ケータハムがシリーズ3タイプのスーパーセブンで成功するとその後種々のレプリカが生まれました。

バーキン7はロータスの創始者であったコーリンチャップマンの死後コーリンの妻であった
ヘーゼルチャップマンが南アのバーキンに作らせたレプリカです。

日本では90年代の始め頃にM社がバーキン7の輸入販売を始めました。
M社はバーキン7こそチャップマンの遺志を受け継ぐ本物のセブンであるとして「正統セブン」
「純粋血統」「蘇るチャップマンの遺志」と唄いました。

その要旨はチャップマンは南アでシリーズ3タイプのセブンを造る計画でいたが、急死したためにその妻である
ヘーゼルがチャップマンの遺志を継いでバーキンにシリーズ3タイプのセブンを造らせたというものです。

ケータハムについてはケータハムがロータスから受け継いだのはシリーズ4だけであるからシリーズ3タイプの
ケータハムはレプリカであるとし、ケータハムを良しとする人に関しては「いわしの頭も信心から」と侮辱しました。
これではケータハムの人が怒るのも無理はないと私は思いました。
ここにケータハムとバーキンとの間で「本物論争」が勃発しました。