズキくん、ののちゃん。
4:その後。職員室。
「ハークションハークショショション」とクシャミ混じりに説明するタブチ先生に、
藤原先生「つまり、爆風スタートでスズキくんが市内記録を出したんですね?」
・なんとなく勢いがつく。 2/21のののちゃん
1:「算数 おさらい教室」のチラシ。
まつ子(声)「小学3年で算数につまずく子が多いらしい。」
2:しげ「のの子を行かせるんか? そのおさらい教室に。」というが、
まつ子「のの子はつまずいてない。」
3:まつ子「1年の1学期につまずいて コケたまま。」
(フキダシには「プヘ」とうつ伏せに倒れたののちゃんのイメージ)というと、
しげ「やれやれ。」とため息。
4:まつ子(声)「でも そういう子は3年でトツゼンやる気を起こすらしい。」
(フキダシには「よいしょー」と起き上がったののちゃんのイメージ)と、
「算数 おきぬけ教室」のチラシを示す。
しげ(声)「ホンマかいな。」
・なんとなくダメそう。 2/22のののちゃん
1:3小。朝礼。
校長先生「野ザルが出没しています。見たらすぐ先生に知らせてください。」というと、
「ハイ」「ハァイ」の声。
2:3組の教室。「サル」の資料を手に、
藤原先生「サルを見たらかならず知らせるのよ。」というと、
「ハイ」「ハァイ」の声。
3:3組の体育の授業。サッカーをしている中、向こうの屋根にいるサルを見つけ、
タブチ先生「あっ 倉庫の屋根にサルが!」と指さすと、一斉にそちらを見る子供たち。
4:「あー コタローだめじゃん」「なにしてんだ」とサルに向かっていくののちゃんたちを見て、
タブチ先生「すでに名前までついてる」
藤原先生「サル並みに聞きわけがありませんね。」
・先生に知らせる前につきあいが深い。 >>484
「1年の1学期につまずいて コケたまま。」って……。ドラえもんののび太でも、そこまでひどくはないぞ。
本当なら「算数障害」を、疑うレベルだな。
(算数障害=生まれつき脳に異常が有って、「数に対する感覚」が無く、それゆえ計算が出来ないという「病気」。ひどい場合には、数の大小の感覚すら無いこともある。) 2/23のののちゃん
1:3中の教室。授業中。
のぼるに後ろの席の山下くんからニヤニヤ顔でメモが回ってくる。
2:教壇には田辺先生。「国語 枕草子」の板書。気がついて、
田辺先生「あー 山田!」
3:のぼる「あっ ハイ。」と立ち上がる。
田辺先生(声)「読んでみろ。」
4:のぼる「あー 『先生のズボンの前開いとる。』」と読み上げると、
田辺先生「おお すまんかったな。」と苦い表情でズボンのチャックに手をやる。
・読ませなければ恥をかくこともなく。 2/24のののちゃん
1:たまのの駅前将棋センター。のぼるといつかの女の子が対局している。
のぼる「将棋を指してると 局面が一目で読めてこまることもある。」と偉そうに言うと、
女の子「そうですか。」
2:のぼるの回想。
(上)3中の教室。「テスト」の板書。
田辺先生「はじめ。」
(中)「ガサガサ」とテストの紙をめくる音がする中、問題用紙を見て愕然とするのぼる。
(下)のぼる「ぜんぜんダメだ。」と「ガク」と机に顔を伏せる。
3:女の子「でも、そこからが勝負ですよね。」というと、
のぼる「勉強になりました。」と頭を下げる。
・勉強については師匠ヅラできない。 2/25のののちゃん
1:夜。やまだ家の玄関。疲れた顔で帰ってきて、
たかし「帰ったぞぉ」と声をかけると、
まつ子(声)「おかぇりなさぃぃぃん。」と妙な声。
2:部屋で上着をタンスに掛けながら、
たかし「風呂はわいてるかぁ」というと
まつ子(声)「わいてぇんまぁすぅぅん。」
3:居間に来て誰もいないのに、
たかし「あれ?」「おい どこだ?」
4:浴室から、
まつ子(声)「お先にぃん 入ってますぅぅぅん。」
たかし「反響しとるのか。」
・エコーのかかった状態。 2/26のののちゃん
1:やまだ家。消えている天井の照明を指し、
まつ子「電球が切れてる。」というと、換えの電球を持ってきて、
たかし「電球は割れるとめんどうだ。」
2:踏み台を置いて、
たかし「おとしても割れんように ありったけ敷いとこう。」と、
座ぶとん、毛布などを周りに敷き詰める。
3:踏み台に上って手を伸ばしたたかし。
「あっとっとと」とバランスを崩す。
4:「ぼわん」と布団の上に倒れるたかし。
あわてて駆け寄るまつ子。
・落としても安心。 2/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。来客の真新しいスーツの青年。
まつ子「カズオくん、何海工業に就職する。」というと、
しげ「あら」
2:しげ「これからがたいへんやな。」というと、
カズオ「うん、わかってる。」
3:しげ「あんたみたいなのを一人前にする会社は これからたいへんや。」と力説すると
カズオ「ああ そうですか。」とむっとした顔。
4:しげ「がんばるんやでー」と窓の外に向かって叫ぶと、
カズオ「どっちにむかって。」
まつ子「まぁまぁ」
・会社にエール。 2/28のののちゃん
1:3組の教室。
藤原先生「みなさん 持ち物にはちゃんと名前を書きましょう。」
2:藤原先生「マーカーで大きくわかるように書いてください。」と太いマーカーを手に取る。
3:久保くん(声)「先生 ハイ。」と挙手すると、
藤原先生「なんですか? 久保くん」
4:みんな名前を大書したマスク姿の3組の子供たち。
久保くん「それは いまだにマスクをされると だれがだれだかわからんということですか。」
藤原先生(声)「まぁね。」
・この期に及んで。 >>489
中学教諭なら国語と社会のダブルライセンスは実際いるからね 3/1のののちゃん。今月のタイトル横は右手を挙げたののちゃんの横顔
1:やまだ家。
まつ子「計算ドリル買うた。」と「どんッ」と分厚い問題集をテーブルの上に置く。
2:ののちゃん「こんな ぶ厚いの卒業までにとてもムリだよ。」と泣き言を言うと、
まつ子「春休み中や!」
3:問題集をめくって、
のぼる「さすがに これはムリだよ。」と助け船を出すと、
まつ子「ほな、半分。」と不承不承言う。
4:ののちゃん「よし、目をつぶって指したとこをやるぞ。」と目をつぶって目次のページを探るが、
まつ子「だれが おもしろ半分 と!」
のぼる「まぁまぁ」と抑える。
・算数苦手は克服できるか。 相変わらず児童に対する愛情のなさがすごい
すてきな先生だ >>495
のの子は相変わらず、「努力しようという気持ち」すら皆無だな。こんな子供、冗談抜きで、さっさと死んじまえと言いたい。
生きていても、他人に迷惑をかけるだけだからな。世の中にとって、百害有って一利無しだからな。 3/2のののちゃん
1:やまだ家の台所。冷蔵庫を「ゴソゴソ」と探り、
まつ子「冷蔵庫になにかないかしら。」
2:振り返り、
まつ子「晩のオカズはシューマイにする。」というと、
しげ「冷蔵庫にシューマイがあったんか。」
3:まつ子「蒸し器が出てきた。」と「グワッチャッ」と蒸し器を取り出す。
「ドテ」とこけるしげ。
4:まつ子「すまんけどシューマイを買うて来てんか。」
しげ「はーっ?」
・普通なら3コマ目をオチに持ってきそうな気がします。そこをさらにひねる技術力。 3/3のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「新しいゲーム機が欲しい。」とねだるが、「ゲーム」のカタログを手に
まつ子「3万円はムリ。」とにべもない。
2:ののちゃん「卒業まで食事はいりません。」というが、
まつ子「アホ。」
3:ののちゃん「土・日は採石場で働きます。」と追いすがるが、
まつ子(声)「なに言うてんの。」
4:しげ「しばらく お年玉をいらんことにしたらええがな。」というと、
ののちゃん「それはちょっと。」と目を白黒。
まつ子「なにがちょっとや。」
・現実に起こりそうなことは困る。 3/4のののちゃん
1:やまだ家の台所。
まつ子「タマゴがのこってる。ゆでタマゴにしとこう。」と眠そうな顔で鍋を火にかける。
2:台所を出て行くまつ子を居間から見て、
のぼる「ぜったい忘れると思う。」
ののちゃん「ねぼけてるし。」と笑いあう。
3:台所に戻ってきたまつ子を見て、
ののちゃん(声)「あれっ おぼえてた。」
4:まつ子(声)「だれや、ゆでタマゴ忘れてるで!」
こけるのぼるとののちゃん。
・思い出して戻ってきたわけじゃない。 3/5のののちゃん
1:やまだ家。台所。玄関のほうから、
ののちゃん(声)「おかぁさん ポチを散歩につれてっていい〜〜?」と訊かれ、
まつ子「ひとりでは あかんでェ。」
2:玄関。ポチを連れて散歩グッズ一式を持って、
ののちゃん「キクチくん、久保くん、」というと、
まつ子(声)「ほな まぁええけど。」
3:ののちゃん「みみちゃん、ななちゃん、スズキくん、キムラくん、1組のミヤベくん、2組のひなこちゃん、」と続くと
まつ子「なにかたくらんでるやろ。」と厳しい顔。
4:ののちゃん「5年生の人見さん、シェパードの『ダグ』。」
まつ子「『山狩りごっこ』やろ!」
居間では、
たかし「鬼ごっこみたいなものか。」と訊ね、
のぼる「まぁね。」と答える。
・狩るのか狩られるのか。 今日のひな子ちゃん、台詞無くとも立ち姿や服装がいちいち可愛くて参る 3/6のののちゃん
1:「ストア」に買い物に来たしげとまつ子。
まつ子「うーん 晩のオカズ どないしょ。」と顔をしかめて考える。
2:まつ子「よしっ 清水の舞台からとびおりたつもりで。」と決意を示すと、
しげ「たいそうやな。」
3:まつ子「カレーにする。」
しげ「清水の舞台からとびおりて カレーかいな!」
(フキダシには巨大なカレールーにしがみついて「キャー」と飛び降りるまつ子のイメージ)
4:まつ子「『またカレーか、と言われてもカレー』は重い決断だった。」と語るが
しげ「かってにせい。」
・そんなに頻繁にカレーなのか。 3/7のののちゃん
1:3小の校庭。3組の子供たちが遊んでいて、サッカーボールが倉庫の屋根に乗って止まる。
(声)「あっ 倉庫の屋根に」「ボールがひっかかった。」
2:屋根を見上げている久保くん。ののちゃんがタブチ先生を呼んでくるが、竿を持ってきたものの
タブチ先生「この棒じゃ届かないかな。」
野次馬で寄ってくる1組のミヤベくん。2組のひなこちゃん。
3:ミヤベくん「先生、解決のカギは なぜ、ボールが屋根の傾斜にとまっているか、だよ。」というと
タブチ先生「え?」
4:倉庫の中から屋根の穴を竿で突くと、「ポン」と飛び出るサッカーボール。
・本筋にはマッタク関係ないひなこちゃんの存在感。 3/8のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビの「NEWS」を見ていて、
しげ「中学も高校も 3年生はこの時期、学校の勉強が手につかんやろな。」というと、
まつ子「ホンマやな。」と笑う。
2:コタツで宿題をしながら、
ののちゃん「ウチら小学生だって手につかないよ。」というと、
まつ子「えっ 小学3年生が?」と不思議そうな顔。
3:ののちゃん「めんどくさい新1年生がまだいないし、うざい6年生がもういないから」
4:ののちゃん「校庭もボールも使いたい放題で 勉強が手につかなくてね。」と言うと、
まつ子「あんたら数人だけやろッ」と厳しい顔。
・この時期の学校は中学年が支配する、のか? 3/9のののちゃん
1:3小。悪ガキ風の6年生男子3人が校庭に穴を掘っている。
男子A「卒業のタイムカプセルをここに埋める。」と穴に箱を入れようとするが、
男子B「あっ まて。」
2:男子C(声)「こんなもんが埋まっとるぞ。」と、
「ショートタイムカプセル 2017 / 3年生」の箱を取り出す。
男子A(声)「今の3年生のタイムカプセルだ。」
3:男子A「かまうもんか 開けてしまえ。」
男子B「読んでやろう。」
男子C「へへへっ」
4:手紙。
「6年生のボクへ。
すこしは下級生に
やさしい6年生に
なって卒業できた
かな?
3年3組」
(声)「ムカつく。」
・なんとなく見透かされたようで。 3/10のののちゃん
1:やまだ家の玄関前。しげが友人を連れてくる。
友人「ええんやろか。」と遠慮するが、
しげ「寄ってって 寄ってって。」
2:台所。
しげ「あいにくコンビニの豆大福しかなくっても、シャレたお皿に庭のハッパを添えるだけで 上生菓子のできあがり。」と独り言を言い、
「ハイ。」と豆大福を準備する。
3:
(右)しげ「どうぞ。」とお茶と共に出す。
友人「あらまぁ」
(左)お皿の上で「コロッ」と転がる豆大福。かじった跡が見え、
しげ(声)「あっ」
4:その後。
しげ「ひとクチかじって おいとくやつがあるかぁ」と激怒するが、
まつ子「コンビニの大福 出すとは思わんがな。」
・ちょっと気取ってみたところが。 3/11のののちゃん
1:やまだ家。「山田のの子 れんらく帳」を見て、
まつ子「先生が『チコクが多い。』言うてるで。」と小言。
2:ののちゃん「しかたないよ。 国道の信号につかまる。」と達観した顔。
3:まつ子「信号はつかまえない。」と歯をむくが、
しげ「そもそも ぐずぐずしてるからやろ。」と笑う。
4:ののちゃん「きょうも信号につかまって スズキくんにつかまった。」
(フキダシには「つかまえたぁ」と捕まえるスズキくんと「くっそー」と抵抗するののちゃんのイメージ)
まつ子「オニゴッコしてるがな!」
・まっすぐ学校に行かない。 3/12のののちゃん
1:買い物から帰ってきたたかし。近所の家の前に停まる「ヒッコシグループ」のトラックを見て、
たかし「あれっ 何原さんちの前に。」
2:慌てて、
たかし「引っ越しですか!」と訊ねると、
何原さん「そうなんですよ。」
3:トラックの後ろの扉を閉めている作業員。
何原さん「下の息子が就職しましてね。」
たかし「よかったですね。遠いんですか?」
4:作業員「じゃオヤジ あした帰る。」と運転席に乗り込む。
何原さん「おぅ もう 忘れものはないな。」と見送る。
こけるたかし。
・セルフ引っ越し的ななにか。 3/13のののちゃん
1:3中の教室。「期末テスト」の板書。数学の教科書を開き、
のぼる「よしッ これがぜったい出る!」とヤマをかける。
教壇から、
田辺先生「時間だ。机のものをしまえー。」
2:田辺先生(声)「はじめ。」の声がかかり、「ガサガサガサ」と問題用紙をめくる音。
のぼる「えっ」と青ざめる。
3:のぼるの心中。
ナレーション「そこには渺渺たる 見知らぬ風景が広がっていた。」
(砂漠のようなところに「ビュー」と風が吹くイメージ)
4:のぼるの心中の砂漠。
「あと5分」のプラカードを掲げて通りかかる田辺先生のイメージ。
・助けが来たのか、と思わせておいて。 3/14のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓で宿題をしているののちゃんと、たかし愛用の座イスでテレビを見て笑っているのぼる。
しげ「のの子、道に10円がおちてたらどうする。」とやけに難しい顔で訊ねる。
ののちゃん「とりあえず 踏んで確保する。」と答える。
2:無言で居間を出ていくしげの後ろ姿。
のぼる・ののちゃん「?」
3:玄関。「ガラガラ」と戸を開けて出ていくしげの後ろ姿。
4:「♪ピンポーン」と玄関のチャイムが鳴る。
のぼる「正解らしいぞ。」
ののちゃん「そんな 重大なこと?」
・はずれたらどうするつもりだったのか。 >>509
これ、よくわからなかった(´・ω・`) >>513
何原さんの息子(=作業員)が引っ越し会社に就職して、会社の車で自宅に忘れものを取りに来た
(そのまま荷物の配送に行く)、ってことだと解釈した
たぶん、2コマめの「引っ越しですか」の時点で会話の主語がズレてる >>513
たかしは何原さんのうちが引っ越しなんだと思って声をかけたけど、
実は引っ越し作業員と見えた人が何原さんの下の息子だ、ってことだよね。 3/15のののちゃん
1:外出したしげとまつ子。
駅へ向かって走る人たちを見る。
2:キクチ食堂の前の道。道路を掃きながら
キクチ店主「いらっしゃい。」と迎えると、
しげ「駅へ人が走ってる。」
3:キクチ店主「1時間1本だったのがダイヤ改正でとうとう3時台は電車がなくなって 次をのがすと2時間待たなくちゃならんからね。」
と笑う。
4:慌てて駆け出すしげとまつ子。
・電車に乗って済まさなければならない用があった。 3/16のののちゃん
1:公園。遊びに集まったののちゃんたち。サッカーボールを持ってきて、
ののちゃん「あっ キクチくんもボールもってきたの?」というと、
キクチくん「あれ、ののちゃんも?」
2:ののちゃん「わたしのは お年玉で買った新品だから キクチくんのボロい方を使おう。」と自分のボールを隅に置くと、
キクチくん「ああ そうですか。」とむくれ顔。
3:サッカーを始めるが、ののちゃんが置いておいたボールを散歩中の親子連れの子供がいじろうとして、
母親に「だめよ。」と止められているのを見て、
ののちゃん「あっ」
4:サッカーゴールの中に自分のボールを入れ、前でキーパーの構えで
ののちゃん「さぁ 来い。」と「ポンポン」と手を叩く。
キクチくん「ボールを出しとけよ。」
久保くん「なにを守ってんだよ。」
・守るのはゴールかボールか。 3/17のののちゃん
1:レストランに来たしげ、まつこ、ののちゃん。料理を待ちながら
しげ「おそいな。そのトリ肉とキノコのドリアとやらは。」と厨房のほうを覗う。
2:まつ子「おそいということは 作り置きをレンジで チン ではなくていねいに作ってるということでおいしいということや。」
ののちゃん「ですよねー」と笑顔。
3:しげ「型が古いのかもしれん。」と腕組みして考える。
まつ子「古い?」
4:厨房のほうから聞こえてくる「チン」という音。
こけるまつ子とののちゃん。
・型が古いと調理に時間がかかる。 >>516
ありがとう
まさに熟成させた4本でしたねw 阪神優勝とかバックスクリーンへ3連発とかだったら
1985年でしたね
もう30年以上経つのか… 3/18のののちゃん
1:「テスト
100位/200人中」の成績表を見て、
のぼる「これはヤバイ。」
2:成績表を手に取り、
まつ子「2人休んで200人になったところで ピッタリ100位!」
たかし「そいつは そうあることじゃないぞ。」
3:しげ「トップもビリもひとりやが 100位もひとりだけや。」
ののちゃん「スゴイよね。」と語り合う。
4:ののちゃん「お兄ちゃんって ある意味スゴイよね」と言っているのを背に
のぼる「話のタネに外でペラペラしゃべるな。」と嘆く。
・何位でも一人しかいないことに変わりはないのですが。 3/19のののちゃん
1:やまだ家の居間。
たかし「この時期、授業はなにをしてるんだ?」と訊ねると、
ののちゃん「ずっと自習だよ。」
2:まつ子「やれやれ」とあきれ顔だが、
たかし「こまったもんだな。」と笑う。
3:ののちゃん「先生は相手してくれないし、」(教卓に突っ伏してケータイをいじっている藤原先生のイメージ)
「立ってもしゃべってもイネムリしてもいけないし、しかたないから みんな。」
4:ののちゃん「この際、わからないやつを勉強してる。」
(机を並べて勉強している久保くん、ののちゃん、キクチくんたちのイメージ)
まつ子「あら」
・かえって効率がいい、のか。 3/20のののちゃん
1:外出先でケイタイを持ち、
たかし「じゃあ 駅で待ちあわせだ。」と電話している。
まつ子(電話)「ピンポイントでないと 『駅』だけでは行き違いまっせ。」
2:まつ子(電話)「駅を出て右の植え込みの前の標識からみて3本目の柱と案内板の間。」と指定するが、
たかし「ややこしいな 改札で電話するぞ。」
3:駅の改札口。
たかし「着いたぞ 今どこだ。」と電話すると、
4:まつ子(電話)「駅を出て右の植え込みの前の標識からみて3本目の柱と案内板の間。」
たかし「改札へ来い!」
・見事な天丼。 3/21のののちゃん
1:やまだ家の洗面所。体重計に乗り、
まつ子「ダイエットしてるのに減ってない。」というと、
しげ「ケーキのかわりにカステラ食べてて減るかいな。」
2:まつ子「せやけど スパゲティやめてラーメン食べてるで。」というが、
しげ「いっしょやッ」
3:居間。
まつ子「よし、ケーキもカステラもスパゲティもラーメンも食べるのやめる。」と宣言すると、
しげ・ののちゃん「おお」と驚いた表情。
4:再び洗面所。体重計に乗ってみるまつ子。
しげ「言うただけでは減らへんで!」
・本筋とは関係ないのですが、連載7000回まであと10回を切りました。 3/22のののちゃん
1:たまののミュージアムのエントランス。「作品展」の看板が掛かっている。
年配の男性「わしの盆栽が展示されとってな。」としげとまつ子を案内してくる。
まつ子「ほー 盆栽が。」
2:
(右)『盆栽』と横書きの掛け軸。
(左)「しょーもな。」とうつむくしげとまつ子。
3:男性「ははは わしの盆栽はこっち。」と向こうの方を指す。
しげ「そらそうやろな。」
まつ子「これは失礼。」と笑う。
4:『盆栽』と縦書きの掛け軸を誇らしげに見上げる男性。
まつ子「しょーもな。」としげと顔を見合わせる。
・「盆栽」という掛け軸がいっぱい並んでいるのか。 3/23のののちゃん
1:やまだ家。座ったまつ子とののちゃん。ののちゃんの通学用バッグをあらため、
まつ子「バッグの底から出てきた この0点はなんや。」とテストの答案を突きつけると、
ののちゃん「わたしのじゃありません。」
2:まつ子「『山田のの子』と書いてあるがな。」と指摘すると、
ののちゃん「わたしの名前は 上原みさおです。」
3:居間。居並ぶたかし、しげ、のぼるに
まつ子「上原みさおさんです。」とムカついて紹介すると、
ののちゃん「よろしく。」とふてくされてあいさつする。
4:しげ「南長崎かおるです。よろしく。」とあいさつ。
まつ子「おかぁちゃんはおかぁちゃんで なにをかくしてるねん!」
・この斬新なとぼけ方。 3/24のののちゃん
1:3組の教室。「終業式」の板書。
藤原先生「学年がかわるから ぜんぶ持って帰ってくださーい。」
2:「やれやれ」「どっこいしょ」と荷物を抱え、あるいは担いで持って行く久保くん、キクチくん、スズキくん。
3:スターウォーズのようなかぶりものやトーテムポールのようなものを抱え、
「ヒー」と悲鳴を上げながら「よろよろ」と歩いているののちゃん。
4:やまだ家の玄関前。力尽きて倒れて、
ののちゃん「ただいま」
運んできた荷物を放り出して、
キクチくん「そこに置いとくぞ。」と久保くんたちと帰って行く。
まつ子「ぜんぶ!」
・どれだけため込んでいるのか。 自分も終業式にはほかの人の倍くらい大荷物だったこと思い出した
面倒くさがりというか、先読みできない子だったなと思う まさか、3バカトリオが運んでいたのも、すべてのの子の荷物だったとは。
どこまでアホで、しかも後先考えないんだ。のの子は。 3/25のののちゃん
1:「みやまや公園 花見大会 夜桜しかけ花見7:30」の看板の出た公園。
車でやってきたたかし、まつ子、ののちゃん。車を降りて様子を見てきて、
まつ子「えらい人出ですワ。」というと、
たかし「タイズ池の方へまわってみよう。」
2:別の場所へ行ってみるが、ものすごい車と人を見て
たかし「うわ こっちも!」
まつ子「入られへん。」
3:「ゴロゴロゴロ」「バスン」と車を走らせると、
ののちゃん(声)「どうするの?」
たかし(声)「まかせろ。チョー穴場の丸山城址へ行く。」
4:やってきた場所は「工事中」で封鎖されている。
たかし(声)「えーっ どうして春休みに工事なんだ!」
ののちゃん(声)「チョーチョー穴場で人が来ないからじゃない?」
・流れには乗っておいたほうがいい、こともある。 木をゆすってナイアガラのように花びらを散らせるとか? 山田家の車ってデザインおかしくね?
あれじゃタイヤ回らんだろ
なんで四角くなってんのw 3/26のののちゃん
1:こどもランドに来たたかしとののちゃん。
「スピードスター 時速300キロ」の看板のアトラクション。
係員「300キロを体感できます。」と煽り文句で行列ができている。
たかし「直線を走るだけだぞ。」というが、
ののちゃん「でも のりたい。」
2:「ビュー」と線路を走るコースター。
3:反対側の線路にあった植木が「ビュー」と走り出し、
「ビュー」と走るコースターと「シュワーチ」とすれ違う。
4:たかし「植木が逆方向に走っていったよな。」と文句を言うと、
係員「時速300キロを体感していただけたことと思います。」
・相対速度で300km/h。 3/27のののちゃん
1:
(右)3中野球部の試合。打席ののぼるが「カァーン」と打つ。
(左)高く遠く飛んでいく打球。
2:打球が水面に「ボチャ」と落ちる。
3:「溜め池まで飛んだ。」「すげぇ」「見たことないぞ。」と相手選手が囁く中、
「フフッ」とほくそ笑んで走るのぼる。
4:相手選手「あんな大ファール。」
両手を挙げてファールのジェスチャーの審判。
こけるのぼる。
・ファールほどよく飛ぶ。 3/28のののちゃん
1:やまだ家の居間。薬入れとコップを前に、
しげ「クスリがうまくのみ込めない。」と嘆く。
2:ののちゃん「大きいの?」と訊くと
しげ「ようけある。」
3:いろいろな錠剤、粉薬、カプセルを前にして、
しげ(声)「朝昼晩、朝と夜、食前、食後、食間、1日1錠、頓服。」
4:しげ「のみ込みがわるうて のみ込めない。」と薬の説明書を手に言う。
ののちゃん「これは 一度ではのみ込めない。」と説明書を見て言う。
・老人医療は複雑怪奇。 3/29のののちゃん
1:やまだ家の台所。コンロで鍋に向かっているまつ子を見て、
ののちゃん「えー また お昼 おうどん?」
2:
(右)しげ「また うどんかいな。」
(左)のぼる「うどんかー」と浮かない顔。
3:まつ子「わたしのかってやろ。」とむくれ顔。
4:まつ子「わたしがお昼になにを食べようと。」と一人で食べ始める。
「すみませんすみません わたしたちもうどんでいいです。」と慌ててしげ、のぼる、ののちゃん。
・用意されているのが当然ではない。 3/30のののちゃん
1:やまだ家。階段の下。
まつ子「のぼるゥ ごはんやでー」と呼びかける。
2:のぼるの部屋。ベッドに寝転んでヘッドホンで音楽を聴き「♪フンフン」と鼻歌ののぼる。
3:台所。
まつ子「ヘッドホンしてる。のの子 お兄ちゃん呼んできて。」というと、
ののちゃん「10円。」と手を出す。
4:再びのぼるの部屋。青筋を立て、
まつ子「ごはんゆうてよんでるやろッ」と怒鳴りつける。
のぼる「そ、そんなに怒らんでも。」と状況がのみ込めない様子。
ののちゃん「発言をとりけします。」とあわててまつ子に取りすがる。
・7000回! それでも普通の1本なのがらしいですね。 いしいだけではないが、
若い頃、とんがってる漫画家として愛読してた人が
新聞連載やってるのを見ると、ほんとに時の流れを感じる
いしかわじゅんも知らんうちにやってるし…
次はいがらしみきおか 3/31のののちゃん
1:やまだ家。手ぬぐいかぶって掃除機を「ガーガー」とかけながら、
まつ子「自分の部屋を片づけなさい。」という。
ののちゃん「ハァイ。」と階段を上る。
2:ののちゃんの部屋。
ののちゃん「お兄ちゃんの部屋へ放り込んじゃお。」と、サッカーボール、紙袋などを「ポイポイポイ」とのぼるの部屋に放り込む。
3:
(右)2階に上がってきて、表面的にきれいに見えるののちゃんの部屋を見て、
まつ子「あら キレイになってる。」
(左)一方でのぼるの部屋を見て、
まつ子「うわ、のぼるの部屋はぐちゃぐちゃ!」
4:まつ子「のの子 ちょっと手伝うて。」と「ガーガー」と掃除機をかけ始める。
ののちゃん「……」と渋い顔で片づけはじめる。
・結局手間はかわらず。 4/1のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「新学期からの新しいノートが欲しい。」と笑顔でいうと、
まつ子「ほな」
2:ノートを差し出し、
まつ子「このノートを使いなさい。なにも書いてないマッサラ。」
3:ノートを受け取るが、
ののちゃん「えー 新しいのがいいなー。コレ だれのおさがり? お兄ちゃんの? おとうさんの?」と不平を言う。
4:まつ子「あんたのや。」と巨大な顔でにらむ。
シュンとするののちゃん。
・ねだるだけねだって使わない過去。 4/2のののちゃん
1:やまだ家の居間。婦人の来客が来ている。
婦人「さいざんすか それはそれは。」
まつ子「いえいえ ホホホ」と話をしている。
2:婦人「ちょっと お手洗いを。」と席を立つと、
まつ子「どうぞ こちらです。」と案内に立つ。
3:廊下。階段に寝転がってスマホをいじっているのぼる、座って新聞を読んでいるしげ、本を読んでいるたかし、飲み物を飲んでいるののちゃん。
出てきた婦人と目が合い「あっ」「おっ」「えっ」と驚くが、
婦人「おっと!」と目を見開いてびっくり。
4:玄関。帰る婦人。
婦人「すみませんね、急におじゃまして。」と嫌味っぽくいうが
「いえいえいえ」とやまだ家総員で見送る。
・急にどかされて階段に押し込められた。 >>546
のの子、ひょっとして、一年間まったくノートを取らなかった? だとしたら「呆れた」なんてものじゃないな。
それはつまり、「勉強しようという意志」すら、まったく無かった、ということなのだから。 4/3のののちゃん
1:やまだ家の居間。学校からの「おしらせ」を読みながら、
まつ子「3年生から理科の実験がはじまるんやな。」
2:ののちゃん「3学期にやったよ、理科の実験。」というと、
まつ子「えっ 2年生で もう?」
3:ののちゃん「適当にやっていいっていうから」
(フキダシにはフラスコを咥えて上を向いて「ウ」「ウウ」と息を止める久保くん、キクチくん。
モクモクと上がる煙に「わぁ」と驚くののちゃんの回想)
4:ののちゃん「もー たいへん。」とお気楽にお菓子を口に放り込む。
まつ子「それは あんたらが信用ならんから フツウにやらせてええかどうかの実験や。」
・この時期とは言え、2年生時の回想は珍しい。 4/4のののちゃん
1:
(右)道路。サッカーボールが塀を越えてよその家の敷地に入る。
(声)「あー 入っちまった!」
(左)電柱に登って「そぉ」と入った先をのぞき込むののちゃん。
2:ののちゃん「草ボゥボゥの荒れ放題。」というと、
ななちゃん「よかった 空家だ。」
キクチくん「入ってとってこよう。」
3:へいにぶら下がって「サッ」と首を引っ込め、
ののちゃん「あっ サイアク!」
ななちゃん「どうしたの?」
4:塀の向こうから「おやおやおや」という声が聞こえてくる。
ののちゃん「だれか住んでる 草ボゥボゥの荒れ放題。」
キクチくん「それはサイアク。」
・どんな人が住んでるかわかったものではない。 >>550
何が最悪なんだ? よくわからないのだが。 >>551
荒れ放題の空き家なら入って取ってくればいい。庭をキレイにしている普通の人ならワケを話して取りに行かせてもらえばいい。
しかし、荒れ放題の庭で住んでいるような正体不明の人にはどう出たらいいかわからなくて最悪のパターン、ということでは。
4/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓でテレビを見ているののちゃんに、
まつ子「『自由課題』とかいう春休みの宿題がなかったか?」と訊ねる。
2:どこかに電話をしているののちゃんの様子を眺めるまつ子。
3:庭で踏み台に乗り、塀越しにキクチくんと話しているののちゃんを居間から窓越しに見るまつ子。
4:門のところでサッカーボールを持った久保くんと話しているののちゃんを玄関の中から見るまつ子。
5:その後。
ののちゃん「ないよ。」と嘘くさい笑顔。
まつ子「ないことにしたんやろッ」
・みんなで口裏を合わせてなかったことに。 4/6のののちゃん
1:やまだ家の台所。テーブルに玉子を並べ、
まつ子「ゆでタマゴ、温泉タマゴ、生タマゴとあって区別がつかん。マーカーで書いとこ。」
2:テーブルの脚を「ガン」と蹴飛ばし、
まつ子(声)「いてっ」
3:その拍子にテーブルの上のタマゴが「ゴロンゴロンゴロンゴロン」と転がりゴチャゴチャになる。
まつ子「あっ」「ああっ」と手を伸ばすが間に合わない。
4:玄関のほうから「おかずなにー?」の声。
まつ子「ゆでタマゴ、かたゆでタマゴ ゆでゆでタマゴ。」と「ボゴボゴ」と煮立った鍋に向かう。
・全部ゆでてしまえば一緒だ。 4/7のののちゃん
1:やまだ家。柱の前で、
まつ子「おとうさん ここにクギを打ってください。」とたかしに頼む。
2:カナヅチとクギを持ってきて、
たかし「フツウに打てばいいのか。」というと、
まつ子「フツウに打ってください。」
3:
(右)「カンカンカン」とクギを打つが、
たかし「あっとと」と手元が狂う。
(左)途中で曲がったクギ。
4:ほうきを持ってきて、
まつ子「ひっかけるのにピッタリ。オオキニ。」
たかし「お役に立てて幸いだ。」と釈然としない顔で戻っていく。
・こうなることは想定のうち。 4/8のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「あしたは『こどもランド』いやだ。どこかほかのとこへ行きたい。」とだだをこねると、
しげ「ぜいたく言うてるな。」
2:しかめっ面のまつ子、新聞を読んでいるたかしと並んで、
しげ「のの子同様 みんなそれぞれ行きたいとこがある。」
3:短冊を取り出し、
まつ子「『こどもランド』も候補に入れたクジで決める。」というと、
ののちゃん「うん、いいよ。」
4:座卓を囲み、
しげ「世界一周。」
まつ子「火星旅行。」
たかし「室町時代へタイムトリップ。」とクジの内容を出し合う背中にとりすがり、
ののちゃん「クジ、いらないです。こどもランドでいいです。」
・実現不可能でボツになるよりは。 4/9のののちゃん
1:こどもランドにののちゃん、みみちゃん、ななちゃんを連れてきたたかし。
「まあなんということでしょうエクスプレス」というアトラクション。
空中で筆記体のlのようにループしたレールを見て、
たかし「おーっ 宙返りしとる。」
ののちゃん「おとうさん、乗りたい!」とせがむ。
2:「キャー」という悲鳴と「ゴー」と走ってくるコースター。
3:「ビューン」と走ってきたコースター。
レールのクロスするところで「ガタンガタン」と進路を切り替えて宙返りせずに「ゴー」と進む。
「えーっ」「飾りかよ!」の声。
・これは字だけでは説明困難。筆記体のlというか昔のリットル記号というか。
それの左下から上がってきて、クロスするところで右下に行っちゃうのね。 4/11のののちゃん
1:やまだ家の台所。
まつ子「のの子、担任の先生はだれや?」と訊ねる。
2:やや困ったような笑顔のののちゃん。
3:
(右)ののちゃんの笑顔の線画。
ナレーション「↑笑ってるけど」
(中)ナレーション「↓まゆがトホホ」
(左)ナレーション「↑あきれてる口」
4:まつ子「ははーん 藤原ひとみ先生やな。」
(フキダシには教卓に頬杖ついてスマホをいじる藤原先生のイメージ)と同じような顔になる。
ののちゃん「そっそっ」と頷く。
・嬉しいような困ったような。 4/12のののちゃん
1:3中。「3中新入生 部活アピール2017」の会場。
崇禅寺キャプテン「野球部伝統の高速ぐるぐるバットです。」と説明すると、
舞台の上で立てたバットに額をあて、ぐるぐる回るのぼる、山下くん、田中くん。
2:「うわ」「うわっ」と目が回った様子の3人。
「ととと」とよろけ「でーん」と舞台から落ちるのぼるに「ははは」と笑いが起こる。
キャプテン「このように 楽しくやってます。」
3:説明を聞いていた新入生の男の子たち。
「ゆるいなー。」「シゴキとかなさそう。」と安心した表情。
4:その後。野球部の練習。
難しい顔をしたのぼると山下くんを控えさせ、
キャプテン「新入部員諸君、ようこそ初練習へ。」
5:キャプテン(声)「ぐるぐるバット30回!」
監視する田中くん。
新入部員「シゴキじゃん。」とバットに額をつけて回る。
・野球の技能とはあまり関係ない。 最初から将棋じゃなくまだバットを使った練習だったのが救いかなw 4/13のののちゃん
1:やまだ家の玄関。ののちゃんの登校後、
まつ子「あっ のの子、バッグを忘れて行った。」と置きっぱなしのバッグに気がつく。
しげ「ついでがあるから わたしが届けたる。」
2:3小の校門。「センセェ 下山クンがガンツもってきとるー」などと声が聞こえる。
しげ「元気な声が聞こえてる。」と笑顔。
3:再びやまだ家。電話を取るまつ子。
しげ(電話)「わたしや! すぐ学校に来てッ」と慌てた声。
まつ子「エッ のの子になんかあったんか!」
4:しげ(電話)「バッグ忘れた!」
玄関には置かれたままのののちゃんのバッグ。こけるまつ子。
・2コマ目、3コマ目のアングルが見事。 4/14のののちゃん
1:やまだ家の庭。ポチの小屋の前には空っぽの餌入れ。
まつ子「あら めずらしい。ポチがキレイにぜんぶ食べてる。」
2:廊下。
まつ子「まてよ、なにをあげたかな。 ? 残りものだったとは思うけど。」と考える。
3:台所。空っぽの鍋。
まつこ(声)「あら、キレイにぜんぶ食べてる。」
4:まつ子「なにを作ったかな。 ?」と考え込む。
「ペチ」と新聞でまつ子の頭をどつき、
しげ「あんたのアタマはキレイにカラッポか!」
・みんなカラッポ。 4/15のののちゃん
1:やまだ家の廊下。掃除機に延長コードをいくつもつないだものを「ガチャコン」とつなぎ、
まつ子「延長コードをありったけつないだる。これで2階までノンストップや。」
2:居間。のぼるがひっくり返って昼寝している上をコードがのたくり、
「ガーガーガーガー」と掃除機をかけるまつ子。
3:廊下。
後ろの掃除機のほうから「ガーガー」「グェーグェー」と音がするのを聞きつけ、
まつ子「あれっ ヘンな音がする。故障かいな。」と振り返る。
4:居間。
掃除機は「ガーガーガー」と音を立てているが、
延長コードが首に絡まり引っぱられて首が絞まったのぼるが「グェー」とうめいている。
・目の届かないところは危険なので気をつけましょう。 4/16のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビを見ているしげ、まつ子、ののちゃん。
ののちゃん「ここで宿題やっていい?」と教科書を取り出すと、
しげ「ええで。」
まつ子「ええけど。」
2:教科書を広げてリコーダーを取り出したののちゃん。
「プー パー ♪ ピー ピー ペー ♪」と吹き出す。
唖然とするしげと眉をひそめるまつ子。
3:まつ子「こんなとこでリコーダーの練習やるやつがあるかアホッ 自分の部屋行って!!」と2階のほうを指さす。
4:一式抱えて廊下へ出て行くののちゃん。
「ブォーン ブー プゥブ ブゥプゥ ブビー」とリコーダーを吹いているのを、
まつ子「おかあさんのケチとかバカとか吹いてるやろッ」
・居間で済ませられたほうが楽なのです。 4/17のののちゃん
1:藤原先生の引率で遠足にきた3組の子供たち。
「馬の子池」の道しるべを見て、
藤原先生「ハーイ こっちですね。」と歩いて行こうとする。
2:道しるべを動かしている久保くんとみみちゃん。
ののちゃん「センセ この道しるべ 倒れかけててくるくるまわるよ。」というと、
藤原先生「えー」
3:枝分かれする道を見て、
藤原先生「じゃあ どっちなんだマッタク。」
4:道しるべをくるくる回し、
藤原先生「くるくるまわすから ストップって言って。」
「地図とコンパスで地形を検討すべきだと思います。」と指摘するななちゃん、ののちゃん、久保くん。
・そんな面倒くさい。 4/18のののちゃん
1:やまだ家の玄関。学校から帰ってきて靴を投げ出しランドセルを放り出し、
ののちゃん「ただいまぁ ハラヘッター おかぁさん、なんかないー?」
2:台所からは
「……」と無言。
3:「………」と続く無言を注目するののちゃん。
4:台所から出てきたまつ子に、
ののちゃん「なんかあったよね。」
まつ子「なんもにゃいで。」という口元にはなにかついている。
・慌てて食べた。 「わざわざ正しいって言わなくちゃならないのは
たいして正しくないからね」
昨日の「折々のことば」が藤原先生だったね 本店更新
ニコマン3本
出店おしらせ
新刊あとがき これは買いに行かなければ!
でも売り切れちゃってたらどうしよう… ひな子ちゃんの横顔は初めてかな…?
うなじが艶っぽすぎて朝っぱらから目が覚めきったよ 最近ののちゃんあまり見てなかったけどふと今日の話見たら覚えのないキャラいたから目に留まったんだが
ひな子ちゃんは去年から何度か出てるキャラなのか
なんだか印象に残る 4/19のののちゃん
1:たかしの会社。「3課」のプレートが下がっている。
たかし「三宅くん ちょっとすわってくれ。」とデスクの前にOL三宅さんを呼ぶ。
三宅さん「ハイ」
2:たかし「試算がどうの前年比がどうのユニットがどうの」とお「ぶつぶつぶつ」と話し始めると、
三宅さん「課長 そういうハナシ わかりませんよ。」と遮る。
3:たかし「ひとりごとで考えをまとめてる。あやしまれるからすわっててくれ。」というと、
三宅さん「そういうことなら わたしも。」
4:たかし「クレーンがどうのドックがどうの」
三宅さん「コピーがどうのお茶っ葉がどうの」と向かい合って言い合っている様子を見て、
ホチョルさん「?」
・端から見たら奇怪な光景。 4/20のののちゃん
1:3小。3年2組の前の廊下。
キクチくん「てっちゃん、国語の教科書かしてくれ。」とあわてていうと、
男の子「ホラヨ。」と窓越しに渡す。
2:ひな子ちゃん「忘れてた!」と慌てた様子で教室を駆け出すのに目を留めるキクチくん。
3:3組の教室の前の廊下。
ひな子ちゃん「ののちゃん、算数の教科書!」というと、
キクチくん「めずらしい。ひな子がののちゃんに教科書借りてら。」とつぶやく。
4:ひな子ちゃん「かえして。」
頭をかくののちゃん。こけるキクチくん。
・そんなはずがなかった。 4/21のののちゃん
1:早朝。やまだ家の門前。掃き掃除をしながら、
しげ「えらい朝早いんやなぁ」と見送ると
のぼる「朝練。」と「ふぁぁぁ」とあくびをしながら野球部のユニフォーム姿で歩いて行く。
2:まつ子「気合いが入ってるなぁ」
しげ「ユニフォームで学校行ったで。」
3:しげ「しかし えらいねぼけてたなぁ。」と気になる様子。
4:その後。3中の教室。ユニフォーム姿で授業を受けようとしているのぼる。
田辺先生「なに? 制服忘れたぁ?」
笑っている山下くん、田中くん。
「きゃっははは」と腹を抱えて笑っている三宅マネージャー。
のぼる「三宅、笑いすぎ。」
・制服は借りるわけにもいかない。 4/22のののちゃん
1:やまだ家の居間。
「ふにゃあ」と座卓で寝かかっているののちゃん。
まつ子「コラコラ そんなところで寝たらあかん。」
2:まつ子「自分の部屋へ行って。」というと、
「ふにゃ」「ふにゃ」と眠そうに歩いて行くののちゃん。
3:
(右)まつ子「ちゃんと寝てるかみとこう。」と廊下に出て行こうとすると
しげ「それがええ。」
(左)戻ってきて、
まつ子「足が出てた。」
しげ「ふとんから。」
4:まつ子(切り込み)「階段の上から。」
階段の下から覗くまつ子。ののちゃんが階段を上がりきったところで「グー」と寝ている足先が見える。
しげ(切り込み)「やれやれ。」
・それでいいのか。 うれしいお知らせ。
コミティア120に行けない地方の人も、ドーナツ・ボックスを購入できます!
以下、あきづ文庫より
*************************
いしいひさいち新刊本『ドーナツ・ボックス』 *special*
2017年5月6日(土)お台場 ビッグサイトで開催される「コミティア120」でいしいひさいち先生の新刊本『ドーナツ・ボックス1』が販売されます!
そして!ネット販売は蜻文庫が承ります! 発送は5月7日以降になります。
「ニュースまんがのボツ原稿」も収録されているのだとか!(まだ現物を見てません。待ち遠しい!)
※詳細はあきづ文庫HPを見てください 4/23のののちゃん
1:「SCメルカ」「リニューアルオープン」の垂れ幕のかかったショッピングセンターの入口。
まつ子「ほな おとうさん、新しいアトリウムで4時に。」とののちゃんを連れて言う。
たかし「わかった 4時だな。」と別れる。
2:待ち合わせの時間。吹き抜けで待っているまつ子とののちゃん。
ののちゃん「吹きぬけで待ちあわせだよね。」
まつ子「おとうさん おそいな。」
3:ののちゃん「リニューアルしたから 見てまわってるのかな。」というが、
まつ子「いや、リニューアルしてできたアトリウムと言うたのを、」と館内案内を見て、
4:まつ子(声)「アルミニウムとまちがえてるんやと思う。」
「DIY・ホーム」の売り場。「建材」コーナーのアルミ建材の積まれた前で、
時計を見ながらイライラした顔のたかし。
・むしろそっちの方が人が少ないのでは。 4/24のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓にアゴを乗せて、
ののちゃん「おかぁさん ゴールデンウィークの予定って なんかある?」と期待の持てなさそうな表情で訊く。
2:まつ子「叔父さんが泊まりに来る。」というと、
ののちゃん「『来る』じゃなくて『行く』はないの?」
3:まつ子「『行く』はないけど『行く!』はある。」というと、俄然興味を引かれた様子で
ののちゃん「えっ どこへ行くの!?」と起き上がる。
4:まつ子「ワールドゼッキョーパークに始発にのって窓口に5時間並んで根性きめて行く!」と拳を握る。
ののちゃん「結局 行かないよね。」とあきらめ顔。
・まあ実現可能性のなさそうな話。 ドーナツボックス1、近所の図書館で買って欲しいけど、最近
「漫画は賞をとった本しか買わない」という方針になって
頼めない(´・ω・`)。
10年前は片っ端からいしいセンセの本を買ってもらってたのに… 4/25のののちゃん
1:3小。
教頭先生「タブチ先生がお休みです。藤原センセ、かわりに体力測定をお願いします。」と頼むと、
藤原先生「あー ハイハイ」と請け合う。
2:校庭。
藤原先生「握力 上体起こし 前屈 シャトルラン 50メートル 反復横とび ボール投げ」
と測定項目を見て、
3:藤原先生「なーんだ。要するに そういうことじゃん。」と一人納得した様子。
4:「わーわー」「キャア」とはしゃいでいる声。
藤原先生「うんてい、ジャングルジム、すべり台を3周させてモンダイなかったので 適当に平均値をつけときました。」と集計表を持って笑顔。
教頭先生「いいですよ やりなおしますから。」とあきれ顔。
・測定項目を実用に開くとそういうことになるのか。 4/26のののちゃん
1:3小。3組の子供たちを引き連れ、
大友先生「ウラ山へ写生に行ってきます。」
教頭先生「気をつけて。」と見送る。
2:「ウラ山へ入ってはいけません。」の看板の脇、フェンスの破れたところから裏山へ入り、
「ガサ」「ガサガサ」と上っていく大友先生と子供たち。
「ドテ!」とこける教頭先生。
3:大友先生「トラックがビュンビュンとばしてる県道から行くより安全です。」というと、
教頭先生「たしかにそうですが 帰りには気をつけてください。」
4:教頭先生(声)「子供たちが下りをビュンビュンとばします。」
「わー」と歓声を上げ「ドタドタドタドタ」と坂道を駆け下りてくるののちゃんたち。
・危険度は大差ない。 4/27のののちゃん
1:公園。サッカーをしている久保くん、キクチくん。
ののちゃん「130えんかぁ」と自動販売機の前で考え込み、
2:ののちゃん「キクチくん おカネいくら持ってる?」と訊くと、
キクチくん「50円あるよ。」
3:ののちゃん「久保くんは?」
久保くん「オレは70円持ってるぜ。」
4:ののちゃん「3人あわせて120円かー。」と悩み顔。
「そういえば1円も出さないやつだった。」とあきれ顔で去って行く。
・自分で出す気は毛頭ない。 4/28のののちゃん
1:やまだ家の玄関。帰ってきたののちゃんを迎え、
まつ子「おかえり。どこへ行ってたんや。」と訪ねると、
ののちゃん「公園にきまってるよ。」と靴を放り出しながら答える。
2:まつ子「きまっていない。
『言わない』→『わからない』 大原則や。
ちゃんと言うて行きなさい。」と眉を寄せると、
ののちゃん「ハァイ」と不承不承返事をする。
3:
(右)玄関の戸を「カラカラ」と閉めながら
しげ「帰りました。」という後ろ姿。
まつ子「おかぁちゃんはどこへ行ってたの?」と尋ねるが、
(左)「‥‥‥」と無言で部屋へ入っていくしげの後ろ姿。
4:まつ子「競輪やろッ」
・言わなくてもわかる場合がたまにある。 4/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。座布団を枕に寝転がり、
たかし「ふー 気持ちのいい季節に連休があっていいなぁ」と独り言。
そんな様子を庭からポチが覗いている。
2:「ガーガーガー」と掃除機の音に気づくたかし。
3:まつ子が「ガーガーガー」と掃除機をかけながら入ってくる。
「やれやれどっこいしょ」と退こうとするたかし。
4:そのまま「ガーガーガー」と掃除機をかけ別の方向に向かっていくまつ子。
たかし「あれっ 動かなくていいのか?」
5:「タンス」「テレビ」「座卓」と注釈のついた家具のなか、
「たかし」と注釈がついて座っているたかし。
「ひょっとして オレは備品か。」と独りごちる。
・そんな扱い。 4/30のののちゃん
1:「たまのの駅前将棋センター」。のぼると例の女の子が対局している。
のぼる「『10秒将棋』は考えないで局面を面で見る。いいね?」というと、
女の子「はいっ」
2:そんな様子を見ながら、
「ははは 子供が子供に教えとる。」と笑う対局中の年配の男性たち。
3:女の子「トシは若くても 将棋は重厚です!」と食ってかかると
「いやいや」とごまかす男性。
のぼる「まぁ いいから。」となだめようとするが、
4:女の子「なんなら お相手します。」と駒を持ってくる。
のぼる「ボクのことではないらしい。」と愚痴る。笑う店主。
・どっちがどっちに教えているのか。 5/1のののちゃん。今月のタイトル横は地底人帽子をかぶって口から草を生やしたののちゃん
1:やまだ家の居間。
まつ子「カードが見あたらない。」とバッグの中身をぶちまけて探している。
しげ「そりゃ どれかのバッグの底か上着のポケットやろ。」
2:
(右)「めんどくさ。」とバッグの底を探るまつ子。
(左)まつ子「あーっ バッグからくちゃくちゃの千円札が!」と驚く。
3:
(右)「バッグをさがす!」とタンスの中のバッグを探り、
(左)「コートもさがす!」とクローゼットの中のコートのポケットを探るまつ子。
4:庭の木にはしごをかけ、鳥の巣箱の中も探しているまつ子。
そんな様子を居間でお茶を飲みながら眺め、
しげ「サイフから千円札をぬいて放り込んどいたった。」と笑う。
ののちゃん「でも、カードさがしてなくない?」
・柳の下のドジョウ探し。 『がんばれ!! タブチくん!! 劇場版 DVD BOOK』が6月発売
『がんばれ!! タブチくん!! 』のアニメ映画第1作目を収めた『がんばれ!! タブチくん!! 劇場版 DVD BOOK』が宝島社から6月26日発売
http://amass.jp/88185/
劇場版「おじゃまんが山田くん」も出ないかなぁ 5/2のののちゃん
1:3小。3年2組の教室前。先日キクチくんが教科書を借りたてっちゃんたち3人の男の子とひな子ちゃん。
てっちゃん「3組の3バカがひな子になんかやったら、」
(吹き出しには久保くん、キクチくん、スズキくんのイメージ)
2:てっちゃん「オレたち 2組の3バカがだまっちゃいない。」というが、
ひな子ちゃん「でも『3バカ』って、てっちゃんたちバカなの?」
3:メガネの男の子「バカはいらねーな。」
サッカーボールの男の子「バカはよけいじゃねぇか?」というと、
てっちゃん「そうか。」とあごをなでる。
4:てっちゃん「2組の3 がだまっちゃいねぇぜ。」と格好をつけるが、
こける子分とひなこちゃん。
・ややボキャブラリー不足。 5/3のののちゃん
1:休日のやまだ家。
たかし「オレが掃除機をかけてやろう。」と「ガーガーガー」とかけ出す。
まつ子「たすかりますワ。」と笑顔だが…
2:玄関。三和土にまで「バリバリバリ」「ガー」と掃除機をかけるたかしに
まつ子「あっ 玄関はやめて。」と慌てて止める。
3:
(右)「ガー」と壁に掃除機をかけ出すたかし。
まつ子「カベとかいらんから。」
(左)「ガタンバコン」と家具をどけようとするたかし。
まつ子「あー 動かさんといてェ」
4:汗を拭きながら
たかし「主婦はたいへんだなぁ 毎日こんなことしてるんだからなぁ」としみじみ言うが、
放り出されたテレビにつながったDVDレコーダを手に、
まつ子「こんなことしてませんッ」
・余計な手間がかかる。 今日、コミティア120でイシイ先生が出店されているようですが、当方地方在住のため行くことができません。
行った方、よろしければ雰囲気などを記してもらうとありがたいのですか・・・・ コミティア行ってきました
1冊500円。ロカちゃんのポストカード付きでした
1ページに1編のドーナツブックス踏襲した構成です。
http://i.imgur.com/czg2sDM.jpg
コミケすら行ったことなかったのでドキドキでしたw >595
ありがとうございます。
オマケがあったのですね。
やっぱり行けた人はうらやましいです。 あと私が行った時は売り切れてましたが映画本には生コマ原稿がおまけに付いていたそうですよ >>598
ありがとうございます
完売したんだ。すごいなぁ 5/4のののちゃん
1:やまだ家。階段の下。
まつ子「呼んでもお兄ちゃん返事がない。どうせヘッドホンや。」というと、
ののちゃん「呼んでくる。」と「トントン」と階段を上がる。
2:2階。のぼるの部屋。
のぼるは椅子にもたれて頭の後ろで手を組んで物思いにふける表情。部屋を覗き、
ののちゃん「えっ ヘッドホンしてない!」
3:
(右)「ダダダ」と階段を駆け下り、必死な表情で
ののちゃん「てーへんだあ お兄ちゃんが、」
(左)ののちゃん「お兄ちゃんが目をあけてねてるよ!」と訴える。
まつ子「えーっ 目をあけて?!」
4:のぼるの部屋に駆けつけ、
まつ子「目をあけてねてるゆうて のぼる、どんな悩みがあるんや!」
のぼる「sigh」
・ため息つきたくもなります。 5/5のののちゃん
1:公園。サッカーボールが転がっていった先に歩いている杖をついた年配の男性。
(声)「すみませーん ボールとってくださーい。」
2:反応せずボールとすれ違う男性。
3:久保くん・ののちゃん・キクチくん「あっ イジワルじーさん!」と文句を言いかけるが、
4:男性は「サッ」としゃがんで後ろにいた「ストア」の袋を下げた男性が「やっ」と気合いを入れ「ポカ」とボールを蹴る。
(声)「いや、スルーパス!」
・高度なテクニック。 5/6のののちゃん
1:こどもランドの新アトラクション。「絶○マシン」の2文字目は建物の陰で見えない。
山型になったレールを「ガタガタギシギシ」とコースターが上っていく。
2:「ガタガタギシギシ」と山の頂上に近づくコースター。
3:「ギシギシ」と頂上を乗り越え、「ガガガ」と下りに向かうコースター。
ののちゃん、みみちゃん、ななちゃん、久保くん、キクチくん、スズキくん、たかしやまつ子たちが乗っている。
「くるぞくるぞ。」「急降下。」と期待する声。
4:そのまま「ガタガタ」「ギシギシ」とゆっくりと下り坂を下りてくるコースター。
見えた看板は「絶景マシン」
(声)「おいッ」
・そりゃ高いところは眺めは絶景でしょう。 >>592
だいぶ前ですが、下級生(?)に、「3年の6バカ」と評されていましたが・・・。
(そのうちの3人は、そのときも、久保くん、キクチくん、スズキくんでした)
他の3人は、そのときとは違う人たちですよね? 5/7のののちゃん
1:やまだ家。
たかし「おーい オレの夏のシャツはどこだっけ。」と声をかけると、
まつ子(声)「押入れの上の段の箱です。」
2:
(右)押し入れを開けてダンボール箱を取り出し、
たかし「あった。」
(左)箱を開けて出てきたのはトカゲのような工作物。
たかし「あれ?」
3:たかし「おい、わしのシャツの箱にのの子の工作が入っとるぞ。」と文句を言うと、
まつ子(声)「そんなアホな。おとうさんのシャツの箱にのの子の工作は入れてませんで。」
4:まつ子(声)「のの子の工作の箱におとうさんのシャツは入れましたけど。」
たかし「緩衝材か!」
・どちらが本体か。 ドーナツボックス売り切れでした。
本店で公開されていた以外にロカちゃんの新作はありましたか?
買えた方,教えてください。 >>589
これ、のぼるとじいさん連中とどっちが棋力が上なの?
それによって受ける印象がちょっと変わるから
のぼるは将棋センターの中では何番目とかって描写あったっけ
市大会ベスト16(適当うろ覚え)みたいな話はあったけど >>605
続巻出るんですね!
楽しみだなぁ
>>607
ロカちゃんは5本収録
・ロカちゃんと柴島さんとの再会
・吉田先生がロカちゃんの個人指導を買って出る
・柴島さんが唄の練習場所を斡旋
・進路ガイダンス
・学校内の練習は音楽準備室で。しかし…
本店掲載かどうかは覚えてませんでした(^^;) 5/9のののちゃん
1:やまだ家の居間。半紙を前に筆を持ち、書き損じを散らかしながら
ののちゃん「習字の宿題がうまく書けない。」というと、
しげ「お題は『春』やな。」
2:まつ子「昔から 習字というと『春』やな。」としげと笑っているのを聞き、
ののちゃん「!」と何かを思いついた悪い顔。
3:押し入れを「ガサガサガサ」と探るののちゃん。
ののちゃん(内心)「ケケッ」「中学生のアニキ『山田のぼる』」
4:「春 山田のぼる」の作品の名前を無理矢理「山田のの子」に書き直したもの。
まつ子(声)「コラッ!」と「ばしッ」とひっぱたかれ、
ののちゃん(声)「えーん」
・「る」→「子」の書き換えが秀逸。 >>609
ありがとうございます。
>・学校内の練習は音楽準備室で。しかし…
これだけ覚えがありません。読みたい…! 5/10のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「通販で夏の服を買うた。」と梱包を開ける。
横で見ているしげ。
2:姿見の前で当ててみて、
まつ子「あれ、イメージとちがう。」
3:しげ「どんなイメージやったんや?」と訊ねると、
4:まつ子「(フキダシに半袖ワンピースを着こなすスラーッとしたまつ子のイメージ)」
しげ「それは服ではなく、あんたによるあんたのためのあんたのイメージの違いやろッ」と眉を寄せる。
・主観的イメージというのは客観的なものとしばしば異なるものです。 小じわに悩む「ののちゃん」しわ取り費用150万円募る
2017年5月11日05時07分
http://www.asahi.com/articles/ASK5254SJK52PPZB00L.html?iref=comtop_photo
> ののちゃんは市のPRキャラクターで、2013年に着ぐるみができた。
> 4年経ったいま、頑張りすぎたのか、目尻や鼻に小じわが増えてしまった。
なんか笑ったw 5/11のののちゃん
1:やまだ家。
「雨天順延
キリトリ線
-----------------
参加します 参加しません」という遠足のプリントの一部。
まつ子(声)「あー 遠足の申し込み忘れてる!」
2:慌てて記入して切り取り、
まつ子「ぜったい出しといてや!」とののちゃんに渡すが、受け取って、
ののちゃん「でも『不参加』じゃないのは、」
3:ののちゃん「『参加』扱いになってるよ きっと。」という。
まつ子「そうかもしれんけど 出しといてッ」と勢い込んでいう。
4:3小。
「参加します」にぐりぐりっと力強く「○」のついた参加票。
藤原先生(切り込み)「これは 山田さんだけ雨天決行ね。」
ののちゃん(切り込み)「力入りすぎ。」
・参加への強い意志、というわけでは必ずしもない。 5/12のののちゃん
1:やまだ家。出かける支度のしげとまつ子。留守番のののちゃんに、
まつ子「すぐ帰るから ピンポン鳴ってもぜったい出たらアカン。」というと、
ののちゃん「うん!」と力強く頷く。
2:しげ「音とか声とかしたら ただちに110番や!」というと、
ののちゃん「うん!」
3:ののちゃん「ピンポン鳴っても出ないし ミョーな音や声がしたら110番する!」と決意を語る。
4:その後。玄関先。帰ってきたしげとまつ子。
しげ「ピンポン鳴らしても出ん。」
まつ子「このカギ、そぉーっと開けんと ただちに110番される。」と慎重に鍵を開けようとしている。
・言いつけを守るのはよいことですが。 5/13のののちゃん
1:駅の改札の前で待ちあわせのたかしとまつ子。
(右)柱の前に立ち、
たかし「改札の前の柱だぞ。」とケイタイで電話をかける。
(右)同じく柱の前に立ち、
まつ子「改札の前の柱です。」とケイタイを受けていう。
2:二人が立っているのは人通りの多いところに立つ太い柱の両側。
たかし「ヘンだな。」
まつ子「おかしいですな。」と電話しているがお互いに気づかない。
3:たかし「ウラ側じゃないよな。」と柱を時計回りに回って裏側を見るが、
まつ子「見えませんで。」と同時にたかしのいたほうに回ってみているので気がつかない。
4:「隔靴掻痒」の幟を掲げた占い師のような和装の老人が柱の前に立つ。
たかし「ミョーなやつが来た。場所かえるぞ。」というと、
まつ子「ああっ」と気づいて指をさす。
・偶然といえば偶然ですが。 5/14のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「あはははは」とテレビを見て笑いながら宿題をしている。
まつ子「コラッ テレビ見て笑いながら宿題できんやろ。」と叱る。
2:ののちゃん「テレビ見て笑いながらの方がスラスラできる。」というと、
まつ子「アホなことを。」と顔をしかめる。
3:「パコパコピー」と電卓で検算してみて、
しげ「ホンマや! むつかしいカケ算もワリ算も全問正解!」と驚いた顔。
まつ子「えーっ」と驚く。
4:まつ子「のの子はテレビを見て笑いながらテストを受けたら どんな難関でも突破できますねん!」と勢い込んでいうが、
たかし「そいつはこまったな。」と困った顔。
・そんな試験をやっているところはたぶんない。 5/15のののちゃん
1:やまだ家の居間。お菓子をつまんでいるののちゃんと漫画を読んでいるのぼる。
外で「ピカッ」と光った直後に「ドカンガラガラドスンバタンドンガシャ」と大音響。
2:ののちゃん「おかぁさんが階段からおちたみたい。」
のぼる「ハハハ」と笑う。が…
3:階段の下に転がるガラクタとひっくり返ったまつ子。
ののちゃん「おかぁさん!!」とのぼると慌てて駆け寄る。
4:ののちゃん「ピッタリ同時におちたの!?」と驚いた顔だが、
まつ子「カミナリがおちた音にびっくりしておちたに決まってる!」と鼻血を出して「イテテ」と腰を押さえる。
・どちらにしても恐ろしいほどの偶然。 5/16のののちゃん
1:ショッピングセンター。「鮮魚」と「精肉」の売り場の間に立ち、
まつ子「晩ごはん どっちにするかなぁ」と「うーん」と考え込む。
2:そんなまつ子の正面には「駅弁フェア」
3:しげ「どっちもこっちもないやろ。正面の駅弁でごまかすんやろ。」と突っ込まれるが、
まつ子「どっちにするかがモンダイなのよ。」
4:駅弁フェアは「お肉弁当」と「お魚弁当」のコーナーに分かれている。
困った顔で指さすまつ子。
しげ(声)「しるか」
・悩みは深い。 5/17のののちゃん
1:やまだ家。居間。だるそうに座椅子に座り、
しげ「なんか熱っぽい。体温はかってみよ。」と体温計を手に取る。
2:そのまま「グー」と座椅子にもたれて寝てしまうしげ。
まつ子「コラコラ 寝たらあかん。」と起こす。
3:しげ「ピー音がせんかったから。」と体温計を取り出す。
まつ子「電池切れかな。」
4:取り出した体温計。表示部には「グー」の表示。
しげ(声)「しばいたろか。」
まつ子(声)「切れてる。」
・切れててキレる。 5/18のののちゃん
1:
(右)崇禅寺キャプテン「タナベ先生から 練習試合は雨で中止。」と電話で連絡網を回す。
(左)のぼる「降ってませんけどね。」
2:
(右)山下くん「ゲリラ豪雨だろ。降ってないから。」と電話を受ける。
(左)田中くん「市営グラウンドだけ降ってんだろ。」と電話を受ける。
3:「たまのの市営グラウンド」。
「←先のりのマネージャー」と注釈の三宅マネージャーがケイタイで電話している。
マネージャー「降っとりゃせんぞキャプテン、どこが雨なんだ。」
4:タナベ先生の自宅。「ザザ」「ザ」と大雨。
タナベ先生「えっ」と驚いた顔で電話している。
・そこだけ。 5/19のののちゃん
1:やまだ家の玄関。帰ってきたののちゃんのおでこには目玉を描いた絆創膏。
まつ子「なんや そのおデコのけったいなキズパッドは。」というと、
ののちゃん「キクチくんに描いてもらった。」
2:
(右)まつ子「ケガしたんか?」と訊くと、
ののちゃん「してない。」
(左)まつ子「ほな、はずしなさい。キショクのわるい。」と顔をしかめる。
3:「ペリッ」と絆創膏をはがすののちゃん。その下には目玉が描かれている。
まつ子(声)「わあ!」と驚いてひっくり返る。
4:玄関先。「わー」と笑って逃げて行く久保くん、ののちゃん、マジックを持ったキクチくん。
まつ子「さては ご近所まわってるな!」
・キクチくんには意外な画才があるのか。 >>622
キクチくんは「落書きが上手く描けたから
自分のサインを入れてばれてしまった」ってネタがあったよな >>623
これですか?
379 :4573 ◆0YO4VIyEkQ :2010/06/02(水) 23:18:37 ID:2G+v4obh0
6/1 今日のののちゃん
1:体育倉庫の掃除に来てたののちゃんとななちゃんは、体育倉庫の壁に、忍者が蹴りを入れられてる絵がラクガキされてることに気付く。
ののちゃん「あ、ラクガキだ。」
2:職員室に呼び出しを受けたのはキクチくん。後ろのほうでは久保くんとスズキくんが笑っている。
藤原先生「どうしてあんなものを書いたんですか?」
キクチくん「スンマセン。」
3:忍者のラクガキの下のほうには『作画 キクチヒサヒコ』と、銘が入れてあった。
キクチくん「出来がよかったのでつい。」
4:藤原先生「次は気をつけましょう。」
教頭先生「なんですか 次って。」
・×あんなもの=忍者の絵
○あんなもの=ラクガキした犯人の身元が割れるような証拠(この場合、作画者の名) リアル「セーラー服と機関銃」
フィンランドの止まらない校内暴力: ライフルを振り回す女子学生も (画像あり)
http://blog.livedoor.jp/yasemete/archives/1388225.html 5/20のののちゃん
1:ショッピングセンター。「なべかま」の売り場で、
まつ子「どれにしようかな これがええかな。」とフライパンを吟味している。
ののちゃん「まだかなー。」と少し離れたところで頭の後ろで手を組んで退屈そう。
2:ののちゃん(声)「おかぁさん。」と、
鍋つかみを手にはめてヘビの指人形のように「パクパク」させながらまつ子の耳元へ持って行く。
3:ののちゃん「はやく帰ろうよー」となおも「パクパク」動かすが、
4:今度は「なべつかみ」の売り場で、
まつ子「そうや! 穴があいてたんや。」と鍋つかみを吟味し出す。
ののちゃん「ちぇっ」
・ヘビでつついてヘビを出す。 5/21のののちゃん
1:海。手こぎの小舟で釣りに出たたかしとホチョルさん。
たかし「ホチョル、こりゃ坊主だな。」
ホチョルさん「ああ山田、まるボーズだ。」
2:やまだ家の玄関。帰ってきて、
たかし「ただいまぁ ギョウザが釣れたぞ。」と買ってきた袋を出す。
3:「えー ギョウザ!?」と驚いた顔のまつ子とののちゃん。
たかし「すまんすまん、そんなにわしのサカナを楽しみにしていたのか。」と嬉しそうに頭をかく。
4:まつ子「お昼がキクチ食堂でギョウザ定食。」とキクチ家の方を指さす。
たかし「トンカツを釣りゃよかったな。」
ののちゃん「まぁ いいけど。」
・重なるときは重なります。 5/22のののちゃん
1:やまだ家。
しげ「おかぁさんが急な用事で 遠足のお弁当とおやつはわたしが担当する。なにがええ?」と勢い込んで訊くが、
ののちゃん「なんでもいいよ。」と背中を向けたままいう。
2:しげ「お弁当はどないする?」と笑顔で訊くが、
ののちゃん「なんでもいいってば。」
3:
(右)しげ(声)「おやつはなにがええ?」と訊くのに、
ののちゃん「なんでもいいって。」と面倒そうにいう。
(左)キレたしげの青筋のイメージ。
4:遠足当日。ののちゃんの開いたお弁当箱。
「おはぎ
おはぎ
おはぎ」の3色おはぎが詰め込まれている。
(声)「ののちゃん コレお弁当? おやつ?」
ののちゃん(声)「うまそうだけど わかんない。」
(フキダシには頭を抱えるののちゃんのイメージ)
・お茶もほしい。 5/23のののちゃん
1:たかしの会社。空っぽのたかしのデスク。
(声)「山田課長が帰ってこない。」
2:
(右)1課の課長の空っぽのデスク。
(声)「ホチョル課長も帰らない。」
(左)坂崎部長の空っぽのデスク。
(声)「部長も帰らない。」
3:ななちゃん顔のOL「なにかがおきてるんだわ。」
OL大西さん「これはトバされたわね。」と腕組み。
OL三宅さん「えーっ 左遷人事に関する会議に出てるんですか!」
4:OL大西さん(声)「喫煙所がはるか彼方へトバされたわね、これは。」
会社の敷地の隅っこに設置された喫煙所でタバコを吸っている3人の姿。
・喫煙者には肩身が狭い風潮です。 5/24のののちゃん
1:3小。理科室。フラスコとアルコールランプ。
藤原先生「沸騰の観察です。」
2:藤原先生(声)「十分注意してくださいね。」
「ボコボコ」「ポコポコ」と沸騰する様子を真剣な眼で眺める3組の子供たち。
3:授業の様子を見ていて、
教頭先生「みんな真剣だね。すばらしい!」と讃えると、
藤原先生「コロンブスのたまごつーか、科学者のたまごつーか ホホホ」と笑う。
4:ののちゃんの班。
「ポコポコポコ」と沸き立つフラスコの中で「ゴトゴトゴト」と揺れる玉子。
真剣な眼で見ているキクチくん。舌なめずりしているののちゃん。
・食欲に訴える手法。 5/25のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「みてみて 算数 100点!」と「100てん」のテストの答案を見せる。
まつ子「えーっ ああーっ」とびっくり。
2:
(右)ののちゃん「先生にほめられた。」というと
まつ子「そらそうやろ!」と興奮した表情。だが…
(左)ののちゃん「大友センセにほめられた。」と笑顔。
まつ子「え? 図工の?」と怪訝そうな顔。
3:回想。図工の授業の時間。黒板には「ホンモノ ニセモノ」の板書。
大友先生「『本物』を『作って』みよう。」と笑顔。
4:ののちゃん「キクチくんに絵の具で作ったコーラもらった。」と「COLA」のボトルに入ったアヤシゲな液体を出す。
「ブクブクブク」と泡を吹いてひっくり返るまつ子。
しげ「まつ子!」と慌てて駆け寄る。
・どうしてこうしてヘンな才能だけあるのか。 5/26のののちゃん
1:夜遅く。やまだ家の玄関。仕事から帰ってきたたかし。
まつ子「おそくまでごくろうさま。」と出迎えると、
たかし「やれやれ、風呂は入れるか。」と疲れた様子で靴を脱ぐ。
2:まつ子「入れます。」と眠そうな顔で言う。
3:風呂場。たかしが戸を開けると空っぽの湯船。
4:まつ子「屋根ウラへは入れません。」とねぼけた様子。
たかし「お湯はわいているかと言ったんだ 目をさませ。」
・おそくまで待つのもごくろうさまではありますが。 5/27のののちゃん
1:やまだ家。野球部の三宅マネージャーと電話しているのぼるの後ろを、洗濯物を抱えたまつ子が通りかかる。
マネージャー(電話)「たのむぞ。」
のぼる「わかった。10時に2中のグラウンドだな。」とペンを取る。
2:のぼるの後ろで、「やぶったらあかんで。」とまつ子が言うのが電話越しに聞こえるマネージャー。
3:
(右)マネージャー「へー 山田のかあちゃんは 約束事にきびしいんだな。」というと、
(左)のぼる「え、約束?」と怪訝そうな顔。
4:のぼる「ああ カレンダーにメモするから。」
まつ子「やぶって 持って行ったらあかんで。」
・心理的要素ならぬ物理的要素。 5/28のののちゃん
1:ショッピングセンター。「キッズ」の看板の掛かった子供服売り場。
まつ子「のの子の夏の服、どれがええやろ。」といろいろ持って見せている。横で見ているののちゃん。
2:いくつか持ってみて、
しげ「これは似合わんこれも似合わん。それはつまらんそれもつまらん。」と文句が多い。
3:まつ子「本人よりうるさい。あっち行ってて。」というと、
しげ「フン。」とへそを曲げる。
4:探した服を、
ののちゃん「これはいやだこれもいやだ。それはいやだそれもいやだ。」と文句を言う。
まつ子「本人の方がうるさかった。おかぁちゃん なんか言うたってー」としげを呼ぶ。
・いろいろややこしい年頃です。 5/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。家計簿とレシートを広げ、
まつ子「家計簿の計算が合わん。」と頬杖ついて考え込む。
2:パッと思い出し、
まつ子「そうかそうか 遠足でのの子にこっそり1000円持たせたんや!」
3:まつ子「これでピッタリや。」と笑顔で家計簿につける。
しげ「ほー 感心やな。ちゃんと家計を管理しとる。」と腕組みして感心した様子。
4:その後。台所。
まつ子「おかえり」
ののちゃん「ただいま」となにごともなかったかのようにすれ違う二人。
しげ「しかし 納得したらそれで納得して 回収を忘れとる。」
・帳尻さえあえばすべてよし。 5/30のののちゃん
1:やまだ家の居間。のぼるが勉強している横で、テレビを見て「あーははははは」と大笑いするののちゃん。
2:のぼる「うるさい。あっちへ行け。」と文句を言うと、
ののちゃん「おにいちゃんが自分の部屋で勉強すりゃいいじゃん。」と言い返す。
3:まつ子「その通りや。」とアップで言う。
4:まつ子「あっち行って。」と寝そべって家計簿をつけながら言う。
ののちゃん「おばーさーん」と助けを求める。
・自分も追い出されかねない。 5/31のののちゃん
1:「ストア」からの買い物帰り。買い物袋を持って、
まつ子「おっと、ずっしり重い。」というと、
ののちゃん「ハンカチで持つと 手が痛くなくて重さの感じが軽くなるよ。」という。
2:まつ子「そうそう、よう知ってるな。」と笑顔でいうと、
ののちゃん「実験したから。」
3:感心した様子で、
まつ子「へー 小学校の理科はそんな実用的な実験もしてるんやな。」というと、
ののちゃん(声)「理科じゃないよ。」
4:ののちゃん(声)「算数。」
まつ子「だいたいの感覚でかまわん ちゅう授業をしとるらしい。」
(フキダシには藤原先生のイメージ)と眉を寄せる。
・実用的な授業も大事です。 25日の5コマ目、お母さんが泡を吹いて卒倒したのはなぜ?
(偽)コーラを思わず口にした、とも見えないけど……。 ののちゃんが100点取ったと思ったら、図工で作った偽物だったと言うショックで。 確かに俺も少し考えた。分かりにくい話。
いしい先生らしいわ。 いしい先生の描いた現在の高橋由伸監督のへのへのもへじが見たい 6/1のののちゃん。今月のタイトル横はスキップで水たまりを飛び越えるののちゃん
1:外出した帰り道。空の黒い雲を見て、
まつ子「うわ、降りそう。」というと、
しげ「あーっ」と空っぽの両手を見て叫ぶ。
2:しげ「デパートにカサ 忘れてきた。」というと、
まつ子「オッチョコチョイやなぁ。」と笑う。が、
3:まつ子「あーっ」と手元を見て叫ぶと、
しげ「なんや あんたも忘れたんか。」と笑う。
4:まつ子「だれのカサやろ!」と手に持っているカサを見て慌てる。
しげ「そうや あんた家からカサ持ってきてないで。」
・カサは天下の回りもの。 6/2のののちゃん
1:朝。やまだ家の台所。ランドセルを横に置いて宿題をしているののちゃん。
まつ子「えっ 朝ギリギリに宿題やってんのかいな。」というと、
ののちゃん「きのうの夜 やっときゃよかった。」
2:ののちゃん「一生に1回使えるタイムトラベルパワーがあったら 今、使うのに。」と嘆くと
まつ子「こんなことで使うんか アホ」
3:
(右)まつ子「ためしに そのパワーとやらをやってみてみ。」というと、
(左)ののちゃん「きのうの夜へ タイムワーーーープ!」と両手を広げてポーズを取る。
4:まつ子「ハイ、朝はきのうの晩ごはんののこり。」と器を出す。
ののちゃん「ちぇっ」と宿題に向かう。
・食卓の上だけタイムワープ。 6/3のののちゃん
1:たまのの駅前将棋センター。のぼるといつもの女の子が対局している。
のぼる「待った。」
2:横で見ていた男性。
男性「のぼるくん、小さい子に『待った』はいかんよ。」というと、
3:のぼる「きょうは マイちゃんの指した常識にとらわれない手の研究会なんです。」という。
4:のぼる「ホラ 桂がとんで玉が寄る。」と指さしてみせると、
男性「ほー、こう指すもんですかねー なるほど。」と興味深そうに見る。
・将棋の女の子=マイちゃん、ということで確定しました。 6/4のののちゃん
1:坂崎部長の家。壺を挟んで向かい合う部長とたかし。
たかし「古備前ですか。」というと、
部長「いいだろォ 高かったよ 給料がパァ。」と自慢する。
2:親指と人差し指で輪を作り、
たかし「えー おくさん大丈夫ですか?」というと、
部長「口 きいてくれなくてさ。」
3:回想。
背を向けている夫人に、壺の中へ向かって
部長「めしはまだかー」と大声で言う。
4:部長に背を向け、
夫人「冷蔵庫にチャーハンがひえてますー」と壺の中に向かって大声で言う。
冷蔵庫を開ける部長。
・壺を介して成り立つ会話。 6/5のののちゃん
1:3中。「中間テスト」の板書。
田辺先生「よし、はじめ」と号令をかけると、
「ガサ」「ガサガサ」とテストの問題用紙をめくる音。
2:問題を見て
のぼる「オッ」と明るい顔。
3:山下くん「ヤマをかけたとこが出たのか。」とささやくと、
のぼる「いや ヤマをかけたものの、」
4:のぼる「さっぱりわからんかった問題が出てない。」と晴れやかな笑顔。
田中くん「ヤマとは言わん。」とあきれ顔。
田辺先生(声)「そこ、静かにしろ。」
・こりゃまただめか。 >646
・カサは天下の回りもの。
昔の作品の、背景の掛け軸かなんかに
「金は天下を回り道」とあったのを思い出したw 6/6のののちゃん
1:「山田のの子 60点」のテストの答案。
まつ子(声)「おおお 算数60点!」
2:まつ子「のの子 これは やればできることの証明や!」と笑顔でガッツポーズ。
3:ののちゃん「でも 別に勉強してないから、なにもしなくて0点、なにもしてないのに60点。」
4:ののちゃん「この60点は 日頃の勉強とテストの点に因果関係のないことの証明かも。」と背を向ける。
まつ子「見おさめかも。」
・単なる偶然なのか。 6/7のののちゃん
1:やまだ家。
のぼる「中間テストを自己採点してみたら85点だった。」という。
2:まつ子「えー 自己採点とはいえ85点!」
しげ「数学かいな 英語かいな。」とびっくりした顔。
3:「▼全体に前向きな姿勢。
▼図書館で勉強した。
▼ヤマがはずれても折れない心。」ののぼるの解説に、
まつ子「は?」と怪訝そうな顔。
4:のぼる「がんばった自分に85点をつけてやりたい。」
まつ子「アホかいなと言ってやりたい。」
しげ「テストの点なわけがなかった。」とののちゃんに話す。
・15点ほど引いておく奥ゆかしさ。 6/8のののちゃん
1:混雑した病院の待合室。
受付(声)「瀬戸山原田さん、瀬戸山原田さーん。」と呼び出す声に、
しげ「えっ もしかして。」と顔を上げる。
2:呼ばれた婦人を指さし、
しげ「やっぱりフミちゃんや!」
婦人「あらぁ しげちゃん久しぶりィ。」
3:1〜2コマを回想し、
しげ「と、いうことがあってな。」と笑顔。
まつ子「めずらしい名前やからなぁ」と話していると、
受付(声)「山野さん、山野さーん。」と呼び出される。
4:手を挙げ、
しげ「ハイハイハイ山野ですゥ 今年中に呼ばれるとは思いませなんだワ。」と苦々しげな表情で立ち上がる。
そこに目を留め、
アヤシゲな風体の男性「あ! そのイヤミな口調の『山野さん』はしげさんじゃないかね?!」
・なんにせよ特徴があるというのはいいこと、なのか? 6/9のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓の上に置かれた「順位表」。
まつ子(声)「のぼるの成績表を見るのがコワイ。」と嘆くと、
しげ(声)「ほな わたしが見てあげる。」
2:
(右)順位表を見て「!」と口をあんぐり開けるしげ。
(左)自分の部屋で「ナンマンダブナンマンダブ」と仏壇を拝みはじめるしげの後ろ姿。
3:帰ってきたののちゃんが順位表を見て、
ののちゃん「おかぁさん お兄ちゃんスゴイよッ」というと、
まつ子「えっ」と明るい表情になる。
4:ののちゃん(声)「202点満点の177点!」
(フキダシには「177/202」と書かれた順位表のイメージ)
しげと並んで「ナンマンダブナンマンダブ」と仏壇を拝みはじめるまつ子の後ろ姿。
・それは…点数じゃ…ない… 本店更新
ののちゃん皺取り基金お礼のブックカバー案 6/10のののちゃん
1:やまだ家の台所。隅に丸めたカーペットが立てかけられている。
まつ子(声)「カーペットを入れるとこがない。」
2:まつ子「どこかに収まらんやろか。」と考えると、
しげ「おさめるより お納めしたらどうや。」
3:「チョキチョキ」と紙を切るしげ。
4:カーペットを結んだひもにしめ縄のような飾りがつけられている。
ののちゃん「行ってきます。」と拝む。
まつ子「やめて。」としげに文句を言う。
・なんのありがたみもない。 6/11のののちゃん
1:やまだ家。居間でよしおとたかしが向かい合って将棋を指している。窓の外から様子をうかがっているポチ。
廊下からその様子を見て、
のぼる「えー おとうさんとおじさんのヘボ将棋、まだつづいてるの!」
2:まつ子「局面の一挙の打開を図って長考してる。」と腕組みすると、
のぼる「どっちが?」
3:まつ子(声)「のの子がサッカーボールを蹴る。」
蹴り込まれたサッカーボールで「ガチャ」と飛び散る駒のイメージ。
まつ子「もしくは」
「ポチが踏む。」
乱入したポチが「ジャリ」と盤面を踏み散らかし、「あ」と驚くたかしのイメージ。
4:3コマ目を想定し、
まつ子「わたしが。」「長考してる。」
のぼる「それは無理筋。」
・長々やられて迷惑ではありますが。 6/13のののちゃん
1:カフェの店内。
「そーそーそー」「あはははは」と大声で談笑するまつ子と友人たち。
2:店員「お客さま すこしお静かに。」と注意され、
「ごめんごめん。」「ついつい。」
3:「そうそう」「そうなのよ」と
「ひそひそひそ」と声をひそめて話をするまつ子たち。
4:その後。帰ってきたやまだ家の居間。
まつ子「ひそひそ話してたら 人の悪口になってしもうて 楽しくなかった。」
しげ「しらんがな。」
・なんとなく雰囲気的に。 6/14のののちゃん
1:やまだ家の洗面所。体重計に乗り、
しげ「この体重計 こわれてへんか?」というと、
2:まつ子「いや こわれてない。的確な数値がちゃんと出る。」
3:ナレーション「気合を入れると増えて、」
「うーんにゃ このくそ!」と全身に力を入れて体重計に乗るまつ子のイメージ。
4:ナレーション「リラックスすると ちゃんと減る。」
「ほーーー」と力の抜けた表情で体重計に乗るまつ子。
しげ「こわれてます。」
・物理学を超越する体重計。 6/15のののちゃん
1:3中野球部の部室前。田中くんにタブレットの画面を見せ、
三宅マネージャー「エースの田中くん 見てみてみ。不調のフォームはヒジが下がっとる。」というと、
田中くん「あっ」
2:
(右)田中くん「そーか。」というと
マネージャー「そーそー」
(左)田中くん「気がつかなかった。」
マネージャー「そうじゃろそうじゃろ。」と得意げ。
3:田中くん「タブレットのこの動画は こうして見たらいいのか。」
マネージャー「ちげーよ!」と眉を寄せる。
4:田中くん「だってホラ、コマ割りにもできるぞ。」とやってみせると
マネージャー「そーか 気がつかんかった。」と感心したような顔。
のぼる「おいおい。」
・便利なデバイスも使いこなすのにはまだまだ。 6/16のののちゃん
1:3組の授業中。
ののちゃん「キクチくん 先生の言ってることわかる。」と隣の席のキクチくんにささやく。
キクチくん「わかんないね。」
2:反対側のスズキくんに、
ののちゃん「スズキくん わかる?」と訊ねるが、
スズキくん「わからん。」
3:久保くん「前の席のやつ、先生 なに言ってるかわかるか。」と訊くが
ななちゃん「わかんない。」
みみちゃん「なんだろ。」と首をかしげる。
4:黒板の前では「自習」と板書し、教卓に突っ伏して
「グーゥ ムニャムニャ ぶつぶつ」と寝ている藤原先生。
(声)「いずれにしても 言語道断ですよね。」
・寝言でなにを言っているか。 >>653
その回は、1996年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得した、有森裕子さんのインタビューを捩(もじ)ったのでしょうかね?
有森さんは、いしいさんと同じく、岡山県の出身です。 6/17のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビの前で勉強をしているののちゃんに、
まつ子「あら 宿題か?」と訊ねると、
ののちゃん「算数の予習復習。」と答える。
2:クジャクのような効果線をバックに仰天するまつ子。
3:
(右)まつ子「シュ、宿題やろ?」と聞き直すと、
ののちゃん「予習復習だよ。」
(左)ふたたびクジャクのような効果線をバックに仰天するまつ子。
4:まつ子「何回やってもええもんやわ。もう1回。」というが、
むっとした顔のののちゃん。しげ「邪魔してるがなッ」と新聞でまつ子の頭を「パン」とどつく。
・メタ的な。 6/18のののちゃん
1:やまだ家の台所。
冷蔵庫から出したものを「くんくん」と嗅ぎ、
ののちゃん「におうような気がするけど。」というと、
まつ子「ポチにやってみよう。」
2:庭。えさ入れに入れられたものを「くんくん」と嗅いでいるポチ。
ののちゃん「えー 毒味させるの? かわいそう。」というと、
まつ子「毒味とちがう。計測してみる。」
3:「パカーン」とえさ入れを後ろ脚で蹴り飛ばすポチ。
4:蹴り飛ばされたえさ入れを拾って、
まつ子「これはイタんでて あかんな。」
ポチを見て、
ののちゃん「そんなに怒らんでも。」
・飛んだ距離に応じて危険度がきまる、のか? 6/19のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。出勤しようとしたたかしが空模様を見て、
たかし「降るかもしれん。オリタタミのカサをくれ。」と手を出す。
2:まつ子「ないんです。」というと、
たかし「え? 1本もないのか。」
3:まつ子「1本もないんです。」
たかし「しかし このあいだ デパートで買ったろ。」
4:まつ子「高いのしかないんです。」と後ろ手に傘を何本か隠している。
たかし「忘れずに持って帰るから出せ。」
・よほどなくしている。 >>666
のの子が努力するだと?! とてもじゃないが信じられん! 奇跡だ! 天変地異の前触れじゃないか?!
そもそも、連載開始以来、努力するどころか努力しようと思ったことさえ、一度も無いはずなのに。 6/20のののちゃん
1:夜遅く。やまだ家の居間。帰ってきて座ってネクタイを緩めるたかしに夕食を出しながら、
まつ子「え、会社でなにか?」
たかし「うん ちょっとサンドイッチ状態でな。」
2:まつ子「『上司』と『部下』ですか ひょっとして。」というと、
たかし「ひょっとしなくても そうだ。」
3:まつ子「いや、」
(『食パン』と『食パン』に挟まれるたかしのイメージ)
「サンドイッチというと 食パンと食パンやから。」
4:『部長』と『部長』に挟まれるたかしのイメージ。
まつ子「経理部長さんと事業部長さんかな、って。」
たかし「あー それもからんでるかなー」と頭を抱える。
・上司と部下に挟まれるのは「ハンバーガー状態」とでもいうべきなのか。 6/21のののちゃん
1:やまだ家の台所。鍋を火にかけ冷蔵庫を開けて、
まつ子「あ! みそ汁の具がなにもない。」
2:しげ「ネギだけでもええがな。」というが、戸棚を開けてみて
まつ子「そのネギすらない。」
3:
(右)しげ「アレならあるやろ。」
まつ子「具はあらへんで。」
(左)しげ「具ではなくて アレやアレ。」
4:持ち手のついたカップに注がれた具のないみそ汁。
しげ(声)「スープのカップ。」
まつ子(声)「まぁ『みそスープ』なら具はいらんけど。」
・ちょっと視点を変えればあら不思議。 6/22のののちゃん
1:
(右)まつ子の額に「ポツ」と落ちる水滴。
(左)額に手をやり、
まつ子「雨や!」
2:そこは外出先。
まつ子「たまってたセンタク物をぜんぶ干してある−」と「ダダダダダ」と駆け出す。
3:やまだ家。庭。「ゼェゼェゼェ」「ハァハァハァ」と息を切らして汗だくで鼻水垂らして駆け戻ってきたまつ子。
まったく雨の気配もなくさんさんと輝く太陽を見て「?」
4:外壁。壁に吊られたエアコンの室外機から「ポツ」と排水が垂れる。
・どこかのエアコンの排水が垂れたのを勘違い、ということでしょう。 6/23のののちゃん
1:3中野球部。一塁のオカダくんがショートバウンドの送球に目をつぶってしまって「あっ」と後ろにそらす。
2:山下くん「ファーストがボールをこわがるんじゃねーよ!!」と怒るが、
のぼる「まぁまぁ」となだめる。
3:のぼる「オカダ、慣れればこわくなくなる。」と指導すると、
オカダくん「ハイ」
4:同じようなミスを繰り返しているオカダくん。
山下くん「おい、オカダのやつ 怒ってもケロッとしてやがるぞ。」
のぼる「そっちに先に慣れちまったか。」
・ボールか先輩か。 6/24のののちゃん
1:やまだ家の門前。散歩から帰ってきたしげとポチを
まつ子「おかえり。」と迎えるが、
しげ「ポチを散歩につれてってムカついた。」と立腹している。
2:まつ子「おかぁちゃん言うところの リードをつけずに散歩する『うちのワンちゃんに限って・バカ』かいな。」と笑うが、
しげ「いや、」
3:しげ「そのバカではなくて 伸びるリードを8メートルほったらかしの」
(フキダシにはリードを伸ばして散歩するカップルのイメージ)
4:しげ「バーーーーーーーーーーーカ。」
(フキダシには伸びたリードに進路をふさがれて「コラー」と怒るしげのイメージ)
まつ子「よほどムカついたらしい。」とののちゃんと笑う。
・同じようなリードを使ったこともあったような。 6/25のののちゃん
1:やまだ家。
たかし「ふー あつい。扇風機はまだ出してないのか。」とタオルで「ゴシゴシ」と髪を拭きながら風呂から出てくる。
2:まつ子「ビミョーですねん。」というと、
たかし「ビミョー?」
3:まつ子「季節がビミョーなので つないであるけど出してないんです。」というと
たかし「?」
4:納戸の中で「ぶぁー」と回る扇風機。廊下に座り込んで風を浴びながら
たかし「中途ハンパと言うんだ。」とぐちる。
・梅雨時の天候はフクザツですが。 6/26のののちゃん
1:銀行のロビー。「受付→」の前に椅子でバッグの中を探り、
まつ子「あっ 通帳がない!」
しげ「どうせバッグの底やろ。」とのぞき込む。
2:まつ子「ぜんぶ出してみる。」といすの上にバッグの中身を出すと、
しげ「ゴチャゴチャ ようけ入ってるな。」
3:まつ子「あっ」というと、
しげ「みつかったんやな。」
4:まつ子「カードと印鑑もない。」
しげ「帰るで!」と立ち上がる。
・もはやなにをしに来たのか不明。 6/27のののちゃん
1:朝。やまだ家。階段の下から、
まつ子「のの子 チコクするで おきなはれー」と大声で呼びかけると、
ののちゃん(声)「はーい。」と返事が返ってくる。
2:だれも下りてこない階段の上をにらむまつ子。
3:だれも下りてこない階段の上をにらむまつ子。
4:ののちゃん(声)「ぁはーーーい。」と再び声が聞こえる。
まつ子「ねぼけてるやろッ」
・反射的に答えてるだけ。 6/28のののちゃん
1:やまだ家の門前。帰ってきたキクチくんに、
まつ子「キクチくん、のの子 しらんか?」と訊ねると、
キクチくん「当番をサボって帰ったよ。」という。
しげ「えっ 当番を?」
2:その後。玄関。
ののちゃん「ただいまぁ」と帰ってくる。
まつ子「おそいから 心配してたんやで!」
3:ののちゃん「立入禁止の神社ウラのヒミツ基地の見張り当番をサボってよりみちしてた。」というと、
まつ子「アホ」
しげ「アホッ」と口々に叱る。
4:しげ「敵が攻めてきたらどないするんや。」と叱ると
まつ子「ちがいます。」
・立入禁止とかそういうことではなく。 6/29のののちゃん
1:やまだ家。電話を受けて、
まつ子「あ、いつもお世話に。ハイ、おります。おまちください。」
2:部屋にいるしげのほうに向かって、ブロックサインのように無言で受話器を振り手先を動かすまつ子。
3:手提げ金庫を抱えて外へ逃げ出そうとするしげ。後ろから捕まえるまつ子。
4:電話を代わって受話器を取り、送話口をふさいで
しげ「何原さんなら何原さんと口で言わんか アホ」
まつ子「手さげ金庫を持って逃げなならんわけってなに!」
・敵が攻めてくる的な何か。 6/30のののちゃん
1:3中野球部。
田中くん「ただの スローボール。」とマウンドから緩い球を投げる。
2:続けて、
田中くん「ゆれる魔球 ナックル。」とマウンドから緩い球にしか見えない球を投げる。
3:受けるのぼると後ろで見ている三宅マネージャー。
のぼる「同じだよ 田中。」というと、
田中くん「そぉかぁ」と腕組みして考える。
4:田中くん「オレのスローボールはナチュラルにナックル回転するらしい。」と一人納得している。
のぼる「ナチュラルに天然らしい。」とマネージャーに愚痴る。
・究極ポジティブシンキング。 7/1のののちゃん。今月のタイトル横はゴーグルとシュノーケルで泳ぐののちゃん
1:やまだ家の台所。忙しそうにしているしげとまつ子。
まつ子「のの子 おとなりの中山さんへ回覧板を持ってって。」と渡すと、
ののちゃん「ハァイ。」と受け取る。
2:しばらくして、
しげ「あれ? おそいな。おとなりやのに。」
3:まつ子「まさか。」
4:外に出てみるしげとまつ子。
回覧板を電柱に立てかけ、隣の中山さんの家との間の塀の隙間に向かって
ののちゃん「こら、カニ 出てこい。」と話しかけている。
まつ子「やっぱり よりみちやわ。」とあきれ顔。
しげ「まぁ 器用なこと。」
・ただでは行ってこない。 7/2のののちゃん
1:やまだ家。階段の下。2階を指さし、
まつ子「お兄ちゃん テストや。じゃましたらとアカン。」というと、
ののちゃん「うん!」と手を握る。
2:のぼるの部屋。机に向かっているのぼるに、
ののちゃん「これ教えて。」と話しかけるのを、「ばしッ」と頭をひっぱたき、
まつ子「今、言うたばかりやろ!」と叱る。
3:
(右)ののちゃん「でも お兄ちゃんまんが読んでるよ。」というと、
まつ子「えっ」と驚き、
(左)まつ子「マッタク。のの子の方が勉強に熱心や。」とあきれるが、
4:ののちゃん「このオチがわかんない。」と「まんが」をのぼるに見せる。
まつ子「まんがかい!」
・このオチはわかる。 7/3のののちゃん
1:朝。やまだ家の玄関。会社に行こうとするたかしに、
まつ子「おとうさん ゴミ たのみます。」と眠そうな顔でゴミ袋を渡す。
たかし「おぅ」
2:
(右)ナレーション「ねぼけて」
眠そうな顔でカバンとゴミ袋を持って歩いているたかしのイメージ。
(左)ナレーション「バッグの方をポイ」
ゴミ集積所にカバンの方を「バサ」と投げるたかしのイメージ。
3:2コマ目を受け、
たかし「なーんて 笑い話があったな。」というと、
まつ子「あははは」と笑う。
4:玄関先。両手にゴミ袋を下げて出て行くたかしを、
まつ子「おとうさん!」とカバンを持って追いかける。
・どちらにしろ寝ぼけている。 7/4のののちゃん
1:たまのの駅前将棋センター。女の子(マイちゃん)と男の子が対局している。
のぼる(声)「おっ 小学生対決だ。」と見ていると、
男の子「負けました。」と頭を下げ「グス」と泣いている。
マイちゃん「どーも」と受ける。
店主(声)「ありゃー 男の子が泣いちゃった。」
2:店主「マイちゃんは ますます先生役ののぼるくんに似てきたよ。」と笑顔で言う。
3:のぼる「攻めさせられて 受けつぶされるとくやしいですからね。」と笑うが、
真顔になって、
店主「棋風もそうだけど。」
4:腕組みして相手方を斜めにのぞき込んでいるマイちゃん。
店主(声)「こっちが苦しんでるときに 『ふーーーーん」とのぞき込む姿勢が もうそっくり。」
(フキダシには腕組みして相手方を斜めにのぞき込んでいるのぼるのイメージ)
のぼる(声)「気をつけます。」
・相手に与える精神的ダメージ。 新聞読めば分かることを
くどくどと書く必要はないよ
ギャグをわざわざ説明されてるみたいで不快 どうも最後の一行にレーゾンデートルwを感じてらっしゃるようで厄介… 7/5のののちゃん
1:公園。ベンチに座ってたばこを吸っていたサラリーマン風の男性。
「ボン」とはねたサッカーボールがたばこの先を「シュパッ」とかすめて
男性「あっ」と驚く。
2:ののちゃん「旦那、ここは禁煙ですぜ。」と自慢げに腕を組んで言うと、
男性「たまたまあたったから言ってるんだろ?」と不機嫌な顔。
3:男性「頭にあたったら なんて言うつもりだったんだい?」
4:横から現れ前に出てきて、
久保くん「旦那、天罰が下りやしたね。」
男性「『こぼれ球』をひろうんじゃないよ。」
・見事な2列目からの飛び出し。 7/6のののちゃん
1:やまだ家の台所。買い物から帰ってきて、
まつ子「タイヤキ 買うてきた。」と湯気の立つ鯛焼きを並べる。
ののちゃん「わー、できたてだ。」
2:鯛焼きを丸ごとくわえて「ピクピク」と揺らし、
ののちゃん「タイヤキのおどり食い。」というと、
まつ子「マッタク。」と眉を寄せる。
3:その様子を見て、
しげ「まー」とあきれ顔を見せると、
まつ子「なんか言うたって。」
4:しげ「左右にもっと振る。」と自分も鯛焼きをくわえて実演してみせる。
「ピクピク」とさらに鯛焼きを振るののちゃん。
キレそうな顔のまつ子。
・「すること」に意見があるのではなくて「やり方」にある。 7/7のののちゃん
1:やまだ家。「夏もの」の箱をあらためていたまつ子。
まつ子「おとうさんの夏の半袖シャツが出てきた。」とシャツを手に取る。
2:シャツを眺め、
まつ子「ちょっとシワっぽいな。でもこの素材なら」
3:まつ子「アイロンはかけんでも 吊っておけばシワはとれます。」というと、
たかし「そうなのか。」
4:まつ子「とりあえず 着とって下さい。」
たかし「わしは エモンカケ か。」
・「衣紋掛け」=和装用のハンガーとでも申しますか。 7/8のののちゃん
1:やまだ家の庭。日曜大工で厚い板を切ろうとしてるたかし。
たかし「このノコギリは切れんなぁ」
2:まつ子「へっへ 腕前のモンダイではありませんかね。」と笑うのを無視して、
たかし「こっちのノコで切ってみよう。」と別のノコギリを取り出す。
3:たかし「ダメだ。 ? やっぱり切れん。」
4:たかし「すると この板のモンダイだ。」と切ろうとしていた板を「コンコン」と叩く。
あきれて洗濯物を干すまつ子。
・どうしても腕の問題と言うことは認めない。 7/9のののちゃん
1:
(右)やまだ家の居間。テレビを見ていて、
ののちゃん「おとうさん 『リスクをとる』ってなに?」と訊ねる。
(左)読んでいた新聞から目をやり、
たかし「まぁ、『目的のために あえてリスク(危険)をおかす』ってことだな。」
2:ののちゃん「お昼、うどん いやだ。」というと、
まつ子「ほな どうするんや。」と眉を寄せる。
3:チラシを手に、
ののちゃん「ピザをとる。」
4:まつ子「きのうもピザやったがな アホッ」と「ガーガー」と怒り出す。
たかし「それは『墓穴をほる』」
・連日ではお金もかかります。 7/10のののちゃん
1:やまだ家の玄関。学校から帰ってきて居間の方から「ホホホ」と笑う声を聞きつけ、
ののちゃん「あ、お客さんだ。めんどくせーからパスしよ。」
2:
(右)開いた居間の戸から「ホホホ」「いえいえ」と会話が聞こえ、
ののちゃん(声)「ありゃ、戸があいてる。」
(左)ののちゃん「気配を消すんだ、。ナムキンピラナンタラチンタラソワカ」と印を結ぶ。
3:印を結んだまま「すー」と無言で開いた戸の前を通り過ぎるののちゃん。
注目するまつ子とお客さん。
4:お客さん「ののちゃん 声をかけない方がよさそうだったわねぇ。」
まつ子「むつかしい年頃で。ホホ」と冷や汗をかいて作り笑い。
・逆に目立っている。 7/11のののちゃん
1:やまだ家。朝。
ののちゃん「チコクだー どうして起こしてくれなかったの−」と慌てて学校へ行こうとしているが、
まつ子「起こしましたぁ」と洗濯物を干そうとしながら大声。
2:まつ子「じゃまくさかったので『かわりに2階へ行って起こしてくれ。』とおばぁさんを起こしました。」と主張。
3:ののちゃん「おばぁさんは起こしに来なかったよ。」というと、
しげ「起こしましたぁ」と大声。
4:しげ「『なにぬかしとんねん 自分で行かんか。』と また寝たおかぁさんを起こしました。」と主張。
5:まつ子「おかぁちゃんは黒ヤギか。」
しげ「あんたは白ヤギか。」と言い合う親子を背に、
ののちゃん「つきあってらんない。」とあきれ顔。
・結局どちらも起こしてない。 7/12のののちゃん
1:まつ子「お兄ちゃん 期末テストや。ジャマしたらあかんで。」というと、
ののちゃん「わかってるよ。」
2:まつ子「わかってないから言うてるねん。」
ののちゃん「わかってるよ。ジャマイカへ行っちゃいけないんでしょ?」
3:まつ子「しょーむないボケかますんやないワ」と「ガーガーガー」と言い合っているのはのぼるの部屋。
机に向かって勉強しているところから振り向き、
のぼる「ちょっと静かにしてくれないかなぁ」
4:のぼるのベッドに腰掛け、
「ひそひそひそひそひそ」と話し合うまつ子とののちゃん。
のぼる「出てってくれと言ってるんだよ。」
・静かにされてもかえって気になる。 7/13のののちゃん
1:やまだ家の居間。会社から帰ってきたたかしがネクタイを外しながら
たかし「きょう カミナリ専務の雷がまたおちてな。」と苦笑いすると、
まつ子「あら まぁ」
2:ランドセルを開けて中の物をあらためながら、
ののちゃん「しかられることを『雷がおちる』っていうの?」と訊ねると、
たかし「今ドキ あまり言わんかもな。」
3:ののちゃん「と、いうわけで ハイ 0点。」と返されたテストをまつ子に出す。
4:歯をむいて怒るまつ子に、耳を押さえて体を丸めるののちゃん。
ナレーション「耳をふさいで『雷しゃがみ』」
・危機回避策。 7/14のののちゃん
1:やまだ家の台所。外から汗だくで帰ってきて、
ののちゃん「あっちー」と冷蔵庫を開けようとする。
2:冷蔵庫を開け、黒い液体の入ったペットボトルを見つけ、
ののちゃん「コーラだ!」
3:ナレーション「コーラにラベルがないのはヘンだなと約1ミリ思ったんだ。」
4:ボトルをつかんでぐいとラッパ飲みするののちゃん。
ペットボトルに現れる「めんつゆです」の文字。
ののちゃん「ゲッ」と目を白黒させる。
・昔からの定番ネタではあるのですが。 バイトくんでもあったネタだよね。
コーラの横で缶入りの麺つゆ売ってて飲んじゃうって話。 >>696
童謡の「やぎさん ゆうびん」かよ。結局まつ子もしげもどっちもどっち。自分が楽をしたいだけ。
しかしのの子、お前には、そんなことを言う資格なんて無いぞ。それがなぜ解らんのだ。結局3人が3人とも悪い。3人とも最低のグータラでクズだということ。 >>699-670
堀北真希さんが、テレビで、「疲れたときに麺つゆを飲むと、回復する」と言っていました。 7/15のののちゃん
1:やまだ家の居間。「詰将棋」の本を読んでいるのぼるを肘で小突き、
ののちゃん「ね、ね、お兄ちゃん。マネージャーの三宅さんのこと 好きなの?」というと、
のぼる「えっ 三宅?」と眉を寄せる。
2:ののちゃん「おがぁざん、お兄ぢゃん あがぐなっでるよー」と叫ぶと、
のぼる「だれが あんな雑なやつ。」とむきになる。
3:まつ子「のの子(ゴ)」
4:まつ子「あだだがぐ 見守っであげなあがん。」とにやつく。
ののちゃん「ぞうだね。」と頷くが、
のぼる「ないから!」
・すっかりそういう扱い。 7/16のののちゃん
1:夜。やまだ家の庭。踏み石に腰掛けてビールを飲んでいるたかし。
ののちゃん「花火 してみていい?」というと、
たかし「いいぞ。」
2:居間のほうから、
まつ子「カキ氷 作ってみました。」と持ってくると、
たかし「おっ」と笑顔。
3:器とスプーンを手に、
たかし「花火とカキ氷、夏のベストマッチだな。」と笑う、が…
4:
(右)花火をしていて、
ののちゃん「あちちっ」と指をやけど。
(左)「ずぼっ」とカキ氷に指をつっこむののちゃんの手。
・とにかく冷やそう。 7/17のののちゃん
1:やまだ家の居間。老眼鏡を手に、
しげ「なんか メガネ拭きないか。」と入ってくる。
まつ子「ほな これを切りとってあげる。」と「チョキチョキ」となにか布を切る。
2:「キュキュ」とメガネを拭き、
しげ「なるほど これはちょうどええ材質やな。」
3:座卓の上を見て、
まつ子「あれ? 置いといたのに。」と不思議そうな顔。
4:裾のところが四角く切りとられたシャツを着て、
たかし「わしは オスカー・ワイルドの『幸福な王子』か。」と詰め寄る。
まつ子「そんなええもんですか というか、捨てようとしてたんですワ。」
・文学的なネタ、なのか? 7/19のののちゃん
1:やまだ家の台所。学校から帰ってきたののちゃんに、
まつ子「おかえり。スイカがあるで。」というと、
ののちゃん「やったぁ♪」
2:しかし、出てきたスイカを見て、
ののちゃん「えー〜〜〜 カップ入りのカットスイカかーぁ」と落胆した顔。
まつ子「スイカはスイカや。」
3:ののちゃん「ハイ、しめくくりのテスト。『たいへんよくできました。』」と渡すと、
まつ子「おお♪ ほんまかいなッ」と驚き、喜びの表情。
4:テストを見て、
まつ子「なんや カット、いや 小テストかい。」と眉を寄せるが、
ののちゃん「テストはテストさ。」
・丸スイカを買って切ることも最近は少なくなったでしょうか。 本日の朝刊で、のの子が「サッカーの試合が始まるぞ」と言われて、『一度は』、「勉強してるから」と断っている。どういうことだろう?
作者、Wikipediaに「のの子は、努力しようという意志すら皆無」と書かれて、暗に「のの子みたいなクズになってはいけませんよ」と書かれたことが、こたえたのだろうか? >>710
Wikipediaの記述なんかを真に受ける馬鹿になってはいけませんよってことだよ 少なくとも、のの子がついこの間まで、「努力しようという意志すら皆無」だったのは本当。
ダメな子供の代名詞と言えば、ドラえもんののび太だが、のび太は少なくとも「努力しようという意志」は有ったからな。 7/20のののちゃん
1:3小。終業式。校長先生のおはなし。
校長先生「水の事故に気をつけましょう。」
2:3組の教室。「夏休み」の板書。
藤原先生「水の事故に気をつけましょう。」
3:やまだ家。「夏休みの注意」を読み、
まつ子「『水の事故に気をつけましょう。』」というと、
ののちゃん「気をつけるから どこか、」
4:ののちゃん「水の事故に気をつけに行きたーい。」とねだる。
「うーん。」と7月8月のカレンダーを眺めるたかしとまつ子。
・行かなければ事故に合いようがありません。 7/21のののちゃん
1:やまだ家。ののちゃんの部屋。
のぼる「のの子 サッカーがはじまるぞ。」と呼びに来るが、机に向かったまま
ののちゃん「今、勉強してるから。」
2:階段を降りてきて、
のぼる「勉強するからサッカー見ないって。」と上を指さしていうと、
しげ・まつ子「えーっ それはいわゆる、」
3:まつ子「ペナルティキックかいな」
しげ「オフサイドトラップかいな」と驚く。
4:「とととと」と階段を降りてきて、
ののちゃん「やっぱ 見ます。」
のぼる「オウンゴールだね。」
・結局どういうことか。 7/22のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。布団を敷こうとして、エアコンのリモコンを持ち、
しげ「エアコンを この温度にすると、」
2:しげ「タオルケットでも暑いし、」と「ウーン。」と考え込む。
3:夕食。
ののちゃん「テンプラはころもがおいしいよね。」
まつ子「そうそう。」と笑いあっているのを見てなにか思いつくしげ。
4:部屋で布団に入るしげ。掛けている布団をつまみ、
まつ子「おかぁちゃん コレ、掛け布団のカバーだけやで。」というが、
しげ「ころもだけがちょうどええ。」
・暑かったり寒かったり大変なのです。 7/23のののちゃん
1:ショッピングセンターの駐車場。車を駐めて、
たかし「で、クルマでむかえは何時だ?」というと、
まつ子「えーと。」
2:しげと話しているのぼるとののちゃんのほうを横目で見ながら、
まつ子「それぞれ用事がちがうから……」
3:まつ子「2時4時ってことで。」というと、
たかし「2時と4時の2回来りゃいいのか。」
4:まつ子「『2時4時』 2時から4時の間ってことで。」というが、
たかし「宅配便じゃないんだ はっきりしろ。」
・曖昧では困ります。 7/24のののちゃん
1:やまだ家。「成績表」を見て、
ののちゃん「お兄ちゃん スコーイ 21人ゴボウ抜きじゃん!!」と驚くと、
のぼる「まぁな。」とカップを手にふんぞり返る。
2:成績表のアップ。
「全市テスト たまのの市2017
今回 755位
前回 776位」
3:まつ子「やれやれ フ〜〜ゥ」と腕組みして考え込むと、
たかし「そりゃ 小学生にはたいしたことないってわからんさ。」と新聞を読みながら笑う。
4:台所では、
ののちゃん「すっげー」
のぼる「もんだどんだい。」と偉そう。
まつ子「のぼるの方ですワ。けっこうゴボウ抜いたと思うてる。」というと、
たかし「フ〜〜ゥ」
・抜いたところで大したことは。 >>713
この場合の「あう」は、「遭う」ですね。 最近の作品、ピンとくるものがない。イシイ先生夏バテでも?
それとも当方が夏バテで感受性が鈍ってきたのかしらん 7/25のののちゃん
1:路上。日傘を差して歩いているしげ。落ちているペットボトルを見つけ、
しげ「あぶないな。ペットボトルでもトシヨリはコケる。」
2:傘をたたみ、ペットボトルの口に「ひょい」と先端を差し込む。
3:ペットボトル用のゴミバコを探して「キョロキョロ」とあたりを見ますが見つからず、
「あれ?」と怪訝そうな顔。
4:ペットボトルがてっぺんに刺さったままの日傘を差してむっとした顔で帰ってくるしげ。
門の前で打ち水をしながら、
まつ子「なにがあったか説明して。」
・そのへんに投げ捨ててこないだけ責任感が強いとは言えましょう。 7/26のののちゃん
1:手元でなにかしているしげに、
ののちゃん「おばぁさん」と呼びかける。
しげ「ん。」
2:しげは切ったスイカの種を「ピッピッ」とほじくり出して取っている。
ののちゃん「耳カキでスイカの種とるのやめて。」というが、
しげ「よう洗うてあるがな、なにをこまかいこと言うてるねん。」と種取りに集中している。
3:スイカを食べる二人。
しげ「おいしいやろ?」と言うが、
ののちゃん「……………」と無言。
4:しげ「聞こえんのなら 耳くそほじったろか。」と大声をあげると
ののちゃん「おいしいです。」と無理やりな笑顔。
・実用的と言えば実用的、ではあるのですが。 7/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。座っているしげとののちゃんに、
まつ子「お昼はそうめんです。」と声をかける。
しげ「薬味はなんや?」
2:まつ子「なぜか残ってしまった昨日の『ビーフストロガノフザバイカル風松の実あえ』」と鍋を持ってくると、
(声)「えっ」
3:しげ「そうめんの薬味ゆうたら ネギ、ゴマ、ショウガ、ミョウガ、のり、しそ やろ。」と口をとがらせて文句を言うが、
4:まつ子「それ、ぜんぶ入ってる。」
しげ「そんなもん入れるから残ったんやッ」
・謎料理。 7/28のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「このペットボトルは そうめんつゆ ですから。」とボトルを手に示す。
のぼる「ハイ。」
ののちゃん「ハイ。」
しげ「ハイハイ。」
2:夜。台所。帰ってきたたかしがネクタイを緩めながら冷蔵庫を開け、
たかし「ふー 夜も蒸すなぁ。」
まつ子「軽くなにか食べますか。」
3:取り出したペットボトルをラッパ飲みしようとするたかしに、
まつ子「あっ それは!」と慌てて止めようとするが、
たかし「ん!」と口に含んで目を白黒。
4:「サッ」とそうめんを盛った皿を差し出すまつ子。
たかし「んっ」と箸を出す。
・順番はともかく結果としては一緒なのか。 7/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。
「グーゥ」と居眠りしているまつ子の顔に蚊がとまっている。
しげ(声)「あっ 蚊が。」
2:しげ「ここでためらってはいけない。 大の虫を思いきりどついて小の虫を殺すんや!」と決意を固める。
3:「ばっちーん」と思いっきりまつ子の顔を張り飛ばすしげ。
4:しげ「逃げられた!」
ひっくり返ってのびているまつ子を見て、
のぼる「えっ ド、ドロボウに!?」
・そんなたいそうなものでは。 7/30のののちゃん
1:休日のやまだ家。
まつ子「のの子のサッカーとのぼるの野球の試合がカブってるんですワ。」というと、
たかし「そうか 今日だったな。」
2:玄関先。ポチの小屋の前でしげと3人で円陣を組み、
たかし「みんなで手分けして応援しよう!」
まつ子「そうしよう!」
そんな様子を見ているのぼるとののちゃん。
3:市営球場。「ブロロロロ」「バスン」と乗りつけてくるたかしの車。
4:立ち木にポチをつないで「バスンバスン」と去って行くたかしの車。
のぼる「つれて帰ってくれるよね!」と車に向かって叫ぶ。
・イヌの手も借りたい事態。 7/31のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「夏休みの自由研究はきまったんか?」と訊ねると、
ののちゃん「うん、ホラ。」とノートを出す。
2:ノートの表紙。
「3年3組
山田のの子
アサガオの
鑑札」
3:まつ子「字がまちごうてる」
しげ「アホやでー」と「あははは」と嘲笑する二人に背を向け、
「ムカ」と顔をしかめるののちゃん。
4:アサガオの鉢にたくさんの札をつけているののちゃんの後ろ姿。帰ってきて、
たかし「のの子はなにをやってるんだ?」と訊ねると、
まつ子「アサガオの鑑札。」
・そのとおりやってやろうじゃないか。 5月のコミティアで出たドーナツボックス1は(通販に出ないまま)完売だったんだっけ?
2はどうなんだろ…
コミケの翌週と考えると行くのはいろいろキツそうだなあ 8/1のののちゃん。今月のタイトル横はスイカを食べて種を飛ばすののちゃん
1:やまだ家。朝。出社する支度をしているたかし。
たかし「きょうは日帰り出張だ。」
2:たかし「電車で読む本はなにかないか。ミステリーがいいな。うすくて軽い。」
3:しげ・まつ子「軽くてうすくてミステリー……」と考え、…
4:「ゴトンゴトン」と走る電車の中。片肘ついて「計算」の小冊子を読んでいるたかし。
モリタくん「納付書にくっついてくるやつですか 課長。」
たかし「そう、『市民住宅税改正に伴う税額計算変更のご説明』。」
・軽くてうすいがわかりにくい。 8/2のののちゃん
1:やまだ家。スリッパの裏を見せ、
しげ「スリッパに画鋲がささったけど、底が厚うて大丈夫やった。」と笑顔。
2:まつ子「おかぁちゃんの厚いツラの皮も『画鋲くらい大丈夫。』なーんちゃって。」と「あははは」と笑うと、
しげ「ああ そう。」とむっとした顔。
3:
(右)しげ「これを。」とこめかみの膏薬に手をやり、
(左)「ペリッ」とはがすと下から丸い金属が。
まつ子「キャー 画鋲がー」と悲鳴を上げる。
4:しげ「磁気ナントカを貼ってる。」とシートを出してみせる。
「やめて」と胸をなで下ろすまつ子。
・ナントカバン、とかいう類のもの。作用機序はいまだ不明だとか。 8/3のののちゃん
1:橋のたもとで麦藁帽子に虫取り網を持って人待ち顔の少年は2組3バカのリーダー、てつ。
通りかかった男性が声をかける。
男性「お? てつ、セミ取りに山か。」というと、
てつ「ひなことセミとりデートじゃ。」
2:男性「ひなこ ゆうて、ハンさんとこのひなこちゃんじゃろうが。」
てつ「おいちゃん 知っとるんか。」
3:男性「さっき 遊覧船ののりばで会うたぞ。」と向こうを指す。
てつ「えっ」
4:木の幹にすがり、海をゆく遊覧船をみて「みーんみーん」と鳴くてつ。
・振られちゃったのね。 8/4のののちゃん
1:3中野球部。
崇禅寺キャプテン「仮設グラウンドは炎天下で日陰がない。水分対策をたのむぞマネージャー。」とお金を渡すと、
三宅マネージャー「アイアイサー。」と請け負う。
2:マネージャーが買ってきた袋を見て、
キャプテン(声)「抹茶ラテ、コーヒー牛乳、マンゴージュース、自分の好きなもんばっかり買ってきやがって!」
切り込みで笑ってごまかすマネージャーのイメージ。
3:試合の合間。照りつける太陽の下、
のぼる「あちーッ」と上気した顔で紙パックに手を伸ばして飲む。
4:「おえ」とうずくまるのぼるに慌てて駆け寄るオカダくん。
審判「えっ 熱中症?」
キャプテン「いえ、生あたたかい『いちごオーレ』」
・それはスポーツ中でなくても避けたい。 8/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。二階のほうを指さし、
まつ子「のぼるが 夏期講座にちゃんと出てる。」というと、
たかし「おお。」
2:たかし「それは危機感からかな。それとも、やる気を出したのかな。」
3:二階のほうに目をやりつつ、
まつ子「まぁ 危機感からやる気を出したんですやろなぁ。」
たかし「そうだな。」
4:のぼるの部屋。うつろな目で机に向かうのぼる。
ナレーション「やる気になったのに結果の出ない危機感」
入口からのぞき込み、
ののちゃん「あらまぁ」
・それはピンチ。 8/6のののちゃん
1:海水浴場。ののちゃんを連れてきたたかし。海岸に寝転び、
たかし「ここから見てるけど、沖へ出ちゃダメだぞ。」というと、
ののちゃん「うん!」と返事して海へ向かって走って行く。
2:
(右)寝転がっているたかし。「カクン」と寝落ちして「ムニャ」。
(左)「ハッ」と目を覚ますたかし。
3:立ち上がってあたりを見回し、
たかし「のの子ッ」と叫ぶ。
4:たかしの寝転がっていた場所から波打ち際まで十歩ほど。
ののちゃん「そこからここまで走っただけだよ。」と「?」と怪訝そうな顔。
たかし「はー すごく長い夢だった。」と胸をなで下ろす。
・ほんの一瞬なのに妙に長い夢を見ること、ありますよね。 以前途中で終わっちゃったたまのの市の住民エピソード再開の機運が! >>735
要するに、勉強したのに成績が上がらなかったことで、危機感をいだいたと? ありがとうございます
いよいよ来週、買えるかなぁ? 8/12の、ののちゃんが面白くないというか、だから何?って感じなんだが、誰か解説ヨロ 8/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓に向かって勉強をしながら、
ののちゃん「お昼ごはん なーに。」というと、
まつ子(声)「天かす トマト キュウリ。」と返事が返ってくる。
2:ののちゃん「えっ 天かすとトマトとキュウリ? だけ!?」
3:まつ子「きのう あんたゴネてなに食べた?」
(フキダシには「氷」ののれんの出た喫茶店の前でごねるののちゃんのイメージ)
ののちゃん「『ミルク宇治金時』」
4:まつ子「『天かすトマトキュウリ』」とそうめんの皿を出す。
ののちゃん「なんだ そうめんか びっくりした。」と笑顔。
・「台」のほうはあえて述べず。 8/8のののちゃん
1:草地に座る2組の3バカ。落ち込んだ様子で寝転ぶてっちゃん。
メガネの子分「セミ取りデートをスッポかされたって?」
サッカーボールの子分「ひなこ はそんなことしねーぞ てっちゃん。」
2:
(右)メガネ「ちゃんと言ったのか?」というと、
(左)てっちゃん「照れくせーから のの子にたのんだ。」と寝転がったまま言う。
3:メガネ「あー そいつぁ忘れてるぞ。」
サッカーボール「あいつぁ『ひとり伝言ゲーム』だぞ。」とひっくり返って頭を抱える。
てっちゃん「えっ」と慌てて起き上がる。
4:その日の回想。公園の前。通りがかったひな子ちゃんを見つけてサッカーボールを抱えて飛び出し、
ののちゃん「ひなこひなこ、えーとえーと、セミと鳥が山でデート、だってさ。」
ひな子ちゃん「? ああ そう。」と怪訝そうな顔で聞き流す。
・頼む相手を根本から間違っている。 8/9のののちゃん
1:外出したしげとまつ子。「かーっ」と照りつける太陽の下、「スタスタ」と歩いているしげ。
まつ子「あっつー、おかぁちゃん 元気やなぁ。」と日傘を差して真っ赤な顔で後ろを歩いている。
2:しげ「なんも感じん。」と放心したような顔で言うと、
まつ子「えっ 大丈夫!」と仰天。
3:ちょうど「温玉めし」の看板の出たキクチ食堂の前。「グゥ」と鳴るお腹を抱え、
しげ「腹がへった以外、なにも感じない。」と食堂を指さす。
まつ子「なんじゃいな。」とあきれ顔で日傘を畳む。
4:キクチ食堂の店内。食後。
しげ「動けん。」と放心したような顔。
「えっ」と慌てるキクチ店主を、
まつ子「ただの食べすぎですから。」と押しとどめる。
・はた迷惑な。 8/10のののちゃん
1:やまだ家の玄関。「♪チリーン」と鳴る風鈴の音が聞こえる。
ののちゃん「工作の宿題の風鈴がすごくよくできた。」と笑顔で指さすと、外出から帰ってきて
しげ「ええ音がしてるなぁ」
2:窓際。天井から吊された吹き流しの下に、仏壇から持ち出された棒がぶら下がっておりんを「チーン」と鳴らしている。
庭から不審げににらんでいるポチ。
3:しげ「バチあたりが。」と慌てて片づける。
「ナムナム」と仏壇を拝むののちゃん。
・アイディアは素晴らしいのですが。 8/11のののちゃん
1:
(右)やまだ家。朝。
まつ子「あーっ おとうさんがきょうから休みやった。」
(左)まつ子「めざましのセットを止めとかんと。」と「そぉー」と寝室の戸を開ける。
2:「ぬきあしさしあし」で冷や汗をかきながらそっと寝室を歩くまつ子。
3:寝ているたかしの横っ面を踏みつけるまつ子。
4:朝食。やや細くなったようなたかしの顔。
ののちゃん「あれっ おとうさんヘコんだ?」というと、
たかし「夏やせ かな。」
まつ子「アホなッ」
・最後のセリフはメタ的なものでしょうかね。 8/12のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「おとうさん! たまのの海岸はお盆になるとクラゲが出るよねッ」というと
たかし「ああ、クラゲが出るな。」と「8月」のカレンダーを見ながら言う。
2:
(右)ののちゃん「その前に はやく 泳ぎに行っておかないと。」
(左)「←たまのの海岸」への道を行くたかしの車。
ののちゃん(声)「はやくはやく」とせかす。
たかし(声)「ハハハ そんなにあわてんでも。」
3:海水浴場。
たかし「気をつけるんだぞ。」
ののちゃん「うん!」と浮き輪を持って駆け出す。
4:波打ち際。
「あー クラゲだ。」「いてー」と海から上がってくる男性2人。
こけるののちゃん。
・「早く」(期間的に)行く、という話と「速く」(時間的に)行く、という話のダブルミーニング的なものでは。 >>745
のの子は、楽することしか考えていないのだということがよく判る。 >>748
お前は何でそんなにしょっちゅう目くじら立てているんだ? 通販はまた瞬殺なのかな?
日曜日楽しみだ
雨予報だけど… 8/13のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子(声)「ハイ、」と手のひらいっぱいの小銭を出す。
「花火大会のこづかい。使いやすい小銭で約1000円。」
2:玄関。開いた戸の外には「ドーン」と上がる花火を見ている浴衣姿のみみちゃんとななちゃん。
ののちゃん「おかぁさん コレ 台所の引き出しのバラ銭だよね。」
3:ののちゃん「なんとなく ありがた味が……」と浮かない顔。
まつ子「なにをゴチャゴチャ言うてんねん。」と眉をひそめる。
4:ののちゃん(声)「輪ゴムやヘアピンがまざってて。」
まつ子(声)「おカネはおカネ!」
・台所あるある。 8/14のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。
「ナムナム ムニャムニャ」と仏壇を拝みお経を唱えるしげ。
2:ふと気がつくと、後ろで
ののちゃん「わたしも 仏様と御先祖様にナムナムお願いする。」と拝んでいる。
3:しげ「お盆やし そらまぁええことや。」と笑顔でお線香を供えようとする。が…
4:一生懸命拝んで、
ののちゃん「 工作作文読
書感想文写
生習字絵日
記計算問題
集自由研究
ナームナーム よろしく。」
しげ「なんもやってへんのかいッ」
・神頼みならぬ仏様頼み。 8/15のののちゃん
1:墓地。お盆のお墓参りに来たやまだ家。墓石に水をかけているのぼると「ナムナム」と拝んでいるしげが見える。
たかし「さてと、どこかでかるくたべて帰ろう。」とののちゃんに言う。
2:たかし「めんもの屋の うどんかな、つるつる亭の うどんかな、それとも 権の助寿司かな。」と考える。
3:ののちゃん「権の助寿司!」
(フキダシには「↑特上」の寿司のイメージ)と勢い込んで言うと、
たかし「よし、権の助寿司。」
4:権の助寿司の店内。テーブルを囲むやまだ家の前にはうどんのどんぶり。
ののちゃん「なんで うどんがあるの?」としょんぼりした顔。
しげ「このへんは 美容室でもうどんが出る。」
笑っているまつ子とのぼる。
・岡山県側もうどん文化圏なんですかね。 8/16のののちゃん
1:3中野球部の試合。相手のメンバー表を持って、
三宅マネージャー「北中学の先発投手は1年生だとよ。」というと、
のぼる・山下くん「3月まで小学生じゃん。」と笑う。
2:崇禅寺キャプテン「いや、よほどのなにかがないと1年生を起用しない。油断するな。」と訓示。
オカダくん「ハイ」
マネージャー「ウス」と応じる。
3:守備につく相手選手とベンチ。
監督は「ギター部顧問。」
「将棋部。」「陸上部。」の選手たち。
4:マウンドには「1年生先発。」
(声)「よほどのなにかがあったらしい。」
・野球部崩壊的なものが。 8/17のののちゃん
1:たかしの会社。
たかし「三宅くん、山本鉄工さんとのミーティング。ペットボトルのお茶たのむ。」と指示すると、
OL三宅さん「ハイ 課長。」
2:OL三宅さん「ペットボトルとはいえ お盆にのせてグラスをつける。」「よし。」と考え、
3:給湯室。グラスの棚を眺め、
OL三宅さん「ゲ。」「割っちまって そろいのグラスがないッ」と慌てた顔。
4:会議室。バラバラの大きさのペットボトル2本と別々のグラス2つをお盆に載せ、
OL三宅さん「どーもー」と笑顔で入ってくる。
たかし(内心)「4点バラバラにして なにかごまかしたな。」
・思いっきりバラバラにしてしまえばバレない、か? 8/18のののちゃん
1:やまだ家。夜。たかしとまつ子の寝室。「プーン」と聞こえる音に、
まつ子「おとうさん 蚊。」と布団に入ったまま言う。
2:コンセントにつながった、「P−−−」と音を立てる器具。
たかし(声)「P周波で撃退する電気蚊とり。」というが、
まつ子(声)「うるさいな。」
3:なおも「プーン」と聞こえる音に、
まつ子「まぎらわしいからとめて。」
4:たかし「もうとめた。」
まつ子「効いてへんし。」と電気をつけて起き上がり、寝ぼけ眼で蚊を追う二人。
・これはまたアヤシゲな香りが。 8/19のののちゃん
1:やまだ家の門前。壊れた写真立てのようなものを持って隣の中山さんがたかしと話している。
たかし「ああ これならカンタンに直せますよ 中山さん。」というと、
中山さん「さすがだね。」と笑顔。
2:やまだ家の庭。洗濯物を干しているまつ子が不審げな眼で見ている。
たかし「失敗から学んで 大工の腕を上げましてね。」というと、
中山さん「へー、失敗というと。」
3:たかし「テーブルの足の調整で、まだガタつく まだガタつくと切りすぎて テーブルじゃなくなっちゃったり。あはは」と
帽子をかぶり直してやる気十分な様相。
4:中山さん「まさかそんな。 どっこいしょ」と居間から庭に続く縁台のようなものに腰を下ろす。
渋い顔でお茶を出しに来るまつ子。たかしのほうをにらんでいるポチ。
・あまりにも目の前にありすぎて気がつかない。 コミティア無事買えました
ロカちゃん漫画は確かにののちゃん時とはちょっと変わった初ストリートライブに
http://i.imgur.com/fSzkfG5.jpg おめでとうございます。
ところで、混み具合や雰囲気ははいかがでしたか?
よろしければ教えていただければと思います。 列は出来てなかったけど次々に買いに来てる感じでした
開場20分ぐらいでしたがq ありがとうございます。
当方、地方(遠隔地)在住のため行くことは難しいのですが、一度行ってみたいです。 5月のコミティアに行った時は、開催と同時に行列ができてたのはエロ方面だったな
一般部門はまったりな感じ
今回も行くつもりで予定立ててたんだけど、身内が亡くなったもんでどうにもならなくなった
日付変わったら受注開始か、鯖落ちとかがないといいな 通販、瞬殺だったようだ
日付変わってすぐくらいにメール送ったんだけど
「ハズレ。すんません」の返信が来たorz
コミティア売りのあまりだから、そんなに数なかったんだろうなあ…
需要はあるんだからもっと刷ってくれればいいのに、と無責任に言えるのは
外野だからだ、とは思うけど 3巻は関西のみなのか…残念
翌週だったら帰省の途中で寄れるのに >>756
のの子、特上寿司を食べるつもりが、とんだ当て外れ。と言っても、はっきり言ってこんな子供には、うどんすらもったいない。
のの子という子供は、役立たずな上、他人にとって存在そのものが迷惑すぎる。 8/20のののちゃん
1:「DVDレンタル」店に向けて「ブロロロ」「バスン」と走るたかしの車。
(声)「はやくはやく、1時までにDVDをかえさんと 延滞金をとられる!」
2:店内に一歩入ったまつ子。
まつ子「ギリギリ、間に合わん!」「やーっ」とDVDの入った紙袋を投げる。
3:ビデオの画面。「静止」のストップモーションで「13:00」の時刻が入っている。
「返却BOX」にギリギリ届かず空中を飛んでいる紙袋。
4:モニタの画面を見て、
店員「残念!」と笑う。頭上にはカメラが見える。
まつ子「そんなシステムの経費があったら割り引きせんかー」とキレるが、後ろから抑えるたかし。
・ビデオ判定システム。 8/21のののちゃん
1:庭で植木鉢にジョウロで水をやりながら、
キクチくん「自由研究はセミの昆虫採集。」
ののちゃん「あまったセミ もらえないかしら。」と手を出す。
2:ななちゃん「植物採集だよ。」というと、
ののちゃん「あまったハッパ ちょうだい。」
3:久保くん「海岸で集めた貝とかヒトデとか。」
ののちゃん「あまった貝とか ちょうだい。」
4:やまだ家。笑顔で「ばーん!」と開いたののちゃんの自由研究帳。
「たまのの市の自然」のタイトルと、葉っぱや虫や貝がピン留めされ、採集箇所の地図がついている。
まつ子「なにをえらそうに。」と眉をひそめる。
・他人のふんどし的ななにか。 8/22のののちゃん
1:外出したしげとまつ子。「運動公園」のベンチにへたり込んで「パタパタ」と帽子で扇ぐしげ。
まつ子「大丈夫かいな。」というと、
しげ「ふー しんどい。自販機でドリンク買うてきてんか。」
2:しげ(声)「コーラかコーヒー。」というのに、
まつ子「なに言うてんの。水かスポーツドリンク。」と財布を出して自動販売機へ向かう。
3:ドリンクを買って戻ってきたまつ子。誰もいないベンチに、
まつ子「えっ おらん!」と驚く。
4:「ひやしあめ」を売る自転車を追って走って行くしげ。キレるまつ子の後ろ姿。
・こりない婆さん。 8/23のののちゃん
1:やまだ家。
ののちゃん「え、暑いのにしゃぶしゃぶ?」というと、
まつ子「そう。」とエプロン姿でしょんぼりして言う。
2:しげ「えっ 夏休みのお昼からしゃぶしゃぶ?」
まつ子「そうなの。」
3:まつ子「大雨で買いものがめんどうなので お中元でもろた最高級千谷牛の、」
ともったいなさそうに箱を出す。
4:まつ子「牛肉のつくだ煮。」と腕を組んで「ちっ」と悔しがる。
しげ「しぶしぶ やろッ」
ののちゃん「おいしい!」とごはんが進む様子。
・いかにももったいなさそう。 8/24のののちゃん
1:やまだ家の居間。書道の道具を用意して筆を構え、
ののちゃん「よしっ」
2:書き上げたのは、
「読書感想文」の文字。
3:洗濯物を片づけながらのぞき込み、
まつ子「習字の宿題がなんで『読書感想文』やねん? お題は『夕凪』やろ。」
4:ののちゃん「表紙。」と書き上げたのを綴り込んだ冊子を見せる。
まつ子「本もきまってへんのに なにを大きく出てるねん。」
・気持ちが大事です。 8/25のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビで気象情報を見て、
まつ子「台風が来る。海岸へ波を見に行かんように のの子に注意したって。」というと、
しげ(「←高波経験者」と注釈)「よっしゃ。」
2:しげ「見たこともない大波がドパーン!」
(バックには大きな波のイメージ)
3:しげ「船が木の葉のようにビョーン!」
(バックには大きく揺れる船のイメージ)
と身振り手振りで説明するのを口を開けて聞いているののちゃん。
4:しげ「ぜったい あかんで。」と力説すると
ののちゃん「うんッ」と応じるが、
まつ子「『この際見とかなあかん。』にしか聞こえません!」
・乞うご期待。 8/26のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。空を見上げて、
まつ子「台風の雲行きやわ。」というと、
たかし「ポチを玄関に避難させよう。」と庭に向かう。
2:「ととととと」と開いている物置の戸の隙間から中に逃げ込むポチの背中。
3:たかし「なんだ あの態度は。わしの建てた家より物置の方が安全だというのか。」と不愉快そうな顔。
4:たかし「それはともかく おかあさんとのの子の安全確保は完了したのか。」
まつ子「ヘェ それはとりあえず。」と会話するたかしの背後、車の後部座席に座っているしげとののちゃんが見える。
・家より安全。 自分に勝てない人間、我慢すべきことを我慢できない人間は、所詮は人間のクズにしかなれない。
そしてのの子やまつ子の場合、自分に勝てないどころか、勝とうとすらしていない。
我慢しようという気持ちが、ほぼ皆無なのである。 8/27のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「のの子の宿題の工作を作ってやってもらえませんか。」と相談すると、
たかし「親が作ったとバレバレだぞ。」と浮かない顔。
2:まつ子「おとうさんなら 大丈夫。」というと、
たかし「それはなにか。わしの腕前が小学生レベルということか。」とむっとした顔。
3:まつ子「いや いや いや、おとうさんの能力なら小学生レベルにアレンジできる、ということですワ。」と口先で丸め込もうとすると、
たかし「それならわかる。」
4:さっそく工具を取り出し工作に取りかかるたかしの後ろ姿。冷蔵庫からアイスキャンディーを取り出して舐めながら、
しげ「単純。小学生レベル。」というのに、
まつ子「しっ」と止める。
・巧いことだませたのか。 8/28のののちゃん
1:海を描いた写生の作品。
ナレーション「1年の夏 『海』」
2:海に浮かぶ島を描いた写生の作品。
ナレーション「2年の夏 『島』」
3:やまだ家。「ガサゴソ」と押し入れを探すののちゃん。
4:島の絵にもう一つ島を描き足し「『もうひとつ 島』」にしようとしているののちゃん。
頭をどつき、
まつ子「創業100年、つぎたしつぎたした秘伝のタレかい!」
・リサイクルともいう。 8/29のののちゃん
1:たまのの駅前将棋センター。のぼるとマイちゃんが対局している。
マイちゃん「のぼるさん もう1局。」とねだると、
のぼる「いいけど『5分将棋』だよ。」
2:店主の脇で見ていた男性客。
男性「いい若いもんが 早指しで一手5分も考えちゃいかんよねぇ。」
3:「パチパッパッパチパチパチパチパチパチパッパチパッパッ」と指す二人。
4:マイちゃん(声)「負けました。」
のぼる(声)「ハイ ドーモ。」
腕時計を見て、
店主「84手 ジャスト5分。」というと、
男性客「えー」と仰天。
・1手あたり3.5秒。 8/30のののちゃん
1:しげと一緒にポチの散歩から帰ってきたサッちゃん。やまだ家の門に止まるトンボを見つける。
サッちゃん「あっ トンボ。」
トンボ「ちっ」
2:舌なめずりしてトンボの前で指を回すサッちゃん。後ろから、
しげ「さっちゃん、トンボはそんな、ことでは、つかまら、」
3:しげ「へんで!」と飛びかかるが「ピュー」と逃げて飛んでいくトンボ。
4:べそをかくサッちゃんの前で
しげ「ねむくなるねむくなる」と指を回す。
玄関の中から心配そうに見るまつ子とよしお。
・トンボが眼を回す、というのはどこで発生した話なんでしょうかね。 8/31のののちゃん
1:マジックででかでかと「×」を書くまつ子の手。
2:8月のカレンダーを1日ずつ×で埋めていってコンプリートし、
まつ子「よっしゃ 夏休みおわった。」と笑顔。
3:マジックで「×」を書くののちゃんの手。
4:壁に貼られた
「 計算問題集
絵日記
習字
写生
読書感想文
×工作
自由研究」の貼り紙。
ののちゃん「よっしゃ 工作おわった!」と笑顔だが、
まつ子「え えーっ」と仰天。
・今からか。 皆さんは、のの子やまつ子みたいな、最低の人間にならないように。 玉野市のクラウド・ファンディングのお礼届きました
無事着ぐるみは修復出来るのかな?
http://i.imgur.com/XK9VDbR.jpg 9/1のののちゃん。今月のタイトル横は笑顔でごはんを食べるののちゃん
1:3小の始業式。居並ぶ先生を横に壇に上がり、
校長先生「みんなの元気なカオをみて 安心しました。」と笑顔で話す。
2:「きょうのおはなしは あれがどうしたこれがどうしてそれがどうした」と熱弁をふるう校長先生。
聞いている子供たちはうんざりした表情。
3:突然、「バタン」と大きな物音。
ののちゃん「だれか倒れた。」
みみちゃん「えー 大丈夫。」と心配そうだが、
スズキくん「なにはともあれ」
久保くん「これで終了だ。」と顔を見合わせてホッとした顔。
4:演台に駆け寄る教頭先生とタブチ先生。
校長先生「おっと 熱が入ってマイクを倒した。」
うんざりした顔の3組メンバー。藤原先生は立ったまま寝ている様子。
・まだまだ続く。 9/2のののちゃん
1:U-9シーウルフの試合。「ピー」とホイッスル。
ののちゃん「いてー」と足を押さえて倒れ込む。
キクチくん「ののちゃん 大丈夫!」と駆け寄る。
2:相手選手A「遅延行為だ。」
相手選手B「さっさと立て!」とやじる。
3:ヤジに腹を立てて、
スズキくん「てめ」と青筋立てて詰め寄り、
相手選手A「な、なんだよ。」とたじろぐ。
みみちゃん「スズキくん 手、出さない。」と引き止める。
4:悪い目で舌を出しているののちゃん。
ななちゃん「ののちゃんは 舌、出さない。」とたしなめる。
・マリーシア的ななにか。 9/3のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。車の脇で買い物袋とキーを持ち、
たかし「買い物だろ、はやくしろー。」と声をあげる。
2:居間。
「まだかー」の声に、バッグに財布を入れたりしながら
まつ子「ハイハイ すぐ行きます」と返事をして「ホンマにせっかちやな。」とぐちる。
3:「まだか」「はやくしろ」「まだかー」と聞こえてくる声に、
ののちゃん「おかぁさん はやく! だんだん声が小さくなるよ!」とせかす。
まつ子「え?」
4:玄関先。車に乗り込んだたかし。窓を「ウィーン」と閉めながら
たかし「はやくしろぉ」(「↑あと15センチ」と注釈)
まつ子「ハイハイ」
ののちゃん「ハイハイ」とあわてて出てくる。
・閉まりきったらおしまい。 9/4のののちゃん
1:3組の授業。「2学期 3年3組」の板書。
藤原先生「ハーイ。」「夏休みの問題集を提出してくださーい。」と呼びかける。
2:藤原先生(声)「スズキくん久保くんキクチくん どうしましたか?」と問われ、
スズキくん「できてません。」
久保くん「間に合いませんでした。」
キクチくん「スミマセン。」
3:藤原先生「早目に出すように。」
「それから 山田さん。」
4:藤原先生「半分しかできていないのに 堂々と提出しないように。」とあきれ顔で返す。
照れ笑いで受け取るののちゃん。
後ろで顔を見合わせる久保くんとスズキくん。
・その発想はなかった。 >>790
つまりのの子は、本当に遅延行為をやっていたわけか。まったく、こんな悪い知恵だけは回るんだからな。
>>792
こういうのを、「厚顔無恥」と言うのだ。皆さんは決して、こんな人間にならないように。 >>793
お前って透明あぽーんされるだけなのに
本当に無駄なこったな
ちなみに24時間監視されているって気付いてないの? やっぱりというところでしょうか
ヤフオクにドーナツボックス2が出品されています。
買う気はありませんが、落札価格がいくらになるか気になります。 >>795
9月3日に終了したオークションでは22,500円で落札されていました。
コンサートチケットなどと違って印刷すれば発行数に制限はないはずなので、3は欲しい人が定価で手に入れられるだけの数を発行してもらいたいものです。 9/5のののちゃん
1:3組の教室。
藤原先生「席かえをします。」というと、
「えええーっ」と声が上がる。
2:(声)「その必要はないと思います。」と言われ、
藤原先生「なんで。」と睨む。
3:(声)「4月から少しずつ動いて今の席ができてます。」
(フキダシには「うしろがいい。」というスズキくんと「前がいい。」というななちゃん)
「先生がこまかいことに、」
4:(声)「気がついてないだけです。」
藤原先生「ブローカーはだれ。」と睨むが、そっぽを向くののちゃんと久保くん。
・プレートテクトニクス理論的ななにか。 9/6のののちゃん
1:3組の体育の授業。
タブチ先生「全員のタイムをとって 運動会のリレーメンバーをきめるよ。」というと、
2:久保くん・スズキくん「タブチ先生 この場合は『出したい人より出たい人』だと思います。」という。
タブチ先生「そりゃそうだね。」
3:タブチ先生「じゃ リレーに出たい人。」と声をかけると
「ハイ」「ハイ」「ハイ」「ハイ」とののちゃん、みみちゃん、キクチくん、スズキくんが手を挙げる。
スズキくん「ちょうど4人です。」
4:(声)「このあとは サッカーしてていいですかぁ?」の声に、
タブチ先生(内心)「やるべきことより やりたいことだな。」
・自主性の発揮と言えましょうか。 9/7のののちゃん
1:3組の教室。
藤原先生「久保くん、キクチくん、スズキくん、夏休みの問題集はどうしたの。」と問うと、
(声)「ちょっとしたトラブルがありまして。」
2:3人「スズキはキクチに写させてもらおうと思っていて、キクチは久保に、久保はスズキに写させてもらおうと思っていました。」
藤原先生「言語道断ね。」
3:藤原先生「廊下に出てなさい。」というと、
「立ってりゃいいんだ。」「立ってようぜ。」と出ていく3人。
4:ところが、廊下に机、椅子も出されて問題集をやらされている3人。
てっちゃん「へっ テラス席か?」と通りかかってからかう。
キクチくん「うるせぇ」
・そんな楽じゃない。 9/8のののちゃん
1:やまだ家。学校から帰ってきて、
ののちゃん「雨でランドセルがぬれた。ノートをかわかさなくちゃ。」とランドセルからノートを出して広げる。
まつ子「えっ ノート なんにも書いてないがな。」と驚いた顔。
2:ののちゃん「水にぬれると消えるインクで書いてあるから。」と口をとがらせると、
まつ子「つまらんウソが ようもスラスラ出てくるな。」とあきれ顔。
3:一方、教科書を開いてみて、
まつ子「それにひきかえ 教科書はラクガキだらけや。」
4:ののちゃん「しまった。水にぬれると浮き出るインクで書いてしもうた!」と「ペラペラ」と並べ立てる。
しげ「あっぱれ」と日の丸扇子を掲げるが、
まつ子「ホメることじゃないッ」
・口が達者なのは勉強と今一つ筋が違うようです。 9/9のののちゃん
1:休日のやまだ家。
まつ子「みんな出かけますけど。」というと、「ふぁぁぁ」と大あくびで起きてきて
たかし「わしは行かん。なにか食べるものはあるか。」
2:まつ子(声)「バナナと食パンと牛乳があります。」と「行ってきます。」と出ていく。
たかし「それで十分だ。」
3:
(右)冷蔵庫を開け、
たかし「バナナと食パンと牛乳か。」
(フキダシにはバナナ1本と食パン1枚、牛乳パックをテーブルに置くイメージ)
(左)たかし「なんだこりゃ。」
4:ボウルの中でぐちゃぐちゃになったなにか、を手にして、
たかし(声)「さてはやつら、まぜてはみたものの 食欲をなくして外食だな。」
・離乳食じゃないんだから。 9/10のののちゃん
1:海に浮かぶホチョルさんの舟で釣り糸を垂れるホチョルさんとたかし。
たかし「掛からんなぁ」
ホチョルさん「そろそろ帰ろうか。山田。」
2:港。陸に上がって、
ホチョルさん「魚を買って帰るのか?」
たかし「釣れなかった時は弁当と言ってある。」と浮かない顔。
3:やまだ家。
まつ子「おとうさんはホチョルさんと釣りに行ってる。」というと、
ののちゃん「じゃあ どうせお弁当だね。」
4:ののちゃん「トンカツ弁当がいいな。」
のぼる「ボクは焼肉弁当がいい。」
まつ子「どの弁当が掛かるやろな。」と笑顔の3人。
・もはや釣りではない。 いしいひさいち版のシャーロック・ホームズとワトスンの風貌は、
STEELY DANのドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーに
なんとなく似ている・・・・・・ 9/12のののちゃん
1:3中野球部。
三宅マネージャー「イメージチェンジした。」と制服姿で笑顔。
並んでみているのぼる、田中くん、山下くん。
2:突然円陣を組んで「もにゃもにゃもにゃ」と話している部員たち。
マネージャー「?」
3:「よっしゃ」「行くぞッ」「おう!」と気合を入れる円陣。
4:送り出されたオカダくんと、「しまって行こう!」「オカダ」「ドンマイドンマイ」と声援を送る崇禅寺キャプテンと部員たち。
オカダくん「あのぅ どのへんがですか?」
むっとした顔のマネージャー。
・だれもわからない。 9/13のののちゃん
1:3小の校庭。倉庫の前で入口を塞いでいる大玉をみるののちゃんたち。
教頭先生(声)「タブチ先生 あの大玉は、」
2:教頭先生「3年前に倉庫内で作ったものの大きすぎて出なくなり、未練がましく置いてある大玉ですか。」
タブチ先生「そうです。」
3:
(右)教頭先生「そろそろ あきらめて処分してはどうですか。」というが、
タブチ先生「でも 役に立ってるんです。」と笑顔。
(左)教頭先生「役に立っている?」
4:倉庫に大玉をしまおうとして転がしてくるののちゃんたち。
タブチ先生(声)「ほかの大玉がころがり出ないようフタをしています。」
教頭先生(声)「ラムネじゃないんだから。」
・瓶のフタ理論? 9/14のののちゃん
1:
(右)中華料理店。メニューを見て、
男性客「じゃ、チャーハン。」と注文する。
(左)厨房のほうから、「チン♪」「ピー」という音が聞こえてくる。
2:男性はたかしの会社の客。応接室へ歩きながら、
男性「味はまぁまぁだったけどね。」
たかし「チン♪ はちょっとねぇ。」
3:応接室へ入る男性。後ろで、
OL三宅さん「課長、ペットボトルでいいですか?」と囁く。
たかし「うん、たのむ。」
4:
(右)「ガチャコン」「バン」「ガチャコン」「バン」と聞こえてくる音。
(左)OL三宅さん「いらっしゃいませー」と笑顔でドアを開けペットボトルのお茶とコップを運んでくる。
開いたドアの後ろに見える「DRINK」の自動販売機。
あきれ顔のたかし。
・なんとも間の悪い。 9/15のののちゃん
1:3小の図書室。「かりたものはかえす」の貼り紙のカウンター。
司書(猫久保さん)が本を抱えて運んでいる。
2:
(右)入口の角を曲がって現れたキクチくん。
猫久保さんと「ドン」とぶつかり、「うわっと」と本を取り落とす猫久保さん。
(左)「スンマセンスンマセンと謝り本を拾うキクチくん。
3:猫久保さん「いいよいいよ。」と鷹揚に本を運んでいく。
キクチくん「スンマセン。」と謝り歩いて行く。
4:3組の教室。
キクチくん「ののちゃんの本もかえしといた。」と笑顔。
ののちゃん「ありがとう。もう1週間おくれてたんだ。」
怪訝そうな顔で横目でにらむ藤原先生。
・本を隠すなら本の中。 9/16のののちゃん
1:「受付←」の看板の出た窓口。
並んでいるしげとついてきたののちゃん。
前に並んでいる男性の肩掛けバッグにののちゃんが目を留める。
2:男性のバッグは「パカ」と開いている。
ののちゃん(声)「おばぁさん、前の人のバッグ。」
しげ(声)「あら」
3:ののちゃん「注意してあげた方がいいのかなぁ。」
しげ「そうやな 注意してあげよ。」とひそひそ話す。
4:しげ「その湿布薬 かぶれまっせ。」とささやく。
男性「はぁ?」と怪訝そうな顔。
ののちゃん「じゃなくて」
・カバンの中身の問題ではない。 9/17のののちゃん
1:やまだ家の玄関。
たかし「わしのサンダルのかたっぽ しらんか。」というと、
まつ子「あら?」
2:上がりかまちを指し、
まつ子「ここにあった わたしのケイタイしりませんか?」というと、
たかし「電話してみる。」と電話機の受話器を手に取る。
3:「パラポロピレパレ」と外から聞こえてくる着信音。
たかし「えっ」と驚いた顔。
4:庭。ポチの小屋の中からのアングル。
地中から聞こえてくる「パラポロピレパレ」の着信音。
あきれ顔で掘り返された跡を見ているたかしと、ポチの方を睨むまつ子。
・なんでも埋めるのは習性ではありますが。 9/18のののちゃん
1:やまだ家。ののちゃんの部屋。布団を替えに来たまつ子。
まつ子「枕がボロボロなので 新しいのにとりかえる。」というと、
ののちゃん「えー いやだ。」
2:ボロボロのウサギのぬいぐるみを指さし、
まつ子(声)「そもそも 枕じゃないし。」というが、
ののちゃん(声)「枕として使ってるもん。」
3:ぬいぐるみを抱えたののちゃんに、
まつ子「とにかく、『枕じゃないし 枕じゃない。』」と禅問答のようなことを言うと
ののちゃん「え?」
4:夜。ののちゃんの部屋。
「ぐー」と寝相悪く布団を蹴飛ばして寝ているののちゃん。
くだんのぬいぐるみはベッドの下に落ちてころがっている。
・本人が思っているほど枕としては使われていない。 >>801
藤原先生、久々に正しいことを言っていますね。確かに言語道断だ。
もっとも、のの子もそうだけどこの3人組に、「懲りる」ということは有り得ないでしょうが。 >>806
よくみると、髪のまとめ方が微妙に違うような。
いつもはゴムで縛ってるだけなのに、この日は三つ編みになってる? >>815
なるほど。
9/19のののちゃん
1:やまだ家の居間。帳簿を開いて電卓で計算し、
まつ子「町内会費の計算が合わん。」と難しい顔。
しげ「わたしがやってみよか。」
2:メガネをかけてとりくむが、
しげ「合わんな。」
ののちゃん「わたしがやってみてあげるよ。」と出てくる。
3:ののちゃん「合ったよ。」というと、
まつ子「えっ」
しげ「えっ」
4:ののちゃん「だいたい。」と笑顔だがしげとまつ子は失望した顔。
のぼる「ボクがやってみるよ。」とあきれ顔で手を出す。
・だれがやっても合わないものは合わない。 9/20のののちゃん
1:3小の教室。
「スタート スズキ
2走 のの
3走 キクチ
アンカー みみ」 の表。
(声)「クラス対抗リレーの走る順です。」
2:黒板に書かれた表の前で、
久保くん「大きな弱点があります。」というと、
藤原先生「スタートとアンカーは俊足だから、」
3:
(右)藤原先生(声)「ののちゃんとキクチくんね。」と、
表の「のの」と「キクチ」の二人を指さす。
(左)久保くん(声)「いえ、ここです。」と、
表の二人の間を指さす。
藤原先生「えっ?」
4:リレーの練習。
キクチくん「ちゃんと渡せよォ」
ののちゃん「なぐったろかー」と言い争う。
あきれ顔で見ているスズキくんとみみちゃん。
・2走と3走のバトンパスに問題がある。 本店更新
関西コミティア51
と
ドーナツボックス3
の話です 本日開催の関西コミティア51の様子
行かれた方いらっしゃれば様子などを教えてください
早速というか、もうドーナツボックス3がヤフオクに出品されています。
獲れたて・新鮮なので入手するとなにか御利益があるかもしれません。
今度はいくらの値が付くのでしょうか。買う気はありませんが興味があります。
イシイ先生には、転売屋ぼろもうけ防止のためにも、大増刷して販売することをお願いしたいです。 公明党から抗議が来たのは漫画通りの焦り様で図星だったから?w
ポストカードは8月のビッグサイトと同じでした。
https://i.imgur.com/l8g1BRg.jpg 9/21のののちゃん
1:「アホでもわかる風水」という本を真剣に読んでいるまつ子。
まつ子「なるほど のぼるの成績がパッとしないのは」
2:のぼるの部屋。
まつ子「勉強机の向きがわるいらしい。」と真顔で言うと、
のぼる「やめてよ バカバカしい。」と面倒そうな顔。
ののちゃん「ははは、いろいろやってみればいいんでないの?」と人ごとと思って笑う。
3:本のページを開いて図を見せ、
まつ子「風水においては 風が吹いて水がもれると桶屋がもうかる。」
4:ののちゃんの部屋。
まつ子「あんたの机の向きらしい。」とののちゃんの机を「ゴトゴト」と動かし始める。
ののちゃん「ちょっとちょっと」とあわてて押しとどめる。
部屋の入口から見ているのぼる。
・一見無関係そうなものの間にも。 9/22のののちゃん
1:やまだ家の居間。テレビでサッカー中継を見ている。「わー」という歓声の中
まつ子「チャンスや打てー」
しげ「シュート打てー」と熱が入る。横にはののちゃん。
2:しげ「あー なんで打たんのや!」
まつ子「アホかー」
3:ののちゃん「キーパーとディフェンダーにシュートのコースを消されてるんだよ。」と説明するが、
「コースを消されてる? なんのこっちゃ。」とちんぷんかんぷんな二人。
4:まつ子「またチャンスや!」
しげ「打たんかー」と画面に覆いかぶさるように見ている二人。
後ろ、座卓ではたかしがあきれたような顔で二人の背中を見ている。
ナレーション「おとうさんが見られないように。」
・視聴のコースを消されている。 9/23のののちゃん
1:やまだ家の居間。体育着で通学バッグを抱えたののちゃん。座卓に薬を並べ、
しげ「えーと。」と考え込んでいるのに、
ののちゃん「薬がたくさんあるね。」と声をかける。
2:しげ「もろた薬の副作用をおさえる薬の副作用をおさえる薬。」と説明すると、
ののちゃん「たいへんだね。」
3:しげ「そんなことより 土曜やのに学校か?」と指摘すると、
ののちゃん「うん。」
4:ののちゃん「きょうは運動会の予行演習の練習。」と出ていく背中に
しげ「たいへんやなぁ。」
・念には念を入れすぎなのか。 9/24のののちゃん
1:やまだ家の居間。プラスチックのカギ型の部品を手に、
しげ「これはなんや?」というと、
まつ子「あ、おとうさんがはずした テレビのうしろのフタ。」
2:まつ子「まいどのことで、はずしてみたもんの入らんようになってほったらかし。」
(フキダシには「バキ」とはずれた部品を「あれっ」といじくり回すたかしのイメージ)
3:庭のほうを見て、
しげ「あっ それなら止めた方がいいかも。」というと、
まつ子「えっ 今度はなんのフタはずしてるの?」
4:庭。外した網戸を抱えて
たかし「あれれ。」
・家のフタ。 9/25のののちゃん
1:3組の教室。
ののちゃん「あーっ おかぁさんの買い物バッグ持ってきちゃったー」と通学バッグと取り違えたバッグを手に慌てた顔。
2:ののちゃん「どうしよう 写生があるのに。」と頭を抱えると、
キクチくん「絵の具 かしてあげるよ。」
3:ナレーション「バッグにあったティッシュ、ハンカチ、 財 布 。」
4:校門の前の「文具」の店。
ののちゃん「くださいな。」と店主に絵の具のセットを出す。
ののちゃんのバッグを手に「ハァハァハァ」と必死に走ってきたまつ子が、
ののちゃんの頭を「ばしッ」とひっぱたく。
・取りに行くより手っ取り早い。 9/26のののちゃん
1:3組の図工の授業。教卓にいろいろなビンを並べ、
大友先生「きょうは このビンを並べて各班で静物スケッチしてみよう。」
2:ののちゃん、ななちゃん、キクチくんの班。
キクチくん「どの角度がいいかな。」と考える。
3:ののちゃん「並べかえてもいい?」とビンを手に取ると、
キクチくん「いいよ。」
4:一列に並べたビンの先頭側でスケッチブックと鉛筆を手にするののちゃん。
キクチくん「一列?」と怪訝そうな顔。
・いっぱい描くの面倒。 9/27のののちゃん
1:やまだ家。台所。学校から帰ってきたののちゃんに、
まつ子「ハラヘッタのなら レトルトのおかゆ 期限がきてるから食べといて。」というが、
ののちゃん「いらなーい。」
2:しげ「のの子、なんでも食べんと大きゅうなれんで!」とお説教すると、
ののちゃん「おかゆだよ?」
3:しげ「身長体重とちがう。スキキライ言うてると 大きな人物になれん。」というが、
ののちゃん「わたし スキキライ言う 小さな人間でいい。」
4:まつ子「ほな、次に期限がくるレトルトのポテトサラダ食べといて。」と別のを出す。
しげ「小さいこと言うてるなッ」
・珍しくいいことを言っているのに。 9/28のののちゃん
1:たかしの会社。
OL三宅さん「それじゃ 港務局へ行ってきます。」と封筒を小脇にお使いに出る。
たかし「たのむ。」と送り出す。
2:14時ちょっと前を指す時計。
3:戻ってきたOL三宅さん。
たかし「おそかったね。」というと、
OL三宅さん「すっごく混んでて待たされまして。」と笑顔で封筒を渡す。
4:渡された封筒の裏側にはどんぶりの糸底のような形の染み。「ゲプ」と満腹そうなOL三宅さんの様子。
たかし(声)「珍来軒か。」と立腹した様子。
・のんきにランチ。 9/29のののちゃん
1:
(右)3小の校庭。「ぶーん」と鉄棒につかまって回るののちゃん。
(左)ののちゃん「逆あがり できた!」と上気した顔。
2:驚いた顔で見ているキクチくん。
スズキくん「ののちゃん 今の 逆あがりよりむずかしい『蹴あがり』。」というと、
ののちゃん「えーっ そうだったの!?」
3:ののちゃん「よしっ」と「ブーン」と再度勢いをつけて回ろうとする。
4:ののちゃん「だめだぁ 蹴あがりやると蹴あがりができない。」と失望した顔のうしろで、
スズキくん・キクチくん「今の シュタルダー!」
・後方開脚浮き腰回転倒立。 9/30のののちゃん
1:3組の体育の授業。
ナレーション「※バトンタッチの練習」
「第2走者」のののちゃんが「第3走者」のキクチくんにバトンパスをしようとする。
2:ののちゃん「あっ」とバトンを取り落とし「コロン」と転がる。
3:「ガーガーガー」と言い合うののちゃんとキクチくん。
スズキくん「まぁまぁ」と仲裁に入る。
ナレーション「スタート走者がなだめておいて、」
4:そっぽを向き合うののちゃんとキクチくん。
みみちゃん「まぁまぁ もう1回。」
ナレーション「アンカーがその場をおさめる。」
・仲裁もリレー制。 10/1のののちゃん。今月のタイトル横は運動会、「2」のフラッグの前でVサインのののちゃん。
1:やまだ家の居間。マットを敷いてえび反りで「ウググ」と悶えるまつ子。
のぼる「!」
2:あわてて電話の受話器を取り、
のぼる「もしもし 母の様子が。」
まつ子「ヨガや!」
3:のぼる「注釈をつけておかないとびっくりするよ。」と紙とペンを持つと、
まつ子「フン」
4:再び居間。「ヨガ」の注釈の後ろでえび反りのポーズをしながら、
まつ子「見せ物ちゃうで。」というが、
しげ「見せ物の形をしてるで。」とののちゃんと眉をひそめる。
・どんぶりまたはザルが足りませんね。 …ほんとに通販やってるんだろうかと疑いたくなるな…
今回は日付変わるとほぼ同時にメール送ったけど
やっぱりダメだった
一応、オクとかで高値転売されてるから再販あれば
喜ぶ人が多いだろう、とメールに書いておいたけど…
つーかフツーに書店委託してくれれば良いのに ありがとうございます
11/23のコミティアは3以外にも新刊があるとは! 10/2のののちゃん
1:3中の教室。
山下くん「聞いたか、サッカー部に県工高のスカウトが来たそうだ。」と駆け込んでくると、
のぼる「えーっ」
田中くん「スカウト!」と驚いた様子。
2:のぼる「そりゃスゴイぞ!」
田中くん「だれを見に来たんだ!」
3:「井上か近藤か大賀か長谷井か余伝か光延か青井か片山か」と名前を挙げて考え込む3人。
4:「戸川か馬場か花房か」とまだ考えている山下くんと田中くん。
三宅マネージャー「そんなにいるのは だれもいねーんじゃねぇのか 心あたりが。」
のぼる「そうなんだ。」
・たまたまトイレを借りに来ただけ、とか。 10/3のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「カボチャでケガした。」と胸をおさえる。
しげ「かたいからなぁ 大丈夫かいな。」と心配そう。
2:回想。台所のテーブルにまな板を置いて、まつ子がカボチャを切ろうとしている。
まつ子「カボチャ切れんし! ウグググ 包丁が抜けんし!」
3:
(右)「ガンガンガン」と包丁が刺さったカボチャを叩きつけるまつ子。
(左)いつのまにかカボチャが抜けて包丁だけになったのを見て、
まつ子「あれ?」
4:というのを受け、
額をおさえるのぼる。
しげ「大丈夫かいな。」と様子を見る。
まつ子「のぼるが。」
・とんだ流れ弾。 10/4のののちゃん
1:朝。やまだ家の玄関先。
まつ子「学校のついでに もえないゴミをすててって。」と袋を渡す。
ののちゃん「ハァイ。」と眠そうな顔で受け取る。
2:「ムニャ」と寝ぼけて歩いて行くののちゃん。
「ゴミステ」をそのまま通り過ぎる。
3:3組の教室。大友先生の図工の授業。
ののちゃん「あっちゃあ 持ってきてしもうた。」と頭を抱えている。
大友先生「静物スケッチの続きだよ。」
4:空き瓶や欠けたどんぶり、電球などを並べてスケッチをしているののちゃん、久保くん、キクチくんの班。
キクチくん「これでなきゃいかんのか。」と不満そう。
・持ってきてしまったものはしかたがない。 10/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。リモコンを手に、
まつ子「テレビがつかん。」というと、
のぼる「どうせ配線がはずれてるんだ。」と裏側をのぞき込む。
2:
(右)はずれている線を見つけ、
のぼる(声)「やっぱり。」
(左)つなぎ直して、
のぼる「映ってるよね。」と声をかける。
3:まつ子(声)「映ってる!」の大声に、
のぼる「そんなビックリしなくても。」と苦笑いだが、
4:テレビには「散歩」の番組。
まつ子「ローカルにウチの家が映ってる!」とののちゃんとビックリ。
裏からでてきたのぼるも「おー」と驚く。
・テレビが映るのかテレビに映るのか。 10/6のののちゃん
1:夜。やまだ家の玄関。会社から帰ってきたたかし。
たかし「ただいま。サッカーどうなってる?」というと、
ののちゃん「負けてて なんだか、」
居間からは「おー」「あー」という声が聞こえてくる。
2:ののちゃん「カウントダウンだよ。」というと、
たかし「カウントダウン?」
3:
(右)居間でテレビを囲むしげ、まつ子、のぼるの後ろ頭。
(声)「がんばれー サッカーは5分で1点とれる!」と劣勢の様子。
(左)「3分でとれる!」「1分でとれる!」と必死の応援。
4:ののちゃんも加わり、「わー」と歓声の聞こえるテレビの画面に
「3秒で1点とれるぞー」と叫んでいる。そんな様子を眺めるたかし。
・どんどんムチャに。 10/7のののちゃん
1:「たまのの市立3中 ソフトボール大会」の看板。学生服に野球部の帽子をかぶり、
のぼる「審判は思った通りを堂々とコールすればいい。」と指導すると
オカダくん「ハイ。」
2:試合。球審ののぼる。「ザザッ」と本塁に走者が滑り込んでクロスプレー。
3:走者「……」
捕手「……」
のぼる「……」と沈黙が流れ、
4:のぼる「アウトかも!」と手を挙げて大声のコール。
コケる走者と捕手。
崇禅寺キャプテン「ともかく 大きな声で。」とオカダくんに言う。
・いわゆる忖度というものか。 10/8のののちゃん
1:やまだ家。ケイタイを手に、
のぼる「ケイタイのカメラはこうやって使うんだよ。」とやってみせると、
たかし「おおお なるほどな。」と納得した様子。
2:3小。「たまのの市立第3小学校 運動会。」の看板。しげとまつ子とやってきて、
たかし「カメラのテクニックを完ペキに習得した。」と自慢げ。
3:応援席。プログラムを手に、
まつ子「あっ 撮って、のの子が走る!」
たかし「よし」とケイタイを構える。
しげ「あそこあそこ!」と指さす。
4:「カシャ」と写ったのは、
でかでかとたかしのピースサインの笑顔が映り込んだ端っこにののちゃんが写る画像。
・ヘタにテクニックを習得したばっかりに。 10/9のののちゃん
1:やまだ家の居間。座椅子で新聞を読みながら台所の方を振り向き、
たかし「おーい お茶。」と声をかける。
2:「カタン」「シュポ」と台所の方から聞こえてくる。
3:台所から
まつ子(声)「はーい お茶。」と返事が聞こえる。
4:台所。コンロの鍋に向かいつつ、
まつ子「手がはなせん。自分で淹れてって!」
たかし「ハイハイ」
・いつもいつも手が空いているわけではない。 ドーナツボックス3、再販するそうだよ
通販希望メール出した人には購入意思確認のメール来るみたいだ >>849
ヤフオクで12,000円で落札した方、お気の毒に・・・。 >849
ホント?
事実なら嬉しい。
ドーナツボックス1,2も増刷してくれればもっと嬉しい。 10/11のののちゃん
1:やまだ家。学生服で帰ってきたのぼる。
のぼる「どうしたね ホームズ。」というと、パイプを咥えて
しげ「みたまえワトスンくん ブドウの軸がすててある。」とゴミ箱から拾い上げた軸を見せる。
2:しげ「しかも」とため、
3:しげ「すててあるのはブドウの軸だけだ!」
4:しげ「このふたりがぜーんぶ食べてしまった山本さんの手みやげは 種のない皮ごと食べられる超高級の『たまももブドウ』だ!!」と指弾する。
神妙な顔のまつ子とののちゃん。
・変形のホームズものか。 10/12のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「あしたの図画工作は くりひろい だよ。」というと、
まつ子「栗ひろい? 図工で。」
たかし「どこの農家だ?」と不思議そうな顔。
2:翌日。3小の校門。
大友先生「出発。」と号令をかけると
「ハーイ。」とついてくる3組の子供たち。
3:大友先生「到着」と道路向かいの神社につく。
(「←13メートル→」と注釈)
「バタバタ」「ズデ」とコケる子供たち。
4:神社の境内。
大友先生「どんぐりで工作するよ。」と呼びかける。
ののちゃん「ぐりひろい じゃん!」とキクチくん相手にキレる。
・似て非なるもの。 10/13のののちゃん
1:やまだ家の居間。外出から帰ってきて、
しげ「コゲくさいで。」と台所の方を見て言うが、
まつ子「え? 気がつかんけど。」
2:しげ「ずっと家におったら 気がつかんもんや。」と「くんくん」と匂いをかぐ。
まつ子「ちょっと出てみる。」
3:「うーん」と外に出てみて、
「あらー」とだれかと行き会い、
「まぁ」と笑い
「ホンマかいな」と腕組みし
「そうかいな」と笑い
「へー」と驚く まつ子のイメージ。
4:帰ってきて、
まつ子「コゲくさいッ」と台所に駆け込んでくる。
しげ「いつまでも帰らんから 夕飯のサカナ焼いてるねん!」
・それとこれとは原因が違う。 10/14のののちゃん
1:「シネコン」にやってきたたかし、しげ、まつ子とののちゃん。
たかし「わしはアクション映画を観る。」
しげ「わたしはホラー。」
まつ子「のの子とアニメ観るから ほな、あとで待ちあわせ。」とそれぞれ別れる。
2:まつ子とののちゃんが映画を観ている客席。
しげ「アカン。あまりにもしょーむないから出てきた。」と現れると
まつ子「あら」
3:まつ子「お茶してるで、電話して。」と出ていく。
ののちゃん「おとうさんの映画は まぁおもしろいってことだね。」と笑う。
4:たかしのいる客席。
スクリーンからは「バキュン! バキュン!」と映画の効果音が聞こえてくるが、
誰もいない客席で「グゥ」と寝ているたかし。
・途中で出てくる以上にしょーむない映画。 10/15のののちゃん
1:ホームセンターの照明売り場。たかしが家に電話をかけている。
ののちゃん(電話)「おかぁさんは立ち話してるよ。」
2:やまだ家の玄関。外には知り合いと話し中のまつ子が見える。
たかし(電話)「玄関に古いケイコウ灯があるだろ。サイズを教えてくれ。」というと、
ののちゃん「うん。」と上がりかまちのリング型の蛍光灯を見る。
3:蛍光管を手に、
ののちゃん「えーと 定規が見あたらない。」
4:
(右)蛍光管を頭にかぶってみて、
ののちゃん「わたしの頭にピッタリ。」
(左)たかし「じゃ これかな。」と蛍光管を頭に載せている。
通りかかった店員が不審げな眼で見ている。
・30ワット型くらいでしょうか。 10/16のののちゃん
1:3小の休み時間。
久保くん「休み時間の場所とり どうだった?」と訊くと
スズキくん「ダメダメ 6年にぶんどられた。」と手を振り苦笑い。
2:キクチくん「ボールは1年生に泣かれて あげちゃった。」と頭をかきながら歩いてくると
「えー」と不満そうな二人。
3:キクチくん「3年生は中間管理職だな。」と嘆くと
スズキくん「なんだそれ。」
歩いてくるののちゃんたちを見て、
久保くん「あ、ののちゃんたち どうだった?」
4:みみ・のの・なな「1年生の場所をぶんどって、」「6年生に泣きついてボールもらった。」
久保・キクチ・スズキ「サイテー」
・ベクトルが逆。 10/17のののちゃん
1:3組の教室。
「反省文
運動会の
バトンタッチの
失敗に関する
一考察。」を書いていて、
ののちゃん(声)「あっ」
2:黒板には「自習 作文」。教壇で椅子にもたれて居眠りしている藤原先生。
ののちゃん「シャーペンの芯がもうない。」というと、
キクチくん「あげるよ。」と芯を手に取る。
3:ののちゃん(声)「サンキュ」と手を出すが、
キクチくん(声)「あっ」と渡そうとして取り落とす。
4:キクチくん「どこだよ わかんねーよ。」
ののちゃん「ちゃんと渡せよ。」と「ガーガーガー」と大騒ぎ。
振り返って見る久保くんと心配そうに見ているななちゃん。
藤原先生(声)「そこ、うるさい。」
・徹底してパスの相性がよくない。 10/18のののちゃん
1:学校帰り。ののちゃんと久保くん、キクチくんが歩いている。
キクチくん「遠足 晴れるといいな。」というと、
ののちゃん「あした 天気になりやがれー」と靴を勢いよく飛ばす。
2:飛ばした靴が「ポン」とよその家の2階の開いていた窓に入る。
ののちゃん(声)「ゲェ!」
3:その家の玄関。主人の男性に、
ののちゃん「あのぅ 靴のやつがポーンってとんでって2階に。」と申し訳なさそうな顔。
後ろでは久保くんとキクチくんが笑っている。
4:2階から下りてきて、
主人の男性「『晴れ』だったよ。」と靴を渡す。
ののちゃん「おそれ入ります。」と笑顔で受け取る。
・聞こえてたのか。 あきづ文庫さんから「ドーナツ・ボックス3」の振込確認メールが来ましたが、11月下旬に「ガラクタの世紀」が冊数限定なしでネット販売されるそうです。本店で告知があるかな。 10/19のののちゃん
1:3小の遠足。「↑天狗山遠足コース」の看板が立っている。
タブチ先生「藤原先生、戦闘をお願いします。わたしは最後尾を歩きます。」というと、
藤原先生「ハイハイ。」
2:山道を登っていくののちゃんたちの後ろで、
タブチ先生「根っ子が這ってるから 気をつけて。」と声をかける。
3:「8合目」。集団を放り出して、座り込んで
藤原先生「ふー やれやれ」とパタパタと扇いでいる。
タブチ先生がそれを見て「どて」とコケる。
4:タブチ先生「そこから動かない気ですか!」と追い抜いていくと、
藤原先生「帰りも先頭をつとめます。」と弁当を「モグモグ」と食べ始める。
・だって面倒なんだもの。 10/20のののちゃん
1:やまだ家。のぼるの部屋。のぼるが机に向かって勉強しているところに紙を持って入ってきて、
まつ子「のぼる テスト勉強中すまんけど。」
のぼる「うん?」と机に向かったままで返事をする。
2:まつ子「クロスワードパズル、『タ』ではじまる6文字。」
のぼる「ヒントはなに。」と振り向く。
3:ののちゃん「ダメだよッ じゃましちゃ!」と腰に手を当て仁王立ち。
4:ののちゃん「クロスワードパズルはひとりでするものだから じゃましちゃダメだよ お兄ちゃん!」というと
のぼる「いいから あっちへ行ってくれ ふたりとも。」
・どっちがどっちを邪魔しているのか。 10/21のののちゃん
1:ショッピングセンター。「キッズセール」の子供服売り場。
まつ子「このパーカーにしなはれ。」というが、
ののちゃん「いやだ こっちがいい。」と別の服を持ってくる。
2:「ガーガー」と言い合っている二人の声が聞こえてくるところで、
しげ「『時の氏神』の登場やな。」とほくそ笑む。
のぼる「どんなふうにおさめるの?」
3:しげ「このスタジャンか このトレーナーにしなはれ。」と満面の笑み。
4:まつ子「パーカーゆうてるやろ」と「ガーガーガー」と三人で言い合いが始まる。
のぼる「もうちょっとおくれるよ。」とケイタイでたかしに電話している。
(フキダシには駐車場で電話を取り「えっ」と聞き返すたかしのイメージ)
・余計に混乱している。 >>856
この回読んで思ったけど
シネコンって上映中に違う映画見に行っても良いのかな?
昔の映画館だとその辺寛容だった気がするけど >>866
バイトしたことあるけど普通にスルーするよ
大抵は客の方から「ちょっと連れに声かけたいんで」みたいに言われるけど
渡り歩きながらずっと館内に居座って何本も見る奴が出禁になったってのも話だけは聞いたことあるが 誰かさんに似てるな、音大生
ひな子ちゃんも登場と週明け早々濃いなあ >>868
本日の話か? 藤原先生、まさに自業自得だったな。
ところで、ふと思ったのだが……のの子のクラスには、いじめの問題は無いようだが、もしそれが起こってしまったら、藤原先生はどうするだろう?
なんとかして止めようとするだろうか? それとも、見て見ぬふりをするだろうか? 10/22のののちゃん
1:やまだ家の廊下。電話が「トルルッ…」と鳴りかけて切れる。取ろうとして、
まつ子「あっ 切れた。」
2:居間ではのぼるとののちゃんが「自分でやれよ」「わかんねーんだもん」と宿題を巡って言い合っているのが見える。
しげ「心あたりにかけてみたらどうや。」というと、
まつ子「そうやな。」と受話器を取る。
3:電話をかけ、
「あんた電話くれた?」「してへんわよ。」「ところで元気?」「それがあんた。」「あらまぁ」「ははは」
と長電話になるまつ子。
4:外出先からケイタイで電話をかけるが「ツー.ツー.ツー.」の話中音を聞き、
たかし「どうやらこれは 心あたりにわしは入っとらんということのようだ。」とぐちる。
・ちょっとオチに無理があるような。 10/23のののちゃん
1:3小の音楽室。「3組コーラス ♪空色の猫」の板書。3組を若い女性が指導している。
女性「ちょっとシニカルな曲なので やさしく歌いましょう。」というと
「はーい」と答える子供たち。
2:職員室。椅子にふんぞり返ってつま先にスリッパを引っかけ、
藤原先生「学芸会は後輩に紹介させた音大生にまかせちゃって ラークチン。」と笑うと、
タブチ先生「ずるいなぁ」
3:藤原先生「タブチ先生の2組は劇でしょ? だれかうーんと貸しのあるヒマなろくでなしに押しつけちゃえば?」と「ははは」と笑う。
4:2組の教室。衣装や小道具をつけたひな子ちゃんと2組の3人。
藤原先生「ハイそうそう 身振りを大きく。」と嫌々そうな顔で指導する藤原先生。
・うーんと貸しのあるヒマなろくでなしがそこにいた。 >>871
「空色の猫」ってGARNET CROWの曲なのね もう一度言うが、のの子のいるクラスでいじめの問題が起こったら、藤原先生はどうするだろう? >>872
Garnet Crowを何度聞いても
いしいさんのような人を
虜にする要素はなさそうだけどなあ >>3の本店リンクのアドレスがおかしい
前からだっけ? >>875
ありがとうございます
128ページとは楽しみだなぁ 10/24のののちゃん
1:「天狗山頂上」。登山者の男性が足元を見る。
男性「ありゃあ ゴミが。」
2:
(右)男性が拾ったゴミは、
「遠足のお
第3小学校」のプリントの切れ端。
(左)3小の職員室。
教頭先生「電話がありましてね。」
3:タブチ先生「なにかのまちがいです!」
藤原先生「ありえません!」と力説。
教頭先生「そうですか。」
4:回想。「8合目」で座り込み、
藤原先生「このへんでいいんじゃない?」と「フゥ」と息をつく。
タブチ先生「まぁ しかたないね。」
ののちゃん「めしだめしだ」と荷物を広げる。
・そんなところへは行っていない。 10/25のののちゃん
1:たかしの会社。雑務1課に来たたかし。
たかし「おい ホチョル、部長に談判だ。いっしょに来てくれんか。」というと、
椅子にもたれて首の後ろで手を組んでいたホチョルさん「例の件だな。」
2:たかし「立っててくれたらいい。」
3:ホチョルさん「加勢すりゃいいんだな。」
(内心では「おねがいします。」と坂崎部長の机の前に立つたかしの後ろに立つイメージ)
4:部長室の前。
たかし「部長のうしろに立っててくれ。」
(たかしが「おねがいしますよ。」という部長の後ろで腕組みして睨むホチョルさんのイメージ)
ホチョルさん「脅迫だよ。」
部長室の中ではなにも知らず電話で笑って会話をしている部長。
・なにを頼もうとしているのか。 10/26のののちゃん
1:「ストア」に買い物に来たまつ子とののちゃん。
「カレー食材 店内、歩かずここだけでOK」のコーナーに足を止めるまつ子。
ののちゃん「えっ カレー?」というと、
まつ子「きのうもカレーやったからなぁ」
2:ののちゃん「つづけてカレーは それはヤバイね。」と笑うが、
3:まつ子「そうやねんヤバイ。きょうかれーやったら、」と考え込んだ表情で、
4:まつ子「あしたもカレーになる。」
ののちゃん「行くよ。」とまつ子の裾を引っぱる。
・もう止まらない。 10/27のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。外出しようとしているしげ、まつ子、ののちゃん。
しげ「行くで。」
ののちゃん「うん。」と出発しようとするが、
まつ子「あっ もう1回見てくる。」と家の中に引き返す。
2:しばらくして、
しげ「火の用心にしては」
ののちゃん「おそいね。」
3:居間。着ていた上着を別のに着替えて鏡を見て、
まつ子「ウーン これも合うてへんな。」
4:結局元の上着で出てきて、
まつ子「行くで。」
ののちゃん「着替えてみて 結局もとの服だね。」
しげ「鏡をもう1回見たんか。」
・なにが気に入らなかったのか。 10/28のののちゃん
1:ショッピングセンターの「日用品」コーナー。やってきたたかしとまつ子。
まつ子「おとうさんの上着を吊る 頑丈なハンガーをひとつ買お。」と品定め。
2:まつ子(声)「これとか。」と木製のハンガーを見せると、
たかし「そんな立派なのでなくていいぞ。」と笑顔。
3:まつ子「しかし ジャケットとコートとダウンをかさねてひとつに吊ってるから。」というと、
たかし「ああ そうかい。」と眉をひそめる。
4:まつ子「パーカーとウィンドブレーカーはまるめてダウンのポケットに入れてるし。」というと、
たかし「もう1本買え。」
・場所の節約。 10/29のののちゃん
1:やまだ家の玄関。
のぼる「図書館で テスト勉強してくる。」と出かけようとする。
2:しげ「ついでにこの本かりてきて。」とメモを出し、
まつ子「ついでに はんぺん買うてきて。」と千円札を出し、
ののちゃん「ついでに ひなこにリコーダーかえしてきて。」とリコーダーを渡そうとする。
3:のぼる「図書館に勉強しに行くと言っているだろ?」と振り切ろうとすると、玄関に入ってきて
たかし「おっ 出かけるのか クルマ出してやろう。」
4:「ゴロゴロゴロ」と走るたかしの車。
たかし(声)「ついでに 船番所跡が公開されとるから寄っていこう。」
のぼる(声)「図書館へ行って!」
・みんなが邪魔をする。 10/30のののちゃん
1:図書館の勉強室。のぼる、田中くん、山下くんが並んで座っている。
片肘ついて座っているのぼるの前には並べられたたくさんのマーカー。
田中くん「山田、マーカーを色とりどり たくさん持ってるなぁ。」とあきれたように言う。
山下くん「グゥ」と机に突っ伏して寝ている。
2:田中くん「そういうやつ見かけるけど、アンダーラインだらけじゃアンダーラインの意味なくないか?」と笑う。
3:のぼる「数学とかやってると頭くさりそうだ。リラックス リラックス」とあぶない目つきでつぶやく。
4:「キュキュキュキュ」とマーカーでなにか塗っているのぼる。
田中くん「『大人のぬり絵』やってるぞ おい。」と山下くんを肘で小突く。
山下くん「え、」とねぼけた顔で起き上がる。
・蛍光マーカーはパレットに塗って、細い筆に水をつけて溶いて塗ると繊細な塗りができますね。 このスレに書くことではないかもしれんが
ののちゃんのアニメアニマックスで来週から放送開始。 アニメ版はななちゃんのどす黒さだけが記憶に残ってるなぁw 10/31のののちゃん
1:やまだ家の玄関。荷物を届けに来た配達員とまつ子。
まつ子「あれ? ハンコがない。」とそのへんを探すが、
配達員「サインでいいです。」
2:
(右)受け取った荷物を手に、
まつ子「どこやろ ハンコ。」と見回すが、
(左)落ちていたハンコを踏んで「ツルッ」と滑り
まつ子(声)「わ!」と転ぶ。
3:玄関先。中から響く「 ど ん 」という大音響に、
外に出ていた配達員が「!」と驚き振り返る。
4:塀の陰に身を隠し、中から聞こえてくる「いってー」の声に
配達員「爆発音が ハイ ケガ人も。」とケイタイで通報している。
そこに帰ってくるしげ。
・荷物がバクハツした的なシチュエーション。 11/1のののちゃん。今月のタイトル横は楽譜を手に歌うののちゃん
1:やまだ家の食卓。コンニャクの煮物のようなものを「ポロ」と箸でつかみ損ねて落とし、
しげ(声)「あっ」
2:しょんぼりした顔で、
しげ「トシとると 食べこぼしが多なって ホンマにいややわ。」
3:
(右)落としたコンニャクを箸で「ひょい」とつまみ、
(左)手首のスナップで放り投げる。
4:くずかごに直接入ったのを見て、
ののちゃん「入った!!」とビックリ。
まつ子「こういう わけのわからんトシヨリ ホンマにいややわ。」と頭を抱える。
・凄いんだか凄くないんだか。 本店更新
新刊「ガラクタの世紀」販売予告と立ち読み >890
お知らせありがとうございます。
今回は数量、販売期間共に制限なしとのこと。慌てず購入でき嬉しい。
できれば、ドーナツ・ボックス1〜3も同様に再発売して欲しいです。 11/3
シゲばあさんはどこに電話してるんや >>893 慌てて電話する、ってのがひとつの定型というかお約束のギャグだよね。 11/2のののちゃん
1:やまだ家の門前。掃き掃除をしていたしげが学校から帰ってきたののちゃんを迎える。
しげ「おかえり。」
ののちゃん「あ、掃除 手伝ってあげるよ。」
2:しげ「めずらしいこともある。雨が降るで。」と笑う。
3:ほうきを受け取り、
ののちゃん「ゴミすてもしておいてあげる。」とゴミ袋に手を出すと、
しげ「あら ホンマ雨が降りそうや。」とさらに笑顔。
4:
(右)しげ「よっしゃ、おこづかいあげよ。」と財布を出す。
(左)「ザー」と土砂降りの雨。
・珍しいこと×3相当の雨。 11/3のののちゃん
1:やまだ家の居間。壁には「11月」のカレンダー。「日記」を手に、
まつ子「今年から日記をつけることにした。」と宣言。
2:青ざめて電話を取り、
しげ「もしもし、わけのわけらないことを言うてるんですけど。」というと、
まつ子「コラッ」
3:まつ子「年末年始限定の日記をつけて 次の年末年始の参考にする。」と厳かに語る。
4:しげ「もしもし、去年ほったらかしたことを忘れて、また同じことをやろうとしてるんですけど。」と再び電話に向かう。
まつ子「あれっ」
・あわてて電話に向かう、というシークエンスはお約束的に何度も現れます。 11/4のののちゃん
1:ナレーション「鍋物のおいしい季節になると おかぁさんの『なべ』の定義が乱れます。」
なべを持って現れ、
まつ子「きのうは カレーなべ だったから、」
2:まつ子「きょうは 肉ジャガなべ。」
しげ「まぜこぜ料理に ぜんぶ『なべ』つけてるやろ。」
3:まつ子「あしたは 中華風ドライごはんなべ。」と笑顔だが、
しげ「チャーハンや!」
4:台所に消えるまつ子。
しげ「ほな、ちゃんこ鍋やもつ鍋やちり鍋はなんや。」というと、
ののちゃん「ひっくるめて『なべ』とだけ。」
・なにがなんだかわからない。 11/5のののちゃん
1:やまだ家。窓から顔を出し外から聞こえる放送に耳を傾け、
しげ「防災行政無線は なに言うとるかわからんな。イザという時こまるやろ。」
2:玄関先まで出てきて、
しげ「と、思うたら 廃品回収車やった。」
「古くなって 処分におこまりの」とスピーカーから流しながら走っている車。
3:廃品回収車「防災用品もお引きとりいたします。」
4:いろいろ防災グッズを並べて廃品回収車に手を挙げるしげ。
まつ子「それ捨てたら イザという時こまるやろ」と引き止める。
・邪魔ではありましょうが。 1:たまのの駅前将棋センター。顔を出したのぼる。
店員「ちょうどよかった。山田くんと対戦したいというお客さんが。」
2:対局中なのは、
「パチ」と指す派手なシャツに後ろちょんまげの男性と、
「うーん」とうなるサングラスにひげ面の男性。
3:「ホナ、サイナラ。」と逃げようとするのぼるを引き止め、
店員「見かけはああだけど いい人なんだよ。」
4:
(右)不承不承、
のぼる「で、どっちと指すんですか?」
(左)店員「両方。」と再度逃げようとするのぼるをつかまえる。
・どっちもイヤ。 >>901で書き落としました。「11/6のののちゃん」です。
11/7のののちゃん
1:やまだ家。朝。階段の下で、
まつ子「のの子 いつまで寝てるんや またチコクするで!」と呼びかける。
2:階段の上まで上がってきて、
まつ子「のの子 いつまで寝てるんや またチコクするで!」と再び呼びかけるが、
ののちゃん(声)「グゥ」と寝ぼけたまま。
3:ののちゃんの部屋。ベッドで「グゥ」と寝ているののちゃんを放って窓のほうへ「つかつかつかつか」と歩み寄るまつ子。
4:カーテンと窓を開け放ち、
まつ子「のの子 いつまで寝てるんや またチコクするで!」と大声。
外を通る人が振り返ったり笑いながら通り過ぎていく。
ののちゃん(声)「おきるからやめてッ」
・外的な圧力を利用する方法。 ついでに前回の回数を変え忘れました。>>902は「7216」回です。
11/8のののちゃん
1:3中野球部の練習。守備練習中の山下くんとオカダくんをタブレットで撮影する三宅マネージャー。
2:崇禅寺キャプテン「マネージャーの三宅が 参考のため守備練習まで動画撮影しとるぞ。」
のぼる「すげー やる気ですね。」
3:しゃがみ込んで「なー」と鳴く黒猫を撮影する三宅マネージャー。
キャプテン・のぼる「?」
4:塀の上の空き缶を撮影している三宅マネージャー。
キャプテン(声)「あきらかに 編集してくだらない短編をつくろうとしとるだけだな。」
・素材の一つ。 11/9のののちゃん
1:「健康のため吸い過ぎに注意しましょう」の注意書きのついたタバコの箱。
2:たかしの会社。タバコを吸いに出てきたたかしとホチョルさん。
たかし「また 喫煙所が遠くなったのか。」というと、
ホチョルさん「この先の 岸壁の吹きさらしだ。」と向こうを指さす。
3:「健康のため吸い過ぎに注意しましょう 喫煙所」の貼り紙。
4:荒れた海。「ビョー」と風が吹き抜ける喫煙所。上着なしの二人。
たかし「寒! カゼひくぞ。」
ホチョルさん「2本にしとこう。」
・そこにいることが健康に悪い。 3コマ目の背景にいた若い二人の女性
なんか気になるな 11/10のののちゃん
1:「盲腸線 のまたの駅」の改札口。
駅員「トラブルでダイヤが乱れています。」というと、
しげ・まつ子「えっ」と驚く。
2:駅員「1時間のおくれが出ています。」というと、
まつ子「え?」と怪訝そうな顔。
3:毎時45分に1本だけ列車が来る時刻表。
しげ(声)「しかし 1時間に1本やろ。」
4:しげ「1時間ズレて そのまんまやがな。」
駅員「ご迷惑をおかけします。」と真顔だが、
まつ子「おかまいなく。」と飲料の自動販売機に向かう。
・影響がありそうでない。 11/11のののちゃん
1:小山堂の店頭。
しげ「あらたまった お客さんやねんけど。」と相談すると、
店主「じゃ 絶品、『栗きんとん』だね。」と勧める。
2:やまだ家の玄関。帰ってきたしげに、
まつ子「電話があって お客さん急に来られん。」というと、
しげ「あら」
3:居間。
しげ「しかし あんな味のわからんやつらに食べさすのはなんやな。」と考え込む。
(フキダシにはのぼるとののちゃんのイメージ)
まつ子「2コずつ食べよ。」と笑顔。
4:箱を開けて、
まつ子「まぁ、お芋のダンゴ おいしそう。」と笑顔。
しげは右後ろから噛みつきそうな顔でにらみつける。
・こいつが一番わかってない。 11/12のののちゃん
1:
(右)「市民ホール」の入口。「たまのの市小学校 音楽発表会」の立て看板。
(左)客席。音楽が流れ「パチパチ」と拍手される中、
「グゥ」と居眠りするしげとまつ子。
2:ねぼけた顔で目を覚まし、
しげ「あーっ 寝てしもうた。」
まつ子「のの子の出番 おわってる!」とプログラムを見てあわてる。
3:終演後。
しげ「寝てた というわけにいかんし。」と腕組み。
まつ子「ウソつくわけにいかんし。」と考え込む。
バックには妙に細かく描き込まれた若い女性2人組。
4:ののちゃん「どうだった?!」と勢いよく訊ねる。
まつ子「(イスのクッションが)すごくよかった。」
しげ「(ぐっすり寝て)さわやかやった。」と笑顔でこたえる。
・3コマ目、誰でしょう。ロカ美乃ではなさそうだし。 >>909
>>・3コマ目、誰でしょう。
左は>>871の音大生じゃないかな。
右は……わからん。その友達ってとこ? 月子さんにも少し似てるけど。 今日は「ののちゃん」2本立てだったね
ビックリしたわ 11/14のののちゃん
1:
(右)朝。やまだ家。寝ぼけ眼であわてて学校へ行く準備をしているののちゃん。
まつ子(声)「のの子 朝ごはんは。」というが、
ののちゃん「いらない。チコクする!」
(左)まつ子(声)「おにぎりだけでも。」と出された皿に、
ののちゃん「おにぎりのほかは なにがあるの?」と食い意地を発揮して訊ねる。
2:「ぐつぐつぐつ」と煮えるなべをつついているしげとまつ子。
しげ「しゃぶしゃぶ。」
「どって」とコケるののちゃん。
3:ののちゃん「どういうわけかしらないけど 帰って食べるからおいといて!」と出ていく。
(声)「ハイハイ」と適当な返事。
4:
(右)(声)「ただいまぁ」と帰ってくるののちゃん。
(左)台所。テーブルの上に置かれた皿に載っているおにぎり。
再びコケるののちゃん。
・そっちじゃない。 11/14 全面広告(三井造船) 特別寄稿
1:ホールの舞台。「造船100年市民祝賀会」の幕。
舞台上には「祝」のくす玉が吊されている。
司会者「では くす玉を 初代所長のご家族におねがいします。」
「パチパチパチパチ」の拍手。
2:客席。並んで座っているやまだ家の面々。
ののちゃん「あのくす玉は 進水式のくす玉名人の伯父さんが作ったんだよね。」
(フキダシにはよしおのイメージ)
たかし「ああ、心配だな。」と眉を寄せるが、
まつ子「大丈夫 ちゃんと開きまっせ。」と笑顔。
3:
(右)たかし「開くかどうかじゃなくて、進水式じゃあるまいし。」
(左)舞台の上に吊された巨大なくす玉。
たかし(声)「デカすぎる。」
4:舞台上。「どーん」と開いたくす玉から「100年おめでとう」と垂れ幕やリボンやいろいろ。
「わー」「キャー」と舞台上で逃げまどう人々。
(声)「だれが掃除するんだー」
・下には先生のコメントもついております。 11/15のののちゃん
1:3組の体育の授業。
タブチ先生「体育は持久走だよ。まず体育館3周だ!」と「ピー」とホイッスルを吹く。
「やれやれ」とイヤそうに走っていくののちゃん、キクチくん、久保くんら3組の面々。
2:
(右)「やれやれ」と「のろのろ」走って行って体育館の裏に入る。
(左)体育館の反対側を見ているタブチ先生の後ろ姿。
3:
(右)誰も出てこない体育館の反対側をまだ見ているタブチ先生の後ろ姿。
(左)「?」といぶかって立腹するタブチ先生の後ろ姿。
4:校庭の反対側。倉庫の裏から「やれやれ」と「のろのろのろ」と走って出てくる3組の面々。
タブチ先生「手品じゃないんだから。」
・どうやって。 >>912
たいていの場合、得をする側にいるのの子が、珍しく損をする話だったな。
美味しい物はみんな食べられてしまって、自分に残ったのはどうでもいい物だけという。
もっとも、のの子には、おにぎり一個すらもったいないが。
のの子みたいに、世の中のために何の役にもたたず、将来役立つ可能性も無い子供は、何も食べさせずに飢え死にした方が世のため人のためである。 11/16のののちゃん
1:3組の教室。
藤原先生(声)「山田さん。」と返されたテストの答案は、
全面にチェックマークの入れられた「0」点。
ののちゃん(声)「ゲッ」
2:席に戻り、
ののちゃん「フン だ。」とむくれて「カリカリカリカリ」と答案に鉛筆で書き込み始める。
隣の席では返された答案に愕然として真っ青になっているキクチくん。
3:やまだ家。帰って答案をまつ子に渡し、
ののちゃん「ピッチに見えない?」
4:答案。「0」にサッカーボール模様が描き込まれている。
まつ子(声)「見えない。」
・草生えるw 11/17のののちゃん
1:たかしの会社。雑務3課。
ホチョルさん「山田、重量が仕様書とちがう。」と書類を持ってくる。
たかし「えーっ」とイスに座ったまま両手を挙げて驚く。
2:たかし「おいおいおいおい」
ホチョルさん「こいつぁ きょうは帰れんかも。」と話している後ろで、
「こそこそこそ」とロッカーに向かうOL三宅さん。
3:
(右)たかし(声)「三宅くん。」と呼び止められ、
「ギクッ」とするOL三宅さん。
(左)たかし「ケイタイ忘れてる。」と渡され、
OL三宅さん「おそれ入りやす。」と作り笑い。
4:たかし(声)「この分だと あした呼び出し出勤、よろしく。」
コケるOL三宅さん。
・きょう逃げ帰るところは想定内。 11/18のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓に置いてある宿題のプリント。
まつ子(声)「宿題 おきっぱなしやで。」というと、
ののちゃん(声)「おきっぱなしにしてあるの。」
2:空想。
(右)プリントを見る顔に「A」の謎の人物。
人物「おや、ののちゃんの宿題だ。」
(中)鉛筆を手に、
人物「やってみよう フムフム」
(左)完成したプリントを手に、
人物「できたぞ。」
3:考えを披露したののちゃんに、
まつ子「で、だれや その都合のええAさんとやらは!」
4:居間で座卓の前に座ってプリントに向かうしげ。
ののちゃん「あっ Aさんはおばぁさんだった。」
あっと驚いた表情のまつ子。
5:プリントを敷き紙に「パチン」と爪を切るしげ。
コケるののちゃん。
・そんな都合のいい話はない。 11/19のののちゃん
1:やまだ家。廊下。洗面所の入口に掛かったのれんを指さし、
まつ子「みなさん のれんで手を拭くのをやめてください。」
2:ののちゃん「え、拭いてないよ。」
のぼる「拭いてない。」
たかし「しらんぞ。」
しげ「しらん。」
3:
(右)まつ子「ほな、なんでよごれてるんや。」と不安げな表情。
(左)顔を見合わせ
たかし「だれも拭いてないのに!」
のぼる「ミステリーだ!」
4:まつ子「わたししか拭いてないのに なんでこんなによごれてるんや!」
たかし「拭いてんのかよ。」
のぼる「程度モンダイだったのか。」と背を向ける。
・それ以外の原因はありようもない。 11/20のののちゃん
1:やまだ家の居間。「11月」「12月」のカレンダーを前に、
まつ子「これから小掃除を10回やれば 大掃除をしなくてもラクショー。」と手ぬぐいかぶってほうきを手に宣言。
2:ののちゃん「なにかしら このものすごいデジャヴュ感は。」と頭を抱えると、
しげ「のの子の夏休みの問題集の『ラクショー予定表』や!」
3:「1日3Pやれば 10日でラクショーだ!」と書かれて10日分の枠が設けられている予定表。
4:予定表を手渡し、
しげ「マッサラやで、それ使うたら。」
まつ子「どうせ かけ声倒れにおわる、とでも?」と睨むと
ののちゃん「お役に立てばサイワイです。」
・どうせかけ声倒れに終わる。 11/21のののちゃん
1:3組の教室。授業中。
藤原先生「ハイ山田さん、計算プリントをやって帰って下さい。」とプリントを渡され、
ののちゃん「はぁい。」と不承不承受け取る。
2:放課後。居残って机でプリントをやっているののちゃん。廊下側の窓からのぞき込み、
てっちゃん「へっ のの子 居残りか。」
ののちゃん「ウルサイなぁ。」
3:てっちゃん「また 算数か。」と絡んでくるのに、
ののちゃん「なにぐずぐずしてんの てっちゃん、さっさと帰んなよ。」
4:廊下側からのアングル。てっちゃんは本を数冊抱えて立っているが座っているののちゃんからは見えない。
てっちゃん「本を投げて遊んでてよ。」
「2組」の教室の戸を開けて出てきて、
タブチ先生「コラ、てつ! こっちに立ってろ。」
・おまえも居残りだろ、と。 本店更新
コミティア御礼
ドーナツ・ボックスC予告 ののちゃんやのぼるくんが 母や祖母を「おかあさん」「おばあさん」
て呼ぶのが違和感。「かあちゃん」「ばあちゃん」の方が自然 俺も「おばあさん」は違和感ある
この言葉が登場するたび、思う
イマサラ変えられないのはわかってるけど あ、「かあちゃん」しか見ていなかった
確かに「おばあさん」は無いな あきづ文庫から「ガラクタの世紀」購入しました。
結構毒があります。
アサヒシンブンの、ののちゃんで、当たり障りの無いことをを描いて(それでも新聞の四コマ漫画で書いて良いのかと思うことも多いが)ストレスが溜まったのかしらん? アニメの主題歌、いい曲だけどCDどこも売り切れ・・・ >938
ありがとう
ドーナツ・ボックス1−3も再発売されるそうです
ありがたいことです。 代理さんのカキコがなくなったらこのスレの価値はない。 ひなこちゃんとてっちゃん話はどれだけ発展していくのかなぁ 12月14日の「ののちゃん」。
1:夕方、学校から帰って来たのの子が、「あー、マフラー忘れた」と言っている。
それに、「どこへ? どのマフラー?」と問うまつ子。
2:のの子、「えーと、朝、玄関にあったのをつかんでった、つるつるの軽い茶色のマフラー」と答える。
3:それを聞いて、まつ子「わーっ! わたしのカシミアの上等のやーっ!」と叫んで飛び出して行く。
4:公園のベンチで、マフラーを見つけたのの子「公園って言わなかった気がする」。
「どこまで行ったんやろ」と、ぼやくしげ。
まつ子さん、たぶん学校まで駆けてったんだろうなあ。
それにしても、そんな上等なのを玄関に置きっ放しにして、しかも無くなったのに気付かないって、どういうことだよ。
無頓着にも、ほどがあるだろうが。 >>913
この回って後に11巻とかに収録されるのかな
されない様な気がする 関西弁を話す母と祖母と同居していて何で子供達は全くと言って良いほど関西弁が伝染ってないんだろう
多少は影響をうけそうなものだけどな >>947
言葉のイントネーションは文字では分からない アエラに載ってるらしい
磯野家の相続ぽいやつ
どんな感じかみてこなくては いずれは全部ボクのものという考え方は磯野家では絶対に出てこないw 期間限定注文生産販売でドーナツボックス1巻2巻も通販で買えるようになるんですね! 5月のコミティア行く予定だけど、既刊は通信販売のみってことはないよな…?
発送はコミティアの後つってるから大丈夫だろうと思うけど 今日のののちゃんを書いてくださる人募集
以前の代理さんのように書いてください。文章は代理さんのような丁寧なものではなくてもかまいません。多少のまとめ書きOKです。 本店更新
DUST 9INNINGS
ポチの寒中見舞い そういえば「タブチくん」時代にも山本浩二と星野仙一はよく絡むネタがあったなぁ。 今日のは何なんだ
ののちゃんは勉強はできないけどスポーツは万能だしここまでアホじゃないぞ 才能があっても努力できない人間は、役立たずにしかなれんよ。特にのの子の場合、「努力しようという意志すら皆無」なんだからな。 >>965
>>964はいちゃもん付けるしか能がないクソだからスルーしろ >>965
自分のやりたいこと、やっていて楽しいことをやるのは、厳密には「努力」とは言えない。少なくとも、言い難い。 TBS系列の所さんの番組で玉野市の特集やってて、ご当地グルメって事でののちゃん本編にも登場した温玉めしが出てきた
思ってたより色が濃くて味付けが濃そうだけど旨そうだった 本店更新
コミティア御礼
ガラクタの世紀立ち読みコーナー入れ替え←充実 てっちゃん…(´;ω;`)
>>974
ありがとうございます
「たいした新商品がない」ということはなんらかの新商品はあったって事なのかな? >>975
コピー本が少数あった、らしい
自分が行ったとき(12時くらい)にはもう完売だったから詳細はわからん 今日のののちゃんを書いてくださる人募集
以前の代理さんのように書いてください。文章は代理さんのような丁寧なものではなくてもかまいません。多少のまとめ書きOKです。
誰かが書いてくれないとこのスレの存在価値がなくなってしまいます。 家の塀の線のラクガキを追うも一周して戻ってきてしげが一言「やられた!」 本店更新
ドーナツ・ボックス予約受付のおしらせ
ドーナツ・ボックス4立ちよみコーナー 3月になったのけど同人誌ドーナツボックス1〜4の予約注文は無事スタートしたのかな? >>985
受注始まってるよ、あきづ文庫行ってみ
申し込み多数で、メール返信その他全部手動で
やってるらしいから時間かかるっぽい そろそろ「ののちゃん全集11」出るのかな?
2年分貯まったよね あと予約注文好評そうでなによりです
「さっさとしろ」→「やや弱気」なのが気になりますがw >>975
ひなこちゃんやさしい(´;∀;`)
バレンタインデーやホワイトデーにちゃんと乗っけて話を発展させる先生すこ 玉野市からののちゃん着ぐるみが無事生まれ変わったお知らせが届きました(・∀・)
何年か前に寄ったきりだけどまた玉野に行けたら見てみたいわ いつもありがとうございます。
採算ライン…いしい先生がどんどん卑屈にw メールを送って注文したけど、返事がないから心配になってきた おいら一昨日の夜メールして、ゆうべ11時ころ返信来たよ 手動で返信してるそうだから、時間はかかるよ
月初めに注文したときで4日くらい経って返信来た
締め切り間際で駆け込み注文多いだろうし、もうちょっと
待ってもいいかも
たぶんメールの到着日時チェックして、期限内に来た
メールぶんの受注はできてると思う このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
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