ロータスセブンはシリーズ1からシリーズ4までありケータハムがロータスからセブンを継承したとき
には始めはその時生産されていたシリーズ4を生産しましたが、すぐにシリーズ3に戻し、これが成功して
売れ行きが上がりました。
ウェストやバーキンなどのレプリカはこの成功を見た後に出てきました。

レプリカを弁護しようとする者はケータハムがロータスから継承したのはシリーズ4だけであって、
従ってシリーズ3タイプのケータハムはロータスセブンのレプリカであると主張しました。

これは無理のある主張です。
ケータハムはセブン及びスーパーセブンと言う名称を継承しています。
つまりロータスからセブンおよびスーパーセブンという車そのものを継承したという事です。
継承したケータハムがその後シリーズ4をシリーズ5に発展させようがシリーズ3に戻そうが
継承した者の自由なんです。
ケータハムが継承したのはシリーズ4だけであるというのは何の根拠もない主張です。

ケータハムとバーキンとの裁判ではセブン及びスーパーセブンという名称はケータハムのみが
使うことが出来るとされました。
名称が使えるという事はそのクルマそのものを引き継いだという事です。

年に一度のジャパン・ロータス・デーにはケータハムにも参加資格が与えられています。
日本のロータスファンがケータハム・スーパーセブンをロータス・セブンを継承したものと認めている証拠です。