最初にバーキン7についての私の考えを一通り述べさせて頂きます。
少し長くなりますが述べたいことが多いのでご容赦ください。
その後でご質問、反論には必要性に応じて回答します。

ポルシェ356にはレプリカが大変多いんですが、しかし356の場合にはこのクルマは既に販売されておらずしかも入手も難しいことから、356のような 格好の車の新車に乗りたい、と言う人の願望に
答えるという大義名分が一応成り立ちます。
従ってスーパーセブンのようにケータハムからまだ新車が販売されているのに多数のレプリカが 存在した
という例は異常なことなのです。
バーキン7、ウェストフィールド、タイガー、フレイザー、カナディアン、さらには日本のミツオカなど多数存在しました。

こうなった理由の最大のものはセブンがキットカーだったという事です。
英国には多数のキットカーメーカーがありますが、オリジナルデザインでヒットするものを作るという事は
かなりリスクを伴う事であり、つい名車のレプリカに走りやすいという事情があります。

そうした中でセブンは同じキットカーであり造りやすいという事情から多くのキットカーメーカーの
標的となりました。

なおケータハムは1973年にロータスから正式にセブンの一切合財を引き継いでいますから正当なセブンです。
これは現在BMWで造られているミニが本物のミニと見做されることと同じことです。