戦中戦後を生きた世代
さらに団塊の世代にとって、クルマはまさしく夢
いつかはあんなクルマを運転してみたい、いつか自分のクルマを手に入れたい
これこそ3Cが家庭に入った時の最初の夢
そのなかには、レンタカーを使った方がトクなんじゃないか
タクシーを使った方が楽じゃないか
そういった計算はない
夢というものは合理性を超えたものだからだ
だが、クルマが夢でなくなった現在、状況は変わった
夢ではなくなったクルマに対していまでも夢だった時のように付き合うのはどうなのか?
手放すのか、乗り続けるのか
夢から醒めた合理的な判断を求められている