「善人」は迷惑な存在 
正直にいうと、世の中には迷惑な「善人」がいます。
彼らは、見ず知らずの存在であるはずのぼくに、親切にアドバイスをしてくるんです。
ちなみにそんな人には高齢者が多いので、おそらく年を追うごとに「親切」をこじらせたんだなと推測できます。
つまりは年を取るとともに「他者」の範囲を広げすぎた結果、見ず知らずの人に、求められてもいないアドバイスをするという暴挙に出るわけです。
しかし結局のところ、彼らは「いい人」ですし、盗みや殺人といった明確な犯罪行為はしません。
本人たちは、あくまでも「世の中をよくするために」アドバイスしているに過ぎないのです。